JPH045372Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH045372Y2 JPH045372Y2 JP1987011769U JP1176987U JPH045372Y2 JP H045372 Y2 JPH045372 Y2 JP H045372Y2 JP 1987011769 U JP1987011769 U JP 1987011769U JP 1176987 U JP1176987 U JP 1176987U JP H045372 Y2 JPH045372 Y2 JP H045372Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- shielding plate
- front window
- standing wall
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/22—Wind deflectors for open roofs
- B60J7/223—Wind deflectors for open roofs specially adapted for convertible cars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D35/00—Vehicle bodies characterised by streamlining
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はオープンカーの風の巻き込み防止装置
に係り、詳しくは、高速走行時などに後方からシ
ート側への風の巻き込みが防止でき、不使用時に
は車室内に嵩張ることなく簡単に格納することが
できるようにした風の巻き込み防止装置に関す
る。
に係り、詳しくは、高速走行時などに後方からシ
ート側への風の巻き込みが防止でき、不使用時に
は車室内に嵩張ることなく簡単に格納することが
できるようにした風の巻き込み防止装置に関す
る。
一般に、カブリオレ車のような車室上方を開閉
し得る折りたたみ式幌を備えた車両においては、
その幌が、車室上方を覆う車室閉鎖位置ではフロ
ントウインドの上縁に係止され、車室開放位置で
は車体後部上面上に折りたたまれて格納されるよ
うになつている。したがつて、車室開放状態で走
行するときには、走行風はフロントウインドのみ
によつて遮られる。ところで、このようなカブリ
オレ車においては、スタイリングや空気抵抗上か
らフロントウインドをあまり高くすることはでき
ない。そのため、車室を開放して走行するときに
は、フロントウインドによつて上方に押上げられ
た空気流の一部がリヤシートの付近で下方に巻き
込むような渦流となり、乗員に不快感を与えると
いう問題があつた。このような問題を解決するも
のとして、例えば、フロントウインドの上縁から
上方に突出するエアデイフレクタを装着すること
によつて、フロントウインドにより形成される空
気流をさらに上方に偏向させるようにしたものが
ある。このようにすると、幌を閉じる際には、そ
のデイフレクタが邪魔になるので、その都度、デ
イフレクタをとり外さなければならない。ところ
が、走行中は、デイフレクタは強い風圧を受ける
ので、その取付部を強固にする必要があり、着脱
自在な構造とするのは難しい。また、とり外した
デイフレクタを収納するスペースも必要となる。
そこで、このような難点を解決しようとしたもの
として、例えば、実開昭61−59121号公報には、
フロントウインドの上部に昇降自在なデイフレク
タを設け、幌を開閉するだけで、フロントウイン
ドの上縁から突出し、あるいは、収納されるよう
にした折り畳み式幌を備えた車両における空気流
偏向装置が記載されている。
し得る折りたたみ式幌を備えた車両においては、
その幌が、車室上方を覆う車室閉鎖位置ではフロ
ントウインドの上縁に係止され、車室開放位置で
は車体後部上面上に折りたたまれて格納されるよ
うになつている。したがつて、車室開放状態で走
行するときには、走行風はフロントウインドのみ
によつて遮られる。ところで、このようなカブリ
オレ車においては、スタイリングや空気抵抗上か
らフロントウインドをあまり高くすることはでき
ない。そのため、車室を開放して走行するときに
は、フロントウインドによつて上方に押上げられ
た空気流の一部がリヤシートの付近で下方に巻き
