JPH01227826A - スロットル弁制御装置 - Google Patents
スロットル弁制御装置Info
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- JPH01227826A JPH01227826A JP5526388A JP5526388A JPH01227826A JP H01227826 A JPH01227826 A JP H01227826A JP 5526388 A JP5526388 A JP 5526388A JP 5526388 A JP5526388 A JP 5526388A JP H01227826 A JPH01227826 A JP H01227826A
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- Japan
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- throttle valve
- motor
- accelerator pedal
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Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はスロットル弁の開度をアクセルペダルとモー
タにまゆ夫々独立して制御できるスロットル弁制御装置
に関する。
タにまゆ夫々独立して制御できるスロットル弁制御装置
に関する。
最近、自動車の運転フィーリングや走行性能の向上を目
的としてアクセルペダルとスロットル弁の連結を従来の
ワイヤケーブルによる単純な機械的連結ではなく、これ
らの間に電子制御装置を介在させアクセルペダルの踏込
量の他にエンジンの運転状態や自動車の走行状態を加味
してスロットル弁の開閉を行なう装置の開発が進められ
ている。
的としてアクセルペダルとスロットル弁の連結を従来の
ワイヤケーブルによる単純な機械的連結ではなく、これ
らの間に電子制御装置を介在させアクセルペダルの踏込
量の他にエンジンの運転状態や自動車の走行状態を加味
してスロットル弁の開閉を行なう装置の開発が進められ
ている。
この従来装置においては、アクセルペダルの踏込量を検
出するアクセルセンサを始めとする各型の多数の運転情
報センサが必要となり、又、スロットル弁を操作するア
クチュエータ、更に各センサからの信号を処理し、上記
スロットル弁操作用アクチュエータに駆動信号を出力す
る電子制御装置が必要とされる。このため、従来のワイ
ヤケーブルのみによる方式に比べてはるかに複雑な構成
となるために信頼性の確保が重要な命題となる。
出するアクセルセンサを始めとする各型の多数の運転情
報センサが必要となり、又、スロットル弁を操作するア
クチュエータ、更に各センサからの信号を処理し、上記
スロットル弁操作用アクチュエータに駆動信号を出力す
る電子制御装置が必要とされる。このため、従来のワイ
ヤケーブルのみによる方式に比べてはるかに複雑な構成
となるために信頼性の確保が重要な命題となる。
すなわち、この装置の故障により車両が暴走したり或い
は高速走行中にスロットル弁が急に閉じて急制動がかか
るような事態を防ぐ所謂フェイルセーフ機構が不可欠と
なる。
は高速走行中にスロットル弁が急に閉じて急制動がかか
るような事態を防ぐ所謂フェイルセーフ機構が不可欠と
なる。
この種の従来装置の7工イルセーフ機構としては故障時
にアクチュエータをスロットル弁から切離す電磁クラッ
チを設は又スロットル弁を閉位置に戻すリターンスプリ
ングをスロットル弁の弁軸に取付けるものが提案されて
いる。
にアクチュエータをスロットル弁から切離す電磁クラッ
チを設は又スロットル弁を閉位置に戻すリターンスプリ
ングをスロットル弁の弁軸に取付けるものが提案されて
いる。
従来のスロットル弁制御装置は以上のように構成されて
いるので、アクチュエータが動作不能の状態に陥るとリ
ターンスプリングの作用によりスロットル弁を閉位置に
戻すので車両の暴走は防止できるが、走行が維持できず
修理のために所定の場所に車両を移動させることができ
なくなる課題があり、又、高速走行中では急制動が掛り
後続車に追突される危険がある等の課題があった。
