近似種
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一見似たものが多いが殻口内の橙色と螺層側面の形状を目安にすれば識別しやすい。 オオジュドウマクラ Oliva sericea (Roeding, 1798) 一見ジュドウマクラに似ているが、本種では殻口内外ともに淡肉色なのが一般的で、殻口内奥部の色が濃くなる場合でもジュドウマクラほど明瞭な橙色にならないこと(ジュドウマクラは普通内唇や外唇よりも内奥部が明らかに濃い橙色になる)、螺塔上部の各螺層の側面が丸みを帯びて多少なりとも弧膨する(弧状に膨らむ)こと(ジュドウマクラでは普通は弧抉(弧状に抉れる)して弱い凹面になるか時に直線的、しかし膨らむことはない)などで識別できる。また模様がより細かい傾向があることと、体層側面がやや膨らむ傾向があることでも相違するが、この2点には変異もあるため飽くまでも参考である。最大では110mmほどになりジュドウマクラより大成する個体があるが、十分成長したもの以外大きさは全く当てにならない。名前は大-ジュドウであるが、殻形はクチベニマクラに似ており、それを巨大にして口縁の色を淡くしたような外観をもつ。 ヌメリマクラ Oliva irisans Lamarck, 1811 斑紋、殻形、大きさなどが似ているが、殻口内は橙色にならず、螺塔の大部分が滑層に覆われるため、螺層の最終層以外の縫合には溝がないことで識別できる。
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近似種
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本種はこの属では日本で唯一のものである。やや似たものにショウジンガニがあり、共にショウジンガニ亜科に属している。ただし背甲はより角張っており、全体にそこまで扁平でないなど、一見して区別は容易である。
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近似種
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全体にはビワミジンコ D. biwaensis に似ているがこの種では尾爪にはっきりした櫛状歯がある。また微歯の列は2群に分かれる。またこの種は琵琶湖の固有種である。 他にハリナガミジンコも似ているがこの種では微歯列は群に分かれない。
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近似種
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ヒメオトギリに類似するが、ヒメオトギリの雄しべは10-20個あるため、雄しべが5-8個である本種と区別できる。
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近似種
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この種を含むガンゼキラン属は熱帯アジアを中心に約50種が知られる。日本では屋久島以南にカクチョウラン(P. tancarvilleae (Banks) Blume)がある。姿はガンゼキランに似るが、さらに大きくなる。また、花は蝋細工のように白く、唇弁のうち側と先端近くが濃い紅色になっている。これもツルランやリュウキュウエビネなどとともによく栽培される。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/23 13:13 UTC 版)
単子葉植物ゆえに当初は子葉一枚のみであるが、その後ササに似た数枚のやや広い線形の葉を出し、その姿はおなじ水田雑草であるウリカワ、オモダカ、ヘラオモダカなどと酷似する。やや水が深い場合は、葉柄が長くなり、浮葉をつける場合もある。やがて葉は次第に膨らみを帯びるようになり、卵形、心臓形へと変化する。さまざまな別名はこの短い間の葉形の変化に由来する。なお、葉の基部は同属のミズアオイや同じ科のホテイアオイのように太くならない。 上記のオモダカ類の種とは、成長するとわかりやすく、また花はまったく異なるので混同することはない。ミズアオイは同属だけによく似ているが、ミズアオイの花序が穂状に上に伸びるのに対して、コナギのそれは葉腋に数花出るだけなので区別できる。ただし、よく成長したコナギは、花がなければミズアオイと見間違える場合もある。いずれにせよ、ここにあげた植物は現在では希少種となっており、植物採集家や水草マニアは、時にコナギを見て悩まされたり落胆したりしがちである。農家から見れば喜ばしいこととはいい難いが、多くの水田雑草がその姿を希少なものにしている中では、コナギはまだ減少していないほうであるといえる。 なお、アメリカコナギ (Heteranthera limosa (Sw.) Willd.) が帰化植物として日本に侵入している。コナギと名前がつくが、別属(アメリカコナギ属)の植物である。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/12 17:21 UTC 版)
オオトリゲモと非常に似ている。葉の長さは変異が大きいため、外観ではほとんど見分けがつかない。種子表面の格子状の模様で区別することもあるが、トリゲモとオオトリゲモの種子表面は非常に酷似するため、この点で同定を行うのは困難である。この2種を確実に同定するためには、雄花の葯室の数を見る必要がある。葯室の数が1室ならトリゲモ、4室ならオオトリゲモである。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/19 14:15 UTC 版)
ヤマトマダラバッタ(ヤマトバッタ)Epacromius japonicus 海岸線に局所的に分布し、マダラバッタよりやや大型。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/28 22:04 UTC 版)
ヒメシダ属は世界に800種、日本だけでも40近い種を含む大きな群であり、かなり性格の違う種も含まれるので、ここではホシダに比較的似たもののうち代表的なものだけをとりあげる。ただし、分類にはさまざまな問題があるようである。 ケホシダ T. parasitica (L.) Fosberg ホシダに似ているが、葉がやや柔らかく、葉柄から葉の裏に一面に細かい毛が生えている。また、頂羽片はホシダほどはっきりしていない。九州南部から琉球列島、小笠原諸島では道端に普通なものである。アジアの熱帯域に広く分布するとされる。 イヌケホシダ T. dentata (Forsk.) St.John ホシダに似ているが、頂羽片ははっきり出ない。葉柄から葉の裏に毛がある。本州南部では数カ所に生育地が知られる。それ以南では次第に普通の雑草的に見られる。世界の熱帯域に広く分布。 テツホシダ T. interrupta (Willd.) K. Iwats. ホシダにやや似た姿のシダ。根茎は長く地中を走り、まばらに葉を立てる。葉は質が硬く、つやが強く、ほとんど直立する。一回羽状複葉であるが、羽片に深く切れ込みが入るホシダとは異なり、浅く切れ込むだけ。胞子のう群は円形で、葉の縁に近く並ぶが、成熟すると互いにくっついて見える。湿地に生え、時には浅い水の中にも生育して一面に広がった群落を作る。本州南部、四国南部、九州から以南、世界の熱帯・亜熱帯に広く分布する。琉球では普通種であるが、本州の産地では亜熱帯系植物群落の代表種として貴重視されている。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/18 08:16 UTC 版)
