JPH09136160A - 熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法 - Google Patents
熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法Info
- Publication number
- JPH09136160A JPH09136160A JP29271395A JP29271395A JPH09136160A JP H09136160 A JPH09136160 A JP H09136160A JP 29271395 A JP29271395 A JP 29271395A JP 29271395 A JP29271395 A JP 29271395A JP H09136160 A JPH09136160 A JP H09136160A
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- JP
- Japan
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- flat tube
- end plate
- seal
- welding
- heat exchanger
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/04—Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates
- F28F9/16—Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling
- F28F9/18—Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling by welding
- F28F9/185—Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling by welding with additional preformed parts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱交換器の端板と偏平管とをシール溶接する
際に、溶損部の発生を防止して健全なシール溶接部を得
ることができるようにする。 【解決手段】 熱交換器の端板2と偏平管3とをシール
溶接するに当たり、偏平管3内に拡管兼冷却治具1を差
し込んで拡管して端板2と偏平管3とを密着させた上、
同治具1で冷却している状態でシール溶接を行う。
際に、溶損部の発生を防止して健全なシール溶接部を得
ることができるようにする。 【解決手段】 熱交換器の端板2と偏平管3とをシール
溶接するに当たり、偏平管3内に拡管兼冷却治具1を差
し込んで拡管して端板2と偏平管3とを密着させた上、
同治具1で冷却している状態でシール溶接を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器の端板と
偏平管とのシール溶接方法に関する。
偏平管とのシール溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱交換器の端板と偏平管とのシー
ル溶接方法を、図3及び図4によって説明する。図3及
び図4に示すように、熱交換器の端板2と偏平管3とを
シール溶接する際、端板2に偏平管3を差し込みTIG
溶接トーチ5によってTIG溶接していた。なお、4は
偏平管3に取付けられたフィンである。
ル溶接方法を、図3及び図4によって説明する。図3及
び図4に示すように、熱交換器の端板2と偏平管3とを
シール溶接する際、端板2に偏平管3を差し込みTIG
溶接トーチ5によってTIG溶接していた。なお、4は
偏平管3に取付けられたフィンである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の図3及び図4に
示す従来の方法において、端板2と偏平管3とをシール
溶接する際、端板2に偏平管3を差し込んだ時、両材の
加工精度のバラツキにより、スキ間11が生じていた。
この状態で溶接すると、端板2と偏平管3のそれぞれの
板厚が薄いため、図5に示すようにシール溶接部10に
溶損部12が生じ修復不可能となり、このような溶損部
12を生じた端板と偏平管とを交換しなければならなか
った。
示す従来の方法において、端板2と偏平管3とをシール
溶接する際、端板2に偏平管3を差し込んだ時、両材の
加工精度のバラツキにより、スキ間11が生じていた。
この状態で溶接すると、端板2と偏平管3のそれぞれの
板厚が薄いため、図5に示すようにシール溶接部10に
溶損部12が生じ修復不可能となり、このような溶損部
12を生じた端板と偏平管とを交換しなければならなか
った。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法を提
供しようとするものである。
できる熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法を提
供しようとするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の熱交換器の端
板と偏平管とのシール溶接方法は、熱交換器の端板と偏
平管とをシール溶接するに当たり、偏平管内に拡管兼冷
却治具を偏平管に差し込み端板と偏平管とを密着させて
シール溶接することを特徴とする。
板と偏平管とのシール溶接方法は、熱交換器の端板と偏
平管とをシール溶接するに当たり、偏平管内に拡管兼冷
却治具を偏平管に差し込み端板と偏平管とを密着させて
シール溶接することを特徴とする。
【0006】本発明では、拡管兼冷却治具を偏平管に差
し込み端板と偏平管を密着させることにより、端板と偏
平管との間にスキ間が生ずることがなく、溶損部が発生
しない。また、偏平管に差し込まれた拡管兼冷却治具は
溶接時の冷却作用を奏し、健全なシール溶接が可能とな
る。
し込み端板と偏平管を密着させることにより、端板と偏
平管との間にスキ間が生ずることがなく、溶損部が発生
しない。また、偏平管に差し込まれた拡管兼冷却治具は
溶接時の冷却作用を奏し、健全なシール溶接が可能とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を、図1及
び図2によって説明する。まず、図1に示すように、端
板2に図4に示すものと同様な形状の偏平管3を差し込
んだ後に、銅製の拡管兼冷却治具1を偏平管3に差し込
み、偏平管3を拡管して、端板2と偏平管3とのスキ間
を無くす。なお、2aは端板2の偏平管3を差し込む穴
の部分に形成され偏平管3の外周面に接するフランジで
ある。
び図2によって説明する。まず、図1に示すように、端
板2に図4に示すものと同様な形状の偏平管3を差し込
んだ後に、銅製の拡管兼冷却治具1を偏平管3に差し込
み、偏平管3を拡管して、端板2と偏平管3とのスキ間
を無くす。なお、2aは端板2の偏平管3を差し込む穴
の部分に形成され偏平管3の外周面に接するフランジで
ある。
【0008】この状態でTIG溶接トーチ5で端板2と
偏平管3とをシール溶接する。前記のように端板2と偏
