JP3761960B2 - ガス中の二酸化炭素の除去方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は燃焼排ガスなどのCO2 (二酸化炭素)含有ガス中に含まれるCO2 を除去する方法に関し、さらに詳しくは、特定のアミン化合物を含有する水溶液を用いて、ガス中のCO2 を効率よく除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より天然ガス、合成ガスなどの化学プラントで製造される各種産業ガスや燃焼排ガスなどのガス(処理対象ガス)中に含まれる酸性ガス、特にCO2 を回収・除去する方法が研究され、種々の方法が提案されてきた。燃焼排ガスを例にとると、燃焼排ガス中のCO2 をアルカノールアミン水溶液等と接触させて除去し、回収する方法及び回収されたCO2 を大気へ放出することなく貯蔵する方法が精力的に研究されている。
【0003】
アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、ジグリコールアミンなどを挙げることができるが、通常モノエタノールアミン(MEA)が好んで用いられる。
しかし、MEAに代表される上記のようなアルカノールアミン水溶液を燃焼排ガスなどのガス中のCO2 を吸収・除去する吸収剤として用いても、所定濃度のアミン水溶液の所定量当たりのCO2 の吸収量、所定濃度のアミン水溶液の単位アミンモル当たりのCO2 の吸収量、所定濃度におけるCO2 の吸収速度、さらには吸収後のアルカノールアミン水溶液の再生に要する熱エネルギなどに照らして、必ずしも満足のできるものではない。
【0004】
ところで、各種混合ガスからアミン化合物を用いて酸性ガスを分離する技術は数多く知られており、例えば次のようなものがある。
特開昭53−100180号公報には、(1)環の一部分であって、かつ第二炭素原子もしくは第三炭素原子のどちらかに結合された少なくとも1個の第二アミノ基、または第三炭素原子に結合された第一アミノ基を含有する立体障害アミン少なくとも50モル%と第三アミノアルコール少なくとも約10モル%とよりなるアミン混合物及び(2)酸性ガスに対する物理的吸収剤である前記アミン混合物用の溶媒からなるアミン−溶媒液体吸収剤に通常ガス状の混合物を接触させることからなる酸性ガスの除去法が記載されている。立体障害アミンとしては2−ピペリジンエタノール〔2−(2−ヒドロキシエチル)−ピペリジン〕及び3−アミノ−3−メチル−1−ブタノールなどが、また溶媒としては25重量%までの水を含んでもよいスルホキシド化合物などが、さらに処理ガスの例としては「高濃度の二酸化炭素及び硫化水素、例えば35%のCO2 及び10〜12%のH2 Sを有する通常ガス状の混合物」が例示され、また実施例にはCO2 そのものが使用されている。
【0005】
特開昭61−71819号公報には、立体障害アミン及びスルホランなどの非水溶媒を含む酸性ガススクラッピング用組成物が記載されている。また本公報にはCO2 の吸収に対し、立体障害アミンの有利性を反応式を用いて説明している。
【0006】
ケミカルエンジニアリングサイエンス( Chemical Engineering Science ) ,41巻,4号,997〜1003頁には、ヒンダードアミンである2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP)水溶液の炭酸ガス吸収挙動が開示されている。吸収させるガスとしては大気圧のCO2 及びCO2 と窒素との混合物が用いられている。
【0007】
ケミカルエンジニアリングサイエンス( Chemical Engineering Science ) ,41巻,2号,405〜408頁には、常温付近において、AMPのようなヒンダードアミンとMEAのような直鎖アミンの各水溶液のCO2 やH2 Sに対する吸収速度が報告されている。
【0008】
米国特許3,622,267号明細書にはメチルジエタノールアミン及びモノエチルモノエタノールアミンを含有する水性混合物を用い、原油などの部分酸化ガスなどの合成ガスに含まれる高分圧のCO2 、例えば40気圧の30%CO2 含有合成ガスを精製する技術が開示されている。
【0009】
ドイツ公開特許1,542,415号公報にはCO2 、H2 S、COSの吸収速度の向上のためモノアルキルアルカノールアミンなどを物理または化学吸収剤に添加する技術が開示されている。同様にドイツ公開特許1,904,428号公報には、モノメチルエタノールアミンがメチルジエタノールアミンの吸収速度を向上させる目的で添加される技術が開示されている。
【0010】
米国特許4,336,233号明細書には、天然ガス、合成ガス、ガス化石炭ガスの精製にピペラジンの0.81〜1.3モル/リットル水溶液が洗浄液として、またピペラジンがメチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノメチルエタノールアミンなどの溶媒と共に水溶液で洗浄液として使用される技術が開示されている。