その形の特徴と、地表を這い回るような姿から、見分けるのは簡単である。形の上で最もよく似ているのは、コウザキシダ(A. ritoense Hayama)である。葉の裂け方や、その質感などがよく似ている。しかし、葉全体の形が楕円形に近く、幅広いことや、先端から芽が出ない点などで区別できる。どちらかと言えば岩の側面に着生状になり、葉を垂れ下がらせるように生育していることが多い。アオガネシダ(A. wolfordii Mett. ex Kuhn)やオオバヒノキシダ(A. trigonopterum)もやや似ているが、小羽片がやや幅広く、胞子のう群が複数つく。いずれも本州南岸以南に生育する。他にも近縁種は多数あるが、形態的にはやや外れる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/04 03:06 UTC 版)
ヒメクサキリ H.jezoensis 体長(頭頂より翅端まで)40-60mm。体は緑または褐色で、前胸背面上部両側がやや薄い色で縁取られている。この線は若齢幼虫では不明瞭で、クサキリとの区別は難しい。後脚脛節及びメスの産卵管は褐色部分が少なく、色が薄い。ヒメとは名が付くが体長・体格はほぼクサキリと同様、かえって本種の方が大きいことさえ有る。本州中部以北に分布。主に山間部、林縁などに生息し、北に行くほど個体数が増え、普通種となる。東北地方より北海道に掛けて、他のクサキリ類が見られない地方ではほぼ本種が占めるようになる。鳴き声はクサキリよりやや大きいぐらいで、区別が付きにくいが、時折、「ジ・ジ・ジ・・・・」と言うような合いの手を入れる鳴き方をすることで区別できる。羽はあるがほとんど飛翔しない。飛んでも1-2メートル程度の距離である。孵化及び羽化はクサキリより半月ほど早い。卵で越冬し、年1回発生。 オオクサキリ H.sp 体長(頭頂より翅端まで)55-70mm。体は緑または褐色で、前胸背面上部両側がやや薄い色で縁取られている。この線は若齢幼虫では不明瞭で、クサキリとの区別は難しい。後脚脛節は褐色部分が少なく、色が薄い。メスの産卵管はクサキリ同様褐色で、腹部より若干長い。分布はきわめて局所的で、関東地方の海岸線、一部の山間部、新潟-長野県あたり。主に芦原に生息し、クサキリやカヤキリなど他のクサキリ類と混生することも多い。分布が限られ、生息する環境も限定されるため、絶滅危惧種に指定する県が多い。鳴き声は非常に甲高く金属的で、「キリキリキリ・・・・」と聞こえる。いつも様々なテンポの鳴き方をする個体が混生し、遺伝などによる物かどうかは不明である。他のクサキリ属2種に比べてややカヤキリのような性質・生態をもち、羽はあるが全く飛翔せず、歩行・跳躍によって移動する。また昼間は草の根もと付近に潜んでいるため探すのも困難である。夜間になると高いところに這い出してきて鳴くのもカヤキリと一緒である。最近ではセイバンモロコシを食草にして、僅かではあるが個体数回復の兆しが見える。有毒であるセイバンモロコシを何故食草に出来るかは不明であるが、毒の少ない部位を選んで食べているのではないかと思われる。孵化及び羽化はクサキリより半月ほど早い。卵で越冬し、年1回発生。 ヒサゴクサキリ Palaeoagraecia luteus
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 14:07 UTC 版)
マツミヤケボリ Crenavolva tokuoi Azuma, 1989 殻高12mmほど。紀伊半島沖に分布。 アヤメケボリ属 Crenavolvaに分類される種のうち、外唇に顕著な刻みがないのは本種とリュウグウケボリのみとされるが、本種はリュウグウケボリよりも肩が強く張り出して顕著に角張ること、螺条がやや明瞭なこと、殻色が白色もしくは白に近い淡色で背面に小さい褐色斑を数個もつことで識別される。また外唇の幅が狭いことも識別点の一つとされるが、外唇幅に関しては沖縄産の標本では違いは認められないとの報告がある。 ビードロマメヒガイ Phenacovolva vitrea Omi & Iino, 2005 殻高11mmほど。紀伊半島沖に分布。 リュウグウケボリのうち、肩の張り出しが弱く、全体に細い個体は本種ビードロマメヒガイに外観が似るとされるが、ビードロマメヒガイは肩の張り出しがなく、殻表はほぼ平滑で螺条彫刻はほとんど認めらない。また、ビードロマメヒガイは一般には別属であるシロオビキヌヅツミ属 Phenacovolva に分類されているが、リュウグウケボリなどと同じアヤメケボリ属 Crenavolva に分類する考え方もあり、ウミウサギガイ科の属の分類には不明瞭な部分も少なくない。
※この「近似種」の解説は、「リュウグウケボリ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「リュウグウケボリ」の記事については、「リュウグウケボリ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/16 02:21 UTC 版)
同属のものは日本に11種が知られる。その中で、よく似たものとして小野編著(2009)は以下の2種をあげている。 N. theisi ホシスジオニグモ N. amamiensis アマミオニグモ これらはいずれも本種より褐色が強く、また腹部の斑紋で区別できる。ただし、アマミオニグモはトカラ列島と奄美諸島からしか知られていない。ホシスジオニグモは南西諸島、九州、四国と本州南岸まで生息するが、日本本土においては沿岸部で見られるものである。
※この「近似種」の解説は、「ドヨウオニグモ」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/18 13:30 UTC 版)
「コウヤノマンネングサ」の記事における「近似種」の解説
同属のフロウソウに似るが、フロウソウは一般にやや背が低く、主茎の上部が湾曲しない、枝端が細くならないなどの点で本種と区別できる。
※この「近似種」の解説は、「コウヤノマンネングサ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「コウヤノマンネングサ」の記事については、「コウヤノマンネングサ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/18 13:32 UTC 版)
同属のコウヤノマンネングサに似るが、コウヤノマンネングサの主茎は上部が湾曲し、枝端が細くなるなどの点で本種と区別できる。
※この「近似種」の解説は、「フロウソウ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「フロウソウ」の記事については、「フロウソウ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/02/27 23:38 UTC 版)
同属にもそれ以外にもあまり似たものがなく、判別のしやすいシダである。 大隅半島南部から琉球列島にはタイワンジュウモンジシダ P. hancockii (Hance) Diels がある。これも同じように葉が十文字型になるのでその名がある。裂片はこちらの方が遙かに小さく、せいぜい3cm、普通はそれより小さい。また、葉数も少なく、葉質はやや革質である。葉形では最下の羽片も申し訳程度に単羽状になるくらいで、見た目はずいぶん異なっている。名前は同じものを使っているが、系統的にはそれほど近くないものと考えられる。より渓流に近いところに見られる。国外では中国南部と台湾から知られる。
※この「近似種」の解説は、「ジュウモンジシダ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「ジュウモンジシダ」の記事については、「ジュウモンジシダ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/30 16:18 UTC 版)