平管3との間にスキ間がないことと拡管兼冷却治具1の
冷却作用によって、図2に示すように溶損部のない健全
なシール溶接部10を得ることができる。
偏平管3とをシール溶接する。前記のように端板2と偏
平管3との間にスキ間がないことと拡管兼冷却治具1の
冷却作用によって、図2に示すように溶損部のない健全
なシール溶接部10を得ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、熱交換器の端板と偏平管とを
シール溶接するに当たり、偏平管内に拡管兼冷却治具を
差し込んで端板と偏平管とを密着させてシール溶接をし
ているために、端板と偏平管との間にスキ間が生ぜず、
かつ、拡管兼冷却治具の冷却効果によって端板と偏平管
との健全なシール溶接を行うことができる。また、溶損
部が生じて端板や偏平管を取替える必要がなく、大幅な
工数低減を図ることができる。
シール溶接するに当たり、偏平管内に拡管兼冷却治具を
差し込んで端板と偏平管とを密着させてシール溶接をし
ているために、端板と偏平管との間にスキ間が生ぜず、
かつ、拡管兼冷却治具の冷却効果によって端板と偏平管
との健全なシール溶接を行うことができる。また、溶損
部が生じて端板や偏平管を取替える必要がなく、大幅な
工数低減を図ることができる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す縦断面図である。
【図2】前記実施の形態のシール溶接部を示す縦断面図
である。
である。
【図3】従来の熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接
方法を示す縦断面図である。
方法を示す縦断面図である。
【図4】前記従来のシール溶接方法を示す平面図であ
る。
る。
【図5】前記従来のシール溶接方法のシール溶接部を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
1 拡管兼冷却治具 2 端板 3 偏平管 4 フィン 5 TIG溶接トーチ 10 シール溶接部 11 スキ間 12 溶損部
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換器の端板と偏平管とをシール溶接
するに当たり、偏平管内に拡管兼冷却治具を差し込み端
板と偏平管とを密着させてシール溶接することを特徴と
する熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29271395A JPH09136160A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29271395A JPH09136160A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09136160A true JPH09136160A (ja) | 1997-05-27 |
Family
ID=17785353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29271395A Withdrawn JPH09136160A (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 熱交換器の端板と偏平管とのシール溶接方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09136160A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002100568A1 (fr) * | 2001-06-06 | 2002-12-19 | Denso Corporation | Echangeur thermique et procede de fabrication associe |
EP1650523A1 (en) * | 2004-10-18 | 2006-04-26 | Calsonic Kansei Corporation | Joint structure of header tank and connector in heat exchanger, and method of joining thereof |
JP2012121037A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Ihi Corp | 管板に対する管溶接部の補修方法 |
CN102909496A (zh) * | 2011-08-02 | 2013-02-06 | 苏州勃朗科技有限公司 | 一种防焊接变形导热器 |
CN103042327A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-17 | 江阴市振江钢结构有限公司 | 一种薄壁管的焊接结构及其焊接方法 |
JP2016112599A (ja) * | 2014-12-16 | 2016-06-23 | 日本パーカライジング株式会社 | 接合装置、接合方法、パネル式熱交換器の製造方法及び冷却装置 |
CN106679454A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-17 | 浙江赛迅环保科技有限公司 | 一种ptfe换热器 |
CN115106691A (zh) * | 2022-08-26 | 2022-09-27 | 无锡鼎邦换热设备股份有限公司 | 管壳式换热器焊接装置 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29271395A patent/JPH09136160A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002100568A1 (fr) * | 2001-06-06 | 2002-12-19 | Denso Corporation | Echangeur thermique et procede de fabrication associe |
US6772831B2 (en) | 2001-06-06 | 2004-08-10 | Denso Corporation | Heat exchanger and method for manufacturing the same |
EP1650523A1 (en) * | 2004-10-18 | 2006-04-26 | Calsonic Kansei Corporation | Joint structure of header tank and connector in heat exchanger, and method of joining thereof |
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CN106679454B (zh) * | 2016-12-30 | 2018-08-17 | 浙江赛迅环保科技有限公司 | 一种ptfe换热器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |