JPH10325918A - ズームレンズ装置 - Google Patents
ズームレンズ装置Info
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- JPH10325918A JPH10325918A JP9135506A JP13550697A JPH10325918A JP H10325918 A JPH10325918 A JP H10325918A JP 9135506 A JP9135506 A JP 9135506A JP 13550697 A JP13550697 A JP 13550697A JP H10325918 A JPH10325918 A JP H10325918A
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- lens
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Abstract
(57)【要約】
【課題】レンズ装置側にユーザー設定機能を持たせ、ズ
ーム作動範囲などユーザーの好みに合わせた操作環境を
設定できるズームレンズ装置を提供する。 【解決手段】ズーム作動範囲や最高速度等のレンズ制御
に関する設定情報をパソコン等の書き込み装置６２を介
して入力し、このユーザ設定情報を記憶装置５６のユー
ザーデータ格納部５８に記憶する。そして、ＣＰＵ４０
は、記憶装置５６に記憶された設定情報及びコントロー
ラ３６から入力する指令信号に基づいて各種駆動手段３
４、４４、４８、５２を駆動制御する制御信号を出力
し、設定内容に適合したレンズ動作を行う。また、記憶
装置５６の初期データ格納部６０に工場の出荷時の標準
設定データ（初期データ）を記憶しておき、設定選択装
置６４の選択操作に応じてユーザ設定と初期設定とを切
り替え可能にする。
ーム作動範囲などユーザーの好みに合わせた操作環境を
設定できるズームレンズ装置を提供する。 【解決手段】ズーム作動範囲や最高速度等のレンズ制御
に関する設定情報をパソコン等の書き込み装置６２を介
して入力し、このユーザ設定情報を記憶装置５６のユー
ザーデータ格納部５８に記憶する。そして、ＣＰＵ４０
は、記憶装置５６に記憶された設定情報及びコントロー
ラ３６から入力する指令信号に基づいて各種駆動手段３
４、４４、４８、５２を駆動制御する制御信号を出力
し、設定内容に適合したレンズ動作を行う。また、記憶
装置５６の初期データ格納部６０に工場の出荷時の標準
設定データ（初期データ）を記憶しておき、設定選択装
置６４の選択操作に応じてユーザ設定と初期設定とを切
り替え可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズ装置に
係り、特に、放送用テレビカメラ等に使用されるズーム
レンズ装置に関する。
係り、特に、放送用テレビカメラ等に使用されるズーム
レンズ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】放送用テレビカメラに用いられるズーム
レンズ装置はコントローラと着脱自在に接続され、外部
操作に応じてコントローラから出力される制御信号に基
づいて、アイリス、ズーム、フォーカス等の動作が制御
される。近年、このコントローラにズームの作動範囲の
制限設定ボリュームつまみやズームスピード可変ダイヤ
ルを設け、コントローラ側でズームの作動範囲の制限や
動き方といった操作環境をユーザーの好みに合わせて設
定できるものも提案されている。
レンズ装置はコントローラと着脱自在に接続され、外部
操作に応じてコントローラから出力される制御信号に基
づいて、アイリス、ズーム、フォーカス等の動作が制御
される。近年、このコントローラにズームの作動範囲の
制限設定ボリュームつまみやズームスピード可変ダイヤ
ルを設け、コントローラ側でズームの作動範囲の制限や
動き方といった操作環境をユーザーの好みに合わせて設
定できるものも提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ズームレンズ装置では、ズーム等の作動範囲の設定手段
がコントローラ側に設けられており、コントローラを取
り換える毎にそれぞれのコントローラで新たに設定作業
を行わねばならず煩雑であった。また、上述のようなユ
ーザー設定を行うためには、設定手段を具備した特別の
レンズコントローラを用いなければならないという問題