込むような渦流となり、乗員に不快感を与えると
いう問題があつた。このような問題を解決するも
のとして、例えば、フロントウインドの上縁から
上方に突出するエアデイフレクタを装着すること
によつて、フロントウインドにより形成される空
気流をさらに上方に偏向させるようにしたものが
ある。このようにすると、幌を閉じる際には、そ
のデイフレクタが邪魔になるので、その都度、デ
イフレクタをとり外さなければならない。ところ
が、走行中は、デイフレクタは強い風圧を受ける
ので、その取付部を強固にする必要があり、着脱
自在な構造とするのは難しい。また、とり外した
デイフレクタを収納するスペースも必要となる。
そこで、このような難点を解決しようとしたもの
として、例えば、実開昭61−59121号公報には、
フロントウインドの上部に昇降自在なデイフレク
タを設け、幌を開閉するだけで、フロントウイン
ドの上縁から突出し、あるいは、収納されるよう
にした折り畳み式幌を備えた車両における空気流
偏向装置が記載されている。
上記のように、走行風を車体後方までスムーズ
に流すことができるほどのデイフレクタをフロン
トウインドの上部に設けると、やはり、前述した
ように、スタイリングや空気抵抗上不利になるこ
とは否めない。また、前述した従来技術における
後者の場合には、幌を閉じて走行するときには、
デイフレクタは降下されてフロントウインド上方
の内部に重ねられるため、異物感が発生し、フロ
ントウインドを通して得られる透明な開放感が損
なわれる。このようなことから、フロントウイン
ドをそのままにして、フロントウインドによつて
上方に押上げられた空気流の一部がシート後方で
渦流となつて前方に流入するのをシート後方で遮
蔽するような手段が望まれる。
に流すことができるほどのデイフレクタをフロン
トウインドの上部に設けると、やはり、前述した
ように、スタイリングや空気抵抗上不利になるこ
とは否めない。また、前述した従来技術における
後者の場合には、幌を閉じて走行するときには、
デイフレクタは降下されてフロントウインド上方
の内部に重ねられるため、異物感が発生し、フロ
ントウインドを通して得られる透明な開放感が損
なわれる。このようなことから、フロントウイン
ドをそのままにして、フロントウインドによつて
上方に押上げられた空気流の一部がシート後方で
渦流となつて前方に流入するのをシート後方で遮
蔽するような手段が望まれる。
本考案は、このような事情を考慮してなされ、
高速走行時などに後方からシート側への風の巻き
込みが防止でき、不使用時に車室内に簡単に嵩張
ることなく格納することができるようにしたオー
プンカーの風の巻き込み防止装置を提供すること
を目的とする。
高速走行時などに後方からシート側への風の巻き
込みが防止でき、不使用時に車室内に簡単に嵩張
ることなく格納することができるようにしたオー
プンカーの風の巻き込み防止装置を提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するための本考案の手段は、フ
ロントフロアと、このフロントフロア後端から立
ち上がる起立壁と、この起立壁の上端から後方に
延びるリヤフロアとからなるフロアパネルが設け
られ、フロントウインド部を残して車室が上方に
開放されるようにしたオープンカーに適用され、
上記リヤフロアの前端部分で回動自在であり、上
方に向けて起立した直立姿勢と、下方に回動させ
て起立壁に沿わせた格納姿勢とが得られ、後方か
らシート側へ流れ込む空気流を遮断する遮蔽板が
設けられていることである。
ロントフロアと、このフロントフロア後端から立
ち上がる起立壁と、この起立壁の上端から後方に
延びるリヤフロアとからなるフロアパネルが設け
られ、フロントウインド部を残して車室が上方に
開放されるようにしたオープンカーに適用され、
上記リヤフロアの前端部分で回動自在であり、上
方に向けて起立した直立姿勢と、下方に回動させ
て起立壁に沿わせた格納姿勢とが得られ、後方か
らシート側へ流れ込む空気流を遮断する遮蔽板が
設けられていることである。
幌部材をシート後方の車体後部上面に折りたた
んで高速走行するときなどには、リヤフロアの前
端部分に回動自在に取り付けられた遮蔽板を上方
に向けた直立姿勢に起立させる。そうすると、フ
ロントウインド部を越えた空気流の一部が、車体
後部上面の幌部材を収納したカバー部材に沿つて
前方に向かう渦流となつて後方からシート側に巻
