JP2000307847A - 印刷情報生成装置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体 - Google Patents
印刷情報生成装置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体Info
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- JP2000307847A JP2000307847A JP11117221A JP11722199A JP2000307847A JP 2000307847 A JP2000307847 A JP 2000307847A JP 11117221 A JP11117221 A JP 11117221A JP 11722199 A JP11722199 A JP 11722199A JP 2000307847 A JP2000307847 A JP 2000307847A
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Image Processing (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタの処理性能を低下させずに高品質の
隠しパターンを生成する。 【解決手段】 本発明の印刷システムは、ホストコンピ
ュータとプリンタで構成され、ホストコンピュータ内の
ドライバ５は、ラスタライザ３１と、隠しパターン生成
部３２ａと、色補正処理部３３と、色補正テーブル３４
と、ハーフトーン処理部３５と、インターレース処理部
３６とを有する。隠しパターン生成部３２ａは、ラスタ
ライザ３１から出力されたドット単位の画像データに基
づいて隠しパターンを生成する。ラスタライザ３１の出
力に基づいて隠しパターンを生成するため、色補正処理
以降の処理を従来と共通化することができ、ドライバの
処理の変更箇所が少なくなる。また、ドライバ５内で隠
しパターンを生成することにより、プリンタの負荷を軽
減でき、高品質の隠しパターンを生成できる。
隠しパターンを生成する。 【解決手段】 本発明の印刷システムは、ホストコンピ
ュータとプリンタで構成され、ホストコンピュータ内の
ドライバ５は、ラスタライザ３１と、隠しパターン生成
部３２ａと、色補正処理部３３と、色補正テーブル３４
と、ハーフトーン処理部３５と、インターレース処理部
３６とを有する。隠しパターン生成部３２ａは、ラスタ
ライザ３１から出力されたドット単位の画像データに基
づいて隠しパターンを生成する。ラスタライザ３１の出
力に基づいて隠しパターンを生成するため、色補正処理
以降の処理を従来と共通化することができ、ドライバの
処理の変更箇所が少なくなる。また、ドライバ５内で隠
しパターンを生成することにより、プリンタの負荷を軽
減でき、高品質の隠しパターンを生成できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣等の金品価値
を有するものの偽造や、書物・写真・絵画等の著作物の
違法な複製を防止する技術に関する。
を有するものの偽造や、書物・写真・絵画等の著作物の
違法な複製を防止する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】カラー画像読取・画像処理技術の向上に
伴い、複写機や画像出力装置などによって原本から複製
して得られる印刷物は、原本とその複製物との識別が一
見して難しいほどに高画質になってきている。かかる高
画質の画像形成装置が、例えば、紙幣、証券、商品券そ
の他の有価証券、公正証書、公文書、私文書などの偽造
に利用されたり、書物や写真、絵などの著作物の複製に
利用されると、それらが本物との見分けがつかないまま
一般に大量に出回ってしまう事態を回避することが難し
く、社会に大きな混乱を引き起こすことになる。
伴い、複写機や画像出力装置などによって原本から複製
して得られる印刷物は、原本とその複製物との識別が一
見して難しいほどに高画質になってきている。かかる高
画質の画像形成装置が、例えば、紙幣、証券、商品券そ
の他の有価証券、公正証書、公文書、私文書などの偽造
に利用されたり、書物や写真、絵などの著作物の複製に
利用されると、それらが本物との見分けがつかないまま
一般に大量に出回ってしまう事態を回避することが難し
く、社会に大きな混乱を引き起こすことになる。
【０００３】そこで、上記の如き悪用を防止するため、
画像読取装置においては、原稿を読み取る際に複写、複
製することが許されない原稿を識別できるようにするこ
とが求められ、その識別結果を利用することによって、
複写を禁止することができ、あるいは複写の際に特別の
画像情報に加工したり特別の画像情報を付与したりして
出力し、複写、複製物を原本と見分けられるようにする
ことができる。さらに、画像形成装置においては、再生
画像について画質を低下することなしにその装置が追跡
できるような情報を付加することが求められる。
画像読取装置においては、原稿を読み取る際に複写、複
製することが許されない原稿を識別できるようにするこ
とが求められ、その識別結果を利用することによって、
複写を禁止することができ、あるいは複写の際に特別の
画像情報に加工したり特別の画像情報を付与したりして
出力し、複写、複製物を原本と見分けられるようにする
ことができる。さらに、画像形成装置においては、再生
画像について画質を低下することなしにその装置が追跡
できるような情報を付加することが求められる。
【０００４】すでに、例えば入力される画像の領域面積
に応じて追跡パターンを変化させ、紙幣や切手等の有価
証券の出力結果に対してはより確実に追跡できるように
すると共に、その他の画像についてはより目立ちにくく
パターンを付与することにより、画質劣化を防ぐ装置が
提案されている（特開平7-111581号公報）。その他、画
像中にその画像を再生した装置を追跡できるようにする
ための特定のパターンを追跡パターンとして付与させる
ことにより特定の情報を記録する画像処理装置がいくつ
か提案されている（例えば特開平4-294682号公報、特開
平5-14682号公報）。
に応じて追跡パターンを変化させ、紙幣や切手等の有価
証券の出力結果に対してはより確実に追跡できるように
すると共に、その他の画像についてはより目立ちにくく
パターンを付与することにより、画質劣化を防ぐ装置が
提案されている（特開平7-111581号公報）。その他、画
像中にその画像を再生した装置を追跡できるようにする
ための特定のパターンを追跡パターンとして付与させる
ことにより特定の情報を記録する画像処理装置がいくつ
か提案されている（例えば特開平4-294682号公報、特開
平5-14682号公報）。
【０００５】また、最近は、絵画や写真などの著作物が
電子データとして頒布される機会が増えてきたが、電子
データは複製が容易であり、また、プリンタなどで大量
に複製することも可能である。このため、著作権の所在
を明らかにするとともに、違法な複製を防止すべく、絵
画等の著作物に関する電子データをプリンタで出力する
際に、著作権者の氏名等の情報を隠しパターンとして埋
め込む技術も検討されている。
電子データとして頒布される機会が増えてきたが、電子
データは複製が容易であり、また、プリンタなどで大量
に複製することも可能である。このため、著作権の所在
を明らかにするとともに、違法な複製を防止すべく、絵
画等の著作物に関する電子データをプリンタで出力する
際に、著作権者の氏名等の情報を隠しパターンとして埋
め込む技術も検討されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】最近の印刷システム
は、プリンタのコストを下げるために、ホストコンピュ
ータ内のプリンタ・ドライバ（以下、ドライバと呼ぶ）
で印字用のイメージデータを生成してプリンタに供給す
る場合が多い。これにより、プリンタ側の処理が軽減さ
れ、高性能のＣＰＵや制御回路を設ける必要がなくなっ
て、部品コストを削減できる。
は、プリンタのコストを下げるために、ホストコンピュ
ータ内のプリンタ・ドライバ（以下、ドライバと呼ぶ）
で印字用のイメージデータを生成してプリンタに供給す
る場合が多い。これにより、プリンタ側の処理が軽減さ
れ、高性能のＣＰＵや制御回路を設ける必要がなくなっ
て、部品コストを削減できる。
【０００７】しかしながら、プリンタ内部のハードウェ
