内陣・周歩廊・後陣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 04:51 UTC 版)
「リバーサイド教会」の記事における「内陣・周歩廊・後陣」の解説
内陣は身廊の北に位置しており、身廊より数段上がったところにある。20個のクワットレフォイル(英語版)が彫られた石灰岩の手摺が内陣と身廊を分けている。西側には木製の天蓋付きの講壇が置かれている。内陣の中央床面にはシャルトル大聖堂の同様のデザインから着想を得た3種類の大理石で構成された迷宮があり、迷宮の両脇には詩篇の内容が刻まれたオーク材で作られた4列の聖歌隊席がある。聖歌隊席の更に奥にはオルガンが設置されている。中央奥にはカーン石(英語版)で作られた聖餐台があり、その後ろに浸礼のプールがある。 内陣の壁面は7つのベイに分かれており、それぞれが身廊と同じくアーチ、トリフォリウム、ランセット窓・バラ窓の3層構造となっている。なお、これらは身廊の各層よりも数フィート高いところにある。また、中央の3つのベイの最下層は3層目と同じ2つのランセット窓とその上部にバラ窓のある構造となっている。内陣の周りの柱は高窓より上部で収束し、内陣と周歩廊の上に後陣を作っている。
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