き込むようにして流入しようとするが、上記の起
立した遮蔽板によつて阻止される。遮蔽板を使用
しないときは、下方に回動させることによつて起
立壁に沿わせた姿勢で嵩張ることなく格納するこ
とができる。
んで高速走行するときなどには、リヤフロアの前
端部分に回動自在に取り付けられた遮蔽板を上方
に向けた直立姿勢に起立させる。そうすると、フ
ロントウインド部を越えた空気流の一部が、車体
後部上面の幌部材を収納したカバー部材に沿つて
前方に向かう渦流となつて後方からシート側に巻
き込むようにして流入しようとするが、上記の起
立した遮蔽板によつて阻止される。遮蔽板を使用
しないときは、下方に回動させることによつて起
立壁に沿わせた姿勢で嵩張ることなく格納するこ
とができる。
本考案のオープンカーの風の巻き込み防止装置
は、フロントフロアと起立壁とリヤフロアとから
なるフロントパネルが設けられ、フロントウイン
ド部を残して車室が上方に開放されるようにした
オープンカーにおいて、上記リヤフロアの前端部
分に回動自在に遮蔽板が取付けられ、その遮蔽板
が上方に向けて起立した直立姿勢と、下方に回動
させて起立壁に沿わせた格納姿勢とを得ることが
でき、後方からシート側へ流れ込む空気流を遮断
するようになつているので、高速走行時などにフ
ロントウインド部を越えた空気流の一部が車体後
部上面の幌部材を収納したカバー部材に沿つて前
方に向かう渦流となつて巻き込むようにしてシー
ト側に流入するのが阻止される。したがつて、シ
ート側にある荷物が飛散したり、あるいはシート
に着座している乗員の体感温度が低下したりする
ことが防止される。そして、不使用時には、嵩張
ることなく、簡単に車室内に格納することができ
る。
は、フロントフロアと起立壁とリヤフロアとから
なるフロントパネルが設けられ、フロントウイン
ド部を残して車室が上方に開放されるようにした
オープンカーにおいて、上記リヤフロアの前端部
分に回動自在に遮蔽板が取付けられ、その遮蔽板
が上方に向けて起立した直立姿勢と、下方に回動
させて起立壁に沿わせた格納姿勢とを得ることが
でき、後方からシート側へ流れ込む空気流を遮断
するようになつているので、高速走行時などにフ
ロントウインド部を越えた空気流の一部が車体後
部上面の幌部材を収納したカバー部材に沿つて前
方に向かう渦流となつて巻き込むようにしてシー
ト側に流入するのが阻止される。したがつて、シ
ート側にある荷物が飛散したり、あるいはシート
に着座している乗員の体感温度が低下したりする
ことが防止される。そして、不使用時には、嵩張
ることなく、簡単に車室内に格納することができ
る。
以下に本考案を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
本例に示すオープンカーの風の巻き込み防止装
置は、第2図に示すような2シータのオープンカ
ー1に適用され、高速走行時などに後方からシー
ト2側への風の巻き込みを防止でき、かつ不使用
時には車室内に嵩張ることなく簡単に収納するこ
とができるようにした遮蔽板3を用いたものであ
る。そのオープンカー1には、第1図に示すよう
に、フロントフロア4と、このフロントフロア4
後端から立ち上がる起立壁5と、この起立壁5の
上端から後方に延びるリヤフロア6とからなるフ
ロアパネル7が設けられ、フロントウインド部8
を残して車室9が上方に開放されるようになつて
いる。リヤフロア6の前端部分10に遮蔽板3が
前後方向に回動自在に取付けられ、図示のよう
に、上方に向けて起立した直立姿勢と、仮想線の
ように下方に回動させて起立壁5に沿わせた格納
姿勢とが得られるようになつている。
置は、第2図に示すような2シータのオープンカ
ー1に適用され、高速走行時などに後方からシー
ト2側への風の巻き込みを防止でき、かつ不使用
時には車室内に嵩張ることなく簡単に収納するこ
とができるようにした遮蔽板3を用いたものであ
る。そのオープンカー1には、第1図に示すよう
に、フロントフロア4と、このフロントフロア4
後端から立ち上がる起立壁5と、この起立壁5の
上端から後方に延びるリヤフロア6とからなるフ
ロアパネル7が設けられ、フロントウインド部8
を残して車室9が上方に開放されるようになつて
いる。リヤフロア6の前端部分10に遮蔽板3が
前後方向に回動自在に取付けられ、図示のよう
に、上方に向けて起立した直立姿勢と、仮想線の
ように下方に回動させて起立壁5に沿わせた格納