極めてよく似たものに同属のワキグロサツマノミダマシ (N. mellotteei (Simon)) があり、外形も色彩も極めて似ている。外見的な違いは腹部下面が褐色をしている点である。サツマノミダマシでは腹部前方側面の黄色い斑紋から下も緑色であるのに対し、ワキグロでは黄色の部分から下は褐色である。脇黒の名はここによる。また、頭胸部や歩脚もやや褐色が濃い。習性等もよく似ており、生息環境も似ていて、同じ場所で両種を見ることが普通である。分布の上では、ワキグロは北海道にも生息している点が異なる。 他に緑色のオニグモ類としてはアオオニグモが普通種だが、腹部の色は薄くてむしろ青みがかっており、混同することはない。ハラビロミドリオニグモは黄緑色だが小型で腹部の幅が広く光沢があり、希少種で普通に見られるものではない。
※この「近似種」の解説は、「サツマノミダマシ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「サツマノミダマシ」の記事については、「サツマノミダマシ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/02 19:47 UTC 版)
アシグロツユムシ Phaneroptera nigroantennata ツユムシに似るが脚が黒い。特にオスは黒い部分が多い。触角は黒く、所々白い帯模様がある。複眼は灰色。(ツユムシは赤い。)前胸背に褐色の縦筋がある。全体の体型はツユムシに同じ。山地の森林縁に普通で、鳴き声はツユムシと異なり、「ジュキー・ジュキー」と鳴く。幼虫は緑、黒、白のまだら模様で、一見目立ちそうだが、日陰の葉の上にいると見事な保護色になる。成虫に近づくにつれまだらは薄くなり、終齢は殆ど成虫と同じ色彩である。食草はツユムシと似通っているが、キイチゴ属の樹上に良くいる。 セスジツユムシ Ducetia japonica 平野部の藪、森林縁に主に生息する。人家近くにも生息し、良く生け垣に絡まった蔓草にいる。名前の通り背面を頭頂から翅端まで貫くように1本の筋が通っている。オスとメスとではこの筋模様に若干違いがあり、慣れないと同種族とは思いにくい。オスは頭部-前胸まで褐色の縁取りのあるオレンジ、羽は褐色、メスはすべて乳白色の筋模様である。オスは夜間、「チッ・チッ・チッ…」と繰り返し、次第にテンポを速め最後に「ジュキージュキージュキー」というような独特の節回しで終える鳴き方をする。ツユムシ属より若干頑丈な体つきで、堅めの葉も喰うことが出来るが、身軽さで劣り、飛び方はあまり上手ではない。メスは短翅型と長翅型があり、短翅型は数十センチしか飛べないが長翅型はオスとほぼ同等の飛翔力を持つ。昼は葉の上で触角と脚をそろえた独特のポーズで「昼寝」をする。 エゾツユムシ Kuwayamaea sapporensis はじめはセスジツユムシと同属にされたが、メスの亜生殖版の形状の違いなどから別の属になった。色彩の特徴はセスジによく似ていて、背中に縦筋を有するのも一緒であるが、オスの頭部-前胸の線に褐色の縁取りがない。メスは後ろばねが退化していて、日本のツユムシ類では珍しい姿である。オスは夜間だけ鳴き、「ジーチキキッ…」と繰り返し、有る程度繰り返すと鳴き方を変え、「ジィジィツッツッ」と数回繰り返し終わる。この際良く歩き回るが、メスの移動力が劣るため、鳴きながら探しているという説もある。飛翔力はさらに劣り、オスは1-2メートル程度、メスに至っては全く飛べない。東京都と高知県でレッドリストの準絶滅危惧の指定を受けている。 クダマキモドキ(サトクダマキモドキ) Holochlora japonica 平地の森林、樹冠部に棲んでいる。ツユムシの仲間としてはかなり大型、普通種なのだがこのように高いところにいる上、殆ど鳴かない、鳴き声も小さいため弱ったものが地面にいるとき以外はなかなか気づかない虫である。夜間、非常に小さな声で「チ・チ・チ…」と鳴く。メスも似たような声で鳴き返すという。普段はじっとしてやり過ごそうとするところはツユムシに似ている。飛翔技術は非常に高く、巧みに飛んで逃げる点も一緒。山地には非常によく似たヤマクダマキモドキ Sinochlora longifissaがいる。前足が赤みを帯びるほか、複眼の色や模様も異なる。
※この「近似種」の解説は、「ツユムシ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「ツユムシ」の記事については、「ツユムシ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/19 06:28 UTC 版)
基本的な特徴からマメゴケシダ属に含められているが、上記のような特殊な特徴を持つのはこの種だけであり、似たものは他にない。日本にはこの属にもう二種が知られるが、特に近縁ではない。 むしろ苔類の方が似ているとも思われるが、本種のように丸い形の苔類はない。なお、葉全体に二又分枝した葉脈が存在するため、苔類とは明確に区別できる(苔類は葉脈的な構造を持たないのが特徴の一つとなっている)。
※この「近似種」の解説は、「ゼニゴケシダ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「ゼニゴケシダ」の記事については、「ゼニゴケシダ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/22 00:20 UTC 版)
タンザニアオオヤスデ(学名 Spirosteptus giganteus)という種がいて、同じように世界最大級のヤスデとなっているが、同種なのか、別種かは不明。こちらの方が体色がより黒目である。 他にもセーシェル諸島に生息するダイオウヤスデ(大王馬陸 Orthoporus seychellarum)も最大で30cmほどになる巨大種である。
※この「近似種」の解説は、「アフリカオオヤスデ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「アフリカオオヤスデ」の記事については、「アフリカオオヤスデ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/17 07:43 UTC 版)
葉の小さいものでは特にコケシノブ H. wrightii との区別が難しくなる。裂片の角度が本種の方がずっと大きいことで区別出来る。
※この「近似種」の解説は、「ホソバコケシノブ」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 03:14 UTC 版)
エゾノコウボウムギは、コウボウムギとほぼ同じ姿であるが、より葉鞘が濃い色で、茎はつよく三角、ざらつきが激しく、果胞は熟すと開出し、嘴がとがるなどさまざまな点で異なる。コウボウムギとは住み分けて北海道東側から東アジア北部を経て北アメリカ西海岸まで分布する。
※この「近似種」の解説は、「コウボウムギ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「コウボウムギ」の記事については、「コウボウムギ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 05:20 UTC 版)
フロガイ Naticarius alapapilionis (Roding, 1798) は殻型や大きさがよく似るが、周縁に明瞭な色帯と点線状の模様をもつことで区別できる。
※この「近似種」の解説は、「トウヨウタマガイ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「トウヨウタマガイ」の記事については、「トウヨウタマガイ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 08:23 UTC 版)
