JP6115295B2 - ステアリングサポートメンバーの構造 - Google Patents
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Description
このようなステアリングサポートメンバーの構造では、当該ステアリングサポートメンバーの支持剛性を確保するために、当該ステアリングサポートメンバーを車両前方の車体に連結することが一般的に行われている(例えば、特許文献1、2参照)。この場合、テアリングサポートメンバーの支持剛性を高めるためには、ステアリングサポートメンバーと車両前方の車体とが直線的に連結されていることが好ましい。
また、特許文献2の構造にあっては、前端に対して後端が車両幅方向にオフセットさせたステーによってステアリングサポートメンバーと車両前方の車体とが連結されているので、車両幅方向に対するステーの剛性が低くなり、車両幅方向の振動を十分に抑制することができないという問題を有していた。しかも、車両前方からの衝突エネルギーによって車両幅方向に広がるような変形がステーに生じた場合には、変形したステーが周辺の部品と当たってしまい、衝突エネルギーを効果的に吸収することができないおそれがあった。
しかも、連結部材が上下2部品の組み合わせで構成されているので、車両前方からの衝突荷重を受けた時に、第1のリーンフォースメントの脆弱部の前方端を起点として変形が起こり、次第に脆弱部の間にも曲げ変形が起こり、最終的に脆弱部の後方端が変形して第1のリーンフォースメントが車両側方視でZ字形状に変形することで、衝突荷重のエネルギーを効率的に吸収できるとともに、ステアリングサポートメンバーなどへの衝突の影響を抑制することができる。また、車両前方からの衝突荷重を受けた時に、第2のリーンフォースメントにも第1のリーンフォースメントの変形に追従した変形を起こさせることが可能となり、荷重吸収性能を安定して維持することができる。
図1〜図4は本発明の実施形態に係るステアリングサポートメンバーの構造を示すものである。また、図1〜図4において、矢印Fr方向は車両前方を示している。
なお、第2のリーンフォースメント6の第1のリーンフォースメント5との固定点P1,P2は、車両前方からの衝突荷重を受けた時のZ字形状の変形を得るために、車体3と第1のリーンフォースメント5との連結部の近傍及びステアリングサポートメンバー1と第1のリーンフォースメント5との連結部の近傍に設けられていることが最適である。また、第2のリーンフォースメント6の後端下部は、第1のリーンフォースメント5の後端部分5bから車両前方へ向かって延びる支持片部5cの上部に中央位置の固定点P3で溶接接合されて固定されている。
しかも、第1のリーンフォースメント5に設けられた脆弱部A1,A2は、車体3への連結部とステアリングサポートメンバー1への連結部との間の中央部に配置されており、車両前方からの衝突荷重を受けた時に、直線状に設定された第1のリーンフォースメント5が中央部から変形するように構成されている。
このような上下脆弱部A1,A2,B1,B2の配置構成によって、車両前方からの衝突荷重を受けた時に、第2のリーンフォースメント6においても第1のリーンフォースメント5の変形に追従した変形を起こさせるとともに、第1のリーンフォースメント5が第2のリーンフォースメント6よりも先行してZ字形状の折り畳みにつながる2次変形を起こしやすくして、第1のリーンフォースメント5がZ字形状に安定して変形するのを促し、種々の形態に対して同一の変形が起こるようにしている。
また、これら左右両側のフランジ部52,62には、U字状に切欠いた前後一対の切欠き53,54が車両前後方向に間隔を空けて設けられており、これら切欠き53,54によって、脆弱部A1,A2,B1,B2が第1のリーンフォースメント5及び第2のリーンフォースメント6にそれぞれ形成されている。そのため、車両前方からの衝突荷重を受けた時には、フランジ部52の切欠き53を起点として、第1のリーンフォースメント5が第2のリーンフォースメント6より先に変形するように誘導されることになる。
このようにして第1のリーンフォースメント5及び第2のリーンフォースメント6が変形することによって、車両前方からの衝突荷重によるエネルギーが吸収されることになり、ステアリングサポートメンバー1への荷重の伝達が抑制され、ステアリングサポートメンバー1の車両後方への移動が低減されることになる。
さらに、第2のリーンフォースメント6においても、第1のリーンフォースメント5との固定点P1,P2の間には、フランジ部62に設けた切欠き63によって車両幅方向で低剛性となっている脆弱部B1,B2が車両前後方向に幅を持たせて設けられているので、車両前方からの衝突荷重を受けた時に、第2のリーンフォースメント6にも第1のリーンフォースメント5の変形に追従するような変形を起こさせることができ、荷重吸収性能をより一層安定して維持することができる。
さらに、既述の実施の形態では、第1のリーンフォースメント5が車体3と連結されているが、ステアリングサポートメンバー1から第1のリーンフォースメント5を経由して直線状に連結部材4が車体3に連結されていれば、第2のリーンフォースメント6が車体3と連結されていても良い。
2 端部結合ブラケット
3 車体
4 連結部材
5 第1のリーンフォースメント
5a 前端部分
5b 後端部分
6 第2のリーンフォースメント
51,61 本体部(平板)
52,62 フランジ部
53,63 切欠き
A1,A2 脆弱部
B1,B2 脆弱部
C,D 高剛性の剛性保持部
P1,P2 固定点
Claims (5)
- 車両幅方向に沿って架設され、かつ連結部材を介して車両前方側の車体に連結されるステアリングサポートメンバーの構造において、
前記連結部材は、前記車体から車両前後方向へ直線的に延びて前記ステアリングサポートメンバーに連結される第1のリーンフォースメントと、前記第1のリーンフォースメントに車両前後の位置で固定される第2のリーンフォースメントとを車両上方視で重なるように配置することにより構成され、
前記第1のリーンフォースメントであって、前記第2のリーンフォースメントとの固定点の間には、車両幅方向で低剛性となっている前後一対の脆弱部が、車両前後方向に間隔を空けて、車両前後方向に幅を持たせて設けられ、
前記第2のリーンフォースメントであって、前記第1のリーンフォースメントとの固定点の間には、車両幅方向で低剛性となっている前後一対の脆弱部が、車両前後方向に間隔を空けて、車両前後方向に幅を持たせて設けられていることを特徴とするステアリングサポートメンバーの構造。 - 前記第1のリーンフォースメントに設けられた脆弱部は、前記第2のリーンフォースメントに設けられた脆弱部よりも車両前後方向の幅が狭く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングサポートメンバーの構造。
- 前記第1のリーンフォースメント及び前記第2のリーンフォースメントに設けられた各脆弱部の中間部分には、高剛性の剛性保持部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のステアリングサポートメンバーの構造。
- 前記第1のリーンフォースメントに設けられた脆弱部は、前記車体への連結部と前記ステアリングサポートメンバーへの連結部との間の中央部に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のステアリングサポートメンバーの構造。
- 前記第1のリーンフォースメント及び前記第2のリーンフォースメントは、平板の左右両側に起立したフランジ部を有する形状にそれぞれ形成され、これらフランジ部に切欠きを設けることによって、前記脆弱部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のステアリングサポートメンバーの構造。
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