今や不動のNo.1! 皆の生活をスマートに支える軽トールワゴンのすべて
【徹底解説】新型ホンダN-BOX 2023.12.16 ニューモデルSHOWCASE 軽自動車はもちろん、登録車(いわゆる普通車)を含む全国内販売車種のなかでもNo.1の人気を誇る「ホンダN-BOX」。今どきのニッポンの国民車は、新型となってどのような進化を遂げたのか? デザインや燃費、装備、価格……と、多角的な視点で徹底検証する。希代のエンジニアが生んだ圧巻のベストセラー
2011年12月に発売された初代N-BOXは、その後のホンダ軽乗用車(以下、軽)=「Nシリーズ」の基礎となったモデルだ。
2008年のリーマンショックで経営が大きく傷んだホンダは、国内市場の安定的成長のために、軽づくりをゼロから刷新することにした。そのプロジェクトを任されたのが、後にホンダF1のプロジェクトリーダーとして、20年ぶりのタイトル獲得に貢献する浅木泰昭氏。浅木氏はホンダの新世代軽を「一括企画・一括開発」の手法を取り入れた“Nシリーズ”として再構築。プラットフォームやパワートレインなどの主要コンポーネンツを大胆に共通化して、高品質と開発コストの低減を高度に両立しながら、さらに将来的な発展性や進化のさせやすさにもメスを入れた。
そんなNシリーズの第1弾として世に出たのが、初代N-BOXである。発売当時の軽市場といえば、スライドドア式のスーパーハイトワゴン「ダイハツ・タント」がベスト5の常連だったとはいえ、まだ「スズキ・ワゴンR」や「ダイハツ・ムーヴ」といったハイトワゴンが主流の時代。そこにあえてスーパーハイトのN-BOXから勝負をかけた浅木氏の眼力は、さすがである。
初代N-BOXは、実質的な発売2年目にあたる2013年の軽乗用車販売ランキングで、初の1位を獲得。さらに2015年から2022年まで、2世代・8年にわたって連続で軽のベストセラーに君臨し、登録車も含めた国内新車ランキングでも1位の常連となった。驚いたのは、2代目の最末期となった2023年9月の国内販売ランキングにおいても、なんと1位を獲得したことだ。通常、モデルチェンジの直前には、間もなく“型遅れ”となる現行型の販売は落ちるものだが、そんな通例もモノともしない盤石の人気ぶりは、もはや“国民車”と呼ぶにふさわしい。
先ごろ発売された新型N-BOXは通算3代目となるが、パッケージレイアウトやエクステリアデザインのイメージは、3世代にわたり大きく変わっていない。いっぽうで、プラットフォームやパワートレインは2017年末発売の2代目ですべて刷新されており、新しい3代目の基本コンポーネンツは、その2代目のキャリーオーバー改良型である。
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【ラインナップ】
よりシンプルになったグレード構成
基本スタイルはこれまで同様に、標準モデルと「カスタム」の2種類が用意されるが、グレード構成は先代よりシンプルになった。先代にあった標準モデルのターボエンジン仕様が廃止されたほか、「G」「L」「EX」という伝統的なグレード構成も、根本からあらためられたからだ。
新型N-BOXでは、まず基本のベースモデルがあり、ほかに標準モデルには「ファッションスタイル」、カスタムには「コーディネートスタイル」というバリエーションが用意される。いわゆる装備類は、ベースモデルも○○スタイルも基本的に同等で、ホイールデザインや車体色(加えて「カスタム/カスタム ターボ」のコーディネートスタイルではシート表皮)が変わるだけと考えればいい。
ちなみに、カスタムだけに用意される2トーンの車体色は、今回もコーディネートスタイルの一部というあつかいで、カタログでは車体色に合わせて「コーディネートスタイル(モノトーン)」と「コーディネートスタイル(2トーン)」という名称で掲載されている。
また、車いす仕様が型式指定を取得した通常グレードとしてラインナップされるのもN-BOXの伝統で、標準モデルとカスタムの両方で、その「スロープ」が選べる。駆動方式は、スロープを含めた全グレードでFFと4WDが用意される。
【主要諸元】
グレード名 | N-BOX | N-BOX | N-BOX カスタム |
N-BOX カスタム |
N-BOX カスタム ターボ |
N-BOX カスタム ターボ |
N-BOX スロープ |
N-BOX スロープ |
N-BOX カスタム スロープ |
N-BOX カスタム スロープ |
|
