JPH01247721A - 機関のスロットル弁制御装置 - Google Patents
機関のスロットル弁制御装置Info
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- JPH01247721A JPH01247721A JP7784988A JP7784988A JPH01247721A JP H01247721 A JPH01247721 A JP H01247721A JP 7784988 A JP7784988 A JP 7784988A JP 7784988 A JP7784988 A JP 7784988A JP H01247721 A JPH01247721 A JP H01247721A
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- accelerator pedal
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- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims 1
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- 101150003530 Tsnax gene Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、電子制御アクチュエータにより車輌用機関
のスロットル弁を開閉制御するスロットル弁制御装置に
関するものである。
のスロットル弁を開閉制御するスロットル弁制御装置に
関するものである。
最近、排気浄化性能や燃費性能を向上させるための機関
制御の一環として、スロットル弁とアクセルペダルとの
機械的連結をなくし、アクセル踏込み量を電気量に変換
した信号(アクセル踏込み量信号)と他の機関運転状態
または車輌走行状態を表わす信号(例えば機関回転数信
号、ギヤポジション信号等)に対応してスロットル弁の
開閉制御を行なう電子制御アクチュエータによるスロッ
トル弁制御装置の開発が進められている。
制御の一環として、スロットル弁とアクセルペダルとの
機械的連結をなくし、アクセル踏込み量を電気量に変換
した信号(アクセル踏込み量信号)と他の機関運転状態
または車輌走行状態を表わす信号(例えば機関回転数信
号、ギヤポジション信号等)に対応してスロットル弁の
開閉制御を行なう電子制御アクチュエータによるスロッ
トル弁制御装置の開発が進められている。
上記電子制御アクチュエータによるスロットル弁制御装
置においては、スロットル弁の開閉は機関運転状態また
は車輌走行状態を表わす信号に対応して最適の開度を逐
次演算する演算制御部からなる車輌制御装置からの指令
を受けて作動する駆動モータにより行なわれるため、車
輌走行中に電子制御アクチュエータが動作不能となって
も車輌の暴走を防ぐ安全装置を設ける必要があり、この
安全装置の一例として制御不能となったときにモータか
らスロットル弁軸を切離す電磁クラッチを設けた構成が
特公昭58−25853号公報に開示されている。一方
、スロットル弁軸を差動歯車装置を介して電子制御アク
チュエータと、アクセルレバ・ルの踏込みに応動して機
械的に回転駆動する方法が特開昭61−215436号
公報に開示されている。
置においては、スロットル弁の開閉は機関運転状態また
は車輌走行状態を表わす信号に対応して最適の開度を逐
次演算する演算制御部からなる車輌制御装置からの指令
を受けて作動する駆動モータにより行なわれるため、車
輌走行中に電子制御アクチュエータが動作不能となって
も車輌の暴走を防ぐ安全装置を設ける必要があり、この
安全装置の一例として制御不能となったときにモータか
らスロットル弁軸を切離す電磁クラッチを設けた構成が
特公昭58−25853号公報に開示されている。一方
、スロットル弁軸を差動歯車装置を介して電子制御アク
チュエータと、アクセルレバ・ルの踏込みに応動して機
械的に回転駆動する方法が特開昭61−215436号
公報に開示されている。
(発明が解決しようとする課題)
従来のスロットル弁制御装置は以上のように構成されて
いるので、電子制御アクチュエータが動作不能となった
ときに、車輌の暴走を防止し、さらに走行を維持して修
理のため所定の場所へ車輌を移動することができないと
いう問題があった。
いるので、電子制御アクチュエータが動作不能となった
