JP2001322913A - マスカラ用下地化粧料 - Google Patents
マスカラ用下地化粧料Info
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- JP2001322913A JP2001322913A JP2000139905A JP2000139905A JP2001322913A JP 2001322913 A JP2001322913 A JP 2001322913A JP 2000139905 A JP2000139905 A JP 2000139905A JP 2000139905 A JP2000139905 A JP 2000139905A JP 2001322913 A JP2001322913 A JP 2001322913A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マスカラ使用時の化粧効果及びその持続性を
改善し、また使用性が良く、安全性、安定性も良好なマ
スカラ用下地化粧料に関する。 【解決手段】 (A)繊維、(B)被膜形成性エマルシ
ョンポリマー、(C)水溶性被膜形成性樹脂を含有する
マスカラ用下地化粧料を提供するものである。
改善し、また使用性が良く、安全性、安定性も良好なマ
スカラ用下地化粧料に関する。 【解決手段】 (A)繊維、(B)被膜形成性エマルシ
ョンポリマー、(C)水溶性被膜形成性樹脂を含有する
マスカラ用下地化粧料を提供するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスカラ使用時の
化粧効果及びその持続性を改善し、また使用性が良く、
安全性、安定性も良好なマスカラ用下地化粧料に関す
る。
化粧効果及びその持続性を改善し、また使用性が良く、
安全性、安定性も良好なマスカラ用下地化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】マスカラは、睫を上にカールすることや
睫を太く、長くみせることで、目元をはっきりさせると
いった化粧効果を持つ化粧料である。従来、マスカラ
は、固形状油分、例えばワックスやロウ類、及び粉体、
被膜形成剤、水溶性高分子等を中心に構成されており、
マスカラとして求められる様々な使用性、使用感、及び
機能性をもたせるために、種々の剤型、及び原料の配合
検討が行われてきた。例えば、ワックスやロウ類の配合
量を増加させることで、睫への密着性を高め、睫を太く
目立たせたり、被膜形成剤を使用することで睫を上にカ
ールして目元を際立たせることができる。更に、これら
の系にナイロン等の繊維を配合することにより、睫を長
くみせ、目元を際立たせることができる。
睫を太く、長くみせることで、目元をはっきりさせると
いった化粧効果を持つ化粧料である。従来、マスカラ
は、固形状油分、例えばワックスやロウ類、及び粉体、
被膜形成剤、水溶性高分子等を中心に構成されており、
マスカラとして求められる様々な使用性、使用感、及び
機能性をもたせるために、種々の剤型、及び原料の配合
検討が行われてきた。例えば、ワックスやロウ類の配合
量を増加させることで、睫への密着性を高め、睫を太く
目立たせたり、被膜形成剤を使用することで睫を上にカ
ールして目元を際立たせることができる。更に、これら
の系にナイロン等の繊維を配合することにより、睫を長
くみせ、目元を際立たせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワック
スやロウ類、及び被膜形成剤を増加することで睫を太く
みせたり、睫を上にカールし目元をはっきりさせるとい
った化粧効果は演出できるものの、系が固くなるため使
用性が悪化し、均一な化粧膜を形成することができず、
ナイロン等の繊維を配合することで睫を長くみせ、目元
をはっきりさせるといった化粧効果は演出できるもの
の、多量に配合すると繊維の密着性が低下し、化粧持続
性が悪化するといった欠点があった。また、使用者のニ
ーズの多様化により化粧効果にバリエーションを求める
ようになってきた。例えば、同一のマスカラを用い、一
度塗り、二度塗り、三度塗りを行いボリューム効果やロ
ングラッシュ効果を変化させたり、ビューラー等を用い
ずに、顔料の配合されていないマスカラをマスカラ用下
地化粧料として使用することにより、マスカラのカール
効果を高めたりしているが、何度も使用することによ
り、使用性が悪化したり、マスカラの下地として用いた
化粧料の塗布膜が不透明であるためマスカラの塗布色の
彩度が低くなり、十分な化粧効果を得ることができなか
ったり等、充分満足できるものは得られていなかった。
スやロウ類、及び被膜形成剤を増加することで睫を太く
みせたり、睫を上にカールし目元をはっきりさせるとい
った化粧効果は演出できるものの、系が固くなるため使
用性が悪化し、均一な化粧膜を形成することができず、
ナイロン等の繊維を配合することで睫を長くみせ、目元
をはっきりさせるといった化粧効果は演出できるもの
の、多量に配合すると繊維の密着性が低下し、化粧持続
性が悪化するといった欠点があった。また、使用者のニ
ーズの多様化により化粧効果にバリエーションを求める
ようになってきた。例えば、同一のマスカラを用い、一
度塗り、二度塗り、三度塗りを行いボリューム効果やロ
ングラッシュ効果を変化させたり、ビューラー等を用い
ずに、顔料の配合されていないマスカラをマスカラ用下
地化粧料として使用することにより、マスカラのカール
効果を高めたりしているが、何度も使用することによ
り、使用性が悪化したり、マスカラの下地として用いた
化粧料の塗布膜が不透明であるためマスカラの塗布色の
彩度が低くなり、十分な化粧効果を得ることができなか
ったり等、充分満足できるものは得られていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、上
記課題を解決するために鋭意研究した結果、繊維、被膜
形成性エマルションポリマー及び水溶性被膜形成性樹脂
を含有するマスカラ用下地化粧料を使用することによ
り、マスカラを用いた時に、より睫を上にカールするこ
とや、睫を太く、長くみせることができ、目元をはっき
りさせるといった化粧効果を演出することができると共
に、使用するマスカラの使用性を向上させることを見出
し、本発明を開発するに至った。すなわち、本発明は次
