JPH10261911A - 窓ガラスアンテナ - Google Patents
窓ガラスアンテナInfo
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- JPH10261911A JPH10261911A JP9065207A JP6520797A JPH10261911A JP H10261911 A JPH10261911 A JP H10261911A JP 9065207 A JP9065207 A JP 9065207A JP 6520797 A JP6520797 A JP 6520797A JP H10261911 A JPH10261911 A JP H10261911A
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- pattern
- glass antenna
- electrode
- signal extraction
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/1271—Supports; Mounting means for mounting on windscreens
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接地用パターンとシールド用パターンとを不
要とし、同軸ケーブルのアース側編組線を接続する接地
用電極と、同軸ケーブルの芯線を接続する給電用電極
と、放射用パターンと、インピーダンス調整用エレメン
トとを備え、窓ガラスエッジ側辺部に付設し易く、しか
も優れた性能を有する自動車用の送受信兼用の窓ガラス
アンテナを提供する。 【解決手段】 窓ガラスの面上の左下隅に付設され、接
地用電極と、給電用電極と、放射用パターンと、インピ
ーダンス調整用エレメントと、信号引出用パターンとを
備えた窓ガラスアンテナ１。
要とし、同軸ケーブルのアース側編組線を接続する接地
用電極と、同軸ケーブルの芯線を接続する給電用電極
と、放射用パターンと、インピーダンス調整用エレメン
トとを備え、窓ガラスエッジ側辺部に付設し易く、しか
も優れた性能を有する自動車用の送受信兼用の窓ガラス
アンテナを提供する。 【解決手段】 窓ガラスの面上の左下隅に付設され、接
地用電極と、給電用電極と、放射用パターンと、インピ
ーダンス調整用エレメントと、信号引出用パターンとを
備えた窓ガラスアンテナ１。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓ガラスアンテナ
に係り、特に自動車の窓ガラス面上に付設される自動車
電話用のＵＨＦ帯の送受信兼用アンテナに関する。
に係り、特に自動車の窓ガラス面上に付設される自動車
電話用のＵＨＦ帯の送受信兼用アンテナに関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明の出願人は、実開平５−８２１１
３号公報で図９に示すような窓ガラスアンテナを既に開
示している。この窓ガラスアンテナ５０は、自動車の窓
ガラス５１の面上に付設され、上下方向の長さが約１／
４波長の放射用パターン５２と、上下方向の長さが約１
／４波長で左右方向の長さが約１／４〜３／４波長の接
地用パターン５３とからなり、接地用パターン５３を外
枠パターンと中央パターンとからなる中抜き形状とした
ＵＨＦ帯の自動車電話用の窓ガラスアンテナである。
３号公報で図９に示すような窓ガラスアンテナを既に開
示している。この窓ガラスアンテナ５０は、自動車の窓
ガラス５１の面上に付設され、上下方向の長さが約１／
４波長の放射用パターン５２と、上下方向の長さが約１
／４波長で左右方向の長さが約１／４〜３／４波長の接
地用パターン５３とからなり、接地用パターン５３を外
枠パターンと中央パターンとからなる中抜き形状とした
ＵＨＦ帯の自動車電話用の窓ガラスアンテナである。
【０００３】また、本発明の出願人は、特開平６−２３
７１０９号公報で図１０に示すような窓ガラスアンテナ
を既に開示している。この窓ガラスアンテナ６０は、接
地用パターンの左右方向の長さを小さくして窓ガラスの
エッジ側辺部に付設し易くしたもので、放射用パターン
６３と、窓ガラス６１のエッジに近接した側辺部に設け
た給電点Ａから放射用パターン６３の方に延びる信号引
出用パターン６４と、窓ガラス６１のエッジに近接した
側辺部に設けた接地点Ｂから給電点Ａを囲み、信号引出
用パターン６４の両側の全長にわたって延び、かつ平衡
不平衡変換素子を有するシールド用パターン６６と、シ
ールド用パターン６６の端部に接続された口の字型の接
地用パターン６５とを備える。
７１０９号公報で図１０に示すような窓ガラスアンテナ
を既に開示している。この窓ガラスアンテナ６０は、接
地用パターンの左右方向の長さを小さくして窓ガラスの
エッジ側辺部に付設し易くしたもので、放射用パターン
６３と、窓ガラス６１のエッジに近接した側辺部に設け
た給電点Ａから放射用パターン６３の方に延びる信号引
出用パターン６４と、窓ガラス６１のエッジに近接した
側辺部に設けた接地点Ｂから給電点Ａを囲み、信号引出
用パターン６４の両側の全長にわたって延び、かつ平衡
不平衡変換素子を有するシールド用パターン６６と、シ
ールド用パターン６６の端部に接続された口の字型の接
地用パターン６５とを備える。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
５−８２１１３号公報に開示された窓ガラスアンテナ５
０には、接地用パターン５３の左右方向が大きく、放射
用パターン５２が接地用パターン５３の中央に位置する
ものであるため、窓ガラス５１のエッジ側辺部に付設し
難いという課題がある。
５−８２１１３号公報に開示された窓ガラスアンテナ５
０には、接地用パターン５３の左右方向が大きく、放射
用パターン５２が接地用パターン５３の中央に位置する
ものであるため、窓ガラス５１のエッジ側辺部に付設し
難いという課題がある。
【０００５】また、特開平６−２３７１０９号公報に開
示された窓ガラスアンテナ６０には、接地用パターンの
左右方向の長さを小さくして窓ガラスのエッジ側辺部に
付設し易くしたために接地点Ｂと接地用パターン６５と
を接続するシールド用パターン６６を必要とし、このシ
ールド用パターン６６によるインピーダンスの不整合が
生じてアンテナ利得を低下させるという課題がある。
示された窓ガラスアンテナ６０には、接地用パターンの
左右方向の長さを小さくして窓ガラスのエッジ側辺部に
