JP2002068548A - 連続紙搬送装置 - Google Patents

連続紙搬送装置

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JP2002068548A
JP2002068548A JP2000259553A JP2000259553A JP2002068548A JP 2002068548 A JP2002068548 A JP 2002068548A JP 2000259553 A JP2000259553 A JP 2000259553A JP 2000259553 A JP2000259553 A JP 2000259553A JP 2002068548 A JP2002068548 A JP 2002068548A
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brake
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Kuniyuki Miura
邦幸 三浦
Masahiro Toda
正広 戸田
Takayuki Ito
孝幸 伊藤
Hironao Honaga
弘直 補永
Noboru Omoto
昇 大本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続紙からなる印字用紙の安定搬送が可能と
なり、印字位置精度の向上を図ることができる連続紙搬
送装置を提供する。 【解決手段】 搬送部2で搬送される連続した印字用紙
1に対して用紙搬送ブレーキ装置19(39)によりブ
レーキ力を可変に付与できるように構成する。これによ
り、用紙搬送力が不安定になる状況でも、それに応じて
ブレーキ力が可変調整され、搬送状態が安定し、位置ず
れなく印字できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば連続紙レ
ーザプリンタに適用される連続紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続紙レーザプリンタ等では、連続紙即
ち連続した印字用紙の搬送手段として、その小型化を図
るために、印字用紙を水平搬送可能なトラクタフィーダ
を採用したものが多い。このトラクタフィーダは、回動
駆動される無端のトラクタにおける送りピンを、印字用
紙の長手方向へ所定ピッチで配列された送り穴に順次、
係合させながら該印字用紙を搬送するものである。
【0003】ところで、上記のような搬送手段は、感光
体ドラム等を含む印字手段の上流側に配置されることが
多いが、搬送中の印字用紙を感光体ドラムに密着させる
ために、感光体ドラムの下流側に配置された定着ローラ
による搬送速度を、トラクタフィーダによる搬送速度よ
りも僅かに速く設定してあるのが一般的である。このた
め、搬送時の印字用紙にかかる張力により、送り穴の周
縁に余計なストレスが付与されて、送り穴が拡大するい
わゆる穴ガレが発生しやすい傾向にある。過度の穴ガレ
が発生すると、印字用紙の搬送に支障を来し、印字位置
にずれが発生するという問題があった。
【0004】このため、従来、たとえば、特開平7−2
15551号公報には、トラクタフィーダよりも上流側
に、印字用紙に対して一定の負荷(ブレーキ力)を付与
する負荷付与機構を設け、送り穴に過度の張力ストレス
がかかるのを抑制する構成の連続紙搬送装置が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の連
続紙搬送装置では、印字用紙に対するブレーキ力が一定
となっているので、トラクタフィーダ等の搬送手段の前
後における搬送力のバランスが少しでも崩れるような状
況では、その影響を受けて感光体ドラムに対する印字位
置がずれ、印字位置精度が低下するという問題があっ
た。
【0006】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
のであり、連続紙からなる印字用紙の搬送不良を防止で
きるとともに、搬送状況の変化にかかわらず、高い印字
位置精度を確保できる用紙搬送装置を提供することを課
題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、連続した印
字用紙を供給する用紙供給手段と、該用紙供給手段から
供給される印字用紙を搬送する搬送手段と、搬送時の印
字用紙にブレーキ力を可変に付与する用紙搬送ブレーキ
手段と、前記ブレーキ力を設定するブレーキ力設定手段
と、該ブレーキ力設定手段による設定ブレーキ力に応じ