ア構成を簡略化すると、プリンタのコストを下げられる
反面、プリンタ内部で複雑な処理を行うことが困難にな
り、上述した隠しパターンをプリンタで生成する場合
に、プリンタの印字速度が著しく低下したり、隠しパタ
ーンの品質が悪くなったりする。
ア構成を簡略化すると、プリンタのコストを下げられる
反面、プリンタ内部で複雑な処理を行うことが困難にな
り、上述した隠しパターンをプリンタで生成する場合
に、プリンタの印字速度が著しく低下したり、隠しパタ
ーンの品質が悪くなったりする。
【０００８】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、プリンタに負荷をかけること
なく高品質の隠しパターンを生成できる印刷情報生成装
置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体を提供す
ることにある。
ものであり、その目的は、プリンタに負荷をかけること
なく高品質の隠しパターンを生成できる印刷情報生成装
置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体を提供す
ることにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項１の発明は、アプリケーション・プログ
ラムから出力されたアプリケーションデータに基づいて
印刷データを生成する印刷情報生成装置において、アプ
リケーションデータをドット単位の画像データに変換す
るラスタライザと、ドット単位の画像データに対して、
前記プリンタが使用するインク色および発色の特性に応
じた色補正を行う色補正処理部と、色補正後の画像情報
を２値化するハーフトーン処理部と、２値化された画像
情報を前記プリンタの印字ノズルの配置にあわせて並び
替えるインターレース処理部と、印刷画像中に埋め込ま
れる隠しパターンを生成する隠しパターン生成部と、を
有し、前記隠しパターン生成部で生成された隠しパター
ンは、前記ラスタライザの内部で合成されるか、あるい
は前記ラスタライザの出力と合成され、前記隠しパター
ンの合成された画像データが前記色補正処理部に供給さ
れる。
ために、請求項１の発明は、アプリケーション・プログ
ラムから出力されたアプリケーションデータに基づいて
印刷データを生成する印刷情報生成装置において、アプ
リケーションデータをドット単位の画像データに変換す
るラスタライザと、ドット単位の画像データに対して、
前記プリンタが使用するインク色および発色の特性に応
じた色補正を行う色補正処理部と、色補正後の画像情報
を２値化するハーフトーン処理部と、２値化された画像
情報を前記プリンタの印字ノズルの配置にあわせて並び
替えるインターレース処理部と、印刷画像中に埋め込ま
れる隠しパターンを生成する隠しパターン生成部と、を
有し、前記隠しパターン生成部で生成された隠しパター
ンは、前記ラスタライザの内部で合成されるか、あるい
は前記ラスタライザの出力と合成され、前記隠しパター
ンの合成された画像データが前記色補正処理部に供給さ
れる。
【００１０】請求項１の発明では、隠しパターンの合成
をラスタライザの内部かラスタライザの出力段で行うた
め、色補正以降の処理を従来の処理と共通化できる。
をラスタライザの内部かラスタライザの出力段で行うた
め、色補正以降の処理を従来の処理と共通化できる。
【００１１】請求項２の発明は、アプリケーション・プ
ログラムから出力されたアプリケーションデータに基づ
いて印刷データを生成する印刷情報生成装置において、
アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、ドット単位の画像データに対し
て、前記プリンタが使用するインク色および発色の特性
に応じた色補正を行う色補正処理部と、色補正後の画像
情報を２値化するハーフトーン処理部と、２値化された
画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配置にあわせて
並び替えるインターレース処理部と、印刷画像中に埋め
込まれる隠しパターンを生成する隠しパターン生成部
と、を有し、前記隠しパターン生成部は、前記色補正処
理部の内部か、あるいは、前記色補正処理部の出力段に
設けられ、隠しパターンが埋め込まれ、かつ、色補正さ
れた画像データを前記ハーフトーン処理部に供給する。
ログラムから出力されたアプリケーションデータに基づ
いて印刷データを生成する印刷情報生成装置において、
アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、ドット単位の画像データに対し
て、前記プリンタが使用するインク色および発色の特性
に応じた色補正を行う色補正処理部と、色補正後の画像
情報を２値化するハーフトーン処理部と、２値化された
画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配置にあわせて
並び替えるインターレース処理部と、印刷画像中に埋め
込まれる隠しパターンを生成する隠しパターン生成部
と、を有し、前記隠しパターン生成部は、前記色補正処
理部の内部か、あるいは、前記色補正処理部の出力段に
設けられ、隠しパターンが埋め込まれ、かつ、色補正さ
れた画像データを前記ハーフトーン処理部に供給する。
【００１２】請求項２の発明では、隠しパターンの合成
を色補正処理部の内部か色補正処理部の出力段で行うた
め、色補正処理より前の処理と、ハーフトーン処理以降
の処理を従来の処理と共通化できる。
を色補正処理部の内部か色補正処理部の出力段で行うた
め、色補正処理より前の処理と、ハーフトーン処理以降
の処理を従来の処理と共通化できる。
【００１３】請求項３の発明は、アプリケーション・プ
ログラムから出力されたアプリケーションデータに基づ
いて印刷データを生成する印刷情報生成装置において、
アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、ドット単位の画像データに対し
て、前記プリンタが使用するインク色および発色の特性
に応じた色補正を行う色補正処理部と、色補正後の画像
情報を２値化するハーフトーン処理部と、２値化された
画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配置にあわせて
並び替えるインターレース処理部と、印刷画像中に埋め
込まれる隠しパターンを生成する隠しパターン生成部
と、を有し、前記隠しパターン生成部は、前記ハーフト
ーン処理部の内部か、あるいは、前記ハーフトーン処理
部の出力段に設けられ、隠しパターンが埋め込まれ、か
つ、２値化された画像データを前記インターレース処理
部に供給する。
ログラムから出力されたアプリケーションデータに基づ
いて印刷データを生成する印刷情報生成装置において、
アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、ドット単位の画像データに対し
て、前記プリンタが使用するインク色および発色の特性
に応じた色補正を行う色補正処理部と、色補正後の画像
情報を２値化するハーフトーン処理部と、２値化された
画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配置にあわせて
並び替えるインターレース処理部と、印刷画像中に埋め
込まれる隠しパターンを生成する隠しパターン生成部
と、を有し、前記隠しパターン生成部は、前記ハーフト
ーン処理部の内部か、あるいは、前記ハーフトーン処理
部の出力段に設けられ、隠しパターンが埋め込まれ、か
つ、２値化された画像データを前記インターレース処理
部に供給する。
【００１４】請求項３の発明では、隠しパターンの合成
をハーフトーン処理部の内部かハーフトーン処理部の出
力段で行うため、ハーフトーン処理より前の処理と、イ
ンターレース処理以降の処理は、従来の処理と共通化で
きる。
をハーフトーン処理部の内部かハーフトーン処理部の出
力段で行うため、ハーフトーン処理より前の処理と、イ
ンターレース処理以降の処理は、従来の処理と共通化で
きる。
【００１５】請求項４の発明は、アプリケーション・プ
ログラムから出力されたアプリケーションデータに基づ
いて印刷データを生成する印刷情報生成装置において、
印刷データをドット単位の画像データに変換するラスタ
ライザと、ドット単位の画像データに対して、前記プリ
ンタが使用するインク色および発色の特性に応じた色補
