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はてなキーワード: オリジナル楽曲とは

2023-12-09

推しがV辞めた。俺も仕事辞めよ。

約3年前 ピンキーポップヘップバーンというVtuber引退した。

絵柄も良く、沢山の良いオリジナル楽曲を持っていたのにも関わらずである

引退理由ははっきり覚えていないが、やりたいことのために。とかだった気がする。

推しタイトルで書いたがこの通り、曲をよく聞く程度のやや推しである。)

Vの中では良い方の生まれであって 外から見ると充実しているように見えたが、

せっかく持っているいいものを捨ててまで優先することがあるのかと。ちょっとびっくりした。

......じゃあ、やりたくもない仕事に食らいついて、日々を消費している俺はなんだろう?

何に固執しているんだろうか?と、ふと我に返った。

俺も辞めるか。 彼女に比べたら続ける理由がなさすぎる。

そう思い新卒で務めた会社だったけど辞めた。

次に運良くやりたいことができる会社に入り、3年ほど経った。

この仕事によって自分の特技を活かして多くの人を喜ばせることができた。

転職してよかった。

しかし、上司とは反りが合わないし、

新卒並の給料だし、

仕事でも金が無いし、

上司と反りが合わないし......

そんな中、先日KMNZ(ケモノズ)のLIZ(リズ)がVtuber引退を発表した。

こちらも絵柄に恵まれて、外からはのびのびと活動しているように見えた。

引退発表後の生放送は聞き逃したので理由はわからない。

こちらもやや推しである

しかし、彼女歌ってみた動画はよく聞いた。

最初会社への行きたくない通勤路を

KMNZリズ カバーホワイトハッピービーストダンス

ピノキオピーのおばけのウケねらい

ナヲアカリハッピーになりたい、眠らない街、眠りたい僕

neruの脱法ロックを聞きながら無理やり通っていた。

ぼっちぼろまるは彼女カバー経由で知った。

選曲センスを感じていた。

あのちゃん絶対小悪魔コーデは未だにゲロチューよりイケてると思うし

オリジナル曲あんま刺さらなかったかライブには行かなかったけれど

BeatBeatsはよく聞いた。

突然開始される歌配信が好きだった。

やっぱり選曲が解っていた。

彼女経由で好きになった新しい曲がたくさんある。

......よし。また俺も仕事辞めるか。

奴らの決断に比べたら俺の守るべきものなんてクソだ。

2023-08-23

anond:20230823020606

フラッシュ・ゴードンテーマQUEEN 『フラッシュ・ゴードンテーマ → 『ビッグ・オーOPBIG-O!」

ビッグ・オー』のOP制作にあたり、「フラッシュ・ゴードンテーマ」のような曲でという発注に対して

ほぼ原曲まんまのOP曲ができあがり、いろいろあった後、JASRACに「ブライアン・メイ作詞作曲永井ルイ訳詞

登録されているQUEEN権利を持つアニソンとなった


「WILD CHARENGER」 JINDOU 『ビッグ・オーOP → 『ボボボーボ・ボーボボOP

元々はJINDOUオリジナル楽曲として作られ、深夜の『ビッグ・オー放送直前に毎回CMが流れており

リアタイ民にはOPとして印象深かった

後に歌詞の一部をボーボボに変えて『ボボボーボ・ボーボボOPとなった

2022-06-01

anond:20220601134317

オタク」の流入初音ミクの盛世は俺は別文脈だと思ってるわ

初音ミクの初期は実際にオタクおもちゃにされていた時期もあった

でも、「メルト」あたりからなるオリジナル楽曲ブームが起こってから

初音ミクというか「ボーカロイド音楽」目当てに来る

古の「オタク文化」とは隔絶した若い子たちがどんどん流入してきていた気がする

 

あいつらは「ボーカロイドオタク」ではあったけど

いわゆる「萌え豚」「声豚」みたいなのとは違う人種も多かった

2022-01-08

登録者数4桁の個人vtuberだが、まいにちが楽しすぎてしあわせ

https://anond.hatelabo.jp/20220106191411

 

上記増田を読み、あまり自分の知る実情と違いすぎ、愕然とした。

釣りなのか、釣りじゃないにしても極めて特殊な一例と言わざるをえない。

釣りには真実を、特殊な一例には、更に特殊な一例を公開しての平均化が必要だと思う。

そこで、手前みそながら、自分のケースを紹介してみようと思い立った。

(特定を避けるため、多少のフェイクが入る点はご留意願いたい)

 

私は、どこの企業グループにも所属せず、背後にスタッフ等もいない、いわゆる個人Vtuberだ。

登録者数はどうにか4桁だが、いまだYouTube収益化条件は遠く、

それでもなんとか無事生活できる範囲利益を獲得し、ファンのかたや仲間に恵まれ、まいにち楽しく生きている。

 

【歌いたい歌は、大抵歌える】

上記増田は、お歌動画の難しさをあげていたが、現実にそんなことはない。

 

YouTubeJASRAC包括契約しており、基本的著作権を気にする必要はない。自動広告がつき、YouTubeの方で帳尻を合わせてくれる。

気にするのはいわゆる原盤権のみであり、これはかみ砕いていえば「CD音源をそのままカラオケに使っちゃダメよ」ということだ。

そこで、カラオケ音源あらためて用意する必要が出てくるのだが、需要があるということは供給もあるということで、

 

 ・人気J-POPは、大抵、有志がカラオケ音源化してくれていて、無料で使える場合が多い。

 ・ボカロ等は、原盤権を持つ権利者が、公式音源使用許可してくれている場合が多い。

 ・どうしてもない曲は、比較安価なお値段で、専門のかたにカラオケ作成を依頼できる。

 

と、かなり恵まれ時代に我々は生きている。

 

上ふたつは、あくま善意と厚意によって成り立っているものなので、各種ライセンスは必ず確認し、注意深く利用しよう。

カラオケ音源作成依頼は、私の知る限りお安いところは3,000円くらいで作ってくださる。

どのくらいの頻度で投稿するかによるが、仮に毎週コンスタントにお歌動画をあげたとして月12,000円である

自分ができない技術に支払う対価としてはむしろ少ないくらいだし、月に捻出する趣味費としても社会人なら許容の範囲ではないだろうか。

 

また、YouTubeはそれでいいのだが、twitterJASRAC包括契約をしていない。

そのため、クリーンにやるなら、JASRACと直接個人契約を結ぶ必要がある。

今のところ私は個人契約をしていないが、調べた限り、たしか年額一万円程度で契約できたはずで、これも充分手の届く金額だろう。

 

ただ、収益化という意味では、お歌動画利益の獲得は難しい。

YouTube自動でつく広告収益は、著作権者に還元されるからだ。そして、それは正しい。こちらは曲というコンテンツを使わせていただいている側であり、権利者に還元されるのは当然である

 

逆にいえば、お歌で収益を得たいなら、自分権利者となればいい。つまりオリジナル楽曲制作だ。

これは上記カラオケ音源の用意に比べて手間はかかるものの、決して難しいことではない。

自由オリジナル曲を乗せていいよ」という有志のフリー楽曲もあるし、もちろん依頼して作っていただくこともできるし、自分作曲してもいい。

 

私は、趣味として好きな頻度で好きな曲を歌い、節目節目でオリジナル曲を公開してきた。

Vtuberになってから作曲もおぼえ、コードをなぞる程度だが楽器練習し、mixジャケット自分でこなすようになった。

今は個人iTunesspotify無料で気楽に楽曲配信できる時代である自分権利を持っているので、当然BOOTH等での販売可能だ。

これ単体の収益はそこまでではないが、自分でつくったものお金を得る感覚は、得難いものがある。

 

キャラクターデザイン自由でいい】

人気ラーメン店に行く時、列に並ぶことに文句を言うひとは少ないだろう。値段が高いことも、予約が必須なこともある。人気なのだから

同様に、人気絵師さんは順番待ちになりがちだし、中には一見さんおことわりのかたもいらっしゃる。これは当たり前のことだろう。

仕事として絵を描くのは、依頼する側が思う以上に大変なことである制作に一ヶ月以上かかるのもザラで、つまり物理的にマンパワーが足りないのだ。

依頼者側はどうかその辺の事情理解してほしいし、私としては、絵師さんの体調がいつも心配だ。おからだ壊さず、自分のペースで仕事を受けてほしい。

 

個人的には、初期の頃においては、キャラクタークオリティにこだわりすぎる必要はないと思っている。

もちろん、多少の開幕アドはあるだろうが、あくまで多少の有利があるというだけだ。

私は、「キャラデザに数十万をかけたものの、デビューしてみたら鳴かず飛ばずだった」という同業者を何人も知っている。

必ずしもそのかた自身に落ち度があったとはいいきれないが、何らかの計算違いはあったのだ。

そういったケースを想定せず、闇雲にお金をかけようとするのは、いわば、挿絵クオリティに運を託すラノベ作家のようなものかもしれない。

挿絵の力で人気になる場合もあるだろうが、そうじゃない場合もある。この場合、そうじゃない理由は明らかだ。挿絵を気にするより、作家にはまずやることがある。

 

私としては、生みの苦しみを知る意味でも、数十万がコケリスク軽減の意味でも、一度はゼロから自作してみることをオススメする。

今は無料安価で高品質3DモデルがつくれるVRoidがあるし、Live2D簡単カスタマイズ可能テンプレート公式が用意してくれている。

私は、デビュー前も多少絵を描いていたが、とても人にお見せできるほどではなかったので、Vtuberデビューするにあたり、あらためて絵の勉強をし、Live2DVRoidの制作をおぼえ、blenderunityの使い方を学習した。

今は大抵の知識ネットで手に入り、これら技術習得するのにかかる時間は1~3ヶ月もあれば充分だ。かかる時間は、依頼した場合と大差ない。なら、多少自分で汗を流してみるのも、悪くないと思う。

 

そのうえで、自分活動に合わせて、よりよいキャラデザを依頼するのもいいだろう。

活動してみて初めてわかることもあるし、リスナーの反応をリサーチしてから依頼できる点もメリットだ。

どのみち、Vtuberの多くは、活動するうえで姿をたえずアプデしていくものだ。

最初はじめましてはたしか大事だが、全ての勝負を開幕初手に全賭けする必要もないだろう。

 

【やりたいことは何でもできる】

この世界自由だ。何をやってもいい。正確には、何をやってもVtuberというカテゴリに包括することが可能だ。

普通建築士ゲーム実況者とダンサーは同じカテゴリ内に共存できないが、Vtuberなら建築Vtuber、実況系VtuberダンスVtuberという形で、Vtuberという大きな枠組みの中で共存できる。

それは色んなかたと知り合いになれるということであるし、逆に何に手を出してもVtuberという枠組みから外れる心配がないということだ。

突然、雀魂にハマってもいいし、海外誰も知らないB級ホラーディープに紹介してもいい。安心して挑戦できるし、安心して趣味に走れる。

上記作曲モデリング等もそうだが、私がVtuberになってからできるようになったこと、知ったことはあげればきりがない。

今となっては、逆に何を怖がってそこまで挑戦を避けていたのだろうと、デビュー以前の自分を振り返って思う。

やろうと思えば何でもできるし、逆にやらない選択肢をとることもできる。それがVtuberかと思う。

 

企業に入ることはあまりオススメしない】

どんな分野の企業もそうだが、Vtuberプロデュースをする企業もまたピンキリだ。

悪い企業は、企業の名義貸しだけして手数料を巻き上げていくし、良い企業マネジメントが手厚かったり自社の強みを持っている。

 

ただ、良い企業所属するのは、もちろんその対価に伴う責任を背負うということでもある。たとえば、再生数やノルマビジネスブランドの維持などだ。

良い環境というのはあくまで素地であり、木に成っているぶどう勝手に落ちてくるわけではない。

まり、結局自分の身の丈に合っているか、性分に合っているかという話になってくる。

自分判断し、自分活用できるひとなら乗りこなせるかもしれないが、企業を目指すかたは「とにかく企業勢になれば…」と思っているかたも多く、そういうかたには向かない……までいかなくても、かなり苦労されるのではとは思う。

 

私が個人的に一番リスキーに感じるのは、権利関係問題だ。

プロデュース事業も結局は営利ビジネスであり、採算がとれなければ事業撤退する可能性は全然ある。

これは早ければクオーター(3ヶ月)で閉幕することあるし、半年、もしくは年度締めということもある。

そんな時、キャラデザ権利IP権利などを企業側が握っていると、個人Vtuberとして独立できず、一緒に撤退(卒業)せざるをえなくなってしまう。

 

なので、企業所属する場合は、契約書をよく読み、自分必要権利を過不足なく確保できているか確認必要だ。

向こうに権利帰属する形なら、交渉して権利自分持ちとするか、買い取るか等が必要だし、

明記がないなら、覚書き程度でもいいので書面で取り交わしを結んでおいた方がいい。

多くの企業担当さんも、別に鬼ではないというか、こちらが大人対応をすれば、ある程度融通はきく。

逆に、その時点でブラック香りがにおいたつなら、早々にゴメンナサイするのがお互いのためだろう。

 

私は自由活動が好きだし、企業ガチャリセマラするつもりもないので、あくま個人が性に合っている。

そのため、過去こういったオファーは、すべてことわってきた。

とはいえ事務所による箱推し効果は強力だし、憧れている先輩の事務所に行きたい気持ちも充分にわかる。

なので、結局これらの話はすべてケースバイケースだと思う。

 