の成分(A)、(B)、(C)(A)繊維、(B)被膜
形成性エマルションポリマー、(C)水溶性被膜形成性
樹脂を含有することを特徴とするマスカラ用下地化粧料
に関するものである。
記課題を解決するために鋭意研究した結果、繊維、被膜
形成性エマルションポリマー及び水溶性被膜形成性樹脂
を含有するマスカラ用下地化粧料を使用することによ
り、マスカラを用いた時に、より睫を上にカールするこ
とや、睫を太く、長くみせることができ、目元をはっき
りさせるといった化粧効果を演出することができると共
に、使用するマスカラの使用性を向上させることを見出
し、本発明を開発するに至った。すなわち、本発明は次
の成分(A)、(B)、(C)(A)繊維、(B)被膜
形成性エマルションポリマー、(C)水溶性被膜形成性
樹脂を含有することを特徴とするマスカラ用下地化粧料
に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に使用される成分(A)の繊維としては、通常化
粧品に使用されるものであれば特に制限されず、いずれ
のものも使用することができる。例えば、ナイロン、ポ
リエステル等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セル
ロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等
が挙げられる。なかでも、ナイロン繊維が睫を長くみ
せ、目元をはっきりさせるといった化粧効果の点で最も
好ましい。本発明に使用される成分(A)の繊維の長さ
は、特に制限されず、使用性、化粧効果の点で決められ
るが、0.1〜5mmが好ましく、0.5〜3mmが更
に好ましい。この範囲であれば、良好な使用性及び睫を
長くみせ、目元をはっきりさせるといった化粧効果の点
で満足のいくものが得られる。また、繊維の太さは、特
に制限されず、使用性、均一な化粧膜の形成の点で決め
られるが、1〜20デニール(以下、単に「D」と示
す。)が好ましく、0.5〜10Dが更に好ましい。こ
の範囲であれば、良好な使用性、均一な化粧膜の形成の
点で満足のいくものが得られる。これらの繊維は、材
質、太さ、長さの異なる1種又は2種以上を用いること
ができる。本発明に使用される成分(A)の繊維の配合
量は0.1〜15質量%(以下、単に「%」と示す。)
が好ましく、1〜10%が更に好ましい。この範囲であ
れば、使用性、及び睫を長くみせ、目元をはっきりさせ
るといった化粧効果の点で満足のいくものが得られる。
本発明に使用される成分(A)の繊維としては、通常化
粧品に使用されるものであれば特に制限されず、いずれ
のものも使用することができる。例えば、ナイロン、ポ
リエステル等の合成繊維、レーヨン等の人造繊維、セル
ロース等の天然繊維、アセテート人絹等の半合成繊維等
が挙げられる。なかでも、ナイロン繊維が睫を長くみ
せ、目元をはっきりさせるといった化粧効果の点で最も
好ましい。本発明に使用される成分(A)の繊維の長さ
は、特に制限されず、使用性、化粧効果の点で決められ
るが、0.1〜5mmが好ましく、0.5〜3mmが更
に好ましい。この範囲であれば、良好な使用性及び睫を
長くみせ、目元をはっきりさせるといった化粧効果の点
で満足のいくものが得られる。また、繊維の太さは、特
に制限されず、使用性、均一な化粧膜の形成の点で決め
られるが、1〜20デニール(以下、単に「D」と示
す。)が好ましく、0.5〜10Dが更に好ましい。こ
の範囲であれば、良好な使用性、均一な化粧膜の形成の
点で満足のいくものが得られる。これらの繊維は、材
質、太さ、長さの異なる1種又は2種以上を用いること
ができる。本発明に使用される成分(A)の繊維の配合
量は0.1〜15質量%(以下、単に「%」と示す。)
が好ましく、1〜10%が更に好ましい。この範囲であ
れば、使用性、及び睫を長くみせ、目元をはっきりさせ
るといった化粧効果の点で満足のいくものが得られる。
【0006】本発明に使用される成分(B)の被膜形成
性エマルションポリマーとしては、通常化粧品に使用さ
れるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用
することができる。例えば、ポリ(メタ)アクリル酸エ
マルションポリマー、(メタ)アクリル酸アルキル共重
合体エマルションポリマー、(メタ)アクリル酸アルキ
ル・スチレン共重合体エマルションポリマー、ポリ酢酸
ビニルエマルションポリマー、シリコーン系ポリマーエ
マルション等が挙げられるが、中でもポリ酢酸ビニルエ
マルションポリマーが使用性、及び睫を太くみせ、目元
をはっきりさせるといった化粧効果の点で最も好まし
い。これらのエマルションポリマーは、必要に応じ、1
種又は2種以上を使用することができる。本発明に使用
される成分(B)の被膜形成性エマルションポリマーの
配合量は、固形分として、0.5〜35%が好ましく、
1〜25%が更に好ましい。この範囲であれば、使用
性、睫を太くみせ、目元をはっきりさせるといった化粧
効果の点で満足のいくものが得られる。
性エマルションポリマーとしては、通常化粧品に使用さ
れるものであれば特に制限されず、いずれのものも使用
することができる。例えば、ポリ(メタ)アクリル酸エ
マルションポリマー、(メタ)アクリル酸アルキル共重
合体エマルションポリマー、(メタ)アクリル酸アルキ
ル・スチレン共重合体エマルションポリマー、ポリ酢酸
ビニルエマルションポリマー、シリコーン系ポリマーエ
マルション等が挙げられるが、中でもポリ酢酸ビニルエ
マルションポリマーが使用性、及び睫を太くみせ、目元
をはっきりさせるといった化粧効果の点で最も好まし
い。これらのエマルションポリマーは、必要に応じ、1
種又は2種以上を使用することができる。本発明に使用
される成分(B)の被膜形成性エマルションポリマーの
配合量は、固形分として、0.5〜35%が好ましく、
1〜25%が更に好ましい。この範囲であれば、使用
性、睫を太くみせ、目元をはっきりさせるといった化粧
効果の点で満足のいくものが得られる。
【0007】本発明に使用される成分(C)の水溶性被
膜形成性樹脂としては、通常化粧品に使用されるもので
あれば特に制限されず、いずれのものも使用することが
できる。例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等が
