JP3741205B2 - Oral composition - Google Patents

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JP3741205B2 JP2001326031A JP2001326031A JP3741205B2 JP 3741205 B2 JP3741205 B2 JP 3741205B2 JP 2001326031 A JP2001326031 A JP 2001326031A JP 2001326031 A JP2001326031 A JP 2001326031A JP 3741205 B2 JP3741205 B2 JP 3741205B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステイン除去効果に優れた口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、様々なアプローチによりタバコヤニや茶渋などで着色した歯を白くする方法が検討されてきた。例えば、清掃性の高い研磨剤の開発、過酸化物による白色化、ポリエチレングリコールなどの溶剤による着色物の溶解、キレート剤による鉄イオンなどの除去、再石灰化による歯面の平滑化などがある。しかしながら、過酸化物を用いる方法以外は効果が不充分であり、また、過酸化物による方法も、エナメル質表面の有機物が脱却して耐酸性が低下するなどの問題点も指摘され、我が国では歯科医のみが可能な処置となっている。
【0003】
以上のことから、穏和な条件で効果的に、かつ自分で手軽に歯を白く保つために、付着した汚れを効率的に除去する必要があり、その組成物の開発が待たれている。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者らは、上記要望に応えるため鋭意検討を行った結果、フェノキシエタノールと、第二リン酸カルシウム、第三リン酸カルシウム、不溶性メタリン酸カルシウム、シリカ、水酸化アルミニウム、リン酸マグネシウム、ベンガラ、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、ゼオライト、アルミノ珪酸塩、炭酸マグネシウム、ジルコノシリケート、硫酸カルシウム及びこれらの混合物から選ばれる水不溶性粉体を顆粒状に形成した粒子であって、平均粒径が10〜1,000μmであり、かつ崩壊強度が60〜100g/個の粒子とを併用すること、この場合、更に好ましくは、これらにプロピレングリコールやイソプロピルアルコール、直鎖状の水溶性ポリリン酸塩を併用配合することにより、タバコヤニ、茶渋などで着色した歯牙の汚れ(着色ペリクル)を除去する効果が顕著に高くなることを知見した。
【0005】
即ち、従来よりフェノキシエタノールを配合することは特表平9−507072号、特開2000−229824号公報に記載されているように公知であり、また上記のような粒子を口腔用組成物に配合することも知られている(特開平1−299211号、特開平4−243816号、特表平10−505843号公報)。更に、ピロリン酸ナトリウム等の直鎖状の水溶性ポリリン酸塩が歯の汚れを除去する成分として用いられていることは公知である(特開平9−175966号、特開平10−182389号、特表平7−505400号公報)が、フェノキシエタノール、上記粒子をそれぞれ単独使用しても、またプロピレングリコール、イソプロピルアルコールや直鎖状の水溶性ポリリン酸塩を単独に用いても、着色ペリクル除去効果は低く、また粒子として上記平均粒径の範囲外のもの、崩壊強度の範囲外のものを用いても同様に着色ペリクル除去効果が低いにもかかわらず、フェノキシエタノールと上記特定平均粒径及び崩壊強度の粒子とを併用した場合、顕著な着色ペリクル除去効果が得られることを知見し、本発明をなすに至った。
【0006】
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の口腔用組成物は、フェノキシエタノールを含有すると共に、平均粒径が10〜1,000μmであり、かつ崩壊強度が10〜200g/個である粒子を含有するものである。
【0007】
ここで、フェノキシエタノールの配合量は、特に制限されるものではないが、組成物全体の0.1〜10%(質量百分率、以下同じ)が好ましく、更に好ましくは0.5〜6%である。配合量が0.1%より低い場合、十分な着色ペリクル除去効果が得られず、10%を超える場合は口腔粘膜への刺激等を感じる場合がある。
【0008】
本発明は、上記フェノキシエタノールに、平均粒径が10〜1,000μmであり、崩壊強度が10〜200g/個である粒子を併用する。
【0009】
この場合、該粒子は、水不溶性粉体を結合剤を用いずに又は用いて顆粒状に形成したものが使用できるが、特には、結合剤を用いないものがよい。この場合、粒子のRDA値は約30以下であることが好ましく、物理的研磨性の低い物質であることがよい。
【0010】
水不溶性粉体としては、第二リン酸カルシウム、第三リン酸カルシウム、不溶性メタリン酸カルシウム、シリカ、水酸化アルミニウム、リン酸マグネシウム、ベンガラ、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、ゼオライト、アルミノ珪酸塩、炭酸マグネシウム、ジルコノシリケート、硫酸カルシウム、これらの混合物が挙げられ、特にシリカが好適である。
【0011】