よく似た姿のものがオオクグで、より背が高くなり、70cmにもなる。また、葉の幅が広くなる。北海道、本州、九州の汽水域にまれに見られる。 意外と似ているのがコウボウシバである。この種は元来は砂浜に生育する種で、砂の中に匍匐茎を伸ばし、砂の表面に根出葉を出し、ごく短い花茎を伸ばす植物である。したがって、外見的には大きく異なるのだが、シオクグが砂浜に出る場合、かなり背が低くなって、コウボウシバより一回り背が高いだけになる場合がある。葉の形などもよく似ているから、そうすると、これはもう花序や小穂の特徴に頼らなければならなくなるのだが、実はこれがまたよく似ているのである。コウボウシバの方が果胞がすぐに細まること、鱗片が長いことなどで区別できる。こちらも日本では北海道から琉球列島まで分布し、国外では東アジアはもとよりオーストラリア、南米のチリにまで分布がある。
※この「近似種」の解説は、「シオクグ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「シオクグ」の記事については、「シオクグ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/28 21:07 UTC 版)
コカナダモやオオカナダモに似ているが、コカナダモよりは葉幅が広く、オオカナダモよりは小ぶりである。ただしクロモの形態は栄養条件などによって非常に変異があるため、その2種に似た形態をとることもある。 オオカナダモは丸い三弁を持つ大きい花が付くのではっきりと区別できる。
※この「近似種」の解説は、「クロモ (水草)」の解説の一部です。
「近似種」を含む「クロモ (水草)」の記事については、「クロモ (水草)」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 05:47 UTC 版)
前述の食用とされる種の基本変種はシログワイ(別名イヌクログワイ)(E. dulcis (Burm. fil.)Trinius)という。クログワイに似るがより大型で1mを越える。また、穂が白っぽくなる。日本南西部や中国南部から太平洋諸島、オーストラリアまで、またマレーシア、インドを経てアフリカにまで産する。日本では本州南岸の一部から九州、琉球列島に産するが、栽培からの逸出であるとも言われる。栽培種であるオオクログワイは芋が大きくて直径2-3cmに達する。 ミスミイ(E. fistulosa (Poiret) Link et Sprengel)は、これらに似て、水中の泥に匍匐枝を伸ばし、花茎を多数立てる植物で、小穂が花茎の先端に、滑らかにつながって生じる点もよく似ている。はっきりと異なるのは、花茎の断面が三角形をしていることである。また、花茎は中空でない。本州では日本南西部、中国から、インド、オーストラリアにまで分布し特に日本では愛知県と紀伊半島の一部、それ以南、九州から琉球列島に分布する。本土ではごく珍しいものである。 なお、ヌマハリイ類もこれらと同様に、水中の泥に匍匐枝を伸ばし、花茎を多数立て、一面に花茎の並んだ群落を作る。花茎の先端の小穂の基部がはっきりとくびれて、小穂は楕円形で花茎よりはっきりと太い点が異なる。
※この「近似種」の解説は、「クログワイ」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/28 14:58 UTC 版)
「パフィオペディルム・ハイナルディアヌム」の記事における「近似種」の解説
本属には複数花をほぼ同時に開花させるものは他に幾つかある。その中でローウィ P. lowii は花の形や模様が本種ととてもよく似ている。違いについてはこの種の項を参照のこと。 花の形 全草 近似種のローウィ
※この「近似種」の解説は、「パフィオペディルム・ハイナルディアヌム」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 14:43 UTC 版)
キンメダイ属にはキンメダイの他にナンヨウキンメ、フウセンキンメ(英語版、ドイツ語版)の2種があり、体型や特徴が微妙に異なる。食味はキンメダイ(本キンメ)より劣るとされ市場価格もやや低めだが、切身として販売される場合はキンメダイとして流通している事も多い。
※この「近似種」の解説は、「キンメダイ」の解説の一部です。
「近似種」を含む「キンメダイ」の記事については、「キンメダイ」の概要を参照ください。
近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 09:28 UTC 版)
ニシオジロビタキ 英名 Red-breasted flycatcher(学名:F.parva) ユーラシア大陸西部で繁殖。日本では、愛知県、大阪府、鹿児島県で記録がある。以前は亜種と考えられていた。
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近似種
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別変種のリュウキュウシロスミレとは、大抵は分布域で区別できる。形態的には花茎が長くて花が葉より高く抜き出て咲くこと、葉の形がやはり三角だが、側面のくぼんだ曲線の度が強く、下端の両側が突き出す程度が大きいなどの差がある。 白い花を咲かせるスミレ類としては似たものにシロスミレ V. patrinii がある。アリアケスミレに比べて葉数が少なく、また葉柄より葉身が短い。それにシロスミレは本州では高地に見られ、平地に出現しないため、混同することは少ない。他にも白い花を咲かせるスミレは幾つかあるが、それほど似ていない。 形態的にはスミレ V. mandshurika がよく似ているが、花色は全く異なる。もしスミレの白花が出現すると困ることになるが、幸いなことに、これは滅多に出現しない。細部では形態的にも区別は可能である。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 20:59 UTC 版)
同属のコウライタマゴケ B. ithyphylla に似るが、コウライタマゴケのほうがやや大型で、乾いても葉が縮れないなどの違いがあるため区別できる。
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近似種
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マサメダマ Tanea lineata (Röding, 1798) の殻は白色地に褐色の縦斑があり一見似るが、縦斑は細くて数も多く、殻口を正面に向けた場合には20〜30本程度の縦斑が見え(モクメダマでは7〜10本前後)、多少波打つ程度でモクメダマのような強い稲妻状にはならない。成貝サイズも大きく、殻高・殻径ともに40mmほどの球形で、殻高が殻径の8割程度でつぶれた球形のモクメダマとは殻形も異なる。また軟体は全体が一様な淡褐色でこれといった斑紋がない。奄美群島以南のインド太平洋に分布する。 下記の Tanea 属の諸種なども褐色の縦斑を持つが、いずれの種も縦斑は細かく、縦斑が強く屈曲する場合には隣同士の屈曲部が連続して狭い螺状帯となるなど、モクメダマのように縦斑全体が大胆な稲妻模様を呈することはない。ミナミカザリダマ Tanea euzona (Récluz, C., 1844), オオナミカザリダマ Tanea magnifluctuata (Kuroda, 1961) ハルサメダマ Tanea pluvialis Kurono, 1999 カンゼミズタマ Tanea tenuipicta (Kuroda,1961)
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 04:15 UTC 版)
日本には同属は分布していない。琉球諸島には別属のミフクラギ(別名オキナワキョウチクトウ、Cerbera manghas)が分布する。花は白くて、ややキョウチクトウに似ているが、多肉質の葉や大きな実をつけるので、印象はかなり異なる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 16:52 UTC 版)