挙げられるが、中でもビニルピロリドン・酢酸ビニル共
重合体が使用性、及び睫を太くみせ、目元をはっきりさ
せるといった化粧効果の点で最も好ましい。本発明に使
用される成分(C)の水溶性被膜形成性樹脂の配合量
は、0.1〜5%が好ましく、0.5〜2%が更に好ま
しい。この範囲であれば、使用性、睫を太くみせ、目元
をはっきりさせるといった化粧効果の点で満足のいくも
のが得られる。
膜形成性樹脂としては、通常化粧品に使用されるもので
あれば特に制限されず、いずれのものも使用することが
できる。例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体等が
挙げられるが、中でもビニルピロリドン・酢酸ビニル共
重合体が使用性、及び睫を太くみせ、目元をはっきりさ
せるといった化粧効果の点で最も好ましい。本発明に使
用される成分(C)の水溶性被膜形成性樹脂の配合量
は、0.1〜5%が好ましく、0.5〜2%が更に好ま
しい。この範囲であれば、使用性、睫を太くみせ、目元
をはっきりさせるといった化粧効果の点で満足のいくも
のが得られる。
【0008】更に、本発明のマスカラ用下地化粧料にお
いて、成分(D)としてエタノールを用いることによ
り、睫を上にカールし、目元をはっきりさせるといった
化粧効果が格段に向上する。本発明に使用される成分
(D)のエタノールの配合量は、0.05〜30%が好
ましく、この範囲であれば、使用性、及び睫を上にカー
ルし、目元をはっきりさせるといった化粧効果の点で満
足のいくものが得られる。
いて、成分(D)としてエタノールを用いることによ
り、睫を上にカールし、目元をはっきりさせるといった
化粧効果が格段に向上する。本発明に使用される成分
(D)のエタノールの配合量は、0.05〜30%が好
ましく、この範囲であれば、使用性、及び睫を上にカー
ルし、目元をはっきりさせるといった化粧効果の点で満
足のいくものが得られる。
【0009】本発明のマスカラ用下地化粧料には、上記
の構成成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわ
ない範囲において、各種成分を含有することができる。
例えば、油性成分は、剤型の保持やエモリエント感を付
与するために含有することができるが、通常化粧料に用
いられる油分であれば何れのものでもよく、動物油、植
物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体
油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、
ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アル
コール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘
導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、
流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、α−オレフ
ィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチ
レン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワッ
クス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワ
ックス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャート
ロプシュワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ
油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油
脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワ
ックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネー
ト、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソステアリ
ン酸ポリグリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコ
ール、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、コレステ
ロール脂肪酸エステル等のエステル類、ステアリン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリ
ン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の
脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、
ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコー
ル類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサ
ン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキ
サン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性
ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ
素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロ
デカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエー
テル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラ
ノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪
酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキ
システアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム
等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
の構成成分に加え、目的に応じて本発明の効果を損なわ
ない範囲において、各種成分を含有することができる。
例えば、油性成分は、剤型の保持やエモリエント感を付
与するために含有することができるが、通常化粧料に用
いられる油分であれば何れのものでもよく、動物油、植
物油、合成油等の起源、及び、固形油、半固形油、液体
油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、
ロウ類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アル
コール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘
導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。具体的には、
流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、α−オレフ
ィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチ
レン、ポリブテン、パラフィンワックス、セレシンワッ
クス、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレンワ
ックス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャート
ロプシュワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ
油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油
脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラワ
ックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネー
ト、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロ
ピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソステアリ
ン酸ポリグリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコ
ール、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、コレステ
ロール脂肪酸エステル等のエステル類、ステアリン酸、
ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリ
ン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等の
脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、
ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコー
ル類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサ
ン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキ
サン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性
ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ
素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロ
デカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエー
テル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラ
ノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪
酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒドロキ
システアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム
等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
【0010】また、化粧効果を付与するために粉体、例
えば体質顔料、白色顔料、有色顔料、有機粉末、パール
剤、有機色素等が使用可能である。具体的には、タル
ク、マイカ、カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、亜鉛華、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸
化鉄、ナイロン粉末、シルクパウダー、ウレタンパウダ
ー、シリコンパウダー、雲母チタン、タール色素等が挙
げられ、これらの粉体は本発明の効果を妨げない範囲で
一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等
で処理したものも使用することができる。
えば体質顔料、白色顔料、有色顔料、有機粉末、パール
剤、有機色素等が使用可能である。具体的には、タル
ク、マイカ、カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、酸化チタン、亜鉛華、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸
化鉄、ナイロン粉末、シルクパウダー、ウレタンパウダ
ー、シリコンパウダー、雲母チタン、タール色素等が挙
げられ、これらの粉体は本発明の効果を妨げない範囲で
一般油剤、シリコーン油、フッ素化合物、界面活性剤等
で処理したものも使用することができる。