本発明で用いる粒子は、上記の通り、平均粒径が10〜1,000μmのものであり、好ましくは30〜700μm、更に好ましくは50〜400μmのものである。また、崩壊強度が60〜100g/個、更に好ましくは60〜80g/個のものである。平均粒径が10μmより小さい粒子及び崩壊強度が10g/個より低い粒子は、優れた着色ペリクル除去効果が得られず、平均粒径が1,000μmより大きい粒子及び崩壊強度が200g/個より高い粒子は、口腔内での異物感、不快感が生じる。
【0012】
なお、崩壊強度は、粒子を水に60秒浸漬後、プランジャー直径10mm、圧縮速度10mm/minの条件で加圧した時の1個当りの最大応力値(g)である。
【0013】
上記粒子の配合量は、組成物全体の0.1〜30%、特に1〜25%であることが好ましい。配合量が少なすぎると、優れた着色ペリクル除去効果が得られず、多すぎると、使用感が低下する場合がある。
【0014】
本発明には、更に、プロピレングリコール及び/又はイソプロピルアルコールを配合することが好ましい。この場合、プロピレングリコールの配合量は、組成物全体の0.1〜25%が好ましい。更に好ましくは0.5〜20%であり、0.1%未満では崩壊性粒子と十分な相乗効果を発揮し難く、25%超の場合は口腔粘膜への刺激・違和感が強くなるおそれがある。イソプロピルアルコールの配合量は、組成物全体の0.1〜5%が好ましい。更に好ましくは0.5〜4%であり、0.1%未満では十分な相乗効果を発揮し難く、5%超の場合は口腔粘膜への刺激・違和感、異臭が強くなる場合がある。
【0015】
また、本発明の口腔用組成物には、直鎖状の水溶性ポリリン酸塩を配合することが好ましい。
本発明の口腔用組成物において用いられる直鎖状の水溶性ポリリン酸塩は、下記一般式
n+2n3n+1
(但し、MはNa又はKを示し、nは2以上の整数である。)
で示されるもので、重合度n=2のピロリン酸ナトリウムやピロリン酸カリウム、n=3のトリポリリン酸ナトリウムやトリポリリン酸カリウム、n=4のテトラポリリン酸ナトリウムやテトラポリリン酸カリウム、高重合度のメタリン酸ナトリウムやメタリン酸カリウムなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中では、特にn=2及び3のピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウムが好ましい。
【0016】
上記ポリリン酸塩の配合量は、組成物全体の0.1〜15%、特に0.5〜10%とすることが好ましい。配合量が少なすぎると、優れた着色ペリクル除去効果が得られず、多すぎると、組成物の味が悪くなる場合がある。
【0017】
本発明の口腔用組成物は、練歯磨、液状歯磨等の歯磨類、デンタルクリーム、デンタル美白パック、洗口剤、デンタル美白液などとして調製、適用できるが、本発明の口腔用組成物には、その種類に応じた通常の成分を配合することができる。例えば、歯磨剤の場合には、研磨剤、粘結剤、粘稠剤、界面活性剤、甘味剤、香料などを常用量で配合し得る。
【0018】
例えば、研磨剤としては、リン酸水素カルシウム・2水和物、第三リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第三リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベントナイト、ケイ酸ジルコニウム、ポリメタクリル酸メチル、その他の合成樹脂等の1種又は2種以上を本発明の効果を損なわない範囲で配合し得る。
【0019】
また、粘結剤としては、カラギーナン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコール等のアルギン酸誘導体、キサンタンガム、ジュエランガム、トラガントガム、カラヤガム等のガム類、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー等の合成粘結剤、シリカゲル、ビーガム、ラポナイト等の無機粘結剤等の1種又は2種以上を配合し得る。
【0020】
保湿剤としては、グリセリン、ソルビット、ポリエチレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール等の多価アルコールの1種又は2種以上を配合し得る。
【0021】
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤、ラウリン酸デカグリセリル、ミリスチン酸ジエタノールアミド等の非イオン性界面活性剤、ベタイン系等の両性界面活性剤を配合し得る。
【0022】
香料成分としては、メントール、アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオール、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、ペパーミント油、スペアミント油、ウインターグリーン油、丁字油、ユーカリ油等の香料を単独で又は組み合わせて配合し得るほか、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、グリチルリチン、ペリラルチン、ソーマチン等の甘味剤を配合し得る。
【0023】