姿勢とが得られるようになつている。
遮蔽板3は、第3図に示すように、リヤフロア
6の前端部分10に、連結部材20を介して前後
方向に回動できるように、かつ図示のような直立
姿勢を走行中においても安定に維持できるように
取り付けられる。格納する際には、両シート2を
一旦前方に傾倒させたのちに、第1図および第4
図に仮想線で示されるように前方に回動させて起
立壁5に沿わせ、しかるのちに、両シート2を元
に戻すようにすれば、嵩張ることなく車室9内に
収納することができるようになつている。
6の前端部分10に、連結部材20を介して前後
方向に回動できるように、かつ図示のような直立
姿勢を走行中においても安定に維持できるように
取り付けられる。格納する際には、両シート2を
一旦前方に傾倒させたのちに、第1図および第4
図に仮想線で示されるように前方に回動させて起
立壁5に沿わせ、しかるのちに、両シート2を元
に戻すようにすれば、嵩張ることなく車室9内に
収納することができるようになつている。
連結部材20は、第4図および第5図に示すよ
うに、遮蔽板3を支持するL字状のシヤフト21
と取付ブラケツト22とからなり、取付ブラケツ
ト22は4本のビス23でリヤフロア6の前端部
分10に固着されており、シヤフト21の下端を
固定支持している。この取付ブラケツト22の組
付作業が行なえるように、遮蔽板3の下端縁には
凹状の切欠部24(第3図参照)が設けられ、そ
の片側に形成された軸支部25に隣接して矩形状
の開口26が設けられる。その開口26に嵌め込
み固定されるカバー部材27の裏側に、締め付け
バンド28によりシヤフト21の先端部が取り付
けられ、ある程度以上の力が遮蔽板3に加えられ
ると回動できるようになつている。ちなみに、締
め付けバンド28は締め付け力の調整可能なビス
29によつてカバー部材27に取り付けられる。
したがつて、ビス29を調整することによつて、
前記したように、走行中に遮蔽板3を直立姿勢の
状態で安定に起立させておくことができ、かつ起
立壁5に沿うように嵩張ることなく車室9内に格
納することもできるのである。
うに、遮蔽板3を支持するL字状のシヤフト21
と取付ブラケツト22とからなり、取付ブラケツ
ト22は4本のビス23でリヤフロア6の前端部
分10に固着されており、シヤフト21の下端を
固定支持している。この取付ブラケツト22の組
付作業が行なえるように、遮蔽板3の下端縁には
凹状の切欠部24(第3図参照)が設けられ、そ
の片側に形成された軸支部25に隣接して矩形状
の開口26が設けられる。その開口26に嵌め込
み固定されるカバー部材27の裏側に、締め付け
バンド28によりシヤフト21の先端部が取り付
けられ、ある程度以上の力が遮蔽板3に加えられ
ると回動できるようになつている。ちなみに、締
め付けバンド28は締め付け力の調整可能なビス
29によつてカバー部材27に取り付けられる。
したがつて、ビス29を調整することによつて、
前記したように、走行中に遮蔽板3を直立姿勢の
状態で安定に起立させておくことができ、かつ起
立壁5に沿うように嵩張ることなく車室9内に格
納することもできるのである。
このようなオープンカーの風の巻き込み防止装
置にあつては、第1図に示すように、幌部材13
をシート2の後方に折りたたんでカバー部材14
によつて収納し、フロントウインド部8を残して
車室9を上方に開放した状態でオープンカー1を
高速走行させるときには、フロントウインド部8
を乗り越えた空気流11の一部が渦流12となつ
て破線で示されるようにカバー部材14にそつて
前方のシート2側へ向おうとする。ところが、前
記した遮蔽板3を図示のような直立姿勢に起立さ
せることによつて、このような渦流12を実線で
示されるように後方に転向させ、シート2側へ流
入するのを阻止することができる。
置にあつては、第1図に示すように、幌部材13
をシート2の後方に折りたたんでカバー部材14
によつて収納し、フロントウインド部8を残して
車室9を上方に開放した状態でオープンカー1を
高速走行させるときには、フロントウインド部8
を乗り越えた空気流11の一部が渦流12となつ
て破線で示されるようにカバー部材14にそつて
前方のシート2側へ向おうとする。ところが、前
記した遮蔽板3を図示のような直立姿勢に起立さ
せることによつて、このような渦流12を実線で
示されるように後方に転向させ、シート2側へ流
入するのを阻止することができる。
