現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2022年9月14日のデイリーキーワードランキング
1 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
2 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
3 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
4 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
5 | 渡り鳥みるみるわれの小さくなり |
6 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
7 | 子燕のこぼれむばかりこぼれざる |
8 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
9 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
10 | 鮎落ちて美しき世は終りけり |
11 | 方丈の大庇より春の蝶 |
12 | われにつきゐしサタン離れぬ曼珠沙華 |
13 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
14 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
15 | 枯野ゆく棺のわれふと目覚めずや |
16 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
17 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
18 | 蝌蚪に打つ小石天変地異となる |
19 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
20 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
21 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
22 | 星空へ店より林檎あふれをり |
23 | 木犀をみごもるまでに深く吸ふ |
24 | あかあかと寶珠のごとき月のぼる |
25 | 川をのぞく私のそこだけが秋 |
26 | しづけさにたたかふ蟹や蓼の花 |
27 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
28 | ひらひらと月光降りぬ貝割菜 |
29 | 風吹いて雲の切れ間や八重桜 |
30 | やつぱり一人はさみしい枯草 |
31 | 気がつけば友達以上竹夫人 |
32 | 原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ |
33 | コスモスへゆきかまつかへゆき憩ふ |
34 | 萱葺の並ぶ関所に秋日濃し |
35 | 山門にまさらの楔花三分 |
36 | 咳き込めば我火の玉のごとくなり |
37 | 思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇 |
38 | 死ぬために生きているんだ寒落暉 |
39 | 退屈の時間がほしいマスカット |
40 | いまは床屋となりたる友の落葉の詩 |
41 | 少年の遠まなざしや日脚のぶ |
42 | 万緑や死は一弾を以て足る |
43 | 太陽はいつもまんまる秋暑し |
44 | 凩や赤城の神は火の中に |
45 | 実梅落つ佐伯昭市わが師の名 |
46 | ふりむけば季語はまぼろし麦の秋 |
47 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
48 | 幻の女とゆく夜の花八ツ手 |
49 | 自販機に見知らぬ夏を購いぬ |
50 | 軍鼓鳴り/荒涼と/秋の/痣となる |
2025年1月8日 13時35分更新(随時更新中)