また、本発明においては、クロルヘキシジン、ベンゼトニウムクロライド、ベンザルコニウムクロライド、セチルピリジニウムクロライド、デカニウムクロライドなどの陽イオン性殺菌剤、トリクロサン、ヒノキチオール、ビオゾールなどのフェノール性化合物、デキストラナーゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、アミラーゼ、プロテアーゼ、溶菌酵素、スーパーオキサイドディスムターゼなどの酵素、ビタミンE、ビタミンB6などのビタミン類、モノフルオロリン酸ナトリウム、モノフルオロリン酸カリウムなどのアルカリ金属モノフルオロリン酸塩、フッ化ナトリウム、フッ化第1錫などのフッ化物、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒドロコレスタノール、グリチルリチン酸類、グリチルレチン酸、ビサボロール、グリセロフォスフェート、クロロフィル、塩化ナトリウム、水溶性無機リン酸化合物などの公知の有効成分を1種又は2種以上配合し得る。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る口腔用組成物は、優れた着色ペリクル除去効果を有するものである。
【0025】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は質量百分率を示す。
【0026】
[比較例1〜4、実施例1〜5]
表1に示す成分を配合した歯磨剤を調製し、歯の着色ペリクル除去効果を以下の方法により評価した。結果を表1に併記する。
<歯の着色ペリクル除去効果テスト>
まず最初に、ハイドロキシアパタイトペレット(以下、HAPという)の色を基準値として色差を測定する(L0)。測定したHAPを37℃で30分間唾液処理する。3分後、HAPをイオン交換水ですすぎ、続いてHAP上の水滴を取り除く。
次に、HAPを0.5%アルブミン水溶液→3%日本茶+1%コーヒー+1%紅茶の抽出水溶液→0.6%クエン酸鉄アンモニウム水溶液各々に1時間ずつ繰り返して浸漬し、この操作を50サイクル続けた。着色液から取り出し、常温で1日乾燥後、流水中で軽くHAPの表面をブラッシングして付着の弱い着色物を除去した後、再び風乾し、作製した着色HAPの色差を測定した(L1)。
歯磨剤を歯ブラシに付け、作製した着色HAPの表面を1,000回ブラッシングした後の色差を測定し(L2)、次式により着色ペリクル除去効果を求めた。
着色ペリクル除去効果=(L0−L1)−(L0−L2)
評価
○:着色ペリクル除去効果 25以上
△:着色ペリクル除去効果 15超25未満
×:着色ペリクル除去効果 15以下
【0027】
また、崩壊強度は下記のようにして測定した。
崩壊強度の測定法
着色ペリクル除去粒子を水に60秒浸漬し、60秒経過後、水から取り出して、プランジャー直径10mm、圧縮速度10mm/minの条件で加圧した時の最大応力を測定した。
【0028】
【表1】

Figure 0003741205
*粒子A:
平均粒径300μm、崩壊強度60g/個、シリカ粒子
**増粘性シリカ、沈降性シリカ:
平均粒径10μm未満、崩壊強度200g/個超のシリカ
【0029】
Figure 0003741205
【0030】
Figure 0003741205
【0031】
Figure 0003741205
【0032】
Figure 0003741205
【0033】
Figure 0003741205
【0034】
Figure 0003741205
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an oral composition having an excellent stain removal effect.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, methods for whitening teeth colored with tobacco crabs or tea astringents by various approaches have been studied. For example, development of highly cleanable abrasives, whitening with peroxides, dissolution of colored substances with solvents such as polyethylene glycol, removal of iron ions etc. with chelating agents, smoothing of tooth surfaces by remineralization, etc. . However, other than the method using peroxide, the effect is insufficient, and the method using peroxide also points out problems such as the removal of organic substances on the enamel surface and lowering acid resistance. Only dentists can do this.
[0003]
In view of the above, in order to effectively keep the teeth white under mild conditions, it is necessary to efficiently remove the attached dirt, and development of the composition is awaited.