細身なヤリテング (Pegasus volitans) や、タツノオトシゴのような体表の骨板が目立つテングノオトシゴ (Pegasus laternarius) がいるが、本種ほど数は多くない。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:02 UTC 版)
エレガンスクワガタ属は3種で構成されているが、形状はコクワガタ亜属に近く、コクワガタ亜属に属しているという見方もある。 Dignophorus elegans (Parry, 1862) インド Digonophorus rubrolateris Nagai, 2000 ミャンマー Digonophorus costipennis Nagai, 2000 ミャンマー
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/22 09:31 UTC 版)
よく似た種類にヒメイトヒキハゼがいる。幼魚では区別が難しいが、成魚では頬に青い斑点がないので区別できる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 16:56 UTC 版)
アメリカには姉妹種のレガリスゼンマイ (O. regalis L.) がある。ゼンマイに似るが、胞子葉が独立しておらず、栄養葉の先端の羽片に胞子嚢がつく。 ゼンマイ属は世界に十数種、日本には5種があるが、そのうちでヤシャゼンマイ (O. lancea Thunb.) はゼンマイにごく近縁なシダで、外見は非常によく似ている。異なる点は葉が細いことで、特にゼンマイの小羽片の基部が丸く広がり、耳状になるのに対して、はるかに狭くなっている。また、植物体も一回り小さく、葉質はやや厚い。日本固有種で、北海道南部から九州東部にかけて分布する。生育環境ははっきりしていて、必ず渓流の脇の岩の上である。ゼンマイも水辺が好きであるが、渓流のすぐそばには出現せず、ヤシャゼンマイとは住み分けている。上記の特徴はいわゆる渓流植物の特徴そのものであり、そのような環境へ適応して種分化したものと考えられる。 なお、この両種が生育している場所では、両者の中間的な型のものが見られる場合がある。これは両者の雑種と考えられており、オオバヤシャゼンマイ O. ×intermedia (Honda) Sugimoto という。その形や大きさはほぼ中間であるが、やや変異が見られると言う。また、胞子葉は滅多に形成されず、できた場合も胞子は成熟しないらしい。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 06:49 UTC 版)
同属のアマビリス P. amabilis は、本種に非常によく似ている。花はこの種の方が本種より多少大きく、また芯弁の基部中央の肉質突起がこの種では2個の角になるのに対して、本種では4個の角になっている。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 09:31 UTC 版)
非常によく似た種にヤマテキリスゲ (C. flabellata H. Lev. et Vaniot) がある。見かけも細部もよく似ているが、植物体がざらつかない。細部では果胞に脈があるなどの違いがあり、別種とされる。北海道、本州と四国に分布し、やや寒地に産する。 他に、大柄で、苞に鞘がなく、細長い小穂を垂らすようにつけるものとしては、オタルスゲ、アゼナルコ、アズマナルコ、シラスゲ、ヤラメスゲなどがある。その中でも小穂が紐のようにだらりとしている様子はかなり独特である。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 08:42 UTC 版)
このような姿のスゲは他にはほとんどないが、近縁種は他に二種知られている。 ケタガネソウ(C. ciliatomarginata):タガネソウに非常に似ているが、全体にやや小型であること、全株に毛が多く、特に葉の縁に長いものが並ぶこと、花茎先端の小穂が雄小穂であることなどから別種とされている。本州から九州と、前種よりやや南に片寄った分布を持つ。国外でも似た傾向がある。 ササノハスゲ(C. pachygyna):葉の見かけはタガネソウに似ているが、小穂は随分異なる。小穂は雄雌性、ほぼ球形で、花茎の各節から2-3個ずつ出る。タガネソウと違い常緑性。近畿以西の本州と四国のみに産する。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 15:38 UTC 版)
地表を這う姿はシバにも似る。区別点は先述の通り。穂の形はメヒシバ類、オヒゲシバ類なども似ているが、メヒシバとは小穂が腹背に扁平であること、オヒゲシバは小穂に芒があるので区別できる。また、どちらもギョウギシバほど広く這い回らない。ギョウギシバ属は世界で10種ほど知られているが、日本に棲息するのはこの1種のみ。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:32 UTC 版)
アイアシ属には地中海からインド、アジアに四種がある。日本にはこの一種のみ。紛らわしいものはない。穂や小穂の構造からはウシノシッペイやカモノハシが近いが、それらははるかに小さくてか細い植物なので、外見的には間違う可能性がない。 むしろ全体の姿はアシと似ている上に、よく一緒に生えているのでややこしい。アイアシの方が小さいが、アシの背丈も結構変わるので、それだけでは区別できない。葉の色がアシの方はやや緑が濃く、つやがなくて主脈が目立たない、といった差はあるが、決め手にはなりにくいかもしれない。したがって、両者の穂が出ていない初夏までの時期にはややこしいが、たいてい両者ともに昨年の穂が枯れて残っているので、その残骸さえあれば確実に区別できる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:43 UTC 版)
ウシノシッペイ属は旧世界の熱帯を中心に数種がある。日本本土では以下のもの以外には類似したものはない。同属のコバノウシノシッペイ(H. compressa (L. fil.) R. Br.)は、ウシノシッペイによく似ているが、よりきゃしゃで、根元がやや匍匐する。九州から南西諸島、中国大陸南部からインドシナ、インドに分布する。 別属ではあるが、よく似たものに、沖縄県に熱帯に分布し、日本では沖縄に帰化しているツノアイアシがある。道端にはえる雑草で、真っすぐ立ち上がり、高さは1-2.5mほど。全体にウシノシッペイに似た姿であるが、よりがっしりとした植物である。穂は線形の棒状で、小穂が密着して生じる点も同じであるが、ツノアイアシでは小穂が軸にのめり込むように半ば埋まっている。また、熟すると穂が節ごとに折れてバラバラになる。ツノアイアシ属は他に世界の熱帯域に約30種がある。この種もアジア、アフリカの熱帯域が原産で、沖縄県には第二次大戦後に帰化したものである。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 17:31 UTC 版)
類縁のものではオオニワホコリ(E. pilosa (L.) Beauv.)が全体によく似ているが一回り大きく、時には高さ70cmになるほか、穂の先端がややたれること、花軸の節に白い毛をまばらにつけることなどが異なる。これも日本全土でやや普通に見られ、世界的な分布では更に広くユーラシア大陸の温帯・暖帯にわたる。 同属のその他の種ではカゼクサが最も普通だが、はるかに大きい。南西諸島などに見られるヌカカゼクサは似たような大きさだが小穂ははるかに小さくて数が多い。 縁は近くないが似ているものにスズメノカタビラがある。別属のものであるから分類上の重要な点で違いがあり、外見的にはより柔らかく全体に黄緑色であること、より湿った場所に生育することなど異なった点も多いが、外見的特徴はとても似た点が多い。小穂に関しても、いずれも多数の小花を持つイネ科によくある形なので、よく似ている。 実際には両者が同じ場所で見られることもよくあり、特に裸地の庭では普通である。そのような場所では生育が十分でない例が多い。しかもそれでも育って花をつけるのが雑草の雑草たる所以であり、しかもこの両者とも筋金入りの雑草であるから、条件の悪い場所でもいじけた姿ながらよく生育して花をつけている。その結果、両種の特徴が紛らわしい例があるのである。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 23:26 UTC 版)
