JP2001288178A - C−配糖体及びその製造方法並びにこれを含有する薬剤 - Google Patents
C−配糖体及びその製造方法並びにこれを含有する薬剤Info
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Abstract
含有する糖尿病治療・予防剤、血糖降下剤を提供する。 【解決手段】次式の一般式(I): 【化1】 (式中、Xは酸素原子、窒素原子、炭素原子又は硫黄原
子、R3低級アルキル基、−OH又は−O−低級アルキ
ル基を表す)で示される基である。・・・・線は二重結
合又は飽和された一重結合を表す。mは0又は1の整
数、nは0、1、2又は3の整数である。〕で示される
化合物又は薬学的に許容し得る塩である。
Description
防剤及び血糖降下剤として有用な新規C−配糖体及びそ
の製造方法並びにこれを含有する治療剤に関する。
エネルギーバランスを改善する抗糖尿病薬として、腸管
及び腎臓での糖再吸収を行っているNa+−グルコース
共輸送体(SGLT)を阻害する薬剤が求められてい
る。O−配糖体であるフロリジンは、腸管、腎臓に存在
するNa+−グルコース共輸送体を阻害することで、過
剰の糖を尿糖として体外に排泄し、血糖を降下させる
(例えばWelch C.A.et al.,J.Natr.,1989,119(11)169
8)。また、最近になって報告されている合成O−配糖
体もNa+−グルコース共輸送体を阻害し、過剰の糖を
尿糖として体外に排泄し、血糖を降下させることが報告
されている(例えば、Hongu,M.et al.,Chem.Pharm.Bul
l.1998,46(1)22;特開平11−021243号公報)。
しかしながら、これらのO−配糖体は、糖とアグリコン
部とが、O−グルコシド結合しており、経口吸収すると
下記化学反応式(腸内グルコシダーゼによるO−配糖体
の加水分解):
等により加水分解され、作用が消減してしまう。また、
フロリジンの場合、アグリコン部であるフロレチンは促
進拡散型の糖輸送体を強力に阻害すると報告されてい
る。例えばラット静脈にフロレチンを投与すると脳内グ
ルコース濃度が減少するという悪い影響が報告されてい
る(例えば、Stroke,1983,14,388)。
として、近年、β−グルコシダーゼによる分解、酸又は
塩基に安定な糖誘導体として、グルコシド結合の酸素を
炭素に変換したC−配糖体が報告されている(例えば、
R.J.Linhardt.et al.,Tetrahedron,1998,54,9913;D.E.
Levy,The Chemistry of C-Glycosides.Pergamon;Oxfor
d,1995.;M.H.D.Postema,C-Glycoside Synthesis.CRC P
ress;Boca Raton.1995)が、現在までに、β−グルコシ
ダーゼによる分解、酸又は塩基による加水分解に安定な
C−配糖体のNa+−グルコース共輸送体阻害剤の報告
はない。
鑑みなされたもので、高いNa+−グルコース共輸送体
阻害作用を有し、且つβ−グルコシダーゼによる分解、
酸又は塩基に安定であるC−配糖体及びその製造方法、
並びに該C−配糖体を含有する糖尿病の治療・予防剤及
び血糖降下剤を提供すること、すなわち糖尿病の治療・
予防剤及び血糖降下剤として有用なC−配糖体及びその
製造方法を提供することを目的とする。
グルコース共輸送体阻害作用を有し、且つβ−グルコシ
ダーゼによる分解、酸又は塩基に安定である新規なC−
配糖体について糖尿病の治療・予防剤及び血糖降下剤の
創製を目的に研究を行った結果、一般式(I)で示され
る新規C−配糖体が優れた抗高血糖作用を有することを
見い出し、本発明を完成するに至った。すなわち本発明
は、次式の一般式(I):
塩である。また本発明は、一般式(I)で示される化合
物又は薬学的に許容し得る塩の製造法である。また本発
明は、一般式(I)で示される化合物又は薬学的に許容
し得る塩を有効成分として含有する糖尿病の治療・予防
剤、血糖降下剤である。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
造方法の例を説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。 (1)一般式(I)のR2がすべて水素原子である化合
物の製造方法 下記の化学式(式中、R1、R4、A1、m、nは前記と
同じ、R2は水素原子である。)に示すように、一般式
(II)で示される化合物と一般式(IV)で示されるア
ルデヒドとをアルドール反応させ、場合により引き続い
て二重結合を接触還元させて、一般式(I)で示される
化合物を得た。
が−H又は−COOCH3である化合物の製造方法 下記の化学式(式中、A1、m、nは前記と同じ)に示
すように、一般式(I)で示される化合物のフェノール
性水酸基をアリル基で保護した後、塩基存在下、クロロ
ギ酸メチルと反応させ、一般式(V)の化合物とした。
化合物(V)のアリル基をPd触媒を用いて脱保護し、
場合により引き続いて二重結合を接触還元させて一般式
(VI)の化合物を得た。
が−H又は−CO−(CH2)2−COOHで、R5が−C
H2O−CO−(CH2)2−COOHである化合物の製造
方法 下記の化学式(式中、A1,mは前記と同じ)に示すよ
うに、一般式(I)で示される化合物を、ピリジン中無
水コハク酸と反応させることにより、一般式(XVI
I),(XVIII)の化合物を得た。
子、R5が下式:
うに、一般式(I)で示される化合物のフェノール性水
酸基と4−ブロモメチル−5−メチルー1,3−ジオキ
ソレンを塩基存在下反応させて一般式(XIX)の化合
物を得た。
造方法を示す。 (a)一般式(II)のm=0である化合物の場合 下記の化学式〔式中、R1、nは前記と同じである。X
はハロゲン(Br,F等)、CF3・CO・O−などの
脱離基、Bnはベンジル基を表わす〕に示すように、一
