サスペンション / ダンパー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 13:52 UTC 版)
「シトロエン・メアリ」の記事における「サスペンション / ダンパー」の解説
2CVと同様に前輪がリーディングアーム、後輪がトレーリングアームによる四輪独立懸架であり、前後のサスアームからのロッドがサスシリンダー内の横置き(前後方向に水平配置)コイルスプリングを圧縮する。従って、この力は前後でサスシリンダーを引き合っている。このサスペンションシリンダーはシャシに半浮動固定されているので、前輪と後輪の動きは互いに影響し合う2CVと同様の前後関連懸架である。 この関連する動きにより、サスペンション・スプリングは単純に考えても2倍に柔らかくなり、車重の軽い車に適しているが、平坦路の走行時に前後のバネが同時に伸縮を繰り返し、車体が上下に連続運動(バウンシング)し続ける欠点を持っている。 4輪に慣性ダンパーを装備し、その他、前輪に摩擦ダンパー、後輪にテレスコピック式油圧ダンパーを装備している。
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