JP2002538328A - 洗濯及び洗浄方法 - Google Patents

洗濯及び洗浄方法

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JP2002538328A
JP2002538328A JP2000603334A JP2000603334A JP2002538328A JP 2002538328 A JP2002538328 A JP 2002538328A JP 2000603334 A JP2000603334 A JP 2000603334A JP 2000603334 A JP2000603334 A JP 2000603334A JP 2002538328 A JP2002538328 A JP 2002538328A
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シュリングロフ,グンター
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Abstract

(57)【要約】 洗濯及び洗浄プロセスの範囲に入る漂白プロセスであって、過酸化物を含有する洗濯及び洗浄剤を含む対応する浴に、1L当たり1〜500μmolを、サレン型の化合物1種又は2種以上を添加することを特徴する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維材料を処理するとき過酸化水素の漂白作用を顕著に改善し、同
時に繊維と染色物に実質的な損傷を引き起こすことのない新規な触媒に関し、そ
してこれらの触媒を含む洗濯及び洗浄剤処方、並びにそのような洗濯及び洗浄剤
処方を用いた生地の洗浄及び/又は漂白方法に関する。
【従来の技術】
【0002】 過酸化物を含有する漂白剤は、洗濯及び洗浄プロセスにおいて長期にわたり使
用されている。これらの作用は、90℃以上の浴温では優れている。しかし、温
度が下がると、その性能は目立って低下する。種々の遷移金属イオンは、このよ
うなカチオンを含む適切な塩又は配位化合物の形で加えられ、H22の分解を触
媒作用することは知られている。そのようにして、比較的低温では不充分な、H 22の又はH22放出前駆体の漂白作用、及び他の過酸化合物の漂白作用を増大
させることが可能である。単にカタラーゼ様の不均化をもたらすというよりは基
質を酸化する傾向を増大させるように、過酸化物を活性化する、遷移金属イオン
とリガンドの組合せだけが実際上重要である。本ケースでは望ましくない前者の
型の活性化は、低温では不充分なH22及びその誘導体の漂白効果を更に損なわ
せることがある。
【0003】 漂白に有効なH22活性化に関して、種々のリガンド、特に1,4,7−トリ
メチル−1,4,7−トリアザシクロノナン及び場合により酸素含有性の架橋リ
ガンドとのマンガンの単核及び多核の様々な錯体は、特に有効であると現在考え
られている。このような触媒は、実際の条件下で充分に安定であり、そして生態
学的に無害な金属カチオンであるMn(n+)を含む。しかし、残念ながら、これら
の使用は、染料及び繊維への相当な損傷を伴う。これに対し、本発明により使用
される触媒は、洗濯品に実質的な損傷を引き起こすことなく、H22の漂白活性
を顕著に増大させることができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明は、過酸化物を含有する洗濯及び洗浄剤を含む浴(liquor
)に、式:
【0005】
【化11】
【0006】 {上記中、 nは、0、1、2又は3であり、 mは、1、2又は3であり、 R4は、水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C4アルキルであり、 R8は、水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C4アルキルであり、 Yは、式:−〔C(R42r−(ここで、rは、1〜8の整数であり、該R4 基は、それぞれ互いに独立して、上記と同義である)で示される直鎖状若しくは
分岐状のアルキレン基; −CX=CX−〔ここで、Xは、シアノ、直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アル
キル又はジ(直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル)アミノである〕; −(CH2q−NR4−(CH2q−(ここで、R4は、上記と同義であり、qは
、1、2、3又は4である); 又は式:
【0007】
【化12】
【0008】 で示される1,2−シクロヘキシレン基、若しくは式:
【0009】
【化13】
【0010】 で示される1,2−アリール基 (ここで、R9は、水素、SO3H、CH2OH、又はCH2NH2である) であり、 R及びR1は、それぞれ互いに独立して、シアノ、ハロゲン、OR4若しくはC
OOR4(ここで、R4は、上記と同義である)、ニトロ、直鎖状若しくは分岐状
のC1〜C8アルキル、部分的にフッ素化又は過フッ素化された直鎖状若しくは分
岐状のC1〜C8アルキル、NR56(ここで、R5及びR6は、同一又は異なって
