JP2001197297A - 画像処理装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体Info
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Abstract
の文書作成が可能であり、潜像パターンが目立たず、ま
た潜像パターンや背景画像を容易に変更可能な画像処理
装置を提供する。 【解決手段】 背景画像メモリ3中の背景画像は、解像
度変換部4で出力解像度に変換後、階調補正部5で網点
処理前後の階調をほぼ一致させるように階調補正処理を
行い、網点処理部6で出力線数よりも荒い線数で網点処
理を行う。マスク画像メモリ7中のマスク画像は、解像
度変換部8で出力解像度に変換後、選択部9に入力され
る。選択部9は、マスク画像に従い、網点処理後の背景
画像か網点処理を行わない背景画像のいずれかを選択し
て潜像埋込背景画像を生成する。潜像埋込背景画像は、
合成部11でページバッファ2内の主画像と合成され、
ASG12で出力線数によるスクリーン処理が施されて
出力装置13へと出力される。
Description
画像を潜像として埋め込んだ潜像埋込背景画像を出力
し、あるいは該潜像埋込背景画像に主画像を合成して出
力する画像処理装置に関するものである。
めに、複写偽造防止用紙と呼ばれる特殊な用紙が用いら
れている。複写偽造防止用紙とは、人間の目には見えに
くいが、複写機で複写すると隠されていた警告文字等が
浮かび上がってくる特殊なパターンがあらかじめ印刷さ
れている用紙である。この複写偽造防止用紙に印刷され
た文書を複写機で複写した場合、複写物には「複写禁
止」等の警告文字が目立つように浮き出てくるので、不
正に複写する行為に対して心理的な抑止になるととも
に、オリジナルと複写物とを区別することを可能にして
いる。
ンの一例の説明図である。図22(A)には、複写偽造
防止用紙の全体を示している。図22(A)中の黒で示
す「COPY」の領域が複写機で複写すると出てくる潜
像部であり、その周囲のハッチングを施して示した領域
が複写機で複写すると消える背景部である。潜像部およ
び背景部とも同一の単色インクにより、見かけの色およ
び濃度が同じになるよう印刷されている。また、図示し
ていないが、通常は全体的にカモフラージュ模様と呼ば
れる細かい線画模様が入っている。カモフラージュ模様
はそれ以外の領域よりも低い濃度となっており、複写機
で複写すると消えるようになっている。また、複写偽造
防止用紙の一部には、企業や自治体等のシンボルマーク
が印刷されている場合もある。このようなマークを、図
22(A)では星形の図形で示している。
部分(図22(A)中の破線円部分)を拡大して示して
いる。潜像部は、比較的大きなドット(線数の低い網
点)を比較的疎に配置して構成されている。また背景部
は、比較的小さなドット(線数の高い網点)を比較的密
に配置して構成されている。一般に、潜像部は面積率2
0%程度、線数50線程度の網点で構成され、背景部は
面積率20%程度、線数150線程度の網点で構成され
ている。
稿を複写機で複写すると、潜像部を構成する網点ドット
は複写機で解像できる大きさと濃度を持っているため
に、忠実に複写される。しかし、背景部を構成する網点
ドットは、複写機で解像できない大きさであるために複
写されない。よって、複写物には複写偽造防止用紙に印
刷されていた文書画像とともに潜像パターンのみが浮き
出て複写されることになる。これを利用し、複写偽造防
止用紙に潜像として例えば「複写禁止」等の警告文字を
埋め込んでおけば、複写物には「複写禁止」等の警告文
字が目立つように浮き出てくる。これによって、不正複
写を抑制することができるとともに、オリジナルと複写
物とを区別することができる。
密文書等の複写を禁止する文書を複数部作成する際に
は、潜像としてシリアル番号が入っている複写偽造防止
用紙を用い、その複写偽造防止用紙の上に機密文書を複
写あるいは印刷することが行われている。この場合、配
布先によって異なる警告文字が入った複写偽造防止用紙
を使い、配布先毎にシリアル番号を管理しておく。これ
によって、万が一、機密文書が不正に複写された場合で
も、その複写物に入っているシリアル番号を調べること
によって、どの配布先から複写されたものかを判別し、
不正複写の出所を追跡することが可能となる。
は、あらかじめ特殊な印刷を行っておく必要があるた
め、用紙自体のコストが通常の複写機やプリンタで使わ
れる用紙に比べて高いという問題がある。また、背景パ
ターンやロゴ、シンボルマーク等のデザインを変更する
場合、用紙の印刷からやり直す必要があり、時間やコス
トがかかってしまうという問題もある。
番号を入れる使い方をする場合、作成する部数分の異な
るシリアル番号が入った複写偽造防止用紙をあらかじめ
用意しておく必要がある。そして、機密文書を一部印刷
する毎に、異なるシリアル番号の入った複写偽造防止用
紙をプリンタのトレイに入れ替えて、1部ずつ印刷する
必要があるため、ユーザの負担が大きいという問題があ
った。また、異なる内容の複写偽造防止用紙を管理しな
ければならず、この管理コストもユーザに負担になって
いる。
例えば特開平4−369170号公報に記載されている
画像形成装置がある。この装置は、機密文書を複数部複
写して作成する際に、その部数に応じた数字キャラクタ
を発生させ、文書画像の背景に重ねて複写するものであ
る。しかし、原稿画像に数字キャラクタを合成して画像
形成すると、出力された画像は合成された数字キャラク
タが目立ちやすいという問題がある。
平7−231384号公報に記載されたデジタル記録装
置がある。このデジタル記録装置は、CCDで読み取ら
れた画像データを複写記録する際に、警告文字部分と背
景部分が特定の共通濃度で異なるディザ処理を施された
画像を重ねあわせることにより、通常の用紙を用いて複
写偽造防止用紙を用いた場合と同様の効果を得ようとす
るものである。この技術では、重ねあわせる画像は特定
の共通濃度であり、警告文字部と背景部で線数の異なる
ディザが掛けられている画像であるため、数字キャラク
タをそのまま合成させるよりは警告文字が見えにくい。
しかし、重ねあわせる原稿画像によっては、警告文字が
見えやすくなるという問題がある。特に、文字数が少な
い(すなわち背景面積の大きい)場合に、警告文字が見
えやすい傾向がある。また、各ディザごとに用紙上に印
刷された際の階調特性が異なるため、用紙上で警告文字
部分と背景部分で濃度に差がでてしまい、警告文字が見
えやすくなるという問題もある。さらに、背景は特定の
共通濃度で全面均一濃度のパターンであるため、背景パ
ターンのデザインの自由度が低いという問題もある。
258982号公報に記載されたシステムがある。この
システムは、機密文書を印刷する際、複写されにくい第
1のカラーパターンと第2のカラーパターンを電子的に
生成して重ねあわせることによって、カラー複写機でも
複写されにくい安全背景画像パターンを生成するもので
ある。このシステムによれば、カラー複写機で複写した
場合に微妙な模様や色合いが再現されにくいように機密
文書を印刷することが可能である。また、複写した際に
再現される色が微妙に異なるように警告文字等の潜像を
入れる例についても記載されている。しかし、この技術
を実現するためには、複数色トナーを使うレジストレー
ション精度の高い特殊な単一通路電子プリンタを用いる
必要があり、通常のゼログラフィエンジンを用いたプリ
ンタやインクジェットプリンタ、特に白黒プリンタが使
えないという問題もある。
情に鑑みてなされたもので、通常の用紙を用いて複写偽
造防止用紙を用いた場合と同様の機密文書などの複写を
禁止する文書を作成することができるとともに、潜像の
パターンが目立たず、また潜像となるパターンや背景画
像を容易に変更することができ、さらにそれぞれのプリ
ンタによらずに実現可能な画像処理装置を提供すること
を目的とするものである。
スク画像を潜像として埋め込んだ潜像埋込背景画像に主
画像を合成して出力する画像処理装置において、背景画
像に対して出力線数よりも荒い線数で網点処理を行い、
背景画像と網点処理を施した背景画像のいずれかをマス
ク画像に従って選択することによってマスク画像を潜像
として背景画像に埋め込んだ潜像埋込背景画像を生成す
る。潜像として埋め込んだマスク画像の部分は出力線数
よりも荒い線数で網点処理を行っているため、上述の図
22でも説明したように複写機などで読み取ると網点部
分は忠実に再現され、複写物ではマスク画像が顕著に現
れる。そのため、通常の白い用紙に潜像埋込背景画像を
記録することによって、複写偽造防止用紙を用いた場合
と同様の効果を得ることができる。しかも、使用する用
紙は白紙であるから、複写偽造防止用紙のような厳重な
管理は不要であり、ユーザの管理負担を軽減することが
できる。
像部分と、網点処理を行っていない背景部分とでは、網
点処理によって見かけ上の濃度が変化してしまい、潜像
のパターンが見えやすくなる。そのため、網点処理を行
った潜像部分と網点処理を行っていない背景部分の階調
が出力時に略一致するように、階調補正を行っている。
これによって、潜像のパターンをさらに見えにくくする
ことができる。
う側の背景画像、または網点処理を行わない側の背景画
像、あるいはその両方に対して行うことができる。ま
た、網点処理を施さない側の背景画像に対して、出力線
数で2値化することができる。さらに、同一の背景画像
について階調補正後の第1及び第2の背景画像を作成し
て保存しておくこともできる。このとき、第2の背景画
像に対しては網点処理を施しておいてもよい。また第1
の背景画像に対して、出力線数で2値化しておいてもよ
い。なお、網点処理は例えばディザ方式、2値化処理は
誤差拡散方式などを用いることができる。
埋込背景画像に主画像を合成して合成画像を出力しても
よい。合成の際には、例えば主画像が白黒画像、背景画
像がYMCの3成分からなるカラー画像の場合、K成分
の画像として主画像を出力し、YMC成分の画像として
前記潜像埋込背景画像の対応する色成分画像を出力すれ
ばよい。また、主画像が白黒画像あるいはカラー画像で
あり、潜像埋込背景画像が単色の画像であるとき、主画
像が白黒画像である場合には主画像に潜像埋込背景画像
を合成し、主画像がカラー画像である場合には主画像の
複数の色成分のうち、K成分以外の色成分のいずれか一
色のみに潜像埋込背景画像を合成すればよい。
に対して出力線数でスクリーン処理を行ってもよい。ス
クリーン処理手段はプリンタなどに画像を出力する際に
通常設けられており、本発明の画像処理装置では潜像埋
込背景画像を生成するために網点処理手段が網点処理を
行う程度の処理負荷が加わる程度で済むため、高速に処
理を行うことができる。また、スクリーン処理手段にお
ける出力線数によるスクリーン処理をプリンタなどの出
力装置に対応させるだけで様々な線数の出力装置に対応
することができ、将来の高画質化などにも対応すること
ができる。
積手段に蓄積しておき、指示手段によって指示された潜
像埋込背景画像と主画像を合成して合成画像としてもよ
い。スクリーン処理は、アナログスクリーン処理あるい
は誤差拡散処理などで構成することができる。
変換する第1の解像度変換手段と、前記マスク画像の解
像度を出力解像度に変換する第2の解像度変換手段を設
けておけば、背景画像およびマスク画像のデータ量を削
減することができる。そのため、それぞれの画像を記憶
する記憶手段を設けた構成でも、記憶容量を削減するこ
とができる。
含む)やマスク画像などは、1ページ分用意しておく必
要はなく、1ページよりも小さい画像を用意しておき、
繰り返して用いて1ページを埋めるように構成してもよ
い。
第1の実施の形態を示すブロック図である。図中、1は
画像入力部、2はページバッファ、3は背景画像メモ
リ、4,8は解像度変換部、5は階調補正部、6は網点
処理部、7はマスク画像メモリ、9は選択部、10は色
識別部、11は合成部、12はアナログスクリーンジェ
ネレータ(ASGと略す)、13は出力装置、14はコ
ントロールパネル、15は制御部である。
像、背景画像、背景画像中に潜像として埋め込むマスク
画像などの入力を受け付ける。ページバッファ2は、入
力された主画像となる文書画像データを一時格納してお
く。背景画像メモリ3は、背景画像を格納しておく。マ
スク画像メモリ7は、マスク画像を格納しておく。な
お、背景画像およびマスク画像は、出力すべき画像の解
像度よりも低い解像度の画像であってよい。
読み出した背景画像の解像度を、出力解像度に変換す
る。階調補正部5は、解像度変換部4で解像度変換され
た背景画像に対して、次の網点処理部6で網点処理を施
した背景画像と元の背景画像との用紙上で再現される濃
度がほぼ等しくなるように、階調補正処理を行う。階調
補正部5は、例えばLUT(ルックアップテーブル)な
どによって構成したり、所定の関数などを使用して変換
処理を行うことができる。網点処理部6は、階調補正部
5で階調補正された背景画像に対して、出力線数よりも
荒い線数で網点処理を行う。
格納されているマスク画像を、出力解像度に変換する。
されたマスク画像の各画素値に応じて、網点処理部6で
網点処理された背景画像と網点処理していない背景画像
のいずれかの画素を選択して出力する。これによって、
マスク画像を潜像として背景画像に埋め込むことができ
る。出力される画像を潜像埋込背景画像と呼ぶことにす
る。
タがカラー画像か白黒画像かを識別する。合成部11
は、ページバッファ2から読み出された文書画像データ
と、選択部9から出力される潜像埋込背景画像とを、色