付設し易くしたために接地点Ｂと接地用パターン６５と
を接続するシールド用パターン６６を必要とし、このシ
ールド用パターン６６によるインピーダンスの不整合が
生じてアンテナ利得を低下させるという課題がある。
【０００６】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたものであって、その目的は、接地用
パターンとシールド用パターンとを不要とし、同軸ケー
ブルのアース側編組線を接続する接地用電極と、同軸ケ
ーブルの芯線を接続する給電用電極と、放射用パターン
と、インピーダンス調整用エレメントとを備え、窓ガラ
スエッジ側辺部に付設し易く、しかも優れた性能を有す
る自動車用の送受信兼用の窓ガラスアンテナを提供する
ことにある。
するためになされたものであって、その目的は、接地用
パターンとシールド用パターンとを不要とし、同軸ケー
ブルのアース側編組線を接続する接地用電極と、同軸ケ
ーブルの芯線を接続する給電用電極と、放射用パターン
と、インピーダンス調整用エレメントとを備え、窓ガラ
スエッジ側辺部に付設し易く、しかも優れた性能を有す
る自動車用の送受信兼用の窓ガラスアンテナを提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る窓ガラスアンテナは、窓ガラス面上のエ
ッジ側辺部に設けた、同軸ケーブルのアース側編組線を
接続する接地用電極と、窓ガラス面上のエッジ側辺部に
位置し、且つ接地用電極の近傍に設けた、同軸ケーブル
の芯線を接続する給電用電極と、給電用電極から窓ガラ
ス面上のエッジ側辺部に沿って延設した信号引出用パタ
ーンによって接続し、且つ信号引出用パターンの接続部
に対して略垂直に設けた放射用パターンとを備えたこと
を特徴とする。
に本発明に係る窓ガラスアンテナは、窓ガラス面上のエ
ッジ側辺部に設けた、同軸ケーブルのアース側編組線を
接続する接地用電極と、窓ガラス面上のエッジ側辺部に
位置し、且つ接地用電極の近傍に設けた、同軸ケーブル
の芯線を接続する給電用電極と、給電用電極から窓ガラ
ス面上のエッジ側辺部に沿って延設した信号引出用パタ
ーンによって接続し、且つ信号引出用パターンの接続部
に対して略垂直に設けた放射用パターンとを備えたこと
を特徴とする。
【０００８】本発明に係る窓ガラスアンテナは、窓ガラ
ス面上のエッジ側辺部に設けた、同軸ケーブルのアース
側編組線を接続する接地用電極と、窓ガラス面上のエッ
ジ側辺部に位置し、且つ接地用電極の近傍に設けた、同
軸ケーブルの芯線を接続する給電用電極と、給電用電極
から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿って延設した信号
引出用パターンによって接続し、且つ信号引出用パター
ンの接続部に対して略垂直に設けた放射用パターンとを
備えたので、窓ガラスのエッジ側辺部に付設することが
できる。
ス面上のエッジ側辺部に設けた、同軸ケーブルのアース
側編組線を接続する接地用電極と、窓ガラス面上のエッ
ジ側辺部に位置し、且つ接地用電極の近傍に設けた、同
軸ケーブルの芯線を接続する給電用電極と、給電用電極
から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿って延設した信号
引出用パターンによって接続し、且つ信号引出用パター
ンの接続部に対して略垂直に設けた放射用パターンとを
備えたので、窓ガラスのエッジ側辺部に付設することが
できる。
【０００９】また、本発明に係る窓ガラスアンテナは、
シールド用パターンを不要としたので、良好なインピー
ダンス整合をとることができ、受信感度を向上させるこ
とができる。
シールド用パターンを不要としたので、良好なインピー
ダンス整合をとることができ、受信感度を向上させるこ
とができる。
【００１０】さらに、本発明に係る窓ガラスアンテナ
は、接地用パターンを不要としたので、窓ガラスの曲げ
加工に伴う加熱時の温度差を少なくでき、従来と同様の
曲げ加工工程で所望の曲率を備えた歪のない窓ガラスと
することができる。
は、接地用パターンを不要としたので、窓ガラスの曲げ
加工に伴う加熱時の温度差を少なくでき、従来と同様の
曲げ加工工程で所望の曲率を備えた歪のない窓ガラスと
することができる。
【００１１】また、本発明に係る窓ガラスアンテナは、
接地用電極から延設したインピーダンス調整用エレメン
トと、信号引出用パターンと放射用パターンとの接続部
から延設したインピーダンス調整用エレメントとを備え
たことを特徴とする。
接地用電極から延設したインピーダンス調整用エレメン
トと、信号引出用パターンと放射用パターンとの接続部
から延設したインピーダンス調整用エレメントとを備え
たことを特徴とする。
【００１２】本発明に係る窓ガラスアンテナは、接地用
電極から延設したインピーダンス調整用エレメントと、
信号引出用パターンと放射用パターンとの接続部から延
設したインピーダンス調整用エレメントとを備えたの
で、より良好なインピーダンス整合をとることができ
る。
電極から延設したインピーダンス調整用エレメントと、
信号引出用パターンと放射用パターンとの接続部から延
設したインピーダンス調整用エレメントとを備えたの
で、より良好なインピーダンス整合をとることができ
る。
【００１３】さらに、本発明に係る窓ガラスアンテナ
は、給電用電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿っ
て延設した信号引出用パターンによって接続し、信号引
出用パターンの接続部に対して略垂直に複数の放射用パ
ターンを備えたことを特徴とする。
は、給電用電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿っ
て延設した信号引出用パターンによって接続し、信号引
出用パターンの接続部に対して略垂直に複数の放射用パ
ターンを備えたことを特徴とする。
【００１４】本発明に係る窓ガラスアンテナは、給電用
電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿って延設した
信号引出用パターンによって接続し、信号引出用パター
ンの接続部に対して略垂直に複数の放射用パターンを備
えたので、より受信感度を向上させることができ、また
使用周波数帯域内の受信感度差を小さくすることができ
る。
電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿って延設した
信号引出用パターンによって接続し、信号引出用パター
