BELLRING少女ハート、2014年初シングルを先行ハイレゾ配信開始!!
お待たせしました!! BELLRING少女ハートが、2014年1発目となるニュー・EPをリリース。収録されている3曲ともに、空五倍子が作詞、田中紘治が作曲、そして宇田隆志が編曲をつとめ、まさにベルハーのサイケデリック要素が詰まった作品となっています。これは、怖いもの知らずで好奇心旺盛な日本の若い女の子たちによる、ベルベット・アンダーグラウンド、そして、シャッグスに対する返答なのか?! そして、サイケデリック・アイドル・ソングの金字塔になるか!? OTOTOYでは本作を先行でハイレゾ配信。どこよりも早く、彼女たちの楽曲に触れてみてください!!
2014年初シングルをOTOTOY先行ハイレゾ配信
BELLRING少女ハート / Killer Killer EP(24bit/48kHz)
【配信形態】 HQD(24bit/48kHz)
【配信価格】 単曲 150円 / まとめ価格 450円
【Track List】
1. Crimson Horizon
2. プラスチック21g
3. kUMA GOQLI
2013年末にリリースされたシングルをハイレゾで
BELLRING少女ハート / Untouchable EP
【配信形態】 HQD(24bit/48kHz)
【配信価格】 単曲 150円 / まとめ価格 500円
【収録曲】
1. 月の真下でオオカミさんに尋ねました。
2. c.a.n.d.y.
3. ライスとチューニング 懺悔MIX (TAICHI MASTER feat.HELクライム)
4. 月の真下でオオカミさんに尋ねました。(off vocal)
5. c.a.n.d.y.(off vocal)
予測不可能で他にマネできない強力な楽曲
BELLRING少女ハートの新作EPが届いた。文字通り、昨晩(2014年4月23日)届いたばかりのできたてほやほやである。リリースとしては、昨年11月の『Untouchable EP』以来となり、約半年ぶりの新作となる。毎週のように大小問わない会場でライヴをしたり、ロック・バンド、髭との2マン・ライヴを行なったりと、世界を広げるような経験をしたうえでの作品ということで、どんな一手を打ってくるのか。期待しながら再生してみると、彼女たちの原点ともいえるサイケデリックでいい具合に力の抜けた60〜70's的ロックが3曲収められていた。
そういえば、本作についての事務的な話をしているとき、ディレクターの田中紘治が「ベルベット・アンダーグラウンドっぽい曲になりそうです」と語っていた。たしかにそういう趣も感じなくはないけれど、本作を聴いて思ったのは、ベルハーってシャッグスみたいだなということだった。いわずもがな、シャッグスは1960年代にアメリカはフリーモント出身の姉妹によって結成された伝説的女性ロック・グループである。Wikipedia先生によれば、「世界最悪のロックンロールバンド」ということで、ひどい言われようである。その所以は聴いてみてくださいとしかいいようがないのだけど、演奏も歌も素人以下で、ほとんどの人は拒否反応を示すんじゃないかと思う。ようするに、ヘタクソなのである。それも尋常じゃないくらい。楽器の重なりのズレが生理的な感覚に訴えかけてきて、一発聴いたらその存在感が強烈に残る。ベルハーの楽曲においても、その楽曲とメンバーのヴォーカルのズレが特徴的で「これ、ベルハー?」と一発でアーティスト名を的中させてしまう。その有無を言わさない存在感には似たものがあると思っている。
なによりも、シャッグスの裏幕には、彼女たちの父親がいる。シャッグスは、The Jackson 5のようなファミリー・グループを目指し結成されたグループ(!?)なのである。もちろんベルハーは決して親子で構成されているわけではないけれど、絶対的父親としてディレクターの田中が存在していて、そのなかでメンバーが思いも寄らない動きを見せる。そして、そこで生まれるズレを補正せずに、逆に旨味として押し進めるところに、ぼくは両者に共通点をみるのだ。テクノロジーの進化によって、それっぽい音楽が量産されるなかで、ほんとうに際立ったものは、どの方向であれ、ふりきれたものである。今作では、ベルハーのサイケデリック方面を担当する編曲家・宇田隆志と田中がタッグを組み、かなり練り込んだトラック作りをしている。そうした周到な準備をしてメンバーが暴れるだけの土俵を作り、あとはメンバーに委ねる。そのなかで生まれた楽曲は、結果的に予測不可能なズレを見せ、他にマネできない強力なものとして残るのである。これは最初から狙ってできることではない。強度のあるトラックと、それを意に介さず暴れ回れるメンバー、その関係性があってこそである。