[0004]
Means for Solving the Problem and Embodiment of the Invention
As a result of intensive studies to meet the above-mentioned demands, the present inventors have found that phenoxyethanol , dicalcium phosphate, tricalcium phosphate, insoluble calcium metaphosphate, silica, aluminum hydroxide, magnesium phosphate, bengara, calcium carbonate, calcium pyrophosphate , Particles formed by granulating a water-insoluble powder selected from zeolite, aluminosilicate, magnesium carbonate, zirconosilicate, calcium sulfate and a mixture thereof, and having an average particle size of 10 to 1,000 μm, In addition, in combination with particles having a disintegration strength of 60 to 100 g / piece, more preferably in this case, propylene glycol, isopropyl alcohol, and a linear water-soluble polyphosphate are used in combination. , Stained teeth of tea It was found that the effect of removing (colored pellicle) is significantly higher.
[0005]
That is, it has been conventionally known that phenoxyethanol is blended as described in JP-A-9-507072 and JP-A-2000-229824, and the above-described particles are blended in an oral composition. This is also known (Japanese Patent Application Laid-Open No. 1-299211, Japanese Patent Application Laid-Open No. 4-243816, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-505843). Furthermore, it is known that a linear water-soluble polyphosphate such as sodium pyrophosphate is used as a component for removing tooth stains (Japanese Patent Laid-Open Nos. 9-175966 and 10-182389, and Even if phenoxyethanol and the above-mentioned particles are used alone, or propylene glycol, isopropyl alcohol or a linear water-soluble polyphosphate is used alone, the effect of removing colored pellicle is Even if the particles are out of the above average particle size range or the disintegration strength range, the effect of removing the colored pellicle is low, but the phenoxyethanol and the specific average particle size and disintegration strength are low. It has been found that when the particles are used in combination, a remarkable effect of removing colored pellicle can be obtained, and the present invention has been made.
[0006]
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
The composition for oral cavity of the present invention contains phenoxyethanol, particles having an average particle diameter of 10 to 1,000 μm and a disintegration strength of 10 to 200 g / piece.
[0007]
Here, the blending amount of phenoxyethanol is not particularly limited, but is preferably 0.1 to 10% (mass percentage, the same shall apply hereinafter) of the whole composition, and more preferably 0.5 to 6%. If the blending amount is lower than 0.1%, a sufficient colored pellicle removal effect cannot be obtained, and if it exceeds 10%, irritation to the oral mucosa may be felt.
[0008]
In the present invention, particles having an average particle diameter of 10 to 1,000 μm and a disintegration strength of 10 to 200 g / piece are used in combination with the phenoxyethanol.
[0009]
In this case, the particles may be formed by using a water-insoluble powder in the form of granules without using or using a binder, but those without using a binder are particularly preferable. In this case, the RDA value of the particles is preferably about 30 or less, and may be a substance having low physical abrasiveness.
[0010]
Water-insoluble powders include dicalcium phosphate, tricalcium phosphate, insoluble calcium metaphosphate, silica, aluminum hydroxide, magnesium phosphate, bengara, calcium carbonate, calcium pyrophosphate, zeolite, aluminosilicate, magnesium carbonate, zirconosilicate, Examples thereof include calcium sulfate and a mixture thereof, and silica is particularly preferable.
[0011]
As described above, the particles used in the present invention have an average particle diameter of 10 to 1,000 μm, preferably 30 to 700 μm, and more preferably 50 to 400 μm. Further, the disintegration strength is 60 to 100 g / piece, more preferably 60 to 80 g / piece. Particles having an average particle size of less than 10 μm and particles having a disintegration strength of less than 10 g / piece cannot obtain an excellent colored pellicle removal effect, and particles having an average particle size of greater than 1,000 μm and disintegration strength of more than 200 g / piece Particles cause a foreign body sensation and discomfort in the oral cavity.
[0012]
The disintegration strength is the maximum stress value (g) per particle when the particles are immersed in water for 60 seconds and then pressed under conditions of a plunger diameter of 10 mm and a compression speed of 10 mm / min.
[0013]
The blending amount of the particles is preferably 0.1 to 30%, particularly 1 to 25% of the entire composition. If the blending amount is too small, an excellent colored pellicle removal effect cannot be obtained, and if it is too large, the feeling in use may be lowered.
[0014]
In the present invention, it is preferable to further contain propylene glycol and / or isopropyl alcohol. In this case, the blending amount of propylene glycol is preferably 0.1 to 25% of the entire composition. More preferably, it is 0.5 to 20%. If it is less than 0.1%, it is difficult to exert a sufficient synergistic effect with the disintegrating particles, and if it exceeds 25%, irritation or discomfort to the oral mucosa may become strong. . The blending amount of isopropyl alcohol is preferably 0.1 to 5% of the entire composition. More preferably, it is 0.5 to 4%, and if it is less than 0.1%, it is difficult to exhibit a sufficient synergistic effect, and if it exceeds 5%, irritation / discomfort to the oral mucosa and a strange odor may become strong.