いるので、アクチュエータが動作不能の状態に陥るとリ
ターンスプリングの作用によりスロットル弁を閉位置に
戻すので車両の暴走は防止できるが、走行が維持できず
修理のために所定の場所に車両を移動させることができ
なくなる課題があり、又、高速走行中では急制動が掛り
後続車に追突される危険がある等の課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされた
もので、アクセルペダルの操作に反してモータ等により
スロットル弁開度を減じる事ができると共にモータ駆動
による力がアクセルペダルにほとんど作用しないように
したスロットル弁制御装置を得ることを目的とする。
もので、アクセルペダルの操作に反してモータ等により
スロットル弁開度を減じる事ができると共にモータ駆動
による力がアクセルペダルにほとんど作用しないように
したスロットル弁制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るスロットル弁制御装置は、スロットル弁
の弁軸に回転体を介して配設された第1のプーリに掛け
られたケーブルの一端をアクセルペダルに固定し、他端
をモータにより回転駆動される第2のプーリに固定し、
第2のプーリと回転体とを連結してスロットル弁を閉位
置に戻す方向の力を加えるスプリングと一端が固定され
他端が弁軸又は回転体に取付けられスロットル弁を閉じ
る方向に作用するリターンスプリングとを設け、アクセ
ルペダルとモータの2つの入力でスロットル弁を操作す
るようにしたものである。
の弁軸に回転体を介して配設された第1のプーリに掛け
られたケーブルの一端をアクセルペダルに固定し、他端
をモータにより回転駆動される第2のプーリに固定し、
第2のプーリと回転体とを連結してスロットル弁を閉位
置に戻す方向の力を加えるスプリングと一端が固定され
他端が弁軸又は回転体に取付けられスロットル弁を閉じ
る方向に作用するリターンスプリングとを設け、アクセ
ルペダルとモータの2つの入力でスロットル弁を操作す
るようにしたものである。
この発明におけるスロットル弁制御装置は、通常時はア
クセルペダルとモータの両方によりスロットル弁の開閉
が操作され、トラクシシン制御又は自動変速機の変速時
のようにアクセルペダルの操作に反してスロットル弁開
度を減じる必要がある時には、モータにより第2のプー
リを駆動してケーブルを弛め、これによりスプリングや
リターンスプリングの力で回転体がスロットル弁と共に
回転移動してスロットル弁開度を閉方向に制御すると共
にリターンスプリングが復帰する時に弱まる力をスプリ
ングで補なってスロットルペダルにかかる力をほとんど
変化しないようにし、又、仮にモータが故障を起した場
合には、アクセルペダルの踏込みのみでスロットル弁を
操作し車両の走行が引続き行なわれる。
クセルペダルとモータの両方によりスロットル弁の開閉
が操作され、トラクシシン制御又は自動変速機の変速時
のようにアクセルペダルの操作に反してスロットル弁開
度を減じる必要がある時には、モータにより第2のプー
リを駆動してケーブルを弛め、これによりスプリングや
リターンスプリングの力で回転体がスロットル弁と共に
回転移動してスロットル弁開度を閉方向に制御すると共
にリターンスプリングが復帰する時に弱まる力をスプリ
ングで補なってスロットルペダルにかかる力をほとんど
変化しないようにし、又、仮にモータが故障を起した場
合には、アクセルペダルの踏込みのみでスロットル弁を
操作し車両の走行が引続き行なわれる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は第
1図のト(線に沿った断面図、第3図は第1図の1−1
線に沿った断面図である。第1図乃至第3図において、
1はエンジン(図示せず)の吸気管、2は吸気管1の開
度を調節するスロットル弁体3Aと吸気管1の直径方向
に吸気管1を貫通して回動可能に設けられていると共に
スロットル弁体3Aが固定された弁軸3Bとから構成さ
れたスロットル弁である。4は回転体の一例であり屈曲
部が弁軸3Bの一端に固定され平面が「<」の字形の回
転板、5は回転板4の一端に固設された後述の第1プー
リ7のビン、6は一端が固定部としての吸気+!!r1
の外壁に固定され、他端が回転板4の他端の孔に掛けら