ンの接続部に対して略垂直に複数の放射用パターンを備
えたので、より受信感度を向上させることができ、また
使用周波数帯域内の受信感度差を小さくすることができ
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
基づいて以下に説明する。図１は本発明に係る窓ガラス
アンテナのパターン図である。図１において、窓ガラス
アンテナ１は、窓ガラス１０の面上の左下隅に付設さ
れ、接地用電極１３と、給電用電極１５と、放射用パタ
ーン１８と、インピーダンス調整用エレメント（１４，
１７）と、信号引出用パターン１６とを備える。
基づいて以下に説明する。図１は本発明に係る窓ガラス
アンテナのパターン図である。図１において、窓ガラス
アンテナ１は、窓ガラス１０の面上の左下隅に付設さ
れ、接地用電極１３と、給電用電極１５と、放射用パタ
ーン１８と、インピーダンス調整用エレメント（１４，
１７）と、信号引出用パターン１６とを備える。
【００１６】ここで、周波数ｆ＝８５０ＭＨｚ、短縮率
γ＝０．６、波長λ＝（３×１０ｅｘｐ１１／ｆ）×γ
〔ｍｍ〕とする。
γ＝０．６、波長λ＝（３×１０ｅｘｐ１１／ｆ）×γ
〔ｍｍ〕とする。
【００１７】接地用電極１３は、幅１２ｍｍ、長さ１７
ｍｍの長方形状に形成さた電極パターンであり、ガラス
エッジ１１とマスキングライン１２との間の側辺部に配
設され、一端を自動車用電話機（図示せず）に接続した
同軸ケーブル１９の他端のアース側編組線２０と半田等
で接続される。
ｍｍの長方形状に形成さた電極パターンであり、ガラス
エッジ１１とマスキングライン１２との間の側辺部に配
設され、一端を自動車用電話機（図示せず）に接続した
同軸ケーブル１９の他端のアース側編組線２０と半田等
で接続される。
【００１８】給電用電極１５は、幅１２ｍｍ、長さ１７
ｍｍの長方形状に形成された電極パターンであり、ガラ
スエッジ１１とマスキングライン１２との間の側辺部の
接地用電極１３との離隔幅ｇを５ｍｍをとった真下に配
設され、一端を自動車用電話機に接続した同軸ケーブル
１９の他端の芯線２１と半田付け等で接続される。
ｍｍの長方形状に形成された電極パターンであり、ガラ
スエッジ１１とマスキングライン１２との間の側辺部の
接地用電極１３との離隔幅ｇを５ｍｍをとった真下に配
設され、一端を自動車用電話機に接続した同軸ケーブル
１９の他端の芯線２１と半田付け等で接続される。
【００１９】信号引出用パターン１６は、ガラスエッジ
１１とマスキングライン１２との間にガラスエッジ１１
と略平行に付設された長さｂ（５／１０λ〜８／１０
λ）の線幅２ｍｍ〜５ｍｍのパターンであり、給電用電
極１５の右端から略垂直に下降するように延設し、左下
隅側辺部を沿うように右方向に湾曲して略水平にに延設
して放射用パターン１８の下端に接続する。
１１とマスキングライン１２との間にガラスエッジ１１
と略平行に付設された長さｂ（５／１０λ〜８／１０
λ）の線幅２ｍｍ〜５ｍｍのパターンであり、給電用電
極１５の右端から略垂直に下降するように延設し、左下
隅側辺部を沿うように右方向に湾曲して略水平にに延設
して放射用パターン１８の下端に接続する。
【００２０】インピーダンス調整用エレメント１７は、
信号引出用パターン１６と放射用パターンの下端との接
続部から右略水平方向に延設した線幅２ｍｍ〜５ｍｍ、
長さｃ（１／１０λ〜２／１０λ）のインピーダンス調
整用のパターンである。
信号引出用パターン１６と放射用パターンの下端との接
続部から右略水平方向に延設した線幅２ｍｍ〜５ｍｍ、
長さｃ（１／１０λ〜２／１０λ）のインピーダンス調
整用のパターンである。
【００２１】インピーダンス調整用エレメント１４は、
接地用電極１３の左下より左略水平方向に延設し、給電
用電極１５の左側部との離隔幅ｅ（１ｍｍ〜４ｍｍ）と
し、垂直方向ｄ（１／１０λ〜２／１０λ）に延設した
線幅２ｍｍ〜５ｍｍのインピーダンス調整用のパターン
である。
接地用電極１３の左下より左略水平方向に延設し、給電
用電極１５の左側部との離隔幅ｅ（１ｍｍ〜４ｍｍ）と
し、垂直方向ｄ（１／１０λ〜２／１０λ）に延設した
線幅２ｍｍ〜５ｍｍのインピーダンス調整用のパターン
である。
【００２２】放射用パターン１８は、下端を信号引出用
パターン１６に接し、線幅２ｍｍ〜５ｍｍ、略垂直方向
ａ（２／１０λ〜４／１０λ）の長さに形成されたパタ
ーンである。
パターン１６に接し、線幅２ｍｍ〜５ｍｍ、略垂直方向
ａ（２／１０λ〜４／１０λ）の長さに形成されたパタ
ーンである。
【００２３】なお、図１に示した窓ガラスアンテナ１
は、自動車の窓ガラス１０の左下隅の１箇所のみに付設
されているが、窓ガラスアンテナ１を上下左右の４隅の
うち２箇所に付設し、この２箇所のアンテナでダイバー
シティ受信方式を構成するのが好ましい。
は、自動車の窓ガラス１０の左下隅の１箇所のみに付設
されているが、窓ガラスアンテナ１を上下左右の４隅の
うち２箇所に付設し、この２箇所のアンテナでダイバー
シティ受信方式を構成するのが好ましい。
【００２４】また、上記パターンは、例えば銀の微細な
粒子、低融点ガラス粉末等を有機溶剤でペースト状にし
た導電ペーストを窓ガラス１０上にスクリーン印刷し、
さらに焼成して形成される導電性線条、または導電性金
属細線、導電性金属箔等、適宜の導電性部材を用いて形
成される。
粒子、低融点ガラス粉末等を有機溶剤でペースト状にし
た導電ペーストを窓ガラス１０上にスクリーン印刷し、
さらに焼成して形成される導電性線条、または導電性金
属細線、導電性金属箔等、適宜の導電性部材を用いて形
成される。
【００２５】また、上記パターンは、窓ガラス１０が合
せガラスのときにはその接合面、車内側、または車外側
表面に、単板ガラスの場合は車内側、または車外側表面
に付設する。
せガラスのときにはその接合面、車内側、または車外側
表面に、単板ガラスの場合は車内側、または車外側表面
に付設する。
【００２６】このように、本発明に係る窓ガラスアンテ
ナは、接地用電極と、給電用電極と、放射用パターン
と、信号引出用パターンと、インピーダンス調整用エレ
メントとを備えて、従来の窓ガラスアンテナの接地用パ
ターンとシールド用パターンとを不要としたので、窓ガ
ラスのエッジ側辺部に付設し易い窓ガラスアンテナを提
供することができ、また窓ガラスの曲げ加工に伴う加熱
時の温度差が少なくなるので、従来と同様の曲げ加工工
程で所望の曲率を備えた歪のない窓ガラスとすることが
でる。
ナは、接地用電極と、給電用電極と、放射用パターン