[0015]
Moreover, it is preferable to mix | blend linear water-soluble polyphosphate with the composition for oral cavity of this invention.
The linear water-soluble polyphosphate used in the oral composition of the present invention has the following general formula M n + 2 P n O 3n + 1
(However, M represents Na or K, and n is an integer of 2 or more.)
In which sodium pyrophosphate and potassium pyrophosphate with a polymerization degree n = 2, sodium tripolyphosphate and potassium tripolyphosphate with n = 3, sodium tetrapolyphosphate and potassium tetrapolyphosphate with n = 4, high polymerization degree Examples thereof include sodium metaphosphate and potassium metaphosphate, and these can be used alone or in combination of two or more. Of these, sodium pyrophosphate and sodium tripolyphosphate with n = 2 and 3 are particularly preferable.
[0016]
The blending amount of the polyphosphate is preferably 0.1 to 15%, particularly preferably 0.5 to 10% of the entire composition. If the blending amount is too small, an excellent colored pellicle removal effect cannot be obtained, and if it is too large, the taste of the composition may be deteriorated.
[0017]
The oral composition of the present invention can be prepared and applied as toothpaste, toothpaste such as liquid toothpaste, dental cream, dental whitening pack, mouthwash, dental whitening liquid, etc. Ordinary components according to the type can be blended. For example, in the case of dentifrice, abrasives, binders, thickeners, surfactants, sweeteners, fragrances, and the like can be formulated at ordinary doses.
[0018]
For example, as an abrasive, calcium hydrogen phosphate dihydrate, tricalcium phosphate, calcium carbonate, calcium pyrophosphate, aluminum hydroxide, anhydrous silicic acid, aluminum silicate, insoluble sodium metaphosphate, tribasic magnesium phosphate, One or more of magnesium carbonate, calcium sulfate, bentonite, zirconium silicate, polymethyl methacrylate, and other synthetic resins can be blended within a range that does not impair the effects of the present invention.
[0019]
Further, as a binder, cellulose derivatives such as carrageenan, sodium carboxymethyl cellulose, methyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, alginic acid derivatives such as sodium alginate, propylene glycol alginate, gums such as xanthan gum, julan gum, tragacanth gum, karaya gum, polyvinyl alcohol, One or two or more kinds of synthetic binders such as sodium polyacrylate and carboxyvinyl polymer, and inorganic binders such as silica gel, bee gum, and laponite can be blended.
[0020]
As a humectant, 1 type (s) or 2 or more types of polyhydric alcohols, such as glycerin, sorbitol, polyethyleneglycol, xylitol, maltitol, lactitol, can be mix | blended.
[0021]
As the surfactant, an anionic surfactant such as sodium lauryl sulfate, a nonionic surfactant such as decaglyceryl laurate and diethanolamide myristic acid, and an amphoteric surfactant such as betaine can be blended.
[0022]
As a fragrance ingredient, menthol, anethole, carvone, eugenol, limonene, n-decyl alcohol, citronellol, α-terpineol, cineol, linalool, ethyl linalool, vanillin, thymol, peppermint oil, spearmint oil, winter green oil, clove oil, Perfume such as eucalyptus oil can be blended alone or in combination, and sweeteners such as saccharin sodium, stevioside, glycyrrhizin, perilartin, thaumatin and the like can be blended.
[0023]
Further, in the present invention, cationic fungicides such as chlorhexidine, benzethonium chloride, benzalkonium chloride, cetylpyridinium chloride, decanium chloride, phenolic compounds such as triclosan, hinokitiol, biosol, dextranase, mutanase, lysozyme , amylases, proteases, vitamins lytic enzymes, enzymes such as superoxide dismutase, vitamin E, such as vitamin B 6, sodium monofluorophosphate, alkali metal monofluorophosphate salts such as potassium monofluorophosphate, sodium fluoride , Fluorides such as stannous fluoride, tranexamic acid, epsilon aminocaproic acid, aluminum chlorohydroxyl allantoin, dihydrocholestanol, glycyrrhizium Acids, glycyrrhetinic acid, bisabolol, glycerophosphate, chlorophyll, sodium chloride, a known active ingredient, such as water-soluble inorganic phosphoric acid compounds may be formulated alone or in combination.
[0024]
【The invention's effect】
The composition for oral cavity according to the present invention has an excellent colored pellicle removal effect.