基本情報 | 新車価格 | 164万8900円 | 178万2000円 | 184万9100円 | 198万2200円 | 204万9300円 | 218万2400円 | 184万4000円 | 196万5000円 | 206万7000円 | 218万8000円 |
駆動方式 | FF | 4WD | FF | 4WD | FF | 4WD | FF | 4WD | FF | 4WD | |
動力分類 | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | エンジン | |
トランスミッション | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | CVT | |
乗車定員 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | 4名 | |
WLTCモード燃費(km/リッター) | 21.6 | 19.4 | 21.5 | 19.4 | 20.3 | 18.4 | 21.1 | 19.1 | 21.1 | 19.0 | |
最小回転半径 | 4.5m | 4.8m | 4.5m | 4.8m | 4.7m | 4.8m | 4.5m | 4.8m | 4.5m | 4.8m | |
エンジン | 形式 | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC |
排気量 | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | 658cc | |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 43[58]/7300 | 43[58]/7300 | 43[58]/7300 | 43[58]/7300 | 47[64]/6000 | 47[64]/6000 | 43[58]/7300 | 43[58]/7300 | 43[58]/7300 | 43[58]/7300 | |
最高トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 65[6.6]/4800 | 65[6.6]/4800 | 65[6.6]/4800 | 65[6.6]/4800 | 104[10.6]/2600 | 104[10.6]/2600 | 65[6.6]/4800 | 65[6.6]/4800 | 65[6.6]/4800 | 65[6.6]/4800 | |
過給機 | なし | なし | なし | なし | ターボチャージャー | ターボチャージャー | なし | なし | なし | なし | |
燃料 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | |
寸法・重量 | 全長 | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm | 3395mm |
全幅 | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | 1475mm | |
全高 | 1790mm | 1815mm | 1790mm | 1815mm | 1790mm | 1815mm | 1790mm | 1815mm | 1790mm | 1815mm | |
ホイールベース | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | 2520mm | |
車両重量 | 910kg | 980kg | 920kg | 980kg | 940kg | 1000kg | 960kg | 1020kg | 960kg | 1030kg | |
タイヤ | 前輪サイズ | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 | 165/55R15 | 165/55R15 | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 |
後輪サイズ | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 | 165/55R15 | 165/55R15 | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 | 155/65R14 |
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【パワートレイン/ドライブトレイン】