般式(VII)で示される化合物とベンゼン誘導体(VII
I)とをルイス酸(例えば、BF3・Et2O,SnC
l4,AlCl3,AgOSO2CF3等)存在下、カップ
リング反応させ一般式(IX)の化合物を合成する(例
えば、Jaramillo,C.et al.,Synthesis,1994,1)。
は前記と同じ)に示すように、一般式(VII)の化合物
とグリニヤール試薬(XI)との反応により、一般式
(IX)の化合物を得ることもできる(例えば、Yokoya
ma,M.et al.,Synthesis,1998,409)。
の場合 出発原料である一般式(XII)の化合物は、対応するラ
クトン(XI)に対し、Tebbe試薬を反応させ合成する
(Tebbe,F.N.et al.,J.Am.Chem.Soc.,1978,100,361
1)。下記の化学式(式中、R1、nは前記と同じ)に示
すように、一般式(XII)の化合物を9−ボラビシクロ
[3,3,1]ノナン(9−BBN)とのハイドロボレ
ーション反応の後、一般式(XIII)で示される化合物
とパラジウム触媒存在下、鈴木カップリング反応を行
い、一般式(XIV)で示される化合物を得る(例え
ば、Johnson,C.R.et al.,Synlett.,1997,1406)。
は前記と同じ)に示すように、2,3,4,6−テトラ
−O−ベンジル−1−チオ−β−D−グルコピラノース
(XX)を、アリールメチルハライド(XXI)と反応
させ、スルフィド(XXII)とした後、オキソン(OX
ONE;登録商標名)で酸化して得られたスルホン(XX
III)をランベルグ−ベックランド(Ramberg-Backlu
nd)転位させ、オレフィン体(XXIV)を得る。これ
をパラジウム触媒存在下水素添加することにより、一般
式(XIV)で示される化合物を大量合成することが可
能である。
造 下記の化学式(式中、R1、nは前記と同じ)に示すよ
うに、上記(a)工程又は(b)工程で得た一般式(X
V)の化合物(m=0又は1)を接触還元して、脱ベン
ジル体とした後、Ac2O、ピリジン(Py)によりア
セチル化して一般式(XVI)の化合物とする。一般式
(XVI)の化合物をフリーデルクラフツ反応して一般
式(II)のR4がアセチル基の化合物を得る。引き続い
てNaOMeにて脱アセチル化反応することにより、一
般式(II)のR4が水素原子の化合物を得ることができ
る。
下記の化学式(式中、R1、X、nは前記と同じ)に示
すように、上記(b)工程の時に予めアセチル基が導入
されている誘導体(XXV)とスズキカップリングして
化合物(XXVI)を得た後、脱ベンジル化又は続いて
アセチル化することによっても得ることが出来る。
薬理学的に許容される塩としては、無機塩基の塩として
ナトリウム塩やカリウム塩が挙げられる。A1がピリジ
ン塩基を含む場合は、無機酸の塩や有機酸の塩が挙げら
れる。無機酸の塩としては塩酸或いは硫酸との塩が、有
機酸の塩としては酢酸、コハク酸、或いはフマール酸が
挙げられる。
合物又はその薬理学的に許容される塩は、そのままで、
或いは公知の製剤技術により粉剤、顆粒剤、錠剤或いは
カプセル剤に製剤化されて、経口的に投与できる。ま
た、直接腸への投与や注射剤等の形で非経口的な投与が
可能である。投与量は、患者の症状、年齢、体重などに
より異なるが、例えば成人1日あたり10〜1000m
gを1〜数回に分けて投与することにより効果が期待さ
れる。
例を挙げる。 ラットにおける尿糖増加作用 被験薬(20mg)を20%ジメチルスルホキシド(D
MSO)−生理食塩水(10mL)に溶解して被験液を
調製した。雄性SD系ラット(6週齢、1群3匹)に被
験液を8時間間隔で2回腹腔内投与(投与量:10mg
/kg/回)した。なお、対照群として20%DMSO
生理食塩水のみを腹腔内投与した。初回投与後24時
間、ラットを代謝ゲージに入れて尿を採取した。尿量測
定後、遠心分離により混雑物を除いてからグルコースC
IIテストワコー(和光純薬社製)で尿糖濃度を測定し
た。尿量(mL)及び尿糖濃度(mg/dl)から24
時間に排泄された尿糖量(mg/24時間)を算出し
た。その結果を表5に示す。
に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例により何
ら限定されるものではない。なお、以下における化合物
1〜化合物31、化合物42〜化合物58は、表1〜表
7における化合物番号1〜31、42〜58の化合物に
対応する。
β−D−グルコピラノシルメチル−6’−ヒドロキシ−
4’−メトキシ)アクリロフェノン(化合物1)の製造
例
メチル)−1−デオキシ−2,3,4,6−テトラ−O
−ベンジル−β−D−グルコピラノース(化合物33)
の製造
ン(XI)にTebbe試薬を反応させて得られる2,6−
アンヒドロ−3,4,5,7−テトラ−O−ベンジル−
1−デオキシ−D−グルコヘプト−1−エニトール
(2.0g)(XII)に、9−BBN(0.5M TH
F溶液、18mL)を室温で加え、7時間加熱還流す
る。反応液を室温まで冷却し、K2PO4(3M水溶液、
3.3mL)を加え15分間撹拌する。そこへ1,3−
ジメトキシ−5−ヨードベンゼン 1.2g,PdCl
2(dppf)(160mg,DMF溶液32mL)を
加え、室温で3時間撹拌した。反応液をEt2O(30
mL)に注ぎ、有機層を飽和食塩水で洗い、芒硝で乾燥
する。有機溶媒を留去後、シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=10:1)にて
精製すると化合物33を92%の収率にて得る。 Mass (m/e):675(M++1)、583、475、369、91(BP) IR (cm-1):3022、2908、1455、1413、13891 H-NMR (CDCl3):2.75(dd、1H、J=14.0、9.0Hz)、3.17(d、1H、
J=9.0Hz)、3.37(m、2H)、3.52(m、1H)、3.60〜3.74(m、4H)、3.