正を行う色補正処理部と、色補正後の画像情報を２値化
するハーフトーン処理部と、２値化された画像情報を前
記プリンタの印字ノズルの配置に合わせて並び替えるイ
ンターレース処理部と、印刷画像中に埋め込まれる隠し
パターンを生成する隠しパターン生成部と、を有し、前
記隠しパターン生成部は、前記インターレース処理部の
内部か、あるいは、前記インターレース処理部の出力に
設けられる。
ログラムから出力されたアプリケーションデータに基づ
いて印刷データを生成する印刷情報生成装置において、
印刷データをドット単位の画像データに変換するラスタ
ライザと、ドット単位の画像データに対して、前記プリ
ンタが使用するインク色および発色の特性に応じた色補
正を行う色補正処理部と、色補正後の画像情報を２値化
するハーフトーン処理部と、２値化された画像情報を前
記プリンタの印字ノズルの配置に合わせて並び替えるイ
ンターレース処理部と、印刷画像中に埋め込まれる隠し
パターンを生成する隠しパターン生成部と、を有し、前
記隠しパターン生成部は、前記インターレース処理部の
内部か、あるいは、前記インターレース処理部の出力に
設けられる。
【００１６】請求項４の発明では、隠しパターンの合成
をインターレース処理部の内部かインターレース処理部
の出力段で行うため、インターレース処理より前の処理
を従来の処理と共通化できる。
をインターレース処理部の内部かインターレース処理部
の出力段で行うため、インターレース処理より前の処理
を従来の処理と共通化できる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る印刷システ
ム、印刷情報生成装置、印刷方法、および記録媒体につ
いて、図面を参照しながら具体的に説明する。
ム、印刷情報生成装置、印刷方法、および記録媒体につ
いて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【００１８】（第１の実施形態）図１は本発明に係る印
刷システムの第１の実施形態のブロック図である。図１
の印刷システムは、ホストコンピュータ１と、プリンタ
２とで構成される。ホストコンピュータ１は、ＣＰＵ、
メモリ、表示装置、キーボード、マウス等のハードウェ
アと、これらハードウェアを制御するソフトウェアとか
らなる。ソフトウェアはさらに、オペレーティングシス
テム（以下、ＯＳと呼ぶ）３と、ＯＳ３の管理下で動作
するアプリケーション・プログラム４とドライバ（印刷
情報生成装置）５とに分かれる。
刷システムの第１の実施形態のブロック図である。図１
の印刷システムは、ホストコンピュータ１と、プリンタ
２とで構成される。ホストコンピュータ１は、ＣＰＵ、
メモリ、表示装置、キーボード、マウス等のハードウェ
アと、これらハードウェアを制御するソフトウェアとか
らなる。ソフトウェアはさらに、オペレーティングシス
テム（以下、ＯＳと呼ぶ）３と、ＯＳ３の管理下で動作
するアプリケーション・プログラム４とドライバ（印刷
情報生成装置）５とに分かれる。
【００１９】ＯＳ３はさらに、ワード・プロセッサ等の
アプリケーション・プログラム４から出力されたアプリ
ケーションデータを解析するＧＤＩ(Graphics Device I
nterface)モジュール６と、ドライバ５からの制御によ
りＧＤＩモジュール６の解析結果に応じた印刷データを
プリンタ２に送信するとともに、プリンタ２から送られ
たステータス情報を受信してドライバ５に供給するイン
タフェース部（通信手段）７とを有する。
アプリケーション・プログラム４から出力されたアプリ
ケーションデータを解析するＧＤＩ(Graphics Device I
nterface)モジュール６と、ドライバ５からの制御によ
りＧＤＩモジュール６の解析結果に応じた印刷データを
プリンタ２に送信するとともに、プリンタ２から送られ
たステータス情報を受信してドライバ５に供給するイン
タフェース部（通信手段）７とを有する。
【００２０】プリンタ２は、ドライバ５との間で印刷デ
ータやステータス情報の送受信を行うインタフェース部
１１と、ドライバ５から送られた印刷データの内容を解
析する解釈部１２と、解釈部１２の解析結果に基づいて
印刷画像を生成するイメージ生成部１３と、生成された
印刷画像に基づいて印字ヘッド（不図示）の駆動制御を
行うプリンタエンジン１４と、プリンタ２の動作状態等
を表示するパネル部１５と、プリンタ２の状態制御を行
うステータス管理部１６と、印刷画像を一時的に格納す
るメモリ（不図示）の制御を行うメモリ管理部１７と、
プリンタ２内の各部の制御を行う制御部（パターン生成
切替部）１８とを備える。
ータやステータス情報の送受信を行うインタフェース部
１１と、ドライバ５から送られた印刷データの内容を解
析する解釈部１２と、解釈部１２の解析結果に基づいて
印刷画像を生成するイメージ生成部１３と、生成された
印刷画像に基づいて印字ヘッド（不図示）の駆動制御を
行うプリンタエンジン１４と、プリンタ２の動作状態等
を表示するパネル部１５と、プリンタ２の状態制御を行
うステータス管理部１６と、印刷画像を一時的に格納す
るメモリ（不図示）の制御を行うメモリ管理部１７と、
プリンタ２内の各部の制御を行う制御部（パターン生成
切替部）１８とを備える。
【００２１】図２はドライバ５の内部構成を示すブロッ
ク図である。ドライバ５の内部には、アプリケーション
・プログラム４から出力されたアプリケーションデータ
をドット単位の画像データに変換するラスタライザ３１
と、プリンタ２に供給される印刷データに埋め込まれる
隠しパターンを生成する隠しパターン生成部３２ａと、
ＧＤＩモジュール６の解析結果に基づいて隠しパターン
生成部３２ａで隠しパターンを生成するか否かを判別す
る埋め込み判別部３２ｂと、ドット単位の画像データに
対してプリンタが使用するインク色（Ｃ：シアン、Ｍ：
マゼンダ、Ｙ：イエロー）および発色の特性に応じた色
補正を行う色補正処理部３３と、色補正処理部３３が参
照する色補正テーブル３４と、色補正された後の画像情
報からドット単位でのインクの有無によってある面積で
の濃度を表現する２値化処理を行うハーフトーン処理部
３５と、印字ノズルに対応づけて画像データの並び替え
を行うインターレース処理部３６とが設けられる。
ク図である。ドライバ５の内部には、アプリケーション
・プログラム４から出力されたアプリケーションデータ
をドット単位の画像データに変換するラスタライザ３１
と、プリンタ２に供給される印刷データに埋め込まれる
隠しパターンを生成する隠しパターン生成部３２ａと、
ＧＤＩモジュール６の解析結果に基づいて隠しパターン
生成部３２ａで隠しパターンを生成するか否かを判別す
る埋め込み判別部３２ｂと、ドット単位の画像データに
対してプリンタが使用するインク色（Ｃ：シアン、Ｍ：
マゼンダ、Ｙ：イエロー）および発色の特性に応じた色
補正を行う色補正処理部３３と、色補正処理部３３が参
照する色補正テーブル３４と、色補正された後の画像情
報からドット単位でのインクの有無によってある面積で
の濃度を表現する２値化処理を行うハーフトーン処理部
３５と、印字ノズルに対応づけて画像データの並び替え
を行うインターレース処理部３６とが設けられる。
【００２２】隠しパターン生成部３２ａは、ラスタライ
ザ３１がドット単位の画像データへの変換を行う際に隠
しパターンを生成する。図３は隠しパターン生成部３２
ａで生成される隠しパターンの一例を示す図である。隠
しパターンには、本来の印刷画像の一部を変更した変更
パターン（図３（ａ））と、印刷画像に付加される追加
パターン（図３（ｂ））とがある。
ザ３１がドット単位の画像データへの変換を行う際に隠
しパターンを生成する。図３は隠しパターン生成部３２
ａで生成される隠しパターンの一例を示す図である。隠
しパターンには、本来の印刷画像の一部を変更した変更
パターン（図３（ａ））と、印刷画像に付加される追加
パターン（図３（ｂ））とがある。
【００２３】図３（ａ）中の斜線で示した部分が元の印
刷画像を変更した変更パターンを表し、図３（ｂ）中の
点線で示した部分が追加パターンを表している。
刷画像を変更した変更パターンを表し、図３（ｂ）中の
点線で示した部分が追加パターンを表している。
【００２４】変更パターンや追加パターンは、人間の目
に識別しにくい色や輝度で生成される。例えば、変更パ
ターンの場合、周囲の画像の色や輝度を多少変化させる
ことにより生成される。また、追加パターンの場合、人