【0011】また、化粧料の安定化や粉体の分散剤等に
界面活性剤が使用できるが、通常化粧料に用いられる界
面活性剤であれば何れのものでもよく、非イオン界面活
性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、
両性界面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤と
しては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのア
ルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコー
ル付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレ
ングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及
びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレング
リコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアル
キレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキ
ル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が
挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば、ス
テアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機
塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン
塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシル
アミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο
−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩
等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例え
ば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールア
ミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式
四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤と
しては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸
型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型
のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用で
きる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−
カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジ
アルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−ト
リアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタ
イン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシ
エチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−
1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾ
リニウムベタイン、レシチン等を挙げられる。
界面活性剤が使用できるが、通常化粧料に用いられる界
面活性剤であれば何れのものでもよく、非イオン界面活
性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、
両性界面活性剤等が挙げられる。非イオン界面活性剤と
しては、例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのア
ルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エス
テル及びそのアルキレングリコール付加物、プロピレン
グリコール脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコー
ル付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレ
ングリコール付加物、ソルビトールの脂肪酸エステル及
びそのアルキレングリコール付加物、ポリアルキレング
リコール脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、グリセリンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアル
キレングリコール付加物、ポリオキシアルキレンアルキ
ル共変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等が
挙げられる。アニオン界面活性剤としては、例えば、ス
テアリン酸、ラウリン酸のような脂肪酸の無機及び有機
塩、アルキルベンゼン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、
α−オレフィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク
酸塩、α−スルホン化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン
塩、N−メチル−N−アルキルタウリン塩、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、N−アシル