いて、それぞれ水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C12アルキルである)、
又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル−R7〔ここで、R7は、NH2
OR4、COOR4若しくはNR56(これは上記と同義である)である〕、又は
−CH2−N+467若しくは−N+456(ここで、R4、R5及びR6は、
上記と同義である)であり、 R2及びR3は、それぞれ互いに独立して、水素、直鎖状若しくは分岐状のC1
〜C4アルキル、又は非置換のアリールであるか、シアノ、ハロゲン、OR4又は
COOR4(ここで、R4は、水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C4アルキル
である)によるか、ニトロ、直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル、NHR 5 若しくはNR56(ここで、R5及びR6は、同一又は異なっていて、それぞれ
水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C12アルキルである)によるか、直鎖状
若しくは分岐状のC1〜C8アルキル−R7〔ここで、R7は、NH2、OR4、CO
OR4若しくはNR56(これは上記と同義である)である〕によるか、−N+ 456(ここで、R4、R5及びR6は、上記と同義である)により置換されてい
るアリールである} で示される化合物を、浴1L当たり1〜500μmol添加することを含む、洗濯及
び洗浄方法に関する。
【0011】 洗濯及び洗浄浴に、式(1)又は(2)の化合物を、浴1L当たり5〜350
μmol、好適には10〜250μmol添加することが好ましい。
【0012】 式(1)の化合物において、R及び/又はR1が、−N+456であるか、
2及び/又はR3が、−N+456で置換されているアリール(ここで、R4
、R5及びR6は、上記と同義である)であるならば、−N+456基での正の
電荷を均一化するのに好適なアニオンは、クロリド、ブロミド及びヨージドのよ
うなハライド、ペルクロラート、スルファート、ニトラート、ヒドロキシド、B
4 -、PF6 -、カルボキシラート、アセタート、トシラート及びトリフラートで
ある。ブロミド、クロリド及びヨージドが好ましい。
【0013】 nが2又は3である式(1)の化合物において、R基は、同一であっても、又
は異なっていてもよい。mが2又は3である式(1)の化合物におけるR1基に
も、同じことをあてはめることができる。
【0014】 Yが、1,2−シクロヘキシレン基を意味するとき、いかなる立体異性体シス
/トランス形であってもよい。
【0015】 Yは、式:−(CH2r−(ここで、rは、1〜8の整数である)、又は−C
(R42−(CH2p−C(R42−(ここで、pは、0〜6の数であり、好ま
しくは0〜3であり、そして該R4基は、それぞれ互いに独立して、水素又はC1 〜C4アルキル、好ましくは水素又はメチルである)で示される基、又は式:
【0016】
【化14】 で示される1,2−シクロヘキシレン基、若しくは式:
【0017】
【化15】
【0018】 で示される1,2−フェニレン基であることが好ましい。
【0019】 ハロゲンは、クロロ、ブロモ又はフルオロが好ましい。クロロが、特に好まし
い。
【0020】 n又はmが1であるとき、該R又はR1基は、対応するベンゼン環の4−位に
あることが好ましいが、R又はR1がニトロ又はCOOR4ではない限りである。
そのような場合、該R又はR1基は、5−位にあることが好ましい。R又はR1
−N+456である場合、該R又はR1基は、4−又は5−位にあることが好
ましい。
【0021】 n又はmが2であるとき、該R又はR1の二つの基は、対応するベンゼン環の
4,6−位にあることが好ましいが、R又はR1がニトロ又はCOOR5ではない
限りである。そのような場合、該R又はR1基は、3,5−位にあることが好ま
しい。
【0022】 R又はR1がジ(C1〜C12アルキル)アミノであるとき、該アルキル基は直鎖
状若しくは分岐状であってもよい。該アルキル基は、炭素原子を1〜8個含むこ
とが好ましく、1〜3個含むことがより好ましい。
【0023】 R及びR1は、水素、OR4、COOR4、N(R42又は−N+(R43(ここ
で、N(R42又は−N+(R43における該R4基は、異なっていてもよく、そ
して水素又はC1〜C4アルキル、好ましくはメチル、エチル又はイソプロピルで
ある)であることが好ましい。
【0024】 R2及びR3は、水素、メチル、エチル又は非置換のフェニルであることが好ま
しい。
【0025】 式(2)の化合物において、R8が水素であるものが特に好ましい。
【0026】 アリールは、典型的には、ナフチル、又は好ましくはフェニルである。
【0027】 本発明の新規な方法で用いるのに特に重要な化合物は、式:
【0028】
【化16】
【0029】
【化17】
【0030】
【化18】
【0031】
【化19】
【0032】 で示されるものである。
【0033】 式(1)及び(2)の化合物は、公知であるか、又はそれ自体公知の方法で製