れた第1リターンスプリングである。この第1リターン
スプリング6はスロットル弁2を閉位置に戻す方向の力
を回転板4を介して弁軸3Bに加えている。7はビン5
の周りに回転自在に配設された第1プーリで、その溝に
はワイヤケーブル8が掛けられている。このワイヤケー
ブル8の一端は支持ビン9を介して第2プーリ10に連
結され、図示矢印Aの回転方向に第2ブーIJ 10が
回転した時に第2プーリ10に巻かれる。又、ワイヤケ
ーブル8の他端は、運転者により操作されることにより
回動するアクセルペダル11に連動するようにそれに連
結されている。12は一端が固定され他端がアクセルペ
ダル111c 連結されアクセルペダル11を非操作時
の復帰位置に戻す第2リターンスプリング、13はアク
セルペダル11を復帰位置に位置づけるためのストッパ
、14はアクセルペダル11の操作量を検知するアクセ
ルセンサである。15は第2プーリ10の径方向に突出
した第2プーリ10のアーム部10Aの端部と第1リタ
ーンスプリング6が掛けられている回転板4の端部との
間に張設されたコイルスプリングで、スロットル弁2を
閉位置に戻す方向の力を回転板4を介して弁軸3Bに加
えている。このコイルスプリング15が掛けられている
位置から第2プーリ10の回転中心や弁軸3Bの軸心迄
の各距離は同じであることが好ましい。16ばスロット
ル弁2を全開位置に位置づけるために回転板4の時計回
り方向の回転を規制するストッパで、吸気管1の外壁に
固定化されている。17は第2プーリ10の軸心に固定
された回転軸で、電磁クラッチ18を介してモータ19
の回転軸に連結される。20は回転軸17すなわち第2
プーリ10の回転量を検知する回転角度センサ、21は
回転軸17に固設されたアームである。第3図に示すよ
うに、アーム21の端部は一端部が固定され板ばねで構
成された第3リターンスプリング22の自由端からの作
用を受けるように接触している。この第3リターンスプ
リング22は、第2プーリ10が第2図中の矢印Aの方
向に回転する時にアーム21に作用し、第2プーリ10
が第2図に示す基準位置に復帰する方向のトルクをアー
ム21に加える。23は第2プーリ10が基準位置に戻
った時に第3リターンスプリング22の作用を規制する
ストッパである。24は弁軸3Bの他端部側に設けられ
スロットル弁2の開度を検知するスロットル開度センサ
、25はエンジンの動作状態(例えば回転数N、自動変
速機の変速時期T)及び車両の操作状態(例えばブレー
キ操作B)を検出するセンサである。26はアクセルセ
ンサ142回転角度センサ20.スロットル開度センサ
24.センサ25の夫々の出力信号を入力し、これらの
入力情報に対応して予め定められた演算処理を行なって
スロットル弁2の目標開度等を演算し、演算結果となる
ようにモータ19を駆動すると共に電磁クラッチ18の
オン・オフを制御する電子制御装置である。
1図のト(線に沿った断面図、第3図は第1図の1−1
線に沿った断面図である。第1図乃至第3図において、
1はエンジン(図示せず)の吸気管、2は吸気管1の開
度を調節するスロットル弁体3Aと吸気管1の直径方向
に吸気管1を貫通して回動可能に設けられていると共に
スロットル弁体3Aが固定された弁軸3Bとから構成さ
れたスロットル弁である。4は回転体の一例であり屈曲
部が弁軸3Bの一端に固定され平面が「<」の字形の回
転板、5は回転板4の一端に固設された後述の第1プー
リ7のビン、6は一端が固定部としての吸気+!!r1
の外壁に固定され、他端が回転板4の他端の孔に掛けら
れた第1リターンスプリングである。この第1リターン
スプリング6はスロットル弁2を閉位置に戻す方向の力
を回転板4を介して弁軸3Bに加えている。7はビン5
の周りに回転自在に配設された第1プーリで、その溝に
はワイヤケーブル8が掛けられている。このワイヤケー
ブル8の一端は支持ビン9を介して第2プーリ10に連
結され、図示矢印Aの回転方向に第2ブーIJ 10が
回転した時に第2プーリ10に巻かれる。又、ワイヤケ
ーブル8の他端は、運転者により操作されることにより
回動するアクセルペダル11に連動するようにそれに連
結されている。12は一端が固定され他端がアクセルペ
ダル111c 連結されアクセルペダル11を非操作時
の復帰位置に戻す第2リターンスプリング、13はアク