【いろんなひとがいる】

Vtuberの悩みとしてよく聞くのは、人間関係、つまりVtuber同士のコミュニケーションだ。

ただ、ありがたくも、私はこれらの悩みで苦しんだことがあまりない。

全くないとまではいわないが、それらを巧妙に回避して今に至る。

 

というか、世の中には色んなひとがいる。Vtuberも様々だ。そこで交友関係を増やせば、合わない人が出てくるのも当然だろう。

たった40人弱の学校教室の中でさえ、人間関係トラブルは頻出し、グループカースト存在し、全員と仲良し!が難しいのに、教室を出た瞬間それができるようになるのもおかしな話だ。

なので、自分の合うひとと仲良くすればいいし、そうでないひととは距離を置いたり、大人対応でやりすごすのが吉だと思う。

結果、友人が少なくなったとしても、それが自分のだいすきな人たちなら、恐れるものは何もない。

少なくとも、合わない人とストレスを抱えながらワタシタチトモダチダヨネーするよりは、はるか健全だろう。

 

仮に、それでも関係性を切れない切りたくないという場合は、そこにしがらみや打算があるのだと思う。

しがらみを断つには勇気と体力がいるし、打算があるならストレスはただの対価で、呑むか呑まないかの話だ。

決断を迫られる場面だが、決断さえすれば、そこから先は全て自分意志で歩く道だ。何より、気楽でいい。

 

【いろんなひとがいる2】

しろ、私が悩むことが多かったのは、ファンのかたとの距離感の方だ。

特に私はセクハラ系のコメントが苦手で、これに立ち向かえる強さの修得に時間がかかった。

逆にストレート好意も、自分がそこまでのにんげんには思えず、うまく受け取れず、いつもどうしていいかからなかった。

しかし、多くの問題は、場数と共に自然解決した。

長文コメ連コメは要約したりまとめて読み上げ、荒らしをかわし、際どい書き込みをいなし、いさめ、香ばしい流れの時は話題を変え、遠慮するところは遠慮し、押すところは押し、嫌なことは嫌といい、うれしいことはうれしいといい、感謝気持ちは伝えられる最速で伝える。

それでもたまに、特に否定的意見ならともかく、真っ向から好意などに対しては、ふっとノーガードで食らってしまうことがあって、そういう時は激しくテレてしまう。

けれど、これは多分贅沢な悩みというやつだろう。

 

【今は最も個人が自立しやす時代

YouTube収益化さえ通っていない私が、なんとか暮らせているのは、FANBOXやBOOTH等によるところが大きい。

プロ絵師のさいとうなおき先生もどこかで言っていたが、今は小規模な個人マネタイズやす時代だ。FANBOXやFantia、BOOTHBASEなど、気軽に応援したりされたり、気軽に売ったり買ったりが、当たり前かつ無料でできる。こんな状況は10年前では無理だった。

 

また、FANBOXやBOOTHのいいところは、還元率の高さだ。

YouTubeなら6~7割、他プラットフォームなら2~3割の利率が多い中、FANBOXやBOOTHは、9割以上がこちらに還元される。

仮にYouTubeで月10万円得るなら赤スパリスナーが14~17必要だが、FANBOXなら11人だ。一人当たり5000円、3000円で考えれば、この差は更に顕著になり、1020人の違いになってくる。

まり、FANBOX等に軸足を置いた方が、小規模で生計を立てやすい。それはファンのかたの投げ銭無駄にしないで済むということでもある。

 

もちろん、「なるほど!FANBOXならお金が稼げるのか」というほど単純な話ではない。

それは、企業に参加すれば人気になれる、有名絵師イラストなら人気になれるといっているのと同じだ。

ここまで来るのには、たくさんの苦労もあった。

私はかなりの面を自作で乗り切ったが、どうしても時間はかかるし、つよつよPCにつよつよマイクVR機器、採算が合うまで無限に出ていく生活費、すべてトータルすれば200万は溶かしていると思う。

それでも私は諦めなかったし、諦めるという発想がなかった。だって、すべてが楽しかった。楽しいことにかかる出費は実質0円だ。大変だけど、つらくはなかった。

結局、私は貯金してためた200万と数年をかけ、どうにかこの道で食べていくチケットをもぎとった。

 

18禁界隈に足を突っ込めば、更に収益化しやすいかもしれないが、残念ながら、私は18禁活動は一切していないので、そこのブーストはかからない。

ASMRもしないし、外国語もできないし、ゲーム配信コラボほとんどやらない。

やったのは愚直な努力ばかりで、年1000回前後配信と数十本の動画投稿、定期的なオリジナル曲やグッズ制作twitterやFANBOXの更新、新しい技術勉強ファンのかた達との日々の交流などなど…。一個一個は地味だし、あまりうまくいってない部分もあるかもしれないが、「力こそパワー」の脳筋スタイルで壁を殴り続けてきた。

おかげさまで、今では根強く応援してくれるファンのかたができた。この繋がりが自分の何よりの宝だ。応援には答えたい。それが次のがんばりに繋がっている。

 

今の私の目標は、今まで私が誰かに助けてもらったように、私も誰かを助けられるひとになって恩返しをすることだ。

知ってることはシェアしたいし、誰かのママ・パパになってみたいし、それで楽しんでVtuberを続けるひとが増えてくれるとうれしいなといつも思う。

その結果、逆割れ窓理論みたいな状況になったら、最高である

Vtuberは私にとって最高の遊び場だ。その遊び場がより楽しくわくわくする場所になってくれれば、結局その効用は再び私に返ってくる。打算的Win-Winというやつだ。

 

 

最後に、私は、自分の一例が特殊自覚がある。

私が今ここにいるのは、たくさんのひとのおかげだし、多くの幸運に恵まれた。自分の功績とはとても思えないので、きっと前世で溺れている子犬等を助け、思わぬ徳を積んだのかもしれない。

まりあくま特殊な一例として、参考程度に受け取っていただければ幸いだ。

所詮増田文章だし、どんな界隈でも、いい経験をしたひともいれば、悪い経験をしたひともいるだろう。

これは、その程度の、ごく普通な、特例のひとつだと思う。ご精読ありがとうございました。

 

  

追記

いくつかご意見・疑問等いただいたので、可能範囲で答えたいと思います

 

・年間1000回で4000時間行っていないのはおかし

このご指摘をいくつかいただきました。確かにこの部分には意図的に書かなかった点があります

それは、私が複数プラットフォーム配信していることで、年間1000回配信はこれらの合算数です。

この話をすると、配信プラットフォームの組み合わせでかなり特定が容易になってしまうので、書きませんでした。

 

趣味でやるのと仕事としてやるのは違う

趣味ですが、一応これ一本で食べています。つまり、専業です。

個人事業届も出しており、これから確定申告が待っていますちょっと憂鬱

 

・これを元増田に当てるのはひどい

もともと別例あげての平均化が目的だったので、対比する形になってしまった点は否めません。

また、自分の好きな界隈が"クソ"と言われてしまい、「そんなことないやい」と言いたかったのもあります

 

収益化してないんかーい

YouTubeはしていないです。

ただ、PRアンバサダーなどの企業案件はいただけますし、VR上のアバターワークなどもあります

個人的には、Vtuberというipで広く収益を得られれば、それでいいかなと思います

 

・その規模でそんなに支援される?

これは実例を御存知ないだけと思います

個人登録者500~1000人前後で食べれているひとは全然ますクリエイター系は顕著ですが、ゲーム実況メインのかたもいらっしゃいます

自分の肌感ですが、個人なら、登録者3桁か4桁が一番身軽で専業化しやすいと思います

 

2021-12-04

『ほめのび』を聴けなくなった

『ほめのび』をご存知だろうか。

『ほめのび』とは、今やVTuber事務所の最大手となった『ホロライブ』に所属する白銀ノエルオリジナル曲である

彼女可愛い歌声キャッチーでポップな可愛らしい楽調、そして聴きごこちの良い歌詞が合わさったなんとも魅惑的な曲である

そのような素敵な楽曲を聴けなくなってしまった理由について、このダイアリーで書かせていただきたい。他にこの感情昇華する宛がなかったのだ。

私は20代後半の男性である10代の頃よりさしたる人生目標目的もなく、アクセスが容易であること、コンテンツの量が豊富で飽きないこと、などが理由オタクコンテンツを消費してきた十数年来のオタクである

しかし、私は私自身が摂取しているコンテンツについての知識などを深める執着心はなく、昨今取沙汰されている「オタクコンテンツは消費するがオタクですらない何か」といったほうが近いように感じる。

そんな私は2年くらい前にホロライブにハマった。

可愛い彼女らが常に話しかけてくれる姿、ゲームを楽しみながら実況し配信してくれる姿は無気力人間の私の暇つぶしにちょうどよかった。

さて、私は友達が少ない。学生時代にはつるむほどの仲の連中が数人居たが、卒業に際してそれぞれ異なる場所に住むようになり、時が経るに従い、少しずつ疎遠になっていく。

平日の労役が苦行の私にとって、休日はつかの間のオアシスである休日は家で思う存分VTuberライブアーカイブを見る。それに飽きたら、一人でバイクに乗り、家の近隣を乗り回す。

バイクに乗っているときにかける曲はもちろんホロライブオリジナル楽曲である。ここ1年でホロライブオリジナル曲は爆発的に増え、追うこともなかなかままならないのだが、それはまた別の話。

例によって私は今日も一人でバイクに乗っていた。ホロライブオリジナル曲をまとめた自前のプレイリストを流しながら。

そろそろ目的地としていた場所に到着するだろうかという時に、『ほめのび』が流れる彼女の可愛らしい声に癒やされる。

しかしながら、私は彼女の可愛らしい声を聞いて深い悲しみに襲われた。

なぜなら、その可愛らしい歌声は当然ながら私のために用意されたものではないから。私が彼女をたまらなく愛しく思っても彼女は私のことを愛しいとは思ってくれないから。

そのような当たり前のことに対して改めて向かい合っただけで、どうしようもない無力感と辛さが襲ってきた。

気立てがよく他人悪口は決して言わない彼女お茶目で同じ時を過ごすだけで幸せ気持ちにしてくれる彼女は、しかし私のことを認識すらしてくれないのである

仮に認識されたとして、その他大勢ファンのうちの1人なのだ

では、お金を投げて強く認知してもらえれば私は「幸せ」だろうか。いや、私は幸せにならないだろう。私の持てるお金を全て投げたとしても、「たくさんお金を投げてくれる人」の一人になるだけなのだから

彼女を独占したいという欲が自分から湧くことに驚き、自分に対して強い嫌悪感を抱いた。仮に独占したとして彼女を楽しませる器量の良さもないのに。彼女幸せにできる根性もないのに。そもそも彼女はそれを望んでもいないだろうに。

私はファン失格だろう。推しの望まない感情を抱いてしまっているのだから

自己嫌悪にさいなまれる中、旅の目的地に到着する。家族連れやカップル、友人グループであふれる近所の観光スポットを私は一人歩く。

虚しい感情が湧いたところでバイクに乗って帰路につく。音楽はかけず、誰も待たない1Kの自宅に向かう。

そうして、私は『ほめのび』を聴けなくなった。彼女を愛しく思う気持ちは、自己嫌悪増長させる呪いとなったから。

2021-12-02

あんスタとこまち炎上に対する部外者感想

まず私は企業VTuberが好きではないこと・あんスタファンではないもの女性向けジャンルには精通しており、完全にあんスタ側の感想であることをご理解ください。

また、感想であって解説ではありません。ある程度事態理解している方でないと読みにくい表現が多々あるかと思います


○当該楽曲のどこに問題があるのか

これを書くにあたってOUT OF FRAMEの歌詞確認したが、私にはあんスタの要素が含まれいるかどうかわからなかった。

歌詞についてあんスタファン側が糾弾している場面も見たことがないので、歌詞自体には"あんスタ匂わせ"は存在しないのではないかと思う。

それにも関わらず炎上したのは、やはり松井氏の解説ツイートが悪手すぎた。

これによって普段こまち認知していないあんスタファンが本件を知ることになり、「世界線を繋げようかと」なる発言さらジャケットイラストがわかりやすあんスタ風であったこから

あんさんぶるスターズと見知らぬVTuberの匂わせ(?)曲を、よりにもよってあんスタに楽曲提供しているアルテが制作した」と多くのフォロワーに受け取られてしまった。

世界線云々の発言は、とこまち両名の"あんスタを愛する気持ち"からホロライブにじさんじ2社のタレントが繋がり、初めて合同でオリジナル楽曲を出すということを歌詞描写したという話であり、松井氏が語るには「とこまちあんスタの匂わせ曲ではない」らしい。

この弁明ツイート炎上後の後出しであったため言い訳と捉えられてしまうが、実際に私が歌詞を読んだ感想としては、あんスタ要素を感じなかったし、ホロライブにじさんじの両社を繋げるという意味で読めばVTuberに良い印象のない私でも素晴らしいと思えた。

まり楽曲に匂わせは存在しない」。少なくとも作詞松井氏にはその意図はなかった。

氏の誤解を生みやす表現が一人歩きしてしまっている状態だと思う。

あくまジャンルである私が歌詞に抱いた感想であり、あんスタファンが読めば匂わせだと感じてしまポイントもあるかもしれない。


ジャケットイラストの抱える問題

楽曲あんスタ要素がない、ではどこが問題なのかといえば、やはりジャケットイラストである

このジャケットの絵柄についてはだいぶ意見が取り交わされているが、絵柄パクについてわからない人に論理的説明するのはクソ難しい。結局"わかる人にならわかる"だから。ただしそのわかる人に楽曲制作関係者全員が含まれているが。