て前記用紙搬送ブレーキ手段を制御する制御手段と、を
備えていることを特徴とする連続紙搬送装置によって解
決される。
【0008】この連続紙搬送装置によれば、用紙供給手
段からの連続した印字用紙が搬送手段で搬送されると、
ブレーキ力設定手段により設定されたブレーキ力に応じ
て制御手段が用紙搬送ブレーキ手段による可変のブレー
キ力を制御する。したがって、用紙搬送力が不安定にな
る状況下でも、それに応じてブレーキ力が可変調整され
て印字用紙に付与されるので、搬送状態が安定し、印字
位置精度が良好に保持される。
【0009】上記の連続紙搬送装置において、前記搬送
手段の上流側に前記用紙搬送ブレーキ手段が配設され、
前記搬送手段の下流側に感光体ドラム等の印字手段が配
設されてなる構成としても良い。この場合には、印字手
段付近での印字用紙に弛みが生じないように、印字手段
の下流側での搬送速度を前記搬送手段での搬送速度より
も速くした状態でも、前記用紙搬送ブレーキ手段による
ブレーキ力で搬送手段の上流側と下流側との搬送力のバ
ランスが保たれるうえ、搬送状況に応じてブレーキ力が
可変され、高い印字位置精度が確保される。
【0010】さらに、前記搬送手段は、印字用紙の長手
方向へ沿って所定ピッチで形成された送り穴に、無端で
回動するトラクタにおける送りピンを順次係脱可能に係
合して搬送させるトラクタフィーダから構成されるとと
もに、前記トラクタの送りピンに係合した前記印字用紙
の送り穴の拡大を検出する穴ガレ検出手段を備え、ブレ
ーキ力設定手段は、穴ガレ検出手段の検出結果に応じて
ブレーキ力を設定する構成としても良い。この場合に
は、印字用紙の搬送時の張力ストレスで前記送り穴に穴
ガレが生じても、それに応じたブレーキ力が印字用紙に
付与されるので、穴ガレの悪化が防止され、搬送性が良
好に保たれる。
【0011】さらにまた、ブレーキ力設定手段は、用紙
種類に応じてブレーキ力を設定しても良いし、装置の使
用環境条件に応じてブレーキ力を設定しても良い。この
ように設定することで、用紙幅や用紙厚さなどが変わっ
ても、あるいは装置の設置場所の湿度等使用環境条件が
変わっても、これに左右されずに高い印字位置精度が維
持される。
【0012】また、前記用紙搬送ブレーキ手段は、印字
用紙を厚さ方向から搬送ガイド面に吸引する吸引手段か
ら構成されていても良い。これにより、印字用紙に無理
な力を与えることなく、適正なブレーキ力の付与が可能
となる。
【0013】また、前記用紙搬送ブレーキ手段は、印字
用紙を厚さ方向から押圧する押圧手段から構成されてい
ても良い。この場合には、比較的簡単な構成で、適正な
ブレーキ力の付与が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0015】図1は、この発明の第1の実施形態にかか
る連続紙搬送装置を示す斜視図である。
【0016】図1において、連続紙搬送装置Aは、連続
紙レーザプリンタに適用されたものであり、概ね、用紙
供給手段としての給紙部20、給紙部20からの印字用
紙(連続紙)1を搬送する搬送部2、搬送部2の下流側
に配設された印字部3、印字部3の下流側に位置する定
着部4、搬送部2の上流側に配設された用紙搬送ブレー
キ部19、該用紙搬送ブレーキ部19のファンモータを
制御するモータ制御部7、各部を制御するためのCPU
10とから構成されている。
【0017】給紙部20は、長手方向で所定間隔毎に切
り取り可能な折り目(ミシン目)Pを有する印字用紙1
を折り畳み状態に収容している。
【0018】印字用紙1は、搬送部2にセットされたの
ち搬送力を受けると、給紙部20から所定方向(矢印a
方向)へ繰り出されるようになっている。この印字用紙
1には、図2に示すように、その幅方向の一端部に位置
して、長手方向へ沿って所定のピッチで一列状に配列さ
れた多数の送り穴11が形成されている。これら送り穴
11は、後述する用紙牽引用の送りピンに順次、係脱可
能に係合されるものである。
【0019】印字部3は、感光体ドラム22ならびに感
光体ドラム22に転接する転写ローラ13などを有す
る。感光体ドラム22上には、露光装置(図示せず)、
現像器22aにより画像データに応じたトナー像が形成
され、このトナー像は印字用紙1の表面に転写される。
【0020】定着部4は、印字用紙1を厚さ方向から挟
み込んで転接する一対の定着ローラ4a,4bを有し、
印字用紙に対して加温・加圧してトナー像を定着させる
ものである。これら定着ローラ4a,4bは、転接回転
により印字用紙1に搬送力を付与しており、その搬送速
度は、搬送部2での搬送速度よりも僅かに速くなるよう