と、信号引出用パターンと、インピーダンス調整用エレ
メントとを備えて、従来の窓ガラスアンテナの接地用パ
ターンとシールド用パターンとを不要としたので、窓ガ
ラスのエッジ側辺部に付設し易い窓ガラスアンテナを提
供することができ、また窓ガラスの曲げ加工に伴う加熱
時の温度差が少なくなるので、従来と同様の曲げ加工工
程で所望の曲率を備えた歪のない窓ガラスとすることが
でる。
【００２７】図２は本発明に係る窓ガラスアンテナの受
信感度特性を示すデータ図である。図２の窓ガラスアン
テナの受信感度特性（１）および（６０）は基準ダイポ
ールアンテナを０ｄＢとして測定した相対値を示したも
のである。
信感度特性を示すデータ図である。図２の窓ガラスアン
テナの受信感度特性（１）および（６０）は基準ダイポ
ールアンテナを０ｄＢとして測定した相対値を示したも
のである。
【００２８】図２において、本発明に係る窓ガラスアン
テナ１の受信感度特性（１）は、自動車の窓ガラス１０
の面上の左下隅に実装し、インピーダンス調整用エレメ
ント１４、信号引出用パターン１６、インピーダンス調
整用エレメント１７、および放射用パターン１８の線幅
を４ｍｍに、放射用パターン１８のａを７０ｍｍに、イ
ンピーダンス調整用エレメント１４のｅを２ｍｍに、ｄ
を４０ｍｍに、インピーダンス調整用エレメント１７の
ｃを４０ｍｍに、および信号引出用パターン１６のｂを
１４０ｍｍに設定し、幅１２ｍｍ×長さ１７ｍｍの接地
用電極１３および給電用電極１５に長さ１．５ｍの２．
５Ｄ−２Ｖの同軸ケーブル１９（特性インピーダンス５
０Ω）を接続して特性測定をしたもである。
テナ１の受信感度特性（１）は、自動車の窓ガラス１０
の面上の左下隅に実装し、インピーダンス調整用エレメ
ント１４、信号引出用パターン１６、インピーダンス調
整用エレメント１７、および放射用パターン１８の線幅
を４ｍｍに、放射用パターン１８のａを７０ｍｍに、イ
ンピーダンス調整用エレメント１４のｅを２ｍｍに、ｄ
を４０ｍｍに、インピーダンス調整用エレメント１７の
ｃを４０ｍｍに、および信号引出用パターン１６のｂを
１４０ｍｍに設定し、幅１２ｍｍ×長さ１７ｍｍの接地
用電極１３および給電用電極１５に長さ１．５ｍの２．
５Ｄ−２Ｖの同軸ケーブル１９（特性インピーダンス５
０Ω）を接続して特性測定をしたもである。
【００２９】従来の窓ガラスアンテナの受信感度特性
（６０）は、比較対照するために従来の技術として図１
０に示した特開平６−２３７１０９号公報に開示された
窓ガラスアンテナ６０の受信感度特性である。
（６０）は、比較対照するために従来の技術として図１
０に示した特開平６−２３７１０９号公報に開示された
窓ガラスアンテナ６０の受信感度特性である。
【００３０】図３は本発明に係る窓ガラスアンテナの受
信感度特性を示すグラフである。図３は、図２の受信感
度特性のデータ図を、横軸に周波数（ＭＨｚ）をとり、
縦軸に受信感度（ｄＢ）をとってグラフ表示にしたもの
である。
信感度特性を示すグラフである。図３は、図２の受信感
度特性のデータ図を、横軸に周波数（ＭＨｚ）をとり、
縦軸に受信感度（ｄＢ）をとってグラフ表示にしたもの
である。
【００３１】図２および図３に示す窓ガラスアンテナの
受信性能を表わす受信感度特性より、窓ガラスアンテナ
１の受信感度（１）は、従来の窓ガラスアンテナの受信
感度（６０）よりも平均値で約１．５ｄＢ高く、また８
１０ＭＨｚ〜９６０ＭＨｚの帯域全域に亘って受信感度
が−４．８ｄＢ以上を確保し、しかも受信感度差が３ｄ
Ｂ以内に収っており、良好な特性であることが判る。
受信性能を表わす受信感度特性より、窓ガラスアンテナ
１の受信感度（１）は、従来の窓ガラスアンテナの受信
感度（６０）よりも平均値で約１．５ｄＢ高く、また８
１０ＭＨｚ〜９６０ＭＨｚの帯域全域に亘って受信感度
が−４．８ｄＢ以上を確保し、しかも受信感度差が３ｄ
Ｂ以内に収っており、良好な特性であることが判る。
【００３２】図４は本発明に係る窓ガラスアンテナの電
圧定在波比（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）特性を示すグラフであ
る。図４において、本発明に係る窓ガラスアンテナ１の
電圧定在波比（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）特性は、自動車の窓ガ
ラス１０の面上の左下隅に実装し、インピーダンス調整
用エレメント１４、信号引出用パターン１６、インピー
ダンス調整用エレメント１７、および放射用パターン１
８の線幅を４ｍｍに、放射用パターン１８のａを７０ｍ
ｍに、インピーダンス調整用エレメント１４のｅを２ｍ
ｍに、ｄを４０ｍｍに、インピーダンス調整用エレメン
ト１７のｃを４０ｍｍに、および信号引出用パターン１
６のｂを１４０ｍｍに設定し、幅１２ｍｍ×長さ１７ｍ
ｍの接地用電極１３および給電用電極１５に２．５Ｄ−
２Ｖの同軸ケーブル１９（特性インピーダンス５０Ω）
を接続し、同軸ケーブル１９の長さ１．５ｍで給電する
構成で特性測定をしたもである。
圧定在波比（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）特性を示すグラフであ
る。図４において、本発明に係る窓ガラスアンテナ１の
電圧定在波比（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）特性は、自動車の窓ガ
ラス１０の面上の左下隅に実装し、インピーダンス調整
用エレメント１４、信号引出用パターン１６、インピー
ダンス調整用エレメント１７、および放射用パターン１
８の線幅を４ｍｍに、放射用パターン１８のａを７０ｍ
ｍに、インピーダンス調整用エレメント１４のｅを２ｍ
ｍに、ｄを４０ｍｍに、インピーダンス調整用エレメン
ト１７のｃを４０ｍｍに、および信号引出用パターン１
６のｂを１４０ｍｍに設定し、幅１２ｍｍ×長さ１７ｍ
ｍの接地用電極１３および給電用電極１５に２．５Ｄ−
２Ｖの同軸ケーブル１９（特性インピーダンス５０Ω）
を接続し、同軸ケーブル１９の長さ１．５ｍで給電する
構成で特性測定をしたもである。
【００３３】図４から窓ガラスアンテナ１は、アンテナ
の送信性能を表わす電圧定在波比（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）よ
り、周波数帯域８１０ＭＨｚ〜９６０ＭＨｚに亘って
１．７５以下であり、実用上充分な特性が得られている
ことが判る。
の送信性能を表わす電圧定在波比（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）よ