間の目に識別しにくい色、例えば黄色等で生成される。
に識別しにくい色や輝度で生成される。例えば、変更パ
ターンの場合、周囲の画像の色や輝度を多少変化させる
ことにより生成される。また、追加パターンの場合、人
間の目に識別しにくい色、例えば黄色等で生成される。
【００２５】紙幣等の偽造防止を目的とする場合は、プ
リンタ２の種類を特定できる情報、例えば、プリンタ２
の名称、型番、製造メーカ名、シリアル番号、プロダク
トＩＤなどが隠しパターンとして印刷画像に埋め込まれ
る。
リンタ２の種類を特定できる情報、例えば、プリンタ２
の名称、型番、製造メーカ名、シリアル番号、プロダク
トＩＤなどが隠しパターンとして印刷画像に埋め込まれ
る。
【００２６】また、絵画や写真等の著作物の複製防止を
目的とする場合は、著作権の所在がわかるような情報、
例えば、著作権者の氏名等が隠しパターンとして印刷画
像に埋め込まれる。
目的とする場合は、著作権の所在がわかるような情報、
例えば、著作権者の氏名等が隠しパターンとして印刷画
像に埋め込まれる。
【００２７】変更パターンは、その原理上、与えられた
アプリケーション・プログラムのデータに依存して生成
されるため、追加パターンの生成に比べて生成処理に時
間がかかる。よって、プリンタ側に高速のＣＰＵを搭載
できないプリンタ（例えば、標準的なインクジェット・
プリンタ）の場合、ホスト側の比較的高速のＣＰＵを利
用可能なプリンタ・ドライバで隠しパターンを生成する
方が望ましい。これは、ソフトウェアの方が隠しパター
ンの生成が容易である点からもいえることである。
アプリケーション・プログラムのデータに依存して生成
されるため、追加パターンの生成に比べて生成処理に時
間がかかる。よって、プリンタ側に高速のＣＰＵを搭載
できないプリンタ（例えば、標準的なインクジェット・
プリンタ）の場合、ホスト側の比較的高速のＣＰＵを利
用可能なプリンタ・ドライバで隠しパターンを生成する
方が望ましい。これは、ソフトウェアの方が隠しパター
ンの生成が容易である点からもいえることである。
【００２８】一方、追加パターンは、原理上、与えられ
たアプリケーション・プログラムには依存せず、どんな
データに対しても一律に所定のパターンをオア（加算）
するものである。このような処理は、ホスト側のドライ
バで行うよりも、プリンタ側で印刷画像データをエンジ
ンに出力する段階で行った方が実現が容易で、また、高
速処理が可能となる。これは、イメージバッファを一つ
しか持たないシリアルプリンタでも、あるいは、１ペー
ジ相当分のメモリを有するページプリンタでも共通して
いえることである。
たアプリケーション・プログラムには依存せず、どんな
データに対しても一律に所定のパターンをオア（加算）
するものである。このような処理は、ホスト側のドライ
バで行うよりも、プリンタ側で印刷画像データをエンジ
ンに出力する段階で行った方が実現が容易で、また、高
速処理が可能となる。これは、イメージバッファを一つ
しか持たないシリアルプリンタでも、あるいは、１ペー
ジ相当分のメモリを有するページプリンタでも共通して
いえることである。
【００２９】別の言い方をすると、変更パターンは、印
刷データを部分的に変更するため、データ量は元のデー
タと同じなのに対し、追加パターンは、元のデータに新
たにデータを追加するため、データ量が増えてしまう。
したがって、追加パターンをドライバ側で生成すると、
ホストからプリンタに送られる印刷データが増える結果
になり、データ転送に時間がかかり、望ましくない。
刷データを部分的に変更するため、データ量は元のデー
タと同じなのに対し、追加パターンは、元のデータに新
たにデータを追加するため、データ量が増えてしまう。
したがって、追加パターンをドライバ側で生成すると、
ホストからプリンタに送られる印刷データが増える結果
になり、データ転送に時間がかかり、望ましくない。
【００３０】以下、変更パターンの生成方法について詳
述する。図４はランダム平均パッチ５１と呼ばれるもの
であり、白色領域（−１）と斜線で示す黒色領域（＋
１）とを同じ面積ずつ含む基本パターンである。図４に
は４つのパッチ５１が図示されているが、実際には、各
パッチ５１を上下あるいは左右に反転させたパッチも含
めて、計８個のパッチ５１が存在する。
述する。図４はランダム平均パッチ５１と呼ばれるもの
であり、白色領域（−１）と斜線で示す黒色領域（＋
１）とを同じ面積ずつ含む基本パターンである。図４に
は４つのパッチ５１が図示されているが、実際には、各
パッチ５１を上下あるいは左右に反転させたパッチも含
めて、計８個のパッチ５１が存在する。
【００３１】各パッチ５１の黒色領域と白色領域は互い
に相殺し合うため、各パッチ５１の色変化（輝度変化）
の度合いを示す平均値はゼロになる。したがって、図４
に示すパッチ５１を原画像に埋め込んでも、原画像の品
質は劣化しない。
に相殺し合うため、各パッチ５１の色変化（輝度変化）
の度合いを示す平均値はゼロになる。したがって、図４
に示すパッチ５１を原画像に埋め込んでも、原画像の品
質は劣化しない。
【００３２】図４の各パッチ５１は、図５に詳細を示す
ように、例えば４画素×４画素のサイズであり、各パッ
チ５１を構成する１６個のパッチ要素（画素）５２のう
ち半数が（＋１）で、残りの半数が（−１）である。
ように、例えば４画素×４画素のサイズであり、各パッ
チ５１を構成する１６個のパッチ要素（画素）５２のう
ち半数が（＋１）で、残りの半数が（−１）である。
【００３３】図４に示すパッチ５１を原画像に多数埋め
込んでも、埋め込み位置がランダムな場合には、画像の
強度はゆっくりと変化し、また、エッジで急峻な変化が
あっても全体では相殺し合うため、原画像に与える影響
は最小化される。
込んでも、埋め込み位置がランダムな場合には、画像の
強度はゆっくりと変化し、また、エッジで急峻な変化が
あっても全体では相殺し合うため、原画像に与える影響
は最小化される。
【００３４】また、図４に示すパッチ５１を用いること
により、人間の目に識別されることなく、プリンタＩＤ
等のプリンタ情報を埋め込むことができる。プリンタ情
報は、例えば、マジックストリングと呼ばれる４３ビッ
トのデータ部分（このデータは、後述するように、隠し
パターンの読み取り処理中に、透かし模様が発見された
か否かの確認に用いられる）と、プリンタＩＤ用のデー
タ部分４８ビットと、誤り訂正信号のデータ部分１６４
ビットとの計２５５ビットからなり、これら各ビットに
対応するバイナリデータ（１または０）をそれぞれ、図
４に示す１パッチ５１で表現する。
により、人間の目に識別されることなく、プリンタＩＤ
等のプリンタ情報を埋め込むことができる。プリンタ情
報は、例えば、マジックストリングと呼ばれる４３ビッ
トのデータ部分（このデータは、後述するように、隠し
パターンの読み取り処理中に、透かし模様が発見された
か否かの確認に用いられる）と、プリンタＩＤ用のデー
タ部分４８ビットと、誤り訂正信号のデータ部分１６４
ビットとの計２５５ビットからなり、これら各ビットに
対応するバイナリデータ（１または０）をそれぞれ、図
４に示す１パッチ５１で表現する。
【００３５】埋め込み手法としては、例えば、図６に示
すように、画像を複数のタイル５３に分割し、各タイル
５３ごとに、２５５ビット分の情報に対応するパッチ５
１を埋め込んでいく。
すように、画像を複数のタイル５３に分割し、各タイル
５３ごとに、２５５ビット分の情報に対応するパッチ５
１を埋め込んでいく。
【００３６】より詳細には、図４に示す４種類のパッチ
５１の中から任意に選択されたパッチと、そのパッチを
上下あるいは左右に反転させた不図示のパッチとが、所
定のキー情報に従って選択されて各タイル５３に埋め込
まれる。埋め込まれる各パッチ５１は、オフセット等に
よりモディファイされながら、ランダムに配置される。
ただし、ランダムといっても、所定のキー情報に従うと
いう意味では、擬似ランダムな選択や配置を行う。以上
の手順で変更パターンが生成される。
５１の中から任意に選択されたパッチと、そのパッチを
上下あるいは左右に反転させた不図示のパッチとが、所
定のキー情報に従って選択されて各タイル５３に埋め込
まれる。埋め込まれる各パッチ５１は、オフセット等に
よりモディファイされながら、ランダムに配置される。
ただし、ランダムといっても、所定のキー情報に従うと
いう意味では、擬似ランダムな選択や配置を行う。以上
の手順で変更パターンが生成される。
【００３７】変更パターンが埋め込まれた印刷画像から
