JPH08506986A - 長手方向調節するための装置 - Google Patents

長手方向調節するための装置

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JPH08506986A
JPH08506986A JP7528661A JP52866195A JPH08506986A JP H08506986 A JPH08506986 A JP H08506986A JP 7528661 A JP7528661 A JP 7528661A JP 52866195 A JP52866195 A JP 52866195A JP H08506986 A JPH08506986 A JP H08506986A
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JP7528661A
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ヘルムート ヴラダール,
ヨハン ツォッター,
アンドレアス ヤーニッシュ,
カール シュトリッツル,
フーベルト ヴュルトナー,
フランツ ルシュニヒ,
ラインホルト ヴァヴラ,
アロイス ヒンメッツベルガー,
ハインツ シュタドラー,
ヘンリー フライジンガー,
Original Assignee
ハーテーエム シュポルト− ウント フライツァイトゲレーテ アクチエンゲゼルシャフト
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63CSKATES; SKIS; ROLLER SKATES; DESIGN OR LAYOUT OF COURTS, RINKS OR THE LIKE
    • A63C9/00Ski bindings
    • A63C9/005Ski bindings with means for adjusting the position of a shoe holder or of the complete binding relative to the ski

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 スキーバインディング部分(7)のための長手方向調節装置(1)が、スキー板(3)に固定されたガイドレール(2)から成っており、このガイドレール(2)では、スキーバインディング部分(7)を保持する調節プレート(5)が摺動可能かつ係止可能にガイドされている。調節プレート(5)においては、係止部分(10)が、スキー板長手方向に対して横方向に摺動可能に支承されていて、この係止部分(10)の下面には、ガイドレール(2)の上面の係止歯部(13)に係合する係止歯部(12)が設けられている。係止部分(10)は、ばねによって負荷されていて、調節プレート(5)の側方区分(21)に当接する2つの面(22,23)を有する操作部材(19)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 長手方向調節するための装置 本発明は、スキーバインディング部分、特にトーピースの長手方向調節を行う ための装置であって、スキー板の上面に固定可能なガイドレールを備えていて、 該ガイドレールではスキーバインディング部分が、摺動可能なバインディングユ ニットとしてスキー長手方向でガイドされていて、前記スキーバインディング部 分が、ガイドレールの設定されたスライド位置で、ロックする係止装置によって 固定可能であって、該係止装置が、バインディングユニットでガイドレールに対 して直角方向に運動可能にガイドされた係止部分と、該係止部分に枢着された操 作部材とを有していて、前記係止部分が、ばねの力によって、選択的に、ガイド レールの、スキー長手方向で互いに前後に配置された対応する係止切欠きの1つ と形状接続的に係合可能であって、前記操作部材には少なくとも2つの面区分が 設けられていて、該面区分のうちの第2の面区分が第1の面区分に対して、90 ゜以上の角度をなして延びていて、第2の面区分が、係止部分から第1の面区分 よりも遠く離れて位置していて、第1の面区分が係止部分の係止位置を規定して 、第2の面区分が、係止部分の係止解除位置を規定する形式のものに関する。 このような形式の装置はオーストリア国特許第380639号明細書により公 知であって、係止部分の係止位置若しくは係止解除位置が、操作装置の2つの異 なる端部位置で固定若しくは位置固定されていることにより、実地の場で広く認 められている。この公知の装置では、係止装置はトーピースに組み込まれている 。係止装置のための所要スペースは、いかなる形式のトーピースにおいても考慮 されなければならない。 上述の装置を改良した構成がオーストリア国特許第396432号明細書によ り公知である。この公知の装置では、トーピースだけでなくヒールピースも、帯 状結合部材を介してスキー板長手方向で調節することができる。このために操作 部材の3つの所定の位置が、係止部分の位置を固定する。第1の位置ではトーピ ースもヒールピースも係止されていて、第2の位置では例えばヒールピースが係 止解除されていて、トーピースは係止されたままである。