ときに、車輌の暴走を防止し、さらに走行を維持して修
理のため所定の場所へ車輌を移動することができないと
いう問題があった。
また、車輌の発進時および加速時に駆動輪のスリップが
発生すると、アクセルペダルの操作に反してスロットル
弁開度を減じて機関トルクを減少させる場合にスロット
ル弁開度を減じる作用をしているモータの反力がアクセ
ルペダルに伝わり、アクセルペダルを操作している運転
者は不快感を惑しるという問題があった。
発生すると、アクセルペダルの操作に反してスロットル
弁開度を減じて機関トルクを減少させる場合にスロット
ル弁開度を減じる作用をしているモータの反力がアクセ
ルペダルに伝わり、アクセルペダルを操作している運転
者は不快感を惑しるという問題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、アクセルペダルの操作に反してスロットル弁開
度を減じるトラクション制御あるいは自動変速機の変速
時のショックを防止するために変速時にスロットル弁開
度を減じる装置等に好適な機関のスロットル弁制御装置
を得ることを目的とする。
もので、アクセルペダルの操作に反してスロットル弁開
度を減じるトラクション制御あるいは自動変速機の変速
時のショックを防止するために変速時にスロットル弁開
度を減じる装置等に好適な機関のスロットル弁制御装置
を得ることを目的とする。
この発明に係るスロットル弁制御装置は、スロットル弁
を開閉する弁軸を駆動する差動歯車装置と、この歯車装
置の第1の原動歯車をアクセルペダルの踏込みに応動し
て回転するアクセルワイヤと、差動歯車装置の第2の原
動歯車を回転するモータを含む電子制御アクチュエータ
およびスロットル弁を閉じる方向に付与するスプリング
とを備えたものである。
を開閉する弁軸を駆動する差動歯車装置と、この歯車装
置の第1の原動歯車をアクセルペダルの踏込みに応動し
て回転するアクセルワイヤと、差動歯車装置の第2の原
動歯車を回転するモータを含む電子制御アクチュエータ
およびスロットル弁を閉じる方向に付与するスプリング
とを備えたものである。
〔作 用)
この発明においては、トラクション制御あるいは自動変
速機の変速時のようにアクセルペダルの操作に反してス
ロットル弁開度を減じる必要があるときは、電子制2T
Jアクチュエータにより第2の原動歯車を駆動して行な
われる。そして、スロットル弁にはリターンスプリング
が配設されていないので、スロットル弁を駆動するとき
に差動歯車装置を介してアクセルペダルに伝わる反力は
無視できる。また、万一、電子制御アクチュエータが故
障した場合はt′aをオフするか、またはit電磁クラ
ッチよりモータから第2の原動歯車を切離し、この結果
、第2の原動歯車をリターンスプリングで素早く全閉位
置に復帰させ、その後、アクセルペダルとの機械的連結
手段となるアクセルワイヤのみでスロットル弁を操作し
車輌の走行が行なわれる。
速機の変速時のようにアクセルペダルの操作に反してス
ロットル弁開度を減じる必要があるときは、電子制2T
Jアクチュエータにより第2の原動歯車を駆動して行な
われる。そして、スロットル弁にはリターンスプリング
が配設されていないので、スロットル弁を駆動するとき
に差動歯車装置を介してアクセルペダルに伝わる反力は
無視できる。また、万一、電子制御アクチュエータが故
障した場合はt′aをオフするか、またはit電磁クラ
ッチよりモータから第2の原動歯車を切離し、この結果
、第2の原動歯車をリターンスプリングで素早く全閉位
置に復帰させ、その後、アクセルペダルとの機械的連結
手段となるアクセルワイヤのみでスロットル弁を操作し
車輌の走行が行なわれる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図はこの発明によるスロットル弁制御装置の構成図であ
って、■は図示しない機関の空気吸入管、2はスロット
ル弁、3はスロットル弁2を開閉する弁軸、4は差動歯
車装置であって、41゜42はカサ歯車で、弁軸3にそ
れぞれ回転自在に支承されている。カサ歯車41.42
の外周にそれぞれ第1と第2の原動歯車5.6が噛合っ
ている。弁軸3は吸入管1で支軸され、弁軸3にピニオ
ン軸43が直交して固定されている。44゜45はピニ
オン軸43に取付けた小カサ歯車で、上記カサ歯車41
.42と相互に噛合っている。
図はこの発明によるスロットル弁制御装置の構成図であ
って、■は図示しない機関の空気吸入管、2はスロット
