JPH04283215A - イソシアネート末端付きプレポリマーの製造方法 - Google Patents

イソシアネート末端付きプレポリマーの製造方法

Info

Publication number
JPH04283215A
JPH04283215A JP3261990A JP26199091A JPH04283215A JP H04283215 A JPH04283215 A JP H04283215A JP 3261990 A JP3261990 A JP 3261990A JP 26199091 A JP26199091 A JP 26199091A JP H04283215 A JPH04283215 A JP H04283215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
isocyanate
prepolymer
weight
composition
foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3261990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3227185B2 (ja
Inventor
Gabriel Verhelst
ガブリエル・ヴェルヘルスト
Alain Parfondry
アラン・パルフォンドレ
Louis Muller
ルイ・ミュレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB909022184A external-priority patent/GB9022184D0/en
Priority claimed from GB909022185A external-priority patent/GB9022185D0/en
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPH04283215A publication Critical patent/JPH04283215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3227185B2 publication Critical patent/JP3227185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/0895Manufacture of polymers by continuous processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/70Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the isocyanates or isothiocyanates used
    • C08G18/72Polyisocyanates or polyisothiocyanates
    • C08G18/74Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic
    • C08G18/76Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic
    • C08G18/7657Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic containing two or more aromatic rings
    • C08G18/7664Polyisocyanates or polyisothiocyanates cyclic aromatic containing two or more aromatic rings containing alkylene polyphenyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2110/00Foam properties
    • C08G2110/0008Foam properties flexible
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2110/00Foam properties
    • C08G2110/0041Foam properties having specified density
    • C08G2110/005< 50kg/m3
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2110/00Foam properties
    • C08G2110/0083Foam properties prepared using water as the sole blowing agent

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化学方法に関し、さらに
詳しくは、ポリウレタン物品の製造に有用なイソシアネ
ート基含有ポリウレタンプレポリマーの連続製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】有機ポリオール化学量論的に過剰の有機
ポリイソシアネートを反応させることにより得られるイ
ソシアネート基含有ポリウレタンプレポリマーは、ポリ
ウレタンの分野において周知であり、例えば固体及び微
孔質エラストマー、軟質及び軟質発泡体、コーティング
、接着剤等の製造に使用されてきている。かくして、ト
リレンジイソシアネート(TDI)またはジフェニルメ
タンジイソシアネート(MDI)とポリエステルジオー
ルまたはポリエーテルジオールとを反応させることによ
り得られる低遊離イソシアネート含量の実質的に二官能
性のプレポリマーは、エラストマーの製造に使用されて
きている。他方、種々のジオールと、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネートとを反応させることにより
得られる高遊離イソシアネート含量のプレポリマーは、
この通常は固体であるジイソシアネートを便宜な液体の
形で提供するための手段として製造されてきている。
【0003】プレポリマー製造のための慣用方法は、ポ
リオールとポリイソシアネートとを高温でバッチ(回分
)式に反応させることであり、それらの反応体は所望の
遊離イソシアネート含量のプレポリマーを得るのに適切
な割合で使用される。ポリオールとポリイソシアネート
との間の反応は発熱的であるが、満足な(許容しうる)
時間で反応を完結させるには、通常、反応混合物を約4
0〜約100℃の範囲内の温度に1時間ないしそれ以上
にわたって加熱する。
【0004】欧州特許第351852号明細書には、ポ
リオールとポリイソシアネートとを両者が反応しないよ
うに一緒にし、この両者の組合せを発泡体の製造に必須
のその他の成分と接触させることにより、発泡体を製造
する方法が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリウレタ
ンプレポリマーの連続的な製造を可能にする新規な方法
を提供することをその主要な一目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、2〜1
5重量%のNCO含量のイソシアネート末端付きプレポ
リマーの連続的製造方法であって: (A)有機ポリイソシアネート組成物と少なくとも10