セルペダル11を復帰位置に位置づけるためのストッパ
、14はアクセルペダル11の操作量を検知するアクセ
ルセンサである。15は第2プーリ10の径方向に突出
した第2プーリ10のアーム部10Aの端部と第1リタ
ーンスプリング6が掛けられている回転板4の端部との
間に張設されたコイルスプリングで、スロットル弁2を
閉位置に戻す方向の力を回転板4を介して弁軸3Bに加
えている。このコイルスプリング15が掛けられている
位置から第2プーリ10の回転中心や弁軸3Bの軸心迄
の各距離は同じであることが好ましい。16ばスロット
ル弁2を全開位置に位置づけるために回転板4の時計回
り方向の回転を規制するストッパで、吸気管1の外壁に
固定化されている。17は第2プーリ10の軸心に固定
された回転軸で、電磁クラッチ18を介してモータ19
の回転軸に連結される。20は回転軸17すなわち第2
プーリ10の回転量を検知する回転角度センサ、21は
回転軸17に固設されたアームである。第3図に示すよ
うに、アーム21の端部は一端部が固定され板ばねで構
成された第3リターンスプリング22の自由端からの作
用を受けるように接触している。この第3リターンスプ
リング22は、第2プーリ10が第2図中の矢印Aの方
向に回転する時にアーム21に作用し、第2プーリ10
が第2図に示す基準位置に復帰する方向のトルクをアー
ム21に加える。23は第2プーリ10が基準位置に戻
った時に第3リターンスプリング22の作用を規制する
ストッパである。24は弁軸3Bの他端部側に設けられ
スロットル弁2の開度を検知するスロットル開度センサ
、25はエンジンの動作状態(例えば回転数N、自動変
速機の変速時期T)及び車両の操作状態(例えばブレー
キ操作B)を検出するセンサである。26はアクセルセ
ンサ142回転角度センサ20.スロットル開度センサ
24.センサ25の夫々の出力信号を入力し、これらの
入力情報に対応して予め定められた演算処理を行なって
スロットル弁2の目標開度等を演算し、演算結果となる
ようにモータ19を駆動すると共に電磁クラッチ18の
オン・オフを制御する電子制御装置である。
次に動作について説明する。運転者によりアクセルペダ
ル11が踏込まれるとワイヤケーブル8は第2図中の矢
印Bの方向に引張られる。その結果、第1プーリ7は弁
軸3Bを回転中心として第1リターンスプリング6及び
コイルスプリング15の力に抗して回転板4と共に反時
計回り方向に回転移動し、同時にスロットル弁2が同方
向に回転して開弁する。又、電磁クラッチ18をオンに
して第3リターンスプリング22の力に抗してモータ1
9により第2プーリ10を矢印Aの方向に回転するとワ
イヤケーブル8は第2プーリ10に巻回され、上記と同
様にして、第1プーリ7は反時計回り方向に回転移動し
、スロットル弁2の開度が増大する。すなわち、スロッ
トル弁2はアクセルペダル11とモータ19の2つによ
り操作される。
ル11が踏込まれるとワイヤケーブル8は第2図中の矢
印Bの方向に引張られる。その結果、第1プーリ7は弁
軸3Bを回転中心として第1リターンスプリング6及び
コイルスプリング15の力に抗して回転板4と共に反時
計回り方向に回転移動し、同時にスロットル弁2が同方
向に回転して開弁する。又、電磁クラッチ18をオンに
して第3リターンスプリング22の力に抗してモータ1
9により第2プーリ10を矢印Aの方向に回転するとワ
イヤケーブル8は第2プーリ10に巻回され、上記と同
様にして、第1プーリ7は反時計回り方向に回転移動し
、スロットル弁2の開度が増大する。すなわち、スロッ
トル弁2はアクセルペダル11とモータ19の2つによ
り操作される。
第2プーリ10によるワイヤケーブル8の移動速度はモ
ータ19の回転速度に比例するから、このモータ19の
回転速度をコントロールすることにより単にアクセルペ
ダル11を踏込んだ場合では得られない様々な運転操作
が得られる。例えば大きな加速を素早く得たい場合には
モータ19の回転速度を速くし、又、逆に凍結した道路
などで発進する場合など車輪がスリップする恐れのある
場合ではモータ19の回転速度を低くするとか、場合に
よってはモータ19を逆回転させることにより加速を抑
えて車両を円滑に発進させることができる。なお、これ
らの動作はアクセルセンサ14゜回転角度センサ20.