[0025]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, although an Example and a comparative example are shown and this invention is demonstrated concretely, this invention is not restrict | limited to the following Example. In the following examples,% indicates a mass percentage.
[0026]
[Comparative Examples 1-4, Examples 1-5]
A dentifrice containing the ingredients shown in Table 1 was prepared, and the effect of removing the colored pellicle on the teeth was evaluated by the following method. The results are also shown in Table 1.
<Tooth coloring pellicle removal effect test>
First, the color difference is measured using the color of hydroxyapatite pellets (hereinafter referred to as HAP) as a reference value (L0). The measured HAP is treated with saliva at 37 ° C. for 30 minutes. After 3 minutes, the HAP is rinsed with ion-exchanged water, followed by removal of water droplets on the HAP.
Next, HAP was immersed in 0.5% albumin aqueous solution → 3% Japanese tea + 1% coffee + 1% black tea extraction aqueous solution → 0.6% aqueous solution of ammonium iron citrate for 1 hour, and this operation was repeated 50 cycles. Continued. After taking out from the coloring liquid and drying at room temperature for one day, the surface of the HAP was lightly brushed in running water to remove the weakly adhered coloring matter, then air-dried again, and the color difference of the prepared colored HAP was measured (L1).
A toothpaste was applied to the toothbrush, and the color difference after brushing the surface of the prepared colored HAP 1,000 times was measured (L2), and the effect of removing the colored pellicle was determined by the following equation.
Colored pellicle removal effect = (L0−L1) − (L0−L2)
Evaluation ○: Colored pellicle removal effect 25 or more Δ: Colored pellicle removal effect More than 15 and less than 25 ×: Colored pellicle removal effect 15 or less
Moreover, the decay strength was measured as follows.
Method for measuring disintegration strength The colored pellicle-removed particles are immersed in water for 60 seconds, and after 60 seconds, the maximum is obtained when the plunger is removed from the water and pressurized under conditions of a plunger diameter of 10 mm and a compression speed of 10 mm / min. Stress was measured.
[0028]
[Table 1]
Figure 0003741205
* Particle A:
Average particle size 300 μm, disintegration strength 60 g / piece, silica particles ** thickening silica, precipitated silica:
Silica having an average particle size of less than 10 μm and a disintegration strength of more than 200 g / piece
Figure 0003741205
[0030]
Figure 0003741205
[0031]
Figure 0003741205
[0032]
Figure 0003741205
[0033]
Figure 0003741205
[0034]
Figure 0003741205

Claims (3)

フェノキシエタノールを含有すると共に、第二リン酸カルシウム、第三リン酸カルシウム、不溶性メタリン酸カルシウム、シリカ、水酸化アルミニウム、リン酸マグネシウム、ベンガラ、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、ゼオライト、アルミノ珪酸塩、炭酸マグネシウム、ジルコノシリケート、硫酸カルシウム及びこれらの混合物から選ばれる水不溶性粉体を顆粒状に形成した粒子であって、平均粒径が10〜1,000μmでありかつ崩壊強度が60〜100g/個である粒子を含有することを特徴とする口腔用組成物。Contains phenoxyethanol, dicalcium phosphate, tricalcium phosphate, insoluble calcium metaphosphate, silica, aluminum hydroxide, magnesium phosphate, bengara, calcium carbonate, calcium pyrophosphate, zeolite, aluminosilicate, magnesium carbonate, zirconosilicate, sulfuric acid Particles obtained by forming a water-insoluble powder selected from calcium and a mixture thereof into granules, and having an average particle diameter of 10 to 1,000 μm and a disintegration strength of 60 to 100 g / piece The composition for oral cavity characterized by the above-mentioned. プロピレングリコール0.1〜25質量%及び/又はイソプロピルアルコール0.1〜5質量%を含有することを特徴とする請求項1記載の口腔用組成物。  The composition for oral cavity according to claim 1, comprising 0.1 to 25% by mass of propylene glycol and / or 0.1 to 5% by mass of isopropyl alcohol. 下記一般式
n+2n3n+1
(但し、MはNa又はKを示し、nは2以上の整数である。)
で示される直鎖状の水溶性ポリリン酸塩の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2記載の口腔用組成物。
The following general formula M n + 2 P n O 3n + 1
(However, M represents Na or K, and n is an integer of 2 or more.)
The composition for oral cavity of Claim 1 or 2 containing 1 type, or 2 or more types of the linear water-soluble polyphosphate shown by these.
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