造することができる。一般的な調製方法は、米国特許第5,281,578号明
細書中及びBernardo et al., Inorg. Chem. 35 (1996) 387に記載されている。
【0034】 式(1)又は(2)の化合物は、単独で、或いは2種以上の式(1)又は(2
)の化合物との混合物として用いることができる。
【0035】 また、式(1)又は(2)の化合物を、遷移金属の塩又は錯体、例えば、マン
ガン、鉄、コバルト若しくは銅の塩又は化合物と一緒に用いることもできる。適
切なものは、例えば、欧州特許出願第98810870.0号及び988102
89.3号に記載されたサレン錯体である。
【0036】 本発明は、また、 I)5〜90%、好ましくは5〜70%のアニオン性界面活性剤(A)及び/又
は非イオン性界面活性剤(B)、 II)50〜70%、好ましくは5〜50%、より好ましくは5〜40%のビル
ダー物質(C)、 III)0.1〜30%、好ましくは1〜12%の過酸化物(D)、並びに IV)洗濯又は洗浄プロセスで、1〜500μモル濃度、好ましくは5〜350
μモル濃度、より好ましくは10〜250μモル濃度の溶液が得られる量の、式
(1)又は(2)の化合物 を含む洗濯及び洗浄剤に関する。
【0037】 本発明の洗濯及び洗浄剤は、固体又は液体の形態、例えば液体の形態では、5
重量%以下、好ましくは0〜1重量%の水を含む非水性の剤であってよく、そし
てとりわけGB-A-2,158,454に記載されているような、非イオン性界面活性剤中の
ビルダー物質の懸濁液をベースとしていてもよい。
【0038】 しかし、この洗濯及び洗浄剤は、好ましくは粉末又は顆粒の形態であり、例え
ば、最初に成分(D)及び(E)を除く上述の全成分を含む水性スラリーをスプ
レー乾燥することにより出発粉末を調製し、次に乾燥成分(D)及び(E)を加
えて、これら全部の成分を混合することにより調製することができる。また、成
分(E)を、成分(A)、(B)及び(C)を含む水性スラリーに加え、そして
この混合物をスプレー乾燥した後、成分(D)をこの乾燥混合物と混合すること
も可能である。
【0039】 更に、成分(A)及び(C)を含むが、成分(B)を全然含まないか、一部分
にのみ含む水性スラリーから出発することも可能である。このスラリーをスプレ
ー乾燥後、成分(E)を成分(B)と混合してこれに加え、そして次に成分(D
)を乾燥物に混合する。
【0040】 アニオン性界面活性剤(A)は、例えば、スルファート、スルホナート若しく
はカルボキシラート界面活性剤、又はその混合物であってよい。好ましいスルフ
ァートは、場合によりアルキルエトキシスルファート(このアルキル基は、10
〜20個の炭素原子を含む)と組み合わせられた、アルキル基に12〜22個の
炭素原子を有するものである。
【0041】 好ましいスルホナートは、例えば、アルキル基に9〜15個の炭素原子を有す
るアルキルベンゼンスルホナートである。アニオン性界面活性剤中のカチオンは
、好ましくはアルカリ金属カチオン、より好ましくはナトリウムである。
【0042】 好ましいカルボキシラートは、式:R−CO−N(R1)−CH2COOM1
式中、Rは、アルキル又はアルケニル基に8〜18個の炭素原子を有する、アル
キル又はアルケニルであり、R1は、C1〜C4アルキルであり、そしてM1は、ア
ルカリ金属である〕で示されるサルコシン酸アルカリ金属である。
【0043】 非イオン性界面活性剤(B)は、例えば、エチレンオキシド3〜8molと9〜
15個の炭素原子を含む第一級アルコール1molとの縮合生成物であってもよい
【0044】 適切なビルダー物質(C)は、例えば、リン酸アルカリ金属、特にトリポリリ
ン酸塩、炭酸塩若しくは炭酸水素塩、特にこれらのナトリウム塩、シリカート、
ケイ酸アルミニウム、ポリカルボキシラート、ポリカルボン酸、有機ホスホナー
ト、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホナート)又はこれらの化合物の混
合物である。
【0045】 特に適切なシリカートは、式:NaHSit2t+1・pH2O又はNa2Sit 2t+1 ・pH2O〔式中、tは、1.9〜4の数であり、そしてpは、0〜20の
数である〕で示される結晶層シリカートのナトリウム塩である。
【0046】 ケイ酸アルミニウムの中で、好ましいものは、ゼオライトA、B、X及びHS
の名称の下で市販されているもの、並びに2つ以上のこのような成分を含む混合
物である。
【0047】 ポリカルボキシラートの中で、好ましいものは、ポリヒドロキシカルボキシラ
ート、特にシトラート、並びにアクリラート及び無水マレイン酸とのそのコポリ
マーである。好ましいポリカルボン酸は、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四
酢酸、及びエチレンジアミンジスクシナート(ラセミ形と(S,S)形の両方)
である。
【0048】 特に適切なホスホナート又はアミノアルキレンポリ(アルキレンホスホナート
)は、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、ニトリロトリス(メチレ