スロットル開度センサ24及びセンサ25からの検出情
報を電子制御装置26で処理することにより行なわれる
。
ータ19の回転速度に比例するから、このモータ19の
回転速度をコントロールすることにより単にアクセルペ
ダル11を踏込んだ場合では得られない様々な運転操作
が得られる。例えば大きな加速を素早く得たい場合には
モータ19の回転速度を速くし、又、逆に凍結した道路
などで発進する場合など車輪がスリップする恐れのある
場合ではモータ19の回転速度を低くするとか、場合に
よってはモータ19を逆回転させることにより加速を抑
えて車両を円滑に発進させることができる。なお、これ
らの動作はアクセルセンサ14゜回転角度センサ20.
スロットル開度センサ24及びセンサ25からの検出情
報を電子制御装置26で処理することにより行なわれる
。
上記のように動作するスロットル弁制御装置において、
通常運転時には第4図に示すようにワイヤケーブル8は
アクセルペダル11と第2プーリ10 (すなわちモー
タ19)の2つによりほぼ均等に引張られて操作される
。その結果、スロットル弁2の開度すなわち回転板4の
回転角θ2と第2プーリ1oの回転角θ1はほぼ等しく
なる。そして、コイルスプリング15の引張り長さがほ
とんど変らないのでアクセルペダル11の操作力の変化
+を第1リターンスプリング6のスプリング力の変化に
対応している。
通常運転時には第4図に示すようにワイヤケーブル8は
アクセルペダル11と第2プーリ10 (すなわちモー
タ19)の2つによりほぼ均等に引張られて操作される
。その結果、スロットル弁2の開度すなわち回転板4の
回転角θ2と第2プーリ1oの回転角θ1はほぼ等しく
なる。そして、コイルスプリング15の引張り長さがほ
とんど変らないのでアクセルペダル11の操作力の変化
+を第1リターンスプリング6のスプリング力の変化に
対応している。
このような状態からトラクシ璽ン制御あるいは自動変速
機の変速時のようにアクセルペダル11の操作に反して
スロットル弁2の開度を減じる必要がある時には、モー
タ19により第2プーリ10を逆回転駆動する必要があ
る。その逆回転駆動した結果の状態は第5図に示したよ
うになる。すなわち、モータ19によし第2プーリ10
が時計回り方向(矢印Aと逆回り方向)に回転駆動され
るとワイヤケーブル8は第2プーリ10の回転により矢
印Cの方向に弛められる。そして、第1プーリ7は第1
リターンスプリング6の復元力により弁軸3Bを回転中
心として回転板4と共に時計回り方向に回転移動し、同
時にスロットル弁2が同方向に回転して閉じられる。と
ころで、ワイヤケーブル8の操作を第2プーリ10の回
転のみで行なう時には、第4図で示した上記動作とは異
なり、回転板4の回転による同じ回転角θ2を得るには
第2プーリ10には2倍の回転量が必要となる。すなわ
ち、第4図に示した状態から第2プーリ1゜の回転のみ
によりスロットル弁2を全閉すると、第5図に示すよう
に第2プーリ10の回転角は回転板4の回転角の約2倍
の201となる。そして、コイルスプリング15の引張
り長さが長くなり回転板4に作用するスプリング力が増
大する。他方、第1リターンスプリング6の回転板4に
対する作用力はスロットル弁2が閉じると減少する。
機の変速時のようにアクセルペダル11の操作に反して
スロットル弁2の開度を減じる必要がある時には、モー
タ19により第2プーリ10を逆回転駆動する必要があ
る。その逆回転駆動した結果の状態は第5図に示したよ
うになる。すなわち、モータ19によし第2プーリ10
が時計回り方向(矢印Aと逆回り方向)に回転駆動され
るとワイヤケーブル8は第2プーリ10の回転により矢
印Cの方向に弛められる。そして、第1プーリ7は第1
リターンスプリング6の復元力により弁軸3Bを回転中
心として回転板4と共に時計回り方向に回転移動し、同
時にスロットル弁2が同方向に回転して閉じられる。と
ころで、ワイヤケーブル8の操作を第2プーリ10の回
転のみで行なう時には、第4図で示した上記動作とは異
なり、回転板4の回転による同じ回転角θ2を得るには
第2プーリ10には2倍の回転量が必要となる。すなわ