70(S、6H)、4.52〜4.70(m、4H)、4.82〜4.96(m、4H)、6.35(S、
1H)、6.42(S、2H)、7.20〜7.38(m、25H)
オ]−1−デオキシ−2,3,4,6−テトラ−O−ベ
ンジル−β−D−グルコピラノース
1−チオ−β−D−グルコピラノース(XX)5.43
gをアセトン40mLに溶解し、3,5−ジメトキシベ
ンジルクロライド1.82gを加えた後、炭酸カリウム
1.35g、水10mLを加え、2時間還流させる。反
応液を濃縮し、水を加え、酢酸エチル(2×30mL)
にて抽出する。有機層を飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸ナトリウムにて乾燥する。溶媒を留去後、シリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン
=1:8)にて精製して90.5%の目的化合物(XX
II)を得る。 IR(cm-1):3022、2854、1734、1596、1494、1455、1431、1398、1
350、1320、1293、1203、1149、1062、909、831、735、6961 H-NMR (CDCl3)δ:3.71(s、6H)、3.39-3.98(m、8H)、4.30
(d、1H、J=9.8Hz)、4.53-4.89(m、8H)、6.33(t、1H、J=2.0Hz)、
6.51(d、2H、J=2.5Hz)、7.15-7.37(m、20H) (ii)1−[(3,5−ジメトキシフェニル)メチル]
スルホニル−1−デオキシ−2,3,4,6−テトラ−
O−ベンジル−β−D−グルコピラノース
g)をアセトン45mLに溶解させ、水15mL、オキ
ソン(OXONE;登録商標名)13.7gを加え、室温にて
24時間撹拌する。反応液を濃縮し、水を加え、酢酸エ
チル(2×50mL)にて抽出する。有機層を飽和食塩
水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥する。溶媒
を留去後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル:n−ヘキサン=1:4)にて精製して79.5
%で化合物(XXIII)を得る。 IR(cm-1):3058、3022、2914、1731、1599、1494、1455、1431、1
401、1329、1269、1242、1206、1152、1092、1026、996、933、88
2、837、738、696、5401 H-NMR (CDCl3)δ:3.51-4.09(m、6H)、3.71(s、6H)、4.22
(d、1H、J=9.3Hz)、4.51-4.98(m、8H)、4.57(s、2H)、6.42(m、1
H)、6.63(d、2H、J=2.4Hz)、7.15-7.34(m、20H) (iii)1−[(3,5−ジメトキシフェニル)メチレ
ン]−1−デオキシ−2,3,4,6−テトラ−O−ベ
ンジル−β−D−グルコピラノース
g)を四塩化炭素15mL、2−メチル−2−プロパノ
ール15mLに溶解させ、水1.5mL、水酸化カリウ
ム7gを加え、1時間還流させる。反応液を室温に戻し
て氷水中にあけ、酢酸エチル(2×20mL)にて抽出
する。有機層を水(1×10mL)、飽和食塩水(1×
10mL)にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥す
る。溶媒を留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:4)にて精製して
63.7%で化合物(XXIV)を得る。 Mass (m/e):672(M+)、247、181、135、91(BP)、51 IR(cm-1):3058、3022、2920、2860、1656、1593、1494、1452、1
425、1359、1329、1299、1257、1203、1149、1065、912、846、7351 H-NMR (CDCl3)δ:3.64(s、3H)、3.73(s、3H)、3.61-4.79
(m、14H)、5.60-6.90(m、4H)、7.05-7.37(m、20H) (iv)1−(3,5−ジメトキシフェニルメチル)−1
−デオキシ−2,3,4,6−テトラ−o−ベンジル−
β−D−グルコピラノース(XIV)
g)をMeOH(10mL)に溶解させ、5%パラジウ
ム−炭素(0.2g)を加え、水素気流下室温にて30
分撹拌する。反応液をろ過、濃縮後シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:
8)にて精製して化合物(XIV)を56.8%の収率
で得る。 Mass (m/e):675(M++1)、583、475、369、91(BP) IR(cm-1):3022、2908、1455、1413、13891 H-NMR (CDCl3)δ:2.65-3.11(dABq、2H、J=14.2Hz)、3.32-
3.74(m、7H)、3.69(s、6H)、4.49-4.95(m、8H)、6.30(t、1H、J=
2.0Hz)、6.46(d、2H、J=2.4Hz)、7.18-7.37(n、20H) (b)1−(3,5−ジメトキシフェニルメチル)−1
−デオキシ−β−D−グルコピラノース(化合物34)
の製造
をメタノールに溶解し、5%パラジウム−炭素(1.0
g)を加え、水素気流下室温にて15分間撹拌する。反
応液をセライトろ過し、濃縮すると化合物34を定量的
(1.4g)に得る。1 H-NMR (DMSO:CDCl3=2:1):2.57-3.28(m、7H)、3.46-3.69
(dABq、2H)、3.72(s、6H)、6.26(t、1H)、6.47(d、2H) (c)1−(3,5−ジメトキシフェニルメチル)−1
−デオキシ−(2,3,4,6−テトラ−O−アセチ
ル)−β−D−グルコピラノース(化合物35)の製造
にピリジン(Py)(10mL)、無水酢酸(5mL)
を0℃で加え、12時間撹拌する。反応液を酢酸エチル
(30mL)に注ぎ、有機層を飽和食塩水で洗い芒硝で
乾燥する。有機溶媒を留去後、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)にて精
製すると化合物35を81%(1.24g)収率にて得
る。mp=103−105℃ Mass (m/e):482(M+)、303、247、217、189、152(BP)、109、81、
51 IR (cm-1):1737、1596、1368、12421 H-NMR (CDCl3):1.99、2.00、2.02、2.03(12H)、2.74〜2.76
