現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年8月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 文脈に繋がりてくる*蝉しぐれ |
2 | 八月や六日九日十五日 |
3 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
6 | 父はやく死にしあと母風の盆 |
7 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
8 | 人体冷えて東北白い花盛り |
9 | 天然風仕立ての鮎と銘打つて |
10 | 胸やけのお盆すたすた人過ぎゆく |
11 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
12 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
13 | ものの種にぎればいのちひしめける |
14 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
15 | どうしようもないわたしが歩いてゐる |
16 | 打首の童唇皓歯新小豆 |
17 | もろもろの木に降る春の霙かな |
18 | 達治の忌下駄は素足がよかりけり |
19 | 啞*蝉の黙のかさなる蝉時雨 |
20 | 寝床まで月を入れ寝るとする |
21 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
22 | 湯豆腐やその他は丸いもの多し |
23 | 粒子粗き裸族の写真寒波来る |
24 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
25 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
26 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
27 | お中元おなじやうなる句集来る |
28 | たましひの繭となるまで吹雪きけり |
29 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
30 | 芋虫やコインロッカーが聳える |
31 | あるけばかつこういそげばかつこう |
32 | 鬼百合がしんしんとゆく朝の空 |
33 | 死が見ゆるとはなにごとぞ花山椒 |
34 | なれゆゑにこの世よかりし盆の花 |
35 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
36 | 山畑に月すさまじくなりにけり |
37 | 新涼や女に習ふマンドリン |
38 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
39 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
40 | ほおずきの花ひそひそと先のこと |
41 | 梵鐘の一打に揺らぐ花魁草 |
42 | 夕顔の開かんとして白ふかむ |
43 | ごんぼねずみ山影淡くなるばかり |
44 | 供神の龍踊かこむ海の眼玉 |
45 | 寒満月歩む地球に己が影 |
46 | 稲妻や逃げも隠れも招き猫 |
47 | 明日死ぬ妻が明日の炎天嘆くなり |
48 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
49 | 翅あらば今たたみ頃夕端居 |
50 | 素つ首のおのれうかべる油照り |
2025年1月8日 13時37分更新(随時更新中)