ル弁、3はスロットル弁2を開閉する弁軸、4は差動歯
車装置であって、41゜42はカサ歯車で、弁軸3にそ
れぞれ回転自在に支承されている。カサ歯車41.42
の外周にそれぞれ第1と第2の原動歯車5.6が噛合っ
ている。弁軸3は吸入管1で支軸され、弁軸3にピニオ
ン軸43が直交して固定されている。44゜45はピニ
オン軸43に取付けた小カサ歯車で、上記カサ歯車41
.42と相互に噛合っている。
7は第1の原動歯車5の軸心に固定された回転軸で、回
転軸7にボルト9で固設されたアクセルレバ−10の溝
にはアクセルワイヤ11が掛回され、このワイヤ11は
アクセルペダル12に連結されている。13は第1の原
動歯車5のリターンスプリングで、このスプリング13
によってスロットル弁2を閉位置に戻すトルクを回転軸
7に付勢している。14はアクセルペダル12のリター
ンスプリング、15はアクセルペダル12のストッパ、
8は電子制御アクチュエータで、直流の駆動モータ81
と、これに電流供給を行なう電流制御回路83と、電磁
クラッチ82とから構成されている。
転軸7にボルト9で固設されたアクセルレバ−10の溝
にはアクセルワイヤ11が掛回され、このワイヤ11は
アクセルペダル12に連結されている。13は第1の原
動歯車5のリターンスプリングで、このスプリング13
によってスロットル弁2を閉位置に戻すトルクを回転軸
7に付勢している。14はアクセルペダル12のリター
ンスプリング、15はアクセルペダル12のストッパ、
8は電子制御アクチュエータで、直流の駆動モータ81
と、これに電流供給を行なう電流制御回路83と、電磁
クラッチ82とから構成されている。
61は第2の原動歯車6の軸心に支軸された回転軸で、
この回転軸61にアーム62が設けである。
この回転軸61にアーム62が設けである。
第2の原動歯車6は回転軸61を介してモータ81によ
り回転駆動されるが、回転軸61とモータ81間に電磁
クラッチ82が配設され、このクラッチ82の電源をオ
フするとモータ81の回転力が回転軸61に伝わること
はない、16はスロットル弁2の開度を検出するスロッ
トル開度センサ、17は回転軸61すなわち第2の原動
歯車6の回転量を検出する回転角度センサ、1日は運転
者が操作するアクセルペダル12の踏込み量を検知する
アクセルセンサ、19は機関の動作状LQ(例えば回転
速度N、自動変速機の変速時期T)、および車輌の操作
状態(例えばブレーキ操作B)を検出するセンサである
。
り回転駆動されるが、回転軸61とモータ81間に電磁
クラッチ82が配設され、このクラッチ82の電源をオ
フするとモータ81の回転力が回転軸61に伝わること
はない、16はスロットル弁2の開度を検出するスロッ
トル開度センサ、17は回転軸61すなわち第2の原動
歯車6の回転量を検出する回転角度センサ、1日は運転
者が操作するアクセルペダル12の踏込み量を検知する
アクセルセンサ、19は機関の動作状LQ(例えば回転
速度N、自動変速機の変速時期T)、および車輌の操作
状態(例えばブレーキ操作B)を検出するセンサである
。
第2図は第1図の■−■線におけるアーム62の正面図
であって、21.22は仮ばねからなる第2の原動歯車
6のリターンスプリングで、アーム62が左廻りに回転
するときはリターンスプリング21が作用し、逆に右廻
りに回転するときはリターンスプリング22が作用し、
双方のスプリング21.22が設定位置(実線位置)に
戻す方向のトルクをアーム62に加えている。23゜2
4はリターンスプリング21.22のストッパである。
であって、21.22は仮ばねからなる第2の原動歯車
6のリターンスプリングで、アーム62が左廻りに回転
するときはリターンスプリング21が作用し、逆に右廻
りに回転するときはリターンスプリング22が作用し、
双方のスプリング21.22が設定位置(実線位置)に
戻す方向のトルクをアーム62に加えている。23゜2
4はリターンスプリング21.22のストッパである。
20はスロットル開度センサ16、回転角度センサ17
、アクセルセンサ18、センサ19の各出力信号を入力
し、これらの入力情報に対応して予め決められた演算処
理を行なって1を流制御回路83を介してモータ81を
駆動すると共に、電磁クラッチ82のオン、オフを制御
する演算制御部である。
、アクセルセンサ18、センサ19の各出力信号を入力
し、これらの入力情報に対応して予め決められた演算処