(m、2H)、3.78(S、6H)、3.58〜5.19(m、7H)、6.33〜6.36(m、3
H) (d)2−ヒドロキシ−4−メトキシ−6−(2,3,
4,6−テトラ−O−アセチル−β−D−グルコピラノ
シルメチル−アセトフェノン(化合物36)の製造
をジエチルエーテル(20mL)に溶解し、0℃にてA
lCl3(3.5g)のEt2O溶液(20mL)を滴下
後、Ac2O(0.7mL)を滴下し、室温にて12時
間撹拌する。反応液を希塩酸水(260mL)に注ぎ、
有機層を塩化メチレンにて抽出し、飽和重曹水、飽和食
塩水で洗い芒硝で乾燥する。有機溶媒を留去後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル=1:4)
にて精製すると化合物36を58%(742mg)の収
率にて得る。mp=159−160℃ Mass (m/e):510(M+)、474、417、373、331、275、233、205、16
9、139、109(BP)、81、47IR(cm-1):3400、2914、1752、1686、16
05、1371、1218、11731 H-NMR (CDCl3):2.00〜2.03(m、12H)、2.65(S、3H)、3.61〜
3.68(m、2H)、3.90(S、3H)、4.06〜5.21(m、7H)、6.23(S、1H)、
6.44(S、1H)、13.27(S、1H) (e)3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−1−
(2’−β−D−グルコピラノシルメチル−6’−ヒド
ロキシ−4’−メトキシ)アクリロフェノン(化合物
1)の製造
g)と5−ベンゾフランアルデヒド(70mg)をEt
OH(2mL)に溶解する。0℃で、50%KOH
(0.4mL)を加え、室温にて12時間撹拌する。反
応液に10%HClを加えpHを約4とし、酢酸エチル
エステルにて有機層を抽出する。有機層を飽和重曹水、
飽和食塩水にて洗い芒硝にて乾燥する。有機溶媒を留去
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=9:1)にて精製し、化合物1を55
%(102mg)の収率にて得る。mp=135−13
6℃、[α]23 D=−1.59(C=1,Py.) Mass (m/e):470(M+)、434、403、350、319、290、261、219、19
1、164、131(BP)、91、60IR (cm-1):3370、2914、1605、1440、1
263、1197、1155、1086、10261 H-NMR (CDCl3):2.63〜2.65、2.95〜3.00(m、3H)、3.07〜
3.78(m、6H)、3.81(S、3H)、6.40、6.48(ABq、2H、J=2.4Hz)、6.
79(S、1H)、7.13〜7.73(ABq、2H、J=15.6Hz)、7.49〜7.57(AB
q、2H、J=8.3Hz)、7.65(S、1H)、7.81(S、1H)、10.02(brs、1H)
−グルコピラノシルメチル−6’−ヒドロキシ−4’−
メトキシプロピオフェノン(化合物21)の製造例
(0.13g)をTHF−MeOH溶液(1:1、10
mL)に溶解した後、5%Pd−炭素(0.1g)を加
え、水素気流下、室温にて30分間撹拌する。反応液を
セライトろ過後、濃縮する。シリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム:メタノール=10:1)に
て精製し、化合物21を収率61%(80mg)で得
る。mp=103−105℃ [α]23 D=−2.39
(C=0.5,Py.) Mass (m/e):472(M+)、434、374、319、291、243、205、177、131
(BP)、91、57 IR (cm-1):3400、2914、1605、1443、1266、1197、11041 H-NMR (CDCl3:DMSO=1:2):3.04〜3.13(m、2H)、3.83(S、3
H)、3.34〜5.60(m、11H)、6.42〜7.83(m、7H)
キシ−4−メトキシアセトフェノン(化合物32)の製
造例
6(336mg)をメタノール5mLに溶解させ、0℃
にて28mgナトリウムメトキシドを加え室温にて1時
間撹拌する。イオン交換樹脂約1gを加え、10分間撹
拌後、ろ過、濃縮する。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(メタノール:クロロホルム=1:1
0)にて精製して化合物32を99%(225mg)得
る。この化合物32は、化合物1及び化合物21を合成
するときの原料として用いられる。mp=98〜99
℃、[α]23 D=−2.80(C=1.0,Py.) Mass (m/e):342(M+)、324、306、221、191(BP)、165、137、11
5、91、69、51 IR (cm-1):3388、1608、1356、1263、1200、1155、10801 H-NMR (CDCl3:DMSO=1:2):2.46(S、3H)、2.55〜2.61(m、1
H)、2.91(t、1H、J=9.3,8.8Hz)、2.98〜3.19(m、5H)、3.42〜
3.65(dABq、2H、J=11Hz)、3.72(S、3H)、4.14(brs、1H)、4.79,
4.83(brs、2H)、4.95(brs、1H)、6.27(d、1H、J=2.0Hz)、6.41
(d、1H、J=2.4Hz)、9.86(S、1H)
O−アセチル−β−D−グルコピラノシルアセトフェノ
ン(化合物37)の製造例
Ann.Chem.902〜907(1982))により得られる2,3,
4,6−テトラ−O−アセチル−1−(2,4−ジメト
キシフェニル)−1−デオキシ−β−D−グルコピラノ
ース(17.8g)に、塩化アルミニウム、無水酢酸を
作用させてフリーデルクラフツ反応を行うと公知の化合
物38(化22)が10.78g(57.1%)得ら
れ、その副生成物として化合物37(化21)が1.9
5g(10.1%)得られる。この化合物37は、化合
物23を合成するときの原料に用いられる。また、化合
物38は化合物3を合成するときの原料に用いられる。
化合物37の測定値は次のとおりである。 Mass (m/e):510(M+)、317、275(BP)、209、179、139、97、69 IR (cm-1):3460、2939、1746、1653、1605、1578、1500、1443、
13681 H-NMR (CDCl3):1.77(S、3H)、2.01(S、3H)、2.05(S、3H)、2.
08(S、3H)、2.56(S、3H)、3.78〜3.81(m、1H)、3.92(S、3H)、3.
