JP5696982B2 - 自動車用ガラスラン - Google Patents
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Description
なお、ガラスラン上辺部113、ガラスランリヤ側縦辺部114及びガラスランフロント側縦辺部115は、押出成形により成形された直線部111を構成している。
また、ドアフレーム2の上辺のパネル先端部2hとドアモール150にガラスラン110を装着したときに、ガラスラン110を係止して保持するために、ガラスラン110の直線部では、車内側側壁130と車外側側壁120にそれぞれ車内側保持リップ134と車外側突起部124が設けられている。
ドアフレームの上辺部に取付けられるドアガラスのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形をなし、底壁と車外側側壁は車外側連結部で連結され、底壁と車内側側壁は車内側連結部で連結され、車外側側壁と車内側側壁の先端部分には、それぞれガラスラン本体の断面略コ字状のガラスラン本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアガラスの端部の車外側面及び車内側面をシールし、
底壁は、底壁本体と、底壁車外側保持壁と、底壁車内側保持壁とから構成され、底壁車内側保持壁は、底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して形成され、底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車内側第1傾斜壁と、底壁車内側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車内側第2傾斜壁から形成され、
底壁車外側保持壁の先端は、車外側連結部に連結され、底壁車内側保持壁の底壁車内側第2傾斜壁の先端は、車内側連結部に連結されたことを特徴とする自動車用ガラスランである。
底壁車内側第1傾斜壁と底壁車内側第2傾斜壁とが断面く字形に屈曲して形成されているため、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、底壁車内側保持壁は、断面く字形に屈曲した部分で衝撃を吸収して、車内側側壁の倒れを防止することができる。
底壁車外側第1傾斜壁と底壁車外側第2傾斜壁とが断面く字形に屈曲して形成されているため、ドアガラスの先端が底壁本体に当接しても、底壁車外側保持壁は、断面く字形に屈曲した部分で衝撃を吸収して、車外側側壁の倒れを防止することができる。
底壁車内側保持壁は、底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して底壁車内側第1傾斜壁と底壁車内側第2傾斜壁から形成されている。このため、ドアガラスが上昇して、ドアガラスの先端が底壁本体に当接し、押圧しても、車内側第1傾斜壁が車内側側壁を押圧して、車内側側壁の倒れを防止することができ、遮音性を向上させることができる。
図4は、自動車のフロントのドア1の正面図であり、図3は、ドア1のドアフレーム2に取付けるフロントドアのガラスラン10の正面図である。図4に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられるガラスラン上辺部13と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺部に取付けられるガラスランリヤ側縦辺部14と、ドアフレーム2のフロント側縦辺部をなすディビジョンサッシュに取付けられるガラスランフロント側縦辺部15とからなる。
なお、ドアモール50を使用しなく、ドアフレーム2を屈曲して断面略U字形のチャンネル3を形成してガラスラン10を保持することもできる。
図1に基づきガラスラン10の断面形状を説明し、そして図2に基づき、ガラスラン10がドアフレーム2に取付けられた状態を説明する。
ガラスラン本体16は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ断面略コ字形の断面形状を有している。
車外側側壁20の先端付近から車外側シールリップ21が、ガラスラン本体16の断面略コ字状の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ22が車外側側壁20の先端から車外方向に延設されている。車外側カバーリップ22は、図2に示すように、ドアモール50のヘヤピン状に屈曲したドアモール装飾部52とドアモール保持部53の先端をカバーしている。
さらに、車内側側壁30は、車外側側壁20よりも大きく、肉厚に形成されたため、ガラスラン10の本体内で、ドアガラス5を車外方向に位置させることができ、ドアガラス5とドアモール50との間の段差を小さくすることができ、風切り音を小さくして、見栄えを良くすることができる。
このため、上記の車内側突起部33と車内側保持リップ34の保持効果とあわせて、車内側側壁30を確実に保持することができる。