り、周波数帯域８１０ＭＨｚ〜９６０ＭＨｚに亘って
１．７５以下であり、実用上充分な特性が得られている
ことが判る。
【００３４】図５および図６は本発明に係る窓ガラスア
ンテナのパターン図である。ここで、図１に示した窓ガ
ラスアンテナ１と同一部分には、同一符号を付してその
説明を省略する。図５において、窓ガラスアンテナ２
は、窓ガラス１０の面上の左下隅に付設され、接地用電
極１３と、給電用電極１５と、放射用パターン（２２
Ａ，２２Ｂ）と、インピーダンス調整用エレメント（１
４，１７）と、信号引出用パターン１６とを備える。
ンテナのパターン図である。ここで、図１に示した窓ガ
ラスアンテナ１と同一部分には、同一符号を付してその
説明を省略する。図５において、窓ガラスアンテナ２
は、窓ガラス１０の面上の左下隅に付設され、接地用電
極１３と、給電用電極１５と、放射用パターン（２２
Ａ，２２Ｂ）と、インピーダンス調整用エレメント（１
４，１７）と、信号引出用パターン１６とを備える。
【００３５】図６において、窓ガラスアンテナ３は、窓
ガラス１０の面上の左下隅に付設され、接地用電極１３
と、給電用電極１５と、放射用パターン（２３Ａ，２３
Ｂ，２３Ｃ）と、インピーダンス調整用エレメント（１
４，１７）と、信号引出用パターン１６とを備える。
ガラス１０の面上の左下隅に付設され、接地用電極１３
と、給電用電極１５と、放射用パターン（２３Ａ，２３
Ｂ，２３Ｃ）と、インピーダンス調整用エレメント（１
４，１７）と、信号引出用パターン１６とを備える。
【００３６】図７および図８は、図６に示す各寸法を下
記のように設定した窓ガラスアンテナ３を自動車の窓ガ
ラス１０の面上の左下隅に実装し、幅１２ｍｍ×長さ１
７ｍｍの接地用電極１３および給電用電極１５に長さ
１．５ｍの２．５Ｄ−２Ｖの同軸ケーブル１９（特性イ
ンピーダンス５０Ω）を接続して実測した受信感度特性
である。
記のように設定した窓ガラスアンテナ３を自動車の窓ガ
ラス１０の面上の左下隅に実装し、幅１２ｍｍ×長さ１
７ｍｍの接地用電極１３および給電用電極１５に長さ
１．５ｍの２．５Ｄ−２Ｖの同軸ケーブル１９（特性イ
ンピーダンス５０Ω）を接続して実測した受信感度特性
である。
【００３７】図６において、各寸法を下記のように設定
する。 インピーダンス調整用エレメント１４の線幅：３ｍｍ，
信号引出用パターン１６、インピーダンス調整用エレメ
ント１７、および放射用パターン（２３Ａ，２３Ｂ，２
３Ｃ）の線幅：４ｍｍ，ａ1：７０ｍｍ， ａ2：７０ｍ
ｍ， ａ3：６５ｍｍ， ｅ：２ｍｍ，ｄ：４０ｍｍ，
ｃ：２８ｍｍ， ｂ：１４０ｍｍ， ｈ1：１０ｍ
ｍ，ｈ2：１０ｍｍ， ｉ：４５ｍｍ， ｊ：１０ｍ
ｍ， ｋ1:１０ｍｍ
する。 インピーダンス調整用エレメント１４の線幅：３ｍｍ，
信号引出用パターン１６、インピーダンス調整用エレメ
ント１７、および放射用パターン（２３Ａ，２３Ｂ，２
３Ｃ）の線幅：４ｍｍ，ａ1：７０ｍｍ， ａ2：７０ｍ
ｍ， ａ3：６５ｍｍ， ｅ：２ｍｍ，ｄ：４０ｍｍ，
ｃ：２８ｍｍ， ｂ：１４０ｍｍ， ｈ1：１０ｍ
ｍ，ｈ2：１０ｍｍ， ｉ：４５ｍｍ， ｊ：１０ｍ
ｍ， ｋ1:１０ｍｍ
【００３８】図７は、本発明に係る窓ガラスアンテナの
受信感度特性を示すデータ図である。図７の窓ガラスア
ンテナ３および窓ガラスアンテナ６０の受信感度特性は
基準ダイポールアンテナを０ｄＢとして測定した相対値
を示したものである。
受信感度特性を示すデータ図である。図７の窓ガラスア
ンテナ３および窓ガラスアンテナ６０の受信感度特性は
基準ダイポールアンテナを０ｄＢとして測定した相対値
を示したものである。
【００３９】従来の窓ガラスアンテナ６０の受信感度特
性は、比較対照のために従来の技術として図８に示した
特開平６−２３７１０９号公報に開示された窓ガラスア
ンテナ６０の受信感度特性である。
性は、比較対照のために従来の技術として図８に示した
特開平６−２３７１０９号公報に開示された窓ガラスア
ンテナ６０の受信感度特性である。
【００４０】図８は本発明に係る窓ガラスアンテナの受
信感度特性を示すグラフである。図８は、図７の受信感
度特性のデータ図を、横軸に周波数（ＭＨｚ）をとり、
縦軸に受信感度（ｄＢ）をとってグラフ表示にしたもの
である。
信感度特性を示すグラフである。図８は、図７の受信感
度特性のデータ図を、横軸に周波数（ＭＨｚ）をとり、
縦軸に受信感度（ｄＢ）をとってグラフ表示にしたもの
である。
【００４１】図７および図８に示す窓ガラスアンテナの
受信性能を表わす受信感度特性より、窓ガラスアンテナ
３の受信感度（３）は、従来の窓ガラスアンテナの受信
感度（６０）よりも平均値で約１．７ｄＢ高く、また８
１０ＭＨｚ〜９６０ＭＨｚの帯域全域に亘って受信感度
が−３．６ｄＢ以上を確保し、しかも受信感度差が１．
０ｄＢ以内に収っており、良好な特性であることが判
る。
受信性能を表わす受信感度特性より、窓ガラスアンテナ
３の受信感度（３）は、従来の窓ガラスアンテナの受信
感度（６０）よりも平均値で約１．７ｄＢ高く、また８
１０ＭＨｚ〜９６０ＭＨｚの帯域全域に亘って受信感度
が−３．６ｄＢ以上を確保し、しかも受信感度差が１．
０ｄＢ以内に収っており、良好な特性であることが判
る。
【００４２】このように、本発明に係る窓ガラスアンテ
ナ３は、給電用電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に
沿って延設した信号引出用パターンによって接続し、信
号引出用パターンの接続部に対して略垂直に設けた複数
の放射用パターンを備えたので、より受信感度を向上さ
せることができ、また使用周波数帯域内の受信感度差を
小さくすることができる。
ナ３は、給電用電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に
沿って延設した信号引出用パターンによって接続し、信
号引出用パターンの接続部に対して略垂直に設けた複数
の放射用パターンを備えたので、より受信感度を向上さ
せることができ、また使用周波数帯域内の受信感度差を
小さくすることができる。
【００４３】なお、上記実施形態は本発明の一実施例で
あり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば図６に示した窓ガラスアンテナ３において複
数の放射パターンの線幅を４ｍｍよりも細くして後方の
視認性を改善する等、適宜変更してもよい。