ンホスホン酸)、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸及びジエチレント
リアミンペンタメチレンホスホン酸のアルカリ金属塩である。
【0049】 適切な過酸化物成分(D)としては、文献において公知であり市販の有機及び
無機過酸化物、例えば、通例の洗濯温度、例えば10〜95℃で繊維材料を漂白
するものが考慮される。
【0050】 有機過酸化物は、例えば、モノ−又はポリ−過酸化物、特に、フタルイミドペ
ルオキシカプロン酸、ペルオキシ安息香酸、ジペルオキシドデカン二酸、ジペル
オキシノナン二酸、ジペルオキシデカン二酸、ジペルオキシフタル酸又はこれら
の塩のような、有機過酸又はその塩である。
【0051】 しかしながら、例えば、ペルスルファート、ペルボラート、ペルカルボナート
又はペルシリカートのような無機過酸化物を使用することが好ましい。また当然
ながら、無機及び/又は有機過酸化物の混合物を使用することも可能である。過
酸化物は、種々の結晶形で存在することができ、異なる含水量を有してもよく、
そしてこれらはまた、その貯蔵安定性を改善するために他の無機又は有機化合物
と一緒に使用することができる。
【0052】 過酸化物は、洗濯及び洗浄剤に、好ましくは、例えば、スクリューフィーダー
系及び/又は流動床混合機を使用して、成分を混合することにより加えられる。
【0053】 本発明の新規な組合せに加え、洗濯及び洗浄剤は、1つ以上の蛍光増白剤、例
えば、ビス−トリアジニルアミノスチルベンジスルホン酸、ビス−トリアゾリル
スチルベンジスルホン酸、ビス−スチリルビフェニル若しくはビス−ベンゾフラ
ニルビフェニル、ビス−ベンゾオキサリル誘導体、ビス−ベンゾイミダゾリル誘
導体、クマリン誘導体又はピラゾリン誘導体のクラスからのものを含んでもよい
【0054】 洗濯及び洗浄組成物は、また、汚染のための沈降防止剤、例えば、カルボキシ
メチルセルロースナトリウム、pH調節剤、例えば、アルカリ金属又はアルカリ
土類金属のケイ酸塩、発泡調節剤、例えば、石鹸、スプレー乾燥及び顆粒化性を
制御するための塩、例えば、硫酸ナトリウム、芳香剤、並びに場合により静電防
止剤及び柔軟剤、アミラーゼのような酵素、漂白剤、TAED(テトラアセチル
エチレンジアミン)若しくはSNOBS(ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸
ナトリウム)のような漂白促進剤、顔料及び/又は色直し剤(shading agent)
を含んでもよい。これらの成分は、当然ながら、使用される漂白剤に対して安定
でなければならない。
【0055】 本発明の新規な洗濯及び洗浄剤への更に別の好ましい添加剤は、洗濯中に、洗
濯条件下で繊維から分離して、そして浴中に存在する染料によって繊維が汚れる
のを防ぐポリマーである。このようなポリマーは、好ましくはアニオン性又はカ
チオン性置換基の組み込みにより修飾されているポリビニルピロリドンが好まし
く、特に、5,000〜60,000、好ましくは10,000〜50,000
の範囲の分子量を有するようなポリビニルピロリドンである。このようなポリマ
ーは、好ましくは、洗濯剤の総重量に基づいて、0.05〜5重量%、好ましく
は0.2〜1.7重量%の量で使用される。
【0056】
【実施例】
の実施例は、本発明を制限することなく、本発明をより詳細に説明する。他に
断り書きがない限り、部及び百分率は重量による。
【0057】 実施例1 漂白試験を、下記のように実施した。白色の木綿布7.5gと、紅茶、赤ワイ
ン又はクロイチゴでしみをつけた木綿布地2.5gとを、洗濯浴80mlで処理し
た。この浴には、濃度7.5g/LのEMPA(スイス)によるリン酸塩を含まな
い標準洗濯剤ECE(456 IEC)、並びに対応する表に列記した濃度での
酸化剤、触媒、及び任意に促進剤が含まれていた。洗濯プロセスは、リニテスト
(LINITEST)装置内のスチール製ビーカー中で、40℃で30分間行った。漂白
結果の評価には、処理により生じたしみの明度DY(CIEによる明度差)の上
昇を利用した。表1は、木綿上の全3種類のしみに対する系a)〜n)での処理
後のDY値を含んでいる。
【0058】
【表1】
【0059】 注:a)漂白系を含まない洗濯浴 b)H22 8.6mmol/Lを含む洗濯浴 c
)過ホウ酸ナトリウム一水和物1.125g/L及びTAED 0.3g/Lを含む洗
濯浴 d)H22 8.6mmol/L及び触媒A 5μmol/Lを含む洗濯浴 e)H22 8.6mmol/L及び触媒1a 100μmol/Lを含む洗濯浴 f)〜n)同前
、但し触媒1b〜1jを含む
【0060】 触媒A
【0061】
【化20】
【0062】 実施例2 新規な触媒の漂白効果についても、20℃で試験した。試験及び漂白結果の評
価は、実施例1の手順と同様にして行った。表2は、木綿上の紅茶のしみに対す
る系a)〜n)での処理後のDY値を含んでいる。
【0063】
【表2】
【0064】 注:a)漂白系を含まない洗濯浴 b)H22 8.6mmol/Lを含む洗濯浴 c
)過ホウ酸ナトリウム一水和物1.125g/L及びTAED 0.3g/Lを含む洗