私は当初、あんスタファンがここまでこの絵柄寄せにキレている理由はわからなかった。

どこでも見かけるパロディだし、原曲トレスや同じ絵柄のイラスト歌ってみた界隈では当たり前のことで、特段責められるべきことではないと思った。

※この曲については商用で使われていること、またオリジナル曲である=パロディでもオマージュでもないとホロライブ公式から明言されてるようなので、そこはかなり問題があると思うが、権利関係には疎いためここでの言及は避ける。楽曲のみを指せばオリジナルだと思うので、もしかしたらそれに対する回答なのかもしれない。

あんスタ風絵柄への過剰ともとれる反応は、あんスタというジャンル特性だと思う。

昨今ソーシャルゲームではキャラクターごとにイラストレーターが違うものが多いし、メディアミックスによって絵柄が異なるなんてことは、ザラというより当たり前だ。

作品では、原作ゲームの美麗スチルが人気だったのに、アニメ化して絵が変わって炎上なんてこともあった。

あんスタは違う。絵柄が統一されている。

ゲーム内ではもちろん、アニメも、描き手の性格が出やすコミカライズでさえ同じ絵柄で作画されている。

こういう作品を、私は他に思いつかない。

あんさんぶるスターズとはこの「絵柄」を含めたブランドなのだと感じた。

これはあくまでも"あんスタの特性"であって、異常性ではない。他の作品にもそれぞれ特別なこだわりがあるだろう。あんスタにとってそのひとつが絵柄であるという話だ。

界隈が抱えるものの大切さを、他の界隈の人間理解しきることはできないと思う。

しか尊重することはできる。

それが勝手に利用され、さもオリジナルですよという顔で販売されていて、さらにその販売者のファンからは愛するコンテンツを貶される。このあんスタファンの怒りは私には軽視できない。

そして星街氏と戌亥氏はあんスタファンで、絵柄の重要性を理解できるはずなのだ

楽曲リリースまでの両名の過失は、ここまでの事態を想定できなかったことにあると思う。

過去に出したカバー曲では許されていたから、同じノリで発注したのかもしれない。もしくは鴨居氏の独断で、2人の依頼だからあんスタの絵柄でと納品したのかもしれない。

でもOUT OF FRAMEはオリジナル楽曲で、あんスタが無関係で、有償販売するもの

大好きな作品大事にしてきたその絵柄を、自分たち商売に使ってよいのか。

かに"ファン"ならば、憧れの絵柄で見る自分たちはさぞ喜ばしいだろう。だが、とこまち楽曲リリースファン提供する"プロ"ではないのか。

このあたりの線引きが曖昧だと感じる。

もし鴨居氏が独自作画ジャケット製作していたら、おそらく炎上していない。

松井氏の誤解を生むツイートに加えて、パッと見てわかりやすい、非常に精度の高いあんスタ風絵柄のジャケットイラスト。このコンボが最悪だった。


収束の見えない現況

私の結論としては、楽曲配信を停止する必要はない、ジャケットイラスト差し替えるべきだと思う。

これはとっくにあんスタファン内で結論づいていることだと思うが、なぜ未だに炎上が続いているのかといえば、ハピエレ・アルテを除く関係者からリアクションが一向に無いかである

どこに責任所在があるか、誰もはっきり言わない。イラストあんスタ風にしようと考えたのは鴨居氏なのか、星街氏なのか戌亥氏なのか。全員チェックの上での採用ではあろうが、誰が発案したのかだけで矛先はだいぶ変わる。

説明が一切されないことが、余計に不安と怒りを煽っているのだ。

悪くないのであればその声明を出してほしい。水面下でも動いているのならその旨を教えてほしい。こういった声は本人たちから運営から無視され、通常の営業に戻っている。問い合わせに対応するのは企業として義務のはずだが、返答がない。

さらにとこまちファンから中傷しかとれない言葉が降りかかってくる。公式から音沙汰がないのは風化狙いだと感じるが、このとこまちファンの行動によって却って悪化しているようにも見える。

このまま関係者から反応がなくては埒が開かないし、あんスタファンは苦しみ続けるし、とこまちファン推し炎上していて悲しい。ハピエレは顧客が離れてダメージだし、とこまちはせっかくのオリジナル曲に触れられない。

誰にも良いことのない状況が続いている。

事態の中心であるこまちアクションを起こすのが収束に最も近いと思うのだが、難しいのだろうか。


○ただし山本、テメーはダメ

以上はOUT OF FRAMEへの記述だが、戌亥氏のソロ曲Engaged Stories、これは最悪だと思う。

イラストには問題ないが、こちらは楽曲問題がある。

OOFには作詞松井氏に匂わせの意図はなかったが、EnStはタイトルから含ませており、実際に「これは匂わせではないか?」と戌亥氏、桑原氏も認識しているらしい。

匂わせの何がいけないのか。

匂わせ…というと、一般人芸能人と付き合っていることをSNSでほのめかすといったような、要はサイレント自慢を指す。

何かのルール抵触しているわけではないが、単純に多くの人を不快にさせかねない行為で、特に女性向けコンテンツにおいてそれを行なえば炎上必至と言ってもよい。(嗅ぎすぎるとなんでもかんでも臭うようになるため、指摘する側も注意が必要ではある)

今回の場合あんスタも戌亥氏の推しの衣更も無関係で、自慢するような事実はないので、匂わせというと少し語弊がある気がするのだが、他に適切な呼び方も思いつかないためそう表現する。

この匂わせを行なったのは戌亥氏ではなく、作詞山本である

ラジオの切り抜きなどの口ぶりでは、縦読み推しフルネームタイトルを省略したらEnStなのもすべて山本氏のアイデアであり、戌亥氏の依頼内容ではない、というように受け取れる。

どうにも山本氏の言動を見ていると、戌亥氏に結構ガチファンのようだ。それを踏まえると、「山本氏があんスタとキャラ自分推しへの貢ぎ物に使った」と感じてしまうのは殊更おかしいことでもないだろう。

両名にとっては、片や推し・片や推しジャンルの曲をつくるプロというwin-win関係であったのだろうが、あんスタの方は巻き込まれ事故である

戌亥氏はこれを容認し、「怒られるかもしれない」と思いながらもリリースしてしまった。それもそう、憧れのクリエイターが納品してきた楽曲お断り修正なんてできないだろう。

しかし、プロであるならば、これをもしあんスタファンが聴いたらどう思うか・このまま通して問題ないのかを判断すべきだった。

炎上なんていつ何が引火するのかわからないため、完全に防ぐのは不可能だが、今回は「怒られるかもしれない」という意識があったのだ。そのリスクを負ってリリースしているのだから、結果怒られるのは当たり前で予想通りではないのか。

戌亥氏は炎上後、配信ツイートなどが最低限となり自粛していると見られたため、(星街氏と比較して)火は収まっているかのように見られるが、楽曲として問題があるのはOOFよりもEnStだと私は思う。


○今回書きたかたこ

序盤で「OUT OF FRAMEに匂わせはない」と答えを出したため書けなかったが、そもそも私は好きな曲を愛せなくなったあんスタのPたちが可哀想で仕方がなくて本件を調べ始めたのだ。

マジで自分ジャンルじゃなくてよかったなと思っている。

もし推しジャンル楽曲制作団体が、知らん女と推しの匂わせ曲をリリースして自慢げに解説し始めたら発狂すると思う。

推しの顔を見ても知らん女が頭から離れないだろうし、大好きな曲を聴いても匂わせを思い出して入り込めなくなる。何よりも大切にして身を捧げてきたジャンルが外的な要因によって愛せなくなり、二度とまともに向き合えない。

そんな想像だけで頭が痛くなるほど残酷な状況に置かれているファンが、本気で救われてほしい。

匂わせの事実は少なくとも松井氏にはなかった。どうかせめて松井氏の作詞曲だけでももう一度聴けるようになってくれ。


○余談

最近なぜか大御所クリエイターがこぞってVTuberに夢中になっている傾向があり、明らかになっていないだけ・またはさほど燃えていないだけで、実は他にも今回のような事例があるのではないだろうか。

クリエイターとていち人間なので、推しに喜んでほしい気持ちがあるのは否定しない。だが、自分推しを喜ばせるために別のコンテンツを利用するのは、仕事上ですることではないだろう。推しのための活動推し活で、仕事仕事で分けるべきで、決して混同してはいけない。

提供先の推しだって世界に向けて表現創作物を届けるクリエイターである。双方にクリエイターとしての自覚が足りなかった、ファンとしての活動の延長になってしまたこから起きたのではないかと思う。

2021-08-15

線状降水帯雨ニモ負ケズ

線状降水帯雨にも負けず日本に急接近した数十年に一度クラス台風にも負けず、コロナの冬の感染力にも気候変動により年々最高記録を更新する夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち、五輪打ち上げ宴会を開きたい欲は無く、メンタリスト炎上商法にも決して怒らず、いつも静かに笑っている。

一日にオーガニック雑穀米10杯と「天皇献上の栄誉を賜る」日田醤油の最高級味噌と少しのヴィーガンフードを食べ、あらゆることを自分勘定に入れずによく見聞きし、分かり、そして忘れず外出時にマスクをつけ、森宮野原駅が最寄りの小さな2Kの部屋に帰宅する時には顔と手を洗い、3密を避け、GoToせず、避けられない会食でも一口ごとにマスクを口にあて、トングに触らず、手すり・つり革を利用せず、カラオケではマスクを付けたまま小声で歌い、焼肉屋には一人で行き、パチンコ店では台にのみ向かい入店時には手指消毒をかかさず、リモートワークをして、リモート飲み会をして、リモートUターン実家に帰り、リモート墓参り先祖感謝し、毎朝血中酸素飽和度を測り、スポーツマスクを付けて朝のランニングをして、精神面・栄養面に気を払い、健康的な生活を心がけ、ワクチン接種予約にはムキにならず、Twitterでは炎上誹謗中傷に加担せず、はてブでは人気エントリーコメント欄を開かず、増田では書くことしかせず、YouTubeではホロライブオリジナル楽曲のMidnightバージョンPeaceful Cuisineの料理ASMRしか聴かず、よく野菜を食べ、よく瞑想をし、自分でも料理をし、Uberイーツは使わず、切れ味の鈍くなった包丁京セラセラミックロールシャープナーでこまめに研ぎ、食材出前館を利用して新鮮なうちに使い切り、東京新型コロナウイルス感染症の祖父あれば行って看病してやり、西に疲れた介護福祉施設職員あれば行ってその要介護者の体を負い、南に急性肺炎で死にそうな人あれば行って怖がらなくてもいいと言い、北に台湾国家と呼んだことによる炎上あればつまらいからやめろと言い、日照りのオリンピックときは感動の涙を流し、豪雨の夏はおろおろ避難し、コロナ脳と呼ばれ、感染対策を万全にしても褒められもせず、感染対策を人に強要しないため苦にもされず、そういうものに私はなりたい。

 

CC0

2021-03-13

ガルパ好きの関係オタク腐女子アルゴナビス AA side をプレイした

Bang Dream! ガールズバンドパーティー面白いですよね。

プレイ心地の良い音ゲー豊富カバー曲、飽きのこない協力ライブ

中でも私はストーリー推したい。個性的な7つのバンドメンバー1人1人に夢や悩みが有り、イベントを経る毎に成長していくからテキストを読むたびにキャラクターを好きになっていく。

ただでさえメインストバンドスト・イベストが上質なのに、音ゲープレイ後の掛け合いにもキャラの組み合わせによってパターンが有ったりしてバンドリはとにかくテキストが多い。

バンドストーリーで女と女の会話を読むために街中で女と女の会話を聞いてバンド経験値を上げたり、

インストリーで女と女の会話を読むためにライブで女と女の掛け合いを聞いたりもう何をするにも女と女の会話を浴びろ!!!っていうのがBang Dream! ガールズバンドパーティー(以下、ガルパ)っていうゲーム

で、ストーリーの量・質が良いだけでなく更に幅が有る。キャラ同士の関係バンド内で収まらずにバンド間で意外な関係性が有ったりする。

例えばRoseliaGt.氷川 紗夜とPastel*PalettesGt.氷川日菜は双子姉妹だし、Pastel*PalettesBa.白鷺 千聖ハローハッピーワールドGt.瀬田 薫は幼なじみということがメインストリーで明かされる。

ガルパのイベントには大きく分けて箱イベと混合イベの2種類が有って、箱イベではバンド内の人間関係が、混合イベではバンド間の人間関係が掘り下げられる。

この混合イベで、前述した氷川姉妹の姉・紗夜が最初天才肌な妹・日菜に嫉妬していたのが徐々に打ち解けていく様子が書かれたり、

みんなの王子様・瀬田薫が千聖に昔のあだ名で呼ばれて照れてしまうみたいなシーンが出てきたりしてたまらん。

私がハマる組み合わせってどのジャンルでもグループグループの間を垣根を超えた越境なやつので、そこの掘り下げが深いガルパは理想的ジャンルだった。

そんな関係天国とも言えるガルパの男版・アルゴナビスプロジェクト存在を知った時、私確信したんです。これは派遣とるぞって。腐女子って関係性好きだから

昨年春のアニメ版ちょっとご都合主義が強かったけど、まぁガルパもアニメ1期よりアプリストーリーの方が面白いし。と、勝負アプリが出てからだと思っていた。

そして今年1月。ついに迎えたアルゴナビスのアプリ版・アルゴナビス from BanG Drem! AA side(以下、ダブエス)のリリース

リリース初日から各5バンドの箱イベと現在開催中のイベントプレイして、評価する要素は揃ったかなと思ったからここに書き捨てる。

私が期待していたのはガルパの男版だからガルパの好きな要素と比較しながらの感想になります

ライブ部分

サービス開始から3ヶ月も経ってないかしょうがないけど、まだ曲数が少なくてイベント走ってるとしんどい

プレイモード3Dモデルキャラたちが実際に演奏する3Dモードと、任意カード絵を背景にスキル発動のたびに掛け合いとカットインが入る2Dモードの2種類がある。

サービス開始までは3Dモードばかりが紹介されてて、なんとしても掛け合いを実装してほしかった私としては不安だったけど、蓋をあけたら2Dモードで掛け合いをしてくれててホッとした。