あり、本発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、例えば図６に示した窓ガラスアンテナ３において複
数の放射パターンの線幅を４ｍｍよりも細くして後方の
視認性を改善する等、適宜変更してもよい。
【００４４】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。本発明に係る窓ガラスアンテナは、窓ガラス面上
のエッジ側辺部に設けた、同軸ケーブルのアース側編組
線を接続する接地用電極と、窓ガラス面上のエッジ側辺
部に位置し、且つ接地用電極の近傍に設けた、同軸ケー
ブルの芯線を接続する給電用電極と、給電用電極から窓
ガラス面上のエッジ側辺部に沿って延設した信号引出用
パターンによって接続し、且つ信号引出用パターンの接
続部に対して略垂直に設けた放射用パターンとを備え、
窓ガラスのエッジ側辺部に付設して窓ガラスの側縁から
給電しても十分な性能を得ることができるので、後方の
視認性を改善することができ、商品性の向上が図れる。
する。本発明に係る窓ガラスアンテナは、窓ガラス面上
のエッジ側辺部に設けた、同軸ケーブルのアース側編組
線を接続する接地用電極と、窓ガラス面上のエッジ側辺
部に位置し、且つ接地用電極の近傍に設けた、同軸ケー
ブルの芯線を接続する給電用電極と、給電用電極から窓
ガラス面上のエッジ側辺部に沿って延設した信号引出用
パターンによって接続し、且つ信号引出用パターンの接
続部に対して略垂直に設けた放射用パターンとを備え、
窓ガラスのエッジ側辺部に付設して窓ガラスの側縁から
給電しても十分な性能を得ることができるので、後方の
視認性を改善することができ、商品性の向上が図れる。
【００４５】また、本発明に係る窓ガラスアンテナは、
シールド用パターンを不要としたので、良好なインピー
ダンス整合をとることができ、アンテナ利得を向上させ
ることができるので、性能の向上が図れる。
シールド用パターンを不要としたので、良好なインピー
ダンス整合をとることができ、アンテナ利得を向上させ
ることができるので、性能の向上が図れる。
【００４６】さらに、本発明に係る窓ガラスアンテナ
は、接地用パターンとシールド用パターンとを不要とし
たので、窓ガラスの曲げ加工に伴う加熱時の温度差を少
なくでき、従来と同様の曲げ加工工程で所望の曲率を備
えた歪のない窓ガラスとすることができる。
は、接地用パターンとシールド用パターンとを不要とし
たので、窓ガラスの曲げ加工に伴う加熱時の温度差を少
なくでき、従来と同様の曲げ加工工程で所望の曲率を備
えた歪のない窓ガラスとすることができる。
【００４７】また、本発明に係る窓ガラスアンテナは、
接地用電極から延設したインピーダンス調整用エレメン
トと、信号引出用パターンと放射用パターンとの接続部
から延設したインピーダンス調整用エレメントとを備
え、より良好なインピーダンス整合をとることができる
ので、良好な送受信兼用アンテナ特性を得ることができ
る。
接地用電極から延設したインピーダンス調整用エレメン
トと、信号引出用パターンと放射用パターンとの接続部
から延設したインピーダンス調整用エレメントとを備
え、より良好なインピーダンス整合をとることができる
ので、良好な送受信兼用アンテナ特性を得ることができ
る。
【００４８】さらに、本発明に係る窓ガラスアンテナ
は、給電用電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿っ
て延設した信号引出用パターンによって接続し、信号引
出用パターンの接続部に対して略垂直に複数の放射用パ
ターンを備えたので、窓ガラスのエッジ側辺部に付設し
て窓ガラスの側縁から給電しても十分な性能を得ること
ができるので、後方の視認性をより改善することがで
き、商品性の向上が図れる。
は、給電用電極から窓ガラス面上のエッジ側辺部に沿っ
て延設した信号引出用パターンによって接続し、信号引
出用パターンの接続部に対して略垂直に複数の放射用パ
ターンを備えたので、窓ガラスのエッジ側辺部に付設し
て窓ガラスの側縁から給電しても十分な性能を得ること
ができるので、後方の視認性をより改善することがで
き、商品性の向上が図れる。
【００４９】よって、本発明は、性能が良く、さらに商
品性の高い自動車電話用の送受信兼用の窓ガラスアンテ
ナを提供することができる。
品性の高い自動車電話用の送受信兼用の窓ガラスアンテ
ナを提供することができる。
【図１】本発明に係る窓ガラスアンテナのパターン図
【図２】本発明に係る窓ガラスアンテナの受信感度特性
を示すデータ図
を示すデータ図
【図３】本発明に係る窓ガラスアンテナの受信感度特性
を示すグラフ
を示すグラフ
【図４】本発明に係る窓ガラスアンテナの電圧定在波比
（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）特性を示すグラフ
（Ｖ．Ｓ．Ｗ．Ｒ）特性を示すグラフ
【図５】本発明に係る窓ガラスアンテナのパターン図
【図６】本発明に係る窓ガラスアンテナのパターン図
【図７】本発明に係る窓ガラスアンテナの受信感度特性
を示すデータ図
を示すデータ図
【図８】本発明に係る窓ガラスアンテナの受信感度特性
を示すグラフ
を示すグラフ
【図９】従来の窓ガラスアンテナのパターン図
【図１０】従来の窓ガラスアンテナのパターン図
１，２，３，５０，６０…窓ガラスアンテナ、１０，５
１…窓ガラス、１１…ガラスエッジ、１２…マスキング
ライン、１３…接地用電極、１４，１７…インピーダン
ス調整用エレメント、１５…給電用電極、１６，６４…
信号引出用パターン、１８，２２Ａ，２２Ｂ，２３Ａ，
２３Ｂ，２３Ｃ，５２，６３…放射用パターン、１９，
５４，６７…同軸ケーブル、２０，５４ｂ，６７ｂ…ア
ース側編組線（外側導体）、２１，５４ａ，６７ａ…芯
線、５３，６５…接地用パターン、６２…防曇用ヒータ
線、６２ａ，６２ｂ…給電端子、６６…シールドパター
ン、Ａ…給電点、Ｂ…接地点、ｆ…周波数、ｇ…離隔
幅、γ…短縮率、λ…波長。
１…窓ガラス、１１…ガラスエッジ、１２…マスキング
ライン、１３…接地用電極、１４，１７…インピーダン
ス調整用エレメント、１５…給電用電極、１６，６４…
信号引出用パターン、１８，２２Ａ，２２Ｂ，２３Ａ，
２３Ｂ，２３Ｃ，５２，６３…放射用パターン、１９，
５４，６７…同軸ケーブル、２０，５４ｂ，６７ｂ…ア
ース側編組線（外側導体）、２１，５４ａ，６７ａ…芯
線、５３，６５…接地用パターン、６２…防曇用ヒータ
線、６２ａ，６２ｂ…給電端子、６６…シールドパター
ン、Ａ…給電点、Ｂ…接地点、ｆ…周波数、ｇ…離隔