理を行なって1を流制御回路83を介してモータ81を
駆動すると共に、電磁クラッチ82のオン、オフを制御
する演算制御部である。
次に動作について説明する。モータ81の回転駆動力は
電磁クラッチ82を介して第2の原動歯車6、カサ歯車
42、小カサ歯車44.45およびピニオン軸43を介
してスロットル弁軸3に伝わる。一方、アクセルペダル
12の踏込みに応してアクセルワイヤ11、アクセルレ
バ−10、第1の原動歯車5を介して差動歯車装置4の
一方のカサ歯車41に駆動力が与えられる。この回転力
は小カサ歯車44.45に作用し電子制御アクチュエー
タ8によって回転されているカサ歯車42の回転に対し
て重畳する形で弁軸3をカサ歯車41が回転した角度の
半分の角度だけ同一方向に回転させスロットル弁2を開
閉する。そしてアクセルペダル12の踏込みに対するス
ロットル弁2の動きは電子制御アクチュエータ8による
動きに重畳する形で行なわれるが、その応答の速度はア
クセルペダル12の動きに即時に応答する。また、アク
セルペダル12から運転者の足が離され車輌のブレーキ
操作が行なわれるときはアクセルワイヤ11で駆動され
ている第1の原動歯車5は直ちにスロットル弁2を閉じ
る作用をするが、モータ81の動作追従遅れにより第2
の原動歯車6はスロットル弁2を閉じる動作が緩慢とな
る。このようなときは、センサ19によりブレーキ操作
を検知した演算制御部20は直ちに電磁クラッチ82を
オフし、電子制御アクチュエータ8と第2の原動歯車6
を切離す、この結果、アーム62に作用しているリター
ンスプリング21.22により第2の原動歯車6はアー
ム62の設定位置すなわち、スロットル弁2の全閉位置
に素早く戻される。このような動作は電磁クラッチ82
をオンした状態でモータ81の電源をオフし、リターン
スプリング21.22によりモータ81を空転すること
でも得られる。
電磁クラッチ82を介して第2の原動歯車6、カサ歯車
42、小カサ歯車44.45およびピニオン軸43を介
してスロットル弁軸3に伝わる。一方、アクセルペダル
12の踏込みに応してアクセルワイヤ11、アクセルレ
バ−10、第1の原動歯車5を介して差動歯車装置4の
一方のカサ歯車41に駆動力が与えられる。この回転力
は小カサ歯車44.45に作用し電子制御アクチュエー
タ8によって回転されているカサ歯車42の回転に対し
て重畳する形で弁軸3をカサ歯車41が回転した角度の
半分の角度だけ同一方向に回転させスロットル弁2を開
閉する。そしてアクセルペダル12の踏込みに対するス
ロットル弁2の動きは電子制御アクチュエータ8による
動きに重畳する形で行なわれるが、その応答の速度はア
クセルペダル12の動きに即時に応答する。また、アク
セルペダル12から運転者の足が離され車輌のブレーキ
操作が行なわれるときはアクセルワイヤ11で駆動され
ている第1の原動歯車5は直ちにスロットル弁2を閉じ
る作用をするが、モータ81の動作追従遅れにより第2
の原動歯車6はスロットル弁2を閉じる動作が緩慢とな
る。このようなときは、センサ19によりブレーキ操作
を検知した演算制御部20は直ちに電磁クラッチ82を
オフし、電子制御アクチュエータ8と第2の原動歯車6
を切離す、この結果、アーム62に作用しているリター
ンスプリング21.22により第2の原動歯車6はアー
ム62の設定位置すなわち、スロットル弁2の全閉位置
に素早く戻される。このような動作は電磁クラッチ82
をオンした状態でモータ81の電源をオフし、リターン
スプリング21.22によりモータ81を空転すること
でも得られる。
ところで、モータ81または電流制御回路83が故障し
、演算側4WJ部20の出力に応じた第2の原動歯車6
の回転動作すなわち、回転角度センサ17の出力信号が
異常を検知すると直ちに電磁クラッチ82をオフし、第
2の原動歯車6をスロットル弁2の全閉位置に戻し、車
輌が暴走するのを防止する。そして、電磁クラッチ82
めオフ後はアクセルワイヤ11により第1の原動歯車5
のみをアクセルペダル12で直接駆動し車輌の走行を行
なう。
、演算側4WJ部20の出力に応じた第2の原動歯車6
の回転動作すなわち、回転角度センサ17の出力信号が
異常を検知すると直ちに電磁クラッチ82をオフし、第
2の原動歯車6をスロットル弁2の全閉位置に戻し、車
輌が暴走するのを防止する。そして、電磁クラッチ82
めオフ後はアクセルワイヤ11により第1の原動歯車5
のみをアクセルペダル12で直接駆動し車輌の走行を行
なう。