一方、第6図に示すように、フロントウインド
部8の両側を通過した空気流15,16は両乗員
17,18を横方向から取り巻くようにしてまわ
り込み、かつ両者17,18の間を通り抜けて前
方へ流れ込み、フロントウインド部8の内側で逆
流するシート間空気流19を発生させようとす
る。このような空気流15,16のまわり込みや
シート間空気流19は前記した渦流12と同様
に、シート2側の荷物を飛散させたり、冬期には
乗員17,18の体感温度を低下させたりする。
ところが、第1図に示すような直立姿勢に起立し
た遮蔽板3によつて、空気流15,16のまわり
込みが阻止されるとともに、シート間空気流19
の発生も回避される。
部8の両側を通過した空気流15,16は両乗員
17,18を横方向から取り巻くようにしてまわ
り込み、かつ両者17,18の間を通り抜けて前
方へ流れ込み、フロントウインド部8の内側で逆
流するシート間空気流19を発生させようとす
る。このような空気流15,16のまわり込みや
シート間空気流19は前記した渦流12と同様
に、シート2側の荷物を飛散させたり、冬期には
乗員17,18の体感温度を低下させたりする。
ところが、第1図に示すような直立姿勢に起立し
た遮蔽板3によつて、空気流15,16のまわり
込みが阻止されるとともに、シート間空気流19
の発生も回避される。
ちなみに、幌部材13を折りたたんでカバー部
材14によつて収納する際、および幌部材13を
展張する際には、遮蔽板3を起立壁5に沿わせた
格納状態にしておけば、収納作業や展張作業の邪
魔になることはない。
材14によつて収納する際、および幌部材13を
展張する際には、遮蔽板3を起立壁5に沿わせた
格納状態にしておけば、収納作業や展張作業の邪
魔になることはない。
第1図は本考案のオープンカーの風の巻き込み
防止装置の一実施例における要部断面図、第2図
は本装置を採用したオープンカーの全体斜視図、
第3図は遮蔽板が直立姿勢の状態にあるときの斜
視図、第4図は遮蔽板の取付け状態を示す要部断
面図、第5図は遮蔽板を支持している連結部材の
取付け状態を示す斜視図、第6図はフロントウイ
ンド部の側方から車室内にまわり込むようにして
流入する空気流を示す概念図である。 1……オープンカー、2……シート、3……遮
蔽板、4……フロントフロア、5……起立壁、6
……リヤフロア、7……フロアパネル、8……フ
ロントウインド部、9……車室、10……前端部
分、12,15,16……空気流。
防止装置の一実施例における要部断面図、第2図
は本装置を採用したオープンカーの全体斜視図、
第3図は遮蔽板が直立姿勢の状態にあるときの斜
視図、第4図は遮蔽板の取付け状態を示す要部断
面図、第5図は遮蔽板を支持している連結部材の
取付け状態を示す斜視図、第6図はフロントウイ
ンド部の側方から車室内にまわり込むようにして
流入する空気流を示す概念図である。 1……オープンカー、2……シート、3……遮
蔽板、4……フロントフロア、5……起立壁、6
……リヤフロア、7……フロアパネル、8……フ
ロントウインド部、9……車室、10……前端部
分、12,15,16……空気流。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フロントフロアと、このフロントフロア後端か
ら立ち上がる起立壁と、この起立壁の上端から後
方に延びるリヤフロアとからなるフロアパネルが
設けられ、フロントウインド部を残して車室が上
方に開放されるようにしたオープンカーにおい
て、 上記リヤフロアの前端部分に回動自在に取付け
られ、上方に向けて起立した直立姿勢と、下方に
回動させて前記起立壁に沿わせた格納姿勢とが得
られ、後方からシート側へ流れ込む空気流を遮断
する遮蔽板を有することを特徴とするオープンカ
ーの風の巻き込み防止装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987011769U JPH045372Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | |
US07/148,548 US4838604A (en) | 1987-01-28 | 1988-01-26 | Open-top vehicle body |