プリンタＩＤを読み取るには、まず印刷画像をウォータ
ーマーキング（透かし模様）の解像度（例えば、３６０
dpi）でスキャンし、続いて、スキャン結果である画像
データに対して所定の検索処理を行う。この検索処理で
は、上述した各タイル５３内で各パッチ５１の相関度を
テストする。具体的には、0.1度の刻みで全角度につい
て相関度をテストし、併せてオフセットについてもテス
トする。すなわち、回転角度とオフセットの考えられる
すべての組み合わせについてテストを行う。
プリンタＩＤを読み取るには、まず印刷画像をウォータ
ーマーキング（透かし模様）の解像度（例えば、３６０
dpi）でスキャンし、続いて、スキャン結果である画像
データに対して所定の検索処理を行う。この検索処理で
は、上述した各タイル５３内で各パッチ５１の相関度を
テストする。具体的には、0.1度の刻みで全角度につい
て相関度をテストし、併せてオフセットについてもテス
トする。すなわち、回転角度とオフセットの考えられる
すべての組み合わせについてテストを行う。
【００３８】このような検索処理を行った結果、上述し
たマジックストリングのデータに対応するビットの組み
合わせが見つかれば、これらのビットを抽出し、エラー
訂正処理を行った上で、目的とするビット列を得る。得
られたビット列が、特定されたプリンタのシリアル番号
と同じなら、プリンタＩＤの読み取りは完了する。同じ
でなければ、次の組み合わせを調べ、全組み合わせを調
べても該当するものがなければ、埋め込み情報はないと
判断する。
たマジックストリングのデータに対応するビットの組み
合わせが見つかれば、これらのビットを抽出し、エラー
訂正処理を行った上で、目的とするビット列を得る。得
られたビット列が、特定されたプリンタのシリアル番号
と同じなら、プリンタＩＤの読み取りは完了する。同じ
でなければ、次の組み合わせを調べ、全組み合わせを調
べても該当するものがなければ、埋め込み情報はないと
判断する。
【００３９】なお、変更パターンの生成手法は、図４に
示すランダム平均パッチを用いるものに限らない。例え
ば、画像を構成する表示パラメータである色相、彩度お
よび明度の少なくともいずれかに対して変調処理を施す
ことにより変更パターンを生成してもよい。この場合、
基準量を中心として対称方向に同量ずつ表示パラメータ
を周期的に変化させることにより、人間の目に識別しに
くい変更パターンを得ることができ、かつ、復調処理を
施すことにより変更パターンの内容を確実に読み取るこ
とができる。
示すランダム平均パッチを用いるものに限らない。例え
ば、画像を構成する表示パラメータである色相、彩度お
よび明度の少なくともいずれかに対して変調処理を施す
ことにより変更パターンを生成してもよい。この場合、
基準量を中心として対称方向に同量ずつ表示パラメータ
を周期的に変化させることにより、人間の目に識別しに
くい変更パターンを得ることができ、かつ、復調処理を
施すことにより変更パターンの内容を確実に読み取るこ
とができる。
【００４０】また、変更パターンを生成するその他の手
法として、変更パターンの色に着目した手法がある。す
なわち、変更パターンの色として、人間の目に識別しに
くい黄系統の色を選ぶと、印刷画像の背景色によって
は、パターンが容易に識別されることがある。その逆
に、背景色が変更パターンの色に近い場合には、変更パ
ターンが印刷画像と渾然一体となり、どのような手段を
講じても、変更パターンの内容を読み取りできなくな
る。このため、変更パターンの色を固定にせずに、印刷
画像の背景色に応じて変更パターンの色を決定してもよ
い。
法として、変更パターンの色に着目した手法がある。す
なわち、変更パターンの色として、人間の目に識別しに
くい黄系統の色を選ぶと、印刷画像の背景色によって
は、パターンが容易に識別されることがある。その逆
に、背景色が変更パターンの色に近い場合には、変更パ
ターンが印刷画像と渾然一体となり、どのような手段を
講じても、変更パターンの内容を読み取りできなくな
る。このため、変更パターンの色を固定にせずに、印刷
画像の背景色に応じて変更パターンの色を決定してもよ
い。
【００４１】図１の隠しパターン生成部３２ａは、隠し
パターンの埋め込まれた画像データをドット単位で出力
する。色補正処理部３３は、隠しパターン生成部３２ａ
から出力された画像データに対して色補正を行う。
パターンの埋め込まれた画像データをドット単位で出力
する。色補正処理部３３は、隠しパターン生成部３２ａ
から出力された画像データに対して色補正を行う。
【００４２】このように、第１の実施形態では、ラスタ
ライザ３１が画像データの変換処理を行う際に隠しパタ
ーンを生成するため、色補正処理以降の処理を従来と共
通化することができ、ドライバの処理の変更箇所が少な
くなる。
ライザ３１が画像データの変換処理を行う際に隠しパタ
ーンを生成するため、色補正処理以降の処理を従来と共
通化することができ、ドライバの処理の変更箇所が少な
くなる。
【００４３】なお、ラスタライザ３１の出力に基づい
て、ラスタライザ３１と色補正処理部３３との間で隠し
パターンの生成を行ってもよい。
て、ラスタライザ３１と色補正処理部３３との間で隠し
パターンの生成を行ってもよい。
【００４４】（第２の実施形態）第２の実施形態は、色
補正処理部３３が色補正を行う際、あるいは色補正を行
った後に隠しパターンの埋め込みを行うものである。
補正処理部３３が色補正を行う際、あるいは色補正を行
った後に隠しパターンの埋め込みを行うものである。
【００４５】図７は第２の実施形態のドライバ５の内部
構成を示すブロック図である。図７に示すように、ラス
タライザ３１の出力は色補正処理部３３に入力されて色
補正される。色補正処理部３３には隠しパターン生成部
３２ａが接続されており、埋め込み判別部３２ｂにより
隠しパターンの生成が指示されると、色補正処理部３３
は、隠しパターン生成部３２ａで生成された隠しパター
ンを埋め込んだ状態で画像データの色補正を行う。隠し
パターン生成部３２ａの出力は、ハーフトーン処理部３
５に入力されて２値化される。
構成を示すブロック図である。図７に示すように、ラス
タライザ３１の出力は色補正処理部３３に入力されて色
補正される。色補正処理部３３には隠しパターン生成部
３２ａが接続されており、埋め込み判別部３２ｂにより
隠しパターンの生成が指示されると、色補正処理部３３
は、隠しパターン生成部３２ａで生成された隠しパター
ンを埋め込んだ状態で画像データの色補正を行う。隠し
パターン生成部３２ａの出力は、ハーフトーン処理部３
５に入力されて２値化される。
【００４６】なお、色補正処理部３３とハーフトーン処
理部３５との間に隠しパターン生成部３２ａを設けて、
色補正処理部３３の出力に隠しパターンを埋め込んでも
よい。
理部３５との間に隠しパターン生成部３２ａを設けて、
色補正処理部３３の出力に隠しパターンを埋め込んでも
よい。
【００４７】このように、第２の実施形態では、色補正
を行う際、あるいは色補正後に隠しパターンを生成する
ため、ハーフトーン処理以降の処理を従来と共通化する
ことができる。
を行う際、あるいは色補正後に隠しパターンを生成する
ため、ハーフトーン処理以降の処理を従来と共通化する
ことができる。
【００４８】（第３の実施形態）第３の実施形態は、ハ
ーフトーン処理部３５が２値化処理を行う際、あるいは
２値化処理を行った後に隠しパターンの埋め込みを行う
ものである。
ーフトーン処理部３５が２値化処理を行う際、あるいは
２値化処理を行った後に隠しパターンの埋め込みを行う
ものである。
【００４９】図８は第３の実施形態のドライバ５の内部
構成を示すブロック図である。図８に示すように、ラス
タライザ３１の出力は色補正処理部３３に入力されて色
補正された後、ハーフトーン処理部３５に入力されて２
値化される。
構成を示すブロック図である。図８に示すように、ラス
タライザ３１の出力は色補正処理部３３に入力されて色
補正された後、ハーフトーン処理部３５に入力されて２
値化される。
【００５０】ハーフトーン処理部３５には隠しパターン
生成部３２ａが接続されており、埋め込み判別部３２ｂ
により隠しパターンの生成が指示されると、ハーフトー
ン処理部３５は、隠しパターンを埋め込んだ状態で２値
化処理を行う。ハーフトーン処理部３５の出力は、イン
ターレース処理部３６に入力されて画像データの並び替
えが行われる。
生成部３２ａが接続されており、埋め込み判別部３２ｂ
により隠しパターンの生成が指示されると、ハーフトー