に設定されている。これにより、印字部3における印字
位置付近での印字用紙1の弛みがなくなり、感光体ドラ
ム3上のトナー像を印字用紙1に良好に転写させること
ができるようになっている。
【0021】搬送部2は、図2に示すように、幅方向の
一端部に、前記送り穴11に係合する送りピン12を有
するとともに、駆動輪21aと従動輪21bとの間に掛
設されて回動する無端のトラクタ21と、駆動輪21a
を介してトラクタ21を回動するモータ9とを備えたト
ラクタフィーダで構成されており、モータ9によりトラ
クタ21を回動させることにより、送りピン12が順
次、印字用紙1の送り穴11に係脱可能に係合して印字
用紙1を下流側へ向けて牽引搬送する構成となってい
る。
【0022】なお、印字用紙1への印字が終了した際
に、未印字の印字用紙1が搬送部2に残っていれれば、
前記モータ9によりトラクタ21を逆回動させることに
より、未印字の印字用紙1を給紙部20に戻すことがで
きるようになっている。
【0023】用紙搬送ブレーキ部19は、定着部4によ
る印字用紙1への搬送力に対してブレーキ力を可変に付
与するものであり、たとえば、図3および図4に示すよ
うに、印字用紙1の裏面に対向配置されたブレーキケー
ス5と、このブレーキケース5内を排気して負圧を生起
させる排気ファン19aと、排気ファン19aを駆動す
るファンモータ6とを備えている。また、ブレーキケー
ス5の上壁面は、多数の吸気穴15を有するガイド面1
4として多穴板で構成されている。
【0024】このガイド面14を印字用紙1が通過する
際に、上記排気に伴ってブレーキケース5内に負圧が発
生し、吸気穴15を通して印字用紙1に吸引力が作用し
て、印字用紙1とガイド面14との摺動抵抗によるブレ
ーキ力が該印字用紙1に付与される。
【0025】なお、図1において、用紙搬送ブレーキ部
19の上流側近傍位置には、給送された印字用紙1がブ
レーキケース5の上面14に密着状態で摺接するように
ガイドするガイドローラ18が設けられている。
【0026】前記ブレーキケース5内には、図3および
図4に示すように、印字用紙1の幅Wに合わせて内部空
間を加減調整するための仕切り板19bが配設されると
ともに、この仕切り板19bには、ブレーキケース5の
ガイド面14に形成されたガイド穴19cを介して外部
上方に突出した操作つまみ19dが連結されている。ま
た、前記ガイド穴19cは、印字用紙1の幅方向(矢印
b方向)に形成されており、操作つまみ19dを前記ガ
イド穴19cに沿って移動させることにより、前記仕切
り板19bを、印字用紙1の幅方向へ移動させることが
可能となされている。
【0027】つまり、印字用紙1の幅Wが大きい場合に
は、操作つまみ19dを介して仕切り板19bを図4の
鎖線位置に設定し、印字用紙1の幅Wが小さい場合に
は、操作つまみ19dを介して仕切り板19bを実線位
置に設定することにより、印字用紙1には、その幅に合
わせた領域内での吸引力が有効に作用する。
【0028】前記CPU10は、プリンタの操作用設定
パネル8による設定内容に応じて、前記搬送部2におけ
るモータ9を駆動制御する他、使用者が入力した用紙幅
や用紙厚さなどの用紙種類、さらには、プリンタ設置場
所における湿度等の使用環境条件についての設定値に応
じて、ブレーキ力を設定し、モータ制御回路7を制御す
る。
【0029】前記モータ制御回路7は、前記設定された
ブレーキ力になるように、前記排気ファン6の回転数を
制御する。
【0030】図5(a)は、用紙厚さ毎のブレーキ力に
対応する設定値の一例を示す表であり、また、図5
(b)は、用紙幅毎のブレーキ力に対応する設定値の一
例を示す表であり、また、図5(c)は、プリンタ設置
場所の湿度毎のブレーキ力に対応する設定値の一例を示
す表である。これらの設定値は、予め、テーブルとして
プリンタ内の記憶装置(図示せず)に格納されている。
【0031】上記設定値をxとしてブレーキ力yを実測
すると、図6の実線で示すような特性が得られ、ブレー
キ力yは、次式で表される。
【0032】y=0.0994x−0.0172 図7は、前記設定パネル8を示す正面図である。
【0033】設定パネル8は、使用者が上記ブレーキ力
に対応する設定値を入力できるように、たとえば、タッ
チ操作が可能なLCD表示パネルからなり、図示のよう
な「サクションブレーキの設定」画面8aを選択可能に
なっている。この「サクションブレーキの設定」画面8
aには、設定値表示部8bに表示される設定値を上げる
ためのアップキー(▲キー)8c、設定値を下げるため
のダウンキー(▼キー)8dおよび選択した設定値を確