一方、トラクシラン制御あるいは自動変速機の変速時の
ようにアクセルペダル12の操作に反してスロットル弁
開度を減じる必要があるときは電子制御アクチュエータ
8により第2の原動歯車6を逆転駆動する。この結果、
アクセルペダル12の操作により第1の原動歯車5を介
して開弁じているスロットル弁2は第2の原動歯車6の
逆転駆動により小カサ歯車44.45を介して開度が減
じられる。このとき、スロットル弁2を開閉する力は弁
軸3の軸受摩擦に打ち勝つ程度の小さい力でよく、した
がって小カサ歯車44.45が一方のカサ歯車42によ
り逆転駆動されるときに他方のカサ歯車41が受ける反
力は非常に小さい、そしてこの反力に比ベアクセルペダ
ル12の操作力(リターンスプリング13および14に
抗して第1の原動歯車5を駆動する力)が大きいので上
記反力が第1の原動歯車5、アクセルワイヤ11を介し
てアクセルペダル12に伝わりアクセルペダル12を操
作している運転者に不快感を与えることがない。
ようにアクセルペダル12の操作に反してスロットル弁
開度を減じる必要があるときは電子制御アクチュエータ
8により第2の原動歯車6を逆転駆動する。この結果、
アクセルペダル12の操作により第1の原動歯車5を介
して開弁じているスロットル弁2は第2の原動歯車6の
逆転駆動により小カサ歯車44.45を介して開度が減
じられる。このとき、スロットル弁2を開閉する力は弁
軸3の軸受摩擦に打ち勝つ程度の小さい力でよく、した
がって小カサ歯車44.45が一方のカサ歯車42によ
り逆転駆動されるときに他方のカサ歯車41が受ける反
力は非常に小さい、そしてこの反力に比ベアクセルペダ
ル12の操作力(リターンスプリング13および14に
抗して第1の原動歯車5を駆動する力)が大きいので上
記反力が第1の原動歯車5、アクセルワイヤ11を介し
てアクセルペダル12に伝わりアクセルペダル12を操
作している運転者に不快感を与えることがない。
以上説明したようにこの発明によれば、スロットル弁を
開閉する弁軸を差動歯車装置の出力軸で駆動し、この歯
車装置の第1の原動歯車はアクセルペダルと連動し、第
2の原動歯車はモータを含む電子制御アクチュエータと
連動し、スロットル弁を閉じる力を付与するリターンス
プリングを差動歯車装置を介して第1および第2の原動
歯車のリターンスプリングとして分散して配設するよう
にしたので、車輌の走行中に電子制御アクチュエータの
駆動によるアクセルペダルへの反力が解消され、快適な
運転が行なえる。また、電子制御アクチュエータが故障
した場合でも、車輌が暴走したり走行不能となることも
なく安全性および信鎖性の高いスロットル弁制御装置と
なる。
開閉する弁軸を差動歯車装置の出力軸で駆動し、この歯
車装置の第1の原動歯車はアクセルペダルと連動し、第
2の原動歯車はモータを含む電子制御アクチュエータと
連動し、スロットル弁を閉じる力を付与するリターンス
プリングを差動歯車装置を介して第1および第2の原動
歯車のリターンスプリングとして分散して配設するよう
にしたので、車輌の走行中に電子制御アクチュエータの
駆動によるアクセルペダルへの反力が解消され、快適な
運転が行なえる。また、電子制御アクチュエータが故障
した場合でも、車輌が暴走したり走行不能となることも
なく安全性および信鎖性の高いスロットル弁制御装置と
なる。
第1図はこの発明の一実施例によるスロ・ントルリング
の正面図である。 2・・・スロットル弁、3・・・弁軸、4・・・差動歯
車装置、5・・・第1の原動歯車、6・・・第2の原動
歯車、8・・・電子制御アクチュエータ、11・・・ア
クセルワイヤ、12・・・アクセルペダル、13・・・
第1の原動歯車のリターンスプリング、16・・・スロ
ットル開度センサ、17・・・回転角度センサ、18・
・・アクセルセンサ、19・・・センサ、20・・・演
算制御部、21.22・・・第2の原動歯車のリターン
スプリング、81・・・モータ、82・・・電磁クラッ
チ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 d侵 )−一5
の正面図である。 2・・・スロットル弁、3・・・弁軸、4・・・差動歯
車装置、5・・・第1の原動歯車、6・・・第2の原動
歯車、8・・・電子制御アクチュエータ、11・・・ア
クセルワイヤ、12・・・アクセルペダル、13・・・
第1の原動歯車のリターンスプリング、16・・・スロ
ットル開度センサ、17・・・回転角度センサ、18・