ン処理部３５は、隠しパターンを埋め込んだ状態で２値
化処理を行う。ハーフトーン処理部３５の出力は、イン
ターレース処理部３６に入力されて画像データの並び替
えが行われる。
【００５１】なお、ハーフトーン処理部３５とインター
レース処理部３６との間に隠しパターン生成部３２ａを
設けて、ハーフトーン処理部３５の出力に隠しパターン
を埋め込んでもよい。
レース処理部３６との間に隠しパターン生成部３２ａを
設けて、ハーフトーン処理部３５の出力に隠しパターン
を埋め込んでもよい。
【００５２】このように、第３の実施形態では、ハーフ
トーン処理を行った後に隠しパターンを生成するため、
インターレース処理以降の処理を従来の処理と共通化で
きる。
トーン処理を行った後に隠しパターンを生成するため、
インターレース処理以降の処理を従来の処理と共通化で
きる。
【００５３】（第４の実施形態）第４の実施形態は、イ
ンターレース処理部３６がインターレース処理を行う
際、あるいは、インターレース処理を行った後に隠しパ
ターンの埋め込みを行うものである。
ンターレース処理部３６がインターレース処理を行う
際、あるいは、インターレース処理を行った後に隠しパ
ターンの埋め込みを行うものである。
【００５４】図９は第４の実施形態のドライバ５の内部
構成を示すブロック図である。図９に示すように、ハー
フトーン処理部３５で２値化された画像データは、イン
ターレース処理部３６に入力される。インターレース処
理部３６は、プリンタ２の印字ヘッドの配置に対応させ
て画像データを並び替えるとともに、隠しパターンの埋
め込み処理を行う。具体的には、図３（ａ）に示すよう
な変更パターン、または、図３（ｂ）に示すような追加
パターンを生成する。
構成を示すブロック図である。図９に示すように、ハー
フトーン処理部３５で２値化された画像データは、イン
ターレース処理部３６に入力される。インターレース処
理部３６は、プリンタ２の印字ヘッドの配置に対応させ
て画像データを並び替えるとともに、隠しパターンの埋
め込み処理を行う。具体的には、図３（ａ）に示すよう
な変更パターン、または、図３（ｂ）に示すような追加
パターンを生成する。
【００５５】このように、第４の実施形態では、インタ
ーレース処理部３６がインターレース処理を行う際、あ
るいは、インターレース処理を行った後に隠しパターン
の埋め込みを行うため、ラスタライザ３１からハーフト
ーン処理部３５までの処理を従来と共通化できる。
ーレース処理部３６がインターレース処理を行う際、あ
るいは、インターレース処理を行った後に隠しパターン
の埋め込みを行うため、ラスタライザ３１からハーフト
ーン処理部３５までの処理を従来と共通化できる。
【００５６】上述した第１〜第４の実施形態では、ドラ
イバ５がオペレーティングシステム３に組み込まれる例
を説明したが、ドライバ５をオペレーティングシステム
３とは別個のソフトウェアとして構成したり、あるい
は、ドライバ５をハードウェアで構成してもよい。
イバ５がオペレーティングシステム３に組み込まれる例
を説明したが、ドライバ５をオペレーティングシステム
３とは別個のソフトウェアとして構成したり、あるい
は、ドライバ５をハードウェアで構成してもよい。
【００５７】また、本発明は、インターレース処理を行
うシリアルプリンタだけでなく、インターレース処理が
不要な高精度のシリアルプリンタや、カラー（モノク
ロ）レーザプリンタなどの各種のプリンタに適用可能で
ある。
うシリアルプリンタだけでなく、インターレース処理が
不要な高精度のシリアルプリンタや、カラー（モノク
ロ）レーザプリンタなどの各種のプリンタに適用可能で
ある。
【００５８】また、上述した第１〜第４の実施形態で説
明した機能を有するドライバ５を、フロッピーディスク
やＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に収納し、コンピュータに
読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディ
スクや光ディスク等の携帯可能なものに限定されず、ハ
ードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でも
よい。また、ドライバ５を、インターネット等の通信回
線（無線通信も含む）を介して頒布してもよい。さら
に、ドライバ５のプログラムを暗号化したり、変調をか
けたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線
や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布
してもよい。
明した機能を有するドライバ５を、フロッピーディスク
やＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に収納し、コンピュータに
読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディ
スクや光ディスク等の携帯可能なものに限定されず、ハ
ードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でも
よい。また、ドライバ５を、インターネット等の通信回
線（無線通信も含む）を介して頒布してもよい。さら
に、ドライバ５のプログラムを暗号化したり、変調をか
けたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線
や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布
してもよい。
【００５９】また、上述した各実施形態では、ドライバ
５の内部で隠しパターンを生成する例を説明したが、図
３（ａ）のような変更パターンを生成する場合はドライ
バ５で、図３（ｂ）のような追加パターンを生成する場
合はプリンタ２で隠しパターンの生成を行ってもよい。
５の内部で隠しパターンを生成する例を説明したが、図
３（ａ）のような変更パターンを生成する場合はドライ
バ５で、図３（ｂ）のような追加パターンを生成する場
合はプリンタ２で隠しパターンの生成を行ってもよい。
【００６０】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、印刷情報生成装置内で隠しパターンを生成してプ
リンタ側に供給するため、プリンタ側に負荷をかけるこ
となく隠しパターンを生成でき、また、ソフトウェア処
理により隠しパターンを生成するため、印刷画像の特性
等を考慮に入れた人間の目に識別しくい高品質の隠しパ
ターンを生成できる。
れば、印刷情報生成装置内で隠しパターンを生成してプ
リンタ側に供給するため、プリンタ側に負荷をかけるこ
となく隠しパターンを生成でき、また、ソフトウェア処
理により隠しパターンを生成するため、印刷画像の特性
等を考慮に入れた人間の目に識別しくい高品質の隠しパ
ターンを生成できる。
【図１】本発明に係る印刷システムの第１の実施形態の
ブロック図。
ブロック図。
【図２】第１の実施形態のドライバの内部構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図３】（ａ）は変更パターンの一例、（ｂ）は追加パ
ターンの一例を示す図。
ターンの一例を示す図。
【図４】ランダム平均パッチのパターンを示す図。
【図５】ランダム平均パッチの詳細内容を示す図。
【図６】画像を複数のタイルに分割した状態を示す図。
【図７】第２の実施形態のドライバの内部構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図８】第３の実施形態のドライバの内部構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図９】第４の実施形態のドライバの内部構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