00の平均分子量のイソシアネート反応性化合物とを、
上記範囲内のNCO含量のプレポリマーの生成のために
適切な両者の相対割合で、反応帯域に対して連続的に送
入し、(B)そのイソシアネート組成物とイソシアネー
ト反応性化合物とをその反応帯域中で反応させて、イソ
シアネート末端付きプレポリマーを生成させ、そして(
C)そのプレポリマーを反応帯域から連続的に取り出す
、工程からなる上記連続的製造方法を提供する。
【0007】適当な有機ポリイソシアネートの例として
は、脂肪族、脂環式、芳香脂肪族及び芳香族のポリイソ
シアネート類があり、例えば1,6−ヘキサメチレンジ
イソシアネート、ソホロンジイソシアネート、シクロヘ
キサン−1,4−ジイソシアネート、4,4′−ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート、p−キシレンジイ
ソシアネート及びフェニレンジイソシアネートであるが
、特にポリウレタン発泡体の製造に慣用されている芳香
族ポリイソシアネートである。殊に重要なものは、トリ
レンジイソシアネート(TDI)及びジフェニルメタン
ジイソシアネート(MDI)であり、これらは種々の純
粋、変性また粗(未精製)状態で、あるいはそれらの混
合物の形で使用されうる。
【0008】適当なイソシアネートの例は、高純度MD
Iであり、好ましくは少なくとも60重量%の4,4′
−異性体を含むものである。その他の適当なイソシアネ
ートの例としては、実質的に純粋な4,4′−異性体;
及び該異性体と40重量%以下、好ましくは30重量%
以下、さらに好ましくは20重量%以下の2,4′−異
性体及び5重量%以下の2,2′−異性体とを含む異性
体混合物;がある。さらに別の適当なイソシアネート組
成物の例としては、変性された形のジフェニルメタンジ
イソシアネート、すなわち、ウレタン、アロファネート
、ウレア、ビウレット、カルボジイミド、ウレトンイミ
ンまたはイソシアヌレート残基の導入により公知の方法
で変性されたMDIがある。これらのいわゆるMDI変
性体類としては、殊に少なくとも25重量%のNCO含
量のウレトンイミン変性MDI、及び少なくとも20重
量%のNCO含量のポリエーテル系プレポリマーが包含
される。
【0009】MDI及び高分子充填剤を含むイソシアネ
ート組成物も、プレポリマーの製造に使用できる。その
ような製品の例としては、例えばEP−A−O  10
3996明細書に記載されているようなMDI中のポリ
ウレア分散物がある。
【0010】高分子充填剤を含むその他の組成物として
は、MDIに基くプレポリマー、及び分散高分子粒子を
含む高分子ポリオールが包含される。これらの製品にお
いて、分散高分子粒子は50ミクロン以下の平均寸法を
有することが一般に好ましい。
【0011】プレポリマーの製造に使用しうるさらに別
のイソシアネート組成物の例としては、ポリメチレンポ
リフェニレンポリイソシアネートを含む組成物がある。 従って、少なくとも70重量%の純粋MDI異性体と3
0重量%までのいわゆる粗MDI(35〜65重量%の
ジイソシアネートを含み、残部がほとんど2より大きな
イソシアネート官能価を有するポリメチレンポリフェニ
レンポリイソシアネートである)との混合物が使用でき
る。上記よりも高割合の(100%までの)上記高官能
価ポリイソシアネートを含む高分子MDI組成物と、純
粋MDIとの混合物も使用できる。
【0012】本発明方法のために適当なイソシアネート
反応性化合物としては、ポリオール、チオール、ポリア
ミン、イミノ化合物、エナミン含有化合物及びこれらの
混合物がある。
【0013】典型的な化合物は、少なくとも1000、
好ましくは2000〜8000の分子量及び1.5〜5
、好ましくは2〜4、さらに好ましくは2〜3の官能価
を有する。
【0014】殊に重要なイソシアネート反応性高分子物
質としては、高分子アルコールがある。適当なポリオー
ル及びそれらの製造方法は、先行文献に記載されており
、そのようなポリーオル例として、ポリエステル、ポリ
エステルアミド、ポリチオエーテル、ポリカーボネート
、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリシロキサン及
び特にポリエーテルを挙げることができる。
【0015】使用しうるポリエーテルポリオールの例と
しては、環状酸化物(例えばエチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、ブチレンオキシド、またはテトラヒドロ
フラン)を、必要に応じて多官能性開始剤の存在下で、
重合させることにより得られる生成物が包含される。適
当な開始剤化合物は、複数の活性水素原子を含み、その
例としては水及びポリオール(例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、シ
クロヘキサンジメタノール、レゾルシノール、ビスフェ
ノールA、グリセロール、トリメチロールプロパン、1
,2,6−ヘキサントリオール、またはペンタエリスリ
トール)がある。開始剤及び/または環状酸化物の混合
物を使用できる。
【0016】特に有用なポリエーテルポリオールとして
は、ポリオキシプロピレンジオール、ポリオキシプロピ
レントリオール、ポリ(オキシエチレン−オキシプロピ
レン)ジオール及びポリ(オキシエチレン−オキシプロ
ピレン)トリオールがある。これらは先行文献に詳しく
記載されているように、二官能性または三官能性の開始
剤に対してエチレンオキシド及びプロピレンオキシドを
同時に、あるいは逐次に添加することにより得られる。 このようなジオール及びトリオールの混合物も殊に有用
でありうる。その他の殊に有用なポリエーテルポリオー
ルとしては、テトラヒドロフランの重合により得られる
ポリテトラメチレングリコールがある。使用しうるポリ
エステルポリオールとしては、多価アルコールとポリカ
ルボン酸(殊にジカルボン酸)またはそのエステル生成
性誘導体とのヒドロキシル末端付き反応生成物があり、
そのような多価アルコールの例としては、エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール
、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノー
ル、ビス(ヒドロキシエチル)テトラフタレート、グリ
セロール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、ポリエーテルポリオールまたはそれらの混合物が
あり、そしてポリカルボン酸成分の例としては、スクシ
ン酸(こはく酸)、グルタル酸、アジピン酸(それらの
ジメチルエステル)、セバシン酸、無水フタル酸、無水
テトラクロルフタル酸またはジメチルテレフタレート、
あるいはそれらの混合物がある。ポリエステルアミドは
、ポリエステル化反応混合物中に、エタノールアミンの
ようなアミノアルコール類を含めることにより得られる
。ラクトン(例えばカプロラクトン)をポリオールと一
緒に重合することにより、あるいはヒドロキシカプロン
酸のようなヒドロキシカルボン酸の重合により、得られ
るポリエステルも、使用できる。
【0017】使用しうるポリチオエーテルポリオールと
しては、チオジグリコールを単独で、あるいは他のグリ
コール、アルキレンオキシド、ジカルボン酸、ホルムア
ルデヒド、アミノアルコールまたはアミノカルボン酸と
共に、縮合することにより得られる生成物がある。
【0018】使用しうるポリカーボネートポリオールと