93(S、3H)、4.12〜4.26(dABq、2H、J=12.2Hz)、4.71(d、1H、J=
10.3Hz)、5.21(t、1H、J=9.6Hz)、5.32(t、1H、J=9.6Hz)、5.44
(t、1H、J=10.3Hz)、6.39(S、1H)、7.88(S、1H)
−グルコピラノシル−6’−ヒドロキシ−4’−メトキ
シ−アクリロフェノン(化合物3)の製造例
Ann.Chem.902〜907(1982))により得られる化合物38
(2.0g)と5−ベンゾフランアルデヒド(0.71
g)をエタノール(25mL)に溶解させ、0℃にて5
0%水酸化カリウム溶液を加え、室温にて12時間撹拌
する。反応液に水を加え、クロロホルムにて洗浄後、水
層に10%塩酸を加え、pH=3とし、クロロホルムに
て抽出する。有機層を飽和食塩水にて洗い、芒硝にて乾
燥後、溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(メタノール:クロロホルム=1:10)
にて精製して化合物3を63%(1.15g)収率にて
得る。mp=250℃以上、[α]23 D=−24.80
(C=0.5,Py.) Mass (m/e):456(M+)、259、195、145、177、66(BP) IR (cm-1):3376、2908、1632、1566、1497、1446、1368、1281、
12601 H-NMR (CDCl3:DMSO=1:2):3.22〜3.57(m、4H)、3.73(d、2
H)、3.88(s、3H)、4.48(d、1H)、6.51(s、1H)、6.98(d、1H)、7.6
4(d、1H)、7.87〜8.09(m、3H)、8.15(s、1H)、8.16(d、1H)、13.
61(s、1H)
−グルコピラノシル−4’−メトキシ−6’−(2−プ
ロペン−1−イル)オキシ−アクリロフェノン(化合物
39)の製造例
mL)に溶解する。炭酸カリウム(0.97g)、アリ
ールブロミド(0.3mL)を加え、12時間還流す
る。反応液を氷水中に注ぎ、有機層をクロロホルムにて
抽出し飽和食塩水で洗い、芒硝にて乾燥する。有機溶媒
を留去後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール=20:1)にて精製すると、化
合物39を83%(1.04g)の収率にて得る。mp
=139−140℃、[α]23 D=−14.60(C=
1,Py.) Mass (m/e):497(M++1)、435、358、311、283、253、207、177(B
P)、147、119、92、65 IR(cm-1):3400、2896、1608、1575、1443、1314、1260、1200、1
122、10831 H-NMR (CDCl3:CD3OD=9:1):3.45〜3.47(m、1H)、3.54〜3.
65(m、3H)、3.73〜3.89(dABq、2H、J=12.2Hz)、3.93(S、3H)、
4.68〜4.72(m、3H)、5.31(dd、1H、J=10.3、10.7Hz)、5.48(d
d、1H、J=17.1、17.6Hz)、6.06〜6.13(m、1H)、6.54(S、1H)、6.
82(S、1H)、7.52(d、1H、J=8.4Hz)、7.59(d、1H、J=8.0Hz)、7.6
4(S、1H)、7.69(S、1H)、7.80〜7.84(S+m、3H)
O−メトキシカルボニル−β−D−グルコピラノシル)
−4’−メトキシ−6’−(2−プロペン−1−イル)
オキシ−アクリロフェノン(化合物40)の製造例
(5mL)に溶解させる。2,4,6−コリジン(2.
6mL)を加え、−20℃にてクロロ炭酸メチル(0.
18mL)の塩化メチレン溶液を滴下し、室温にて2時
間撹拌する。反応液を希塩酸水に注ぎ、有機層を酢酸エ
チルエステルにて抽出する。有機層を飽和重曹水、飽和
食塩水で洗い芒硝にて乾燥する。有機溶媒を留去後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール=20:1)にて精製すると化合物40を71
%(0.77g)の収率にて得る。mp=137−13
8℃、[α]23 D=−4・79(C=1,Py.) Mass (m/e):554(M+)、505、478、446、404、361、310、282、24
3、213(BP)、183、156、124 IR (cm-1):3400、2908、1743、1608、1575、1503、1443、1263、
1197、11251 H-NMR (CDCl3):3.07(d、1H、J=3.6Hz)、3.46、3.50(brs、2
H)、3.63〜3.85(m、4H)、3.76(S、3H)、3.90(S、3H)、4.43〜4.
47(ABq、2H)、4.65〜4.66(m、2H)、4.71(d、1H、J=9.8Hz)、5.2
8(dd、1H、J=10.7、10.2Hz)、5.45(dd、1H、J=17.1Hz)、6.02〜
6.09(m、1H)、6.48(S、1H)、6.75、7.65(d、2H、J=2.4Hz)、7.48
〜7.58(ABq、2H、J=8.4Hz)、7.57(S、1H)、7.76、7.81(d、2H、J
=1.2Hz)、7.85(S、1H)
O−メトキシカルボニル−β−D−グルコピラノシル)
−6’−ヒドロキシ−4’−メトキシ−アクリロフェノ
ン(化合物4)の製造例
ル(3mL)に溶解する。PdCl2(Ph3P)2
(14mg)、ギ酸アンモニウム(0.24g)を加
え、還流下、12時間撹拌する。反応液をろ過、濃縮し
た後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム:メタノール=40:1)にて精製し、化合物4を
39.3%(0.13g)にて得る。mp=195−1
96℃、[α]23 D=−40.19(C=1,Py.) Mass (m/e):514(M+)、438、378、336、307、257、219、163(B
P)、131、74 IR (cm-1):3400、2902、1746、1629、1560、1440、1371、12601 H-NMR (DMSO:CDCl3=2:1):3.37〜3.39(m、1H)、3.47〜3.5
1(m、1H)、3.65(S、3H)、3.75〜3.79(ABq、1H)、3.88(S、3H)、
4.12〜4.17(m、1H)、4.40〜4.47(m、2H)、4.83(d、1H、J=5.4H
z)、5.07(d、2H、J=3.4Hz)、5.19(d、2H、J=4.4Hz)、6.53(S、1
H)、6.99(S、2H)、8.07(S、2H)、7.65(d、2H、J=8.3Hz)、7.90
(d、2H、J=8.8Hz)、7.97(S、1H)、8.18(S、1H)、13.61(S、1H)
