JP4918290B2 - パルプモールド緩衝材 - Google Patents
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Description
このものでは、複数の突起部(21)で被梱包物を点状に支えることにより、良好なクッション性が得られると共に、被梱包物の重量に見合った数の突起部(21)を板状体(20)に設けることにより、充分な剛性も期待できる。
又、予め、立体構造体に製造しておくことも可能であるが、立体構造体のままでは、積層効率が悪く、在庫の保管時や運搬時に嵩高になるといった不都合がある。
前記切り込み線と同一線上に連続するように、第1折り曲げ線が設けられると共に、前記切り込み線の閉塞端部を通り且つ前記第1折り曲げ線に直角な第2折り曲げ線が形成され、
前記切り込み線の両側に位置する各部分を第1、第2緩衝部とすると共に、これら第1、第2緩衝部は、前記立体的に組み立てた状態にて、全域的に重なり合って二重構造を形成する構成とし、
前記第1、第2緩衝部の一方には、両者を重ね合わせたときに、他方に設けられている前記突起部の全てに係合する係合部が設けられ、
前記突起部は、先端に向かって縮径されるキャップ状に形成され、
前記係合部は、前記突起部に内嵌可能な大きさ形状の小突起とし、
前記第1、第2折り曲げ線に沿って前記板状体を折り曲げる折り曲げ方向は、前記突起部及び前記小突起が全て外側に突出する方向に設定されていることを特徴とする。
又、板状体を第1、第2折り曲げ線に沿って折り曲げ易くするために、後述の請求項2に係る発明のパルプモールド緩衝材のように、第1、第2折り曲げ線に沿って溝を設けるほか、ミシン目を形成したり、プレスにより薄肉に形成したりしておくと良い。
この立体構造体を被梱包物と共に外箱内に収納すると、立体構造体のうち、突起部が突出していない板状体の内面で被梱包物のコーナ部等を覆うように支持することができると共に、前記板状体の外面は外箱の内面から突起部の高さだけ離れて位置し、被梱包物は前記突起部によって点状に支持される梱包態様となる。
本発明の第1番目の実施の形態のパルプモールド緩衝材は、被梱包物として、給湯器設置用のボックス(3)を梱包するためのパルプモールド緩衝材(1)に実施したものであり、図1はパルプモールド緩衝材(1)を用いて、金属製のボックス(3)を外箱(31)に収納させる様子を示す分解斜視図である。
ボックス(3)は上方に扉(30)が位置するように横倒しにした状態で梱包され、そのときに下面となる背面の各コーナ部(3a)にパルプモールドを組み立ててなる緩衝材(1)が用いられる。
これにより、第1、第2折り曲げ線(11)(12)及び切り込み線(13)を境界線として、板状体(10)は4つの部分に分けられ、切り込み線(13)の両側に位置する各部分を第1、第2緩衝部(10a)(10b)とすると共に、第1緩衝部(10a)に第2折り曲げ線(12)を介して連続している部分を、第3緩衝部(10c)、同じように、第2緩衝部(10b)に第2折り曲げ線(12)を介して連続している部分を、第4緩衝部(10d)とする。
これにより、パルプモールド緩衝材(1)は、図1に示すような、相互に直角に位置する第3緩衝部(10c)、第4緩衝部(10d)、及び底部(16)の3部分からなり、且つ、第3緩衝部(10c)、第4緩衝部(10d)、及び底部(16)の全てから、突起部(14)が外方に向って突出する形状の立体構造体に組み立てられることとなる。
これにより、ボックス(3)の背面の各コーナ部(3a)が下緩衝板(32)とパルプモールド緩衝材(1)とで保護された態様で外箱(31)内に収納される。コーナ部(3a)の2つの側面は、第3、第4緩衝部(10c)(10d)にそれぞれ6個ずつ突設されている突起部(14)によって支持されると同時に、コーナ部(3a)の下面は、二重の板状体(10)と小突起(15)を内嵌させた4つの突起部(14)によって支持される。