定するためのリターンキー8eなどが表示されるように
なっている。
【0034】使用者は、前記設定値を決める場合、「サ
クションブレーキの設定」画面8aを選択し、設定値を
上げる場合には、アップキー(▲キー)8cを押し、逆
に、設定値を下げる場合には、ダウンキー(▼キー)8
dを押し、設定値が決まれば、リターンキー8eを押せ
ばよい。
【0035】このように、上記連続紙搬送装置Aでは、
給紙部20からの連続した印字用紙1が搬送部2で搬送
されると、CPU10が設定したブレーキ力に応じて、
モータ制御回路7がファンモータ6の回転数を制御する
ので、用紙搬送ブレーキ部19による可変ブレーキ力が
印字用紙1に付与される。したがって、用紙搬送力が不
安定になる状況下でも、それに応じてブレーキ力が可変
調整されるので、印字用紙に加わる張力が一定となって
搬送状態が安定し、印字部3に対する印字位置精度が良
好に保持される。
【0036】特に、吸引手段で用紙搬送ブレーキ部19
を構成してあるので、ブレーキ力の付与時に印字用紙1
を傷めることもない。
【0037】次に、図1に示した連続紙搬送装置Aの主
要動作を図8に示すフローチャートに基づいて説明す
る。
【0038】まず、給紙部20から繰り出した印字用紙
1を、送り穴11にトラクタ21の送りピン12が嵌合
するように搬送部2にセットする(101)。この状態
で、前記定着ローラ4a,4bを駆動する一方、搬送部
2のモータ9を駆動してトラクタ21を回動させる。ト
ラクタ21の回動により、印字用紙1が印字部3に向け
て搬送される(102)。この後、前記ファンモータ6
を回転させる(201)。
【0039】印字部3において、転写ローラ13により
感光体ドラム3のトナー像が印字用紙1に転写された
後、印字用紙1は、定着部4に向けて搬送され(10
3)、この定着部4により印字用紙1のトナー像が定着
される。
【0040】ところで、印字用紙1が印字部3を経て定
着部4に至るまでは、印字用紙1は、搬送部2により搬
送され、転写ローラ4a,4bの搬送力による張力が作
用しないので、送り穴11にストレスがかからない。こ
のため、前記搬送部2の上流側で印字用紙1にブレーキ
力を付与する必要はないが、前記ファンモータ6の起動
からブレーキケース5内に負圧が発生するまでの時間を
考慮して、印字用紙1が定着部4に至るまでに、前記フ
ァンモータ6を起動させるのがよい。
【0041】印字用紙1が定着部4に達した後は、前述
のように、両定着ローラ4a,4bの搬送速度が上記搬
送部2の搬送速度よりも僅かに上回るように設定されて
いるので、前記トラクタ21の位置の印字用紙1に、下
流に向かう引っ張り力が作用し、送り穴11に張力スト
レスがかかる(103)。
【0042】このとき、前記ファンモータ6の回転に伴
って、搬送ブレーキ部19のブレーキケース5内が排気
されるので、ブレーキケース5のガイド面14上を印字
用紙1が通過する際には、ブレーキケース5内に負圧が
発生する(202)。このため、吸気穴15を通して印
字用紙1には、裏面から吸引力が作用する一方、表面に
は、大気圧が作用し、印字用紙1は、ブレーキケース5
のガイド面14上に押圧された状態で搬送される。
【0043】この状態で両者1,5の摩擦係数により生
じた摺動抵抗が印字用紙1に対する搬送のブレーキ力と
して働くので、前記搬送部2を挟んで印字用紙1の下流
側(排紙側)と上流側とで搬送張力が拮抗することにな
る。このため、搬送部2における送りピン12および印
字用紙1の送り穴11にかかろうとする張力ストレスが
抑制され、送り穴が拡大する穴ガレの発生を防止できる
とともに、搬送状態が安定し、印字位置のずれが防止さ
れる。
【0044】さらに、印字用紙1の厚さtや幅Wなどの
用紙種別が変わったり、あるいは使用場所の湿度など環
境条件の変化などがあれば、その入力条件に対応して使
用者が設定パネル8の画面で入力した設定値から前記C
PU10がブレーキ力を選択し、モータ制御回路7がこ
れに基づいて前記ファンモータ6の回転数を制御する。
【0045】たとえば、ファンモータ6の回転数が増大
し、ブレーキケース5内の負圧が大きくなると、印字用
紙1をブレーキケース5のガイド面14に対して押圧す
る力が増大するので、前記ブレーキ力が大きくなる。こ
のため、用紙種別が変わったり、使用環境条件が変化し
ても、これらに影響されることなく、搬送部2の前後で
の搬送力のバランスがとられ、安定した搬送状態で、印
字位置のずれが確実に防止される。
【0046】印字用紙1への印字が終了したときは(1
04)、定着ローラ4a,4bの回転が停止され、印字
用紙1の給送の搬送も停止される一方、前記ファンモー
タ6の回転が停止される(203)。使用者は、定着後
の印字用紙1を所定の折り目Pで切り取って入手でき
る。
【0047】この後、未印字の印字用紙1が搬送部2に
残っていれば、搬送部2のモータ9を逆回転させること
により、未印字の印字用紙1が給紙部20側へ戻される
(105)。このとき、ブレーキケース5内には、前記
ファンモータ6の停止により、負圧が発生しなくなって
いるので、印字用紙1に対するブレーキ力の付与が解除
される(204)。このため、印字用紙1は、ブレーキ
ケース5のガイド面14に押しつけられることなく、ガ
イド面上を滑ってスムーズに給紙部20に回収される。
【0048】図9は、この発明の第2の実施形態にかか
る用紙搬送装置を示すものであり、図1と同一もしくは
相当部所には、同一符号を付して説明を省略する。
【0049】図1の実施形態では、用紙搬送ブレーキ部
19によるブレーキ力を、設定パネルにより使用者が設
定し、CPU10が設定されたブレーキ力となるように
制御する構成としたが、図9に示す実施形態では、ブレ
ーキ力をCPUが自動的に選択制御する構成となされて
いる。
【0050】即ち、図9に示す連続紙搬送装置Aにおい
ては、紙の通過を判別しその有無で用紙幅Wを検出する
センサ23、紙までの距離を検出し、それに基づいて用
紙厚さtを検出するセンサ24、プリンタ設置場所の湿
度を検出するセンサ25がそれぞれ配設されている。そ
して、CPU10は、センサ23〜25からの各出力を
受けた際に、その出力に応じたブレーキ力を選択する。
【0051】この構成においては、用紙幅Wや用紙厚さ
tなどの用紙種類、さらには、設置環境の湿度が変化し
た場合でも、自動的に印字用紙1に対して最適なブレー
キ力が選択・設定されることになる。
【0052】なお、用紙幅検出センサ23、用紙厚さ検
出センサ24、湿度検出センサ25の設置位置は図9に
限定されることはなく、任意の位置に設置すればよい。
例えば、用紙幅検出センサ23、用紙厚さ検出センサ2
4は、給紙部20の近傍位置に設けても良い。
【0053】図10は、この発明の第3の実施形態とし
て、別の用紙搬送ブレーキ部39を用いた連続紙搬送装
置を示すものであり、図1と同一もしくは相当部所に
は、同一符号を付して説明を省略する。
【0054】図10において、用紙搬送ブレーキ部39
は、搬送部2の上流側に位置して印字用紙1を表裏方向
から挟み込み、印字用紙1の搬送に伴って従動回転する
上下一対のブレーキローラ31,32と、これらブレー
キローラ31,32の少なくとも一方32に接続され
て、ブレーキローラ31,32の回転に負荷をかける電
磁ブレーキ33とから構成されている。電磁ブレーキ3
3は、電流制御回路34によって電流量が制御され、こ
れにより発生する電磁力が変化し、ブレーキローラ3
1,32に対する負荷を可変制御できるようになってい
る。
【0055】この構成では、設定パネル8により設定さ
れたブレーキ力の設定値を受けて、CPU10がブレー
キ力を選択し、電流制御回路34が電磁ブレーキ33に
流れる電流量を可変制御することにより、上記ブレーキ
ローラ31,32での押圧力が上記最適ブレーキ力に応
じた値に設定される。このため、前記実施形態と同様
に、用紙種別や設置環境条件に応じたブレーキ力を印字
用紙1に対して付与でき、安定な搬送状態を維持して位
置ずれのない印字が確保される。また、前記ブレーキロ
ーラ31,32での押圧力によって印字用紙1に対する
ブレーキ力が得られるので、用紙搬送ブレーキ部39の
構造が簡素になる利点もある。
【0056】図11は、この発明の第4の実施形態にか
かる連続紙搬送装置を示す斜視図であり、図1と同一も
しくは相当部所には、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0057】図11において、この連続紙搬送装置Aに
は、穴ガレ検出センサ41と穴ガレ検出回路42とから
なる穴ガレ検出手段43が設けられている。
【0058】穴ガレ検出センサ41は、たとえば、印字
用紙1の表面の送り穴領域に対して光を出射して、その
反射光の有無に応じて出力が「ON」,「OFF」する
反射形光センサからなる。
【0059】前記トラクタ21における送りピン12に
は、図12に示すように、その周縁部で穴ガレ検出セン
サ41からの光を反射させないように、筒形の非反射部
材12aが嵌着される一方、送りピン12の先端面中央
部には、穴ガレ検出センサ41からの光を反射する白色
反射板(反射層)12bが設けられている。
【0060】前記送り穴11に穴ガレが発生していない
正常状態では、送りピン12は送り穴11にほぼ隙間な