第3の位置では、ヒー ルピースもトーピースも係止解除されている。この手段においても、係止装置の ための所要スペースは、いかなる形式のトーピースにおいても考慮されなければ ならない。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第1954512号明細書では、スキーバイン ディング部分のための係止装置が記載されている。この公知の係止装置は、ガイ ドレール上で摺動可能な、スキーバインディング部分 の固定のために設けられた調節プレートに組み込まれていて、これにより選択的 に、種々異なる形式及び大きさのスキーバインディング部分をこの調節プレート に組み付けることができる。この係止装置は、スキー板長手方向軸線に対して横 方向に摺動可能な錠止体から成っていて、この錠止体は2アーム式レバーの一方 のアームに作用する。他方のアームは係止部分として形成されていて、錠止体は ばねによってスキー板長手方向に負荷されている。これにより、係止部分若しく は係止部分の歯はガイドレールの歯列に押し嵌めされる。歯、若しくは歯列間の 隙間に雪や氷、又は埃が浸入した場合は、相互間の係合が不完全になってしまう ので、スキーバインディング部分の位置固定は保証されていない。 類似の係止装置が、フランス国特許出願公開第2683457号明細書により 公知である。この公知の係止装置は同様に調節プレートに組み込まれている。ス キー板長手方向軸線に対して横方向に摺動可能な錠止体は2つの歯を備えていて 、これらの歯は、ガイドレールの歯列の間の隙間内に係合する。この錠止体はば ね負荷されていて、操作ボタンが設けられている。2つの歯の間にずらされて配 置された第3の歯は、錠止体のためのストッパとして働く。錠止体が完全に係止 解除されていることを保証するために、ボタンは完全に押し込まれて、スキーバ インディング部分の、例え ばトーピースの調節時間中は、この位置でばね力に抗して保持されなければなら ない。 本発明の課題は、スキーバインディング部分を、種々の大きさ及び又は形式に 応じて簡単に変化させられるような調節プレートの利点と、片手で操作する場合 に、その都度の安定的な位置で確実に係止及び係止解除できるような係止装置の 利点とを同時に有する、スキーバインディング装置の長手方向調節のための装置 を提供することである。 この課題は本発明によれば、請求の範囲第1項の特徴部分に記載の本発明によ る装置によって解決された。 このような手段により、種々異なる形式のスキーバインディング部分を簡単に 調節プレートに組み付ける又は調節プレートから取り外すことができる。何故な らば、係止装置がスキーバインディング部分とは独立して調節プレートに組み込 まれているからである。この場合、その都度の安定的な位置において、片手操作 による確実な係止及び係止解除も保証されている。係止部分と、対応する係止切 欠きとが水平に配置されていることにより、調節プレートの低い構成高さが得ら れる。この場合、操作部材の外方旋回及び内方旋回も水平に行われるので、さら に、操作部材の人間工学的に有利な操作も可能となる。 請求項2の特徴部によって、調節プレートにおける係止部分の配置若しくは係 止部分の支承のための有利 な手段が示されている。 請求項3の特徴部により、操作部材を備えた調節プレートのコンパクトな構成 が得られ、これにより、調節プレート若しくはスキー構成部分を越えて突出する 支障となる部分はなくなる。 本発明の別の課題は、両スキーバインディング部分、即ちトーピース及びヒー ルピースが、第1の係止解除位置では個々に、即ちトーピースか又はヒールピー スが長手方向摺動可能であって、第2の係止解除位置で両方同時にかつ互いに独 立して長手方向摺動可能であることにある。この付加的な課題は、請求項4の特 徴部によって解決された。 本発明によれば、操作部材が第3の面区分を有しているので、係止部分をガイ ドレールにおいて2つの効果的な位置で係止できる。このようにして、第1の係 止解除位置ではヒールピースを備えた帯状結合部材だけがスキー板長手方向で調 節できて、第2の係止解除位置では付加的にバインディングユニットも、スキー 板長手方向で調節できるということも保証される。こうして、バインディングユ ニットとヒールピースとは、所望の新たに調節された位置(この位置とは例えば バインディング装置全体のスキー板中央位置も含む)で再び一緒に係止できる。 操作部材の特に有利な構成は、請求項5の特徴部によって得られる。 請求項6の特徴により、設計者は、帯状結合部材若しくはガイドレールの係止 歯部の長さ、ひいては係止部分の係止歯部の長さに関連した、ピンに対する個々 の面区分の延びの構成的な設定を簡単に行うことができる。 請求項7から請求項10の特徴部により、操作部材の不本意な外方旋回を回避 するために有利な構成的な手段が得られる。 本発明は、スキーバインディング部分、特に、調節プレートに固定されたトー ピースの長手方向調節を行うための冒頭で述べた装置の改良形にも関する。この 調節プレートは、スキー板に固定されたガイドレールで摺動可能にガイドされて いて、係止可能である。 