しては、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチルグリコー
ルまたはテトラエチレングリコールのようなジオールを
、ジアリールカーボネート(例えばジフェニルカーボネ
ート)またはホスゲンと反応させることにより得られる
生成物がある。
【0019】使用しうるポリアセタールポリオールとし
ては、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
またはヘキサンジオールのようなグリコールをホルムア
ルデヒドと反応させることにより得られるものがある。 適当なポリオレフィンポリオールとしては、ヒドロキシ
末端付きのホモポリマー及びコポリマーがあり、そして
適当なポリシロキサンポリオールとしてはポリジメチル
シロキサンジオール及びポリジメチルシロキサントリオ
ールがある。
【0020】使用しうるその他のポリオール成分として
は、前記のタイプのポリオール中の付加重合体または縮
合重合体の分散液または溶液がある。そのような変性ポ
リオール先行文献に詳しく記載されており、その例とし
ては、高分子ポリオール(例えばポリエーテルポリオー
ル)中での1種またはそれ以上のビニル単量体(例えば
スチレン、アクリロニトリル)の使用現場重合により;
あるいは、高分子アルコール中でのポリイソシアネート
と、アミノ官能化合物及び/または低分子量ポリヒドロ
キシル及び/またはアミノアルコールとの、使用現場反
応により;得られる生成物がある。
【0021】その他の有用なイソシアネート反応性高分
子物質としては、上記の高分子ポリオールに対応する高
分子ポリアミン、特にジアミン及びトリアミンがある。 適当なポリアミンとしては、例えば米国特許第3654
370に記載されるようなポリエーテルポリオールの還
元アミン化により、あるいはポリオールのシアノエチル
化及びそれに続く水素添加により、得られる生成物があ
る。ポリオキシプロピレンジアミン及びポリオキシトリ
アミンならびにそれらの混合物は、好ましい。ポリオー
ルの部分アミン化により得られるアミノ基及びヒドロキ
シル基の両者を含む高分子物質も有用である。
【0022】使用しうるイミノ官能性化合物は、そのC
=N結合を開裂してモノマー副生物を生成せずに、ポリ
イソシアネートと直接に反応しうるイミノ官能性化合物
である。適当なイミノ官能性化合物の例としては、イミ
ノ官能性ポリエーテル樹脂がある。ここに「イミノ官能
性」化合物とは下記の基を含む反応体を意味するもので
ある:
【0023】
【0024】上記構造においてX、Y及びZは、該化合
物の残部を、一緒に形成する化学的構造部分であり、そ
れぞれが独立的に該化合物のイミノ単位:
【0025】
【0026】にN、C、O、S、SiまたはPを介して
結合される水素及び有機ラジカルから選択されるもので
あり、そのイミノ単位の中心炭素が三つの原子に結合さ
れている。
【0027】上記構造において、イミノ単位の炭素原子
も窒素原子も芳香族環またはその他の完全共役環あるい
は環系中に取り込まれていてはならない。Zが、飽和さ
れた原子、好ましくは脂肪族炭素原子を介してイミノ単
位に結合しているのが好ましい。
【0028】本発明に使用されうるイミノ官能性反応体
の範囲は、その反応体の製造のための特定の化学作用ま
たは化学反応に限定されるものではない。例えばイミン
末端付き脂肪族ポリエステルは、多数の異なる経路によ
って製造しうる。特に、脂肪族のアミン末端付きポリエ
ステルのアミン基(−NH2 )は、アルデヒド(XC
H2 CHO)あるいはケトン(X−CO−Y)を予め
反応させて、それぞれに対応するアルジミン−N=CH
CH2 Xまたは対応するケチミン
【0029】
【0030】を生成させることができ、あるいはアルデ
ヒド及び/またはケトン末端付きポリエーテルのアルデ
ヒド及び/またはケトン基は、予め脂肪族第1モノアミ
ンと反応させて、それぞれ対応するアルジミン及び/ま
たはケチミン末端付きポリエーテルを生成させることが
できる。
【0031】
【0032】環式及び非環式の両方の形のイミノ官能基
の調製は、S.パタイ(Patai)編「ザ・ケミスト
リィ・オブ・ザ・カーボン−ナイトロジェン・ダブル・
ボンド」(1970年ロンドン、インターサイエンス・
パブリッシャーズ発行)のような文献において周知であ
る。
【0033】挙げることができるエナミン含有化合物と
しては下記の構造を有する化合物がある:
【0034】
【0035】または
【0036】
【0037】ここにA、B、C、D、E、G、J及びL
のそれぞれは、独立的に、水素または好ましくは随意に
置換されていてもよい炭化水素ラジカルを表わし;A,
B及びDのいずれか、そしてそれとは関係なくE,G,
J及びLのいずれかは、随意に一緒に結合して1個また
はそれ以上の炭素環または複素環を形成していてよい。
【0038】多くの好ましいエナミン官能性化合物にお
いて、E,G,J及びLは水素ではない。A及びBの両
方が同時に水素であるのは好ましくない。特に有用なエ
ナミン官能性化合物は、A,B,D,E,G,J及び/
またはLのいずれかが、1個またはそれ以上のエナミノ
基で終るラジカルである結果として、2個またはそれ以
上のエナミン基を含む。
【0039】適当なエナミノ官能性化合物は、少なくと
も1個のアルファ水素原子を含むカルボニル化合物(例
えば、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、イソ
ブチルアルデヒド、カプロアルデヒド、シクロヘキシル
アルデヒド、アセトン、メチルエチルケトン、ベンジル
メチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、
トリメチルシクロヘキサノンのような脂肪族、環状脂肪
族、または芳香脂肪族のアルデヒドまたはケトン,ある
いはそれらの混合物)と、第2アミン(例えば第2アミ
ノ末端付きポリマー、例えばポリエーテル)と反応させ
ることによる公知方法で得られる。
【0040】イソシアネート反応性高分子物質の混合物
を使用できる。そのような混合物は、分子量、官能価、
イソシアネート反応性基の種類または高分子主鎖に関し
て異なる成分を含んでいてよい。
【0041】本発明の方法に使用される特定のイソシア
ネート反応性化合物に応じて、触媒の使用が好ましいこ
とがあり、あるいは好ましくないことがある。
【0042】イソシアネート反応性化合物としてポリオ
ールを使用するとき、ウレタン生成用触媒を用いるのが
好ましい。
【0043】使用しうるウレタン生成用触媒は、イソシ
アネートとヒドロキシル基との間の反応を促進する化合
物である。そのような触媒は、先行文献、例えばサウン
ダース(Saunders)及びフリッシュ(Fris
ch)の文献「ポリウレサンズ:ケミストリイ・アンド
−テクノロジィ、パイI」(1962年ニューヨーク、
インターサイエンス社発行、第161〜173頁)に詳
しく記載されており、その例としては、ビスマス、鉛、
すず、鉄、アンチモン、カドミウム、コバルト、アルミ
ニウム、水銀、亜鉛、ニッケル、セリウム、モリブデン
、バナジウム、銅、マンガン及びジルコニウムの有機及
び無機塩ならびにそれらの有機金属誘導体、そしてホス
フィン類及び第3アミン類がある。
【0044】殊に好ましい種類の触媒は、すず塩及び有
機すず塩、例えば酢酸第一すず、乳酸第一すず、オタン
酸第一すず、ラウリン酸第一すず、オレイン酸第一すず
、ステアリン酸第一すず、ジブチルすずジアセテート、
ジブチルすずジラウレート、ジブチルすずメルカプトプ
ロピオネート等である。
【0045】別の重要な種類の触媒は、窒素原子が芳香
