ならび【並び/▽双び】
ナラビ
ナラビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 06:24 UTC 版)
ナラビは囲碁用語のひとつ[1]。自分のすでに打たれた石の隣に打つ手[1]。動詞では「ナラぶ」となる。似たような術語に「ノビ」「ヒキ」などがあるが、ナラビは相手の打った石に呼応して打つのではなく、自分の石だけに隣接させて打つ手のイメージである。また盤の端に向かって打つ手には「サガリ」が用いられる[2]。
ナラビの例
白1のナラビは簡明を期した手とされ[1]、aのトビ出しやbのツケによる進出を見る。
黒1のナラビで外勢を強化し、aのツケコシを狙う。
出典
- ^ a b c "囲碁用語「ナラビ」". 日本囲碁連盟. 2020年9月21日閲覧。
- ^ "囲碁用語「サガリ」". 日本囲碁連盟. 2020年9月21日閲覧。
ナラビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/02 09:51 UTC 版)
ナラビ(白△、図3)と応じた場合は、黒1、白2で一段落し、黒はこの後上辺に展開するのが一般的。この形は変化が少なく、白からは最もマギレの無い形であるが、黒から大斜でなくケイマガケ(黒1の右)に打って白△、黒1の右下、白2と進む定石に比べると黒の形に弱点がなく、黒に不満の無い進行と言える。本因坊秀和、秀策の碁では、このナラビ型で打った碁が多くある。 図3
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