本発明の別の課題は、ガイドレールでガイドされる係止可能な調節プレートの ための緩衝装置を提供し、スキーバインディング部分と調節プレートとの間の緩 衝作用、ひいては、ガイドレールを介したスキー板に対する緩衝作用とを達成す るということである。 この課題は、本発明の請求項11の特徴部によって解決された。調節プレート における緩衝挿入体の配置及び支承により、緩衝挿入体は、種々異なる靴サイズ に対して調節プレートを様々に調節する場合にも有効である。 スキーバインディング部分の領域における多くの緩衝装置が公知である。例え ば、スキーバインディング 部分をスキー板に固定するための装置が、実公昭43−17191号公報(19 68年7月16日)により公知である。この公知の装置では、金属製のスキーバ インディング部分が軟弾性的なプレートを介してねじによりスキー板に結合され る。このような手段により、一方では緩衝作用が得られ、他方ではスキーバイン ディング部分の腐食が回避される。カーブ走行時には、スキーヤーの自重により スキー板に加えられる圧力の成分が作用して、軟弾性的なプレートが側方で一緒 に押圧され、これにより、スキー板を不都合にカーブから外方に押圧する水平方 向の力成分が生じる。 請求項12の特徴部によって、有利には、調節プレートの構成高さがスキー上 面に対して保持され得る。 請求項13及び請求項14により、簡単に組み付けるための、及び緩衝挿入体 を位置固定するための構成的な手段が得られる。さらに、スキー板が著しく撓み 、緩衝挿入体が調節プレートの縁部の下方でスキー板上面に接触している場合に は、調節プレートとスキー板との間の直接的な緩衝作用も得られる。 請求項15の特徴部により、トーピースと緩衝挿入体との間の雪又は氷の浸入 が回避される。 図面には本発朋の有利な構成が示されている。この場合、第1図は本発明によ る第1の装置の鉛直方向の中央縦断面図を、第2図は部分的に断面した第1図の 平面図を、第3図は第2図のIII−III線に沿っ た断面図を、第4図は部分的に断面された別の構成の平面図を、第4a図は第4 図の細部の拡大図を、第5図〜第8図は操作部材の種々異なる構成の平面図を、 第9図は本発明による緩衝装置の第1の構成の中央縦断面図を、第10図は第9 図で示した緩衝挿入体を下方から見た図を、第11図は本発明による緩衝装置の 第2の構成の中央縦断面図を、第12図は第11図に示した緩衝挿入体を下方か ら見た図を示している。 第1図〜第3図では、長手方向調節のための装置全体が符号1で示されている 。この装置1は、スキー板3の上面3aにねじ4によって固定された、横断面で 見てほぼU字形のガイドレール2と、このガイドレール2上に長手方向摺動可能 に支承された調節プレート5とから成っている。この調節プレート5は、トーピ ース7を固定するためのねじを収容する4つの孔6を有している。調節プレート 5をガイドレール2上で摺動可能に支承するために、ガイドレール2には側方の 突出部8が設けられていて、この突出部8には調節プレート5の溝9が係合する (第3図参照)。 調節プレート5の側方の壁部分には各1つのガイド11a,11bが形成され ていて、これらのガイド11a,11bには係止部分10が、スキー板長手方向 軸線に対して横方向に摺動可能に支承されている。係止部分10はその下面に2 つの係止歯部12を保持していて、これらの係止歯部12は、ガイドレール2の 上面に配置された複数の係止歯部13から形成される対応する2つの係止切欠き 14に選択的に係止する。係止部分10を、係止位置に保持するために、圧縮コ イルばねの形のばね15が設けられており、このばね15は一方では係止部分1 0の突出部16に、他方では調節プレート5のピン17に保持されていて、突出 部16若しくはピン17の、係止部分10若しくは調節プレート5への移行部で 支持されている。第2図及び第3図からわかるように、係止部分10は側方で調 節プレート5から外方に案内されていて、その端部区分でピン18によって、旋 回レバーの形に形成された操作部材19を保持している。ピン18は係止部分1 0の孔20内に挿入されていて、高さ方向軸Hを形成し、この軸Hを中心として 操作部材19が水平に旋回可能に支承されている。この場合、第2図で示された 係止位置において、操作部材19は第1の面区分22で調節プレート5の側方区 分21に当接する。操作部材19の端面では、第2の面区分23が第1の面区分 22にに対して直角をなして形成されていて、この第2の面区分23の、ピン1 8に対する法線距離は、第1の面区分22の、ピン18に対する法線距離よりも 大きい。 トーピース7をヒールピース(この構成では図示しない)に可変的に結合する ために、金属的な帯状結合部材24が設けられていて、この帯状結合部材24は 前端部で四角形の切欠き25を有している。この切欠き25は、ガイドレール2 の下面に対応して形成された突出部26との形状接続的な結合部を形成するため に係合する。 既に述べたように、操作部材19の、ひいては係止部分10の、第2図で示さ れた位置は、装置1の係止された状態に相応する。係止解除するために、操作部 材19が90度だけ時計回りに旋回されて、これにより第2の面区分23が、調 節プレート5の側方区分21に当接若しくは支持される。上述のように、第2の 面区分23がピン20に対して比較的大きな距離をおいて位置しているので、係 止部分10は距離差分だけ調節プレート5から引き出される。