がある。
ズームレンズ装置では、ズーム等の作動範囲の設定手段
がコントローラ側に設けられており、コントローラを取
り換える毎にそれぞれのコントローラで新たに設定作業
を行わねばならず煩雑であった。また、上述のようなユ
ーザー設定を行うためには、設定手段を具備した特別の
レンズコントローラを用いなければならないという問題
がある。
【０００４】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、レンズ側にユーザー設定機能を持たせ、現状の
コントローラを変更することなく、ユーザーの好みに合
わせた操作環境を設定できるズームレンズ装置を提供す
ることを目的とする。
もので、レンズ側にユーザー設定機能を持たせ、現状の
コントローラを変更することなく、ユーザーの好みに合
わせた操作環境を設定できるズームレンズ装置を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
する為に、フォーカスレンズ群を駆動するフォーカス駆
動手段、ズームレンズ群を駆動するズーム駆動手段、ア
イリスを駆動するアイリス駆動手段、及びエクステンダ
ーレンズを駆動するエクステンダー駆動手段のうちの少
なくとも一つの駆動手段を有し、コントローラの操作部
材の操作に応じてコントローラから出力される指令信号
に基づいて前記駆動手段が駆動されズーム、フォーカ
ス、アイリス等のレンズ動作が行われるズームレンズ装
置において、レンズ動作の制御に関する設定情報を入力
する入力手段と、前記入力手段からの入力された設定情
報を記憶する記憶手段と、コントローラからの指令信号
が入力されると、前記記憶手段に記憶された設定情報に
従って前記駆動手段を駆動制御してレンズ動作を行う制
御手段と、を備えたことを特徴としている。
する為に、フォーカスレンズ群を駆動するフォーカス駆
動手段、ズームレンズ群を駆動するズーム駆動手段、ア
イリスを駆動するアイリス駆動手段、及びエクステンダ
ーレンズを駆動するエクステンダー駆動手段のうちの少
なくとも一つの駆動手段を有し、コントローラの操作部
材の操作に応じてコントローラから出力される指令信号
に基づいて前記駆動手段が駆動されズーム、フォーカ
ス、アイリス等のレンズ動作が行われるズームレンズ装
置において、レンズ動作の制御に関する設定情報を入力
する入力手段と、前記入力手段からの入力された設定情
報を記憶する記憶手段と、コントローラからの指令信号
が入力されると、前記記憶手段に記憶された設定情報に
従って前記駆動手段を駆動制御してレンズ動作を行う制
御手段と、を備えたことを特徴としている。
【０００６】本発明によれば、入力手段によりレンズ動
作の制御に関する設定情報を入力すると、その設定情報
は記憶手段に記憶され、コントローラの外部操作に応じ
たレンズ動作の際に前記設定情報が参照される。このよ
うに、レンズ装置側にユーザー設定機能を設けたので、
コントローラとは無関係に所望の制御環境を設定するこ
とができる。
作の制御に関する設定情報を入力すると、その設定情報
は記憶手段に記憶され、コントローラの外部操作に応じ
たレンズ動作の際に前記設定情報が参照される。このよ
うに、レンズ装置側にユーザー設定機能を設けたので、
コントローラとは無関係に所望の制御環境を設定するこ
とができる。
【０００７】ユーザーが設定する事項としては、例え
ば、ズーム作動範囲、ズーム速度、フォーカス作動範
囲、フォーカス速度、アイリス作動範囲、アイリス速
度、コントローラの操作部材の操作方向に対する動作方
向の指定、エクステンダー選択ボタンの優先順位の指
定、及びエクステンダーの切替速度等がある。また、レ
ンズ動作の制御に関する初期設定情報を第２の記憶手段
に格納しておき、前記記憶手段に記憶した設定情報と前
記第２の記憶手段に格納した初期設定情報のうち、使用
する設定情報を選択手段の選択操作に応じて切り替える
ようにしてもよい。
ば、ズーム作動範囲、ズーム速度、フォーカス作動範
囲、フォーカス速度、アイリス作動範囲、アイリス速
度、コントローラの操作部材の操作方向に対する動作方
向の指定、エクステンダー選択ボタンの優先順位の指
定、及びエクステンダーの切替速度等がある。また、レ
ンズ動作の制御に関する初期設定情報を第２の記憶手段
に格納しておき、前記記憶手段に記憶した設定情報と前
記第２の記憶手段に格納した初期設定情報のうち、使用
する設定情報を選択手段の選択操作に応じて切り替える
ようにしてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るズームレンズ装置の好ましい実施の形態について詳説
する。図１には本発明に係るズームレンズ装置を放送用
のテレビカメラに適用した例が示されている。ズームレ
ンズ装置１０の光学系は、撮影光軸Ｌの前方（図中左
側）から、フォーカスレンズ１２、バリエータレンズ１
４、コンペンセータレンズ１５、アイリス１６、フォロ
ントリレー１８、エクステンダー２０、及びリアリレー
２２が順に配置されて構成される。尚、各レンズ群は図
１では簡略化して示してあるが１枚又は複数枚のレンズ
で構成される。
るズームレンズ装置の好ましい実施の形態について詳説
する。図１には本発明に係るズームレンズ装置を放送用
のテレビカメラに適用した例が示されている。ズームレ
ンズ装置１０の光学系は、撮影光軸Ｌの前方（図中左
側）から、フォーカスレンズ１２、バリエータレンズ１
４、コンペンセータレンズ１５、アイリス１６、フォロ
ントリレー１８、エクステンダー２０、及びリアリレー
２２が順に配置されて構成される。尚、各レンズ群は図
１では簡略化して示してあるが１枚又は複数枚のレンズ
で構成される。
【０００９】ズームレンズ装置１０を通過した被写体光
は、テレビカメラ２４の色分解プリズム２６を介して３
枚のＣＣＤ２８、３０、３２に結像される。各ＣＣＤ２
８、３０、３２において光電変換された被写体像の画像
信号は図示しない信号処理回路を介して、ビューファイ
ンダーやビデオ信号出力端子等へと送出される。フォー
カスレンズ１２を駆動するフォーカス駆動手段３４は、
図示せぬフォーカスモータを含み、コントローラ３６の
フォーカスデマンドの操作に応じて中央処理装置（ＣＰ
Ｕ）４０から出力される制御信号に基づいて駆動制御さ
れる。フォーカス駆動手段３４の駆動力がフォーカスレ
ンズ１２に伝達されると、フォーカスレンズ１２が撮影
光軸Ｌに沿って前後移動し、フォーカス調整が行われ
る。
は、テレビカメラ２４の色分解プリズム２６を介して３
枚のＣＣＤ２８、３０、３２に結像される。各ＣＣＤ２
８、３０、３２において光電変換された被写体像の画像
信号は図示しない信号処理回路を介して、ビューファイ
ンダーやビデオ信号出力端子等へと送出される。フォー
カスレンズ１２を駆動するフォーカス駆動手段３４は、
図示せぬフォーカスモータを含み、コントローラ３６の
フォーカスデマンドの操作に応じて中央処理装置（ＣＰ
Ｕ）４０から出力される制御信号に基づいて駆動制御さ
れる。フォーカス駆動手段３４の駆動力がフォーカスレ
ンズ１２に伝達されると、フォーカスレンズ１２が撮影
光軸Ｌに沿って前後移動し、フォーカス調整が行われ
る。
【００１０】また、フォーカスレンズ１２の位置を検出
するポテンショメータ４２が設けられ、該ポテンショメ
ータ４２の検出信号は図示せぬＡ／Ｄ変換器を介してＣ
ＰＵ４０に通知される。バリエータレンズ１４及びコン
ペンセータレンズ１５は、図示せぬズームカム筒のカム
溝に係合され、このズームカム筒はズーム駆動手段４４
の駆動力で回転駆動される。ズーム駆動手段４４は図示
せぬズームモータを含み、コントローラ３６のズーム操
作部材の操作に応じてＣＰＵ４０から出力される制御信
号に基づいて駆動制御される。
するポテンショメータ４２が設けられ、該ポテンショメ
ータ４２の検出信号は図示せぬＡ／Ｄ変換器を介してＣ
ＰＵ４０に通知される。バリエータレンズ１４及びコン
ペンセータレンズ１５は、図示せぬズームカム筒のカム
溝に係合され、このズームカム筒はズーム駆動手段４４
の駆動力で回転駆動される。ズーム駆動手段４４は図示
せぬズームモータを含み、コントローラ３６のズーム操
作部材の操作に応じてＣＰＵ４０から出力される制御信
号に基づいて駆動制御される。
【００１１】ズームカム筒が回転すると、カム溝の作用
でバリエータレンズ１４とコンペンセータレンズ１５が
撮影光軸Ｌに沿って互いに近づく方向、及び離れる方向
に移動し、倍率調整が行われる。また、ズーム位置に対
応するズームカム筒の回動量を検出するポテンショメー
タ４６が設けられ、該ポテンショメータ４６の検出信号
は図示せぬＡ／Ｄ変換器を介してＣＰＵ４０に通知され
る。
でバリエータレンズ１４とコンペンセータレンズ１５が
撮影光軸Ｌに沿って互いに近づく方向、及び離れる方向
に移動し、倍率調整が行われる。また、ズーム位置に対
応するズームカム筒の回動量を検出するポテンショメー
タ４６が設けられ、該ポテンショメータ４６の検出信号