族環に直結していない第3アミンである。第3アミン触
媒の例としては、トリエチルアミン、N,N,N′,N
′−テトラメチレンジアミン、N,N,N′,N′−テ
トラメチル−1,3−ブタンジアミン、ビス−2−ジメ
チルアミノエチルエーテル、N,N−ジメチルシクロヘ
キシルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、N−
メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、1,4−ジ
アザビシクロ−〔2.2.2〕オクタン等を挙げること
ができる。例えば、アンモニアまたはトリエタノールア
ミンのオキシアルキル化によって得られるポリエーテル
のような、第3アミノ基を含むポリオールは、自己触媒
性であることがあり、従って若干の場合には、追加の触
媒を存在させることなく、ジイソシアネート組成物と反
応させることができる。
【0046】1種またはそれ以上の金属塩または錯体と
1種またはそれ以上の第3アミンとの組合せは、特に有
効な触媒を与える。
【0047】イソシアネート反応性化合物としてポリア
ミンを使用するときには、触媒を用いないのが好ましい
ことがあるが、カルボン酸系触媒あるいはいずれのその
他の公知触媒の如き触媒の使用は可能である。
【0048】イソシアネートと脂肪族のイミンもしくは
エナミンとの反応のためのより特定的な触媒群には、カ
ルボン酸及びその前駆体(れいえば酸無水物)が包含さ
れるが、有機すず触媒、第3アミン、及び有機すずと第
3アミンとの組合せの使用も可能である。
【0049】カルボン酸系触媒の特定例としては、オレ
イン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、イソフタル
酸等がある。これらのタイプの触媒は米国特許第4,4
99,254号、同第4,487,908号及び同第4
,487,912号ならびに(イミン−イソシアネート
反応について)同第3,789,045号明細書に記載
されている。
【0050】一般に、プレポリマーが後続の処理(例え
ば発泡体形成工程)に必要とされる以上の触媒を含むこ
とは望ましくないが、公知の方法で過剰触媒を失活ない
し無効化する可能性は排除されるものではない。所望な
らば、あるいは必要ならば、触媒は、不活性溶媒中の溶
液の形で反応帯域中へ導入しうる。
【0051】当業者は、イソシアネート組成物のイソシ
アネート含量とイソシアネート反応性化合物の官能価及
び分子量とを知れば、任意の所望NCO含量のプレポリ
マーを得るために反応帯域へ支給されるべきこれらの反
応体の相対量を計算するのは容易であろう。2〜15重
量%の範囲内の最終NCO含量を達成するには、イソシ
アネート基とイソシアネート反応性基との初期の比は、
典型的には約3:1ないし約20:1の範囲内であろう
。好ましいプレポリマーは、3.5:1ないし15:1
、特に4:1ないし10.1の範囲内のイソシアネート
基:イソシアネート反応性基の初期比にある出発物質を
反応させて、4〜12重量%、特に5〜10重量%のN
CO含量のプレポリマーを生成させることにより製造で
きる。
【0052】本発明の方法において使用される反応帯域
の形態は、余り重要事項ではなく、適切な寸法の任意の
慣用装置が適当であろう。同様に、慣用の設備及び技法
が、イソシアネート組成物、イソシアネート反応性化合
物及び随意使用の触媒を反応帯域へ供給するために、ま
たプレポリマーを反応帯域から取り出すために使用でき
る。
【0053】一般に、イソシアネート組成物及びイソシ
アネート反応性化合物を、周囲温度またはその付近で反
応させ、周囲温度で固体でありうるいずれかの反応体(
例えば4,4′−MDI)を液化させる以外には反応体
または反応混合物に熱を加えないのが好ましい。
【0054】実際には、プレポリマーが直ちに次の工程
に付されるときには、冷却装置が必要とされることがあ
る。
【0055】熱が加えられるときには、反応体を高々8
0℃までに予熱し、さらに下流側では熱を加えないのが
好ましい。
【0056】本発明の方法で作られるプレポリマーは、
低蒸気圧を有する液状組成物である。これらはポリウレ
タン材の製造に使用でき、そして殊に軟質発泡体、特に
すぐれた引裂き及び引張り特性と共に高弾性を示す低温
硬化性、低密度軟質発泡体の製造用に適している。
【0057】発泡体を生成させるには、イソシアネート
末端付きプレポリマーを、必要により慣用添加剤の存在
下で、水と反応させる。そのような添加剤としては、触
媒(例えば前述の第3アミン及びすず化合物)、界面活
性剤及び泡安定剤(例えばシロキサン−オキシアルキレ
ン共重合体)、連鎖延長剤(例えば低分子量のジオール
、ジアミン及びジイミン)、架橋剤(例えばトリエタノ
ールアミン)、難燃剤、有機及び無機充填剤、顔料、及
び内部用剥型剤等がある。成型された発泡体またはスラ
ブ材状発泡体を、連続または断続生産法によって本発明
のプレポリマーから作ることができる。プレポリマーの
製造と発泡体生成工程とを結合して、全体の作業工程が
連続的に実施しうるようにできる。これらすべての製造
方式について、本発明プレポリマーは、それを適切な条
件下で熟成せしめることができるタンク中に貯蔵されう
る。プレポリマー製造工程と発泡体生成工程とが結合さ
れて全体が連続的に実施されるようになっている製造プ
ロセスにおいては、そのようなタンクは、プレポリマー
に所望の熟成度を与えるのに足りるプレポリマー滞留時
間を確保できるようでなければならない。
【0058】本発明の方法は、発泡体の製造に対して殊
に容易に適合される。従って、本発明の好ましい実施態
様においては、(A)有機ポリイソシアネート組成物と
少なくとも1000の平均分子量のイソシアネート反応
性化合物と、そして場合により触媒とを、2〜15重量
%の範囲内のNCO含量のプレポリマーの生成に適切で
ある上記両反応体の相対割合で、反応帯域に対して連続
的に送入し、(B)そのイソシアネート組成物とイソシ
アネート反応性化合物とをその反応帯域中で反応させて
、イソシアネート末端付きプレポリマーを生成させ、(
C)そのプレポリマーを反応帯域から連続的に取り出し
、(D)そのプレポリマーを発泡体生成帯域に対して送
入し、(E)その発泡体生成帯域において、プレポリマ
ーをイソシアネート反応性成分と反応させ、そして(F
)かくして得られる発泡体を回収する、工程からなる軟
質発泡体の製造方法が提供される。
【0059】この発泡体の製造方法の実施に際しては、
所望によりプレポリマーの冷却(例えば周囲温度までへ
の冷却)を、反応帯域から発泡体生成帯域までの移送中
に行なうことができる。発泡体生成帯域は、典型的には
、発泡体製造のための慣用設備、例えばミキシングヘッ
ドからなる。
【0060】本発明方法の特定な具体例によれば、プレ
ポリマーをポリウレタン発泡体の製造に用いられるもの
と同じ装置中で前述の適切な諸成分を混合することによ
り作る。このことは、同一のミキシングヘッドをプレポ
リマーの製造と発泡体生成反応とに使用することを意味
する。これを行なうには下記の処置を行なう。
【0061】(1)プレポリマーを反応帯域から連続的
に取り出し、これを連続的に貯蔵タンクに送入し;(2
)一旦所望量のプレポリマーが製造されたならば、反応
帯域への供給を封鎖し、同時に反応帯域からプレポリマ
ー貯蔵タンクへの供給も封鎖し; (3)次いでプレポリマー貯蔵タンクから同一反応帯域
への供給と、発泡体の製造に使用されるその他の諸成分
を保持している貯蔵タンク(複数)から同一反応帯域へ