この距離差分は係 止歯部12若しくは13の長さLと同じ大きさか又は長さLよりも大きいので、 係止部分10は、ガイドレール2から係止解除された状態で位置している。従っ て、調節プレート5の側方区分21における第1の面区分22及び第2の面区分 23の当接により生じる2つの安定した終端位置が得られ、これにより、取扱い が簡単にされ、不都合な係止若しくは係止解除が防止される。 特に第2図で示されたように、調節プレート5は操作部材19を収容するため に、操作部材19の内方旋回された位置において切欠き5aを有している。この 切欠き5a内に内方旋回された操作部材19は、その 外面19aで、調節プレート5の外輸郭5bと同一平面で延びている。旋回時の 取扱いを簡単にするために、操作部材19のグリッパ条片19bの幅は操作部材 19の自由端部に向かって小幅になっている。 従って、トーピース7は調節プレート5と一緒に、ガイドレール2上で摺動可 能なバインディングユニット27を形成する。 第4図では、トーピース7及びヒールピース28の長手方向調節のための装置 の別の構成が示されている。ヒールピース28は、後方のスキー板に不動に設け られたガイドレール29において摺動可能にかつ持ち上がりに抗してガイドされ ていて、帯状結合部材24′を介してバインディングユニット27(部分的に図 示されている)と係止可能に結合されている。この目的で、帯状結合部材24′ の前端部は、前方のガイドレール2′のU字形の切欠き30内でガイドされてい て、帯状結合部24の上面には複数の係止歯部31が設けられている。この係止 歯部31の歯と歯の間は、対応する係止切欠き32を形成している。第1図〜第 3図の構成と同様に、係止部分10′はスキー板長手方向軸線に対して横方向に ガイド11′a,11′b内で摺動可能に支承されていて、その下側で、第2図 の両係止歯部12の2倍の長さLを有する2つの係止歯部12′を保持している 。これらの係止歯部12′は、係止部分10′が係止された状態(第4図参照) にお いて、一方では帯状結合部24′の係止切欠き32内に係止され、他方では、ガ イドレール2′の、複数の係止歯部13′によって形成された対応する係止切欠 き14′内に係止する。この場合、係止歯部13′はガイドレール2′の上面で 帯状結合部材24′の係止歯部31に対して平行に配置されている。係止歯部1 3′と31とはそれぞれ1倍の長さLを有している。圧縮コイルばねの形のばね 15′は係止部分10′を係止位置に保持していて、このばね15′は一方では 係止部分10′の突出部16′に保持されていて、他方では調節プレート5′の ピン17′に保持されており、突出部16′の係止部分10′への移行部、若し くはピン17′の調節プレート5′への移行部で支持されている。係止歯部10 ′は側方で調節プレート5′から外方にガイドされていて、端部区分で、旋回レ バーの形に形成された操作部材19′を保持している。この操作部材19′はピ ン18′によって、係止部分10′の孔20′内に組み込まれていて、高さ方向 軸Hを中心として旋回可能である。 操作部材19′は第1の面区分22′を有していて、この面区分22′は図示 された係止位置で、調節プレート5′の側方区分21′に当接する。第1の面区 分22′に対して直角に、第2の面区分23′が延びていて、この第2の面区分 23′は第1の面区分22′と、偏心体の急カーブ部33において交わっている 。 この急カーブ部33には第1の支持個所34が設けられていて、この支持個所3 4を介して操作部材19′は一度旋回されてよい。第2の面区分23′には12 0゜〜155゜、特に140゜の鈍角βをなして、別の急カーブ部35を介して 第3の面区分36が続いていて、この急カーブ部35には第2の支持個所37が 設けられている。 個々の面区分22′,23′,36の、ピン18′に対する法線距離は、符号 S1,S2,S3で示されている(特に、第4a図参照)。この場合、法線距離 S2とS1との差分は、帯状結合部材24′の係止歯部13′の長さLと同じ大 きさであるか、長さLよりも大きい。又、法線距離S3とS2との差分は前方の ガイドレール2′の係止歯部13′の長さLと同じ大きさであるか、長さLより も大きい。 第1の支持個所34を介して行われる操作装置19′の最初の外方旋回時には 、支持個所34が、調節プレート5の側方区分21′に沿って滑動する。この場 合係止部分10′は矢印Pの方向に運動する。支持個所34がピン18′を通っ て延びる方平面38を通過するとすぐに、操作装置19′は再び安定的な位置に 位置される。この場合、第2の面区分23′は調節プレート5′の側方区分21 ′に当接している。従って係止部分10′の係止歯部12′は、操作部材19′ の最初の外方旋回により、帯状結合部24′の係止切 欠き32から係合解除される。この場合に、帯状結合部材24′に結合されたヒ ールピース28が、後方のガイドレール29に沿って所望の靴の大きさに適合さ れ得る。第2の支持個所37を介して引き続き行われる、操作部材19′の外方 旋回時には、第3の面区分36が、調節プレート5′の側方区分21′に当接す る。これにより、係止部分10′の係止歯部12′も、前方のガイドレール2′ の係止切欠き14′から係合解除される。