アミノ酸塩、N−アシル−N−アルキルアミノ酸塩、ο
−アルキル置換リンゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩
等が挙げられる。カチオン界面活性剤としては、例え
ば、アルキルアミン塩、ポリアミン及びアルカノールア
ミン脂肪酸誘導体、アルキル四級アンモニウム塩、環式
四級アンモニウム塩等が挙げられる。両性界面活性剤と
しては、アミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸
型、硫酸エステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型
のものがあり、人体に対して安全とされるものが使用で
きる。例えば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−
カルボキシルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジ
アルキルアミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−ト
リアルキル−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタ
イン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシ
エチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−
1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾ
リニウムベタイン、レシチン等を挙げられる。
【0012】更に、本発明のマスカラ用下地化粧料に
は、剤型の保持やモイスチュア効果等を付与するため
に、水、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、1、3ーブチレングリコール、ポリエ
チレングリコール等の水性成分、及び塩基性物質、香
料、防腐剤、美容剤、増粘剤等、通常化粧品に配合され
る他の成分を配合することができる。
は、剤型の保持やモイスチュア効果等を付与するため
に、水、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピ
レングリコール、1、3ーブチレングリコール、ポリエ
チレングリコール等の水性成分、及び塩基性物質、香
料、防腐剤、美容剤、増粘剤等、通常化粧品に配合され
る他の成分を配合することができる。
【0013】本発明のマスカラ用下地化粧料の製品剤型
は、特に制限されず、水性型、油性型、油中水型、水中
油型等が挙げられるが、なかでも水をベースにした水中
油型が使用性、及び睫を太く、長くみせ、目元をはっき
りさせるといった化粧効果の点で最も好ましく、形態と
しては、代表的なものとしてクリーム状、ゲル状、液状
が挙げられるが、なかでもクリーム状が好ましく透明、
半透明、不透明のマスカラ用下地化粧料として使用する
ことができる。また、本発明のマスカラ用下地化粧料を
塗布した後に使用するマスカラの剤型は、特に制限され
ず、水性型、油性型、水中油型、油中水型等のいずれの
マスカラにも好適に用いることができる。
は、特に制限されず、水性型、油性型、油中水型、水中
油型等が挙げられるが、なかでも水をベースにした水中
油型が使用性、及び睫を太く、長くみせ、目元をはっき
りさせるといった化粧効果の点で最も好ましく、形態と
しては、代表的なものとしてクリーム状、ゲル状、液状
が挙げられるが、なかでもクリーム状が好ましく透明、
半透明、不透明のマスカラ用下地化粧料として使用する
ことができる。また、本発明のマスカラ用下地化粧料を
塗布した後に使用するマスカラの剤型は、特に制限され
ず、水性型、油性型、水中油型、油中水型等のいずれの
マスカラにも好適に用いることができる。
【0014】
【実施例】以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明す
る。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
る。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0015】実施例1〜4及び比較例1〜5 表1に示す処方のマスカラ用下地化粧料(水中油型)を
調製し、睫に塗布し、その後マスカラを塗布した時の睫
を太くする化粧効果(睫のボリューム効果)、睫を長く
する化粧効果(ロングラッシュ効果)、睫を上にカール
する化粧効果(カール効果)、その化粧効果の持続、塗
布時の化粧のしやすさ(使用性、使用感)、及び仕上が
り膜の均一性について下記の方法により官能評価を行っ
た。その結果もあわせて表1に示す。尚、比較例4、5
に関しては、下地化粧料は用いずにマスカラ1、2につ
いて各評価を行った。
調製し、睫に塗布し、その後マスカラを塗布した時の睫
を太くする化粧効果(睫のボリューム効果)、睫を長く
する化粧効果(ロングラッシュ効果)、睫を上にカール
する化粧効果(カール効果)、その化粧効果の持続、塗
布時の化粧のしやすさ(使用性、使用感)、及び仕上が
り膜の均一性について下記の方法により官能評価を行っ
た。その結果もあわせて表1に示す。尚、比較例4、5
に関しては、下地化粧料は用いずにマスカラ1、2につ
いて各評価を行った。
【0016】
【表1】
【0017】(製法) 実施例1〜4及び比較例1〜3 A.成分(1)〜(4)を混合溶解し、成分(5)〜
(11)を加えて均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。
(11)を加えて均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。
【0018】(評価方法)10名の官能検査パネルによ
り、各試料を下地化粧料として使用し、その上から下記
処方のマスカラ1(水中油型)を使用した際、下記a〜
fについて、(1)絶対評価を用いて7段階に評価し、
各試料ごとの評点の平均値を(2)4段階評価基準を用
いて評価した。尚、評価項目dについては、試料を目元
に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、12時間