の供給とを開始し;そして (4)同一反応帯内で軟質発泡体を生成させ、それを回
収する。
【0062】装置は、所望により、工程(2)及び(4
)の後に清浄化される。
【0063】充分な発泡体が製造されたならば、装置は
、再びプレポリマーの製造のために使用されうる。
【0064】プレポリマーの製造と発泡体の製造とのた
めに同一の反応帯域を使用すると、発泡体製造設備のプ
レポリマー製造反応器と別個に設置する必要がないとい
う利点がある。
【0065】従って、軟質発泡体反応器のより一層経済
的な使用が可能である。殊に一週間につき1〜4日だけ
使用されるスラブ状軟質発泡体製造機については、上記
方式は著しい節減を与え、発泡体が作られないときには
、その代りにプレポリマーを製造できる。
【0066】好ましい具体例においては、プレポリマー
を、少なくとも40重量%の水からなり、残部が連続延
長剤、架橋剤または慣用添加剤、及びポリウレタン発泡
体に使用される5重量%未満(イソシアネート反応性成
分を基準)であるイソシアネート反応性成分と反応させ
ることができる。典型的には少なくとも95重量%の水
分量が達成されうる。
【0067】さらには、発泡体生成帯域に対して、発泡
体製造において公知の1またはそれ以上の添加剤をも送
入できる。そのような添加剤は前述の通りである。しか
しながら、発泡体生成反応混合物がハロカーボン発泡剤
を実質的に含まないことが好ましい。すなわち発泡体処
方は、1%以上、好ましくは0.5%以上のハロカーボ
ン発泡剤、例えばトリクロルフルオロメタンを含まず、
発泡のうちの10%未満がハロカーボンによりもたらさ
れるようにするのが好ましい。
【0068】殊に好ましい発泡体製造方法においては、
プレポリマー以外にさらに第2のイソシアネート組成物
を発泡体生成帯域に送入する。イソシアネート末端付き
プレポリマーと組合せて使用しうるイソシアネート組成
物としては、プレポリマーの製造に関して前述した種々
のタイプのジフェニルメタンジイソシアネート組成物が
ある(ただし、それらが操作温度において液体であるこ
とを条件とする)。かくして、適当な組成物の例として
は、MDI異性混合物、好ましくは少なくとも60重量
%の4,4′−異性体含有)、MDI変性体、粗MDI
または高分子MDIがある。第2のジフェニルメタンジ
イソシアネート組成物は少なくとも25重量%、殊に少
なくとも30重量%のNCO含量であるのが好ましい。
【0069】特に好ましい発泡体処方においては、プレ
ポリマーはジフェニルメタンジイソシアネート組成物か
ら得られ、そして少なくとも25重量%のNCO含量の
第2のジフェニルメタンジイソシアネート組成物と組合
せて使用され、そのプレポリマー:第2MDI組成物の
比が2.3:1ないし100:1であり、プレポリマー
と第2MDI組成物が合せて20〜40重量%のメチレ
ン架橋ポリフェニルポリイソシアネートまたはその反応
残基と80〜60重量%のイソシアネート反応性物質の
反応残基とを含む。最も好ましくは、イソシアネート反
応性成分は、少なくとも95%の水を含み、そしてプレ
ポリマー及び第2MDI組成物と水性イソシアネート反
応性成分との重量比が100:1ないし1:100の範
囲内である。
【0070】本発明を以下実施例により例示する。
【0071】
【実施例1】80%の4,4′−MDI及び20%の2
,4′−MDIからなるMDIを54℃に予熱し、これ
を11.35kg/分の流量で、そして「Carado
l36.3」(商標:36のヒドロキシル価を有しそし
て13%のEO末端部を含む市販のグリセロール開始ポ
リオール)を42℃に予熱し、これを34kg/分の流
量で「バイキング(Viking)TC  1167」
(商標)スラブ材製造機に連続的に供給することにより
イソシアネート末端付きプレポリマーを製造した。その
ポリオールとポリイソシアネートとの重量比は、75:
25であった。混合速度は3000rpmであった。反
応混合物を、貯蔵タンクに連続的に供給し、そこで反応
混合物を周囲温度に冷却させた。ポリイソシアネート及
びポリオールの予熱を別として、他の加熱あるいは冷却
装置は使用しなかった。約500kgのプレポリマーを
製造した。貯蔵タンク中で3時間後、プレポリマーは室
温において6.37重量%のNCO含量を示した。
【0072】5日後、プレポリマーの粘度は6300m
Pa.sであった。
【0073】プレポリマーを製造した1日後に、同一の
装置を用いて軟質発泡体を作った。四つの異なる供給口
を介して下記の諸成分をそのミキシングヘッドに連続的
に供給した。
【0074】   上記製造プレポリマー             
         90重量部  NCO含量30.6
の高分子MDI          10重量部  水
                         
               1.9重量部  及び   市販触媒「Niax  A1」(商標)0.27重
量部及び  「Dabco  33LV(商標)  0
.4重量部からなる組成物。
【0075】その軟質発泡体は下記の性質を有した。
【0076】密度:                
                    43kg/
m3 硬質−挿入荷重撓み            40%(
ISO  2439B):144 硬質−圧縮力撓み              40%
(ISO  3386):3.1 弾性(球反撥%、ASTM  D−3573):50引
裂強さ(N/m,ASTM  D−3574):219
引張強度(kPa,ISO  1798):117伸率
(%,ISO  1798):160圧縮永久歪  7
5%(%,ISO  18568):6.2
【0077】
【実施例2】実施例1の操作を、下記の変更の下に繰り
返えした。
【0078】機械:「Secmer  R  280」
(商標) プレポリマー製造: OH価32及び13%EO末端付きのグリセロール開始
ポリオール、 ポリオール供給速度:20.76kg/分ポリイソシア
ネート供給速度:6.90kg/分ポリオール予熱  
        45℃ポリイソシアネート予熱  5
0℃ ミキサー速度            4得られたプレ
ポリマーは1日後、室温において7000mPa.sの
粘度と5.8重量%のNCO含量を有した。
【0079】軟質発泡体:上記プレポリマー及び実施例
1で用いた高分子MDIを4:1の重量比で含む組成物
122重量部;水3重量部;及び触媒「NiaxA1」
及び「Dabaco  33LV」を1:2の重量比で
含む組成物0.6重量部;を一緒にして混合することに
より、カップ中で発泡体を作った。
【0080】この発泡体は29kg/m3 の密度を有
した。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2〜15重量%のNCO含量のイソシ
    アネート末端付きプレポリマーの連続的製造方法であっ
    て: (A)有機ボリイソシアネート組成物と少なくとも10
    00の平均分子量のイソシアネート反応性化合物とを、
    上記範囲内のNCO含量のプレポリマーの生成のために
    適切な両者の相対割合で、反応帯域に対して連続的に送
    入し、(B)そのイソシアネート組成物とイソシアネー
    ト反応性化合物とをその反応帯域中で反応させて、イソ
    シアネート末端付きプレポリマーを生成させ、そして(
    C)そのプレポリマーを反応帯域から連続的に取り出す
    、工程からなる上記連続的製造方法。
  2. 【請求項2】  イソシアネート反応性化合物が2〜3
