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2024-12-15

anond:20241215022148

やっぱり人によって選ばれるのも違うなあ。見てて面白い

アルツハイマー病のやつはアミロイドβが蓄積されることでうんぬんと聞いていたので、視点が変わりそう。

息吹は買ったはいものの1ページも読まずに積んでいる...。三体とプロジェクトヘイルメアリーも待ち受けている...。

オーディブル視野に入れてみるか。

自分2024年読んでよかった本5冊

https://anond.hatelabo.jp/20241214160546

便乗して書く。順不同です。

『顔のない遭難者たち 地中海に沈む移民難民の「尊厳」』 (2022年クリスティーナ・カッターネオ(著), 栗原俊秀 (訳), 岩瀬太郎 (監修)

不法移民を乗せた船が地中海に度々沈んでいるとニュース話題だが沈んだ/打ち上げられた彼らの遺体果たしてどう扱うべきか。大量死した移民難民の検死という大プロジェクトに立ち向かったイタリア法医学者の奮闘の記録。身元の照合なんてDNA鑑定すれば簡単やろ、なんて素人考えは早々に打ち砕かれ、うーんこれは大変だぞと読んでて途方に暮れてしまうが、それに立ち向かう筆者ら法医学者の技術と志には非常に頭が下がる。法医学の本なのに序文が筆者の肉親の死を描いたエッセイから始まるのが意外だったが、読み終えたあとにはその意図がよくわかる。ちなみにグロ写真は出てこないがグロ文章は出てくるので俗な好奇心も満たされた。

『息吹』(2019年テッド・チャン (著), 大森望(訳)

噂には聞いていたがおもろすぎる。特に『オムファロス』が好きだが読書メモを見返してみると『不安自由めまいから引用も多く、かなり自分の心に響いたようだ。あまり面白かったから、SFマガジンの息吹刊行特集号を中古で探してきて、短編集未収録作(『2059年なのに、金持ちの子リッチキッズ)にはやっぱり勝てない -DNAをいじっても問題解決しない』)まで読んじゃった。

『土 地球最後ナゾ 100億人を養う土壌を求めて』 (2018年藤井 一至 (著)

土を語るには色が欠かせない、ということで新書なのにフルカラー、本を開くと不思議匂いがする。永久凍土、チェルノーゼム等等、高校地理の授業で学んだものだが、実際に足を運んでみると結構ものが違ってたり、正確かつ詳細な分布記録はどこにもなかったり(なので国際プロジェクトが立ち上がり筆者もそこに参加した)教科書には載っていない地質研究リアルが知ることができ面白かった。筆者の語りも軽妙でぜひ次回作が読みたいと思っていたら、ちょうど今月末にブルーバックスから『土と生命の46億年史 土と進化の謎に迫る』という本を出すようで興奮が止まらない。絶対読もう。

アルツハイマー研究、失敗の構造』(2023年カールヘラップ (著), 梶山あゆみ (訳)

新卒時代神経内科学に携わった経験があり、仕事内容はADアルツハイマー病)ではなかったものアミロイドβ仮説の問題点については小耳に挟むことも多かった。ということで課題図書的に読まなければならないと思っていた本でようやく重い腰を上げて読んだのだが過たず面白かった。同時期に『失敗の科学』も読んだのだが、それに載っていてもおかしくないような事例ではある。認知症は確かに存在するのだろうが、アルツハイマー病という病気が本当にこの世に存在するかどうかは読み終わった今かなり疑問だ。病をどのように定義するか……。脳の病気は、脳以外の臓器と違ってすぐさま生検というわけにもいかないし、死後解剖も難しく(愛する人の頭を暴かれたいとはなかなか思えまい)、そもそも脳という臓器が複雑なブラックボックスすぎて、病態組織学的所見とを適切に紐付けることが元々非常に困難なんだろうな。

子どものかわいさに出あう 乳幼児期の発達基礎講座』(2017年近藤直子

わたくしごとだが11月末に待望の第一子が産まれ、本書はその産前休業期間中に読んだ(産後集中力が低下して活字があまり読めなくなったので、今から思えば産前に読んでおいて本当に良かった)。薄めの本だが、発達心理学エッセンスがぎゅっと詰まっている。ベテラン大学教授発達心理学連続講義第一総論といった趣の本(というかそれそのもの)。筆者は障害心理学で長年教鞭を執ってきていて、定型発達児・障害児の双方に平等に愛を注ぐ筆致に心を打たれた。医学では病める臓器の研究が進むことでその臓器そのもの生理についても知見が積まれものだが、障害心理にはひとのこころの成り立ちを考える上での重要視点が詰まっているのだろうなと思う。

余談:

