じょうび‐はいすいりょう〔ジヤウビハイスイリヤウ〕【常備排水量】
常備排水量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/27 04:09 UTC 版)
常備排水量(英: normal load displacement)は、乗員と弾薬は定数を、また燃料・真水・糧食などの消耗品は3分の2を搭載した状態の排水量。戦場(目的地)に到着したときの状態を想定したものである。ワシントン条約締結以前は、これを排水量の標準として使用する国が多かった。 イギリスではかつて積載排水量と、また大日本帝国海軍では公試排水量と称していた。なお大日本帝国海軍の場合、大正時代末期までは、公試排水量とは別に、弾薬3/4、燃料1/4、水1/2の搭載状態を常備排水量として定義していた。
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