オリジナル楽曲

良い。各バンドにそれぞれ別のバンド楽曲提供してくれてるそうですね。主役バンドのArgonavisはUnison Square Gardenとか、ヴィジュアル系バンドのFantome Irisはシドとか。

提供楽曲以外の曲も良い。私はArgonavisのAA side、風神 RIZING!のランガンラン、εpsilonΦのPlay With Youとかが好き。

音ゲー操作

ガルパやプロセカをプレイした後だとどうしても見劣りしてしまう。

プレイしている時にノーツタップさせられてる感というか…なんか爽快感が無いし、判定してもらえるか不安になる。

1つはガルパはノーツ長方形なのに対してダブエスダイヤ型なこと、

もう1つは盤面が心なしか狭いことが原因な気がするのですがどうでしょう

盤面の狭さについてはちゃんと測ったわけじゃなくて印象で言ってるから、同じ狭さだったらごめんだけど。

あと、スライドノーツに曲がりの判定を入れていて、それがプレイしにくいような、慣れてきたら楽しいような。

譜面もまだ曲数少ないのも有ってプレイしてて楽しい譜面っていうのはそんなに無いけど、Fantome IrisのInto the Flame楽しい

カバー

良い。私がプレイしているソシャゲの幅が狭いというのもあるけど、男性バンドカバーが中心なのが新鮮で良い。

ここが一番他の音ゲー差別化できるところだと思うから、他のゲームには無いようなカバー曲たくさん実装して新規ユーザに繋げてほしいですね。

GLAYの誘惑とかブルハ情熱薔薇プレイ出来る音ゲーを他に知らないので楽しんでプレイしてる。

個人的には社畜キャラがいるFantome Irisに筋肉少女帯労働者Mカバーしてほしいですね。

協力ライブ

無い。これから実装されると思われる。

私は曲のランダム選択目的で協力ライブをしてるから、今のダブエス実装しても曲数が少なくてあんランダム性なさそう。だから気長に待ちます

あと、後述するイベントFeverタイムが5分制限から、もし協力ライブ実装されてもマッチング待ちの時間が惜しくてFevar中は単独ライブしそう。

ストーリー

内容は良い。全体的に量が少ないように感じる。ストーリーの種類別に見ていきたい。

ストーリー構成するキャラクターだけど、これも良い。個人的には社畜として虐げられる姿が身につまされる黒川燈と、悪意の塊・宇治川紫夕が好き。

ダブエスの5バンドはそれぞれ出身地が違うってことで私が好きな越境関係性はあるのか不安に思ってたけど、Fantome IrisのVo.フェリクスとεpsilonΦのVo.紫夕の間で過去に何か有りそうな会話をしてたりして期待できるんじゃないかと。

インストリー

良い。北海道名古屋京都長崎活躍する5バンド東京フェスに呼ばれて、優勝目指して切磋琢磨する話。

まだ完結してなくて量を比較しようが無いので、質はガルパと同じくらい良い、という評価をしたい。

バンドストーリー

これもメインストリーと同じく完結してないので量は比較せず、質はガルパと同じくらい良いという評価

ガルパとダブエスリアルバンドより非リアバンドのストーリーの方が個人的には面白いという謎の共通点が有る。

εpsilonΦの3章に痺れて思わずサブスク課金しちゃった。

楽曲ストーリー

これはバンドリには無いダブエスオリジナル要素。

楽曲が作られた背景とかが語られて曲に愛着が持てるし、テキスト量も多いしで、間違いなくダブエスしかない長所。手放しで良いと言える。

カードストーリー

質は良い。良いんだけど、量が少ない。

ガルパが最低レア度★2でレベ1と最高レベの2種類ストーリーを用意しているのに対して、

ダブエスは最低レア度は★3からで更に種類も特訓後の1種類のみ。

ストーリーの数がそもそも少ない上に、中身の量もガルパは50前後メッセージウィンドウを送るのに対し、ダブエスは15前後のみと1/3以下の量だった。

キャラストーリー

そういえばこれもダブエスオリジナル要素だった。

量・質共にそこそこという印象。

街中の会話

ガルパはマップを開くと施設という施設アイコンキャラクターの顔アイコンを表示してこれでもか!これでもか!と街中でのキャラクター同士の会話を読ませてこようとする。

それどころか、数年前からラウンジというライブハウスのラウンジで延々と会話を自動送りする機能まで追加した。

タップ送りなどしなくて良いから女と女の会話を見ろという強い意思を感じる。

一方でダブエスは後述するバンドクエストというのを実行中のバンドじゃないとまず会話を見れないし、

その会話が見れる条件もキャラ派遣先に他キャラいるかどうかに左右される。ガルパに比べるとかなり渋い。

会話の量もガルパは3往復はしているのに対して、ダブエスは大体1.5往復で終わる。中身も薄くて、会話イベントよりミニキャラの上に出ている吹き出し一言の方が面白いである

イベント

システム

ひたすら楽曲プレイするスタイルイベント。後述するバンドクエストはかなりだるいシステムなのでイベントと絡まなくて良かった。

音ゲープレイするとイベントポイントが貰え、イベントポイントを貯めると★2や★3のカード報酬でもらえる。

また、ランキングで5万位以内に入ると★3カードが貰える。アクティブユーザは4万人以下らしいので、イベント間中音ゲーを1回でもプレイしたら確実に貰える。

ガルパもダブエスイベントには対応タイプ対応メンバーという要素が有り、

ガルパの場合対応タイプ対応メンバーのどちらかが一致したカードを編成するとポイントボーナスを貰える

ダブエス場合対応タイプが一致してるのが最低条件で、対応メンバーだと更にボーナスが増える。レア度が上がったり同じカード複数枚手に入れて重ねたりするとボーナスが増える。

ガルパはボーナス対象カードが幅広い代わりにボーナスの伸び率は一緒、

ダブエスボーナス対象カードが狭いけどレア度の高いメンバーがいるとボーナスがどんどん伸びていくという感じ。どちらが良いかは人によるという感じですね。

また、ダブエスオリジナル要素としてFeverゲージというのがある。これは楽曲プレイする度に溜まっていくもので、100%溜まったら任意タイミングFeverを発動できる。発動後は5分間イベントポイントボーナスがつく。

この5分というのが曲者で、大抵は音ゲー2回くらいの長さなんだけど短い曲だと3回遊べる。

また、ダブエスにはガルパと同じくブーストという体力的なものがあり、通常の音ゲーだと体力が尽きるとプレイできなくなるのがガルパ・ダブエスだとなんとブーストが尽きてもスコアが落ちるだけでプレイのものはできる。どこで集金する気ですか?と問いたくなる太っ腹っぷり。

で、ブーストが尽きると獲得するイベントポイントの量は減るのに、なんとフィーバーゲージの溜まる量は変わらない。

まりブーストが尽きている間にフィーバーゲージを溜めて、溜まったら回復アイテムブースト回復してフィーバーを発動し、短い曲を3回連続プレイするというのがイベント中のプレイヤーの基本行動になる。

そんなプレイスタイルでイベストを開けていったので、箱イベ混合イベそれぞれの感想を以下に書く。

箱イベ

質。非リアバンドのイベストが良かった。

量。ガルパは7章構成メッセージウィンドウは40前後、ダブエスは6章構成メッセージウィンドウは30前後メッセージウィンドウストーリーにもよるから誤差だと思うけど、やっぱ1章短いのもあってダブエスの方がストーリーの量は少なく感じる。

混合イベ

5バンドの箱イベが終わって、報酬・告知バナー共にArgonavisのメンバー風神RIZING!のメンバーが入り混じったものが始まったから、箱イベを1周して混合イベントが来たのかと思った。

箱イベと混合イベの両方をプレイしたら、評価したい要素は一通り揃ったか増田を書こうと、そう思っていた。

が、今も開催中のこのイベント果たして混合イベントと呼んで良いものか迷っている。

https://twitter.com/AAside_INFO/status/1369166060021284864?s=20

このイベントの告知画像を見たら、左側の方にいるキャラがイベストに出てくるって思いますよね?私は思います

出ないんですよ。

左側のキャラ風神RIZING!のキャラ、右側のキャラがArgonavisのキャラで、バンドを越えた人間関係が生まれるのかなーと期待してストーリーを読んでみたらですね、

なんと、Argonavisのキャラしかベストに出てこないんですよ。

左側のキャラガチャに入れられただけ。編成に組んだらイベントボーナスが増えるだけ。それ以外一切イベントとの関わりは無い。

イベントバナーに描かれたキャライベントストーリーでフィーチャーされるだろうという私の認識が間違っているのか?

イベントキャラってなんだ?イベントってなんだ?何もかもがわからなくなっていく中、

私が一番バンドシリーズに期待している「バンドを越えた人間関係」が混合イベで見れなかったという事実けが頭のなかにくっきりと残り、萎えたのでサブスク解除しました。

イベントストーリーも混合な混合イベントが開催されるようになったらサブスク再開しようと思う。

他、ガルパには無い要素

バンドクエスト

音ゲー以外にバンドメンバーミニキャラタスクをさせるモードが有る。タスクによって時間がかかったりかからなかったりして、それを終えるとバンド経験値が入る。

バンド経験値が溜まるとバンドレベルが上がってバンドストーリーが読めるようになる。ソシャゲによくあるやつ。

個人的には興味無くて、バンドストーリー読むためにやってる。

ヒストリー

これはダブエスオリジナル要素。登場キャラクターの来歴が年表形式でまとめられていて、ストーリーでまだ描写されてない過去とか生い立ちについても知れるようになっている。

個人的には事前情報無しでストーリーで初めて色々なことを知れた方が新鮮なんじゃないかなって思うけど、

最近腐女子ってあまり描写が無いうちから「これだ!」って青田買いした組み合わせが本編進むにつれて全然絡まなくなって顔カプと言われるみたいな現象があるから

骨組みだけでも関係がわかってるほうが安心して萌えられるのかな。

総括

ストーリーの質は良いが量と幅が足りない。幅はマジでなんとかしてほしい。そこを一番求めてる。

音ゲーの質はイマイチ。量はこれからのアプデでどんどん増えるから期待。

2020-08-26

アイドルジャンルCD(内金済)が発売されない。

これはダラダラとした日記である。なんかよくある、女オタクのなっがい愚痴です。

1,620円×12=19,440円。そして、2年と7カ月。

内金したCDがまだ発売されない。

とあるジャンルがある。2012年から開始された、7年目も後半に入ったアイドルジャンルだ。

1年12カ月にそれぞれ男女一人ずつ、つまり12人の男子12人の女子アイドル、男女6人ずつの4ユニットがあるジャンルだ。

そのジャンルは、とにかくCDが出ない。

ネタバレをしつつ具体的に言うと、私の推し男の子はかれこれ3年と11カ月ソロCDが出ていない。

そして何よりも問題なのが、このジャンルは少々特殊で、彼ら彼女らはこの次元存在するアイドルという体で動いていて、私たちと同じように歳を取っていく。

それをリアルタイムツイッターで呟いている。今日はこんな事があった。こんなところにいった。こんなイベント今日あるんだって!みんな、大変だけど頑張ろうね。曲も新ボイスも出ないまま、月日だけが過ぎていく。

私の推しデビュー受験もまだ遠い先な高校生だった。今では彼も立派な22歳で、今年の秋で23歳になる。そういえば大学卒業しましたってツイートしてないな。後輩ユニットの子たちは報告してたのにな。留年したのかな。

そんなジャンルで、3年と11カ月、ソロCDが出ていない。

一応ユニット曲ならアニメ2期(度重なる延期でまだ放送されていない)のOP用、男性2ユニットが1曲ずつ(ユニット曲計3曲になる)と、実はまだ出ていなかった女性2ユニットが2曲ずつ(ユニット曲系2曲になる)が出た。

出ただけ偉い。

今では遥か遠い過去2018年1月。そのとにかくCDが出ないジャンルから、新CDシリーズ発売の報が出た。

アイドルものなのにとにかくCDが出ないジャンルでその報が出た時は、とにかく盛り上がった。もしかたらこれが最後なのかもしれないけれど、それならそれで、きちんと終わらせてくれるなら。

(このジャンルは後輩ユニットも後から続々加入した。そちらはものすごくCDが出る。ものすごく出る。比較対象24人だからものすごく見える。後輩たちのバーターなのか客寄せパンダなのか、24人のうち男性12人はグッズだけはかなり出た)

彼らの新しいCDが出る。久々に曲が聴ける。

12カ月2人ずつ。計24枚だ。当然というべきか、月2枚男女同時リリースするとばかり思っていた。ちょっと変わったリリースの仕方をしたとしても、新曲があるというだけで嬉しかった。

まあそもそも、一番最初デビュー時のCDシリーズだって何故か女の子は発売が大幅に遅れたうえ、担当関係ない時に発売されてたしな。今思えば最初から誠実な時などなかったんだな。

さておき2018年12月、ついに待望の新CDシリーズが発売開始した。最初12月の2人。うちひとりは、3年と6カ月ぶりのCDだった。もう1人は2年と5カ月ぶりだった。