もっともよく似ているのはヨメナである。葉の形、花の色形まで非常によく似ている。ヨメナは時に野菊の代表とされ、辞典等では野菊をヨメナの別称とする例もあり、はるかに知名度が高い。しかし実際には両者はよく似ている上に分布も重複しており、同じような環境によく見かけられるから、両者混同されてヨメナと呼ばれていることが多いと思われる。もっともはっきりした違いは、ヨメナの種(果実であるが)には冠毛がないことで、花期が終わった花序があれば一目でわかる。葉の両面に毛があることも、ほぼ無毛のヨメナとは異なるが、あまり目立たない。見分け方の詳細はヨメナの項も参照のこと。 他に同じ種内の亜種変種が多数あるが、以下に記す。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/03 00:02 UTC 版)
近似種との見分けは容易だが、近似する種類は比較的多い。以下に代表的な種を示す。 テンニョノカムリ Babelomurex japonicus (Dunker, 1882) カセンガイと比べ、透明感に乏しい。また、肩の刺列は上方を向く。大西洋にも非常によく似た種類がある。 太平洋(日本~フィリピン~ハワイ)の水深80~400mの岩礁底に棲息する。 スガノミヤカセン Hirtomurex filiaregis Kurohara, 1959 肩に刺状の刺列がない。また、水管が長く、鱗片はカセンガイより刺刺しい。昭和天皇の第五皇女・ 清宮貴子内親王(すがのみや たかこ ないしんのう)に献名された。記載者は高知県のコレクター黒原和夫。太平洋西部(日本~フィリピン)の水深100~200mに棲息する。 ナカミガワカセン Babelomurex nakamigawai (Kuroda, 1959) 体層などに鱗片がない。貝殻コレクターの中上川小六郎(なかみがわ ころくろう:1894-1965:中上川彦次郎の六男)に献名された。太平洋西部暖海域(日本~豪州)の水深100~300mの泥底に棲息する。 カワムラカセン Babelomurex kawamurai (Kira, 1959) 同様に鱗片がない。元JCB会長で貝殻コレクターだった河村良介(かわむら りょうすけ:1898-1993)に献名された。インド太平洋暖海域(日本~フィリピン~南アフリカ)の水深100~400mに棲息する。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 22:41 UTC 版)
近似種にLophotus lacepedeという本種に似た種と、本種と同じ科であり同じく稀種であるテングノタチEumethichthys fiski がいる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/12 08:15 UTC 版)
「ペルビアンジャイアントオオムカデ」の記事における「近似種」の解説
全身が赤いロブスターオオムカデ(Scolopendra gigantea robusta)や、黄色と関節部分の黒のツートンカラーが特徴のタイガーオオムカデ(Scolopendra sp.)がおり、同じく体長30cm以上にもなる。 近縁の巨大種ではガラパゴスオオムカデ(S galapagosensis”)がおり、ガラパゴス諸島や対岸のエクアドルなどに分布しており、体色は黒で、本種より太目でがっしりとした体格をしている。なお、ガラパゴスオオムカデは未確認情報で60cm以上にも達すると言われているが、定かではなく、誤認情報だという可能性もある。
※この「近似種」の解説は、「ペルビアンジャイアントオオムカデ」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/24 19:44 UTC 版)
Thyris fenestrella (Scopoli, 1763) Thyris 属のタイプ種。ユーラシア西部に分布する。 Thyris fenestrella ussuriensis Zagulajev, 1985 ロシア極東部(ウスリー、アムール、サハリンなど)に分布する上記 fenestrella の亜種。最初は独立種として記載されたが、その後マドガの亜種として扱われたことがある。しかし前翅の半透明班が2個あること(マドガでは1個)や、オス交尾器のウンクス先端が尖り(マドガでは短く丸い)、同アンプラのコスタに多数の小歯があることなどでマドガとは明確に異なり、交尾器がよく似た上記 Thyris fenestrella の亜種とされるようになった。過去におけるロシア極東部からのマドガの記録は本亜種を誤認したものであり、実際には分布しないとされる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 04:08 UTC 版)
クロテイオウゼミ Pomponia merula ボルネオに生息する。テイオウゼミよりもやや小さく、名前通り黒みが強い体色となる。。 タイテイオウゼミ Pomponia imperatoria タイ西北部に生息する近似種で。古い図鑑では「シャムオオゼミ」とも呼ばれていた。テイオウゼミよりも赤みが薄くなる。
※この「近似種」の解説は、「テイオウゼミ」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 15:25 UTC 版)
海外のオオクワガタ属には、本種の近似種がいるが、本種のように脚部や腹部が赤い種はいない。 アローコクワガタ D. arrowi インド北東部、ミャンマー東部、タイ北西部に生息。体長は最大70mmに達し、前羽根が赤色なのが特徴。 ヤマダクワガタ D. yamadai 台湾に生息。最大体長は65mmになり、本種よりも大型化する。体色は黒。
※この「近似種」の解説は、「アカアシクワガタ」の解説の一部です。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 20:43 UTC 版)
同属の植物はヒマラヤに数種が知られるが、日本ではこの種だけである。しかし葉の形などにはっきりした特徴が少なく、慣れないと分かりにくい面もある。上記のように虫こぶがよい目安になる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 00:58 UTC 版)