    の平均名目官能価及び2000〜8000の分子量を有
    する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】  固体反応体を液化させるため以外は、
    プレポリマー生成用反応体または反応混合物に対して熱
    を掛けない請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】  (A)有機ポリイソシアネート組成物
    と少なくとも1000の平均分子量のイソシアネート反
    応性化合物と、そして場合により触媒とを、2〜15重
    量%の範囲内のNCO含量のプレポリマーの生成に適切
    である上記両反応体の相対割合で、反応帯域に対して連
    続的に送入し、(B)そのイソシアネート組成物とイソ
    シアネート反応性化合物とをその反応帯域中で反応させ
    て、イソシアネート末端付きプレポリマーを生成させ、
    (C)そのプレポリマーを反応帯域から連続的に取り出
    し、(D)そのプレポリマーを発泡体生成帯域に対して
    送入し、(E)その発泡体生成帯域において、プレポリ
    マーをイソシアネート反応性成分と反応させ、そして(
    F)かくして得られる発泡体を回収する、工程からなる
    軟質発泡体の製造方法。
  5. 【請求項5】  イソシアネート反応性成分が、少なく
    とも40重量%の水を含み、その残部は連鎖延長剤、架
    橋剤、慣用添加剤及び、ポリウレタン発泡体の生成に慣
    用されるポリオール5重量%末端である請求項4の方法
  6. 【請求項6】  イソシアネート反応性成分が少なくも
    と95重量%の水からなる請求項4の方法。
  7. 【請求項7】  発泡体生成用反応混合物は、実質的に
    ハロカーボン発泡剤を含まない請求項4の方法。
  8. 【請求項8】  プレポリマー以外に、第2のイソシア
    ネート組成物を発泡体生成帯域へ送入する請求項4の方
    法。
  9. 【請求項9】  第2のイソシアネート組成物は少なく
    とも25重量%のNCO含量である請求項8の方法。
  10. 【請求項10】  第2のイソシアネート組成物は、プ
    レポリマーとは別個に発泡体生成帯域に送入する請求項
    8の方法。
  11. 【請求項11】  プレポリマーはジフェニルメタンジ
    イソシアネート組成物から作られ、そして少なくとも2
    5重量%のNCO含量を有する第2のジフェニルメタン
    ジイソシアネート組成物と組合せて用いられ;プレポリ
    マーと第2のジフェニルメタンジイソシアネート組成物
    との重量比は2.3:1ないし100:1の範囲内であ
    り、プレポリマーと第2のジフェニルメタンジイソシア
    ネート組成物とは一緒に、20〜40重量%のメチレン
    架橋ポリフェニルポリイソシアネートまたはその反応済
    残分及び80〜60重量%のイソシアネート反応性物質
    の反応済残分を含み;イソシアネート反応性成分は、少
    なくとも95重量%の水を含み、そしてプレポリマー及
    び第2のジフェニルメタンジイソシアネートと水性イソ
    シアネート反応性成分との重量比は100:10ないし
    100:1の範囲内である請求項4の方法。
  12. 【請求項12】  イソシアネート末端付きプレポリマ
    ー生成のための反応帯域を、発泡体生成帯域としても使
    用する請求項4〜11のいずれかの方法。
  13. 【請求項13】  工程(D)、(E)、及び(F)が
    連続的に実施される請求項4〜11のいずれかの方法。
  14. 【請求項14】  プレポリマーを反応帯域から発泡体
    生成帯域へ連続的に移行する請求項13の方法。
JP26199091A 1990-10-12 1991-10-09 イソシアネート末端付きプレポリマーの製造方法 Expired - Lifetime JP3227185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9022184:7 1990-10-12
GB909022184A GB9022184D0 (en) 1990-10-12 1990-10-12 Chemical process
GB909022185A GB9022185D0 (en) 1990-10-12 1990-10-12 Chemical process
GB9022185:4 1990-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04283215A true JPH04283215A (ja) 1992-10-08
JP3227185B2 JP3227185B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=26297791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26199091A Expired - Lifetime JP3227185B2 (ja) 1990-10-12 1991-10-09 イソシアネート末端付きプレポリマーの製造方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5278274A (ja)
EP (2) EP0722962B1 (ja)
JP (1) JP3227185B2 (ja)
AT (2) ATE166366T1 (ja)
DE (2) DE69132613T2 (ja)
DK (2) DK0480588T3 (ja)
ES (2) ES2158176T3 (ja)
GR (1) GR3035922T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516905A (ja) * 2014-06-06 2017-06-22 コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag 安定なプレポリマーの連続製造のための方法

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4217365A1 (de) * 1992-05-26 1993-12-02 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von thermoplastisch verarbeitbaren Polyurethan-Elastomeren durch einen mehrstufigen Prozeß
DE59307600D1 (de) * 1992-11-16 1997-12-04 Bayer Ag Kontinuierliches Verfahren zur Umsatzsteuerung von Polyurethan-Prepolymeren durch teilweise Vermischung des Prepolymeren mit den Monomeren
GB9320874D0 (en) * 1993-10-11 1993-12-01 Ici Plc Recycling of flexible foam
US5700847A (en) * 1995-12-04 1997-12-23 Arco Chemical Technology, L.P. Molded polyurethane foam with enhanced physical properties