【0011】
同様に特開昭52−63171号公報には、第三級アルカノールアミン、モノアルキルアルカノールアミンなどにピペラジンまたはヒドロキシエチルピペラジンなどのピペラジン誘導体を促進剤として加えたCO2 吸収剤が開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
前述のように各種CO2 含有ガスからCO2 を効率よく除去する方法が望まれている。特に、一定濃度のCO2 吸収剤(アミン化合物)を含む水溶液でガスを処理する場合、吸収剤単位モル当たりのCO2 吸収量、水溶液の単位体積当たりのCO2 の吸収量及び吸収速度の大きい吸収剤を選択することが当面の大きな課題である。さらにはCO2 の吸収後、CO2 を分離し、吸収液を再生させる際に必要な熱エネルギの少ない吸収剤が望まれる。一種類のアミン化合物のみの使用ではこれらの全ての望ましい要件を満たすことは困難であるとしても、幾つかの要件を満足する化合物が見出されれば、他のアミン化合物との混合等により更に好ましい要件に近づける可能性もある。したがって、例えば吸収剤単位モル当たりのCO2 吸収量が大きいものであければ吸収速度等は別途改善される可能性がある。
【0013】
本発明はこのような従来技術の実状に鑑み、吸収剤単位モル当たりのCO2 吸収量が大きいうえに吸収したCO2 を容易に放出する特性を備えた新規なアミン化合物を用いた、効率のよいCO2 含有ガスからのCO2 除去方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決すべく、燃焼排ガス中のCO2 を除去に用いられる吸収剤について鋭意検討した結果、特定のアミン化合物の水溶液がCO2 吸収能力が大きく、しかもCO2 の脱離が容易であることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本発明は次の(1)乃至(4)の態様を有するものである。
【0015】
(1)CO2 を含有するガスを下記一般式〔1〕で表されるアミン化合物の1種以上を含有する水溶液に接触させることを特徴とするガス中のCO2 の除去方法である。
【化3】
(式中、R1 〜R8 は、それぞれ同一でも異なっていてもよい水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表し、mは0又は1を表す。)
【0016】
(2)CO2 を含有するガスを前記一般式〔1〕で表されるアミン化合物の1種以上及びCO2 吸収能力の大きい他のアミン化合物の1種以上を含有する水溶液に接触させることを特徴とするガス中のCO2 の除去方法。
【0017】
(3)前記水溶液中の一般式〔1〕で表されるアミン化合物の濃度が15〜65重量%の範囲であることを特徴とする前記(1)又は(2)のガス中のCO2 の除去方法。
(4)前記CO2 を含有するガスが大気圧下の燃焼排ガスであることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかのガス中のCO2 の除去方法。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられる一般式〔1〕で表されるアミン化合物において、R1 〜R8 は、それぞれ同一でも異なっていてもよい水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表し、炭素数1〜4のアルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基を例示することができる。中でもR1 +R2 ,R5 +R6 のそれぞれの炭素数の合計が4以下であり、R3 +R4 ,R7 +R8 のそれぞれの炭素数の合計が2以下であるような組み合わせが好ましい。一般式〔1〕で表されるアミン化合物は各々単独で用いられるほか、2種以上を混合して用いることも可能である。
【0019】
一般式〔1〕で表されるアミン化合物の具体的例としては、2−アミノプロピオンアミド〔H2 NCH(CH3 )CONH2 〕、2−アミノ−2−メチルプロピオンアミド〔H2 NC(CH3 )2 CONH2 〕、3−アミノ−3−メチルブチルアミド〔H2 NC(CH3 )2 CH2 CONH2 〕、2−アミノ−2−メチル−N−メチルプロピオンアミド〔H2 NC(CH3 )2 CONH(CH3 )〕、3−アミノ−3−メチル−N−メチルブチルアミド〔H2 NC(CH3 )2 CH2 CONH(CH3 )〕、3−アミノ−3−メチル−N,N−ジメチルブチルアミド〔H2 NC(CH3 )2 CH2 CON(CH3 )2 〕、2−エチルアミノアセトアミド〔(H5 C2 )NHCH2 CONH2 〕、2−(t−ブチルアミノ)アセトアミド〔(tert−H9 C4 )NHCH2 CONH2 〕、2−ジメチルアミノ−N,N−ジメチルアセトアミド〔(CH3 )2 NCH2 CON(CH3 )2 