・・アクセルセンサ、19・・・センサ、20・・・演
算制御部、21.22・・・第2の原動歯車のリターン
スプリング、81・・・モータ、82・・・電磁クラッ
チ。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄 d侵 )−一5
Claims (1)
- 機関の出力を可変するスロットル弁を開閉する弁軸と、
この弁軸をその出力軸で駆動するように設けられた差動
歯車装置と、この歯車装置の第1の原動歯車をアクセル
ペダルの踏込みに応動して回転駆動するための機械的な
連結手段と、上記差動歯車装置の第2の原動歯車を回転
駆動するための駆動モータを含む電子制御アクチュエー
タを備えたスロットル弁制御装置において、上記差動歯
車装置を介してスロットル弁を閉じる力を付与する複数
のスプリングを備えたことを特徴とする機関のスロット
ル弁制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7784988A JPH01247721A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 機関のスロットル弁制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7784988A JPH01247721A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 機関のスロットル弁制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01247721A true JPH01247721A (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=13645503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7784988A Pending JPH01247721A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 機関のスロットル弁制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01247721A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009174543A (ja) * | 2009-05-11 | 2009-08-06 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのスロットルバルブ開閉制御装置 |
KR100942590B1 (ko) * | 2009-12-24 | 2010-02-16 | 강미영 | 자동차의 급발진 방지장치 |
JP2012041935A (ja) * | 2011-11-30 | 2012-03-01 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのスロットルバルブ開閉制御装置 |
JP2013253609A (ja) * | 2013-08-22 | 2013-12-19 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車用エンジンのスロットルバルブ開閉制御装置 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP7784988A patent/JPH01247721A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2011078444A1 (en) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | Mi Young Kang | Device for preventing sudden acceleration of automobile |
US8224547B2 (en) | 2009-12-24 | 2012-07-17 | Mi Young Kang | Device for preventing sudden acceleration of automobile |
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