く嵌まっている。従って、送り穴(送りピン)領域が穴
ガレ検出センサ41に対向していない状態では、図12
(a)に示すように、穴ガレ検出センサ41からの光
は、印字用紙1の表面の非送り穴領域で反射され、反射
光を受光した穴ガレ検出センサ41の出力は「ON」状
態である。
【0061】印字用紙1の搬送移動に伴って、送り穴
(送りピン)領域が穴ガレ検出センサ41に対向した際
には、送りピン12の周縁部12aでは、穴ガレ検出セ
ンサ41からの光が反射されず、該穴ガレ検出センサ4
1の出力が「OFF」となり、また、送りピン12の先
端面中央部では、穴ガレ検出センサ41からの光が白色
反射板12bで反射され、この反射光を受光した穴ガレ
検出センサ41の出力が「ON」となる。
【0062】つまり、穴ガレが発生していない場合、穴
ガレ検出センサ41の出力が「OFF」となるのは、前
記センサ41を送りピン12の周縁部12aが通過した
ときだけであり、送りピン12の径方向において両側の
周縁部12aの幅は等しいから、穴ガレ検出センサ41
を1個の送りピン12が通過したときに得られる2つの
「OFF」出力の期間は等しい。
【0063】一方、前記送り穴11に穴ガレが発生し、
たとえば、図12(b)に示すように、送り穴11の下
流側に間隙gが生じている(上流側縁に穴ガレ発生して
いる)場合、あるいは、図12(c)に示すように、送
り穴11の上流側に間隙gが生じている(下流側縁に穴
ガレ発生している)場合には、穴ガレ検出センサ41か
ら隙間gに照射された光は、該間隙gを通してトラクタ
21の表面に当たり、ここでは反射されないので、穴ガ
レ検出センサ41の出力が「OFF」となる。従って、
穴ガレ検出センサ41の「OFF」期間は隙間gの分だ
け長くなる。つまり、この穴ガレ検出センサ41の出力
波形における「OFF」期間の長さから穴ガレ量が検出
され、長さの長い「OFF」期間が前後いずれに生じて
いるかによって穴ガレの方向(位置)が検出される。
【0064】前記穴ガレ検出回路42は、穴ガレ検出セ
ンサ41からの出力を受けてCPU1の穴ガレ量情報の
信号をCPU10に送出するようになっている。
【0065】CPU10は、穴ガレ検出回路42からの
穴ガレ情報に基づいて、予め記憶されているブレーキ力
のテーブルから用紙種別やプリンタの使用環境に適した
ブレーキ力を選択し、それに応じたPWMパルス信号を
モータ制御回路7に送出する。つまり、モータ制御回路
7が穴ガレ量に応じて前記ファンモータ6の回転数を制
御することにより、印字用紙1に対する適正なブレーキ
力が付与される。
【0066】具体的には、図12(b)に示すように、
前記送り穴11の下流側に間隙gが生じるような穴ガレ
が検出されると、CPU10は、前記搬送ブレーキ部1
9による設定ブレーキ力が定着部4側の搬送力よりも小
さい状態であると判断し、ブレーキ力が強まるように制
御する。逆に、図12(c)に示すように、前記送り穴
11の上流側に間隙gが生じるような穴ガレが検出され
ると、CPU10は、前記搬送ブレーキ部19による設
定ブレーキ力が定着部4側の搬送力よりも大きい状態で
あると判断し、ブレーキ力が弱まるように制御する。こ
れにより、定着部4側の搬送力と搬送ブレーキ部19に
よるブレーキ力とのバランスがとれ、前記穴ガレが大き
くなるのを未然に防止することができ、良好な印字精度
が確保される。
【0067】図13は、穴ガレ検出手段の別の例を示
す。
【0068】図13において、前記穴ガレ検出センサ4
1は、トラクタ21の裏面に対向して配置されている。
トラクタ21における送りピン12の根元には、それぞ
れ等しい大きさの上流側穴ガレ検知用貫通穴51および
下流側穴ガレ検知用貫通穴52が形成されている。
【0069】この構成では、前記印字用紙1の送り穴1
1に穴ガレが発生していない正常状態では、図13
(a)に示すように、穴ガレ検出センサ41にトラクタ
21の裏面の非貫通穴領域が相対する間は、穴ガレ検出
センサ41からの光が反射されず、穴ガレ検出センサ4
1の出力が「OFF」状態である。穴ガレ検出センサ4
1に前記貫通穴51,52が相対する間は、穴ガレ検出
センサ41からの光が前記貫通穴51,52を透過して
印字用紙1の裏面で反射され、その反射光を受光する
間、穴ガレ検出センサ41の出力が「ON」となる。
【0070】つまり、穴ガレが発生していない場合、穴
ガレ検出センサ41の出力が「ON」となるのは、前記
センサ41を上流側穴ガレ検知用貫通穴51および下流
側穴ガレ検知用貫通穴52が通過したときだけであり、
両貫通穴の大きさは等しいから、穴ガレ検出センサ41