新曲1曲とドラマパート。それだけだが、久々に新しい話し声、歌声を聴いた。私が声を聞けていないうちに彼は成人していた。

(ちなみに今更だがこのブログではアニメノーカンとする。何故ならアニメ2016年放映したが、時間軸としてはデビューすぐ、2012~13年の出来事お話だったからだ)

1月2月と毎月発売されていく。だがある月、男性CDしか出なかった。その次の月も男性CDしか出なかった。

その次の月、担当月の男女と、今まで何故かCDが出ていなかった女性CDが出た。少し形が崩れたものの、無事2ユニット分は完走した。

さあ、次は6月だ。あの子たちはいったいどんな曲を歌うのだろう。期待に胸を膨らませた。

そんな期待にわくわくしていた2019年6月から今まで、残りの男女12人のCDはなんの音沙汰もない。

理にかなっていないようでかなっていた。2018年12から発売開始と言っただけで、毎月発売するとは言ってないし、依然彼ら彼女らのCDは発売日不明予約受付中で、いつ発売するとも誰も言っていない。

せやろか。1年間を彩る24人ではなかったのだろうか。5月まで発売して、なんのお知らせもなく、もう1年以上経っている。

当時はまだ希望を持っていた。「あの女の子たちもずれたのだ、きっと6月から11の子たちも少しずれながらも発売されるだろう」

希望虚しく2019年になにもなく2020年になり年号が変わった。消費税増税し、キャッシュレス還元も終了した。ちなみに6月から9月の子たちは順当に発売されていたら消費税8%で買えていたはずだった。

2020年5月まではまだ、まだ耐えられた。「きっと今年の後半に発売される。されないわけがない。だってされないと、2年に1回のビジュアル更新がある。衣装が変わるし、そもそもドラマCD内で時間が合わなくなる」と自分を励ました。

2020年8月後半。まだCDは発売されない。今見たが、公式アカウント公式アカウントも何の案内もない。一縷の希望を持ちアニメイトやタワレコツタヤ商品ページを見たが発売日未定だった。

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少し話は飛ぶ。

このジャンル男性12人は2016年から2.5次元舞台を展開している。察しのいい方ならお分かりだろうが、ひとつ前のCDシリーズ終了間際(なお当時のシリーズ男性女性と発売していたのでこの時点では男性は全員ソロ発売済)の時期だった。アニメとほぼ同じ時期に始まった。

原作がなんの曲もドラマCDも出さず、ツイッターでわいわいしていただけの頃、というかそれは今もだが……そんな原作虚無時間舞台10作品公演されている。あれ、これって2.5次元舞台ジャンルだったっけ?

そして、この10作品は全てではないが、舞台オリジナル曲がある。このオリジナル楽曲俳優が歌うものだ。この舞台最初から今まで続投している役者さんの総歌唱楽曲数はとっくに原作キャラクター声優さんが歌った数を超えている。あれ、舞台ジャンルだったっけ。

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ここまで書いて、自分が何が言いたかたか忘れてしまった。以下、愚痴しかないです。これまで以上に読みにくい文章になることを先にお詫びします。そして、わがまま文章であろうことも、無知な一人のオタク言葉しかないことも分かりながら、描きたい夢物語も混ぜながらつらつらと書き綴ります

このジャンルの「時間私たちと同じく動く」ところは長所だと思っていた。今はそんな設定が恨めしくて仕方ない。デビュー時、推し高校生だった。大学生になった。その間、CDはほぼ出ていない。私はこのジャンルに入ったのは先のCDシリーズ発売後だった。実は前述の舞台から入った身であるが、私は彼ら彼女らがソロCDを発売する瞬間に立ち会ったことがない。

彼が大学時代どんな勉強をして、どんな仕事をして、何を頑張っていたのか私は知らない。ツイッターはずっと、彼らの日常、寮での何気ない一コマしかさないから。時々空の写真食べ物飲み物写真を載せて「今日仕事の途中の一息」だとか、そんなツイートをするだけだ。何をしているのか、全く知らなかった。

誕生日にはお祝いSSがある。特に曲もドラマCDも出していないのに「成長しました!たくさん頑張ってきました、これからも頑張ります!」と言われても感動しない。何を頑張ったのか知らないのだ。

ある時のSSでは「気を抜いていたらあっという間に月日が過ぎる。だから今できることを今やって、毎日を大切にしたい」という旨の発言があった。「どの口が!?」としか言い様がない。

あんなに目がくりくりしていて可愛かったあの子は、2年に1回のビジュアル更新を何度もして、身長がぐぐんと伸びて、かっこよくなったけど知らないうちに知らない人になった感が否めない。私の中であの子はまだ2015年ビジュアルのままだ。2017年もまだいける。

どうしてだろう。ソロ曲をもっと聞きたかった。デュエットだって、発売済の組み合わせもまだやってない組み合わせも聴きたかった。そもそも女の子デュエットソングを出していない。ユニットソングだってもっともっと聞きたかった。「大事な曲」だけじゃなくて、季節や何かのテーマに沿った冒険したCDだって聞きたかった。実際後輩ユニットたちは、花鳥風月やら、お酒やら遊園地やら、いろんなモチーフでそれぞれシリーズにしてたくさん曲を出している。

どうしてだろう。後輩たちは「曲だけ」のCDだって出しているじゃないか24人のCDはずっとドラマパートなのは嬉しいけれど、それが負担になって楽曲を出せなくなるのならいっそなしで出したってよかったのに。その時はその時で私は起こるんだろうけれど、今以上に酷くはないと思う。だってアイドルジャンル」だし。

誰が悪いのか、これは私の予想だがドラマパートしか思えない。だって、後輩たちは、外注ライタードラマパートシナリオを書いているCDはきちんと発売されているのに、24人と同じ脚本の人(以下F)が担当する予定のCDだけサイレント延期し続けている。これしか理由が考えられないというのが正直な感想だ。まだ新曲が発売されていない7月の曲をいつも担当されている作曲の方は、このシリーズが始まる前、2018年7月の時点で「曲は完成している」と発言している。2年前に完成した曲がまだ発売されていない。

推しは年下、可愛い弟と言ったポジションで、ユニットの年上から可愛がられている。それをもっと音声で聞きたかった。もうすぐ23歳になる。2次元キャラにとっての23歳って割と年上な方だと思う。いつまでも可愛いままではいられなかったのに。2次元アイドルにとって18歳~22歳って一番美味しい時期じゃないんですか?そこでどんな話だって作れたんじゃないですか?20歳成人式の日。ユニットセンター(Fが露骨に贔屓している)の誕生日まさかダダ被り。たった1ツイート、おめでとうだけで終わった。あっただけマシかな。だって大学卒業祝いはしていないんだし。

もう時間がない。だって彼らは進み続けるから。今ならまだ間に合うから。いや間に会ってはいないのだけれど、間に合っていないからせめて少しでも早く、そしてたくさん彼らの物語が欲しい。新曲が欲しい。もっと声優さんの声で喋る彼らが聴きたい。舞台も素敵だけれど、それは原作ありきじゃないの?

Fが台本を作れないなら、後輩ユニットと同じく外注すればいい。曲だけのCDだって後輩は出してる。どうして、せっかくアニメをして、アニメが終わった後の一番のチャンスに後輩のCDしかさなかったんですか。そこで終わらせる予定だった、ならともかくグッズだけは集金用のように出し続けた。

公式が嫌いだ。嫌い通り越して憎い。絶対ないだろうが、もしこれを読まれたらF拗ねるんだろうな。拗ねてますます興味がなくなって放置するんだろうな。

センター露骨に贔屓するSSは、センターが可愛くなるためなら本人や周りのキャラ崩壊くらい簡単にする。それは今回の話とは関係がないが。贔屓が所属するユニットが終わったから満足したんだろうか。

アニメも期待していない。キャラ崩壊簡単にさせるFと、悪名高いナツコ、度重なる放送延期と公式サイトから消えた監督名前役満というやつだ。これも今回の話とは関係がないが。秋から始まる新アニメに唯一期待できるのは、流石にアニメED新曲だという事だ。放送決定してしまえばこちのものだ。……決定するだろうか。本当に放送するだろうか。

先日公式アカウントフォローを外した。キャラクターが何をしてても「それを書いている人」の存在脳裏をよぎる。「頑張ります」を見れば、頑張ってCDを出せ、CDで頑張っている姿を見せろ。誕生日に「成長しました」と言うなら成長を見せてもらえる機会がなかったと思う。「気付いたら大人時間が過ぎるのはあっという間」といった発言をしたら、「なら何でCDを出さない」と思う。「俺達アイドルだぞ!」といったツイートには「3年以上全く新曲を出さなアイドル(笑)と思う。公式の全てが裏返してストレスになった。今はそれなりに快適である

声優×ボカロPテーマじゃなかったんですか?

「声と音楽で彩る月々」じゃなかったんですか?ツイッターでワイワイ仕事でも何でもない話をして、舞台アイドル関係ない異世界冒険譚をするだけのジャンルだったんですか?

の子たちは本当にアイドルですか?アイドル仕事が出来ていますか?

CD発売するのは今年いっぱいが締め切りのようなものだ。例年通りなら、来年1月は新ビジュアルになって設定がまた更新される。次は見た目と衣装が変わる歳になる。また推しの目が細くなる。

おそらく明日にはこのジャンル9月スケジュールが出る。どうしよう、また発売の予定がなかったら。6月7月8月は発売されなかった。駆け込み発売開始するなら9月ギリギリラインではないだろうか。

もっといろんな曲が聴きたかったが、そんなワガママ言っている場合じゃない。目の前のシリーズくらい完走してほしい。もっといろいろ聴いてみたかったけれど。

どうしよう、明日、来月、何もなかったら。

どうしようもない。昔すぎて掠れ始めたレシートを財布の中に、ただ待つしかできない。

これは愚痴です。炎上させてほしいわけでもない。炎上したら焦ってCDを出すようなことを考えられるような公式なら、もともとこんなことになっていない。

これは私の公開用愚痴だ。気分で編集して、恨みつらみを足していくだろう。


そういえば、2018年発売予定と明記していた、ユニットドラマCD上下2巻ずつはどうなったんですか?

つかもうめんどいからハッキリ言うわ。

ツキウタ。さ~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!ふじわらさ~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!!!!!!!!プロセラとセレアスのCD進捗どうですか~~~~~~~~~~~????????wwwwwwwwwwwwwww

2020-07-27

スノトラに命を救われた嵐担の話

‪スノトラで命を救われた方の沼落ちブログを読んで、私も命救われたしな…と思い、私もスノトラに対する気持ちアウトプットしようと思いました。‬

‪嵐担なので地に落ちるまでの嵐に関するお話が長いです。‬

‪全体的にちょっと長めかもですがご容赦ください。‬

2019年1月27日日曜日だった。私がその報道を見たのは確か18時ごろだったと思う。LINEニュースの速報だ。嵐が活動休止するのだという。‬

‪私は嵐が好きだ。担当松本潤くん。彼のビジュアルから入ったものの、好きなところは数えきれず、ストイックさや直向きさ、とても可愛らしいところ、でも魅せ方をしっかりわかっているところなど挙げたらキリがない。‬

‪潤くんとの出会いは遡ること19年前。当時小学2年生だった私のクラスではみんながみんな嵐が好きだった。‬

‪そして、シャーロキアンの母の影響でミステリーが好きだった私は当然のように金田一少年の事件簿も好きだった。‬

レンタルビデオ屋に行けば専らディズニー堂本剛金田一を借りていた。‬

‪そうして二代目実写版金田一少年を見た私は、人生の生きがいに出会う。‬

しかしながら、それ以降は好きな芸能人を聞かれると、ほぼ毎回松本潤と答える程度で強くは追っていなかった。‬

‪追っていなかったものの、嵐が出ていたならばテレビは見たりしていた。‬

‪そんな私が、中学卒業から高校1年にかけて何のきっかけでもなく松本潤に強い感情を抱くようになる。中学では、松潤のこと好きだなと思う程度だった女が、ある日突然、嵐の大ファンになるのだ。こわい。親も驚いたと思う。‬

‪今考えると当時の嵐は10周年に向けて動いており、私も世間の熱気に当てられたのかもしれない。‬

‪それ以降は嵐が出ていたならばリアルタイムで見ていても録画をし、円盤に焼き、雑誌はほぼ全て買い、切り抜きしてファイリングし、ジャニーズショップにも足繁く通った。‬

‪また、当時はK2やA2、N3と言った掲示板全盛期でもあり、登下校時には毎日のように掲示板を見て楽しんでいた。アタス子とか覚えてる方いますか?‬

‪そうして、青春を嵐と共に過ごした私は事務所担寄りのオタクへと変質し、生き甲斐松本潤、ひいては嵐となった。‬

‪時は過ぎ、高校卒業大学入学大学卒業を経て上京就職転職をし、嵐にめちゃめちゃ注力しているわけでもないが、やはり生き甲斐は潤くんであった、2019年1月27日。私は目の前が真っ白になった。‬

‪その頃にはもう嵐が大好きで仕方がなく、彼らがステージの上でキラキラした衣装を身につけて歌っているの見ると反射的に泣く程度にはクソデカ感情が育っていた。‬

あの日はちょうど埼玉での泊まり込みの出張最終日で翌日の朝に帰京し、事務所作業の予定だった。‬

出張中の移動は主にレンタカーなので、休憩に立ち寄ったセブンイレブン駐車場で私はあの速報を見た。その日の仕事は22時半頃までだったが常に泣きそうな中、ふと緩んでしまうと泣いてしま状態仕事をした。‬