後の化粧効果について評価した。尚、比較例3について
は下記処方のマスカラ2(水性型)を使用した。
り、各試料を下地化粧料として使用し、その上から下記
処方のマスカラ1(水中油型)を使用した際、下記a〜
fについて、(1)絶対評価を用いて7段階に評価し、
各試料ごとの評点の平均値を(2)4段階評価基準を用
いて評価した。尚、評価項目dについては、試料を目元
に塗布し、パネルに通常の生活をしてもらい、12時間
後の化粧効果について評価した。尚、比較例3について
は下記処方のマスカラ2(水性型)を使用した。
【0019】マスカラ1 (成分) (%) (1)ステアリン酸 3 (2)パラフィンワックス 5 (3)セスキオレイン酸ソルビタン 2 (4)精製水 47 (5)トリエタノールアミン 2 (6)ポリアクリル酸エステル エマルション(固形分40%) 30 (7)黒酸化鉄 10 (8)防腐剤 1 (製法) A.成分(1)〜(3)を混合溶解し、成分(4)〜
(8)を加え均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。
(8)を加え均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。
【0020】マスカラ2 (成分) (%) (1)カルボキシメチルセルロース 3 (2)精製水 70 (3)水酸化ナトリウム 1 (4)ポリビニルアルコール 5 (5)レーヨン繊維 15 (6)黒酸化鉄 5 (7)防腐剤 1 (製法) A.成分(1)〜(7)を均一に混合溶解する。 B.Aを容器に充填して製品とする。
【0021】(評価項目) a.化粧効果(ボリューム効果) b.化粧効果(ロングラッシュ効果) c.化粧効果(カール効果) d.化粧効果の持続 e.化粧のしやすさ f.仕上がり膜の均一性 (2)4段階評価基準 5点以上 :非常に良好:◎ 3点以上5点未満:良好 :○ 2点以上3点未満:やや不良 :△ 2点未満 :不良 :×
【0022】表1の結果から明らかなように、本発明品
である実施例1〜4のマスカラ用下地化粧料を用いた場
合は、比較例1〜5に比較し、目元をはっきりさせると
いう化粧効果及びその持続性、化粧のしやすさ、仕上が
り膜の均一性のすべての点ではるかに優れた特性を有し
ていることがわかる。特に、本発明のマスカラ用下地化
粧料は、目元をきわだたせるといった化粧効果に優れ、
またその化粧効果が持続し、化粧がしやすく、仕上がり
膜の均一性に優れたものである。一方、繊維、及び水溶
性被膜形成性樹脂の配合されていない比較例1では、化
粧効果(ロングラッシュ効果及びボリューム効果)の点
で満足のいくものが得られず、被膜形成性エマルション
ポリマーの配合されていない比較例2では、化粧効果
(ボリューム効果)及びその持続の点で満足のいくもの
が得られなかった。また、比較例3では、マスカラに繊
維を多量配合したものを用いたが、化粧効果及びその持
続の点で満足のいくものが得られなかった。
である実施例1〜4のマスカラ用下地化粧料を用いた場
合は、比較例1〜5に比較し、目元をはっきりさせると
いう化粧効果及びその持続性、化粧のしやすさ、仕上が
り膜の均一性のすべての点ではるかに優れた特性を有し
ていることがわかる。特に、本発明のマスカラ用下地化
粧料は、目元をきわだたせるといった化粧効果に優れ、
またその化粧効果が持続し、化粧がしやすく、仕上がり
膜の均一性に優れたものである。一方、繊維、及び水溶
性被膜形成性樹脂の配合されていない比較例1では、化
粧効果(ロングラッシュ効果及びボリューム効果)の点
で満足のいくものが得られず、被膜形成性エマルション
ポリマーの配合されていない比較例2では、化粧効果
(ボリューム効果)及びその持続の点で満足のいくもの
が得られなかった。また、比較例3では、マスカラに繊
維を多量配合したものを用いたが、化粧効果及びその持
続の点で満足のいくものが得られなかった。
【0023】 実施例5 マスカラ用下地化粧料(水性型) (成分) (%) (1)メチルセルロース 1.5 (2)精製水 65.3 (3)美容剤(アロエエキス) 0.1 (4)防腐剤 0.1 (5)ポリビニルアルコール 10 (6)アクリル酸アルキル・スチレン 共重合体エマルションポリマー *1 20 (7)レーヨン繊維(3D、1mm) 3 *1:固形分40% (製法) A.成分(1)〜(5)を混合溶解し、成分(6)〜
(7)を加え均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。 以上のようにして得られたマスカラ用下地化粧料は、水
性型、油性型、水中油型、油中水型いずれのマスカラを
用いた場合にも目元をはっきりさせるといった化粧効
果、及びその持続性に優れ、使用性、使用感もよく、化
粧膜の均一性に優れたものであった。
(7)を加え均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。 以上のようにして得られたマスカラ用下地化粧料は、水
性型、油性型、水中油型、油中水型いずれのマスカラを
用いた場合にも目元をはっきりさせるといった化粧効
果、及びその持続性に優れ、使用性、使用感もよく、化
粧膜の均一性に優れたものであった。
【0024】 実施例6 マスカラ用下地化粧料(油中水型) (成分) (%) (1)軽質流動イソパラフィン 68.8 (2)有機変性ベントナイト 5 (3)精製水 10 (4)ポリビニルピロリドン 1 (5)美容剤(加水分解ケラチン) 0.1 (6)防腐剤 0.1 (7)ポリアクリル酸アルキル エマルションポリマー *2 10 (8)ポリエステル繊維(10D、5mm) 5 *2:固形分45% (製法) A.成分(1)〜(2)を混合溶解し、成分(3)〜
(8)を加えて均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。 以上のようにして得られたマスカラ用下地化粧料は、水
性型、油性型、水中油型、油中水型いずれのマスカラを
用いた場合にも目元をはっきりさせるといった化粧効
果、及びその持続性に優れ、使用性、使用感も良く、化
粧膜の均一性に優れたものであった。
(8)を加えて均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品とする。 以上のようにして得られたマスカラ用下地化粧料は、水