先代の財産を受け継ぎ、さらに磨きをかける
新型N-BOXの主要コンポーネンツは、基本的に先代(2代目)からのキャリーオーバーだ。先代でプラットフォームとパワートレインを完全刷新しており、今回は「あえて変える必要なし」と判断されたという。
ただ、細かな改良・熟成は枚挙にいとまがない。たとえば保安基準に「ポール側面衝突基準」が強化されたことに合わせて車体を強化したほか、車体剛性のバランスも見直されているという。また静粛性向上は新型N-BOXの大きな開発テーマで、フロアカーペットとルーフライニングを吸音・遮音性能を大きく引き上げたものに変更している。サスペンションやステアリングなどのシャシーまわりも基本は変わっていないが、セッティングや制御、さらに工場組み立て時の車高をよりリアルな乗車状態に近づけるなど、なんともシブい……しかし、乗れば確実に気づく改良の手が入っている。
エンジンやCVTも、基本的なハードウエアは先代と同じで、最高出力や最大トルクなどのピーク性能値も変わっていない。先代デビューに合わせて新開発されたエンジンは、自然吸気(NA)ユニットには吸気側バルブ可変リフト機構(=VTEC)、ターボユニットには電動ウェイストゲート、さらに両エンジンに鏡面加工バルブなど、当時から軽とは思えないゼータク技術がテンコ盛りだった。これらの内容は今でも軽トップといってよく、「まだやることがない」というのが技術者の本音のようだ。他社では普及しつつあるマイルドハイブリッド機構も備わらない。
ただし制御は全面的に見直されており、操作に対する反応はより一体感を増しているほか、「駐車場で停止してアイドルストップした後に、Pレンジに入れるとエンジンが再始動してしまう」という日常的なわずらわしさを解消するなど、日常の細かな機微にまで踏み込んだ改良も施されている。
新型N-BOXのカタログ燃費(WLTCモード)は、NAで21.1~21.6km/リッター(FF)と19.0~19.4km/リッター(4WD)、ターボで20.3km/リッター(FF)と18.4km/リッター(4WD)。先代と比較すると、FFではわずかに向上したが、4WDは逆に、わずかに悪化している。
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【ボディーサイズ/デザイン】
全体のイメージは変わってないものの……
新型N-BOXの全長と全幅は、軽規格枠いっぱいの3395mmと1475mm。現在の軽自動車規格は1998年10月から変わっていないから、これらの数値は初代から不変で、他社ライバルとも選ぶところはない。
ただ、全高だけは同じスーパーハイトでもメーカーや世代によって微妙に異なる。FFで1790mm、4WDで1815mmという新型N-BOXの全高は先代同様で、競合車と比較してもいまだにもっとも高い部類に入る。スタイリングも、フロントガラス形状やルーフパネル、さらにベルトラインの高さも前から変わっておらず、基本プロポーションや雰囲気は、オーナーでないと区別がつきにくいほど先代と酷似する。
いっぽう、ディテールに目をやると、標準モデルが丸目+同色グリル、カスタムが角目+メッキ&ブラックグリルという基本意匠は先代からの踏襲だが、新型N-BOXでは、標準モデルはいわば家電風の、カスタムはよりフォーマルなイメージをかもし出す。足もとの仕様は標準モデルが14インチスチールホイール+キャップ。カスタムはアルミホイール(NAが14インチ、ターボが15インチ)がスタンダードだ。
ボディーカラーは標準車が7種類、カスタムが6種類で、さらに標準車のファッションスタイルにはアースカラー系の専用色が3種類、カスタムのコーディネートスタイルにはモノトーン/2トーンとも3種類(「プラチナホワイトパール」のみ通常のカスタムと共通で、その他は専用色)の選択肢が用意される。
そのうえで、標準モデルのファッションスタイルではホイールキャップがボディー同色となり、かつドアミラーやドアハンドル、および専用ホイールキャップの一部にホワイトがあしらわれる。カスタム系のコーディネートスタイルも、グリルやドアハンドル、ホイールがダークメッキで引き締められており、内装もステッチなどがグレーになる。
また、新型ではリアナンバープレートの位置が低くなったことに気づく向きがあるかもしれない。これはテールゲートハンドルの位置を下げることで、開閉操作をやりやすくするための工夫だ。
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【インテリア/荷室/装備】
まだ広くなる余地が残されていたとは!