は図示せぬＡ／Ｄ変換器を介してＣＰＵ４０に通知され
る。
【００１２】アイリス１６を駆動するアイリス駆動手段
４８は、図示せぬアイリスモータを含み、コントローラ
３６のアイリス操作部材の操作に応じてＣＰＵ４０から
出力される制御信号に基づいて駆動制御される。アイリ
ス駆動手段４８の駆動力がアイリス羽根に伝達される
と、絞り孔が拡縮されアイリス調整が行われる。また、
アイリスポジションを検出するポテンショメータ５０が
設けられ、該ポテンショメータ５０の検出信号は図示せ
ぬＡ／Ｄ変換器を介してＣＰＵ４０に通知される。
４８は、図示せぬアイリスモータを含み、コントローラ
３６のアイリス操作部材の操作に応じてＣＰＵ４０から
出力される制御信号に基づいて駆動制御される。アイリ
ス駆動手段４８の駆動力がアイリス羽根に伝達される
と、絞り孔が拡縮されアイリス調整が行われる。また、
アイリスポジションを検出するポテンショメータ５０が
設けられ、該ポテンショメータ５０の検出信号は図示せ
ぬＡ／Ｄ変換器を介してＣＰＵ４０に通知される。
【００１３】エクステンダー２０は、例えば、標準（×
１）、２倍（×２）、３倍（×３）の３種類が用意さ
れ、エクステンダー駆動手段５２の駆動力が伝達される
と、エクステンダー２０の保持板（不図示）が回動し、
所望の倍率のエクステンダーレンズを撮影光軸Ｌ内に進
出及び退避させる。エクステンダー駆動手段５２は、図
示せぬエクステンダーモータを含み、コントローラ３６
のエクステンダー選択ボタン（不図示）の押圧の操作に
応じてＣＰＵ４０から出力される制御信号に基づいて駆
動制御される。また、エクステンダー２０の倍率を検出
するセンサ５４が設けられ、該センサ５４の検出信号は
ＣＰＵ４０に通知される。
１）、２倍（×２）、３倍（×３）の３種類が用意さ
れ、エクステンダー駆動手段５２の駆動力が伝達される
と、エクステンダー２０の保持板（不図示）が回動し、
所望の倍率のエクステンダーレンズを撮影光軸Ｌ内に進
出及び退避させる。エクステンダー駆動手段５２は、図
示せぬエクステンダーモータを含み、コントローラ３６
のエクステンダー選択ボタン（不図示）の押圧の操作に
応じてＣＰＵ４０から出力される制御信号に基づいて駆
動制御される。また、エクステンダー２０の倍率を検出
するセンサ５４が設けられ、該センサ５４の検出信号は
ＣＰＵ４０に通知される。
【００１４】コントローラ３６は、外部操作に応じてズ
ーム、フォーカス、アイリス、エクステンダー等の動作
を指令する信号（指令信号）をＣＰＵ４０に出力する手
段である。同図にはコントローラ３６の構成について詳
しくは図示されていないが、コントローラのズーム制御
部は、ズームのテレ／ワイドの方向、及びズーム速度を
指令するズーム操作部材を有し、ズーム操作部材の操作
に応じた指令信号をＣＰＵ４０に出力する。
ーム、フォーカス、アイリス、エクステンダー等の動作
を指令する信号（指令信号）をＣＰＵ４０に出力する手
段である。同図にはコントローラ３６の構成について詳
しくは図示されていないが、コントローラのズーム制御
部は、ズームのテレ／ワイドの方向、及びズーム速度を
指令するズーム操作部材を有し、ズーム操作部材の操作
に応じた指令信号をＣＰＵ４０に出力する。
【００１５】同様に、コントローラ３６のフォーカス制
御部及びアイリス制御部は、それぞれ、フォーカス操作
部材、アイリス操作部材を有し、各操作部材の操作に応
じた指令信号をＣＰＵ４０に出力する。また、エクステ
ンダー制御部は、エクステンダーの倍率を選択するエク
ステンダー選択ボタン及び設定画面を表示させる設定表
示ボタン（ＰＪボタン）を有し、ボタン操作に応じた指
令信号をＣＰＵ４０に出力する。
御部及びアイリス制御部は、それぞれ、フォーカス操作
部材、アイリス操作部材を有し、各操作部材の操作に応
じた指令信号をＣＰＵ４０に出力する。また、エクステ
ンダー制御部は、エクステンダーの倍率を選択するエク
ステンダー選択ボタン及び設定画面を表示させる設定表
示ボタン（ＰＪボタン）を有し、ボタン操作に応じた指
令信号をＣＰＵ４０に出力する。
【００１６】ＣＰＵ４０はコントローラ３６から入力す
る指令信号に基づいて、前記ズーム駆動手段３４等の各
駆動手段（３４、４４、４８、５２）の動作を制御す
る。このとき、ＣＰＵ４０は、記憶装置５６に記憶され
た設定データを参照し、その設定に応じた制御信号を上
記各駆動手段に出力する。記憶装置５６は、ユーザーが
設定したデータ（ユーザーデータ）を記憶するユーザー