濯浴 d)H22 8.6mmol/L及び触媒A 5μmol/Lを含む洗濯浴 e)H22 8.6mmol/L及び触媒1a 100μmol/Lを含む洗濯浴 f)〜n)同前
、但し触媒1b〜1jを含む
【0065】 実施例3 本発明の新規な触媒の使用は、染色された木綿の洗濯物での更なる漂白をほと
んど生じさせなかった。上記のように使用した場合、5回処理後、非常に鋭敏で
あるとして知られる染料の場合でさえ、漂白剤を含まない系の場合と、平均して
ほぼ同じ相対的染色減損(relative dye losses)が得られた。表3中の値は、
対応する極大吸収でのクーベルカ−ムンク値(Kubelka-Munk value)に基づいて
求めた、百分率での相対的染色減損である。
【0066】
【表3】
【0067】 注:a)〜n)表1と同じ
【0068】 実施例4 本発明の新規な触媒は、極めて繊維を保護するような方式で用いられる。上記
のように用いた場合、5回処理後、繊維が非常に傷みやすいとして知られている
木綿染色の場合でさえ、漂白剤を含まない系との場合と、平均重合度で同じ相対
的な減少が観察された。表4を参照されたい。
【0069】
【表4】
【0070】 注:a)〜d)表1と同じ e)H22 8.6mmol/L及び触媒1b 200μ
mol/Lを含む洗濯浴
【0071】 実施例5 式(1e):
【0072】
【化21】
【0073】 の調製 エタノール2ml中の3−ホルミル−4−ヒドロキシフェニルトリメチルアンモ
ニウム ブロミド500mg(1.92mmol)の懸濁液に〔合成のインストラクシ
ョン、M. Ando, S. Emoto, Bull. Chem. Soc. Jpn, Vol. 51 (8) 2433 (1978)〕
、トランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン105mg(0.915mmol)を5
0℃で滴下導入した。その反応混合物を、80℃で4時間保持した。室温まで冷
却後、得られた沈殿物を、ろ過により回収し、少量の冷エタノールで洗浄し、次
いで質量が一定となるまで40℃で高い減圧(high vacuum)下に乾燥させた。
収率:黄色の固体435mg(79%)
【0074】
【表5】
【0075】 実施例6 式(1f):
【0076】
【化22】
【0077】 の調製 4−ホルミル−3−ヒドロキシフェニルトリメチルアンモニウム ブロミド5
00mg(1.92mmol)及びトランス−1,2−ジアミノシクロヘキサン0.1
05g(0.915mmol)から出発し、合成及び仕上げ(working-up)を実施例
5と同様に行った。 収率:299mg(55%)
【0078】
【表6】
【0079】 実施例7 式(1g):
【0080】
【化23】
【0081】 の調製 4−(N−エチル−N−メチルアミノ)サリチルアルデヒド500mg(2.7
9mmol)の溶液に、エチレンジアミン80mg(1.33mmol)の溶液を、室温で
滴下導入し、次いでこの反応溶液を70℃で4時間加温した。室温まで冷却した
後、得られた沈殿物をろ過により回収し、少量の冷エタノールで洗浄し、次いで
真空乾燥オーブン中に30℃で乾燥させた。 収率:476mg(94%)
【0082】
【表7】
【0083】 実施例8 式(1d):
【0084】
【化24】
【0085】 の調製 1,2−ジアミノシクロヘキサンを等量の1,2−ジアミノ−2−メチルプロ
パンに代えた以外は、実施例6と同様にして、調製を行った。
【0086】 実施例9 式(1c′)及び(1c):
【0087】
【化25】
【0088】 の調製 エタノール50ml中の1,2−ジアミノ−2−メチルプロパン4.56g(0
.0517mol)の溶液を容器に入れた。撹拌しながら、エタノール50ml中の
4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド10.0g(0.051
7mol)の溶液を、室温で2時間かけて滴下した。2時間撹拌した後(DCコン
トロール、アセトニトリル/水 9:1)、反応は完了した。その反応溶液を、
慎重に濃縮し、次いで高真空下に乾燥させた。得られた粗生成物は、深紅の油状
物の形態での2−〔(2−アミノ−2−メチルプロピルイミノ)メチル〕−5−
ジエチルアミノフェノール13.6gであり、これを後で、更に精製することな
く更に用いた。 エタノール50ml中の2−〔(2−アミノ−2−メチルプロピルイミノ〕メチ
ル〕−5−ジエチルアミノフェノール13.6g(0.0517mol)の溶液を5
0℃で加熱し、その後、サリチルアルデヒド5.5ml(6.31g、0.051
7mol)を3分かけて滴下した。その溶液の温度は5℃上昇した。その反応溶液
を3時間還流した後、冷却し、その後、蒸発させて濃縮した。これにより、2種
類のジアステレオマー(1c′)及び(1c)を含有する粗混合物19.31g
を得た。粗混合物を、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノール 9
:1)により分離した。 収率:薄ベージュの固体として(1c′)4.01g(21%)、薄褐色の油状
物として(1c)1.55g(8%)
【0089】
【表8】
【0090】 実施例10 式(1h):
【0091】
【化26】