低摺動部材層は、車外側シールリップ21と同じ熱可塑性エラストマーのオレフィン部分の比率が多い摺動抵抗の少ない材料や、シリコン樹脂やウレタン樹脂を塗布して形成することができる。
底壁車内側保持壁42の底壁車内側第2傾斜壁49の先端は、車内側連結部36に連結されている。このため、底壁本体46にドアガラス5が当接して、底壁本体46が変形しても、車内側連結部36が変形を吸収して、車内側側壁30が変形することが少ない。
ガラスラン10のコーナー部12も、熱可塑性エラストマーで形成する。同種の材料であり、ガラスラン10の直線部11とコーナー部12の接着性がよい。また、いずれもオレフィン系の材料であり、耐候性がよく、同時に粉砕処理ができ、リサイクル容易な製品を得ることができる。
10 ガラスラン
13 ガラスラン上辺部
20 車外側側壁
21 車外側シールリップ
26 車外側連結部
30 車内側側壁
31 車内側シールリップ
36 車内側連結部
37 車内側側壁傾斜面
40 底壁
41 底壁車外側保持壁
42 底壁車内側保持壁
43 底壁車外側シールリップ
44 底壁車内側シールリップ
45 底壁突起部
47 底壁車内側傾斜壁
48 底壁車内側傾斜面
50 ドアモール
Claims (8)
- 自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
上記ドアフレームの上辺部に取付けられる上記ガラスランのガラスラン本体は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略コ字形をなし、該底壁と上記車外側側壁は車外側連結部で連結され、上記底壁と上記車内側側壁は車内側連結部で連結され、上記車外側側壁と車内側側壁の先端部分には、それぞれ上記ガラスラン本体の断面略コ字状の本体の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、該車外側シールリップと車内側シールリップにより上記ドアガラスの端部の車外側面及び車内側面をシールし、
上記底壁は、底壁本体と、底壁車外側保持壁と、底壁車内側保持壁とから構成され、上記底壁車内側保持壁は、上記底壁本体の車内側側端から断面く字形に屈曲して形成され、上記底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車内側第1傾斜壁と、該底壁車内側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車内側第2傾斜壁から形成され、
上記底壁車外側保持壁の先端は、上記車外側連結部に連結され、上記底壁車内側保持壁の上記底壁車内側第2傾斜壁の先端は、上記車内側連結部に連結されたことを特徴とする自動車用ガラスラン。 - 上記底壁車内側第1傾斜壁の上記車内側側壁と対向する面は、斜面状に底壁車内側傾斜面が形成されるとともに、上記車内側側壁の根元部分で上記底壁車内側第1傾斜壁と対向する面も斜面状の車内側側壁傾斜面が形成され、上記ガラスランが上記ドアフレームに取付けられたときに、上記底壁車内側傾斜面と上記車内側側壁傾斜面が当接する請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁車外側保持壁は、上記底壁本体の車外側側端から底壁本体の外方で、かつ幅方向の中心方向に斜めに形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁車外側保持壁は、上記底壁本体の車外側側端から断面く字形に屈曲して形成され、上記底壁本体側の部分は、底壁本体の外方で、かつ幅方向の外方向に斜めに形成された底壁車外側第1傾斜壁と、該底壁車外側第1傾斜壁から先端の部分は底壁本体の幅方向の中心方向に斜めに形成された底壁車外側第2傾斜壁から形成された請求項3に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁車外側保持壁は、上記車外側連結部と連結する部分に上記底壁本体の幅方向の斜め中心方向に向けて底壁突起部を延設した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記底壁車外側保持壁及び底壁車内側保持壁は、上記車外側連結部及び車内側連結部と連結する部分に上記底壁本体の幅方向の斜め外方に向けてそれぞれ底壁車外側シールリップと底壁車内側シールリップを延設した請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記車外側側壁の外面に車外側凹部を形成し、該車外側凹部にドアフレーム又はドアモールの端部を嵌合し、上記車外側側壁を保持する請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
- 上記車内側側壁と上記車内側シールリップは、それぞれ上記車外側側壁と上記車外側シールリップよりも大きく、肉厚に形成された請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
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