を1個の送りピン12が通過したときに得られる2つの
「ON」出力の期間は等しい。
【0071】これに対して、前記送り穴11に穴ガレが
発生し、たとえば、図13(b)に示すように、送り穴
11の下流側に間隙gが生じている(上流側縁に穴ガレ
発生している)場合、穴ガレ検出センサ41からの光が
前記貫通穴51を貫通して、印字用紙1の裏面での反射
光を受光した穴ガレ検出センサ41の出力が「ON」に
なるが、穴ガレ検出センサ41からの光が間隙gを透過
する間は、反射されないので、上記「ON」出力の期間
が短くなる。また、図13(c)に示すように、送り穴
11の上流側に間隙gが生じている(下流側縁に穴ガレ
発生している)場合にも、同様に穴ガレ検出センサ41
からの光が前記貫通穴52を貫通しても間隙gを透過す
る間は、反射されないので、穴ガレ検出センサ41の
「ON」出力の期間が短くなる。従って、穴ガレ検出セ
ンサ41の「ON」期間は隙間gの分だけ短くなる。つ
まり、この穴ガレ検出センサ41の出力波形における
「ON」期間の長さから穴ガレ量が検出され、長さの短
い「ON」期間が前後いずれに生じているかによって穴
ガレの方向(位置)が検出される。
【0072】なお、穴ガレの検出手段は、上述した光学
センサ41に限らず、他のセンサや撮像手段などを用い
ても良い。
【0073】また、以上の各実施形態では、搬送部2を
トラクタフィーダで構成したもので説明したが、搬送部
2の構成は、これに限定されるものではない。
【0074】さらにまた、前記用紙搬送ブレーキ部19
(39)も、前述したものに限らず、任意に構成するこ
とが可能である。
【0075】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、搬送手段
で搬送される連続した印字用紙に対して用紙搬送ブレー
キ手段によりブレーキ力を可変に付与できるように構成
したので、用紙搬送力が不安定になる状況でも、それに
応じてブレーキ力を可変調整して印字用紙に付与でき
る。このため、搬送状態の安定化を図ることができ、用
紙に対する印字位置精度を高めることができる。
【0076】請求項2に係る発明によれば、印字手段の
付近での印字用紙の弛みをなくすために、印字手段の下
流側で搬送速度を前記搬送手段での搬送速度を速くした
状態でも、前記用紙搬送ブレーキ手段によるブレーキ力
で搬送手段を挟んで上流側と下流側との搬送力のバラン
スがとれ、高い印字位置精度を確保できる。
【0077】請求項3に係る発明によれば、印字用紙の
搬送時の張力のストレスに起因して前記送り穴に穴ガレ
が生じても、穴ガレの悪化を極力防止でき、印字位置の
ずれを最小限度に抑えることができるとともに、印字用
紙が送りピンから外れて適正搬送を妨げることも防止で
きる。
【0078】請求項4に係る発明によれば、用紙種類に
応じてブレーキ力を設定できるから、用紙幅や用紙厚さ
などが変わっても、高い印字位置精度を維持できる。
【0079】請求項5に係る発明によれば、装置の使用
環境条件に応じてブレーキ力を設定できるから、使用環
境の湿度などが変わっても、高い印字位置精度を維持で
きる。
【0080】請求項6に係る発明によれば、用紙搬送ブ
レーキ手段が、印字用紙を厚さ方向から搬送ガイド面に
吸引する吸引手段によって構成されているから、印字用
紙を傷めることなく、印字用紙に可変なブレーキ力を付
与できる。
【0081】請求項7に係る発明によれば、前記用紙搬
送ブレーキ手段が、印字用紙を厚さ方向から押圧する押
圧手段によって構成されているから、用紙搬送ブレーキ
手段を比較的簡単な構成で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態にかかる連続紙搬送
装置を示す斜視図である。
【図2】同じく連続紙搬送装置における搬送部の構成を
示す斜視図である。
【図3】同じく連続紙搬送装置における用紙搬送ブレー
キ部を示す一部破断斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】(a)は用紙厚さ毎のブレーキ力に対応する設
定値を示す表、(b)は用紙幅毎のブレーキ力に対応す
る設定値を示す表、(c)はプリンタ設置環境の湿度毎
のブレーキ力に対応する設定値を示す表である。
【図6】ブレーキ力とこれに対応する設定値との関係を
示す特性図である。
【図7】設定パネルにおけるブレーキ設定値の設定画面
を示す正面図である。
【図8】同じく連続紙搬送装置の要部の動作シーケンス
を示すフローチャートである。
【図9】この発明の第2の実施形態にかかる連続紙搬送
装置を示す斜視図である。