幅、γ…短縮率、λ…波長。
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車の窓ガラスに付設する自動車電話
用の送受信兼用の窓ガラスアンテナにおいて、 前記窓ガラス面上のエッジ側辺部に設けた、同軸ケーブ
ルのアース側編組線を接続する接地用電極と、 前記窓ガラス面上のエッジ側辺部に位置し、且つ前記接
地用電極の近傍に設けた、同軸ケーブルの芯線を接続す
る給電用電極と、 前記給電用電極から前記窓ガラス面上のエッジ側辺部に
沿って延設した信号引出用パターンによって接続し、且
つ前記信号引出用パターンの接続部に対して略垂直に設
けた放射用パターンと、を備えたことを特徴とする窓ガ
ラスアンテナ。 - 【請求項２】 前記接地用電極から延設したインピーダ
ンス調整用エレメントと、前記信号引出用パターンと前
記放射用パターンとの接続部から延設したインピーダン
ス調整用エレメントと、を備えたことを特徴とする請求
項１記載の窓ガラスアンテナ。 - 【請求項３】 前記放射用パターンは、複数の放射用パ
ターンからなることを特徴とする請求項１記載の窓ガラ
スアンテナ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9065207A JPH10261911A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 窓ガラスアンテナ |
| DE69824466T DE69824466T2 (de) | 1997-03-18 | 1998-02-24 | Scheibenantennensystem |
| EP98301327A EP0866515B1 (en) | 1997-03-18 | 1998-02-24 | Window glass antenna system |
| US09/041,551 US6028557A (en) | 1997-03-18 | 1998-03-12 | Window glass antenna system |
| AU59373/98A AU728002B2 (en) | 1997-03-18 | 1998-03-18 | Window glass antenna system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9065207A JPH10261911A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 窓ガラスアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10261911A true JPH10261911A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13280250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9065207A Pending JPH10261911A (ja) | 1997-03-18 | 1997-03-18 | 窓ガラスアンテナ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6028557A (ja) |
| EP (1) | EP0866515B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10261911A (ja) |
| AU (1) | AU728002B2 (ja) |
| DE (1) | DE69824466T2 (ja) |
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| WO2004084343A1 (ja) * | 2003-03-19 | 2004-09-30 | Central Glass Co., Ltd. | 車両用アンテナ |
| WO2005069439A1 (ja) * | 2004-01-14 | 2005-07-28 | Yokowo Co., Ltd. | マルチバンドアンテナ及び携帯型の通信機器 |
| JP2009212624A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Harada Ind Co Ltd | 車両ウィンドウ用アンテナ装置 |
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| US6118410A (en) * | 1999-07-29 | 2000-09-12 | General Motors Corporation | Automobile roof antenna shelf |
| US6441791B1 (en) * | 2000-08-21 | 2002-08-27 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Glass antenna system for mobile communication |
| US6346917B1 (en) | 2000-11-09 | 2002-02-12 | Receptec Llc | Method for implementing a vehicular antenna system |
| US7149118B2 (en) * | 2002-09-16 | 2006-12-12 | Impinj, Inc. | Method and apparatus for programming single-poly pFET-based nonvolatile memory cells |
| US7154444B2 (en) * | 2003-04-04 | 2006-12-26 | General Motors Corporation | Ground plane compensation for mobile antennas |
| GB0321625D0 (en) * | 2003-09-15 | 2003-10-15 | Harada Ind Europ Ltd | Integrated antenna with coupled ground |
| US7446719B2 (en) * | 2004-05-28 | 2008-11-04 | Denso Corporation | Mobile antenna mounted on a vehicle body |