AU10936/88A AU584828B2 (en) | 1987-01-28 | 1988-01-28 | Open-top vehicle body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987011769U JPH045372Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119119U JPS63119119U (ja) | 1988-08-02 |
JPH045372Y2 true JPH045372Y2 (ja) | 1992-02-17 |
Family
ID=11787183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987011769U Expired JPH045372Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4838604A (ja) |
JP (1) | JPH045372Y2 (ja) |
AU (1) | AU584828B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3829346A1 (de) * | 1988-08-30 | 1990-03-01 | Porsche Ag | Versenkbares verdeck, insbesondere fuer kraftfahrzeuge |
DE4025861C1 (ja) * | 1990-08-16 | 1991-11-07 | Mercedes-Benz Aktiengesellschaft, 7000 Stuttgart, De | |
EP0553572B1 (en) * | 1992-01-25 | 1996-01-31 | Jaguar Cars Limited | Motor vehicles |
US5509712A (en) * | 1993-04-30 | 1996-04-23 | Chrysler Corporation | Convertible vehicle topwell assembly |
DE4332938C1 (de) * | 1993-09-28 | 1994-12-08 | Porsche Ag | Windschutz für einen mit einem zurückklappbaren Verdeck versehenen Personenkraftwagen |
DE4435222C1 (de) * | 1994-09-30 | 1995-11-02 | Webasto Karosseriesysteme | Umwandelbares Fahrzeugdach |
US20080277976A1 (en) * | 2007-05-10 | 2008-11-13 | M&C Corporation | Seat back assist |
US9221321B2 (en) * | 2011-02-27 | 2015-12-29 | King Penn Industries, Inc. | Convertible corvette wind blocker |
JP6065233B2 (ja) * | 2014-03-05 | 2017-01-25 | マツダ株式会社 | 車体構造 |
JP6237713B2 (ja) * | 2015-06-22 | 2017-11-29 | マツダ株式会社 | 開閉ルーフ車 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB191121980A (en) * | 1911-10-05 | 1912-08-08 | Bristol Wagon & Carriage Works | Improvements in or relating to the Bodies of Motor Vehicles. |
US1784279A (en) * | 1929-01-07 | 1930-12-09 | Ellerbeck Ben Brown | Convertible automobile top |
AT175478B (de) * | 1949-08-01 | 1953-07-10 | Mario Gario | Karosserie mit beweglichem Dachteil |
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