広島県では2023年春から公立高の入試が大きく変わる。2月上旬の推薦入試(選抜Ⅰ)を廃止し、3月上旬の一般入試(選抜Ⅱ)と統合。調査書(内申書)は簡素化され、全ての受験生に自身をアピールしてもらう「自己表現」を新たに導入する。22年ぶりとなる大幅な制度改革を受けて県教委は今年3月、中学生や保護者を対象にしたオンラインの説明会を開催。参加者からの疑問に平川理恵教育長が答える形で進行した。生徒の関心が高い自己表現を軸にやりとりを紹介する。(石井雄一)