識別部10における識別結果に従って合成する。
してASG12を設けている。ASG12は、合成部1
1から出力される合成画像に対して、出力線数でアナロ
グスクリーン処理を施す。このASG12の処理出力を
出力装置13に出力する。出力装置13は、以下の説明
では例えばゼログラフィエンジンなどを搭載しており、
アナログスクリーン処理を施した合成画像を用紙上に記
録するプリンタであるものとする。もちろん、出力装置
13は任意の構成でよい。
種々の指示を受け付ける。ここでは、特殊な操作を行う
ことによって、背景画像やマスク画像の入力を画像入力
部1に対して指示することができる。制御部15は、各
部を制御して画像処理動作を行わせる。特に、コントロ
ールパネル14において受け付けた指示に従って画像入
力部1を制御して、主画像となる文書画像データ、背景
画像、マスク画像などの入力を制御する。背景画像やマ
スク画像の入力については、偽造防止の観点からむやみ
に変更可能にすべきではなく、セキュリティ管理などを
行うとよい。
の形態における動作の一例について説明する。文書画像
データを受け付ける前に、あらかじめ、背景画像メモリ
3に背景画像を、またマスク画像メモリ7にマスク画像
を、それぞれ格納しておく。
図2(A)には、背景画像全体を示している。ここで
は、背景画像は任意の8ビットグレイスケール画像(階
調レベル0〜255)であるとする。図中のハッチング
部分は多値のベタ背景画像であり、図中の矢印で示すよ
うに、上下方向に階調レベルが変化しているグラデーシ
ョンパターンである。階調レベルの変化は、例えば16
から48程度の範囲で変化させることができる。さらに
その上に、全面に細線でカモフラージュ模様が描かれて
いる。図2(B)には、図2(A)に示した背景画像を
一部拡大して示している。白く抜けている波線がカモフ
ラージュ模様である。図2(A)に示した背景画像に
は、このようなカモフラージュ模様が全面に配置されて
いる。また、図2(A)に示した背景画像の下部にはシ
ンボルマーク(星形で図示)が描かれている。このよう
な背景画像は、プリンタなどの出力装置13の解像度よ
りも低い解像度でよい。
る。マスク画像は、任意の2値画像である。図3に示し
た例では、マスク画像には「COPY」という文字パタ
ーンが描かれている。この文字パターンが背景画像デー
タ中に埋め込まれる潜像パターンとなる。マスク画像
は、プリンタなどの出力装置13の解像度よりも低い解
像度でよい。
コントロールパネル14から特殊なコマンドを入力する
ことにより、制御部15は画像入力部1を制御して、外
部からの背景画像およびマスク画像の入力を可能にする
ことができる。画像入力部1を介して入力された背景画
像およびマスク画像は、それぞれ、背景画像メモリ3お
よびマスク画像メモリ7に格納される。このように外部
から背景画像およびマスク画像を入力可能にすることに
よって、デザインの変更を容易にしている。
タが入力されると、入力された文書画像データはページ
バッファ2に格納される。それとともに、文書画像デー
タは、色識別部10にも入力される。色識別部10にお
いて、入力された文書画像データが白黒画像であるかカ
ラー画像であるかが識別され、その識別結果が合成部1
1へ出力される。
されると、背景パターンの生成および合成処理が開始さ
れる。このときの処理は、例えば出力装置13がプリン
タであれば、文書画像データがページバッファ2に格納
されることによりプリンタが起動され、プリンタから入
力される同期信号に同期して、背景パターンの生成およ
び合成処理が行われる。背景パターンの生成および合成
処理の動作は、色識別部10による識別結果によって異
なる。
画像であった場合の動作は以下のようになる。背景画像
が背景画像メモリ3から読み出される。読み出された背
景画像は、解像度変換部4において出力解像度に解像度
変換される。解像度変換された背景画像は、階調補正部
5および選択部9に出力される。
対して階調補正処理を施す。階調補正処理は、後段の網
点処理部6において階調特性が変化するのを補正する目
的で行われる。図4は、階調補正処理の一例の説明図で
ある。図4(A)は、階調補正を行わず、背景画像を全
面網点処理した画像と、例えば誤差拡散処理などのスク
リーン処理した画像をそれぞれプリントした場合の、背
景画像の階調レベルと、用紙上の再現濃度の特性を表し
たものである。図中のaが網点画像、bがスクリーン画
像の特性を示す。図を見ても分かる通り、同一階調レベ
ルの背景画像でも、網点処理した場合とスクリーン処理
した場合の再現濃度は通常異なる。そのため、階調補正
処理を行わずに潜像埋込背景画像を生成した場合には、
潜像部(網点)と背景部(誤差拡散)の用紙上での再現
濃度が異なるため、結果として潜像が目立ってしまい、
好ましくない。そのため、図4(B)に示す再現濃度特
性が誤差拡散処理と一致するようなトーンカーブを用い
て、網点生成処理の前に階調補正を行う。これによっ
て、図4(C)に示すように網点画像とスクリーン画像
の再現濃度特性を一致させることができる。このように
して、結果として、出力された背景画像中の潜像をより
目立たないようにすることができる。
処理部6において出力線数よりも荒い線数によって網点
処理が施される。例えば組織的ディザによって階調レベ
ル0または255、網点線数50線の網点画像に変換す
ることができる。網点化された背景画像は、選択部9に
出力される。なお、この網点生成処理で使用するディザ
マトリックスの各閾値のステップ値を固定とするのでは
なく、階調特性に合わせてステップ値が異なる閾値のマ
トリックスとすることによって、階調補正部5による階
調補正も同時に行うようにしてもよい。
マスク画像に対する処理が行われる。マスク画像メモリ
7からマスク画像を読み出し、読み出したマスク画像
を、解像度変換部8で出力解像度に変換する。解像度変
換されたマスク画像は、選択部9に選択信号として入力
される。
画素値が、例えば1(黒画素)であれば網点処理された
背景画像の画素値を選択して出力し、0(白画素)であ
れば網点処理されていない背景画像の画素値を選択す
る。例えば図2,図3に示した例では、マスク画像には
「COPY」等の文字パターンが描かれているため、選
択部9から出力される画像は、背景画像データの「CO
PY」等の文字パターンに対応する領域については網点
処理された背景画像が選択され、それ以外の部分は網点
処理を行っていない、多値の背景画像のままとなる。図
5は、選択部9から出力される潜像埋込背景画像の一例
の拡大図である。選択部9において網点処理された背景
画像と網点処理されていない背景画像の選択が切り替わ
る境界部分を拡大して図5に示している。図中の斜線で
示した部分は、多値レベルの背景画像の領域である。ま
た黒いドットで示した部分は、網点処理された背景画像
の領域であり、網点処理によるドットがそのまま現れ
る。すなわち、マスク画像中の文字パターンが網点処理
されたドットとして背景画像中に埋め込まれることにな
る。このとき、網点処理された背景画像に付いては、網
点処理していない背景画像と同じ濃度となるように階調
補正部5で階調補正処理を行っているので、埋め込まれ
たマスク画像のパターンは、用紙上では見た目にはわか
らない潜像として埋め込まれることになる。このように
して選択部9で網点処理が行われた背景画像あるいは網
点処理が行われていない背景画像のいずれかをマスク画
像に従って選択することによって、マスク画像が潜像と
して埋め込まれた潜像埋込背景画像が生成される。
れた潜像埋込背景画像と、ページバッファ2から読み出
された文書画像データが入力されている。合成部11
は、入力された文書画像データと潜像埋込背景画像の各
画素値を比較し、大きいほうを出力画素として選択し、
合成画像として出力する。
スクリーン処理が施される。例えば出力装置13が20
0線の解像度があれば、ASG12で合成画像を200
線のアナログ三角波と比較してパルス幅変調し、200
線の万線スクリーンを形成して出力装置13に出力す
る。出力装置13がプリンタであれば、出力されたスク
リーン画像が用紙上に印刷されることになる。
説明図である。図6(A)に示した波形は、ASG12
へ入力される合成画像を示している。また図6(B)に
示した波形は、ASG12の参照波である200線アナ
ログ三角波である。さらに図6(C)に示した波形は、
ASG12の出力波形である。出力装置13がゼログラ
フィエンジンを搭載したプリンタであれば、図6(C)
に示した出力波形によってレーザーダイオードおよびポ
リゴンミラーなどを駆動し、画像が用紙上に再現される
ことになる。
拡大図である。図5に示した部分について、用紙上に印
刷された状態を図7に示している。図中の縦線は、用紙
上に再現された200線万線スクリーンパターンであ
る。図5において多値画素で構成されたグラデーション
パターンであった背景部は、図6の右半分に示すように
200線の万線スクリーン処理によって濃度に応じた幅
の波形になる。そのため、用紙上では図6に示すように
200線の万線パターンとして印字される。一方、図5
で潜像パターンとして埋め込まれた部分は、50線の網
点ドットであり、濃度的には上述のように0および25
5である。そのため、図6の左半分に示すように、20
0線のアナログスクリーンをかけると網点ドットがベタ
の小領域としてスクリーン処理され、縦横2〜3画素幅
のドットとして再現される。このようにして、図7に示
すような画像が用紙上に印刷されることになる。
った潜像部分については、階調補正部5で階調補正処理
を行って周囲との階調変化が生じないようにしているの
で、背景画像中に目立たないように潜像が埋め込まれた
画像となる。
ラー画像であった場合の動作は以下のようになる。ここ
では、入力されたカラーの文書画像データは、YMCK
4色のデータとして入力されるものとし、KYMCの色
順で出力装置13に出力するものとする。よって、画像
処理装置からは、KYMCの色順で1色成分毎の画像を
出力するものとする。
ついては、ページバッファ2から文書画像データのKY
M成分を読み出して、合成部11をスルーで通してその
ままASG12へ出力する。C色の画像形成時には、ペ
ージバッファ2から読み出した文書画像データのC成分
と、潜像埋込背景画像を合成して出力する。潜像埋込背
景画像の生成処理については、上述の文書画像データが
白黒画像の時と同様である。
力する際には、淡いグレイの潜像埋込背景画像が合成さ
れ、カラー文書画像を出力する際には、淡いC色の潜像
埋込背景画像が合成され、出力装置13に出力されるこ
とになる。もちろん、白黒の文書画像のときにM色やC
色などのカラーにより潜像埋込背景画像を合成してもよ
いし、カラーの文書画像の場合に例えばM色など、C色
以外の色の潜像埋込背景画像を合成してもよい。
プリンタなどの出力装置13で用紙上にプリントする。
プリントされた文書画像を複写機で複写すると、背景部
を構成する200線の万線部分は複写機では解像でき
ず、かつ濃度レベルも低いため、複写再現されない。一
方、潜像パターン部分については、50線の網点ドット
は複写機で十分解像できるため、複写再現される。よっ
て、出力装置13でプリントされた文書画像を複写機で
複写すると、「COPY」等の潜像パターンが複写物上
に現出することになる。
像およびマスク画像を背景画像メモリ3およびマスク画
像メモリ7にあらかじめ格納しておくが、メモリ容量を
さらに削減するため、画像圧縮して格納するように構成
することも可能である。その際には、マスク画像は、M
MRやJBIG等の可逆圧縮を使うことが可能であり、
また、背景画像はJPEG等の非可逆圧縮を使うことが
可能である。もちろん、圧縮方式などは任意である。
ータに添付して外部から入力し、添付されてきた背景画
像とマスク画像から潜像埋込背景画像を生成して合成出
力するように構成することも可能である。
に対応し、1部のプリントを行う毎に、異なるマスク画
像を入力して、異なる潜像パターンを埋め込んでプリン
トするように構成することも可能である。あるいは、予
め複数のマスク画像をマスク画像メモリ7に格納してお
いて、1部のプリントを行う毎に選択するマスク画像を
変更したり、あるいは、連番であれば、文字画像データ
を内部でその都度生成してもよい。このように構成する
ことにより、部毎に異なるシリアル番号を潜像パターン
として入れることも可能である。
施の形態を示すブロック図である。図中、図1と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。21は蓄積
部、22は画像出力順制御部、23は誤差拡散処理部で
ある。
込背景画像は蓄積部21に出力される。蓄積部21は、
選択部9から出力される潜像埋込背景画像を複数蓄積し
ておくことができる。
成部11に対応するものであり、ページバッファ2から
読み出した文書画像データと蓄積部21から選択されて
読み出される潜像埋込背景画像との出力順を制御して合
成画像を出力する。
差拡散処理部23を設けた例を示している。誤差拡散処
理部23は、画像出力順制御部22から出力される合成
画像を誤差拡散処理する。
よって背景画像およびマスク画像の入力を画像入力部1
に指示することができるとともに、使用する潜像埋込背
景画像を指示することができる。制御部15は、コント
ロールパネル14におけるユーザからの指示に従い、画
像入力部1の制御とともに、蓄積部21を制御して使用
する潜像埋込背景画像を選択制御する。また制御部15
は、画像出力順制御部22に対して、出力すべき色制御
なども行う。