O−メトキシカルボニル−β−D−グルコピラノシル)
−6’−ヒドロキシ−4’−メトキシ−プロピオフェノ
ン(化合物5)の製造例
F混合溶液(1:1、2mL)に溶解する。5%Pd−
炭素(50mg)を加え、室温で水素気流下15分還撹
拌する。反応液をろ過し、濃縮する。シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=4
0:1)にて精製すると、化合物5を収率77%(88
mg)で得る。mp=120−121℃、[α]23 D=
−35.80(C=1,Py.) Mass (m/e):516(M+)、403、348、307、277、227、193、163、12
0、91、62(BP) IR (cm-1):3394、2908、1743、1629、1494、1443、1337、175、1
2061 H-NMR (CDCl3):2.12(d、1H、J=3.9Hz)、2.88(d、1H、J=2.0H
z)、2.96〜3.00(m、2H)、3.15〜3.24(m、3H)、3.48〜3.68(m、
4H)、3.75(S、3H)、3.87(S、3H)、4.40〜4.51(dABq、2H)、4.53
〜4.62(m、2H)、4.63(d、1H)、6.44(S、1H)、6.72(d、1H、J=7.8
Hz)、6.99(d、1H、J=6.8Hz)、7.09(S、1H)、7.68(S、1H)、12.86
(S、1H)
キシ−(2,3,4,6−テトラ−O−ベンジル−β−
D−グルコピラノース(化合物41)の製造例
D−グルコピラノシルフルオリド(13.6g)をTH
F(50mL)に溶解させ、0℃にて4−メトキシ−2
−メチルフェニルマグネシウムブロミドのTHF溶液
(マグネシウム6gと2−ブロモ−5−メトキシトルエ
ン50gから調製した)を滴下し、室温にて12時間撹
拌する。反応液を氷水中に注ぎ、10%塩酸にて中和
し、酢酸エチルにて抽出する。有機層を飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、飽和食塩水にて洗浄後、芒硝にて乾燥
させ溶媒を留去する。残留物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキサン=1:8)に
て精製し、化合物41を81%(13.1g)得る。化
合物41は化合物9及び化合物27を合成するときの原
料に用いることができる。 Mass (m/e):644(M+)、553、433、341、283、241、181(BP)135、
92、50 IR (cm-1)(Neat):3052、3016、2890、2854、1608、1578、149
7、1452、13931 H-NMR (CDCl3):2.37(s、3H)、3.52〜3.85(m、6H)、3.81(s、
3H)、4.36(d、1H)、4.46〜4.96(m、8H)、6.71(s、1H)、6.78(d、
1H)、6.92〜7.33(m、20H)、7.39(d、1H)
ン化合物を出発原料として、アルドール反応を経て合成
することができる。 実施例24〜34 化合物21〜31は、実施例2に従いそれぞれのエノン
化合物の二重結合部分を接触還元することで合成するこ
とができる。
イルプロパノイル)−4−ヒドロキシ−2−メトキシフ
ェニル]−1−デオキシ−β−D−グルコピラノース−
1−イル}カルボニル]プロピオン酸(化合物47)
Lに溶解させ、コハク酸無水物144mgを加え、室温
にて12時間撹拌する。反応液を氷水中にあけ、酢酸エ
チルにて抽出する。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無
水硫酸ナトリウムにて乾燥する。溶媒を留去後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:クロロホ
ルム=1:20)にて精製し、0.14g(34.8
%)の目的物を得る。 mp=113-114℃、[α]D=-18.39(C=0.5, MeOH) Mass (m/e,ESI):557(M-H)- 1 H-NMR (CDCl3)δ:2.67(m、4H)、2.96(t、2H、J=7.8Hz)、3.1
0-5.07(m、12H)、3.83(s、3H)、6.42(s、1H)、6.72(s、1H)、6.9
6-7.73(m、5H)、12.87(s、1H) 実施例36 3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−3’−(6−
スルホン酸−β−D−グルコピラノシル)−4’−メト
キシ−6’−ヒドロキシアクリロフェノン(化合物4
4)
解させ、室温にてDMF・SO3錯体を403mg加
え、2時間撹拌する。反応液にEtOH/AcOEt
(4:1)を加え撹拌し、析出結晶をろ取して38mg
(54%)の赤色結晶を得る。 mp=177-179℃ Mass (m/e,ESI):537(M+H)+ IR(cm-1) 3382,1637,1563,1467,1368,1257,1107,1086,9
931 H-NMR (DMSO+CD3OD)δ:3.36(m、1H)、3.46(m、2H)、3.65(d
d、1H、J=5.7Hz)、3.67-3.83(m、2H)、3.95(s、3H)、6.63(s、1
H)、7.07(d、1H、J=2.0Hz)、7.73(d、1H、J=8.8Hz)、7.97(dd、1
H、J=8.8Hz、2.0Hz)、8.01-8.10(m、3H)、8.23(d、2H、J=10.7H
z) 実施例37 3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−3’−(6−
カルボキシナトリウム塩−β−D−グルコピラノシル)
−4’−メトキシ−6’−ヒドロキシアクリロフェノン
(化合物43)
3mLに溶かし、室温にてTEMPO 4mg,KBr
4mg、次いで飽和NaHCO3溶液3mL,NaO
Cl3mLを加え、30分撹拌する。AcOEt 50
mLにて希釈し、10%HClを加えて中和後、有機層
を無水Na2SO4にて乾燥して溶媒を留去する。残留物
をカラムクロマトグラフィー(MeOH:CHCl3)
にて精製し、63mg(61%)のカルボン酸を得て、
これにアセトン1mL、NaOH 5mg(1eq)加
え、30分撹拌する。アセトンを留去し、析出結晶をろ
過し、43mgの目的物を得る。mp=115-117℃ Mass (m/e,ESI):492(M+H)+ IR(cm-1) 3364、1608、1548、1446、1257、1152、108、735、5941 H-NMR (D2O)δ:3.30(m、1H)、3.54(m、3H)、3.83(s、3H)、4.