このようにして、トーピース7を前方 のガイドレール2′で、ヒールピース28を後方のガイドレール29で摺動させ ることができて、これらのトーピース7及びヒールピース28は、所望の靴の大 きさに適合できるだけでなく、スキー板中央位置に移動させることも可能である 。係止若しくは係止解除の作用は、前述の法線距離の差分S2−S1若しくはS 3−S2によって生ぜしめられる。 調節過程が終了したら、操作部材19′は係止解除時とは反対の方向に旋回さ れて、最初の位置に移動される。この位置は第4図で示されている。 帯状結合部材24′は、ヒールピース28の領域でガイド(図示しない)によ って側方で、及び上方に対して支持されている。調節プレート5′の領域では帯 状結合部材24′が段状に曲げられていて、両側のガイド39a,39bでガイ ドされている。さらに帯状結合部材24′は個所24aで上方に向かって直角に 曲 げられていて、これにより、係止歯部31は、ガイドレール2′の係止歯部13 ′と同じ高さに位置する。 例えば、スキー板を取り外す際に、取り外された傍のスキー板のブレーキロッ ドが、操作部材のグリッパ条片と調節プレートとの間の間隙に進入することによ り操作部材が不本意に旋回されてしまうことを防止するために、第5図〜第8図 に示された、種々様々なセーフティ装置が、操作部材の領域に設けられてよい。 第5図では、誤作動を防止された操作部材19′′の第1実施例が示されてい る。この操作部材19′′は、第1図及び第4図に示された操作部材19,19 ′と比較して、同じ幅で端部領域にまで延びるグリッパ条片19′′bを有して いて、このグリッパ条片19′′bがブレーキロッドの進入を回避する。操作部 材19′′を外方旋回できるようにするために、第1の面区分22′′と第2の 面区分23′′との間に付加的な面区分41′′が設けられていて、この面区分 41′′が操作部材19′′の内方旋回された位置において、調節プレート5′ ′の側方区分21′′に対して、15゜から25゜の、特に20゜の鋭角αをな して延びている。親指で矢印方向Fに押圧することにより、付加的な面区分41 が側方区分21′′に当接し、これにより、操作部材19′′が一点鎖線によっ て示された第1の位置にまで旋回される。今や操作部材は同様に一点鎖線で示さ れた終端位置に指によって 旋回できる。押圧を容易にするために、操作部材19′′の前方領域は湾曲部4 2を有している。 第6図では、誤作動を防止された操作部材19′′′の第2実施例が示されて いる。この操作部材19′′′は第5図とほぼ同様であるが、第2の面区分23 ′′′は第1の面区分22′′′に対して105゜〜135゜の、有利には12 0゜の角度βをなして延びている。さらに、付加的な面区分41′′′と第2の 面区分23′′′との間の移行領域には係止突起43が取り付けられている。こ の係止突起43は操作部材19′′′の旋回時に、調節プレート5′′′の側方 区分21′′′の係止切欠き44内に係止する。 第7図では、誤作動を防止された操作部材19IVの第3実施例が示されている 。この操作部材19IVでは、第1図及び第4図の実施例の場合と同様に、第1の 面区分22IVと第2の面区分23IVとが互いに直角を形成している。グリッパ条 片19IVbの領域からは、操作部材19IVを起点としてディスクセグメント45 が続いている。このディスクセグメント45は、操作部材19IVの内方旋回され た位置で、トーピースの滑りプレート(第1図でのみ一点鎖線で示されている) の下方で自由運動、可能に位置していて、これにより操作部材19IVと調節プレ ート5IVとの間の間隙は遮蔽されている。 第8図では、誤作動を防止された操作部材19Vの 第4実施例が示されている。この操作部材19Vは、第1図及び第4図の実施例 と同様に構成されている。操作部材19Vの誤作動を防止するために、この操作 部材19Vにはアングルレバー状のロック部材46が設けられていて、このロッ ク部材46は調節プレート5Vと一体に形成されていて、小幅のウエブ46aを 介して調節プレート5Vに結合されている。図示の誤作動を防止された位置では 、アングルレバー状のロック部材46の一方のアーム46bが、一方では係止部 分10Vの傾斜面10Vaに支持されていて、他方では調節プレート5Vの突起5V cに支持されている。アングルレバー状のロック部材46の他方のアーム46c はプッシュボタン46dとして形成されている。プッシュボタン46dが親指で 内方に押圧されると、小幅のウエブ46aがばね弾性的に撓み、アングルレバー 状のロック部材46は一点鎖線で示された位置に移動される。これにより係止部 分10Vは開放されて、操作部材19Vを旋回させることができる。 第9図では、符号3がスキー板を示している。このスキー板3上には、横断面 で見てほぼU字形のガイドレール2′′が、略示されたねじ4だけによって固定 されている。ガイドレール2′′には調節プレート65が長手方向摺動可能に支 承されていて、この調節プレート65は係止装置(図示しない)によって固定可 能である。調節プレート65にはトーピース7が、略 示されたねじ6′だけによって固定されている。