【図10】この発明の第3の実施形態として、別の用紙
搬送ブレーキ手段を備えた連続紙搬送装置を示す斜視図
である。
【図11】この発明の第4の実施形態にかかる連続紙搬
送装置を示す斜視図である。
【図12】穴ガレ検出手段および検出動作の説明図であ
り、(a)は送り穴に穴ガレが発生していない場合、
(b)は送り穴の上流側縁に穴ガレが発生している場
合、(c)は送り穴の下流側縁に穴ガレが発生している
場合を示す図である。
【図13】別の穴ガレ検出手段および検出動作の説明図
であり、(a)は送り穴に穴ガレが発生していない場
合、(b)は送り穴の上流側縁に穴ガレが発生している
場合、(c)は送り穴の下流側縁に穴ガレが発生してい
る場合を示す図である。
【符号の説明】
A・・・・・・・・連続紙搬送装置 1・・・・・・・・印字用紙(連続紙) 2・・・・・・・・搬送部(搬送手段) 3・・・・・・・・印字部(印字手段) 7・・・・・・・・モータ制御回路(制御手段) 34・・・・・・・電流制御回路(制御手段) 10・・・・・・・CPU(ブレーキ力設定手段) 11・・・・・・・送り穴 12・・・・・・・送りピン 14・・・・・・・ガイド面 19・・・・・・・用紙搬送ブレーキ部(吸引手段) 20・・・・・・・給紙部(給紙手段) 21・・・・・・・トラクタ 39・・・・・・・用紙搬送ブレーキ部(押圧手段) 43・・・・・・・穴ガレ検出センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 孝幸 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 補永 弘直 愛知県豊川市穂ノ原3−14−6 アジアク リエイト株式会社内 (72)発明者 大本 昇 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB16 AE04 AF06 EA02 EA08 EA50 2C060 BA01 BB01 BC71 CB11 3F103 BC17 BE03 3F104 AA02 DA32 DA37 KA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続した印字用紙を供給する用紙供給手
    段と、 該用紙供給手段から供給される印字用紙を搬送する搬送
    手段と、 搬送時の印字用紙にブレーキ力を可変に付与する用紙搬
    送ブレーキ手段と、 前記ブレーキ力を設定するブレーキ力設定手段と、 該ブレーキ力設定手段による設定ブレーキ力に応じて前
    記用紙搬送ブレーキ手段を制御する制御手段と、 を備えていることを特徴とする連続紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段の上流側に前記用紙搬送ブ
    レーキ手段が配設され、前記搬送手段の下流側に印字手
    段が配設されてなる請求項1に記載の連続紙搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、印字用紙の長手方向へ
    沿って所定ピッチで形成された送り穴に、無端で回動す
    るトラクタにおける送りピンを順次係脱可能に係合して
    搬送させるトラクタフィーダから構成されるとともに、 前記トラクタの送りピンに係合した前記印字用紙の送り
    穴の拡大を検出する穴ガレ検出手段を備え、 前記ブレーキ力設定手段は、前記穴ガレ検出手段の検出
    結果に応じてブレーキ力を設定する請求項1または2に
    記載の連続紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記ブレーキ力設定手段は、用紙種類に
    応じてブレーキ力を設定する請求項1または2に記載の
    連続紙搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記ブレーキ力設定手段は、装置の使用
    環境条件に応じてブレーキ力を設定する請求項1、2ま
    たは4のいずれかに記載の連続紙搬送装置。
  6. 【請求項6】 前記用紙搬送ブレーキ手段は、印字用紙
    を厚さ方向から搬送ガイド面に吸引する吸引手段によっ
    て構成されている請求項1または2に記載の連続紙搬送
    装置。
  7. 【請求項7】 前記用紙搬送ブレーキ手段は、印字用紙
    を厚さ方向から押圧する押圧手段によって構成されてい
    る請求項1または2に記載の連続紙搬送装置。
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