オオダイオウサソリ (ソウトウサソリ) (Pandinus Dictator) 「ソウトウ(総統)サソリ」とも呼ばれるカメルーンに生息する近似種で、見た目は同じ種類に見えるが、別種とされており、ダイオウサソリを全般的に上回る体躯からそう呼ばれ、学名では「独裁者」の意味を持ち、最近は和名でも「ソウトウサソリ」の名で呼ばれる事が多くなった。 ダイオウサソリに比べて身体がやや細いように見えるが、大きめで鋏と尾部もやや長いものの、個体差でダイオウサソリよりも小さくなる場合もある。生態面でもほぼ同じだが、大人しいダイオウサソリよりも性質はやや荒く、攻撃的。ダイオウサソリ同様にワシントン条約での保護対象となる。 レッドクロウエンペラースコーピオン (Pandinus Cavimanus) 名前通り、鋏部分と、体色がやや赤みがかっている大型種である。 ダイオウサソリと同じく、アフリカに生息し、生態面でも似ているが、ダイオウサソリよりやや小型であるといわれる。ダイオウサソリやチャグロサソリと同じく、ペット対象ともなるが、オオダイオウサソリと同様に、ダイオウサソリよりもやや攻撃的な性格。 この種も現在はワシントン条約での保護対象となっている。 チャグロサソリ (Heterometrus spp.) 東南アジアに広く住む大型種で、体長では大きいもので20cm以上になり、ダイオウサソリに負けない程の大きさになるものの、こちらの方は全体的に横幅が狭く、スマートな体型である。鋏角部分の毛の色は緑で、尾の色は茶色であり、それに黒い体色を交えた和名となる。英名や、輸入名ではアジアンフォレストスコーピオンと呼ばれる。通常チャグロサソリ(Heterometrus spinifer)として輸入されるが、マレージャイアントスコーピオン(H. spinifer)、 アジアンロングクローフォレストスコーピオン(H. longimanus)、H. liophysaなどが含まれている。チャグロサソリという名はHeterometrus属の総称である。 地域によって、個体差や毒の強弱にも違いが出てくると言われるがはっきりしない。この種もペットサソリとしては最も普及している種であり、原産地の近さから比較的安価となっている。生態面でも似ており、熱帯雨林の多湿性の環境の中で、倒木や石の下に潜んで生息しているが、ダイオウサソリよりも気が荒く、攻撃的。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/07 09:04 UTC 版)
「ルブロンオオツチグモ」の記事における「近似種」の解説
本種の他にも世界最大の蜘蛛の候補がおり、近似種のゴライアスピンクフットバードイーターと、アフリカ産のサントメジャイアントオリーブバブーンがいるが、一般的には本種が最もよく知られている。 ゴライアスピンクフットバードイーターは、名前通り、幼体はつま先にピンクの目立つ模様を持っているが、成体になるにつれて薄くなる。本種よりも大型化すると言われている。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 03:09 UTC 版)
「リーフィーシードラゴン」の記事における「近似種」の解説
ウィーディーシードラゴン 学名:Phyllopteryx taeniolatus Lacepède, 1804 同じくヨウジウオ亜科の魚類でリーフィーシードラゴンに似るが、体はやや直線的で、皮弁の数が少なくリーフィーシードラゴンの様に皮弁の軸から別の皮弁が分岐したり、皮弁そのものが大きく切れ込むことがない。育児嚢を持たず、オスはメスの産んだ卵を腹部体表に付着させて保護する。オーストラリア南部及びタスマニア島の沿岸に分布する。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 07:29 UTC 版)
同属には他にも数種が見られるが、特に以下の種はほぼ同様の環境で同じように普通に見られる。 アオカモジグサ E. racemifer (Steud.) Tsvel. 外見的にも細部でもよく似ているが、はっきりと別種である。名前はカモジグサに比べて緑に見えることによる。具体的にはカモシグサが緑であるが粉を吹いたように白っぽく、小穂や芒が紫を帯びるのに対して、アオカモジグサは全体に緑が強く、粉を吹いたようであったり紫を帯びることがない。また、芒が乾燥すると反り返りやすい。細部ではカモジグサでは護頴と内頴がほぼ同長なのに対して、アオカモジグサでは内頴が明らかに短い点などの違いも見られる。 このような多数の花を含む小穂を柄のない穂状花序につけるものとしてはドクムギ属のものもあり、複数種が雑草として普通種であるが、より小穂が幅広くて偏平で、芒はそれほど発達しない。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 05:31 UTC 版)
近似種にBassogigas profundissimusがいて、形態が類似していて、共に超深海に生息していることで、かつては同種かと思われたが、別種に分類された。 体色は灰色がかった黄色で、生態も近いかと思われる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 00:01 UTC 版)
日本本土に見られるトビハゼ P. modestus は同属であり、外見的にもよく似ている。違いとしては本種は第1背鰭の先端が突出すること、その縁に暗色部があることが挙げられる。また吸盤となる左右の腹びれがこの種では膜蓋と癒合膜によって繋がっているのに対して、本種ではそのように繋がっていない点も区別点である。 分布の点では本種が奄美大島以南であるのに対し、この種は沖縄本島以北に分布する。沖縄本島などでは両種ともに見られる。ただし沖縄では主に見られるのは本種であり、トビハゼは分布域こそあちこちにあるものの範囲は限られており、個体数も少ない。 なお蒲原(1980)ではトビハゼは P. cantonensis であり、その分布は日本から南太平洋に渡るとされており、本種も区別されていなかったようである。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 17:40 UTC 版)
カヤツリグサ属で本土において同様な場所に出現する種としては、カヤツリグサ、イヌクグ、クグガヤツリなどがあるが、これらは根出葉がそれほど発達せず、また小穂もそれほど色づかないので、形も見かけもかなり異なる。八重山には類似のスナハマスゲ (Cyperus stoloniferus Retz.) が自生する。より小穂が太いのが特徴である。 近年の帰化植物にセイタカハマスゲ (Cyperus longus L.) と ショクヨウガヤツリ (別名: キハマスゲ、学名: Cyperus esculentus L.) がある。前者はハマスゲに似てより大型、根本に根茎ができない(右図)。後者は穂が黄色っぽい(左写真)。 なお、屋久島から知られるヤクシマハマスゲ (Carex yakusimensis) はスゲ属である。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 23:45 UTC 版)
アブラススキの名を持つものにはオオアブラススキ属のオオアブラススキ Spodiopogon sibiricus Trin. や、同属のミヤマアブラススキ S. deppauperatus Hack. がある。これらは穂の先が垂れないのではっきりと区別できる。また、ヒメアブラススキ Capillipedium parviflora (R. Br.) Ohwi は、より小型で、穂がまばらに散開する。 そのほか、大柄な小穂が枝先に集まるものではモロコシ属 Sorghum のセイバンモロコシ S. halepense (L.) Pers. var. propinquum (Hitchc.) Ohwi やモロコシガヤ S. nitidum (Vahl) Pers. var. majus (Hack.) Ohwi がある。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 20:26 UTC 版)
数多くの近似種が記載されてきたが、多くが本種のシノニムとされている。Syngonanthus appressusは陸生で葉は茎を強く抱く。Syngonanthus rhizonemaはより葉が細く、苞がなく、総苞片は有毛である。また、Syngonanthus rhizonemaの分布域はサンパウロ州であり、分布も違っている。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:44 UTC 版)