仕事が終わり、宿泊先のホテルに入った途端、封を切ったように、涙が出た。‬

‪嗚咽を漏らしながら泣き、見苦しくも友達電話をした。‬

‪その日は日曜日。翌日は月曜日である。つまりNEWS ZERO櫻井翔が出るのだ。‬

‪最早、どうしたらいいのかわからなかった。人はショックすぎることがあると頭が真っ白になるというのは本当なんだと体感し、また泣いた。‬

‪一人で過ごすことはできなくて、28日の夜には私用で上京していた友達に、ZEROまでの時間、飲みに付き合ってもらった。‬

‪そして泣きながら見ZERO櫻井翔は言ったのだ。有働さんに「復活はあり得ますか?」と聞かれた櫻井翔は答えた。「あり得ます。」と断言した。希望だと思った。‬

‪翌29日はちょうど仕事休みだった。朝起きてまた泣いた。ボーッとつけていたワイドショーでその類の報道が流されまた泣いた。あの3日間は生まれた時以来、人生で一番泣いた日だったのではと思う。‬

‪私はやば目のオタクなので、潤くんが結婚した時など、嵐に関してショックな出来事があってもダメージを軽減しようと、常からイメージトレーニングをしていた。例えば、潤くんの婚約発表、披露宴結婚記者会見、おそらく50年以上先にはなるだろうが一番辛い告別式などである

ただその中で何よりも想定していなかったことが活動休止であった。嵐として5人が並ぶ日が来なくなるなど、微塵も考えていなかったのである。‬

‪そこから私の虚無の日々が始まる。多くの方もそうだろうが、私は辛い時には音楽を聞いたり、推しを見たりすることが多い。‬

しかし、今その辛い原因は他でもない私の生き甲斐なのだ。潤くんを見たところでまた泣いてしまう。嵐の曲を聞いたところでまたさらに泣く。‬

‪だからといって他の曲や推しでは代替えできなかった。‬

‪後押しして欲しい時にはファイトソングを聴き、辛いことがあればHappinessを聴いた。夏を感じた日にはSummer Splash!を聴き、気持ちの整理がつかない時には、感謝カンゲキ雨嵐を聴いた。‬

‪嵐によって開けられた穴は、他では代替えできないほどに大きなものだった。‬

‪嵐がSNSを始め、サブスクを解禁した時もそれはそれで嬉しかったが、やはり辛かった。‬

2021年なんてこなければいいと思ったし、もう全てがどうでも良かった。

嵐が活動休止する2020年12月31日までは前を向いて生きようと思っていたが、それ以降は本当にどうなろうが、どうでも良かった。‬

いくら櫻井翔が明言してくれたところで、希望があったとしても、やはり不安は拭えず、生き甲斐が例え一時的であっても無くなることの恐怖が強かった。‬

‪日を追うごとにその感情は強くなり、2021年以降の自分が全く想像できなくなった。‬

‪この頃は本当にたくさんの人に心配をかけたと思うし、ジャニオタでもないリア友からLINEやリプをたくさんもらった。今思うと、とてつもなく申し訳ない。‬

‪そんな風にカスみたいに生きていた時でも嵐がテレビに出ていれば当然見る。そうやって見ていた、あれからちょうど10ヶ月後の 2019年11月27日。その日放送ベストアーティストで私は天使出会う。‬

‪当時、Jr.について詳しくは知らないものの、ジャニオタの端くれとして1月Snow ManSixTONESデビューするらしいというのは知っていた。が、しかし私が知っていたのはSnow Manラウールという単語のみで、 顔と名前が一致していたのは、B.I.shadowであった SixTONES松村北斗と髙地優吾のみであった。‬

‪そんなほぼ無知な私が見たのは、D.D.のコココガチャで魅せ方をよく熟知した、金髪の、足の長い子だった。一目で目を奪われた。こんな子がいたのかという衝撃は凄まじく、やっとラウールという名前と顔が一致した私は、個性的な9人のメンバーに引っ張られ急転直下スピードSnow Manに落ちていく。‬

‪当時のSnow Manデビュー前であり、未来があって、輝きに満ちていた。‬

楽しいと思った。嵐が決めたことや嵐を決して否定するわけではないが、後ろを向けば期日が見えていた推し事と、先が続いているような感覚を得られる推し事はやはり大きく違った。

‪もし、嵐が出ないのであれば見ることができないと思っていた2020年カウントダウンコンサートも、それ以降の歌番組も、Snow Manが出るならば見ることができると思った。‬

自担を追うってこんなに楽しいことなんだ。‬

‪全く見えなかった私自身の未来も同時に見えたような気がした。‬

‪そして友達に誘われ、Snow Man目的で見た素顔4で私はまた出会いを果たす。‬

‪私はディズニーが好きでパークに行きたくて上京した。そんな女なので当然ミュージカルも好きである。そしてTravis Japanの夢のHollywoodは非常にツボな曲であった。‬

楽曲衣装が好きだなあと思いながら見ていた夢ハリで、センターの子がいきなり「みんなで一緒に〜!!」と会場に向けて煽り始めた。煽ること自体おかしくもないが、その煽りの後に続いたのはコールアンドレスポンス等ではなく、タップダンスであった。タップダンス!?みんなで一緒に!?!?と私は大層混乱した。混乱しながらもこれがきっかけでTravis Japanダンス動画等を見るようになる。‬

‪今の時代は非常に素晴らしく、ジャニーズJr.オリジナル楽曲でさえもYouTubeジャニーズJr.公式チャンネルに上がっていたりする。しかも定点カメラダンス動画だって上がっているのだ。すごい。‬

‪そこで私はTravis Japanダンスに特化したグループだということ知った。‬

‪統率の取れたシンクロダンスや、ジャンルの幅広く取り入れられている振り、そしてしっかりと身についている歌唱力や、耳に残る歌詞に心奪われた。‬

‪そして来たる外出自粛期間。例に漏れテレワークとなった私はTravis JapanYouTube動画を全て見た。第一印象が「みんなで一緒に〜!」だった宮近海斗くんは時々ボケるのが可愛らしい、ダンスばりうまなリーダーだと知った。他にも才色兼備でたまにボケるのがまたかわいい川島如恵留くん、何をしてもかわいい上に自分で「俺かわいいから」と言って憚らない七五三掛龍也くん、顔が小さく手足が長いのにヒモ気質中村海人くん、ボケ役なのにリアコ枠でふとした時にとてもかっこいい吉澤閑也くん、独自感性をしっかりと持っているかわいいお顔の松倉海斗くん、魅せる時は魅せるのにちょっとおバカかわいい松田元太くん。

そして思う。私、この子たちはちゃめちゃに好きだわ…と。‬

‪ところで、ジャニーズブログをやっている。会員登録をし、月額料金を払えば所属タレントのうち、ブログが開設されている子のものは全て読めるのだ。ありがたい。‬

‪そこで嵐やSnow Manブログを読んでいた私は、当然のようにTravis Japanブログ、とらまるを読むようになる。‬

Travis Japanは甲乙つけがたいほどに7人全員が好きだと思ってしまい、いわゆる箱推し状態である。なのでとりあえず全員のブログを読む。当たり前である。‬

ブログを読み進めているうちに、川島如恵留くんの文面に興味をそそられるようになった。‬

‪如恵留くんの展開するアイドル観、勉強観、その他全てにおいて、人間として尊敬に値すると強く感じた。‬

‪さて、皆様は7月27日現在の最新の定期更新分は拝読済みだろうか。‬

‪最新の定期更新分で如恵留くんはこう書いている。‬

‪「貴方が辛い時に、生きていきたいと思える理由の一つに、僕らの存在が力になれたら」‬

‪それを読んだ時、ラウールSnow Manに会えるまで2021年なんてクソだと思っていたこと、Travis Japanに会うまで全てがどうでも良いと思っていたことを、恥じた。‬

‪また、如恵留くんがそう言ってくれるなら2021年以降も生きようかなと思った。‬

‪結局生き甲斐だった嵐の穴は大き過ぎて、ひとグループじゃ埋められず、Snow ManTravis Japanのふたグループ出会うまで埋め切ることはできなかったけれど、私は今とても楽しく生きているし、来年以降も楽しく生きることができるのだろうなと思う。‬

ラウール担として恥ずかしくないよう、ずっと二の足を踏んでいたダイエットにも取り組むようになったし、如恵留くんを見習って勉強をしようかなという気持ちにもなっている。‬

アイドルって本当にすごい。‬

‪私はきっと来年アイドルを追うことができるのだろう。本当に楽しい。‬

アイドルによって開けられた穴はアイドルによって塞ぐことができるのだと体感した。‬

‪今現在も嵐、Snow ManTravis Japanともに色々なことがあるし、このご時世、グループの存続に関して全く持って問題ないなんてことはなく、薄ぼんやりした不安を抱きながら日々を過ごしているけど、スノトラの16人に出会えるまでのことを考えると、なんてことはないなと思う。‬

毎日が楽しく、笑顔で過ごせる。私は今日アイドルに生かされ、明日アイドルのことを想うのだ。‬

‪嵐に色々あってから本気で死ぬことも考えたが、本当に生きていて良かったと思う。ありがとうSnow ManTravis Japan、そして嵐。本当に大好きです。‬

2020-06-28

バンドリの新バンド『モルフォニカ』が叩かれる理由についての私なりの見解

私はバンドをやっているわけでも、バンドリの初期からファンでもない。

アニメ2期から入り、過去のことはネットで聞きかじった程度の情報しかない。

からこれから書くことも推論と感想しかないことは、初めに断っておきたい。

また、誹謗中傷がいけないことは百も承知だ。

誹謗中傷擁護するのではなく、批判を受けるに至った理由を私なりに考えてみた、というだけだ。

バンドリ』というコンテンツは、もともと戸山香澄役の愛美さんをギターボーカルとして起用するためだけに立ち上げられたプロジェクトと言って過言ではないだろう。

彼女ありきで『ガールズバンド』というコンセプトが決められ、他の楽器担当でき声優を務められる人が集められた。

元々楽器をやっていて声優だった人、楽器はやっていたけれど声優ではなかった人、楽器自体やったことはなかった人と様々ではあるものの、5人集めて、バンド形式ライブを行っている。

今や武道館を埋めるだけの集客力があるのだからプロジェクトとしては大成功だろう。

愛美さんを擁するポッピンパーティー以外にも、リアルライブの有無はあれど複数バンドが結成され、そのどれもにファンがついている。

バンドごとのストーリーキャラクターの人気はもちろんだが、それぞれのバンドの特徴が表れた楽曲存在もまた、その人気を確たるものにしている。

バンドから曲を好きになる人もいれば、曲からバンドを好きになる人もいるだろう。

オリジナル楽曲はそのどれもが、演奏するバンドカラーを強く反映している。

ポピパらしさ、Roseliaらしさ、Aftergrowらしさ、パスパレらしさ、ハロハピらしさ。

リアルライブでお披露目され、アニメ先行登場だったRASも、RASらしいと感じる楽曲だった。

キャラクターストーリーを反映し、それぞれのボーカルが活きる楽曲であると言えるだろう。

モルフォニカはそうではなかったということが、批判される原因ではないだろうか。

新しいものが元々のコンテンツファン全員に受け入れられるとは思わない。

それまでの世界を壊されたくないという人もいる。

しか批判の声の多くは、新バンド モルフォニカに対してではなく、その歌声にのみ向けられている。

「モルフォニカ」と検索窓に入力すると、サジェストには「下手」というネガティブ言葉が出てくる。

モルフォニカの「Daylight -デイライト-」MV公式からYoutubeでも公開されているが、公開時にはまあまあの衝撃を受けた。

衣装ビジュアルや曲調、イントロバイオリンから歌声既存バンドで言えばRoselia系統の声が来るんだろうと想像した。

それが歌いだしてみれば、細く不安定な鼻にかかった声で、曲調にマッチしているとは言い難いものだった。

声質に意外性があろうと、安定して聴けるなら「そういうもの」と割り切れたろうが、音楽に造詣も知識もない私ですら音程が気になる箇所がある。

顕著なのはAメロの「無垢な想いは」の部分だろう。音が下がりきれずに伴奏から浮いてしまっている。

歌声ボリュームも安定しない。

初めて聴いたとき、こういうのって機械修正できるんじゃないの? と疑問に思ったレベルだ。

デビュー曲であり、今後も代表曲として歌い続けるであろう曲だ。

ボーカルの声質に合わせた曲調や音域で書くことはできなかったのか。

カバー曲を聴く限り、もう少し上の音域ならそれほど外していないように思える。

曲が先に完成していたとしても、せめてキーをいくつか上げればもう少し歌いやすかったろうに、そうできなかったのは何故か。

キーを上げると、バイオリンの音が高くなりすぎて受け入れられにくくなるからではないだろうか。

バイオリンを最も活かす音域で曲を用意した結果、ボーカルには歌いづらい音域になってしまったのではないだろうか。

バンドリで先陣を切ってやってきたポッピンパーティーは、愛美さんありきで考案されたバンドである以上、楽曲愛美さんが歌うこと前提で作成されたはずだ。

不得意な音域があればレッスンしただろう。

出来る状態にしてから収録され、世に出されてきた。

ピアノ経験者ですらない人間キーボード担当採用したことからも、レッスンを受けさせれば可能だという算段があったのだろう。

彼女たちは声優だ。

経験だって楽器で行きていくと決めた人間ではないのだから不足はあっただろうし、繰り返しレッスンを受けてようやく客を集めライブを開催するに至った。

そうするだけのノウハウも、資金もあるはずだ。

それができないのは、新たに採用したボーカルが15歳の現役中学生で、仕事ばかりに時間を割けないからだろう。

「15歳、中学生女の子声優を務めます!」という言葉で客を引くのなら、採用時点で15歳とは思えないだけの歌唱力必要だったのではないか

擁護の声は、その多くが「まだ15歳なんだからこれからよくなるはずだ」「演じている倉田ましろの“歌が得意ではない”という設定を反映している」「倉田ましろの成長にあわせ、歌唱レベルも上がるのではないか」といったものだ。