の形態における動作の一例について説明する。この実施
の形態においては、あらかじめ、蓄積部21に複数の潜
像埋込背景画像を蓄積しておく。潜像埋込背景画像は、
以下のようにして蓄積部21に格納される。
コマンドを入力することによって、制御部15が画像入
力部1を制御し、外部から画像入力部1に入力される背
景画像とマスク画像を、それぞれ背景画像メモリ3とマ
スク画像メモリ7に格納する。ここでは背景画像は任意
のYMC3成分のカラー画像であるものとする。背景画
像は、メモリ容量を削減するため、出力解像度よりも低
い解像度でよい。またマスク画像は、任意の2値画像で
ある。マスク画像データには、「COPY」等の文字パ
ターンが描かれている。この文字パターンが潜像埋込背
景画像中に埋め込まれる潜像パターンとなる。マスク画
像は、メモリ容量を削減するため、出力解像度よりも低
い解像度でよい。
画像メモリ3およびマスク画像メモリ7に格納される
と、潜像埋込背景画像の生成処理が起動される。背景画
像メモリ3から背景画像がYMCの順に1色成分ずつ読
み出される。背景画像は、解像度変換部4において出力
解像度に解像度変換される。解像度変換された背景画像
は、階調補正部5および選択部9に出力される。
対して階調補正処理を施す。この階調補正処理は、後段
の網点処理部6において階調特性が変化するのを補正す
る目的で行われる。ここで、階調補正部5内の補正特性
は、色成分ごとに切り替え、色成分毎に最適な階調補正
処理を行う。例えば階調補正部5がLUTで構成されて
いる場合、処理する色成分毎にLUTのパラメータを切
り替えることによって実現できる。
において出力線数よりも荒い線数で網点処理が施され
る。例えば組織的ディザによって、階調レベル0または
255、網点線数50線の網点画像に変換することがで
きる。網点化された背景画像は選択部9に出力される。
マスク画像メモリ7からマスク画像が読み出され、解像
度変換部8で出力解像度に変換されてから選択部9に選
択信号として入力される。マスク画像は処理する色成分
によらず同一の画像データが使われる。すなわち、マス
ク画像メモリ7に格納されているマスク画像は、YMC
の各色ごとに読み出され、合計3回読み出されることに
なる。
画素値が、例えば1(黒画素)であれば網点処理された
背景画像の画素値を選択して出力し、0(白画素)であ
れば網点処理されていない背景画像の画素値を選択し
て、潜像埋込背景画像として出力する。マスク画像には
「COPY」等の文字パターンが描かれているため、選
択部9から出力される潜像埋込背景画像には、背景画像
の「COPY」等の文字パターンに対応する領域が網点
化されて潜像パターンが形成されており、それ以外の部
分は多値のグレイスケール画像になっている。この潜像
埋込背景画像の生成処理は、基本的には上述の第1の実
施の形態と同様であるので、ここでは上述のような説明
にとどめる。具体例としては、図5に拡大して示したよ
うな潜像埋込背景画像が得られる。このような潜像埋込
背景画像が蓄積部21に出力されて、蓄積される。
いて行われ、結果として、蓄積部21には、1つの潜像
埋込背景画像がY、M、Cの3プレーンに分けて蓄積さ
れることになる。蓄積部21は、このようにして作成さ
れた潜像埋込背景画像を複数格納することができる。
動作について説明する。まず、出力を行う際に合成させ
る潜像埋込背景画像をコントロールパネル14から選択
し、その選択結果は制御部15を通じて蓄積部21へ入
力される。
像データが入力され、ページバッファ2に格納される。
ここで、文書画像データは、8ビットのグレイスケール
画像として入力されるものとする。
されると、出力処理が開始される。このときの出力処理
は、例えば出力装置13がプリンタであれば、文書画像
データがページバッファ2に格納されることによりプリ
ンタが起動され、プリンタから入力される同期信号に同
期して、出力処理を行うことができる。また、出力処理
は、カラー画像のプリント動作となり、KYMCの4色
の画像データがプリンタでプリントされる。
ら、現在、画像形成プロセスが行われている色成分を示
す信号が入力されている。その信号が示す色成分がK成
分の場合、画像出力順制御部22は、ページバッファ2
から文書画像データを読み出して出力する。制御部15
からの信号が示す色成分がYCM成分のいずれかである
場合、画像出力順制御部22は、制御部15からの信号
が示す色成分に対応する色成分の潜像埋込背景画像を蓄
積部21から読み出して出力する。蓄積部21には制御
部15から潜像埋込背景画像の選択信号が与えられてお
り、選択されている潜像埋込背景画像について、制御部
15からの信号が示す色成分が画像出力順制御部22か
ら出力されることになる。
は、誤差拡散処理部23において誤差拡散処理が施され
る。図9は、誤差拡散処理前後の画像の一例を示す一部
拡大図である。図9(A)は、図5に示したものと同様
の潜像埋込背景画像であり、誤差拡散処理前の潜像パタ
ーンと背景部の境界部分を拡大したものである。図中の
ドットで構成される領域が潜像パターン部分であり、ハ
ッチングを施して示した領域が多値レベルの画素値で構
成された背景部分である。白い波線は白画素で構成され
たカモフラージュ模様である。
込背景画像を誤差拡散処理した結果を示している。図9
(A)に示した潜像埋込背景画像中の潜像パターンを構
成するドットは、例えば画素値0および255の画素か
ら構成されている。そのため、この領域を誤差拡散処理
しても結果は変わらず、画素値255の画素は誤差拡散
処理されても黒(1)の画素となり、画素値0の画素は
誤差拡散処理されても0(白)の画素となる。一方、低
濃度の背景部分は、誤差拡散処理されると、図9(B)
に示すようにランダムに配置された小径(1画素分)の
孤立ドットとなる。
が施された出力画像は、出力装置13へ入力されて画像
形成される。以上の動作によって、例えば出力装置13
が電子写真方式のプリンタであれば、文書画像データに
対応する画像がK色(黒)のトナーで形成され、複写偽
造防止用紙と同様の効果を発揮する潜像埋込背景画像が
カラートナーで形成されることになる。また、例えば出
力装置13がインクジェット方式のプリンタであれば、
文書画像データに対応する画像をブラックインクで、潜
像埋込背景画像をカラーインクで形成することになる。
稿として複写機で複写すると、例えば図9(B)に示す
潜像部の大きなドットは複写機で再現されるが、背景部
の孤立ドットは複写機で解像できないため再現されず、
その結果、複写物には潜像パターンが出現することにな
る。
例えば主画像としてカラー画像を許容し、潜像埋込背景
画像として単色の画像として合成してもよい。この場
合、例えば蓄積部21に蓄積する潜像埋込背景画像とし
てはグレースケールの白黒画像でよく、画像出力順制御
部22で合成する際にいずれの色の画像と合成するかを
制御すればよい。もちろん第1の実施の形態と同様に色
識別部10を設けて、主画像が白黒画像かカラー画像か
に応じて画像出力順制御部22における合成処理を切り
替えてもよい。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1と同様
の部分には同じ符号を付して説明を省略する。31はス
クリーン処理部である。上述の第1及び第2の実施の形
態では、網点処理部6に入力される背景画像に対して階
調補正部5による階調補正を施す例を示した。しかしこ
れに限らず、網点処理部6で網点処理を施さない側の背
景画像に対して階調補正部5で階調補正を施してもよ
い。この第3の実施の形態では、網点処理を施さない側
の背景画像に対して階調処理を行う場合の構成を示して
いる。
されている背景画像に対して、網点処理部6で網点処理
を施した背景画像と用紙上で再現される濃度がほぼ等し
くなるように、階調補正処理を行う。そして、階調補正
後の背景画像を選択部9の一方の入力としている。階調
補正部5は、例えばLUT(ルックアップテーブル)な
どによって構成することができる。もちろん、LUTの
ほか、同様の効果が得られる他の方式で実現してもよ
い。例えば、所定の関数によって入力画素値の変換処理
を行う方式であってもよい。
1から出力される合成画像に対してスクリーン処理を施
して出力する。このスクリーン処理部31は、図1に示
した第1の実施の形態におけるASG12及び図8に示
した第2の実施の形態における誤差拡散処理部23に対
応するものであり、アナログスクリーンや誤差拡散方式
のようなデジタルスクリーンのいずれでもよい。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、背景画像、背景画像中に埋め込むマスク画像が
画像入力部1へ入力され、それぞれ、ページバッファ
2、背景画像メモリ3、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データ、背景画像は1画素8ビッ
ト(256レベル)の多値画像データであり、マスク画
像データは2値画像データである。なお、背景画像、マ
スク画像については予め入力しておくとよい。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。背
景画像メモリ3から読み出された背景画像は、網点処理
部6および階調補正部5に入力される。網点処理部6で
は、入力された背景画像に対して、出力装置13のスク
リーン線数よりも低い線数の網点生成処理を行い、網点
化した背景画像を選択部9へ出力する。ここで、網点生
成部6から出力される網点化した背景画像は、例えば階
調レベルが0〜255の値をとり得る場合には、黒画素
の画素値=255、白画素の画素値=0として表現され
ている。
階調補正処理を行い、選択部9へ出力する。この階調補
正処理によって、選択部9に入力される階調補正処理さ
れた多値の背景画像と、網点処理された背景画像の両者
の用紙上で再現される濃度がほぼ等しくなるようにして
いる。例えば上述の図4で説明したようにして背景画像
に対して階調補正処理を行えばよい。この場合には、網
点処理を施していない背景部の画像の濃度を、網点処理
を施した潜像部分の濃度に近づけるような処理を行うこ
とになる。これによって、出力装置13から例えばプリ
ント出力された用紙上で、文書の背景に埋め込まれてい
る潜像文字をさらに目立ちにくくしている。
7からマスク画像が読み出され、選択部9へ入力され
る。選択部9では、入力されたマスク画像の各画素の値
に応じて、階調補正部5で階調補正処理された背景画像
と、網点処理部6で網点処理された背景画像のいずれか
一方の対応する画素を選択して出力する。例えば、マス
ク画像が白画素の場合は、階調補正処理された背景画像
の対応する画素データを選択し、マスク画像が黒画素の
場合は、網点処理された背景画像の対応する画素データ
を出力することができる。その結果、選択部9から出力
される画像データは、マスク画像の黒領域(潜像)に対
応する領域のみに網点パターンで埋め込まれた背景画像
(潜像埋込背景画像)となる。この潜像埋込背景画像は
合成部11へ出力される。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
やアナログスクリーン処理がなされても、その網点パタ
ーンは崩れることなく、例えば出力装置13により用紙
上に再現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)
は、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理やアナ
ログスクリーン処理され、ランダムな孤立ドットパター
ンとなって用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙
上での再現濃度は、階調補正処理によってほぼ一致する
ように処理されているので、潜像部分はほとんど目立た
なくなっている。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第3
の実施の形態においても、上述の第1及び第2の実施の
形態と同様の変形を行うことが可能であり、例えば上述
の第2の実施の形態と同様に選択部9から出力される複
数の潜像埋込背景画像を蓄積部21に蓄積しておいて、
指示によって選択するように構成することも可能であ
る。もちろん、そのほかの種々の変形が可能である。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1、図1
0と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。
5−1は第1階調補正部、5−2は第2階調補正部であ
る。上述の第1及び第2の実施の形態では、網点処理部
6に入力される背景画像に対して階調補正部5による階
調補正処理を施す例を示し、また第3の実施の形態では
網点処理を施さない側の背景画像に階調補正処理を施す
例を示した。この第4の実施の形態では、その両方に階
調補正処理を施す例を示している。
3に格納されている背景画像に対して階調補正処理を行
い、階調補正後の背景画像を選択部9の一方の入力とし
ている。また第2階調補正部5−2は、同様に背景画像
メモリ3に格納されている背景画像に対して階調処理を
行い、階調補正後の背景画像を網点処理部6に対して出
力する。この第1階調補正部5−1及び第2階調補正部
5−2は、網点処理部6で網点処理を施した背景画像と
網点処理部6で網点処理を施していない背景画像とが用
紙上でほぼ等しい濃度で再現されるように、互いに階調