室内空間はだだっ広い。そこに、いざとなれば“27インチ級”の自転車も積めるのが、スーパーハイト軽が支持される要因のひとつだ。新型N-BOXでは、その自転車積載時に前輪がより通りやすく、また積んだときに安定するように可倒時のフロア形状を工夫したという。
いっぽう、シートの設計そのものは先代を踏襲。後席には左右個別にスライド/リクライニング機構やチルトダウン式ダブルフォールド可倒機構が備わり、加えて他社にはない座面チップアップ機能も備わるのは、“センタータンクレイアウト”のN-BOXならではだ。
プラットフォームも外観のディメンションも先代から踏襲されるので、室内空間に拡大の余地はないように思える。しかし、先述のポール衝突基準改正のためにリアサイド構造を変更したのに合わせて、後席の肩部分で片側55mm(前席も内装変更などで片側5mm)拡大することに成功。ルーフライニングなどの工夫でヘッドルームも5mm広がっているのは驚きだ。
インストゥルメントパネルは全面的に見直されており、メーターを7インチTFT液晶パネルとすることで、低く水平なダッシュボードを実現。視界の広さや車両感覚のつかみやすさを、大幅に改善させたという。また先代にあった「助手席スーパースライドシート」を廃止したかわりに、そのために犠牲になっていたグローブボックスを先代の2倍以上の容量に拡大。結果として、車検証やトリセツに加えてボックスティッシュや除菌シート、さらにはスマホまでまとめて収納できるほどのサイズになった。
左側方の死角を映す自慢の「ピタ駐ミラー」も新しくなっており、合わせ鏡などのカラクリを駆使して、そこに映る子供や障害物の位置を分かりやすくしている。
インフォテインメントシステムについては、販売店オプションで「8インチディスプレイオーディオ(ホンダコネクト対応)」「8インチホンダコネクトナビ」「9インチホンダコネクトナビ」のいずれかを追加するのが前提。そのために、スピーカー、アンテナ、ステアリングスイッチ、リアカメラ、そして車載通信モジュールなどが、あらかじめ車両に組み込まれている。
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【バイヤーズガイド】
カユいところに手が届くオプションの妙
先進運転支援システムの「ホンダセンシング」は、先代の単眼カメラ+ミリ波レーダーから、最新の「フィット」などと同じ広角単眼カメラ式にあらためられた。機能も最新モデルとしては平均的。グレードによる機能差はないので、安全性が理由でグレード選びが制限されることは基本的にない。唯一「マルチビューカメラ」はカスタム系のベースモデルにしか装着できないが、先述のピタ駐ミラーが優秀なので、視認性そのものはカメラなしでも大きな不足はない。
グレード選びにおける先代からの最大の変化は、標準モデルのターボエンジンが廃止されたことである。ファーストカーとして使うなら余裕のあるターボをおすすめしたいところだが、そうなると必然的にカスタムしか選択肢がなくなるのは、ちょっとだけ残念だ。
ただ、NAエンジンの最高出力58PS、最大トルク65N・mという性能は、ライバルと比較してもアタマひとつ抜けており、1~2人乗車で市街地や高速を普通に走るには十分ともいえる。それもあって、N-BOXは「NAの人気が高い=ターボの販売台数が伸びない=標準モデルでターボが廃止」となったのかしれない。
というわけで、NAエンジンでいいと割り切るなら、標準モデルとカスタムは見た目の好みで選んでよい。「標準モデルだと装備が……」という向きには前席シートヒーターや右側パワースライドドア(左側パワースライドドアは全車標準装備)、後席アームレスト、シートバックテーブル、自動可倒ミラーなどがセットの「コンフォートパッケージ」も10万円強の追加費用で用意されているので、予算に余裕があるなら選べばいいだろう。
また、標準モデルのファッションスタイルがベースモデル比で9万9000円高なのに対して、カスタム(NA)のコーディネートスタイルのそれが約21万円高なのは、外装やシート表皮のちがいに加えて、右側パワースライドドアやシートバックテーブル、後席アームレストなども追加されるからだ。よって内容的には割高とはいえないコーディネートスタイルだが、「そこまでの装備やビジュアルは不要」というなら、素のNAカスタムに6万6000円で右側パワースライドドアとシートバックテーブルだけを追加する手もある。グレードとオプションをうまく組み合わせれば、余計な出費を抑えつつ、過不足のない仕様を選ぶことができるだろう。
(文=佐野弘宗/写真=本田技研工業/編集=堀田剛資)
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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