ベルハーには「the Edge of Goodbye」など、わかりやすくアガる楽曲の路線もある。それを踏まえたうえで、2014年1発目のEPに、サイケデリック方面の楽曲を集中してきたというところに、なにかしらの思惑を感じずにはいられない。6月8日には、ベルハーにとって2回目となるワンマンが渋谷CLUB QUATTROで控えている。本作はそれに向けてどういった位置づけの作品となるのか。サイケデリックでローファイな路線を突き進むのか、まったく違う道へ裏切るためのフラグなのか、もしくは田中が進めているアイドル・オーディションへの布石なのか、その答えは彼女たちの動向を追うしかない。それもまた、楽曲を楽しむにおいての楽しみなのだから、ベルハーの楽曲を聴くのはやめられない。頼むベルハー、頼む田中紘治、もっともっとズレていってくれ!!(text by スカムライター西澤くん)
BELLRING少女ハートを聴いたことないなんて嘘だろ?
BELLRING少女ハート、待望の1stアルバムを高音質で配信中
BELLRING少女ハート / BedHead
【配信形態】
HQD(24bit/48kHz)ver. 単曲 150円 / まとめ 2,000円
【Track List】
1. World World World / 2. the Edge of Goodbye / 3. D.S.P ~だいすぴッ~ / 4. ボクらのWednesday / 5. Shout!!! / 6. ライスとチューニング / 7. 夏のアッチェレランド / 8. Pleasure ~秘密の言葉~ / 9. サーカス&恋愛相談 / 10. yOUらり / 11. BedHead / 12. ダーリン / 13. アイスクリーム / 14. Teck Teck Walk / 15. WIDE MIND
>>田中紘治(BELLRING少女ハート ディレクター)へのインタビューはこちら
BELLRING少女ハートのライヴを知らないなんて人生の半分損してるぜ
BELLRING少女ハート / LIVE at お腹が痛い! vol.4
【配信形態】
DSD 5.6MHz+mp3 ver. まとめ購入のみ 1,200円
HQD(24bit/48kHz)ver. 単曲 150円 / まとめ 800円
【Track List】
1. yOUらり / 2. World World World / 3. アイスクリーム / 4. ライスとチューニング / 5. ボクらのWednesday / 6. the Edge of Goodbye
※ダウンロードしたファイルに不備や不明点がありましたら、info(at)ototoy.jpまでお問い合わせください。
※DSD 5.6MHz+mp3 ver.には、楽曲のDSFファイルとDPPファイル、全曲のmp3トラックが同梱されております。
>>DSDの聞き方はこちら
※5.6MHz DSDの音源は、ご使用の再生環境によっては再生できない可能性もありますので、ご購入の前にご確認ください。
※DSD DISCでお聴きになる場合は、DSD(2.8MHz)にダウン・コンバートしてご使用ください。
LIVE SCHEDULE
月イチ定期主催「からふりゅ Vol.10」
2014年4月27日(日)@鹿鳴館
Live : BELLRING少女ハート / ナト☆カン / みきちゅ ほか
2ndワンマン・ライヴ「Stepping Stone」
2014年6月8日(日)@渋谷CLUB QUATTRO
PROFILE
BELLRING少女ハート
通称“ベルハー”。
サイケデリックからブチ上げロックまで、変幻自在アイドル・ユニット! 2012年4月にライヴ・デビュー。現在のメンバーはTIRA、仲野珠梨、朝倉みずほ、美月友華、宇佐美萌、柳沢あやの、カイの7人組。当初は学芸会以下と称されたゆるいパフォーマンス、足並みの揃わない個性的なメンバー、ひときわクオリティの高い楽曲など、アイドル・ファンはもとより業界関係者からも注目を集める。