補正処理を行うものである。第1階調補正部5−1及び
第2階調補正部5−2とも、例えばLUT(ルックアッ
プテーブル)などによって構成したり、所定の関数など
を使用して変換処理を行うことができる。この実施の形
態では、2つの階調補正部で階調補正処理を行うため、
任意の再現曲線に合わせた補正処理が可能である。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、背景画像、背景画像中に埋め込むマスク画像が
画像入力部1へ入力され、それぞれ、ページバッファ
2、背景画像メモリ3、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データ、背景画像は1画素8ビッ
ト(256レベル)の多値画像データであり、マスク画
像データは2値画像データである。なお、背景画像、マ
スク画像については予め入力しておくとよい。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。背
景画像メモリ3から読み出された背景画像は、第1階調
補正部5−1及び第2階調補正部5−2に入力される。
第1階調補正部5−1では、入力された背景画像の階調
補正処理を行い、選択部9へ出力する。
入力された背景画像の階調補正処理を行い、網点処理部
6へ出力する。網点処理部6では、入力された背景画像
に対して、出力装置13のスクリーン線数よりも低い線
数の網点生成処理を行い、網点化した背景画像を選択部
9へ出力する。ここで、網点生成部6から出力される網
点化した背景画像は、例えば階調レベルが0〜255の
値をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、白画
素の画素値=0として表現されている。
1,2によって、選択部9に入力される階調補正処理さ
れた多値の背景画像と、網点処理された背景画像の両者
の用紙上で再現される濃度がほぼ等しくなるように補正
されている。これによって、出力装置13から例えばプ
リント出力された用紙上で、文書の背景に埋め込まれて
いる潜像文字をさらに目立ちにくくしている。
7からマスク画像が読み出され、選択部9へ入力され
る。選択部9では、入力されたマスク画像の各画素の値
に応じて、階調補正部5−1で階調補正処理された背景
画像と、網点処理部6で網点処理された背景画像のいず
れか一方の対応する画素を選択して出力する。例えば、
マスク画像が白画素の場合は、階調補正部5−1で階調
補正処理された背景画像の対応する画素データを選択
し、マスク画像が黒画素の場合は、網点処理部6で網点
処理された背景画像の対応する画素データを出力するこ
とができる。その結果、選択部9から出力される画像デ
ータは、マスク画像の黒領域(潜像)に対応する領域の
みに網点パターンで埋め込まれた背景画像(潜像埋込背
景画像)となる。この潜像埋込背景画像は合成部11へ
出力される。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
等のスクリーン処理がなされても、その網点パターンは
崩れることなく、例えば出力装置13により用紙上に再
現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)は、ス
クリーン処理部31によって誤差拡散処理等のスクリー
ン処理が施され、ランダムな孤立ドットパターンとなっ
て用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙上での再
現濃度は、階調補正処理によってほぼ一致するように処
理されているので、潜像部分はほとんど目立たなくなっ
ている。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第4
の実施の形態においても、上述の第2の実施の形態と同
様の変形を行うことが可能である。もちろん、そのほか
の種々の変形が可能である。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1及び図
10と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。32は誤差拡散処理部である。上述の第1ないし第
4の実施の形態では、網点処理を施さない背景部につい
ては多値画像のまま選択部9に入力する構成として、ハ
ードウェア量を削減し、高速化を図った。しかし、例え
ば背景部及び潜像部ともに2値の画像として選択部9に
入力するような構成においても、階調補正処理による潜
像部と背景部の階調補正処理が有効である。以下の各実
施の形態では、背景部となる背景画像に対しても2値化
処理(以下の例では誤差拡散処理)を施す場合の構成例
を示す。
されている背景画像に対して、網点処理部6で網点処理
を施した背景画像(潜像となる画像)と、誤差拡散処理
部32で誤差拡散処理を施した背景画像とが、用紙上で
ほぼ等しい濃度で再現されるように、階調補正処理を行
う。そして、階調補正後の背景画像を誤差拡散処理部3
2に対して出力する。階調補正部5は、例えばLUT
(ルックアップテーブル)などによって構成することが
できる。もちろん、LUTのほか、同様の効果が得られ
る他の方式で実現してもよい。例えば、所定の関数によ
って入力画素値の変換処理を行う方式であってもよい。
受け取った背景画像を出力解像度で2値化する。この例
では、2値化は誤差拡散方式を採用している。もちろ
ん、他の2値化方式を採用してもよい。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、背景画像、背景画像中に埋め込むマスク画像が
画像入力部1へ入力され、それぞれ、ページバッファ
2、背景画像メモリ3、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データ、背景画像は1画素8ビッ
ト(256レベル)の多値画像データであり、マスク画
像データは2値画像データである。なお、背景画像、マ
スク画像については予め入力しておくとよい。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。背
景画像メモリ3から読み出された背景画像は、網点処理
部6および階調補正部5に入力される。網点処理部6で
は、入力された背景画像に対して、出力装置13のスク
リーン線数よりも低い線数の網点生成処理を行い、網点
化した背景画像を選択部9へ出力する。ここで、網点生
成部6から出力される網点化した背景画像は、例えば階
調レベルが0〜255の値をとり得る場合には、黒画素
の画素値=255、白画素の画素値=0として表現され
ている。
階調補正処理を行い、誤差拡散処理部32へ出力する。
誤差拡散処理部32は、階調補正処理が施された背景画
像を誤差拡散処理によって2値化する。階調補正部5に
おける階調補正処理によって、選択部9に入力される誤
差拡散処理された背景画像と、網点処理された背景画像
の両者の用紙上で再現される濃度がほぼ等しくなるよう
にしている。例えば上述の図4で説明したようにして背
景画像に対して階調補正処理を行えばよい。この場合に
は、誤差拡散処理部32で2値化された背景部の画像の
濃度を、網点処理を施した潜像部分の濃度に近づけるよ
うな処理を行うことになる。これによって、出力装置1
3から例えばプリント出力された用紙上で、文書の背景
に埋め込まれている潜像文字をさらに目立ちにくくして
いる。なお、誤差拡散処理部32から出力される誤差拡
散処理後の背景画像は、例えば階調レベルが0〜255
の値をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、白
画素の画素値=0として表現されている。
7からマスク画像が読み出され、選択部9へ入力され
る。選択部9では、入力されたマスク画像の各画素の値
に応じて、誤差拡散処理部32で誤差拡散処理が施され
た背景画像と、網点処理部6で網点処理された背景画像
のいずれか一方の対応する画素を選択して出力する。例
えば、マスク画像が白画素の場合は、誤差拡散処理され
た背景画像の対応する画素データを選択し、マスク画像
が黒画素の場合は、網点処理された背景画像の対応する
画素データを出力することができる。その結果、選択部
9から出力される画像データは、マスク画像の黒領域
(潜像)に対応する領域のみに網点パターンで埋め込ま
れた背景画像(潜像埋込背景画像)となる。この潜像埋
込背景画像は合成部11へ出力される。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
やアナログスクリーン処理がなされても、その網点パタ
ーンは崩れることなく、例えば出力装置13により用紙
上に再現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)
は、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理やアナ
ログスクリーン処理され、ランダムな孤立ドットパター
ンとなって用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙
上での再現濃度は、階調補正処理によってほぼ一致する
ように処理されているので、潜像部分はほとんど目立た
なくなっている。
誤差拡散処理後の背景画像、及び、網点処理部6による
網点処理後の背景画像は、例えば階調レベルが0〜25
5の値をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、
白画素の画素値=0として表現されるものとして説明し
た。これ以外にも、例えばそれぞれ、黒画素の画素値=
1、白画素の画素値=0とし、文書画像データについて
もページバッファ2に格納される前あるいはページバッ
ファ2から読み出された後に、例えば誤差拡散処理など
によって0,1の値に2値化しておくこともできる。こ
の場合、合成部11は、文書画像データと潜像埋込背景
画像との論理和によって両者を合成することができる。
例えば2値の出力装置13に出力する場合には、プリン
ト出力された文書の背景には、薄いグレーのパターン画
像が合成されており、このパターンを複写すると埋め込
まれていた潜像文字が浮かびあがることになる。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第5
の実施の形態においても、上述の第2の実施の形態と同
様の変形を行うことが可能である。もちろん、その他の
種々の変形が可能である。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1、図1
0、図12と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。この第6の実施の形態では、第5の実施の形態
における階調補正部5を網点処理部6の前段に配置し、
網点処理部6に入力する背景画像に対して階調補正処理
を行うように構成した例を示している。
されている背景画像に対して、網点処理部6で網点処理
を施した背景画像(潜像となる画像)と、誤差拡散処理
部32で誤差拡散処理を施した背景画像とが、用紙上で
ほぼ等しい濃度で再現されるように、階調補正処理を行
う。そして、階調補正後の背景画像を網点処理部6に対
して出力する。階調補正部5は、例えばLUT(ルック
アップテーブル)などによって構成することができる。
もちろん、LUTのほか、同様の効果が得られる他の方
式で実現してもよい。例えば、所定の関数によって入力
画素値の変換処理を行う方式であってもよい。
から読み出した背景画像を出力解像度で2値化する。こ
の例では、2値化は誤差拡散方式を採用している。もち
ろん、他の2値化方式を採用してもよい。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、背景画像、背景画像中に埋め込むマスク画像が
画像入力部1へ入力され、それぞれ、ページバッファ
2、背景画像メモリ3、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データ、背景画像は1画素8ビッ
ト(256レベル)の多値画像データであり、マスク画
像データは2値画像データである。なお、背景画像、マ
スク画像については予め入力しておくとよい。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。背
景画像メモリ3から読み出された背景画像は、誤差拡散
処理部32および階調補正部5に入力される。誤差拡散
処理部32は、背景画像メモリ3から読み出された背景
画像を誤差拡散処理によって2値化する。なお、誤差拡
散処理部32から出力される誤差拡散処理後の背景画像
は、例えば階調レベルが0〜255の値をとり得る場合
には、黒画素の画素値=255、白画素の画素値=0と
して表現されている。
階調補正処理を行い、網点処理部6へ出力する。階調補
正部5における階調補正処理によって、選択部9に入力
される誤差拡散処理された背景画像と、網点処理された
背景画像の両者の用紙上で再現される濃度がほぼ等しく
なるようにしている。例えば上述の図4で説明したよう
にして背景画像に対して階調補正処理を行えばよい。こ
れによって、出力装置13から例えばプリント出力され
た用紙上で、文書の背景に埋め込まれている潜像文字を
さらに目立ちにくくしている。
対して、出力装置13のスクリーン線数よりも低い線数
の網点生成処理を行い、網点化した背景画像を選択部9
へ出力する。ここで、網点生成部6から出力される網点