本種は当初は Leotium viride Thomson の学名で記載され、その後現在の属に移されたものである。 本種を含むアオカミキリ族には複数の属があり、いずれも青緑色の体色をしており、日本には複数種がある。その多くは本種より大型で幅広い体格をしている。ただし南西諸島にはオオシマミドリカミキリ Chlorodilum loohooanum やヤクシマミドリカミキリ C. kurosawae などの類似した種がある。ただしこれらはかつては別属とされたもので、現在は同属とするものの、それでも亜属の段階で分けられており、その違いとしては本種の後肢?節の第1節が特に長い点が挙げられる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:41 UTC 版)
イブキヒメギス(オランダ語版) Eobiana japonica 山地性でヒメギスに似るが、翅の先が丸みを帯び、前胸後端部の白線が不明瞭かまたは無いことで区別される。鳴き声も異なり、「チリッ チリッ チリッ…」というように聞こえる。本州中部からサハリンまで分布する。最近[いつ?]では複数の近似種が含まれるという見解がある[誰によって?]。 コバネヒメギス(オランダ語版) Chizuella bonneti ヒメギスに近縁だが、コバネヒメギス属(オランダ語版)に含まれる。翅は名前の通り非常に短く、前胸よりも短い。しかしながらオスは発音器を備え、「チリ・チリ…」とイブキヒメギスに似て、さらに弱々しい声で鳴く。腹部下面中央が黄色っぽくなるのも特徴で、ヒメギス属に比して前胸側面に対して背面がやや広いという違いもある。平地から亜高山帯まで広く分布。イブキヒメギスやヒメギスと混生もするが、やや草深く乾き気味の環境を好む。九州から北海道、朝鮮半島、中国東北部、シベリアにかけて分布する。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 23:47 UTC 版)
同じミズアオイ属のコナギに似るが、ミズアオイは花序を真上に伸ばすのに対して、コナギは花を葉腋につけることで区別できる。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:22 UTC 版)
「アルケスツヤクワガタ」の記事における「近似種」の解説
本種に似たツヤクワガタの仲間で、インターメディアツヤクワガタの他、オニツヤクワガタ (Odontlabis siva) や、カリナータツヤクワガタ (Odontlabis carinata) などが、フィリピンをはじめ中国南部や台湾、インド、東南アジアにかけて広く分布する。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 06:54 UTC 版)
似た種にアオズムカデやアカズムカデがいる。亜種とされていたアオズムカデはこれらの中では比較的小型で、10cm以下の個体が多く、数も比較的少ない。 また、マレーシア産のマレージャイアントオオムカデ(オニオオムカデともいう)をはじめとした東南アジア一帯には巨大な亜種がおり、体長が30cm近くにも達する。 中国では蜈蚣(ごこう)という漢方薬として使用される。アトピー性皮膚炎などの治療のほか、散剤として他の漢方薬に混合される。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 16:12 UTC 版)
ヤンバルタマシダとは混同されることがしばしばあった。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 02:14 UTC 版)
モノアラガイ科の種でモノアラガイに近似する種は多い。しかし、外観の変異や大きさなどから殻だけでは分類が困難であるため、正確な同定には軟体部の解剖などが必要とされる。そのため、あまり研究は進んでおらず分類は混迷している。また、外来種の近似種も多く、在来種との交雑などを引き起こし、より一層種の区別を困難、複雑にしているものと思われる。 その他、サカマキガイ科のサカマキガイや、オカモノアラガイ科のオカモノアラガイなどにもやや似るが、こちらの区別は容易である。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 14:07 UTC 版)
カヤラン属はインド、東南アジアからオーストラリアに約30種があるが、日本では本種だけである。洋ランのバンダ[要曖昧さ回避]やコチョウラン(胡蝶蘭)に近縁とされ、国産のフウランなどとでも交配は可能である。日本では他に似た姿のものとしてマツラン(Gastrochilus matsuran)がある。この種は別名をベニカヤランと言い、よく似た姿ながらやや小型で葉に赤紫の斑点があるのが普通である。これに近縁のモミラン(Gastrochilus toramanus)も似ているが、こちらは成長するとむしろ樹皮上を這い回る姿となる。 日本のラン科植物で他に左右に葉を並べて垂れ下がるものにヨウラクラン(Oberonia japonica)があるが、これは葉が左右から偏平な単面葉となる。また、花は個々に見て取れないほどに小さなものを穂状につける。 また、幼くて垂れ下がる前のものはフウランのように見える場合もある。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/26 00:06 UTC 版)
小穂を軸に一つだけつけるスゲ類はいろいろあり、たいていは先端に雄花部を持つから似たところが多い。最もよく似ているのがハリガネスゲ(C. capillacea Boott)である。一般にはマツバスゲより雄花部が短いこと、果胞がやや大きい(2.5-3mm)ことで区別されるが、判断が難しい場合もあるようである。 また、シラコスゲ(C. rhizopoda Maxim.)は果胞が細長くて軸に密着すること、葉がよく発達するので印象はかなり異なる。 他にも小穂を一つだけ持つスゲ類はいくつかあるが、多くはより小型である。その中でコハリスゲ(C. hakonensis Franch. et Sav.)などのハリスゲ類は全体に一回り小さく、小穂が短いものが多いが、かなり似た植物である。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/01 03:10 UTC 版)
コンピラヒメグモ(A. kompirensis (Boes. et Str.))、キヒメグモ(A. asiatica (Boes. et Str.))などはヒメグモよりやや小型だが、いずれも黄色っぽい腹部に黒い斑点があるので、よく似ている。斑点の位置などは異なるが、外見では判断が難しい場合もある。 なお、この類は分類上の扱いが流動的な部分があり、たとえばTheridionとしたりすることもある。そのため、分類体系の変更によってヒメグモがヒメグモ属から外れる場合や、逆にヒメグモが所属する属をヒメグモ属に改名する例などがある。
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近似種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/17 23:34 UTC 版)
非常によく似た種として古くから知られた種にホソバヒカゲスゲ (Carex humilis Less. var. nana (H. Lev. et Vaniot) Ohwi) がある。同種内の亜種ないし変種とされたこともある。葉の幅がさらに細くて0.5-1.5mmであること、それに花穂がはるかに短い点が特徴で、ヒカゲスゲの花が葉の上に伸び上がって咲くのに対して、ホソバヒカゲスゲの場合、新しい葉の陰に花が出る。それ以外の特徴はよく似ている。分布もほぼ同じである。この種そのものはヨーロッパまで分布するものである。 2000年頃よりさらに種内変異と思われていたものから種として独立させるべきものがあると考えられるようになり、検討が進行中のようである。
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