JPH01164818A - 軸間接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば複写機本体とその交換ユニット内にそ
れぞれ設置した駆動系の対向軸間を接続する軸間接続装
置に関するものである。

〔発明の背景〕

一般に複写機本体とその交換ユニット例えば感光体ドラ
ムやその周辺機器を組んだ作像ユニットを交換可能にす
る場合、該作像ユニット内に搭載したドラムや現像スリ
ーブ等の駆動系を複写機本体の駆動系に接続できるよう
にするためのカップリングを備えた軸間接続装置が必要
である。

ところが、このような交換ユニットは本体側に設置した
レール等のガイド部材に吊設されて所定位置から取出し
たり、その位置に装入したりするが、この本体側のガイ
ド部材とユニット側の走行部との間は交換時の取扱い性
を良くするために一定のガタが作られている。従って、
交換ユニットを所定位置まで装入したときに、両者の接
続軸の軸芯がピッタリ一致せず、軸間接続ができなくな
ることから、従来ではセント位置に位置決め手段を設け
、これによりラフに装入されてきたユニソ１〜の位置を
正確な位置に修正しなければ軸間接続装置が働らかず、
接続部位での部品点数が多くなり、組立工数も増えるな
どの種々の問題が生していた。

〔発明の目的〕

この発明は上記の点に鑑み、軸芯のズした軸間の動力伝
達を正確な位置決めを行うことなく可能にした軸間連結
装置を提供することを目的としている。

〔発明の構成〕

上記目的を達成するため、この発明は対向する回転軸端
に取付けられ、該軸間を断続できる一対の力・ノブリン
グ部材を備えた軸間接続装置において、前記カップリン
グ部材の少なくとも一方の取付部に首振手段を設け、正
確な位置決めをすることなく軸間接続ができるように構
成したものである。

〔実施例〕

次に、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。

図において、１は複写機本体２側の回転軸、３は作像ユ
ニット側４の回転軸であって、それぞれの軸端には軸間
を接続できる一対のカンプリング部材５，６が取付けら
れている。しかして、前記作像ユニット４側のカンプリ
ング部材６は、第１図示の如く、正面側６１の中央部に
、円錐状の凸部６２を隆起させるとともに、外周面に保
合突起６３．６３’を立設させている。また、本体２側
のカップリング部材５はその正面側５１の中央部に隆起
させた円柱体５２の端面に前記円錐状の凸部６２と嵌合
できる円錐状の凹部５３を設け、外周面に係合突起５４
．５４’を立設させ、前記作像ユニット４側のカップリ
ング部材６の係合突起６３．６３’に係合して回転方向
に一体回転できるようにしている。

前記カップリング部材５，６のうち、少なくとも一方、
本実施例では本体２側の回転軸Ｉに取付けたカップリン
グ部材５ばその取付部に首振手段７を備えている。この
首振手段７は該カップリング部材５の背面側５５に前記
回転軸１より内径が大きい筒状部５６を設け、その外周
に円周に沿って設けた長孔７１と、回転軸１の端部に直
角に貫通したピン７２とを嵌合してなる。このピン７２
に対する長孔７１の嵌合は図示の如く筒状部５６の端面
から長孔７１に連通する樹状の切込み７３を設け、ここ
からピン７２を筒状部５６を構成する素材の弾性を利用
して圧入することにより行われ、該切込み７３はピン７
２０通過後は元に復元するから、−亘長孔７１に入った
ピン７２は再び脱出することはない。

前記カップリング部材５の取付部に首振手段７を設置し
たことにより該カンプリング部材５はその正面側が上下
方向及び横方向を向く自由度や回転軸の軸芯に直交する
方向の自由度も備える。これらの自由度は回転軸１と筒
状部５６との隙間やピン７２と長孔７１との隙間その他
が寄与している。

前記本体２側の回転軸１は第２図示の如く軸受部材８．
９番こより軸方向に摺動可能に２点支持されているとと
もに、駆動ギア１ｏに対してキー係合し、図示しない駆
動源より回転駆動されるようになっている。また、バネ
１１により作像ユニット４の装入方向Ａに対向する方向
Ｂに向けて付勢されている。１２は駆動ギア１０から延
出し、軸受部材８の背面に摺接させたスペーサー、１３
はカップリング部材６の外周に設けたギアであり、図示
しないギア列を介して攪拌部材や感光体ドラムに連繋し
ている。、１４はカップリング部材６を取付けた作像ユ
ニット側の回転軸３にギア１５及び１６を介して連繋回
転するＩ・ナー補給ローラの軸である。

上記実施例において、作像ユニット４を本体２に装入し
て行った場合に、本体側に設置したレール等のガイド部
材との間に作られているガタのために、両者の接続軸１
．２の軸芯１７，１８がピッタリ一致せず、第２図示の
如く若干寸法βだけズしているとしても、本体側カップ
リング部材５はその取付部に首振手段７を設けているの
で、第３図示の如くズした状態にて接続する。勿論、木
体側からの駆動を作像ユニット側に伝達させれば作像ユ
ニット側は軸間接続部の軸芯が一致する方向に自然と修
正されるようになる。

また、前記作像ユニット側のカップリング部材６が本体
側のカップリング部材５に接続するときに、該本体側の
カンプリング部材５はハネ１１に抗して後退できるので
、カンプリング部材５，６の正面同士の向きが正対して
いない場合でも円錐状の凹凸部の作用と相まってその嵌
合性を良好にしている。

〔発明の効果〕

以上説明した如（、この発明は対向する回転軸端に取付
けられ、該軸間を断続できる一対のカップリング部材を
備えた軸間接続装置において、前記カップリング部材の
少なくとも一方の取付部に首振手段を設けたことを特徴
としているから、正確な位置決めをすることなく軸間接
続ができるとともに、軸芯のズした軸間の動力伝達を可
能にするという優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示し、第１図は接続前の状態
を示す斜視図、第２図は同断面図、第３図は接続状態を
示す断面図である。 １．３−回転軸 ２−本体 ４−作像ユニット ５．６−カップリング部材 ７−首振手段 ７１−長孔 ７２−ピン

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）対向する回転軸端に取付けられ、該軸間を断続で
   きる一対のカップリング部材を備えた軸間接続装置にお
   いて、前記カップリング部材の少なくとも一方の取付部
   に首振手段を設けたことを特徴とする軸間接続装置。
2. （２）前記首振手段が、カップリング部材の背面側に突
   設した筒状部の外周に円周に沿って設けた長孔と、回転
   軸の端部に直角に貫通したピンとを嵌合してなる特許請
   求の範囲第１項記載の軸間接続装置。
3. （３）前記一対のカップリング部材が、正面側の中央部
   に円錐状の凹凸を、外周面に係止突起をそれぞれ設けて
   なる特許請求の範囲第１項又は第２項記載の軸間接続装
   置。