データ格納部５８と、工場の出荷時に設定されたデータ
（初期データ）を記憶する初期データ格納部６０とを有
している。
る指令信号に基づいて、前記ズーム駆動手段３４等の各
駆動手段（３４、４４、４８、５２）の動作を制御す
る。このとき、ＣＰＵ４０は、記憶装置５６に記憶され
た設定データを参照し、その設定に応じた制御信号を上
記各駆動手段に出力する。記憶装置５６は、ユーザーが
設定したデータ（ユーザーデータ）を記憶するユーザー
データ格納部５８と、工場の出荷時に設定されたデータ
（初期データ）を記憶する初期データ格納部６０とを有
している。
【００１７】ユーザーが設定できる内容としては、例え
ば、ズームの作動範囲、ズーム速度、ズーム動作の最高
速度、ズーム動作の最低速度、フォーカスの作動範囲、
フォーカス速度、アイリスの作動範囲、アイリス速度、
フォーカスリング（操作部材）の操作方向に対するフォ
ーカスの作動方向の設定、操作部材の操作量に対してリ
ニアに作動させるか又は対数的に作動させるかという動
き方の設定、エクステンダー選択ボタンの優先順位の設
定、エクステンダーの選択を常に後押し優先とすること
の可否、エクステンダーの切替速度等がある。
ば、ズームの作動範囲、ズーム速度、ズーム動作の最高
速度、ズーム動作の最低速度、フォーカスの作動範囲、
フォーカス速度、アイリスの作動範囲、アイリス速度、
フォーカスリング（操作部材）の操作方向に対するフォ
ーカスの作動方向の設定、操作部材の操作量に対してリ
ニアに作動させるか又は対数的に作動させるかという動
き方の設定、エクステンダー選択ボタンの優先順位の設
定、エクステンダーの選択を常に後押し優先とすること
の可否、エクステンダーの切替速度等がある。
【００１８】ユーザーは、パソコン等の書き込み装置６
２を介して上述の各種設定データを記憶装置５６のユー
ザーデータ格納部５８に入力する。設定データの入力
（書き込み）方法としては、パソコンの画面で所望のデ
ータを作成し、そのデータを記録したＰＣカード等をズ
ームレンズ装置１０に差し込むようにしてもよい。ま
た、パソコンとズームレンズ装置１０とをケーブルで接
続し、パソコンで作成したデータをケーブルを介してズ
ームレンズ装置１０に直接入力するようにしてもよい。
更に、書き込み装置６２の態様としては、パソコン以外
に、書き込み用スイッチボックスを用い、コントローラ
３６を使用しながら、ズームの作動範囲やズーム最高速
度等を順次設定していくことも考えられる。
２を介して上述の各種設定データを記憶装置５６のユー
ザーデータ格納部５８に入力する。設定データの入力
（書き込み）方法としては、パソコンの画面で所望のデ
ータを作成し、そのデータを記録したＰＣカード等をズ
ームレンズ装置１０に差し込むようにしてもよい。ま
た、パソコンとズームレンズ装置１０とをケーブルで接
続し、パソコンで作成したデータをケーブルを介してズ
ームレンズ装置１０に直接入力するようにしてもよい。
更に、書き込み装置６２の態様としては、パソコン以外
に、書き込み用スイッチボックスを用い、コントローラ
３６を使用しながら、ズームの作動範囲やズーム最高速
度等を順次設定していくことも考えられる。
【００１９】また、書き込み装置６２を介して記憶装置
５６に記憶されたユーザーデータと、初期データ格納部
６０に記憶された初期データとのうち、実際の制御に反
映させる設定データを選択するための設定選択装置６４
が設けられている。設定選択装置６４は、図示せぬスイ
ッチ手段を有し、スイッチ手段の操作に応じてユーザー
設定と初期設定との何れの設定を利用するかを示す選択
信号をＣＰＵ４０に出力する。
５６に記憶されたユーザーデータと、初期データ格納部
６０に記憶された初期データとのうち、実際の制御に反
映させる設定データを選択するための設定選択装置６４
が設けられている。設定選択装置６４は、図示せぬスイ
ッチ手段を有し、スイッチ手段の操作に応じてユーザー
設定と初期設定との何れの設定を利用するかを示す選択
信号をＣＰＵ４０に出力する。
【００２０】ＣＰＵ４０は、設定選択装置６４から入力
する選択信号に応じて前記記憶装置５６からユーザーデ
ータ又は初期データの何れかを読み出し、設定手段のセ
ットを行う。次に、上記の如く構成されたズームレンズ
装置の作用について図２に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。
する選択信号に応じて前記記憶装置５６からユーザーデ