55(m、1H)、6.27(s、1H)、6.95(s、1H)7.60-8.10(m、7H) 実施例38 4−({2−(3−ベンゾ[b]フラン−5−イルプロ
パノイル)−5−メトキシ−4−(β−D−グルコピラ
ノシル)フェノキシ}メチル)−5−メチル−1,3−
ジオキソレン−2−オン(化合物49)
に溶解させ、炭酸カリウム75mg、4−ブロモメチル
−5−メチル−1,3−ジオキソレン−2−オン0.1
3gを加え、室温にて3時間撹拌する。反応液を氷水中
にあけ、酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥する。溶媒を留去後、
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ク
ロロホルム=1:20)にて精製し、42mgの目的物
を得る。 mp=128-128.5℃、[α]D=+2.80(C=1.0, MeOH) Mass (m/e,ESI):539(M+Na)+ 1 H-NMR (CDCl3)δ:2.05(s、3H)、2.90(t、2H、J=7.8Hz)、3.0
7-3.89(m、9H)、3.91(s、3H)、4.54-4.69(ABq、2H)、6.47(s、1
H)、6.73(s、1H)、6.80-7.10(ABq、2H)、7.39(s、1H)、7.59(s、
1H)、7.85(s、1H)
5の方法で無水コハク酸を4モル等量使用すると、糖部
分の全ての水酸基がエステル化された化合物も得られ
る。 実施例40 化合物42は、実施例35に従い化合物3を出発原料と
して合成することが出来る。 実施例41〜43 化合物45,48及び50は、実施例37のナトリウム
塩にする方法に従い対応するカルボン酸から合成でき
る。 実施例44 3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−1−[6−ヒ
ドロキシ−4−メチル−2−{(β−D−グルコピラノ
ース−1−イル)メチル}]プロピオフェノン(化合物
52)の製造例
−2−{(2,3,4,6−テトラ−O−ベンジル−β
−D−グルコピラノシル)メチル}]アセトフェノン
(化合物59)の製造
にTebbe試薬を反応させて得られる2,6−アンヒ
ドロ−3,4,5,7−テトラ−O−ベンジル−1−デ
オキシ−D−グルコヘプト−1−エニトール(4.5
g)(XII)に9−BBN(0.5M THF溶液、
42mL)を室温で加え、7時間加熱還流する。反応液
を室温まで冷却し、K3PO4(3M水溶液7.2mL)
で加え、15分間撹拌する。そこへ2−ブロモ−6−ヒ
ドロキシ−4−メチルアセトフェノン(2.1g)、P
dCl2(dppf)(610mg,DMF溶液66m
L)加え、50℃で2時間撹拌した。反応液をEt2O
(60mL)に注ぎ、有機層を飽和食塩水で洗い、芒硝
で乾燥する。有機溶媒を留去後、シリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=60:1)に
て精製すると化合物59を53%の収率にて得る。 Mass (m/e,ESI):709(M+Na)+、687(M+H)+ IR (cm-1):2914、1359、1083、750、6961 H-NMR (CDCl3)δ:2.21(s、3H)、2.59(s、3H)、2.97-3.01
(m、1H)、3.22-3.67(m、8H)、4.42-5.00(m、8H)、6.68(s、1H)、
6.67(s、1H)、7.18-7.38(m、20H)、11.7(s、1H) (b)3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−1−
[6−ヒドロキシ−4−メチル−2−{(2,3,4,
6−テトラ−O−ベンジル)−β−D−グルコピラノシ
ルメチル}]アクリロフェノン(化合物60)
(9.89g)と5−ベンゾフランアルデヒド(2.3
1g)をEtOH(140mL)に溶解する。0℃で5
0%KOH(17mL)を加え室温にて40時間撹拌す
る。反応液にH2O(200mL)を加え、酢酸エチル
エステルにて有機層を抽出する。有機層を飽和食塩水に
て洗い、芒硝にて乾燥する。有機溶媒を留去後、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−ヘキ
サン=1:10)にて精製し、化合物60を61%
(7.2g)の収率にて得る。 Mass (m/e,ESI):837(M+Na)+、815(M+H)+、849(M+Cl)-、813
(M-H)- IR (cm-1):1732、1628、1578、1240、1100、7601 H-NMR (CDCl3)δ:2.27(s、3H)、3.07-3.80(m、9H)、4.40-
4.94(m、8H)、6.70(s、1H)、6.73(s、1H)、6.76(dd、1H、J=1.0H
z、2.0Hz)、7.14-7.81(m、26H)、10.8(s、1H) (c)3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−1−
[6−ヒドロキシ−4−メチル−2−{(β−D−グル
コピラノース−1−イル)メチル}]アクリロフェノン
(化合物51)の製造
g)をCH2Cl2(86mL)に溶解し、−78℃にて
BBr3(1.0M CH2Cl2溶液53mL)を滴下
し、−78℃〜室温にて2時間撹拌する。反応液を氷水
(200mL)に注ぎ、有機層を酢酸エチルにて抽出
し、水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗い、芒硝で乾燥す
る。有機層を留去後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製
すると化合物51を76%(3.0g)の収率にて得
る。 Mass (m/e,ESI):455(M+H)+、453(M-H)- IR (cm-1):3394、3004、2908、1575、1443、1263、1215、10891 H-NMR (CDCl3)δ:2.27(s、3H)、2.89-3.75(m、13H)、6.68
(d、2H、J=12.7Hz)、6.77(d、1H、J=1.5Hz)、7.08(d、1H、J=16.
1Hz)、7.47-7.53(m、2H)、7.63-7.66(m、2H)、7.77(s、1H)、8.
68(bs、1H) (d)3−(ベンゾ[b]フラン−5−イル)−1−
[6−ヒドロキシ−4−メチル−2−{(β−D−グル
コピラノース−1−イル)メチル}]プロピオフェノン
(化合物52)
0g)をメタノール(100mL)に溶解した後、DMA
P(0.81g)5%Pt−炭素(0.30g)を加え
水素気流下、室温にて20時間撹拌する。反応液をセラ
イトろ過後、濃縮する。残渣を酢酸エチル(200mL)
に溶かし、10%HCl、飽和重層水、飽和食塩水にて
洗い、芒硝にて乾燥する。有機溶媒を留去後、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノー
ル=10:1)にて精製し、化合物52を83%(2.