US5668191A (en) * 1995-12-21 1997-09-16 Arco Chemical Technology, L.P. One-shot cold molded flexible polyurethane foam from low primary hydroxyl polyols and process for the preparation thereof
DE19823393A1 (de) 1998-05-26 1999-12-02 Basf Ag Isocyanatgruppenhaltige Prepolymere und Verfahren zu ihrer Herstellung
US6051622A (en) * 1998-09-17 2000-04-18 Arco Chemical Technology, L.P. Low resilience, low frequency molded polyurethane foam
UA101169C2 (ru) * 2007-10-26 2013-03-11 Басф Се Полиуретановое связующее средство для ламинатов, ламинат, который содержит полиуретановое связующее средство для ламинатов, и лыжи или сноуборды, которые содержат ламинат
JP5699338B2 (ja) * 2009-02-13 2015-04-08 ジョージ・エル・キャッスル “デッドバンド”排除をもつトルクレンチ及び改善されたトルク監視システム
DE102011050220A1 (de) 2011-05-09 2012-11-15 Bayer Materialscience Aktiengesellschaft Schwach modifizierte Präpolymere und ihre Anwendungen
DE102010027052A1 (de) * 2010-07-13 2012-01-19 Bayer Materialscience Ag Verfahren zur Herstellung von isocyanatgruppenhaltigen Polyurethan-Präpolymeren
WO2012007418A1 (de) 2010-07-13 2012-01-19 Bayer Materialscience Ag Schwach modifizierte präpolymere und ihre anwendungen
WO2020201171A1 (de) 2019-04-01 2020-10-08 Basf Se Kontinuierliche herstellung von polyurethan-prepolymeren

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE237177C (ja) *
BE581667A (ja) * 1958-08-15
US3654370A (en) * 1970-08-28 1972-04-04 Jefferson Chem Co Inc Process for preparing polyoxyalkylene polyamines
CA1042600A (en) * 1972-05-03 1978-11-14 Louis L. Wood Crosslinked hydrophilic polyurethane foams
US3789045A (en) * 1972-11-13 1974-01-29 Gen Mills Chem Inc Reaction of polyisocyanates with compounds containing blocked amine groups in the presence of acids or metal salts of acids
GB1548370A (en) * 1975-06-24 1979-07-11 Ici Ltd Polyurea foams
JPS53128714A (en) * 1977-04-15 1978-11-10 Oki Electric Ind Co Ltd Pulse motor driving system
DE2965564D1 (en) * 1978-05-30 1983-07-07 Ici Plc Process for the manufacture of polyurea foams
US4214965A (en) * 1979-01-11 1980-07-29 Polychrome Corporation Polymers and process for their preparation
EP0022617B2 (en) * 1979-07-11 1991-09-25 Imperial Chemical Industries Plc Polyisocyanate compositions and their use in the preparation of polyurethane foams
US4297444A (en) * 1980-02-11 1981-10-27 Texaco Development Corp. Process for rim elastomers with superior high temperature dimensional stability
GB2127031B (en) * 1982-09-17 1985-11-20 Ici Plc Polyurea dispersions in organic isocyanates
DE3241450A1 (de) * 1982-11-10 1984-05-10 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Fluessige urethangruppen enthaltende polyisocyanatmischungen auf diphenylmethan-diisocyanat-basis, verfahren zu deren herstellung und deren verwendung zur herstellung von polyurethan-weichschaumstoffen
DE3402698A1 (de) * 1984-01-26 1985-08-08 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur herstellung von fuellstoffhaltigen polyurethan (harnstoff)-massen, fuellstoffhaltige polyurethan(harnstoff)-massen und ihre verwendung
US4487908A (en) * 1984-02-13 1984-12-11 Texaco Inc. Reaction injection molded elastomers containing anhydrides
US4499254A (en) * 1984-02-13 1985-02-12 Texaco Inc. Reaction injection molded elastomers containing high molecular weight organic acids