【0092】 の調製 Tetrahedron Letters 39 (1998) 4199-4202に従って調製された2−(2−ア
ミノシクロヘキシルイミノ)メチルフェノール0.5g(2.29mmol)を、エ
タノール50ml中に、透明な黄色の溶液が得られるまで溶解した。エタノール5
0ml中に溶解した4−ジメチルアミノサリチルアルデヒド378mg(2.29mm
ol)を室温で滴下した。その反応溶液を60℃で4時間加熱した後、室温まで冷
却し、その後、慎重にロータリーエバポレーターで濃縮して、黄色の固体829
mgを得た。この粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、酢酸エチル
/メタノール 9:1)に通して分離精製した。 収率:薄黄色の固体318mg(38%)
【0093】
【表9】
【0094】 実施例11 式(1i):
【0095】
【化27】
【0096】 の調製 エタノール200ml中の2−〔(2−アミノシクロヘキシルイミノ)メチル〕
−5−ジエチルアミノフェノール2.5g(8.64mmol)の懸濁液に、エタノ
ール200ml中の4−メトキシサリチルアルデヒド1.3g(8.64mmol)の
溶液を、室温で45分かけて滴下導入した。この反応溶液を、60℃で4時間加
熱した。その反応溶液を室温まで冷却した後、濃縮乾固した。得られた粗生成物
を、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/メタノール 9:1)により精製し
た。 収率:徐々に結晶化する赤橙色の油状物500mg(14%)
【0097】
【表10】
【0098】 実施例12 式(1j):
【0099】
【化28】
【0100】 の調製 エタノール300ml中のエチレンジアミン3.87g(0.0644mol)の溶
液を容器に入れ、その後、エタノール60ml中の4−ジエチルアミノサリチルア
ルデヒドの溶液12.45g(0.0644mol)を、撹拌しながら、室温で徐々に
滴下した。その溶液を、2時間還流した。室温まで冷却した後、エタノール25
ml中の4−メトキシサリチルアルデヒド9.8g(0.0644mol)の溶液を徐
々に滴下し、その後、反応溶液を還流温度まで1時間加熱した。その反応溶液を
徐々に冷却し、室温で8時間撹拌した。仕上げとして、得られた黄色の懸濁液を
、真空下に濃縮し、次いでシリカゲルを通すカラムクロマトグラフィー(溶離液
:酢酸エチル/メタノール 9:1)により精製した。非対称なリガンドを橙色
の油状物の形態で単離した。 収率:4.00g(17%)
【0101】
【表11】
【0102】 実施例13 (R,R)−N,N′−ビス(5−トリエチルアンモニオメチルサリチリデン)
−1,2−シクロヘキサンジアミン ジヒドロクロリドの調製
【0103】
【化29】
【0104】 (5−トリエチルアンモニオメチル)サリチルアルデヒド クロリド1.09g
(4mmol)を(合成は、T. Tanaka et al., Bull. Chem. Soc. Jpn. 1997, 70,
615-629を参照されたい)、水10mlに溶解し、次いで水2mlに溶解した1,2
−ジアミノシクロヘキサン0.288g(2mmol)を導入した。その黄色溶液を
室温で2時間撹拌し、その後、浴温度60℃(10mbar)でロータリーエバポレ
ーターで濃縮した。テトラヒドロフラン50mlを2回添加し、その混合物を再度
濃縮し、所望の生成物1.22gを、純度(NMR)90%以上の黄色結晶の形
態で得た。
【0105】
【表12】
【0106】 実施例14 N,N′−ビス(5−トリエチルアンモニオメチルサリチリデン)−1,2−エ
タンジアミン ジヒドロクロリドの調製
【0107】
【化30】
【0108】 この化合物は、先行する実施例のインストラクションと同様にして調製した。
こうして、純度(NMR)90%以上の黄色結晶の形態で得た。
【0109】
【表13】
【0110】 実施例15 (R,R)−N−〔4−(ジメチルアミノ)サリチルアルデヒド〕−N′−(2
−ヒドロキシアセトフェノン)−1,2−シクロヘキサンジイミンの調製
【0111】
【化31】
【0112】 エタノール225ml中の(R,R)−モノ〔4−N−(ジメチルアミノ)サリ
チリデン〕−1,2−シクロヘキサンジアミン2.5g(9.56mmol)の溶液
に、エタノール225ml中に溶解した2−ヒドロキシアセトフェノン1.30g
(9.56mmol)を、滴下導入した。この混合物を、60℃で8時間加熱した。
得られた赤褐色の透明溶液を、更に4時間室温で撹拌し、次いで高真空下に濃縮
し、カラムクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エチル/メタノール 9:1)に
より精製して、粗生成物(3.6g、暗赤色の油状物)を得た。 収率:赤橙色の固体1.60g(44%)、融点:129℃
【0113】
【表14】
【0114】 実施例16 (R,R)−N−〔4−(ジメチルアミノ)サリチリデン〕−N′−(4−ヒド
ロキシサリチリデン)−1,2−シクロヘキサンジアミンの調製
【0115】
【化32】
【0116】 エタノール225ml中の(R,R)−N−モノ(4−ジメチルサリチリデン)