１ ホストコンピュータ ２ プリンタ ３ オペレーティング・システム（ＯＳ） ４ アプリケーション・プログラム ５ ＧＤＩ処理部 ６ ドライバ １１ インタフェース部 １２ 解釈部 １３ イメージ生成部 １４ プリンタエンジン １５ パネル部 １６ ステータス管理部 １７ メモリ管理部 １８ 制御部 ３１ ラスタライザ ３２ａ 隠しパターン生成部 ３２ｂ 埋め込み判別部 ３３ 色補正処理部 ３４ 色補正テーブル ３５ ハーフトーン処理部 ３６ インターレース処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 1/40 Ｈ０４Ｎ 1/40 Ｚ ５Ｃ０７７ 1/60 Ｄ ５Ｃ０７９ 1/46 1/46 Ｚ (72)発明者 倉 田 賢 一 長野県諏訪市大和三丁目３番５号 セイコ ーエプソン株式会社内 Ｆターム(参考） 2C061 AQ05 AR01 CL10 2C087 AA15 AC02 AC07 BA07 BA12 BC05 BD07 BD36 DA13 5B021 AA01 LB01 LG07 LG08 LL06 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CC01 CE08 CE14 CE17 5C076 AA12 AA14 AA26 BA06 5C077 LL14 LL18 LL19 MP01 MP08 NN04 PP23 PP33 PP37 SS02 TT05 5C079 KA15 LA34 LA40 LB01 LC01 NA00 NA01 NA11 NA25 PA03
Claims (16)
- 【請求項１】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生
成する印刷情報生成装置において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記ラスタライザの内部で合成されるか、あるいは前記
ラスタライザの出力と合成され、 前記隠しパターンが合成された画像データが前記色補正
処理部に供給されることを特徴とする印刷情報生成装
置。 - 【請求項２】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生
成する印刷情報生成装置において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記色補正処理部の内部で合成されるか、あるいは前記
色補正処理部の出力と合成され、 前記隠しパターンが合成された画像データが前記ハーフ
トーン処理部に供給されることを特徴とする印刷情報生
成装置。 - 【請求項３】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生
成する印刷情報生成装置において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記ハーフトーン処理部の内部で合成されるか、あるい
は前記ハーフトーン処理部の出力と合成され、 前記隠しパターンが合成された画像データが前記インタ
ーレース処理部に供給されることを特徴とする印刷情報
生成装置。 - 【請求項４】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに基づいて印刷データを生
成する印刷情報生成装置において、 印刷データをドット単位の画像データに変換するラスタ
ライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置に合わせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記インターレース処理部の内部で合成されるか、ある
いは前記インターレース処理部の出力と合成されること
を特徴とする印刷情報生成装置。 - 【請求項５】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに対応する印刷画像を生成
して印字を行うプリンタと、アプリケーションデータを
前記プリンタに対応する印刷データに変換する印刷情報
生成装置と、を備えた印刷システムにおいて、 前記印刷情報生成装置は、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記ラスタライザの内部で合成されるか、あるいは前記
ラスタライザの出力と合成され、 前記隠しパターンが合成された画像データが前記色補正
処理部に供給されることを特徴とする印刷システム。 - 【請求項６】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに対応する印刷画像を生成
して印字を行うプリンタと、アプリケーションデータを
前記プリンタに対応する印刷データに変換する印刷情報
生成装置と、を備えた印刷システムにおいて、 前記印刷情報生成装置は、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記色補正処理部の内部で合成されるか、あるいは前記
色補正処理部の出力と合成され、 前記隠しパターンが合成された画像データが前記ハーフ
トーン処理部に供給されることを特徴とする印刷システ
ム。 - 【請求項７】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに対応する印刷画像を生成
して印字を行うプリンタと、アプリケーションデータを
前記プリンタに対応する印刷データに変換する印刷情報
生成装置と、を備えた印刷システムにおいて、 前記印刷情報生成装置は、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換するラスタライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記ハーフトーン処理部の内部で合成されるか、あるい
は前記ハーフトーン処理部の出力と合成され、 前記隠しパターンが合成された画像データが前記インタ
ーレース処理部に供給されることを特徴とする印刷シス
テム。 - 【請求項８】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータに対応する印刷画像を生成
して印字を行うプリンタと、アプリケーションデータを
前記プリンタに対応する印刷データに変換する印刷情報
生成装置と、を備えた印刷システムにおいて、 前記印刷情報生成装置は、 印刷データをドット単位の画像データに変換するラスタ
ライザと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う色
補正処理部と、 色補正後の画像情報を２値化するハーフトーン処理部
と、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置に合わせて並び替えるインターレース処理部と、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成部と、を有し、 前記隠しパターン生成部で生成された隠しパターンは、
前記インターレース処理部の内部で合成されるか、ある
いは前記インターレース処理部の出力と合成されること
を特徴とする印刷システム。 - 【請求項９】アプリケーション・プログラムから出力さ
れたアプリケーションデータを印刷情報生成装置により
プリンタに対応する印刷データに変換し、この印刷デー
タに基づいて前記プリンタにより印刷画像を生成して印
字を行う印刷方法において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップは、前記第１のステップ
の中で行われるか、あるいは前記第１および第２のステ
ップの間で行われることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項１０】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータを印刷情報生成装置によ
りプリンタに対応する印刷データに変換し、この印刷デ
ータに基づいて前記プリンタにより印刷画像を生成して
印字を行う印刷方法において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップは、前記第２のステップ
の中で行われるか、あるいは前記第２および第３のステ
ップの間で行われることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項１１】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータを印刷情報生成装置によ
りプリンタに対応する印刷データに変換し、この印刷デ
ータに基づいて前記プリンタにより印刷画像を生成して