| KR101269252B1 (ko) * | 2004-07-21 | 2013-05-29 | 아사히 가라스 가부시키가이샤 | 자동차용 고주파 유리 안테나 |
| US8274357B2 (en) * | 2006-05-08 | 2012-09-25 | Powertech Industrial Co., Ltd. | Varistor having ceramic case |
| DE102008022711A1 (de) * | 2008-05-07 | 2009-11-26 | Ses Rfid Solutions Gmbh | Raumgebilde mit einem Transponder und Verfahren zum Erzeugen desselben |
| JP5141503B2 (ja) * | 2008-11-07 | 2013-02-13 | 旭硝子株式会社 | 車両用ガラスアンテナ及び車両用窓ガラス |
| US10243251B2 (en) | 2015-07-31 | 2019-03-26 | Agc Automotive Americas R&D, Inc. | Multi-band antenna for a window assembly |
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|---|---|---|---|---|
| GB2216341B (en) * | 1988-02-25 | 1992-01-22 | Central Glass Co Ltd | Vehicle window glass antenna suited to reception of fm radio and tv broadcasting |
| US5264858A (en) * | 1990-07-31 | 1993-11-23 | Asahi Glass Company Ltd. | Glass antenna for a telephone of an automobile |
| JPH04132401A (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-06 | Central Glass Co Ltd | 車両用のガラスアンテナ |
| JP3061457B2 (ja) * | 1991-09-20 | 2000-07-10 | 東芝電池株式会社 | 有機電解液電池 |
| US5521606A (en) * | 1992-02-05 | 1996-05-28 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Window glass antenna for motor vehicles |
| DE4205851C2 (de) * | 1992-02-26 | 1995-10-12 | Flachglas Ag | In die Fensteröffnung einer metallischen Kraftfahrzeugkarosserie einzusetzende Antennenscheibe |
| JP3226648B2 (ja) * | 1993-02-09 | 2001-11-05 | 日本板硝子株式会社 | 自動車電話用ガラスアンテナ |
| US5657029A (en) * | 1993-02-09 | 1997-08-12 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Glass antenna device for automobile telephone |
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| JP3129618B2 (ja) * | 1994-12-05 | 2001-01-31 | 日本板硝子株式会社 | 自動車電話用ガラスアンテナ装置 |
-
1997
- 1997-03-18 JP JP9065207A patent/JPH10261911A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-24 EP EP98301327A patent/EP0866515B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-24 DE DE69824466T patent/DE69824466T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-12 US US09/041,551 patent/US6028557A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-03-18 AU AU59373/98A patent/AU728002B2/en not_active Ceased
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| US7242357B2 (en) | 2003-03-19 | 2007-07-10 | Central Glass Co., Ltd. | Antenna for vehicle |
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| JP2009212624A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Harada Ind Co Ltd | 車両ウィンドウ用アンテナ装置 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0866515B1 (en) | 2004-06-16 |
| AU5937398A (en) | 1998-09-24 |
| EP0866515A3 (en) | 1998-12-30 |
| AU728002B2 (en) | 2001-01-04 |
| DE69824466D1 (de) | 2004-07-22 |
| US6028557A (en) | 2000-02-22 |
| DE69824466T2 (de) | 2005-06-30 |
| EP0866515A2 (en) | 1998-09-23 |
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