−1,2−シクロヘキサンジアミン2.5g(9.56mmol)の溶液に、エタノ
ール225ml中に溶解した2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド1.321g
(9.56mmol)の溶液を、室温で45分かけて滴下導入した。その反応溶液を
、60℃で4時間加熱した。室温まで冷却した後、得られた赤褐色の透明溶液を
、濃縮乾固した。粗生成物(約5g)を、カラムクロマトグラフィー(酢酸エチ
ル/メタノール 9:1)により分離した。 収率:1.09g(黄橙色の固体30%)、融点:202℃
【0117】
【表15】
【0118】 実施例17 N−2−〔4−(ジエチルアミノ)サリチリデン〕−N′−1−(2−ヒドロキ
シアセトフェノン)−2−メチルプロパン−1,2−ジアミンの調製
【0119】
【化33】
【0120】 メタノール6ml中のN−1−モノ(2−ヒドロキシアセトフェノン−2−メチ
ルプロパン−1,2−ジアミン500mg(2.42mmol)の溶液(H. Elias et
al., Z. Naturforsch. 49b, 1089 (1994)文献のインストラクションに従って調
製した)に、4−N−ジエチルアミノサリチルアルデヒド478mg(2.42mmo
l)を導入した。こうして得られた橙色の溶液を、80℃で2時間加熱した。その
反応溶液を室温まで冷却した後、濃縮し、次いで残渣をカラムクロマトグラフィ
ー(溶離液:トルエン/メタノール 10:1)により精製した。 収率:黄色の油状物442mg(48%)
【0121】
【表16】
【0122】 実施例18 N−2−〔4−(ジメチルアミノ)サリチリデン〕−N′−1−(2−ヒドロキ
シアセトフェノン)−2−メチルプロパン−1,2−ジアミンの調製
【0123】
【化34】
【0124】 メタノール6ml中のN−1−モノ(2−ヒドロキシアセトフェノン−2−メチ
ルプロパン−1,2−ジアミン500mg(2.42mmol)の溶液(先行する実施
例と同じ参照文献に従って調製した)に、4−N−ジメチルアミノサリチルアル
デヒド400.3mg(2.42mmol)を導入した。室温で15分間撹拌した後、得
られた黄色溶液を、還流温度で1時間加熱した。冷却後、その反応溶液を、高真
空下に濃縮し、得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エ
チル/メタノール 11:1)により精製した。 収率:642mg(黄色の固体75%)融点:115℃
【0125】
【表17】
【0126】 実施例19 下記の応用データは実施例1を補助する。洗浄条件は、実施例1と同じである
:H22 8.6mmol/L及び触媒 100μmol/L。
【0127】
【表18】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 マコーカ,コーネリア ドイツ国 デー−79725 ローフェンブル ク シェッフェルシュトラーセ 14 (72)発明者 デュ,マリ−ジョゼ フランス国 エフ−68130 ヴィッテルス ドルフ リュ ジャン−ジャック エネル 49 (72)発明者 リヒター,グリット ドイツ国 デー−79395 ノイエンブルク エラスムスシュトラーセ 2 (72)発明者 シュリングロフ,グンター スイス国 ツェーハー−4125 リーヘン ディンケルベルクシュトラーセ 64 (72)発明者 ダンナッハー,ヨーゼフ スイス国 ツェーハー−4059 バーゼル ペーター オックス−シュトラーセ 33 Fターム(参考) 4H003 DA01 EB10 EB12 EB19 EB20 ED02 EE04 EE06 FA15 FA21 FA43

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過酸化物を含有する洗濯及び洗浄剤を含む浴に、式: 【化1】 又は 【化2】 {式中、 nは、0、1、2又は3であり、 mは、1、2又は3であり、 R4は、水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C4アルキルであり、 R8は、水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C4アルキルであり、 Yは、式:−〔C(R42r−(ここで、rは、1〜8の整数であり、該R4 基は、それぞれ互いに独立して、上記と同義である)で示される直鎖状若しくは
    分岐状のアルキレン基; −CX=CX−〔ここで、Xは、シアノ、直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アル
    キル又はジ(直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル)アミノである〕; −(CH2q−NR4−(CH2q−(ここで、R4は、上記と同義であり、qは
    、1、2、3又は4である); 又は式: 【化3】 で示される1,2−シクロヘキシレン基、若しくは式: 【化4】 で示される1,2−アリール基 (ここで、R9は、水素、SO3H、CH2OH、又はCH2NH2である) であり、 R及びR1は、それぞれ互いに独立して、シアノ、ハロゲン、OR4若しくはC