緩衝装置が緩衝挿入体47の形 で、調節プレート65の前端部区分とトーピース7との間に配置されている。緩 衝挿入体47は調節プレート65の船形の凹設部48内に埋め込まれていて、調 節プレート65の、上面49を越えて突出する台座50を備えている。この台座 50にトーピース7が支持される。凹設部48は、調節プレート65の端面51 を越えて下縁部52にまで延びている。緩衝挿入体47は、端面51と下縁部5 2とを越えて、スキー上面3aに対して間隔aをおいて延びていて、この間隔a は約0.5−1mmである。台座50の下側では調節プレート65が長手方向中 央軸線の両側で、2つのピン54のための2つの孔53を備えていて、これらの ピン54は緩衝挿入体47を起点として、下方に向けられている。各ピン54に ウエブ55が一体成形されていて、このウエブ55は端面側の区分56と緩衝挿 入体47の下面57とに結合されている。これに応じて、各孔53からスリット 58が調節プレート65において延びている。このスリット58は端面51で開 口している。このような配置により、緩衝挿入体47を凹設部48内に容易に挿 入できて、長手方、向の摺動が防止される。 緩衝挿入体47の上面47aには両側で遮蔽条片59が配置されている。この 遮蔽条片59は台座50から延びていて、トーピース7に当接している。これに より、雪若しくは氷が側方から浸入することが防止される。第10図からわかる ように、緩衝挿入体47は前端部区分で側方方向に拡幅する。 第11図及び第12図の実施例は、第9図及び第10図の実施例とは、以下の 点でのみ異なっている。即ち、緩衝挿入体47のスキー板長手方向での摺動を防 止するために、調節プレート65′が台座50′の領域でスキー板長手方向に対 して横方向に延びる縦長の貫通孔60を有しているという点である。緩衝挿入体 47から延びる舌部61がこの貫通孔60を貫通して突出していて、次いで直角 をなし、スキー板上面3aに対して間隔aをおいて、前方に向かって調節プレー ト65′の下縁部52′にまで延びている。調節プレート65′の下面65′a には長手方向軸線の両側で2つのリブ62が配置されている。このリブ62は、 舌部61の、前方に延びる区分63に当接するので、調節プレート65′に加え られる押圧力が舌部61に伝達され得る。台座50′及び両側の遮蔽条片59の 構成と配置は、第9図及び第10図に相応する。 第5図から第8図で示された操作部材の構成は第4図の構成においても使用可 能であるということがわかる。 本発明は、トーピースとして形成されたスキーバインディング部分に関連して 詳しく記載したが、本発明による手段はヒールピースとして形成されたスキーバ インディング部分においても使用できる。 緩衝作用を高めるために両構成では、緩衝挿入体の構成高さを、トーピースに 接触する領域で幾分高く構成してよい。このため、緩衝挿入体はトーピースと調 節プレートが一緒に構成されている場合は前圧縮される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 ヤーニッシュ, アンドレアス オーストリア国 アーテー 2512 アイン ハウゼン アーホルンガッセ 11 (72)発明者 シュトリッツル, カール オーストリア国 アーテー 1020 ウイー ン ハンデルスカイ 300アー/8 (72)発明者 ヴュルトナー, フーベルト オーストリア国 アーテー 2410 ハイン ブルク/ドナウ ノイガッセ 3 (72)発明者 ルシュニヒ, フランツ オーストリア国 アーテー 2514 トライ スキルヒェン カペレンガッセ 5/16 (72)発明者 ヴァヴラ, ラインホルト オーストリア国 アーテー 1210 ウイー ン アルノルトガッセ 2/5/23 (72)発明者 ヒンメッツベルガー, アロイス オーストリア国 アーテー 1110 ウイー ン マイドルガッセ 29/3/14 (72)発明者 シュタドラー, ハインツ オーストリア国 アーテー 1120 ウイー ン フルーアシュッツシュトラーセ 21 /23 (72)発明者 フライジンガー, ヘンリー オーストリア国 アーテー 1210 ウイー ン オーベルグフェルプラッツ 6/2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. スキーバインディング部分、特にトーピース(7)の長手方向調節を行 うための装置であって、スキー板(3)の上面(3a)に固定可能なガイドレー ル(2,2′)を備えていて、該ガイドレール(2,2′)にはスキーバインデ ィング部分が、摺動可能なバインディングユニットとしてスキー長手方向でガイ ドされていて、前記スキーバインディング部分が、ガイドレール(2,2′)の 設定されたスライド位置で、ロックする係止装置によって固定可能であって、該 係止装置が、バインディングユニット(27)でガイドレール(2,2′)に対 して直角方向に運動可能にガイドされた係止部分(10,10′,10V)と、 該係止部分(10,10′,10V)に枢着された操作部材(19,19′19 ′′,19′′′,19IV,19V)とを有していて、前記係止部分(10,1 0′,10V)が、ばね(15,15′)の力によって、選択的に、ガイドレー