印字を行う印刷方法において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップは、前記第３のステップ
の中で行われるか、あるいは前記第３および第４のステ
ップの間で行われることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項１２】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータを印刷情報生成装置によ
りプリンタに対応する印刷データに変換し、この印刷デ
ータに基づいて前記プリンタにより印刷画像を生成して
印字を行う印刷方法において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップは、前記第４のステップ
の中で行われるか、あるいは前記第４のステップの後で
行われることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項１３】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータをプリンタに対応する印
刷データに変換して前記プリンタに供給するためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップを、前記第１のステップ
の中で行うか、あるいは前記第１および第２のステップ
の間で行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。 - 【請求項１４】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータをプリンタに対応する印
刷データに変換して前記プリンタに供給するためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップを、前記第２のステップ
の中で行うか、あるいは前記第２および第３のステップ
の間で行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。 - 【請求項１５】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータをプリンタに対応する印
刷データに変換して前記プリンタに供給するためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップを、前記第３のステップ
の中で行うか、あるいは前記第３および第４のステップ
の間で行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。 - 【請求項１６】アプリケーション・プログラムから出力
されたアプリケーションデータをプリンタに対応する印
刷データに変換して前記プリンタに供給するためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
において、 アプリケーションデータをドット単位の画像データに変
換する第１のステップと、 ドット単位の画像データに対して、前記プリンタが使用
するインク色および発色の特性に応じた色補正を行う第
２のステップと、 色補正後の画像情報を２値化する第３のステップと、 ２値化された画像情報を前記プリンタの印字ノズルの配
置にあわせて並び替える第４のステップと、 印刷画像中に埋め込まれる隠しパターンを生成する隠し
パターン生成ステップと、を有し、 前記隠しパターン生成ステップを、前記第４のステップ
の中で行うか、あるいは前記第４のステップの後で行う
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11117221A JP2000307847A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 印刷情報生成装置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11117221A JP2000307847A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 印刷情報生成装置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000307847A true JP2000307847A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14706404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11117221A Pending JP2000307847A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 印刷情報生成装置、印刷システム、印刷方法、および記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000307847A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006098457A1 (en) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing method, program thereof, image processing apparatus, and inkjet recording apparatus |
| US7542778B2 (en) | 2003-05-21 | 2009-06-02 | Nec Corporation | Cellular phone, print system, and print method therefor |
| CN108819492A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-11-16 | 中煤航测遥感集团有限公司 | 环保纸印刷色彩印前数码打样色彩校正方法及装置 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11117221A patent/JP2000307847A/ja active Pending
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| JP2006261876A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Ricoh Co Ltd | 画像処理方法、プログラム、画像処理装置、インクジェット記録装置 |
| EP1859612A1 (en) * | 2005-03-16 | 2007-11-28 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing method, program thereof, image processing apparatus, and inkjet recording apparatus |
| JP4602805B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2010-12-22 | 株式会社リコー | 画像処理方法、画像形成装置、画像処理装置、プログラム、画像形成システム |
| EP1859612A4 (en) * | 2005-03-16 | 2011-02-23 | Ricoh Co Ltd | IMAGE PROCESSING METHOD, PROGRAM AND APPARATUS, AND INKJET RECORDING APPARATUS |
| US8279493B2 (en) | 2005-03-16 | 2012-10-02 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing method, program thereof, image processing apparatus, and inkjet recording apparatus |
| CN108819492A (zh) * | 2018-05-22 | 2018-11-16 | 中煤航测遥感集团有限公司 | 环保纸印刷色彩印前数码打样色彩校正方法及装置 |
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