現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年11月14日のデイリーキーワードランキング
1 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
2 | 竹煮草ぐじゅっと昼がやってくる |
3 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
4 | かもめ来よ天金の書をひらくたび |
5 | ななかまど白馬の霧に色づけり |
6 | さはさはと夏来るらし雨も又 |
7 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
8 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
9 | むらがり咲くものの暑さよ墓過ぎて |
10 | 曉紅に露の藁屋根合掌す |
11 | 空腹のあと食べすぎる昼桜 |
12 | みづうみへこころ傾く葛の花 |
13 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
14 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
15 | うたかたの夢のひとひら秋の蝶 |
16 | 花冷えの炉けむりうすき山廂 |
17 | 少年や六十年後の春の如し |
18 | 寒月や穴の如くに黒き犬 |
19 | ハミングで歌ふ賛美歌花ミモザ |
20 | 露深し骨もこころも杳として |
21 | うららかや耳搔くときは後ろ足 |
22 | いっせいに毛虫孵りて毛虫に会う |
23 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
24 | 禁断の恋もあるでしょ ななかまど |
25 | 皆子様宇宙遊泳俳句羽衣 |
26 | 冬日さす十三仏の掛軸に |
27 | 行く春やみんな知らないひとばかり |
28 | 花散るやわれにかかはる紐の数 |
29 | 芋の露連山影を正しうす |
30 | 身ほとりに一つの出口桜咲く |
31 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
32 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
33 | 秋の航一大紺円盤の中 |
34 | 軒借りのひとに傘貸す三鬼の忌 |
35 | 炎天の道ゆづらずに牛の群れ |
36 | 郷愁を唾で飲み込む夜の蝶 |
37 | かたくりは耳のうしろを見せる花 |
38 | 現世に銭撒いて行く春の葬 |
39 | ちょっといい未来へ一歩旅始 |
40 | 目玉焼固く焼けたり受験子に |
41 | 大和よりヨモツヒラサカスミレサク |
42 | 拾ひたる手袋のまだ脈打てり |
43 | わらび摘む婆か蕨か骨の音 |
44 | 田水張り準備完了神宿る |
45 | 早乙女に昼の鐘鳴る道成寺 |
46 | 天網は冬の菫の匂かな |
47 | コーヒー店永遠に在り秋の雨 |
48 | 美しき稲妻となり遠ざかる |
49 | 月明の死者を剥ぎたる青畳 |
50 | ああ小春我等涎し涙して |
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2025年1月8日 13時22分更新(随時更新中)