ル(2,2′)の、スキー長手方向で互いに前後に配置された対応する係止切欠 き(14,14′)の1つと形状接続的に係合可能であって、前記操作、部材( 19,19′,19′′,19′′′、19IV,19v)には少なくとも2つの 面区分(22,22′,23,23′)が設けられていて、該面区分(22,2 2′,23,23′)のうちの第 2の面区分が第1の面区分に対して、90゜以上の角度(β)をなして延びてい て、第2の面区分が、係止部分(10,10′,10V)から第1の面区分より も遠く離れて位置していて、第1の面区分が係止部分(10,10′,10V) の係止位置を規定して、第2の面区分が、係止部分(10,10′,10V)の 係止解除位置を規定する形式のものにおいて、 バインディングユニット(27)が、調節プレート(5,5′、5′′、5′ ′′、5IV,5V)と、該調節プレート(5,5′,5′′,5′′′,5IV, 5V)に解離可能に固定可能であるトーピース(7)とを有していて、係止装置 が調節プレート(5,5′,5′′,5′′′,5IV,5V)に配置されていて 、この場合、係止部分(10,10′,10V)及び該係止部分(10,10′ ,10V)に対応する係止切欠き(14,14′)が水平に延びていて、係止部 分(10,10′,10V)を、対応する係止切欠き(14,14′)から外す ための操作部材(19,19′,19′′,19′′′,19IV,19V)が、 高さ方向軸(H)を中心として水平方向に旋回可能に係止部分(10,10′, 10V)に配置されていて、操作部材(19,19′)の面区分(22,22′ ,22′′,22′′′,22IV,22V,23,23′23′′,23′′′ ,23IV,23V)が、調節プレート(5,5′,5′′,5′′′,5IV,5V ) の、操作部材(19,19′,19′′,19′′′,19IV,19V)に面す る側方区分(21,21′,21′′,21′′′,21IV,21V)で支持可 能であることを特徴とする、長手方向調節を行うための装置。 2. 調節プレート(5,5′,5′′,5′′′,5IV,5V)が、操作部 材(19,19′)を収容するために操作部材(19,19′)の内方旋回位置 で切欠き(5a,5′a,5′′a,5′′′a,5IVa,5Va)を有してい て、前記調節プレート(5,5′,5′′,5′′′,5IV,5V)が両側に、 係止部分(10,10′,10V)のための各1つのガイド(11a,11b, 11′a,11′b)を備えていて、有利には両ガイド(11a,11b,11 ′a,11′b)は互いに整合する、請求項1記載の装置。 3. 高さ方向軸(H)が係止部分(10,10′,10V)に、切欠き(5 a,5 a,5′′a,5′′′a,5IVa,5Va)内に旋回された操作部材 (19,19′,19′′,19′′′,19IV,19v)の外面(19a,1 9′a,19′′a,19′′′a,19IVa,19Va)が、調節プレート(5 ,5′,5′′, 5′′′,5IV,5V)の外輪郭(5b,5′b,5′′b ,5′′′b,5IVb,5Vb)とほぼ同一平面で延びるように配置されている 、請求 項1又は2記載の装置。 4. 操作部材(19,19′,19′′,19′′′,19IV,19V)が 、公知のように、別の面区分(36)を有していて、バインディングユニット( 27)のための所定のガイドレールが、前方のガイドレール(2′)として配置 されていて、スキーバインディング装置のヒールピース(28)のためには後方 のガイドレール(29)がスキー板に不動に配置されており、係止部分(10′ )が、バインディングユニット(27′)の係止位置で、前方のガイドレール( 2′)に2つの効果的な位置で係止可能であって、この場合、第1の係止位置で は、バインディングユニット(4)も、調節プレート(5,5′,5′′,5′ ′′,5IV,5V)の内側に配置された、ヒールピース(28)を保持している 、後方のガイドレール(29)に自由運動可能にかつ持ち上がり運動に抗してガ イドされた帯状結合部材(24′)も、前方のガイドレール(2′)で係止され ていて、第2の係止位置では、バインディングユニット(27′)だけが係止さ れていて帯状結合部材(24′)はヒールピース(28)と一緒にスキー板長手 方向で摺動可能であって、所望のスライド位置で再び係止可能である、請求項1 から3までのいずれか1項記載の装置。 5. 操作部材(19,19′,19′′,19′′′,19IV,19V)の 第3の面(36)が急カー ブ部(35)を介して、第2の面(23′)に対して120゜〜155゜の、有 利には140゜の鈍角(β)をなして延びていて、前記急カーブ部(35)には 第2の支持個所(37)が位置している、請求項4記載のスキーバインディング 部分。 