化した背景画像は、例えば階調レベルが0〜255の値
をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、白画素
の画素値=0として表現されている。
7からマスク画像が読み出され、選択部9へ入力され
る。選択部9では、入力されたマスク画像の各画素の値
に応じて、誤差拡散処理部32で誤差拡散処理が施され
た背景画像と、網点処理部6で網点処理された背景画像
のいずれか一方の対応する画素を選択して出力する。例
えば、マスク画像が白画素の場合は、誤差拡散処理され
た背景画像の対応する画素データを選択し、マスク画像
が黒画素の場合は、網点処理された背景画像の対応する
画素データを出力することができる。その結果、選択部
9から出力される画像データは、マスク画像の黒領域
(潜像)に対応する領域のみに網点パターンで埋め込ま
れた背景画像(潜像埋込背景画像)となる。この潜像埋
込背景画像は合成部11へ出力される。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
やアナログスクリーン処理がなされても、その網点パタ
ーンは崩れることなく、例えば出力装置13により用紙
上に再現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)
は、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理やアナ
ログスクリーン処理され、ランダムな孤立ドットパター
ンとなって用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙
上での再現濃度は、階調補正処理によってほぼ一致する
ように処理されているので、潜像部分はほとんど目立た
なくなっている。
誤差拡散処理後の背景画像、及び、網点処理部6による
網点処理後の背景画像は、例えば階調レベルが0〜25
5の値をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、
白画素の画素値=0として表現されるものとして説明し
た。これ以外にも、例えばそれぞれ、黒画素の画素値=
1、白画素の画素値=0とし、文書画像データについて
もページバッファ2に格納される前あるいはページバッ
ファ2から読み出された後に、例えば誤差拡散処理など
によって0,1の値に2値化しておくこともできる。こ
の場合、合成部11は、文書画像データと潜像埋込背景
画像との論理和によって両者を合成することができる。
例えば2値の出力装置13に出力する場合には、プリン
ト出力された文書の背景には、薄いグレーのパターン画
像が合成されており、このパターンを複写すると埋め込
まれていた潜像文字が浮かびあがることになる。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第6
の実施の形態においても、上述の第2の実施の形態と同
様の変形を行うことが可能である。もちろん、その他の
種々の変形が可能である。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1、図1
1〜図13と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。この第7の実施の形態では、第5の実施の形態
における誤差拡散処理側の階調補正処理と第6の実施の
形態における網点処理側の階調補正処理をともに行う例
を示している。
3に格納されている背景画像に対して階調補正処理を行
い、階調補正後の背景画像を誤差拡散処理部32に対し
て出力する。また第2階調補正部5−2は、背景画像メ
モリ3に格納されている背景画像に対して階調補正処理
を行い、階調補正後の背景画像を網点処理部6に対して
出力する。第1及び第2階調補正部5−1,2は、網点
処理部6で網点処理を施した背景画像(潜像となる画
像)と、誤差拡散処理部32で誤差拡散処理を施した背
景画像とが、用紙上でほぼ等しい濃度で再現されるよう
に、互いに階調補正処理を行うものである。第1及び第
2階調補正部5−1,2は、例えばLUT(ルックアッ
プテーブル)などによって構成することができる。もち
ろん、LUTのほか、同様の効果が得られる他の方式で
実現してもよい。例えば、所定の関数によって入力画素
値の変換処理を行う方式であってもよい。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、背景画像、背景画像中に埋め込むマスク画像が
画像入力部1へ入力され、それぞれ、ページバッファ
2、背景画像メモリ3、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データ、背景画像は1画素8ビッ
ト(256レベル)の多値画像データであり、マスク画
像データは2値画像データである。なお、背景画像、マ
スク画像については予め入力しておくとよい。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。背
景画像メモリ3から読み出された背景画像は、第1階調
補正部5−1および第2階調補正部5−2に入力され
る。第1階調補正部5−1では、入力された背景画像の
階調補正処理を行い、誤差拡散処理部32へ出力してい
る。誤差拡散処理部32では、階調補正された背景画像
に対して誤差拡散処理によって2値化する。なお、誤差
拡散処理部32から出力される誤差拡散処理後の背景画
像は、例えば階調レベルが0〜255の値をとり得る場
合には、黒画素の画素値=255、白画素の画素値=0
として表現されている。
た背景画像の階調補正処理を行い、網点処理部6へ出力
している。網点処理部6では、階調補正された背景画像
に対して、出力装置13のスクリーン線数よりも低い線
数の網点生成処理を行い、網点化した背景画像を選択部
9へ出力する。ここで、網点生成部6から出力される網
点化した背景画像は、例えば階調レベルが0〜255の
値をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、白画
素の画素値=0として表現されている。
る階調補正処理によって、選択部9に入力される誤差拡
散処理された背景画像と、網点処理された背景画像の両
者の用紙上で再現される濃度がほぼ等しくなるようにし
ている。これによって、出力装置13から例えばプリン
ト出力された用紙上で、文書の背景に埋め込まれている
潜像文字をさらに目立ちにくくしている。この場合、階
調補正処理は、任意の階調曲線への補正が可能となる。
7からマスク画像が読み出され、選択部9へ入力され
る。選択部9では、入力されたマスク画像の各画素の値
に応じて、誤差拡散処理部32で誤差拡散処理が施され
た背景画像と、網点処理部6で網点処理された背景画像
のいずれか一方の対応する画素を選択して出力する。例
えば、マスク画像が白画素の場合は、誤差拡散処理され
た背景画像の対応する画素データを選択し、マスク画像
が黒画素の場合は、網点処理された背景画像の対応する
画素データを出力することができる。その結果、選択部
9から出力される画像データは、マスク画像の黒領域
(潜像)に対応する領域のみに網点パターンで埋め込ま
れた背景画像(潜像埋込背景画像)となる。この潜像埋
込背景画像は合成部11へ出力される。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
やアナログスクリーン処理がなされても、その網点パタ
ーンは崩れることなく、例えば出力装置13により用紙
上に再現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)
は、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理やアナ
ログスクリーン処理され、ランダムな孤立ドットパター
ンとなって用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙
上での再現濃度は、階調補正処理によってほぼ一致する
ように処理されているので、潜像部分はほとんど目立た
なくなっている。
誤差拡散処理後の背景画像、及び、網点処理部6による
網点処理後の背景画像は、例えば階調レベルが0〜25
5の値をとり得る場合には、黒画素の画素値=255、
白画素の画素値=0として表現されるものとして説明し
た。これ以外にも、例えばそれぞれ、黒画素の画素値=
1、白画素の画素値=0とし、文書画像データについて
もページバッファ2に格納される前あるいはページバッ
ファ2から読み出された後に、例えば誤差拡散処理など
によって0,1の値に2値化しておくこともできる。こ
の場合、合成部11は、文書画像データと潜像埋込背景
画像との論理和によって両者を合成することができる。
例えば2値の出力装置13に出力する場合には、プリン
ト出力された文書の背景には、薄いグレーのパターン画
像が合成されており、このパターンを複写すると埋め込
まれていた潜像文字が浮かび上がることになる。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第7
の実施の形態においても、上述の第2の実施の形態と同
様の変形を行うことが可能である。もちろん、その他の
種々の変形が可能である。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1、図1
1〜図14と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。33は第1背景画像メモリ、34は第2背景画
像メモリである。この第8の実施の形態では、予め階調
補正処理を行った背景画像をメモリに用意しておく例を
示している。
を格納する。また、第2背景画像メモリ34は、第2背
景画像を格納する。第1背景画像及び第2背景画像は、
互いに同一の背景画像から作成されたものであり、それ
ぞれ、第1背景画像に誤差拡散処理部32による誤差拡
散処理を施し、また第2背景画像に網点処理部6で網点
処理を施して例えば用紙上にプリント出力された際に、
用紙上で再現される濃度がほぼ等しくなるように階調補
正されている。これによって、プリント出力された用紙
上で、文書の背景に埋め込まれている潜像文字をより目
立ちにくくすることができる。なお、第1背景画像ある
いは第2背景画像のいずれか一方が元の背景画像と同一
の階調を有していてもよいし、両方とも元の背景画像に
対して階調補正した画像であってもよい。
リ33に格納されている第1背景画像に対して誤差拡散
処理を施し、選択部9に出力する。また網点処理部6
は、第2背景画像メモリ34に格納されている第2背景
画像に対して網点処理を施し、選択部9に出力する。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、第1背景画像、第2背景画像、背景画像中に埋
め込むマスク画像が画像入力部1へ入力され、それぞ
れ、ページバッファ2、第1背景画像メモリ33、第2
背景画像メモリ34、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データ、第1背景画像、第2背景
画像は1画素8ビット(256レベル)の多値画像デー
タであり、マスク画像データは2値画像データである。
なお、第1背景画像、第2背景画像、マスク画像につい
ては予め入力しておくとよい。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。第
1背景画像メモリ33から読み出された第1背景画像
は、誤差拡散処理部32に入力される。誤差拡散処理部
32では、第1背景画像に対して誤差拡散処理によって
2値化する。なお、誤差拡散処理部32から出力される
誤差拡散処理後の背景画像は、例えば階調レベルが0〜
255の値をとり得る場合には、黒画素の画素値=25
5、白画素の画素値=0として表現されている。
れた第2背景画像は、網点処理部6に入力される。網点
処理部6では、第2背景画像に対して、出力装置13の
スクリーン線数よりも低い線数の網点生成処理を行い、
網点化した背景画像を選択部9へ出力する。ここで、網
点生成部6から出力される網点化した背景画像は、例え
ば階調レベルが0〜255の値をとり得る場合には、黒
画素の画素値=255、白画素の画素値=0として表現
されている。
画像は、選択部9に入力される誤差拡散処理された第1
背景画像と、網点処理された第2背景画像の両者の用紙
上で再現される濃度がほぼ等しくなるように予め階調補
正されている。これによって、出力装置13から例えば
プリント出力された用紙上で、文書の背景に埋め込まれ
ている潜像文字がさらに目立ちにくくなる。
7からマスク画像が読み出され、選択部9へ入力され
る。選択部9では、入力されたマスク画像の各画素の値
に応じて、誤差拡散処理部32で誤差拡散処理が施され
た第1背景画像と、網点処理部6で網点処理された第2
背景画像のいずれか一方の対応する画素を選択して出力
する。例えば、マスク画像が白画素の場合は、誤差拡散
処理された第1背景画像の対応する画素データを選択
し、マスク画像が黒画素の場合は、網点処理された第2
背景画像の対応する画素データを出力することができ
る。その結果、選択部9から出力される画像データは、
マスク画像の黒領域(潜像)に対応する領域のみに網点
パターンで埋め込まれた背景画像(潜像埋込背景画像)
となる。この潜像埋込背景画像は合成部11へ出力され