このものは、上述した第1番目の実施の形態のものと同様な、中空キャップ状の突起部(14)及び小突起(15)を多数突出させた略長方形状の板状体(10)からなるものであり、板状体(10)の短辺(17)及び長辺(18)に平行に第1、第2折り曲げ線(11)(12)がそれぞれ所定の間隔をおいて2本ずつ設けられていると共に、各第1、第2折り曲げ線(11)(12)の4つの交点から第1折り曲げ線(11)の延長線上に沿って、板状体(10)の両長辺(18)(18)に開放する4本の切り込み線(13)が形成されている。
この実施の形態では、各第1緩衝部(10a)に小突起(15)を4つずつ設けていると共に、第2緩衝部(10b)には、8つの突起部(14)を設けている。
このものでは、図6に示すように、例えば、矩形状の被梱包体(4)の一端の4つのコーナ部全てを覆うように前記一端に装着させて使用することができる。
この実施の形態のパルプモールド緩衝材(1)は、上述した第1番目の実施の形態で採用したパルプモールド緩衝材(1)の第3、第4緩衝部(10c)(10d)の両側に、第2折り曲げ線(12)を介して、第1、第2緩衝部(10a)(10b)をそれぞれ連続させた構成であり、第1、第2緩衝部(10a)(10b)間には、それぞれ切り込み線(13)が形成されている。このものでは、第1、第2折り曲げ線(11)(12)を折り曲げて、立体構造体に組み立てると、第3、第4緩衝部(10c)(10d)からなる断面略L字状体の両端に、第1、第2緩衝部(10a)(10b)からなる二重構造の上下面が庇状に形成される態様となり、図8に示すように、例えば、矩形状の被梱包体(4)の一端の2つのコーナ部を覆うように装着させて使用することができる。
尚、少なくとも一つの小突起(15)と突起部(14)との嵌合により、両者を抜け止め状態に維持できる。
尚、上記実施の形態では、板状体(10)の折り曲げ方向を突起部(14)や小突起(15)が外側に突出する方向に設定したが、内側に突出する方向に折り曲げて良い。
(10)・・・・・・板状体
(10a) ・・・・・第1緩衝部
(10b) ・・・・・第2緩衝部
(11)・・・・・・第1折り曲げ線
(12)・・・・・・第2折り曲げ線
(13)・・・・・・切り込み線
(14)・・・・・・突起部
(15)・・・・・・係合部(小突起)
Claims (2)
- パルプモールド製の板状体から中空の突起部を複数突出させた構成のパルプモールド緩衝材であって、前記板状体を折り曲げることによって立体的に組み立て可能としたパルプモールド緩衝材において、
前記板状体の一辺から所定長さ切り込んで前記一辺に開放する切り込み線を形成し、
前記切り込み線と同一線上に連続するように、第1折り曲げ線が設けられると共に、前記切り込み線の閉塞端部を通り且つ前記第1折り曲げ線に直角な第2折り曲げ線が形成され、
前記切り込み線の両側に位置する各部分を第1、第2緩衝部とすると共に、これら第1、第2緩衝部は、前記立体的に組み立てた状態にて、全域的に重なり合って二重構造を形成する構成とし、
前記第1、第2緩衝部の一方には、両者を重ね合わせたときに、他方に設けられている前記突起部の全てに係合する係合部が設けられ、
前記突起部は、先端に向かって縮径されるキャップ状に形成され、
前記係合部は、前記突起部に内嵌可能な大きさ形状の小突起とし、
前記第1、第2折り曲げ線に沿って前記板状体を折り曲げる折り曲げ方向は、前記突起部及び前記小突起が全て外側に突出する方向に設定されていることを特徴とするパルプモールド緩衝材。 - 請求項1に記載のパルプモールド緩衝材において、前記第1、第2折り曲げ線に沿って溝を設けたことを特徴とするパルプモールド緩衝材。
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