まり擁護する人たちですら“歌が上手くない”こと自体否定していない。

“今は上手くない”という現実を認めたうえで、それを受け入れた人たちが希望的観測肯定的言葉を述べているに過ぎない。

批判するならお前が歌ってみろよ」などという反論は、むしろボーカルに失礼ではないか

仮にも仕事として歌ったはずの彼女に、「素人よりは上手だよ! 良かったね!」とでも言うのだろうか。

演技や歌が向上してから発表すれば、批判の声も少なかっただろう。

しかしそれは一朝一夕に出来ることではない。

出来るようになるのを待っていては、「15歳の中学生声優デビュー!」「15歳にして人気コンテンツのメインボーカル!」というような売出し文句は使えなかった。

高校生から声優を続けている人は、多くはないもの前例はそれなりにある。

若さだけで注目を集めるには、なんとしても中学生であるうちにデビューさせなくてはならなかった。

たとえ未完成であろうと、出してしまえば実績にはなる。

運営には「若い」「かわいい」とチラホヤされる未来しか見えなかったのだろうか。

「15歳」というワードで興味を引くことは出来ただろうが、注目を集めた分だけ忌避の声も多くなっている。

進藤あまねさんを中心にしたいのなら、彼女の声質を活かした曲調と得意な音域の楽曲を書いたうえで、レッスンを重ねてあげるべきだった。

バイオリンを入れたバンドを作りたいのなら、バイオリンを中心にした曲選びと、それに合ったボーカルを起用するべきだった。

両立させようとして、どちらも中途半端になってしまったと言わざるをえない。

刺し身と生クリームが好きだからといって、2つを盛り合わせにしても倍売れるわけではない。

しろ避けられるだけだろう。

それだけのことだと思う。

(刺し身と生クリームを一緒に食べたことはないから、やってみて意外といけてしまうこともあるかもしれないけれど)

バイオリンを入れたこ自体個人的にとても好感が持てる出来事だった。

いつかカバー曲で『Roselia×瑠唯』なんてものが出たら、バイオリンも真価を発揮できるかもしれないな、などと期待を寄せている。

2019-05-29

好きなVtuber

妄想乙としか思わなかった日記がありえないぐらいパズってるのを見て、

もしかしてオススメの子紹介したら動画見に行ってチャンネル登録してくれる人が何人かいるのではないかと思った。

なので、5人ほど放出してみる。

1.銀河アリス

先日1週年のライブ成功させたばかりのお銀こと銀河アリスちゃん

地球人類を幸福降伏させる事を目的活動している宇宙人

魅力はなんと言っても毎回変わる猫ちゃんとの掛け合い。様々なバリエーション猫ちゃん達とお銀のどこから出てきたかからないとんでも回答

は見ていてとてもおもしろい。

特にクロちゃんと呼ばれる猫ちゃんとの関わりが非常に良い。正直いろいろあるけど、やっぱりクロちゃんなんだよなーってなる。

でも、クロちゃん最近別の猫に嫉妬しているらしい。クロちゃんかわいいな、本当に。

そんな普段はぼけぼけなお銀なのに踊りになると一転、とても激しい動きとかっこいい動きが合わさって魅了されてしまう。

ライブみたいな生で見ると迫力が本当に凄いので、Vtuberってゲーム実況雑談しかしてないって思っている人は是非一度見てみて欲しい。

後この運営会社ライブ世界を変えるそうなので、どんな未来を見せてくれるのかも楽しみ。この前のライブは正直期待度以上だった。

https://www.youtube.com/channel/UCT1AQFit-Eaj_YQMsfV0RhQ

2.有栖川ドット

Vruberって3Dか、2Dの絵が基本の中、二次元ドット活動しているため、結構特異な子がドットちゃん

毎回過去の名作ゲーム世界修行に行くのだが、本当に自分ゲームの中に入って冒険しているので、

毎回次はどこに行くんだろう?って楽しみになる。

https://www.youtube.com/channel/UCHb8IFQ1xGZTmt2rygOw3tw

3.エルセとさめのぽき

海の底音楽活動をしているエルセとさめのぽきの二人組音楽Vtuber

出しているオリジナル楽曲が全部海をテーマにしている楽曲なので、連続で聞いているとテーマが分かりやすくて非常に世界観に浸れる。

歌詞音楽もかなり良い。

楽曲もいいが、それぞれのMVが海をテーマに作り込まれているので映像作品としても素晴らしくて時々見返したくなる。

https://www.youtube.com/channel/UCLMC54YctropOupFX8jyz9A

4.根間うい

沖縄Vtuber最近活動し始めたばかりっぽいので多分まだそんな知名度高くない。沖縄Vtuberということで沖縄では一般的だけど、

本土では全然知られてない情報を色々教えてくれるので、雑学マニアからすると楽しい

https://www.youtube.com/channel/UCES4K104k-D2HthE46z9VHQ

5.電脳少女シロ

後少しで活動2周年。

ブーム初期からいて未だに毎日投稿継続

正直本人の仕事も守るべき物もどんどん増えていて本当に休めているのか、毎日投稿なんてやめても大丈夫だよってずっと思っている。

昔のサイコキャラからは脱して、動画も地味に改良が加わって見やすくなっている。忙しいのに本当に凄い。

とりあえず過去の奴は見なくていいか最近の奴をどれでも見てくれ。話はそれだけだ。

https://www.youtube.com/channel/UCLhUvJ_wO9hOvv_yYENu4fQ

2019-01-03

Vtuberの歌関連見てて思うけど、オリジナル楽曲なら歌う意味はまだ分かるが

他のアーティスト等の既存楽曲を歌う所見る度「そんなに歌いたいならカラオケ行って歌えばいいのでは?」と考えてしまう。

まぁ他のVtuberファンから見れば、こういう考えは無粋なんだろうな。

2016-03-28

アイマスライブ2014のニコ生を見た。

歌い方がキャラじゃなくなってる人も多いが元曲もなのかどうかは分からない。

個人的日高愛が好きだから戸松遥の登場は嬉しかったが、戸松の歌やセリフ愛ちゃん感が弱まっていた。忘れてても仕方ないか。

コメントAA職人が凄かったのは笑った。

ミリオンライブ楽曲作曲陣がラブ×イブと被っているせいか、メロディアス楽曲が多い印象を受けたし、良いかもしれないと思った。

(ラブ×イブ、初期の楽曲の質は高かった。アニメ化キャラも曲も多様性も卓越性も消えて段々と死んでいった。)

対して765やシンデレラガールズ楽曲楽曲として軽さがあって、音楽としての個人的評価は低くなってしまう。

M@STER PIECEあたりはその典型で、劇場版主題歌で必殺の楽曲のつもりなのだろうということは分かるし多くのPも絶賛しているようだが、

アイマス楽曲特有の抑揚の無い軽さがあって響かない。

その点ラ初期の楽曲は好みだったのだが主にアニメ2期以降楽曲方向性アイマスに近付いていって唯一の長所も死んでしまった。

2期や劇場版劇中歌は総じてなんとなく良い曲っぽいだけで刺さるものがない。こちらもライバーの多くが絶賛していたが以下略


アイマスもラも途中まで好きだったのに失望させられる出来事があって距離を置くことになってしまったのだが、(アイマスは今も嫌いではないがラはほぼ嫌い)

アイマスは好きだった頃も特に楽曲の質については評価してなかった。

恐らく作品性問題もあるのだが、アイ×ツ、プリ×ラ、ラブ×イブ(アニメ)、W×Gはアイドル主人公ということもあってファンアイドル目線

あとアイドル作詞作曲自己プロデュースを自ら行ったり、楽曲の内容と作中ストーリーの間の関連性が強かったりする。

そのために、キャラクターソングとしてもアイドルソングとしてもただの挿入歌ではない味が出ている。

アイマス原作であり核となる作品であるゲーム基本的プロデューサープレイヤー主人公という目線だったり、最初から用意されている楽曲を選んで歌わせる形式なため楽曲アイドルとのマッチング意味合い捏造的な想像しかしにくい。

アイドル自身主人公でそれぞれが主体的に動かざるを得ない状態の4作品と比べると、アイマスアイドルがP含む大人操り人形のように与えられた機会で与えられた楽曲を歌うという感が強いので楽曲ライブシーンが作品キャラから乖離した挿入歌っぽくなる。

一方、アイドルマスターDSアイマス作品の中では異例のアイドル達が主人公作品で、オリジナル楽曲アイドル自身ストーリーとの関連性も強いのだが、楽曲自体は軽さがある。

しかし、ゲームプレイすると作品ストーリーと相乗効果で心に染み入るものがあった。

その他、アイマスライブはどうも作品ライブというより声優ライブとしての色が濃いしファンキャスト声優として見ている点も大きい。

声優に興味や愛着がないとライブへの感動が半減どころではない。

その点でいえばラやWなどはキャラクターと同様にフォーメーションを用いたダンスパフォーマンスを行うためによく分からない人が見ても凄さや良さを察するものがあるが、ラはその影響で故障者が出たりしているのでダンスを専門としない人がやるにはハードすぎる部分もあるのかもしれない。

声優の身の丈に合った範囲理想イベントを行うとしたらアイドル作品ではないがサクラ大戦歌謡ショウが究極的な理想だ。

映像しか見たことがないが何故ほかの作品はあれをやれない、もといやろうともしないんだろうか。

豪華声優陣が声優としてではなく最初から最後までキャラクターとして演じ通し、観客もキャストキャラとしてのみ扱い持て囃す。キャラクター作品イベントとして完全に完成されたイベントだと思う。

昨今はアイドル作品が増えているが、どちらかといえばアイドル声優アイドルを演じるアニメ作品が増えている。

ライブイベントキャラクターを片手間として演じつつ主にはアイドル声優としての私(たち)をチヤホヤしてほしいというスタイルで、売り方もそうなっている。

そんな状態から、一度声優ライブの人気がついてくると作品の出来が悪くてもバレないし影響もあまり出ない。声優ライブやっとけば売れるから…。

そうして声優ドル売りセットのアイドルアニメ流行してしまっているのかな。

2015-12-23

ポップス名盤Blue Avenue / 花澤香菜」について(長々と)語りたい

このアルバムはすごい名盤だってものすごく語りたいです。音楽にうるさい方々にも積極的に聴いていただきたいなと思う次第です。

でも、こういうのをあまりべた褒めするのって結構怖いですね。音楽の好みは人それぞれですし。

自分が最高!って思ってても世間的には全くそんなことないなんてことは本当によくあります。妙に褒めると反発をくらいかねないです。

実際、音楽雑誌とかの「2015年ベストアルバム特集」をぱらぱら読んでみても全然話題に出てなかったので。まあそんなもんです。自分視野が狭いだけです。

はいえ、それなりに注目されて評価されてるのかなってのはなんとなく勝手に思っていたので、年間ベストに入ってなくてちょっとがっかりしました。

から自分で語ろうかな、と思い至るわけですが、やっぱり、ハマってしまったあまりに冷静さを失った文章になる気がするので、書いて叩かれるのが少し怖いところはあります

からここに書きます

声優花澤香菜

アルバムについて語る前に花澤香菜という人について少し。

花澤香菜とは、声優です。人気若手女性声優です。名前くらいは聞いたことがある人が多いと思いますし、検索したほうが理解は早いです。

声優の中ではアニメの出演数がトップクラスに多いです。1年間に何十本も出ていたりします。最近は少し落ち着いてきましたけどね。

特徴は、ウィスパーボイスというか、天使のようにかわいらしい声ですね。ヒロインボイスです。個人的には少し荒げた演技も好きですが。

声に含まれ倍音成分がものすごく豊富らしいです。科学的に実証されてるらしいです。

声優なので、当然ソロ歌手デビューする前からキャラソンとか歌っていました。化物語の「恋愛サーキュレーション」という曲がレジェンド級に有名です。

あと、セキレイという作品ライブで歌った時の歌い方がネタにされてて、わりと音痴っぽい扱いを受けてました。

ソロ歌手デビュー

そして、2012年に満を持してソロ歌手デビューをするわけですが、みんな歌の方は割と心配してました。

私も深夜アニメはよく見ていて花澤香菜さんのことは当然知っていましたが、当時は特別好きというわけでもありませんでした。

しかし、プロデュースするのがROUND TABLE北川勝利だというニュースを聞いてにわかに興味が湧いたのを覚えています

ROUND TABLE、及びfeaturing Ninoは好きで聴いていましたし、声質との相性も良さそうだということで、けっこう期待していました。

その後2013年に1stアルバムclaire」がリリースされたのですが、確かに名盤でした。

北川さんをはじめ、中塚武神前暁カジヒデキ宮川弾矢野博康沖井礼二などなど、渋谷系の流れを汲むポップス好きにとってはたまらない作家陣で、花澤さんにぴったりの歌を作ってくれました。

花澤さんも声優らしく表現力豊かに歌いこなしていて素晴らしかった。「マダダーレモー」とはなんだったのか。たぶん自分の歌い方ってのを少しずつわかっていったんでしょうね。

1年後の2014年には25歳の誕生日を迎えることにちなんで25曲入りのアルバム「25」をリリースしました。ものすごいハイペースです。

この2ndアルバムでは岩里祐穂さんを作詞に迎え、花澤さんと意見を交わしつつパーソナルな部分を反映させた曲作りをしています

そのうえで、25曲という多さを生かして幅広いジャンルの曲に挑戦していきました。

そんなこんなで、アニメやらレコーディングやらライブやらで多忙を極めた後に迎えたソロ活動3rdシーズン集大成が「Blue avenue」になるわけです。

ここでようやっとBlue Avenueの話

Blue Avenueリリースされるまでに、3つの先行シングルが発売されました。

『ほほ笑みモード』

『こきゅうとす』

『君がいなくちゃだめなんだ』

しかし、この3曲を聴いて「このアルバムってこんな感じか」と思ってはいけません。

しろ、この3曲がアルバムの中で最もコンセプトから外れている曲といっても過言ではないでしょう。

Blue Avenueってこんなアルバム

では、このアルバムはどんなコンセプトで制作されたのでしょうか?