6. ピン(18′)に対する第2の面(23)の法線距離(S2)と、ピン (18′)に対する第1の面区分(22′)の法線距離(S1)との差分が、帯 状結合部材(24′)の係止歯部(13′)の長さ(L)と同じ大きさか若しく は長さ(L)よりも大きくて、ピン(18′)に対する第3の面(36)の法線 距離(S3)と、ピン(18′)に対する第2の面(23′)の法線距離(S2 )との差分が、前方のガイドレール(2′)の係止歯部(13′)の長さ(L) と同じ大きさか若しくは長さ(L)よりも大きくて、係止部分(10′)の個々 の係止歯部(12′)の長さが、ガイドレール(2′)の個々の係止切欠き(1 4′)の長さを越えて、帯状結合部材(24′)の係止切欠き(32)にまで延 びていて、この場合、係止部分(10′)の個々の係止歯部(12′)の長さが 、ガイドレール(2′)の係止切欠き(14′)の長さ(L)と、帯状結合部材 (24′)の係止切欠き(32)の長さ(L)との和にほぼ相当する、請求項5 又は4記載のスキーバインディング部分。 7. 第1の面区分(22,22′,22′′,2 2′′′)と第2の面区分(23,23′,23′′,23′′′)との間に付 加的な面区分(41′′,41′′′)が設けられていて、該面区分(41′′ ,41′′′)が、操作部材(19′′,19′′′)の内方旋回された位置で 、調節プレート(5′′,5′′′)の側方区分(21′′,21′′′)に対 して15゜〜25゜の、有利には20゜の鋭角(α)をなして位置している(第 5図参照)、請求項1から6までのいずれか1項記載のスキーバインディング部 分。 8. 第2の面区分(23′′′)に、付加的な面区分(41′′′)と第2 の面区分(23′′′)との間の移行部領域で係止突起(43)が設けられてい て、該係止突起(43)が、操作部材(19′′′)の旋回時に、調節プレート (5′′′)の側方区分(21′′′)に設けられた係止切欠き(44)内に係 止する(第6図参照)、請求項7記載のスキーバインディング部分。 9. 操作部材(19IV)のグリッパ条片(19IVb)の領域を起点としてデ ィスクセグメント(45)が続いていて、該ディスクセグメント(45)が操作 部材(19IV)の内方旋回された位置で、トーピースの滑りプレート、の下方で 自由運動可能に位置している(第7図参照)、請求項1から6までのいずれか1 項記載のスキーバインディング部分。 10. 調節プレート(5V)の、操作部材(19V) に前置された区分が、アングルレバー状のロック部材(46)を保持していて、 該ロック部材(46)が、調節プレート(5V)に、小幅のウエブ(46a)を 介して一体に構成されており、アングルレバー状のロック部材(46)の一方の アーム(46b)は一方では係止部分(10V)の傾斜面(10Va)で支持され ていて、他方では調節プレート(5V)の突起(5Vc)で支持されており、他方 のアーム(46c)はプッシュボタン(46d)として形成されている(第8図 参照)、請求項1から6までのいずれか1項記載のスキーバインディング部分。 11. トーピース(7)と調節プレート(65,65′)の前端部区分との 間に、弾性的な材料から成る緩衝挿入体(47,47′)が配置されていて、調 節プレート(65,65′)で支承されていて、スキー板長手方向での摺動に抗 して位置固定されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。 12. 緩衝挿入体(47,47′)が、調節プレート(65,65′)の上 面(49,49′)に設けられた凹設部(48,48′)内に埋め込まれていて 、トーピース(7)が、緩衝挿入体(47,47′)の、調節プレート(65, 65′)の上面(49,49′)を越えて突出する台座(50,50′)で支持 されている、請求項11記載の装置。 13. 凹設部(48)が、調節プレート(65) の端面(51)を越えて調節プレート(65)の下縁部(52)にまで延びてい て、緩衝挿入体(47)は端面(51)と下縁部(52)とを越えて、スキー板 上面(3a)に対して間隔(a)をおいて延びており、調節プレート(65)が 、緩衝挿入体(47)を起点として下方に向かって延びる少なくとも1つのピン (54)のための少なくとも1つの孔(53)と、前記ピン(54)に一体成形 されたウエブ(55)とを有していて、該ウエブ(55)は端面側の区分(56 )と、緩衝挿入体(47)の下面(57)とに結合されており、調節プレート( 65)には、孔(53)を起点として延びていて端面(51)で開口するスリッ ト(58)が、ウエブ(55)を貫通させるために設けられている(第9図参照 )、請求項12記載の装置。 14. 調節プレート(65′)に台座(50′)の領域で、スキー板長手方 向に対して横方向に延びる縦長の貫通孔(60)が設けられていて、該貫通孔( 60)を貫通して、緩衝挿入体(47′)を起点する舌部(61)が下方に突出 していて、直角をなしてスキー板上面(3a)に対して間隔(a)をおいて前方 に向かって、調節プレート(65′)の下縁部(52′)にまで延びており、調 節プレート(65′)の下面(65′a)に、少なくとも1つのリブ(62)が 配置されていて、該リブ(62)は、舌部(61) の、前方に延びる区分(63)に当接している(第11図参照)、請求項12記 載の装置。 15. 緩衝挿入体(47,47′)の上面(47a,47′a)に両側で遮 蔽条片(49,49′)が配置されていて、該遮蔽条片(49,49′)は台座 (50,50′)から延びてトーピース(7)に当接する、請求項13又は14 記載の装置。
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