〕、2−エチルアミノ−2−メチルプロピオンアミド〔(H5 C2 )NHC(CH3 )2 CONH2 〕、3−エチルアミノプロピオンアミド〔(H5 C2 )NHCH2 CH2 CONH2 〕、3−エチルアミノブチルアミド〔(H5 C2 )NHCH(CH3 )CH2 CONH2 〕、3−エチルアミノ−3−メチルブチルアミド〔(H5 C2 )NHC(CH3 )2 CH2 CONH2 〕、2−ジエチルアミノアセトアミド〔(H5 C2 )2 NCH2 CONH2 〕、2−ジエチルアミノプロピオンアミド〔(H5 C2 )2 NCH(CH3 )CONH2 〕、2−ジエチルアミノ−2−メチルプロピオンアミド〔(H5 C2 )2 NC(CH3 )2 CONH2 〕、3−ジエチルアミノ−3−メチルブチルアミド〔(H5 C2 )2 NC(CH3 )2 CH2 CONH2 〕などが挙げられる。
【0020】
本発明のCO2 含有ガスとの接触に用いる前記アミン化合物の水溶液(以下、吸収液とも称す)の濃度は通常15〜65重量%、好ましくは30〜50重量%である。また、CO2 含有ガスとの接触時の吸収液の温度は通常30〜70℃の範囲である。
また本発明で用いる吸収液には、必要に応じて腐蝕防止剤、劣化防止剤などが加えられる。
【0021】
更に吸収液のCO2 吸収量や吸収速度などのCO2 吸収能力を増すために、前記一般式〔1〕で表されるアミン化合物に加えて他のCO2 吸収能力の大きいアミン化合物の1種又は2種以上を混合して用いてもよい。ここで使用する他のアミン化合物の好ましい例としてはモノエタノールアミン、2−メチルアミノエタノ−ル、2−エチルアミノエタノ−ル、2−イソプロピルアミノエタノール、2−n−ブチルアミノエタノ−ル、ピペラジン、2−メチルピペラジン、2,5−ジメチルピペラジン、ピペリジン、2−ピペリジンエタノールなどを挙げることができる。これらの他のアミン化合物を使用するときは、これらが一般式〔1〕のアミン化合物と共に水に可溶である限り、これら他のアミン化合物の単独の濃度が通常1.5〜50重量%の範囲、好ましくは5〜40重量%の範囲である。
【0022】
本発明における処理対象ガスとしては天然ガス、合成ガスなどの化学プラントで製造される各種産業ガス、燃焼排ガスなどが挙げられるが、特に大気圧下のガス、取りわけ大気圧下の燃焼排ガスに好適に適用できる。なお、本発明における大気圧下とは、燃焼排ガスを供給するためブロワなどを作用させる程度の大気圧近傍の圧力範囲は含まれるものである。
【0023】
以下、燃焼排ガスを処理対象ガスとする場合を例にとって本発明を説明する。本発明の方法により燃焼排ガス中のCO2 を除去する際に採用できるプロセスは特に限定されないが、その1例について図1によって説明する。図1では主要設備のみ示し、付属設備は省略した。
図1において、1は脱CO2 塔、2は下部充填部、3は上部充填部またはトレイ、4は脱CO2 塔燃焼排ガス供給口、5は脱CO2 燃焼排ガス排出口、6は吸収液供給口、7はノズル、8は必要に応じて設けられる燃焼排ガス冷却器、9はノズル、10は充填部、11は加湿冷却水循環ポンプ、12は補給水供給ライン、13はCO2 を吸収した吸収液排出ポンプ、14は熱交換器、15は吸収液再生(以下、「再生」とも略称)塔、16はノズル、17は下部充填部、18は再生加熱器(リボイラ)、19は上部充填部、20は還流水ポンプ、21はCO2 分離器、22は回収CO2 排出ライン、23は再生塔還流冷却器、24はノズル、25は再生塔還流水供給ライン、26は燃焼排ガス供給ブロワ、27は冷却器である。
【0024】
図1において、燃焼排ガスは燃焼排ガス供給ブロワ26により燃焼排ガス冷却器8に押込められ、ノズル9からの加湿冷却水と充填部10で接触し、加湿冷却され、脱CO2 塔燃焼排ガス供給口4を通って脱CO2 塔1へ導かれる。燃焼排ガスと接触した加湿冷却水は燃焼排ガス冷却器8の下部に溜り、ポンプ11によりノズル9へ循環使用される。加湿冷却水は燃焼排ガスを加湿冷却することにより徐々に失われるので、補給水供給ライン12により補充される。
【0025】
脱CO2 塔1に押込められた燃焼排ガスはノズル7から供給される一定濃度の吸収液と下部充填部2で向流接触させられ、燃焼排ガス中のCO2 は吸収液供給口6からの吸収液により吸収除去され、脱CO2 燃焼排ガスは上部充填部3へと向う。脱CO2 塔1に供給される吸収液はCO2 を吸収し、その吸収による反応熱のため、通常吸収液供給口6における温度よりも高温となり、CO2 を吸収した吸収液は吸収液排出ポンプ13により熱交換器14に送られ、加熱され、吸収液再生塔15へ導かれる。吸収液の温度調節は熱交換器14あるいは必要に応じて熱交換器14と吸収液供給口6の間に設けられる冷却器27により行うことができる。
【0026】