Blue Avenue」のコンセプトは一言でいえば「ニューヨーク」です。

テーマニューヨークになった経緯はインタビューで話されています

──今作のテーマは「ニューヨーク」とのことですが、なぜこのテーマを?

ニューヨークはわりと後付けなんです。アコースティックライブの「かなまつり」みたいな少人数でのライブを何度か経験して、少ない音と声で作り上げる空気感っていいなと思っていて。

3rdアルバム方向性を考えているときに、「あの自由音楽を楽しむ感じを生かすなら、ジャズをやってみるのもいいんじゃない?」って意見が上がったんです。

その中でニューヨークというキーワードが浮かび上がって。ジャズの街でもあるし、ほかの新しい音楽に挑戦するのにも「ニューヨーク」をテーマにすれば統一感のある作品になるんじゃない?って。

花澤香菜「Blue Avenue」インタビュー (1/3) - 音楽ナタリー Power Push

ジャズAORフュージョンレゲエなど、これまでのアルバムと比べると「大人」な雰囲気を持った曲が多めのアルバムになっています

そして、ニューヨークといっても70~80年代くらいのニューヨークイメージという感じがします。

それはSwing Out Sisterが参加してるのもあるかもしれませんね。

詳しい方ならば、楽曲クレジットを見ればこのアルバムがどういったアルバムなのかがわかるかもしれませんね。

ということで曲目・スタッフリストを載せたいのですが、長いので記事の末尾に載せました。

曲目リストへジャンプ

Blue Avenueのすごいなと思うところ

こういうのをあまり主張するのもどうかと思うんですが、参加しているミュージシャンが豪華です。

クレジットを見ていただければわかるように、今までのアルバムでおなじみの作家陣に加え、シングル曲ではSTUDIO APARTMENTやくしまるえつこがサウンドプロデュースをしたり、2つのニューヨークレコーディング曲においてウィルリーやスティーヴ・ジョーダンなどの海外スタジオミュージシャンの参加、80年代から活躍するイギリスユニットスウィングアウトシスター提供曲など、一流の人たちがたくさん参加しています

まあ、極端な話、名前は知らなくてもいいと思うんですけどね。聴けばわかりますから。「I ♥ NEY DAY!」「Nobody Knows」での軽快なドラム気持ち良いなあとか、「Dream A Dream」の洋楽っぽい感じがすごい良いとか。ここでいう洋楽っぽいってのは英語圏の歌っぽいなあっていう意味ですね。洋楽日本語カバーみたいな雰囲気がありますね。それもまた味。そして、セリフパートがあって、もしかして本業声優であることを意識して作ってくれたのかなとか想像してみたり。

おなじみの作家陣もすごい良い仕事をしてくれています。というかキレキレです。特に矢野博康作曲「We Are So in Love」が光ってますね。4つ打ちフュージョンで、イントロからもうたまらないです。シンバルズの頃から思っていたんですが、矢野さんは王道のポップソングもいいんですけど少し趣味に走った感じの曲を書くと時々とんでもない名曲を生み出しますね。

一つだけ主張しておきたいのは、みんな決して無駄遣いではないということですね。すべてが良い方向に結びついています

ニューヨーク」というコンセプトがあって非常に統一感があるのが素晴らしいです。

最初に「シングル曲がコンセプトから外れている=ニューヨークっぽくない」と言っておいてなんなんだ、と思われるかもしれませんが、このアルバム面白いところは3つのシングル曲が違和感なく自然に収まっているところなんですね。

バラードの「君がいなくちゃだめなんだ」が終盤に入ることでアルバムがよりドラマチックになっています。そこから最後の曲「Blue Avenueを探して」に続くのがもう最高ですね。西寺郷太さんの歌詞がいいんですよ。

クラブミュージックの「ほほ笑みモード」ややくしまるえつこさんの個性が色濃く出ている「こきゅうとす」も、意外なくらい自然に入ってるんですよね。それは曲順が考えられているのもあるんですが、「ほほ笑みモード」がアルバムミックスになっていたりなど、音づくりにこだわっているからというのもあるのでしょう。後述しますが、このアルバムは音が良いです。

アルバムとして非常によくまとまっていて、通して聴いた後の余韻が良い感じです。

  • 音質の良さ

NYで録音した2曲は際立って音が良いんですけど、それに劣らず全体的に非常に高いクオリティの音づくりがされています。花澤さんのアルバムは1stの頃から一貫してソニーの茅根裕司氏がマスタリングエンジニアを務めていて、常にクオリティが高かったんですが、今回は最高の出来栄えなのではないでしょうか。オーディオに詳しいわけではないので断言はできないですけど。

シングル曲が違和感なく収まっているのもマスタリングによるところが大きいのでしょうか。詳しくはわかりませんが、ぜひ良いヘッドホンでじっくり聴いてほしいと思えるくらい良い音です。

ニューヨークっぽいということでAORとかフュージョンを取り入れた、と聞いても正直ピンとこない人が多いんじゃないかと思いますAORってどんな音楽かを説明できる人って実はそんなに多くないのではないかと。結構マニアックなところを突いてきてると思います(そんなことないよ、常識だよとお思いの方もいるでしょうが)。

でも、そういうジャンルとか全く分からなくても「良いな」と思えるようなアルバムになっているのではないかと思うのです。それは曲自体がそう作られているというのもあるかもしれないんですけど、やはり花澤香菜が歌うということでポップスとして完成されるというか、そこに花澤さんの歌のすごさがあるのではないかと思っています

3rdアルバムを出すまでの3年間で60曲以上のオリジナル楽曲を歌い、ライブも精力的にこなしてきたからこそその次元に達しているというか、こういう曲を楽しみながらポップスとして歌える筋力がついたのではないかなと思うのです。それこそ「25」あたりの頃の怒涛のスケジュール千本ノックのように効いてるのかもしれないですね。

1stの頃は作家の作る曲を最大限に活かすために歌うという感じ、それこそ声優としてディレクションに応えるような感じで歌っていたように思うのですが、「Blue Avenue」ではコンセプトの発端が花澤さんの意見であることからも、ちゃん歌手になってきてるのだなと感じます

当然ですが、豪華なメンツに霞むこともなく、曲に負けているだとか歌わされてるだとかいう印象を全く受けません。むしろ北川さんも他の作家さんも花澤さんをプロデュースすることで新しい扉を開けているような感じさえします。インスピレーションを与える「ミューズ」なのかもしれませんね。

私が花澤さんのアルバムの中で際立ってこれを好きなのは、花澤さんと作家陣が一緒になって制作している感じを受けるからなのかもしれません。化学反応が起きているのをひしひしと感じます

また、花澤さんは1stの頃から自作詞曲を歌っているのですが、今回も2曲作詞していて、ちょっともこなれてきたというか、アーティストとしての一面が出てきたような感じがします。

タップダンスの音が聴こえてきたら」では音楽に身を委ねることの喜びをシンプルに書いていて、歌を楽しめている感じが伝わってきます

タップダンスの音が 聴こえてきたら

軽やかなそのリズムに 身をまかせて踊るの


寄りかかる小説も どんな優しい言葉

はいらない ふみならそう 夢中になるだけさ

一方、「プール」では暗い部分を歌っている感じで、こういうのがあるとなんというか、深みが増しますよね。

花澤さんは詞を書くと少し重たい感じになってしまうみたいで、それもまた個性というか、人気声優としてバリバリ活躍している彼女の影の部分が垣間見れるようで、イイですよね。

どうやって喋ってたか

ねえ どうやって眠ってたか

どうやって歩いてたか

ねえ どうやって 笑ってたのかな

からない 思い出せないの


空っぽプール 泳ぎ続けるの

空っぽプール 泳ぎ続けてる

ライブがすごい

しかたらここまで惚れ込んでいる理由ライブを見たからなのかもしれません。花澤香菜の歌の魅力の真骨頂ライブにあるのかもしれません。

武道館公演の映像を収録した「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」というBDが発売されているのですが、アコースティックライブ映像も収録されていまして、他にも素晴らしい映像特典もありまして、とても素晴らしい商品です。

花澤さんの歌って生演奏にすごく合うんですよね。地上波で「こきゅうとす」を披露したこともあるんですけど、それとは全然違いますね。ライブの「こきゅうとす」すごく良いです。

武道館ライブではバックバンド通称「ディスティネーションズ」にホーンも加わって、とても豪華なものになっています

一番の見どころはジェームス・ブラウンの「Get Up (Sex Machine)」(ゲロッパ)に合わせて花澤さんが好きなパン名前を叫ぶというパフォーマンスメロンパンメロメロ!)。冷静に考えるとすごくくだらないシャレなんですが、演奏ガチであることと、みんなすごく楽しげな様子が印象的で、とても幸せ空間が出来上がってるなあと感じました。

あと、花澤さんのパフォーマンスがいちいちかわいらしいんですよね。「Merry Go Round」の振り付けとか。

そして、アコースティックライブが素晴らしいんです。花澤さんの生歌ってこんなに良いものなのか、とため息が出ますよ。本当に、歌がヘタであるような扱いをされていたのが嘘みたいです。声量は確かにそんなにないのですが、歌の細かい表情付けがまらなく上手いです。ピアノギターだけの少ない音だと余計に際立ちますね。

こんな人に薦めたい

誰にと言われれば万人に、と言いたくもなるんですけども。

最近星野源やらceroやらで、ブラックミュージックとかシティポップとかそういう言葉がよく聞かれるようになったんですけど、このアルバムもそれと同じ文脈で語ることができるのではと思います

シティポップ」ってもはや言葉が独り歩きしだしてよく分からない感じなんですけど、街のことを歌うのがシティポップだとするなら「Blue Avenue」も十分当てはまりますよね。

また、北川勝利さんをはじめとした作家陣は、最近評価の流れがある気がする「渋谷系」や、最近流行り気味の新しい「シティポップ」の世代狭間にいる人たちなんですよね。どちらも独り歩きしてあやふや状態にある言葉ですけど。

良質な音楽を作ってきながらも長らく日の目を見なかった人たちがこうやって素晴らしいものを作り上げてくれている、というのも感慨深いものはありますね。

そして、70~80年代ニューヨークイメージってことで、けっこうオッサン向けなのかもしれません。……年間ベストに入らなかったのは革新性がないと思われたからなのかも。私は花澤香菜さんが歌うだけで十分新しいと思うんですけど。


というわけで、以上、Blue Avenueについてでした。

参考

花澤香菜Blue Avenueインタビュー - 音楽ナタリー Power Push

https://natalie.mu/music/news/111594

花澤香菜×北川勝利が明かす、“極上のポップソング”の作り方「人生音楽がより密接になってきた」|Real Sound|リアルサウンド

https://realsound.jp/2015/04/post-3000.html

曲目、スタッフリスト

01.I ♥ NEY DAY!

作詞岩里祐穂 作曲編曲北川勝利 ホーンアレンジ村田陽一
BassWill Lee
Drums : Steve Jordan
Electric GuitarDavid Spinozza
Piano, Organ : Rob Mounsey
Trumpet : Jeff Kievit
Trombone : Mike Davis
Saxophone : Andy Snitzer
Conga, Tambourine : 三沢またろう
Electric Guitar : 山之内俊夫(流線形
Wind Chime, Chorus北川勝利ROUND TABLE
Chorus : acane_madder

02.ほほ笑みモードアルバムミックス

作詞岩里祐穂 作曲編曲STUDIO APARTMENT
Guitar堀越雄輔
Vocal Direction : 北川勝利ROUND TABLE
Sound produced by STUDIO APARTMENT

03.Nobody Knows

作詞岩里祐穂 作曲北川勝利 編曲北園みなみ北川勝利
BassWill Lee
Drums : Steve Jordan
Electric GuitarDavid Spinozza
Piano, Organ : Rob Mounsey
Trumpet : Jeff Kievit
Trombone : Mike Davis
Saxophone : Andy Snitzer
Conga, Tambourine : 三沢またろう
Wuritzer, Claviniet, Analog Synthesizer北園みなみ
appears courtesy of Polystar Co.,Ltd.)
Wind Chime, Shaker : 北川勝利ROUND TABLE
Chorus : acane_madder

04.ブルーベリーナイト

作詞作曲編曲宮川弾
Programming, Clarinet, Saxophone, Chorus宮川弾
Guitar後藤秀人
Chorus : acane_madder

05.Trace

作詞岩里祐穂 作曲編曲 : mito
Drums千住宗臣
GuitarSaigenji Permalink | 記事への反応(0) | 15:20

 
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