現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年12月3日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
3 | 落椿とはとつぜんに華やげる |
4 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
5 | 星空へ店より林檎あふれをり |
6 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
7 | 水枕ガバリと寒い海がある |
8 | 熱燗の夫にも捨てし夢あらむ |
9 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
10 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
11 | 贅沢は敵と育ちぬちやんちやんこ |
12 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
13 | 朝市に垂れ目の土井たか子が来るぞ |
14 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
15 | 天地の間にほろと時雨かな |
16 | 去年今年貫く棒の如きもの |
17 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
18 | 瀧落ちて群青世界とどろけり |
19 | 喜んでくれる人あり忘れ花 |
20 | ずぶぬれて犬ころ |
21 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
22 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
23 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
24 | 真夜中の手毬に厚い女陰あり |
25 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
26 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
27 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
28 | 衣更へ逢魔が刻も華やげる |
29 | 花びらのほほに触れなば旅ごころ |
30 | ふはふはと金魚ふはりと男かな |
31 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
32 | 敗戦忌何年たっても消えない紐 |
33 | 海に出て木枯帰るところなし |
34 | あのあれで通じる会話日向ぼこ |
35 | 病むことも弥陀との絆 四温晴れ |
36 | 右眼には見えざる妻を左眼にて |
37 | まだもののかたちに雪の積もりをり |
38 | 彼一語我一語秋深みかも |
39 | 白糸の滝の乱れや神の留守 |
40 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
41 | 子のあらばつけたき名あり花石榴 |
42 | 薪をわるいもうと一人冬籠 |
43 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
44 | 前略とかしこで終る落し文 |
45 | 秋の声とは虫絶えてからのこと |
46 | 野は二月乳房もつとも晴れわたり |
47 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
48 | 金婚の傘寿と喜寿の鬼やらひ |
49 | 霜柱俳句は切字響きけり |
50 | 老いゆくを罪と思はず百日紅 |
2025年1月8日 13時37分更新(随時更新中)