US4487912A (en) * 1984-02-13 1984-12-11 Texaco Inc. Reaction injection molded elastomers containing acid amides
US4552903A (en) * 1984-12-24 1985-11-12 The Dow Chemical Company Flexible polyurethane foams prepared from cotrimers of alkylene-bridged polyphenylene polyisocyanates
DE3519692A1 (de) * 1985-06-01 1986-12-04 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von elastischen polyurethan-weichschaumstoffen und auf diese weise hergestellte formkoerper
JPH01149817A (ja) * 1987-12-08 1989-06-12 Asahi Glass Co Ltd 発泡合成樹脂の製造方法
DE3818769A1 (de) * 1988-06-02 1989-12-07 Bayer Ag Fluessige polyisocyanatmischungen, ein verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung zur herstellung von polyurethan-weichschaumstoffen
US5079276A (en) * 1988-07-20 1992-01-07 Human Industry Corporation Method of manufacturing polyurethane foam
US4906672A (en) * 1988-07-29 1990-03-06 Pmc, Inc. Blowing agents for polyurethane foam
JPH0739506B2 (ja) * 1988-09-30 1995-05-01 三菱重工業株式会社 形状記憶ポリマー発泡体
US4940750A (en) * 1989-04-28 1990-07-10 Bayer Aktiengesellschaft Continuous process for the production of powdered polyisocyanate addition products and the powders produced therefrom
US5037864A (en) * 1989-07-11 1991-08-06 The Dow Chemical Company Semi-continuous process for the preparation of polyurethane-urea aqueous dispersions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017516905A (ja) * 2014-06-06 2017-06-22 コベストロ、ドイチュラント、アクチエンゲゼルシャフトCovestro Deutschland Ag 安定なプレポリマーの連続製造のための方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3227185B2 (ja) 2001-11-12
DE69129434D1 (de) 1998-06-25
ES2116278T3 (es) 1998-07-16
ATE166366T1 (de) 1998-06-15
EP0480588A2 (en) 1992-04-15
EP0722962A3 (en) 1996-09-11
GR3035922T3 (en) 2001-08-31
ATE201219T1 (de) 2001-06-15
EP0722962A2 (en) 1996-07-24
DE69129434T2 (de) 1998-10-01
DE69132613T2 (de) 2001-10-18
DE69132613D1 (de) 2001-06-21
EP0480588B1 (en) 1998-05-20
US5278274A (en) 1994-01-11
EP0480588A3 (en) 1992-11-25
DK0480588T3 (da) 1999-03-08
DK0722962T3 (da) 2001-07-30
ES2158176T3 (es) 2001-09-01
EP0722962B1 (en) 2001-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5070114A (en) Isocyanate composition and process for making flexible foams therefrom
JP3106150B2 (ja) 軟質高分子発泡体の製法
EP0428258B1 (en) Manufacture of fire retardant foams
JP3227185B2 (ja) イソシアネート末端付きプレポリマーの製造方法
US10301419B2 (en) Method for making propylene oxide/ethylene oxide copolymers using double metal cyanide catalysts, and copolymers so made
US4906720A (en) Polyisocyanate prepolymer compositions and the use thereof in the preparation of polyurethanes
JP3145147B2 (ja) ポリウレタン/ポリ尿素軟質発泡体の製造方法
JP3261202B2 (ja) 柔軟なフォームの製造方法
US5558917A (en) Polyurethane carpet backing process based on polymeric MDI quasi-prepolymers
US20030212236A1 (en) Process for producing polyurethane elastomer
EP0500214B1 (en) Process for preparing foams
JPH01315467A (ja) 内部離型剤組成物
EP0701578B1 (en) Method for the preparation of flexible polymeric foams
WO2001083577A2 (en) Process for producing polyurethane elastomer
JPH07188370A (ja) 末端イソシアナートプレポリマーの製造方法
JPH07188369A (ja) 末端イソシアナートプレポリマーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010727

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070831

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090831

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831

Year of fee payment: 11