ち、第4図に示した状態から第2プーリ1゜の回転のみ
によりスロットル弁2を全閉すると、第5図に示すよう
に第2プーリ10の回転角は回転板4の回転角の約2倍
の201となる。そして、コイルスプリング15の引張
り長さが長くなり回転板4に作用するスプリング力が増
大する。他方、第1リターンスプリング6の回転板4に
対する作用力はスロットル弁2が閉じると減少する。
そして、上記増大するコイルスプリング15のスプリン
グ力により上記第1リターンスプリング6のスプリング
力の減少分を補なうことによりスロットル弁2を閉じる
力をほぼ一定にすることができる。結局、この様な状態
ではワイヤケーブル8を介してアクセルペダル11に作
用している力は変化しないのでアクセルペダル11を操
作している運転者はモータ19が作動してスロットル弁
2が閉じてもアクセルペダル11に不快や不安感を生じ
ない。
グ力により上記第1リターンスプリング6のスプリング
力の減少分を補なうことによりスロットル弁2を閉じる
力をほぼ一定にすることができる。結局、この様な状態
ではワイヤケーブル8を介してアクセルペダル11に作
用している力は変化しないのでアクセルペダル11を操
作している運転者はモータ19が作動してスロットル弁
2が閉じてもアクセルペダル11に不快や不安感を生じ
ない。
他方、モータ19が故障し、電子制御装置26の出力に
応じた第2プーリ10の回転動作に異常が生じると回転
角度センサ20がこの異常を検知する。この検知信号を
入力した電子制御装置26は直ちに電磁クラッチ18を
オフにする。この結果、第2プーリ10はモータ19か
ら切離され、第3リターンスプリング22又はコイルス
プリング15の作用力によりスロットル弁2が閉の基準
位置に戻される。その後はアクセルペダル11のみの操
作でスロットル弁2の開閉操作を行ない車両の走行を維
持することができる。
応じた第2プーリ10の回転動作に異常が生じると回転
角度センサ20がこの異常を検知する。この検知信号を
入力した電子制御装置26は直ちに電磁クラッチ18を
オフにする。この結果、第2プーリ10はモータ19か
ら切離され、第3リターンスプリング22又はコイルス
プリング15の作用力によりスロットル弁2が閉の基準
位置に戻される。その後はアクセルペダル11のみの操
作でスロットル弁2の開閉操作を行ない車両の走行を維
持することができる。
以上のように、この発明によればスロットル弁の弁軸に
固定された回転板に第1プーリを設け、この第1プーリ
に掛けたワイヤケーブルの一端をアクセルペダルに連結
し、他端をモータにより駆動される第2プーリに連結し
、更に第2プーリと回転板との間をスプリングで連結す
ると共に弁軸又は回転板にリターンスプリングを取付は
スロットル弁を閉位置に戻す力を加えるように構成した
ので、アクセルペダルの操作に反してスロットル弁開度
を減じる時のモータ駆動によるアクセルペダルの操作力
の変化をなくしたのでその変化による不快感をなくシ、
さらにモータとアクセルペダルとで夫々独立してスロッ
トル弁を制御できるために安全性にも優れたものが得ら
れる効果がある。
固定された回転板に第1プーリを設け、この第1プーリ
に掛けたワイヤケーブルの一端をアクセルペダルに連結
し、他端をモータにより駆動される第2プーリに連結し
、更に第2プーリと回転板との間をスプリングで連結す
ると共に弁軸又は回転板にリターンスプリングを取付は
スロットル弁を閉位置に戻す力を加えるように構成した
ので、アクセルペダルの操作に反してスロットル弁開度
を減じる時のモータ駆動によるアクセルペダルの操作力
の変化をなくしたのでその変化による不快感をなくシ、
さらにモータとアクセルペダルとで夫々独立してスロッ
トル弁を制御できるために安全性にも優れたものが得ら
れる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例による装置全体の構成図、
第2図は第1図の■−■線に沿った断面図、第3図は第
1図のト1線に沿った断面図、第4図はワイヤケーブル
がアクセルペダルとモータにより操作されている時の動
