現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年10月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
6 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
7 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
8 | 娘とは嫁して他人よ更衣 |
9 | 螢獲て少年の指みどりなり |
10 | 船焼捨てし/船長は/泳ぐかな |
11 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
12 | また一つ見送る柩いわし雲 |
13 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
14 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
15 | 黄落期胸からつぽにして歩く |
16 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
17 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
18 | 冬めくや人の話の腰を折る |
19 | 朴散りし後妻が咲く天上華 |
20 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
21 | 瀬頭は白眉よ最上初もみじ |
22 | 善男が少女に呼ばる赤い羽根 |
23 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
24 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
25 | 白菜のみな尻向けて積まれたる |
26 | 長崎は今日は見えたり紅葉晴 |
27 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
28 | 菊人形みつめし処より傷む |
29 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
30 | 身に沁みるジュラ紀に馳せる寒の水 |
31 | 身をそらす虹の/絶巓/処刑台 |
32 | 霜降や小木なりに岩根抱く |
33 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
34 | 小言幸兵衛首たてなほす蝮草 |
35 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
36 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
37 | かりかりと蟷螂蜂の皃を食む |
38 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
39 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
40 | 稲の花自転車で行くすれ~に |
41 | 鰯雲この一族の大移動 |
42 | あじさいの美の山しゃんと伊昔紅 |
43 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
44 | 老いぬれば股間も宙や秋の暮 |
45 | 木曽路ゆく我も旅人散る木の葉 |
46 | 鰯雲日かげは水の音迅く |
47 | 淋しさよ/秩父も/鬼も/老いぬれば |
48 | いなびかり北よりすれば北を見る |
49 | 雨音のかむさりにけり虫の宿 |
50 | 語らいは遠き日のこと母子草 |
2025年1月8日 13時21分更新(随時更新中)