ータ又は初期データの何れかを読み出し、設定手段のセ
ットを行う。次に、上記の如く構成されたズームレンズ
装置の作用について図２に示すフローチャートを参照し
ながら説明する。
【００２１】先ず、テレビカメラ２４の主電源をＯＮに
してＣＰＵ４０による各種処理を開始する（ステップＳ
１０）。そして、書き込み装置６２を介して入力される
ユーザーデータ（ユーザー設定情報）を記憶装置５６の
ユーザーデータ格納部５８に記憶する（ステップＳ１
２）。このユーザー設定の書き込み工程は、設定変更時
など必要な場合に行われるものであり、ユーザーデータ
に変更がない場合省略される。
してＣＰＵ４０による各種処理を開始する（ステップＳ
１０）。そして、書き込み装置６２を介して入力される
ユーザーデータ（ユーザー設定情報）を記憶装置５６の
ユーザーデータ格納部５８に記憶する（ステップＳ１
２）。このユーザー設定の書き込み工程は、設定変更時
など必要な場合に行われるものであり、ユーザーデータ
に変更がない場合省略される。
【００２２】次いで、設定選択装置６４で選択された設
定選択情報が読み込まれ（ステップＳ１４）、記憶装置
５６に記憶したユーザ設定情報を使用するか否を判別さ
れる（ステップＳ１６）。ステップＳ１６の判別の結
果、ユーザー設定を使用する場合には、記憶装置５６の
ユーザーデータ格納部５８からユーザデータを読み出し
（ステップＳ１８）、そのユーザー設定情報に基づいて
ズーム、フォーカス、アイリス、エクステンダー（ＥＸ
Ｔ．）の各設定手段のセットを行う（ステップＳ２
０）。こうして、制御環境の設定処理が終了し（ステッ
プＳ２４）、以後、コントローラから入力する指令信号
に基づき、前述のユーザー設定に合致したレンズ動作制
御を行う。
定選択情報が読み込まれ（ステップＳ１４）、記憶装置
５６に記憶したユーザ設定情報を使用するか否を判別さ
れる（ステップＳ１６）。ステップＳ１６の判別の結
果、ユーザー設定を使用する場合には、記憶装置５６の
ユーザーデータ格納部５８からユーザデータを読み出し
（ステップＳ１８）、そのユーザー設定情報に基づいて
ズーム、フォーカス、アイリス、エクステンダー（ＥＸ
Ｔ．）の各設定手段のセットを行う（ステップＳ２
０）。こうして、制御環境の設定処理が終了し（ステッ
プＳ２４）、以後、コントローラから入力する指令信号
に基づき、前述のユーザー設定に合致したレンズ動作制
御を行う。
【００２３】他方、ステップＳ１６の判別の結果、初期
設定を使用する場合には、記憶装置５６の初期データ格
納部６０から初期データを読み出し、初期設定情報に応
じた制御環境にセットする（ステップＳ２２）。こうし
て、設定処理が終了し（ステップＳ２４）た場合には、
コントローラ３６から入力する指令信号に基づき、初期
設定に合致したレンズ動作制御を行う。
設定を使用する場合には、記憶装置５６の初期データ格
納部６０から初期データを読み出し、初期設定情報に応
じた制御環境にセットする（ステップＳ２２）。こうし
て、設定処理が終了し（ステップＳ２４）た場合には、
コントローラ３６から入力する指令信号に基づき、初期
設定に合致したレンズ動作制御を行う。
【００２４】これにより、ユーザーはコントローラ３６
とは無関係に所望の制御環境を設定及び変更することが
でき、所望の作動範囲や動き方でズームレンズ装置１０
を操作できる。
とは無関係に所望の制御環境を設定及び変更することが
でき、所望の作動範囲や動き方でズームレンズ装置１０
を操作できる。
【００２５】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るズーム
レンズ装置によれば、ズームレンズ装置側にユーザー設
定機能を設けたので、現状のコントローラを変更するこ
となく、ユーザーに合わせた作動範囲や動き方でレンズ
を操作できるようにレンズの設定を変更できる。
レンズ装置によれば、ズームレンズ装置側にユーザー設
定機能を設けたので、現状のコントローラを変更するこ
となく、ユーザーに合わせた作動範囲や動き方でレンズ
を操作できるようにレンズの設定を変更できる。
【００２６】また、レンズ動作の制御に関する初期設定
情報を第２の記憶手段に格納し、入力手段から入力した
設定情報と第２の記憶手段に格納した初期設定情報とを
選択的に使用可能にしたので、例えば、ユーザーが独自
に入力した設定と工場出荷時の標準設定（初期設定）と
を自由に選択して利用できるという利点がある。
情報を第２の記憶手段に格納し、入力手段から入力した