吸収液再生塔15では、再生加熱器18による加熱で吸収液が再生され、熱交換器14及び必要に応じて設けられた冷却器27により冷却され、脱CO2 塔1の吸収液供給口6へ戻される。吸収液再生塔15の上部において、吸収液から分離されたCO2 はノズル24より供給される還流水と接触し、再生塔還流冷却器23により冷却され、CO2 分離器21にてCO2 に同伴した水蒸気が凝縮した還流水と分離され、回収CO2 排出ライン22よりCO2 回収工程へ導かれる。還流水の一部は還流水ポンプ20で吸収液再生塔15へノズル24を介して還流され、他の一部は再生塔還流水供給ライン25より脱CO2 塔1の上部に供給される。
【0027】
【実施例】
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
【0028】
(実施例1、比較例1)
恒温槽内に設置したガラス製反応容器にジエチルアミノアセトアミド〔DEAAA:(H5 C2 )2 NCH2 CONH2 〕の1モル/リットル(13重量%)水溶液50ミリリットルを入れ、吸収液とした。温度40℃で攪拌下しながら、CO2 ガスを大気圧下1リットル/分の流速で、バブルを発生しやすいようにフィルタを通して1時間この吸収液に通した。
【0029】
1時間後、吸収液に含まれるCO2 をCO2 分析計(全有機炭素計)を用いて測定し、吸収量(モルCO2 /モル吸収液)を求めた。次に吸収液の入った容器を100℃に加熱し、100℃における吸収液からのCO2 の脱着のしやすさを調べた。その方法は100℃に加熱された吸収液を経時的に少量ずつサンプリングし、吸収液中のCO2 をCO2 分析計を用いて測定することによって行った。比較例として、化学式が類似したアミノアルコールの2−ジエチルアミノエタノール〔DEAE:(H5 C2 )2 NCH2 CH2 OH〕1モル/リットル(12重量%)水溶液による吸収、脱着試験を行った。その結果を表1及び図2に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
表1及び図2の結果から明らかなように、本発明で使用するアミン化合物の一つであるジエチルアミノアセトアミド(DEAAA)の水溶液をCO2 ガスの吸収液として用いることにより、DEAE水溶液を用いる場合よりもモル当たりのCO2 吸収量は若干低くなるが、吸収液からCO2 が脱着しやすいので、CO2 の放散量はDEAE水溶液を用いた場合よりも大きくなり、効率的なCO2 除去が行えることが分かる。
【0032】
DEAAAの水溶液の代わりに2−(t−ブチルアミノ)アセトアミド〔t−BAAA:(tert−H9 C4 )NHCH2 CONH2 〕の1モル/リットル(10重量%)水溶液又は2−ジメチルアミノ−N,N−ジメチルアセトアミド〔DMADMAA:(CH3 )2 NCH2 CONH(CH3 )2 〕の1モル/リットル(13重量%)水溶液を用いた他は実施例1と同様にしてCO2 ガスの吸収及び脱着試験を行った。比較例として2−エチルアミノエタノール(EAE)の1モル/リットル(9重量%)水溶液による吸収、脱着試験を行った。その結果を表2に示した。
【0033】
【表2】
【0034】
表2の結果から明らかなように、本発明で使用するアミン化合物である2−(t−ブチルアミノ)アセトアミド(t−BAAA)又は2−ジメチルアミノ−N,N−ジメチルアセトアミド(DMADMAA)の水溶液をCO2 ガスの吸収液として用いることにより、EAE水溶液を用いる場合よりもモル当たりのCO2 吸収量は若干低くなるが、吸収液からCO2 が脱着しやすいので、CO2 の放散量はEAE水溶液を用いた場合よりも大きくなり、効率的なCO2 除去が行えることが分かる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細に述べたように、本発明の方法に従って一般式〔1〕で表されるアミン化合物の水溶液を吸収液として使用することにより、従来使用されていた吸収液を用いる場合よりも、吸収剤化合物単位モル当たりのCO2 放散量を増し、より効率的にCO2 の除去を行うことができるようになった。
また、一般式〔1〕で表されるアミン化合物はCO2 吸収後の吸収液の加熱により、容易にCO2 が脱着することから、再生熱エネルギも少なくて済むので、総合的にCO2 の回収エネルギの小さいプロセスが構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用する燃焼排ガス中のCO2 を除去するプロセスの1例を示すフロー図。
【図2】実施例1及び比較例1のCO2 脱着試験における吸収液中のCO2 濃度の経時変化を示すグラフ。
Claims (4)
- 前記水溶液中の一般式〔1〕で表されるアミン化合物の濃度が15〜65重量%の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス中のCO2 の除去方法。
- 前記CO2 を含有するガスが大気圧下の燃焼排ガスであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のガス中のCO2 の除去方法。
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