作説明図、第5図はワイヤケーブルがモータのみにより
操作された時の動作説明図である。 図中、1・・・吸気管、2・・・スロットル弁、3B・
・・弁軸、4・・回転板、6・・・第1リターンスプリ
ング、7・・・第1プーリ、8・・・ワイヤケーブル、
10・・・第2プーリ、17 ・回転軸、19・モータ
。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
第2図は第1図の■−■線に沿った断面図、第3図は第
1図のト1線に沿った断面図、第4図はワイヤケーブル
がアクセルペダルとモータにより操作されている時の動
作説明図、第5図はワイヤケーブルがモータのみにより
操作された時の動作説明図である。 図中、1・・・吸気管、2・・・スロットル弁、3B・
・・弁軸、4・・回転板、6・・・第1リターンスプリ
ング、7・・・第1プーリ、8・・・ワイヤケーブル、
10・・・第2プーリ、17 ・回転軸、19・モータ
。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- エンジンの吸気量を制限するスロットル弁の弁軸に固定
され上記弁軸を回転中心として回動可能に設けられた回
転体と、該回転体に配設され上記弁軸と異なった回転中
心を有する第1のプーリと、運転情報に応じて駆動され
るモータにより回転駆動される第2のプーリと、上記第
1のプーリに掛けられ一端が運転者により操作されるア
クセルペダルに固定されていると共に他端が上記第2の
プーリに固定されたケーブルと、上記回転体と上記第2
のプーリ間に張設され上記スロットル弁を閉じる方向に
力を加えるスプリングと、一端が上記弁軸又は上記回転
体に取付けられ他端が固定部に固定され上記スロットル
弁を閉じる方向に作用するリターンスプリングとを備え
たスロットル弁制御装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5526388A JPH01227826A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | スロットル弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5526388A JPH01227826A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | スロットル弁制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01227826A true JPH01227826A (ja) | 1989-09-12 |
Family
ID=12993713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5526388A Pending JPH01227826A (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 | スロットル弁制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01227826A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107989701A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-04 | 胡佳佳 | 一种汽车电子节气阀系统 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP5526388A patent/JPH01227826A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107989701A (zh) * | 2017-11-23 | 2018-05-04 | 胡佳佳 | 一种汽车电子节气阀系统 |
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