性型、油性型、水中油型、油中水型いずれのマスカラを
用いた場合にも目元をはっきりさせるといった化粧効
果、及びその持続性に優れ、使用性、使用感も良く、化
粧膜の均一性に優れたものであった。
【0025】
【発明の効果】本発明のマスカラ用下地化粧料は、マス
カラを塗布する前に睫に塗布することによりマスカラを
用いた時に、より睫を太く、長くみせ、上にカールする
ことができ、目元をはっきりとさせるといった化粧効
果、及びその持続性に優れ、かつ使用性、使用感におい
て化粧がしやすく、化粧膜の均一性をあわせ持ち、経時
安定性にも優れるものである。
カラを塗布する前に睫に塗布することによりマスカラを
用いた時に、より睫を太く、長くみせ、上にカールする
ことができ、目元をはっきりとさせるといった化粧効
果、及びその持続性に優れ、かつ使用性、使用感におい
て化粧がしやすく、化粧膜の均一性をあわせ持ち、経時
安定性にも優れるものである。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AB032 AB172 AB232 AB442 AC012 AC072 AC101 AC102 AC242 AC442 AC542 AD011 AD072 AD092 AD112 AD262 AD272 AD442 CC14 DD32 DD33 EE01 EE06 EE07 EE10 FF05
Claims (4)
- 【請求項1】 次の成分(A)、(B)及び(C) (A)繊維 (B)被膜形成性エマルションポリマー (C)水溶性被膜形成性樹脂 を含有することを特徴とするマスカラ用下地化粧料。
- 【請求項2】 成分(A)の繊維を0.1〜15質量
%、成分(B)の被膜形成性エマルションポリマーを固
形分として0.5〜35質量%、及び成分(C)の水溶
性被膜形成性樹脂を0.1〜5質量%含有することを特
徴とする請求項1記載のマスカラ用下地化粧料。 - 【請求項3】 マスカラ用下地化粧料が水中油型化粧料
であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載
のマスカラ用下地化粧料。 - 【請求項4】 更に、成分(D)エタノールを含有する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のマス
カラ用下地化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139905A JP2001322913A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | マスカラ用下地化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000139905A JP2001322913A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | マスカラ用下地化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001322913A true JP2001322913A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=18647274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000139905A Pending JP2001322913A (ja) | 2000-05-12 | 2000-05-12 | マスカラ用下地化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001322913A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004073662A1 (en) * | 2003-02-24 | 2004-09-02 | Booth, Kathryn | Mascara reconditioner |
JP2005247730A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 油性睫毛用化粧料 |
JP2009235029A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Kose Corp | 水中油型睫用化粧料 |
JP2011046656A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Shiseido Co Ltd | マスカラ下地化粧料 |
JP2014097953A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Kao Corp | まつ毛化粧料 |
-
2000
- 2000-05-12 JP JP2000139905A patent/JP2001322913A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004073662A1 (en) * | 2003-02-24 | 2004-09-02 | Booth, Kathryn | Mascara reconditioner |
JP2005247730A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Nippon Menaade Keshohin Kk | 油性睫毛用化粧料 |
JP2009235029A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Kose Corp | 水中油型睫用化粧料 |
JP2011046656A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Shiseido Co Ltd | マスカラ下地化粧料 |
JP2014097953A (ja) * | 2012-11-14 | 2014-05-29 | Kao Corp | まつ毛化粧料 |
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