5g)の収率にて得る。 Mass (m/e,ESI):456(M+)、438、305、261、175、131(BP)、91 IR (cm-1):3394、2908、1614、1083、10321 H-NMR (CDCl3)δ:2.24(s、3H)、2.47-3.73(m、15H)、6.62
(d、1H、J=2.2Hz)、6.68(s、1H)、7.08(d、1H、J=8.8Hz)、7.37-
7.57(m、2H)、7.57(s、1H)、8.83(bs、1H) 実施例45 3−ベンゾ[b]フラン−5−イル−1−(6−ヒドロ
キシ−4−メチル−2−{[6−メトキシカルボニル−
β−D−グルコピラノース−1−イル]メチル})プロ
ピオフェノン(化合物53)の製造。
上記実施例44で合成した化合物52のフェノール性水
酸基を保護し、糖部分の一級水酸基のみをアルキル化し
てメトキシカ−ボネート体で得て、最後にフェノール性
水酸基の脱保護をして得ることが出来る。 実施例46 1−[2,4−ジヒドロキシ−6−{(β−D−グルコ
ピラノシル)メチル}フェニル]−3−(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン−1−オン(化合物54)
4−ベンジルオキシベンズアルデヒドを用いてアルドー
ル反応して得られる化合物(1.2g)をメタノール
(20mL)に溶解する。5%Pd−C(1.2g)を
加え、水素気流化、室温にて6時間撹拌する。反応液を
ろ過後、濃縮する。残渣をシリカゲルカルクロマトグラ
フィー(クロロホルム:メタノール=4:1)にて精製
し、化合物54を88%(0.52g)の収率にて得
る。 mp=227-228℃、[α]D= -10.80(C=1.0, MeOH) Mass (m/e,ESI):457(M+Na)+、469(M+Cl)-、433(M-H)- IR (cm-1):3358、2914、1605、1510、1460、1365、1260、1160、
1100、8401 H-NMR (DMSO:CDCl3=2:1)δ:2.43(dABq、1H、J=15.1Hz)、
2.75(t、2H、J=7.6Hz)、2.87-3.64(m、10H)、4.56(t、1H、J=5.
9Hz)、4.77(d、1H、J=4.9Hz)、4.81(d、1H、J=4.4Hz)、4.91(d、
1H、J=5.4Hz)、6.61(d、1H、J=2.0Hz)、6.20(d、1H、J=2.0Hz)、
6.64(d、1H、J=8.8Hz)、7.00(d、2H、J=8.3Hz)、8.99(s、1H)、
9.32(s、1H)、9.59(s、1H) 参考例4 1−[2,4−ジヒドロキシ−6−{(β−D−グルコ
ピラノシル)メチル}]アセトフェノン(化合物61)
の製造
リールハライドを用いて鈴木カップリングして得られる
化合物(1.5g)をジクロロメタン(20mL)に溶解
する。−78℃でBBr3(1M CH2Cl2溶液、1
2mL)を加え、−78℃〜室温にて2.5時間撹拌す
る。反応液を氷水(50mL)に注ぎn−BuOH(5
0mL×3)にて有機層を抽出する。有機層を飽和食塩
水にて洗い、芒硝にて乾燥する。有機溶媒を留去後、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メ
タノール=5:1)にて精製し化合物61を57%
(0.41g)の収率にて得る。また、この化合物61
は、化合物54を合成する時の原料として用いることも
出来る。 mp=227-228℃、[α]D= -12.00(C=1.0, MeOH) Mass (m/e,ESI):351(M+Na)+、329(M+H)+ IR (cm-1):3394、1599、1455、1353、1269、1161、1083、1008、
843、5731 H-NMR (CDCl3)δ:2.47(s、3H)、2.59(dABq、1H、J=14.7H
z)、2.91-3.50(m、7H)、3.65(dABq、1H、J=11.7Hz)、4.25(bs、
5H)、6.18(d、1H、J=2.0Hz)、6.27(d、1H、J=2.4Hz)、9.88(bs、
1H)
物を出発原料として、アルドール反応を経て合成するこ
とが出来る。 実施例48 化合物56は、実施例44に従いエノン化合物の二重結
合部分を接触還元することで合成することが出来る。 実施例49 化合物57は実施例44に従い、対応するアリールハラ
イドを用いて鈴木カップリングして得られた化合物をア
ルドール反応した後、最後に脱ベンジル化して合成する
ことが出来る。 実施例50 化合物58は実施例45に従い、フェノール性水酸基を
保護した後、糖部分の一級水酸基のみをカーボネートと
して、最後にフェノール性水酸基の脱保護をして得るこ
とが出来る。
ルコース共輸送体阻害作用を有し、且つβ−グルコシダ
ーゼによる分解、酸又は塩基に安定であり、糖尿病の治
療・予防剤及び血糖降下剤として有用である。
Claims (4)
- 【請求項1】次式の一般式(I): 【化1】 で示される化合物又は薬学的に許容し得る塩。
- 【請求項2】下記の一般式(II): 【化2】 (但し、式中、R1、m及びnは上記と同じ。R4は水素
原子、アセチル基又はベンジル基を表す。)で示される
化物を、一般式(IV):OHC−A1(但し、式中、A1
は上記と同じ。)で示される化合物とアルドール反応さ
せ、場合により引き続いて二重結合を接触還元すること
を特徴とする一般式(I)で示される化合物又は薬学的
に許容し得る塩の製造方法。 - 【請求項3】一般式(I)で示される化合物又は薬学的
に許容し得る塩を含有する糖尿病の治療・予防剤。 - 【請求項4】一般式(I)で示される化合物又は薬学的
に許容し得る塩を含有する血糖降下剤。
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