もの‐いい〔‐いひ〕【物言い】
物言い
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 20:22 UTC 版)
勝負審判は、勝負の判定を正しくし、公平に決定する責任があるから、行司の軍配に異議を感じた場合は、直ちに速かに、「異議あり」の意思表示(物言い)をして、 協議に入らねばならない。控え力士から物言いがあった場合は、勝負審判はそれを取り上げ協議しなければならない。判定については審判5人による多数決で、見えていない場合は「見えていない」と表明して、評決に参加しないこともできる。行司は意見は述べられるが評決には参加できない。審判委員は一門の利益代表ではないが、一門の力士が絡んだ判定の場合には意見の強く押し通せる審判の声が通る場合もある。行司は「反則勝ち」「同体」の軍配をあげることができないため、実際に反則があったり同体であったりしても物言いがなければそのままとなる。 協議の際には審判長はビデオ室に控える親方の意見も参考にし、土俵上の各審判に伝える。正面の位置に座る審判が審判長となり、物言いの協議に際し、最終的に判定を裁決する。審判長は十両土俵入りまでは審判委員の一人が務め、それ以降は審判部長もしくは審判部副部長が務める。
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「物言い」の例文・使い方・用例・文例
- そんな物言いに、山田が思わず声を張り上げる
- 物腰[態度, 物言い]の優美さ.
- あの人はまったく奇妙な物言いをする.
- その一番は物言いがついた.
- 彼は物言いがていねいだ
- 物言いが乱暴だ
- 物言いをつける
- 相撲に物言いがついた
- 無遠慮な物言いをし、まっすぐに撃つこと
- 自己風刺ときつい物言いで彼らの核となる分野をこき下ろした
- 巧みな物言いで人をだますこと
- あきれた物言い
- その人にふさわしくない大きな物言いの内容
- 憎らしい物言い
- 儀式ばった態度や物言い
- 彼女はたびたび上流社会でよそ者のように扱われ,夫でさえ彼女の率直な物言いを批判するのだ。
物言いと同じ種類の言葉
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