る。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
等のスクリーン処理がなされても、その網点パターンは
崩れることなく、例えば出力装置13により用紙上に再
現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)は、ス
クリーン処理部31によって誤差拡散処理やアナログス
クリーン処理され、ランダムな孤立ドットパターンとな
って用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙上での
再現濃度がほぼ一致するように予め階調補正処理されて
いるので、潜像部分はほとんど目立たなくなっている。
誤差拡散処理後の第1背景画像、及び、網点処理部6に
よる網点処理後の第2背景画像は、例えば階調レベルが
0〜255の値をとり得る場合には、黒画素の画素値=
255、白画素の画素値=0として表現されるものとし
て説明した。これ以外にも、例えばそれぞれ、黒画素の
画素値=1、白画素の画素値=0とし、文書画像データ
についてもページバッファ2に格納される前あるいはペ
ージバッファ2から読み出された後に、例えば誤差拡散
処理などによって0,1の値に2値化しておくこともで
きる。この場合、合成部11は、文書画像データと潜像
埋込背景画像との論理和によって両者を合成することが
できる。例えば2値の出力装置13に出力する場合に
は、プリント出力された文書の背景には、薄いグレーの
パターン画像が合成されており、このパターンを複写す
ると埋め込まれていた潜像文字が浮かび上がることにな
る。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第8
の実施の形態においても、上述の第2の実施の形態と同
様の変形を行うことが可能である。もちろん、その他の
種々の変形が可能である。
実施の形態を示すブロック図である。図中、図1、図1
1〜図15と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。この第9の実施の形態では、予め階調補正処理
と、誤差拡散処理あるいは網点処理を行った背景画像を
メモリに用意しておく例を示している。
処理及び誤差拡散処理を施した第1背景画像を格納す
る。また、第2背景画像メモリ34は、予め階調補正処
理及び網点処理を施した第2背景画像を格納する。第1
背景画像及び第2背景画像は、互いに同一の背景画像か
ら作成されたものであり、例えば用紙上にプリント出力
された際に、用紙上で再現される濃度がほぼ等しくなる
ように階調補正されている。これによって、プリント出
力された用紙上で、文書の背景に埋め込まれている潜像
文字をより目立ちにくくすることができる。なお、第1
背景画像あるいは第2背景画像のいずれか一方が元の背
景画像と同一の階調を有していてもよいし、両方とも元
の背景画像に対して階調補正した画像であってもよい。
格納されている第1背景画像と、第2背景画像メモリ3
4に格納されている第2背景画像とが入力され、マスク
画像メモリ7に格納されているマスク画像に従っていず
れかを選択することになる。
の形態における動作の一例について説明する。まず、外
部からプリント出力を行うラスタライズされた文書画像
データ、第1背景画像、第2背景画像、背景画像中に埋
め込むマスク画像が画像入力部1へ入力され、それぞ
れ、ページバッファ2、第1背景画像メモリ33、第2
背景画像メモリ34、マスク画像メモリ7に格納され
る。ここで、文書画像データは1画素8ビット(256
レベル)の多値画像データであり、第1背景画像、第2
背景画像は例えば黒画素の画素値=255、白画素の画
素値=0として表現されている。また、マスク画像デー
タは2値画像データである。なお、第1背景画像、第2
背景画像、マスク画像については予め入力しておくとよ
い。
と、背景パターンの生成及び合成処理が開始される。第
1背景画像メモリ33から第1背景画像が読み出される
とともに、第2背景画像メモリ34から第2背景画像が
読み出され、さらにマスク画像メモリ7からマスク画像
が読み出され、選択部9へ入力される。選択部9では、
入力されたマスク画像の各画素の値に応じて、第1背景
画像メモリ33から読み出された第1背景画像と、第2
背景画像メモリ34から読み出された第2背景画像のい
ずれか一方を選択して出力する。例えば、マスク画像が
白画素の場合は、第1背景画像の画素データを選択し、
マスク画像が黒画素の場合は、第2背景画像の画素デー
タを出力することができる。その結果、選択部9から出
力される画像データは、マスク画像の黒領域(潜像)に
対応する領域のみに網点パターンで埋め込まれた背景画
像(潜像埋込背景画像)となる。この潜像埋込背景画像
は合成部11へ出力される。
画像は、選択部9に入力される誤差拡散処理された第1
背景画像と、網点処理された第2背景画像の両者の用紙
上で再現される濃度がほぼ等しくなるように予め階調補
正されている。これによって、出力装置13から例えば
プリント出力された用紙上で、文書の背景に埋め込まれ
ている潜像文字がさらに目立ちにくくなる。
み出された文書画像データが並行して入力されている。
合成部11は、この文書画像データと潜像埋込背景画像
の各画素値を比較し、画素値の大きい方を選択すること
で合成処理を行い、スクリーン処理部31へ出力され
る。スクリーン処理部31は、例えば誤差拡散処理など
のスクリーン処理によって入力された多値画像データを
2値画像データへ変換する。そして、画素値の0,1に
応じて誤差拡散処理された画像データが出力装置13に
よって用紙上にプリント出力される。
点処理された部分)は、階調値0または255となって
いるため、スクリーン処理部31によって誤差拡散処理
等のスクリーン処理がなされても、その網点パターンは
崩れることなく、例えば出力装置13により用紙上に再
現される。潜像部以外の背景部(多値背景画像)は、ス
クリーン処理部31によって誤差拡散処理やアナログス
クリーン処理され、ランダムな孤立ドットパターンとな
って用紙上に再現される。潜像部と背景部の用紙上での
再現濃度がほぼ一致するように予め階調補正処理されて
いるので、潜像部分はほとんど目立たなくなっている。
の第1背景画像、及び、第2背景画像メモリ34中の第
2背景画像は、例えば階調レベルが0〜255の値をと
り得る場合には、黒画素の画素値=255、白画素の画
素値=0として表現されるものとして説明した。これ以
外にも、例えばそれぞれ、黒画素の画素値=1、白画素
の画素値=0とし、文書画像データについてもページバ
ッファ2に格納される前あるいはページバッファ2から
読み出された後に、例えば誤差拡散処理などによって
0,1の値に2値化しておくこともできる。この場合、
合成部11は、文書画像データと潜像埋込背景画像との
論理和によって両者を合成することができる。例えば2
値の出力装置13に出力する場合には、プリント出力さ
れた文書の背景には、薄いグレーのパターン画像が合成
されており、このパターンを複写すると埋め込まれてい
た潜像文字が浮かび上がることになる。
理、あるいはさらに誤差拡散処理を予め行っており、文
書画像データとの合成時にはこれらの処理を行わなくて
よいので、全体の処理の高速化を図ることができる。
景画像として誤差拡散処理後の背景画像を、また第2背
景画像として網点処理後の背景画像を格納するものとし
て説明した。例えば第1背景画像として誤差拡散処理前
の階調補正を施した背景画像を格納して誤差拡散処理部
32を設けたり、あるいは、第2背景画像として網点処
理前の階調補正を施した背景画像を格納して網点処理部
6を設ける構成も可能である。
た解像度変換部4,8、色識別部10、コントロールパ
ネル14、制御部15等については図示を省略している
が、これらを適宜設けることができる。また、この第9
の実施の形態においても、上述の第2の実施の形態と同
様の変形を行うことが可能である。もちろん、その他の
種々の変形が可能である。
るいは第1,第2の背景画像、及びマスク画像は、文書
画像データと同様のサイズの画像である必要はない。例
えば1ページ分の文書画像データに対して小さい背景画
像あるいは第1,第2の背景画像、及びマスク画像を繰
り返して用いることが可能である。図17は、小さい背
景画像及びマスク画像を繰り返して用いる場合の潜像埋
込背景画像を作成する過程の一例の説明図である。例え
ば第1の実施の形態をもとに説明すると、図17(A)
に示す背景画像と図17(C)に示すマスク画像が入力
されるものとする。このとき入力される背景画像及びマ
スク画像は、例えば図17(E)に示す1ページ分の画
像に比べて小さいものである。
正処理を施して図17(B)に示すように濃度の異なる
背景画像を作成して、さらに網点処理を施す。そして、
図17(C)に示すマスク画像を元に、図17(A)に
示す背景画像と、図17(B)に示す階調補正後の画像
に網点処理を施した背景画像のいずれかを選択部9で選
択し、図17(D)に示すような潜像埋込背景画像を生
成する。なお、図17(D)に示す潜像埋込背景画像で
は、プリント時に背景部分と網点部分の濃度がほぼ同じ
となるように階調補正処理を行っているので、見かけ上
は全面がほぼ同じ濃度となっているはずであるので、背
景部分と潜像部分は見かけ上は区別が付かない程度とな
っている。しかし図17(D)では、潜像部分と背景部
分がわかるように、異なるハッチングを施して違いを示
している。
返して作成し、例えば図17(E)に示すようにタイル
状に配置して1ページ分の背景としてもよい。なお、実
際には、例えば1ライン分の背景画像及びマスク画像の
読み出しを繰り返して行って1ページ分の1ラインを生
成し、そのような1ラインごとの生成処理を繰り返して
1ページ分の潜像埋込背景画像の生成を行えばよい。も
ちろん、1ライン分毎の潜像埋込背景画像の生成と文書
画像データとの合成も同時に行ってゆけばよい。
返してページを埋めることによって、背景画像及びマス
ク画像を格納する背景画像メモリ3あるいは第1背景画
像メモリ33と第2背景画像メモリ34、及び、マスク
画像メモリ7の容量を減少させることができる。特に上
述の第8,第9の実施の形態では、背景画像を2つ保持
するので、このように1ページよりも小さい背景画像を
保持することによるメモリ容量の削減効果は大きい。
致している必要はなく、例えば一様な濃度の背景画像で
あれば、濃度値のみを背景画像メモリ3に格納しておく
ことも可能である。また、上述の説明では、第1の実施
の形態に従って説明したが、これに限らず、第2〜第9
の実施の形態においても同様である。
コンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピ
ュータプログラムを格納した記憶媒体の一例の説明図で
ある。図中、41はプログラム、42はコンピュータ、
51は光磁気ディスク、52は光ディスク、53は磁気
ディスク、54はメモリ、61は光磁気ディスク装置、
62は光ディスク装置、63は磁気ディスク装置であ
る。
における機能は、コンピュータにより実行可能なプログ
ラム41によっても実現することが可能である。その場
合、そのプログラム41およびそのプログラムが用いる
データなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体
に記憶することも可能である。記憶媒体とは、コンピュ
ータのハードウェア資源に備えられている読取装置に対
して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気
等のエネルギーの変化状態を引き起こして、それに対応
する信号の形式で、読取装置にプログラムの記述内容を
伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク51,
光ディスク52、磁気ディスク53,メモリ54等であ
る。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるも
のではない。
しておき、例えばコンピュータ42の光磁気ディスク装
置61,光ディスク装置62,磁気ディスク装置63,
あるいは図示しないメモリスロットにこれらの記憶媒体
を装着することによって、コンピュータからプログラム
41を読み出し、本発明の各実施の形態で説明した構成
の機能を実行することができる。あるいは、予め記憶媒
体をコンピュータ42に装着しておき、例えばネットワ
ークなどを介してプログラム41をコンピュータ42に
転送し、記憶媒体にプログラム41を格納して実行させ
てもよい。
たシステムの一例を示す構成図である。図中、71はク
ライアントPC、72はプリンタコントローラ、73は
プリンタ、74はネットワークである。クライアントP
C71とプリンタコントローラ72はネットワーク74
により接続されている。クライアントPC71からプリ
ンタコントローラ72へ送信されたプリントデータは、
プリンタコントローラ72の内部でデコンポーズ処理さ
れ、ラスタ画像データとしてプリンタ73へ出力され
る。そして、プリンタ73内部に設けられた本発明の画
像処理装置で画像処理してから用紙上にプリント出力さ
れる。
背景画像やマスク画像をプリンタ73に転送して登録し
ておく。そして、クライアントPC71からプリントデ
ータがプリンタコントローラ72に転送され、ラスタ画
像データがプリンタ73に転送されると、プリンタ73
内において、上述の各実施の形態で説明したようにして
潜像埋込背景画像とラスタ画像データが合成され、用紙
上にプリントされることになる。このようにしてプリン