設定情報と第２の記憶手段に格納した初期設定情報とを
選択的に使用可能にしたので、例えば、ユーザーが独自
に入力した設定と工場出荷時の標準設定（初期設定）と
を自由に選択して利用できるという利点がある。
【図１】本発明のズームレンズ装置の構成を示すブロッ
ク図
ク図
【図２】本発明のズームレンズ装置の作用を示すフロー
チャート
チャート
１０…ズームレンズ装置 １２…フォーカスレンズ １４…バリエータレンズ １５…コンペンセータレンズ １６…アイリス ２０…エクステンダー ２４…テレビカメラ ３４…フォーカス駆動手段 ３６…コントローラ ４０…中央処理装置（ＣＰＵ） ４４…ズーム駆動手段 ４８…アイリス駆動手段 ５２…エクステンダー駆動手段 ５６…記憶装置 ５８…ユーザデータ格納部 ６０…初期データ格納部 ６２…書き込み装置 ６４…設定選択装置
Claims (3)
- 【請求項１】 フォーカスレンズ群を駆動するフォーカ
ス駆動手段、ズームレンズ群を駆動するズーム駆動手
段、アイリスを駆動するアイリス駆動手段、及びエクス
テンダーレンズを駆動するエクステンダー駆動手段のう
ちの少なくとも一つの駆動手段を有し、コントローラの
操作部材の操作に応じてコントローラから出力される指
令信号に基づいて前記駆動手段が駆動されズーム、フォ
ーカス、アイリス等のレンズ動作が行われるズームレン
ズ装置において、 レンズ動作の制御に関する設定情報を入力する入力手段
と、 前記入力手段からの入力された設定情報を記憶する記憶
手段と、 コントローラからの指令信号が入力されると、前記記憶
手段に記憶された設定情報に従って前記駆動手段を駆動
制御してレンズ動作を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とするズームレンズ装置。 - 【請求項２】 前記設定情報は、ズーム作動範囲、ズー
ム速度、フォーカス作動範囲、フォーカス速度、アイリ
ス作動範囲、アイリス速度、コントローラの操作部材の
操作方向に対する動作方向の指定、エクステンダー選択
ボタンの優先順位の指定、及びエクステンダーの切替速
度のうちの少なくとも一つの設定情報を含むことを特徴
とする請求項１のズームレンズ装置。 - 【請求項３】 レンズ動作の制御に関する初期設定情報
が格納された第２の記憶手段と、 前記入力手段から入力され前記記憶手段に記憶された設
定情報及び前記第２の記憶手段に格納された初期設定情
報のうち、使用する設定情報を選択する選択手段と、 前記選択手段の選択操作に応じて前記制御手段が参照す
る設定情報を切り替える切替手段と、 を備えたことを特徴とする請求項１のズームレンズ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135506A JPH10325918A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ズームレンズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135506A JPH10325918A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ズームレンズ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10325918A true JPH10325918A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15153360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9135506A Pending JPH10325918A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ズームレンズ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10325918A (ja) |
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-
1997
- 1997-05-26 JP JP9135506A patent/JPH10325918A/ja active Pending
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