    OOR4(ここで、R4は、上記と同義である)、ニトロ、直鎖状若しくは分岐状
    のC1〜C8アルキル、部分フッ素化若しくは過フッ素化された直鎖状若しくは分
    岐状のC1〜C8アルキル、NR56(ここで、R5及びR6は、同一又は異なって
    いて、それぞれ水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C12アルキルである)、
    又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル−R7〔ここで、R7は、NH2
    OR4、COOR4若しくはNR56(これは上記と同義である)である〕、又は
    −CH2−N+467若しくは−N+456(ここで、R4、R5及びR6は、
    上記と同義である)であり、 R2及びR3は、それぞれ互いに独立して、水素、直鎖状若しくは分岐状のC1
    〜C4アルキル又は非置換のアリールであるか、シアノ、ハロゲン、OR4若しく
    はCOOR4(ここで、R4は、水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C4アルキ
    ルである)によるか、ニトロ、直鎖状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル、NH
    5若しくはNR56(ここで、R5及びR6は、同一又は異なっていて、それぞ
    れ水素又は直鎖状若しくは分岐状のC1〜C12アルキルである)によるか、直鎖
    状若しくは分岐状のC1〜C8アルキル−R7〔ここで、R7は、NH2、OR4、C
    OOR4若しくはNR56(これは上記と同義である)である〕によるか、−N+456(ここで、R4、R5及びR6は、上記と同義である)により置換されて
    いるアリールである} で示される化合物を、浴1L当たり1〜500μmol添加することを含む、洗濯及
    び洗浄方法。
  2. 【請求項2】 洗濯及び洗浄浴に、式(1)又は(2)の化合物を、浴1L
    当たり5〜350μmol、好ましくは10〜250μmol添加することを含む、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 Yが、好ましくは式:−(CH2r−(式中、rは、1〜8
    の整数である)、又は−C(R42−(CH2p−C(R42−(ここで、pは
    、0〜6の数であり、好ましくは0〜3であり、そして該R4基は、それぞれ互
    いに独立して、水素又はC1〜C4アルキル、好ましくは水素又はメチルである)
    で示される基、又は式: 【化5】 で示される1,2−シクロヘキシレン基、若しくは式: 【化6】 で示される1,2−フェニレン基である、式(1)又は(2)の化合物を用いる
    ことを含む、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 R及びR1が、水素、OR4、COOR4、N(R42又は−
    +(R43(ここで、N(R42又は−N+(R43における該R4基は、異な
    っていてもよく、そして水素又はC1〜C4アルキル、好ましくはメチル、エチル
    又はイソプロピルである)である、式(1)又は(2)の化合物を用いることを
    含む、請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 R2及びR3が、水素、メチル、エチル又は非置換のフェニル
    である、式(1)又は(2)の化合物を用いることを含む、請求項1〜4のいず
    れか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 R8が、いずれの場合も水素である、式(2)の化合物を用
    いることを含む、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 式: 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 で示される化合物を用いることを含む、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法
  8. 【請求項8】 I)5〜90%、好ましくは5〜70%のアニオン性界面活
    性剤(A)及び/又は非イオン性界面活性剤(B)、 II)50〜70%、好ましくは5〜50%、より好ましくは5〜40%のビル
    ダー物質(C)、 III)0.1〜30%、好ましくは1〜12%の過酸化物(D)、並びに IV)洗濯又は洗浄プロセスで、1〜500μモル濃度、好ましくは5〜350
    μモル濃度、より好ましくは10〜250μモル濃度の溶液が得られる量の、式
    (1)又は(2)の化合物を含むことを特徴とする洗濯及び洗浄剤。
  9. 【請求項9】 TAEDの0.05〜5重量%を更に含む、請求項8記載の
    洗濯剤。
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