トされた画像を複写すると、複写した画像上に潜像が現
出することになる。このようにして、不正な複写などを
防止することが可能になる。
たシステムの別の例を示す構成図である。図中、図19
と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。8
1はアプリケーションプログラム、82はオペレーティ
ングシステム、83はデバイスドライバである。図19
に示す例では、本発明の画像処理装置をプリンタ73に
設けた例を示した。しかしこれに限らず、例えば本発明
の画像処理装置の機能をクライアントPC71内のデバ
イスドライバ83において実行するように構成すること
もできる。クライアントPC71内では、通常、アプリ
ケーションプログラム81によってプリントする文書デ
ータが生成される。生成された文書画像データのプリン
ト出力をユーザが指示すると、その文書データがオペレ
ーティングシステム82に渡され、オペレーティングシ
ステム82は受け取った文書データを、出力対象の機器
に応じたデバイスドライバ83へ渡す。
リント指示時に背景画像及びマスク画像の指示を受け、
上述の第1ないし第9の実施の形態で示したような処理
によって潜像埋込背景画像を生成し、プリントする文書
データとともに潜像埋込背景画像をプリントデータとし
てプリンタコントローラ72あるいは直接プリンタ73
に転送する。なお、文書データがイメージでない場合に
は、合成部11による潜像埋込背景画像と文書データの
合成を行わずにプリントデータとして転送することにな
る。もちろん、文書データがイメージの場合には、合成
して転送してもよい。背景画像の指示は、例えば濃度値
を設定しておけばよい。あるいは、背景画像が格納され
ているファイル名などを設定してもよい。またマスク画
像の指示は、例えば文字列を設定したり、描画データを
格納したファイル名等を設定すればよい。
たシステムの別の例におけるプリンタドライバの動作の
一例を示すフローチャートである。アプリケーションプ
ログラム81で作成した文書データがオペレーティング
システム82を介してデバイスドライバ83に転送され
てくると、図21に示す処理が開始される。
ータを、出力するプリンタ73あるいはプリンタコント
ローラ72が解釈可能なデータへ変換する。プリンタ7
3あるいはプリンタコントローラ72が解釈可能なデー
タとしては、ここではPDLデータであるものとする。
もちろん、これに限られるものではない。
文字列や描画データに基づいて描画処理し、マスク画像
を生成する。文字列を描画する場合、まず、文字列の長
さに応じたメモリ領域を確保し、その内部に文字列の描
画を行うことで、マスク画像を生成する。ここで、マス
ク画像の大きさは、描画した文字列が収まる大きさであ
ることはもちろんであるが、さらに、網点処理で用いら
れるディザマトリックスの大きさの倍数となるようにす
ることが望ましい。網点処理で用いられるディザマトリ
ックスの大きさの倍数とすることによって、例えば図1
7で説明したように小さな潜像埋込背景画像を並べる場
合に、つなぎ目における不整合を防止することができ
る。
濃度値に基づいた、背景画像を作成する。例えば、S9
2で作成したマスク画像と同じ大きさのメモリ領域を確
保し、その内部を設定されている画素値で埋めることに
よって、背景画像を作成することができる。
う。まず、S93で生成した背景画像と同じ大きさのメ
モリ領域を確保し、背景画像を読み出して所定のディザ
マトリックスを適用し、網点画像生成処理を行う。処理
された画像データは、確保したメモリ領域に格納する。
う。まず、S93で生成した背景画像と同じ大きさのメ
モリ領域を確保し、背景画像を読み出して誤差拡散処理
を行う。処理された画像データは、確保したメモリ領域
に格納される。
はS95における誤差拡散処理に先立って、いずれかあ
るいは両方の処理対象となる背景画像の各画素値に所定
のオフセット値を加算する。このオフセット値は、網点
画像と誤差拡散画像の用紙上での再現濃度が同一になる
ように、予め設定された値である。すなわち、オフセッ
ト値の加算によって、階調補正処理を行う。
先でもよいし、並行して行ってもよい。また、上述の本
発明の第1〜第3の実施の形態のように、誤差拡散処理
を行わない場合には、S95における処理は必要ない。
生成処理を行う。まず、S92で生成したマスク画像と
同じ大きさのメモリ領域を確保する。次に、マスク画像
を1画素ずつ読み出し、その画素が黒画素であれば、同
一位置の網点画像の画素値を読み出し、確保したメモリ
領域の同一位置へ格納する。また、白画素であれば、同
一位置の誤差拡散画像(あるいは背景画像またはオフセ
ット値を加算した背景画像)を読み出し、確保したメモ
リ領域の同一位置へ格納する。この合成処理によって、
S92で生成したマスク画像と同じ大きさの潜像埋込背
景画像が生成される。ここでは1ページよりも小さいも
のとし、部分潜像埋込背景画像と呼んでいる。
分潜像埋込背景画像を、プリントする文書データのペー
ジサイズと同じ大きさになるように繰り返し処理を行
う。まず、文書画像の出力用紙サイズ、解像度を認識
し、必要なメモリサイズを計算する。算出したメモリサ
イズを確保し、その領域内部に例えば上述の図17
(D)に示すような部分潜像埋込背景画像を図17
(E)に示すように並べるようにコピーして、1ページ
分の大きさの潜像埋込背景画像を生成する。あるいは、
部分潜像埋込背景画像を繰り返して描画するようなPD
Lデータを生成してもよい。
像埋込背景画像(あるいは部分潜像埋込背景画像とPD
Lデータ)を、S91で生成したPDLデータへ画像の
合成命令とともに付加する。ここで、画像の合成命令
は、デコンポーズされた文書データの画像のKYMC成
分のうち、所定の色成分の画像データに潜像埋込背景画
像を論理和で合成する命令とすればよい。所定の色成分
をK成分とすれば、文書画像の背景にグレイの潜像埋込
背景画像が合成されてプリント出力され、C成分とすれ
ば、文書画像の背景に薄青色の潜像埋込背景画像が合成
されてプリント出力されることになる。
像埋込背景画像が付加された文書データのPDLデータ
を、プリンタコントローラ72へ送信してデバイスドラ
イバ83における処理を終了する。PDLデータを受け
取ったプリンタコントローラ72では、受け取ったPD
Lデータのデコンポーズ処理を行ってラスタ画像データ
を生成する。その際、挿入された画像合成命令によっ
て、付加された潜像埋込背景画像がラスタライズされた
文書画像データに合成され、合成されたラスタ画像デー
タがプリンタ73へ出力される。
機能を実現したデバイスドライバ83は、例えば図18
で説明したようにコンピュータが読み取り可能な記憶媒
体に格納しておき、クライアントPC71において記憶
媒体から読み取って動作させることが可能である。
オフセット値を加算することによって行うものとして説
明したが、これに限らず、LUTや関数を利用して階調
補正を行うように構成することも可能である。
ク画像と同じ大きさの網点画像、誤差拡散画像を、それ
ぞれ網点生成処理、誤差拡散処理によって生成する例に
ついて説明したが、それよりも小さい網点パターン、孤
立ドットパターンを予め生成しておき、それをマスク画
像と同じ大きさのメモリ領域に対して繰り返し並べるこ
とで、マスク画像と同じ大きさの網点画像、誤差拡散画
像を生成するように構成してもよい。また、上述の図1
6に示したように、網点画像や誤差拡散画像を予め作成
しておいて、実際の出力処理時には網点処理や誤差拡散
処理を行わないように構成することもできる。
背景画像を文書データと合成する合成命令を付加したP
DLデータを作成するものとして説明したが、例えば文
書データについても描画処理してラスタ画像データに変
換し、潜像埋込背景画像と合成した後にプリンタ73あ
るいはプリンタコントローラ72に転送するように構成
してもよい。
画像処理装置をプリンタ73に適用した例と、クライア
ントPC71のデバイスドライバ83に適用した例を示
したが、例えばプリンタコントローラ72に本発明の画
像処理装置を適用することも可能である。
によれば、通常の用紙を用いて複写偽造防止用紙を用い
た場合と同様の機密文書などの複写を禁止する文書を作
成することができる。これによって、例えば文書などの
主画像と合成して通常の用紙を用いて記録出力しても、
複写偽造防止用紙を用いた場合と同様の効果を得ること
ができる。このとき、潜像となるパターンの濃度と背景
の濃度とが用紙上でほぼ同一となるように階調補正を行
うことによって、潜像のパターンがなるべく目立たない
ようにすることができる。また、背景部分については通
常用いられているスクリーン処理手段をそのまま用いる
ことも可能であり、その場合には潜像パターンのために
網点処理を行う程度の負荷で実現することができ、少な
い処理量で高速に処理を行うことができる。
易に変更するとことが可能となる。例えば複数部の文書
を作成する際に各部ごとに異なる潜像パターンを合成す
ることも簡単に行うことができ、従来のような潜像パタ
ーンごとの複写偽造防止用紙を管理するといった管理負
担を軽減することができる。また、機密文書を印刷する
プリンタがカラープリンタでも白黒プリンタでも同じ方
法で潜像を入れた背景パターンを合成可能となるなど、
本発明によれば種々の効果がある。
示すブロック図である。
一例の拡大図である。
る。
る。
示すブロック図である。
大図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
て用いる場合の潜像埋込背景画像を作成する過程の一例
の説明図である。
タプログラムで実現した場合におけるコンピュータプロ
グラムを格納した記憶媒体の一例の説明図である。
の一例を示す構成図である。
の別の例を示す構成図である。
の別の例におけるプリンタドライバの動作の一例を示す
フローチャートである。
説明図である。
モリ、4,8…解像度変換部、5…階調補正部、5−1
…第1階調補正部、5−2…第2階調補正部、6…網点
処理部、7…マスク画像メモリ、9…選択部、10…色
識別部、11…合成部、12…アナログスクリーンジェ
ネレータ(ASGと略す)、13…出力装置、14…コ
ントロールパネル、15…制御部、21…蓄積部、22
…画像出力順制御部、23…誤差拡散処理部、31…ス
クリーン処理部、32…誤差拡散処理部、33…第1背
景画像メモリ、34…第2背景画像メモリ、41…プロ
グラム、42…コンピュータ、51…光磁気ディスク、
52…光ディスク、53…磁気ディスク、54…メモ
リ、61…光磁気ディスク装置、62…光ディスク装
置、63…磁気ディスク装置、71…クライアントP
C、72…プリンタコントローラ、73…プリンタ、7
4…ネットワーク、81…アプリケーションプログラ
ム、82…オペレーティングシステム、83…デバイス
ドライバ。
Claims (37)
- 【請求項1】 背景画像にマスク画像を潜像として埋め
込んだ潜像埋込背景画像を出力する画像処理装置におい
て、前記背景画像の階調補正を行う階調補正手段と、前
記背景画像あるいは前記階調補正手段による階調補正後
の背景画像に対して出力線数よりも荒い線数で網点処理
を行う網点処理手段と、前記網点処理手段で網点処理を
施した背景画像あるいは前記網点処理手段で網点処理を
施していない背景画像のいずれかを前記マスク画像に従
って選択して潜像埋込背景画像を出力する選択手段を有
し、前記階調補正手段は、前記網点処理手段で網点処理
を施した背景画像と前記網点処理手段による網点処理を
施していない背景画像の階調が出力時に略一致するよう
に階調補正を行うことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記階調補正手段は、前記網点処理手段
に入力する前記背景画像に対して階調補正を行うことを
特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 さらに、前記背景画像を出力線数で2値
化する2値化手段を有し、該2値化手段の出力を前記網
点処理手段で網点処理を施していない背景画像として前
記選択手段に入力することを特徴とする請求項2に記載
の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記階調補正手段は、前記背景画像に対
して階調補正を行い、前記選択手段に前記網点処理手段
で網点処理を施していない背景画像として入力するもの
であり、前記網点処理手段は、前記背景画像に対して網
点処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像処
理装置。 - 【請求項5】 さらに、前記階調補正手段で階調補正さ
れた背景画像を出力線数で2値化して前記選択手段に前
記網点処理手段で網点処理を施していない背景画像とし
て入力する2値化手段を有し、前記網点処理手段は、前
記背景画像に対して網点処理を施すことを特徴とする請
求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記階調補正手段は、前記背景画像に対
して階調補正して前記網点処理手段に入力するととも
に、前記背景画像に対して別途階調補正を行って前記選
択手段に前記網点処理手段で網点処理を施していない背
景画像として入力することを特徴とする請求項1に記載
の画像処理装置。 - 【請求項7】 さらに、前記階調補正手段で階調補正さ
れた背景画像を出力線数で2値化して前記選択手段に前
記網点処理手段で網点処理を施していない背景画像とし