新生児の頻回授乳のお供にオーディブルを再開した。眠い活字はなかなか頭に入らないのだが耳からならなんとかという感じである。今読んでいるのは『サピエンス前史 脊椎動物進化から人類に至る5億年の物語』で、新生児のしゃっくりを見ながら古代脊椎動物が獲得した横隔膜に思いを馳せたりしている。次にオーディブルで読む本は未定なので、おすすめあったら教えてください。ちなみにわたしオーディブルおすすめ(読み終わって好きな本)は『北関東移民アンダーグラウンド』です。2025年も色んな本に出会いたいものです。

2024-02-25

anond:20240223223202

現在介護のやり方(家庭でも施設でも)は頭打ちなんだよ

絶望的。だから(介護の)暗い話にばかりやたら詳しくなる。そんなもんを楽しいインターネッツに載せてもなってのがある

関係ないやつは見ないし(若くても何故か志がある人は別だけど)

あと、御存知の通り老老介護がメインだから。ほんと利用者家族自体が老人だからね。要介護状態でないだけで既にアミロイドβまりまくってる感

そういう人達ネット見るかいな?

みんなスマホ持ってるけど、それで介護情報仕入れる様な人は意識高い系だけじゃないか(そして余計厄介な感じになる)

ゆうて現在でもソレ系の動画を見ればソレ系の動画ばかりサジェストされるようになるし、結構情報溢れてると思う

介護職の介護tipsが多いけど、親を看てる人のやつもある

医者から提言もある(主にシビアな話)

役人政治屋先生方が描く様なお花畑世界に早いとこ見切りつけねーともう立ち行かないよ

現代的な介護2000年から始まってるけど、スタートが悪かったと思うわ

理念からして間違ってると思うね

ほんで20年以上経過して、年金問題と同じく悪化の一途を辿っている

見通しが甘かったんだよ

そりゃあ、IOT導入だので多少の変化はあれども「却って面倒が増えた」なんてこともあるしね(成熟してないか使用に耐えない)

でもまあ正直、いま政府が目指している方向性ある意味良いのかもしれんと思うね

「老人は家で看ろ」「介護度1.2の人は総合事業に移行(介護保険のサービス使わせない)」

認知症の老人を施設に預けると、そりゃまあ症状進む進む

なんつったって、施設というところは「危険が無いように座らせておく」もんだから

もし家に居られるなら、コケまくりだとしても家の中を彷徨きまくるし色々なとんでもねーアクティティを行っているじゃない

それが施設に来たら全く何もしないで一日中座ってるだけだから

そら、体操だの歌だの塗り絵だのくらいはするさ。でもさ、そんなもんは家での自由活動に比べたら天と地ほどの差があるわけよ

ま、施設もさ、コケようが放尿しようが壁に糞便塗りたくろうティッシュ食おうが好きにせい!という感覚で面倒見れるならいいけどね

そんなわけないじゃん

とにかく座ってろだからね。QOLがどうたらなんて臍で茶が沸くっつー話

老人自身も家に帰ることしか考えてねーし。そりゃ当然だわ。こんな監獄みてえなところに人生終盤で放り込まれたくはねーわな。自分だってゴメンだね

なんの罪科があってそんな目に遭うのよ。真面目に働いて子育てして立派にやってきた挙げ句が家追い出されて見知らぬ他人と寝起きして。起きろだ寝ろだ風呂入れだ飯食えだ指図されてよ

挙げ句「具合悪い」つっても(病院じゃないから)治療して貰えるわけでなし

こんな話を見聞きしたい人間差し迫って介護やるやつだけ

「良い病院施設【も】ある」裏を返せば「ほぼ無い」

だって負荷が尋常でないもの本来業務である利用者をよく知ってQOLを高めるべく介護を行う」なんてこと「出来ない」もの

雑務多すぎ

単純にさ、完全分業すりゃあいいだけの話なのよ

「おじいちゃんおばあちゃん相手だけをする職員」「掃除洗濯その他諸々だけをする職員

でもその人材が確保出来ない。後者に関してはパートで入ってくれると思うけど、そもそもそのパートを雇う体力が無いのよ

なんかもう「認知症治療ケア」についてのドラスティックな変化が無いかぎり

この泥縄式介護未来はねーのよ

施設だろうが家だろうがね

2022-06-03

アルツハイマー病の症状と病変を再現する遺伝子改変マウスに、ホップ由来のビール苦味成分イソα酸を投与すると、脳におけるアミロイドβ(Aβ)の沈着と炎症が抑制され、認知機能改善されました。

◆適度な量のビールノンアルコールビールテイスト飲料の飲用によるアルツハイマー病予防の可能性が示されました。

https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2017/20170303-2.html

 
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