て入力する2値化手段を有することを特徴とする請求項
6に記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 背景画像にマスク画像を潜像として埋め
込んだ潜像埋込背景画像を出力する画像処理装置におい
て、第1の背景画像を保持する第1背景画像記憶手段
と、第2の背景画像を保持する第2背景画像保持手段
と、前記第2の背景画像に対して出力線数よりも荒い線
数で網点処理を行う網点処理手段と、前記第1の背景画
像あるいは前記網点処理手段で網点処理を施した前記第
2の背景画像のいずれかを前記マスク画像に従って選択
して潜像埋込背景画像を出力する選択手段を有し、前記
第1の背景画像と前記第2の背景画像は、同一の背景画
像に対して前記網点処理手段で網点処理を施した場合と
前記網点処理手段による網点処理を施していない場合の
階調が出力時に略一致するように階調補正が施されたも
のであることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項9】 さらに、前記第1の背景画像を出力線数
で2値化して前記選択手段に第1の背景画像として入力
する2値化手段を有することを特徴とする請求項8に記
載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記2値化手段は、誤差拡散方式によ
り背景画像または第1の背景画像を2値化することを特
徴とする請求項3または請求項5または請求項7または
請求項9に記載の画像処理装置。 - 【請求項11】 前記網点処理手段は、ディザ方式によ
り背景画像または第2の背景画像を2値化することによ
り網点処理を行うことを特徴とする請求項1ないし請求
項10のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 背景画像にマスク画像を潜像として埋
め込んだ潜像埋込背景画像を出力する画像処理装置にお
いて、第1の背景画像を保持する第1背景画像記憶手段
と、第2の背景画像を保持する第2背景画像保持手段
と、前記第1の背景画像あるいは前記第2の背景画像の
いずれかを前記マスク画像に従って選択して潜像埋込背
景画像を出力する選択手段を有し、前記第2の背景画像
は、前記第1の背景画像と同一の背景画像に対して出力
線数よりも荒い線数で網点処理を施したものであり、前
記第1の背景画像と前記第2の背景画像は、同一の背景
画像に対して前記網点処理手段で網点処理を施した場合
と前記網点処理手段による網点処理を施していない場合
の階調が出力時に略一致するように階調補正が施されて
いることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項13】 前記第1の背景画像は、出力線数で2
値化した画像であることを特徴とする請求項12に記載
の画像処理装置。 - 【請求項14】 背景画像にマスク画像を潜像として埋
め込んだ潜像埋込背景画像を出力する画像処理装置にお
いて、前記背景画像に対して出力線数よりも荒い線数で
網点処理を行う網点処理手段と、前記背景画像と前記網
点処理手段で網点処理を施した背景画像のいずれかを前
記マスク画像に従って選択して潜像埋込背景画像を出力
する選択手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項15】 さらに、前記選択手段から出力された
潜像埋込背景画像に主画像を合成して出力する合成手段
を有していることを特徴とする請求項1ないし請求項1
4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項16】 さらに、前記選択手段から出力された
潜像埋込背景画像を複数蓄積可能な蓄積手段と、該蓄積
手段に蓄積された潜像埋込背景画像から特定の潜像埋込
背景画像を指示する指示手段と、該指示手段によって指
示された前記蓄積手段内の潜像埋込背景画像と前記主画
像を合成して合成画像として出力する合成手段を有する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか
1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項17】 前記主画像は白黒画像であり、前記背
景画像はYMCの3成分からなるカラー画像であり、前
記合成手段は、K成分の画像として前記主画像を出力
し、YMC成分の画像として前記潜像埋込背景画像の対
応する色成分画像を出力することにより前記合成画像と
することを特徴とする請求項15または請求項16に記
載の画像処理装置。 - 【請求項18】 さらに、前記主画像が白黒画像である
かカラー画像であるかを識別する色識別手段を有し、前
記潜像埋込背景画像は単色の画像であり、前記合成手段
は、前記色識別手段による識別結果に従い前記主画像が
白黒画像である場合には前記主画像に前記潜像埋込背景
画像を合成し、前記主画像がカラー画像である場合には
前記主画像の複数の色成分のうちK成分以外の色成分の
うちいずれか一色のみに前記潜像埋込背景画像を合成す
ることを特徴とする請求項15または請求項16に記載
の画像処理装置。 - 【請求項19】 さらに、前記選択手段から出力された
潜像埋込背景画像あるいは前記合成手段から出力された
前記合成画像に対して前記出力線数でスクリーン処理を
行うスクリーン処理手段を有することを特徴とする請求
項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の画像処理
装置。 - 【請求項20】 前記スクリーン処理手段は、前記スク
リーン処理としてアナログスクリーン処理を行うことを
特徴とする請求項19に記載の画像処理装置。 - 【請求項21】 前記スクリーン処理手段は、前記スク
リーン処理として誤差拡散処理を行うことを特徴とする
請求項19に記載の画像処理装置。 - 【請求項22】 前記背景画像または前記第1及び第2
の背景画像は、1ページより小さい画像であり、前記背
景画像または前記第1及び第2の背景画像を繰り返して
用いることを特徴とする請求項1ないし請求項21のい
ずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項23】 前記マスク画像は、1ページより小さ
い画像であり、前記マスク画像を繰り返して用いること
を特徴とする請求項1ないし請求項22のいずれか1項
に記載の画像処理装置。 - 【請求項24】 さらに、背景の階調レベルを設定する
設定手段を有し、該設定手段で設定された階調レベルに
応じた前記背景画像または前記第1及び第2の背景画像
を用いることを特徴とする請求項1ないし請求項23の
いずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項25】 前記背景画像の解像度を出力解像度に
変換する第1の解像度変換手段と、前記マスク画像の解
像度を出力解像度に変換する第2の解像度変換手段を有
していることを特徴とする請求項1ないし請求項24の
いずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項26】 前記出力解像度よりも低い解像度の前
記背景画像を記憶する背景画像記憶手段と、前記出力解
像度よりも低い解像度の前記マスク画像を記憶するマス
ク画像記憶手段を有し、前記背景画像記憶手段に記憶さ
れている前記背景画像を前記第1の解像度変換手段へ、
前記マスク画像記憶手段に記憶されている前記マスク画
像を前記第2の解像度変換手段へそれぞれ出力すること
を特徴とする請求項25に記載の画像処理装置。 - 【請求項27】 背景画像にマスク画像を潜像として埋
め込んだ潜像埋込背景画像を出力する処理をコンピュー
タに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読取
可能な記憶媒体において、前記背景画像の階調補正を行
う階調補正処理と、前記背景画像あるいは前記階調補正
処理による階調補正後の背景画像に対して出力線数より
も荒い線数で網点化の処理を行う網点処理と、前記網点
処理で網点処理を施した背景画像あるいは前記網点処理
で網点処理を施していない背景画像のいずれかを前記マ
スク画像に従って選択して潜像埋込背景画像を出力する
選択処理を実行するとともに、前記階調補正処理とし
て、前記網点処理で網点処理を施した背景画像と前記網
点処理による網点処理を施していない背景画像の階調が
出力時に略一致するように階調補正を行う処理をコンピ
ュータに実行させるプログラムを格納したことを特徴と
するコンピュータ読取可能な記憶媒体。 - 【請求項28】 前記階調補正処理として、前記網点処
理に入力する前記背景画像に対して階調補正を行う処理
をコンピュータに実行させるプログラムを格納したこと
を特徴とする請求項27に記載のコンピュータ読取可能
な記憶媒体。 - 【請求項29】 さらに、前記背景画像を出力線数で2
値化する2値化処理を実行し、該2値化処理の出力を前
記網点処理で網点処理を施していない背景画像として前
記選択処理に入力するプログラムを格納したことを特徴
とする請求項28に記載のコンピュータ読取可能な記憶
媒体。 - 【請求項30】 前記階調補正処理として、前記背景画
像に対して階調補正を行い、前記選択処理に前記網点処
理で網点処理を施していない背景画像として入力し、ま
た前記網点処理として、前記背景画像に対して網点処理
を施すプログラムを格納したことを特徴とする請求項2
7に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。 - 【請求項31】 さらに、前記階調補正処理で階調補正
された背景画像を出力線数で2値化して前記選択処理に
前記網点処理で網点処理を施していない背景画像として
入力する2値化処理を実行し、また前記網点処理とし
て、前記背景画像に対して網点処理を施すプログラムを
格納したことを特徴とする請求項27に記載のコンピュ
ータ読取可能な記憶媒体。 - 【請求項32】 前記階調補正処理として、前記背景画
像に対して階調補正して前記網点処理に入力するととも
に、前記背景画像に対して別途階調補正を行って前記選
択処理に前記網点処理で網点処理を施していない背景画
像として入力するプログラムを格納したことを特徴とす
る請求項27に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒
体。 - 【請求項33】 さらに、前記階調補正処理で階調補正
された背景画像を出力線数で2値化して前記選択処理に
前記網点処理で網点処理を施していない背景画像として
入力する2値化処理を実行するプログラムを格納したこ
とを特徴とする請求項32に記載のコンピュータ読取可
能な記憶媒体。 - 【請求項34】 背景画像にマスク画像を潜像として埋
め込んだ潜像埋込背景画像を出力する処理をコンピュー
タに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読取
可能な記憶媒体において、第1の背景画像を保持する第
1背景画像記憶処理と、第2の背景画像を保持する第2
背景画像保持処理と、前記第2の背景画像に対して出力
線数よりも荒い線数で網点化の処理を行う網点処理と、
前記第1の背景画像あるいは前記網点処理で網点処理を
施した前記第2の背景画像のいずれかを前記マスク画像
に従って選択して潜像埋込背景画像を出力する選択処理
を実行するとともに、前記第1の背景画像と前記第2の
背景画像として、同一の背景画像に対して前記網点処理
で網点処理を施した場合と前記網点処理による網点処理
を施していない場合の階調が出力時に略一致するように
階調補正が施された画像を保持するプログラムを格納し
たことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。 - 【請求項35】 さらに、前記第1の背景画像を出力線
数で2値化して前記選択処理に第1の背景画像として入
力する2値化処理を実行するプログラムを格納したこと
を特徴とする請求項34に記載のコンピュータ読取可能
な記憶媒体。 - 【請求項36】 背景画像にマスク画像を潜像として埋
め込んだ潜像埋込背景画像を出力する処理をコンピュー
タに実行させるプログラムを格納したコンピュータ読取
可能な記憶媒体において、第1の背景画像を保持する第
1背景画像記憶処理と、第2の背景画像を保持する第2
背景画像保持処理と、前記第1の背景画像あるいは前記
第2の背景画像のいずれかを前記マスク画像に従って選
択して潜像埋込背景画像を出力する選択処理を実行する
とともに、前記第1の背景画像と前記第2の背景画像と
して、前記第2の背景画像は前記第1の背景画像と同一
の背景画像に対して出力線数よりも荒い線数で網点処理
を施したものであって、前記第1の背景画像と前記第2
の背景画像が同一の背景画像に対して前記網点処理で網
点処理を施した場合と前記網点処理による網点処理を施
していない場合の階調が出力時に略一致するように階調
補正が施されている画像を保持するプログラムを格納し
たことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。 - 【請求項37】 前記第1の背景画像として、出力線数
で2値化した画像を保持するプログラムを格納した請求
項36に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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