JPH06505063A - ケミカルペーパーパルプをさらす方法及びこの方法のクラフトパルプのさらしへの適用 - Google Patents

ケミカルペーパーパルプをさらす方法及びこの方法のクラフトパルプのさらしへの適用

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JPH06505063A
JPH06505063A JP4504969A JP50496992A JPH06505063A JP H06505063 A JPH06505063 A JP H06505063A JP 4504969 A JP4504969 A JP 4504969A JP 50496992 A JP50496992 A JP 50496992A JP H06505063 A JPH06505063 A JP H06505063A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ケミカルペーパーバルブをさらす方法及びこの方法のクラフトバルブのさらしへ の適用 本発明は、ケミカルバルブの範嗜に属するセルロースペーパーバルブをさらす( 漂白する)方法に関する。
リグノセルロース物質を蒸解することにより得られる未さらしケミカルペーパー バルブを、酸化化学製品の使用を含む一連の脱リグニン及び/又はさらし処理工 程により処理することは公知である。従来のケミカルバルブのさらし工程の第一 工程は、蒸解作業後の形の未さらしバルブの脱リグニンを完了することである。
この第−説リグニン工程は、伝統的には酸性媒体中で塩素を用いあるいは塩素− 二酸化塩素を混合物として又は連続して用い未さらしバルブを処理してバルブ中 に残存するリグニンと反応させ、続く処理工程でアルカリ媒体中に溶解させるこ とによりバルブから抽出しうるクロロリグニンとすることにより実施する。
種々の理由により、状況によってはこの第−説リグニン工程を、もはや含塩素反 応体を使用しない処理と置換することが有用であることか見いだされた。
約10年位前に、塩素又は塩素−二酸化塩素の組み合わせによる第一処理工程の 少なくとも一部を、アルカリ媒体中で気体状酸素を用いる工程に置換することか 提案された。(1982年にニューヨーク州で発行されたKirk−Othme r Encyclopedia of Chemical Technolog y 第3版第19巻第415頁第3節及び第416頁第1及び2節)。しかしな がら、白色度の高いケミカルバルブを製造すること力泪的の場合には、この酸素 処理により得られる脱リグニン度は十分でない。
Mo Och Domsjoによる国際特許願IEWO−79100,637号 おいて、錯化剤の存在下酸性媒体中過酸化水素によりケミカルペーパーバルブを さらす方法か提案された。
しかしながら、この技術を用いて得られる白色度は非常に高くはない。更に、セ ルロースがかなり分解する。
本発明は、セルロースを過度に分解することなく高い白色度を得ることができる ケミカルペーパーバルブの脱リグニン及び/又はさらしの新規方法を提供するこ とにより公知の方法の欠点を除去する。
このため、本発明は酸性媒体中で塩素を用いるあるいは酸性媒体中で塩素及び二 酸化塩素の組み合わせを用いるいかなる脱リグニンの予備的な工程も含むことな くケミカルペーパーバルブをさらす方法に関する。この方法によれば、バルブに 2つの連続した工程の処理を以下の順で施す。ペルオキシ−硫酸(peroxy monosulphuric acid)を用いる処理及びアルカリ性過酸化水 素を用いる処理であり、ペルオキシ−硫酸を用いる工程は75乃至100°Cの 温度において70乃至150分間、乾燥物質の12乃至25%のバルブコンシス チンシーで実施する。
本発明によれば、ケミカルペーパーバルブという用語は、アルカリ媒体中の硫化 ナトリウム、酸性媒体中の二酸化硫黄又は亜硫酸の金属塩のような化学的反応体 の存在下で脱リグニン処理を施したバルブ(それぞれクラフト又は硫酸塩蒸解及 び亜硫酸塩蒸解)を意味する。中性媒体中皿硫酸の塩を用いて蒸解を実施したよ うなセミケミカルバルブ(NSSC蒸解としても知られている中性亜硫酸塩蒸解 )も本発明による方法によりさらすことかできる。
後者は特に、クラフト蒸解を施し、蒸解後の残存リグニン含量か、原料となる木 材の種類及び蒸解法の効率に依存して8乃至35のに値範囲であるバルブに適合 する。ケミカルバシブの製造に用いられるあらゆる種類の木材か本発明の方法の 実施に適し、特に、クラフトバルブに用いられるもの、つまり例えば種々のマツ 及びモミのような樹脂状の木材、及び例えばブナ、オーク及びシブのような落葉 樹の木材に適する。
酸性媒体中で塩素を用いる脱リグニンの予備的な工程は、4未満のpHにおいて 気体状塩素の水溶液を使用するさらし工程の第一工程を意味する。同様に、酸性 媒体中で塩素及び二酸化塩素の組み合わせを用いる脱リグニンの予備的な工程は 、4未満のpHにおいて気体状塩素の水溶液及び二酸化塩素の水溶液の混合物を 使用する脱リグニン処理、又は塩素の水溶液状いて二酸化塩素の水溶液あるいは 逆の順序で同一の反応体を使用する(いずれの場合もpHは4未満である)連続 処理を意味する。
本発明によるペーパーバルブの処理の第一工程はペルオキシ−硫酸による処理を 含む。ペルオキシ−硫酸(カロー酸としても知られている)は、式H2SO5に 対応する無機酸又はそのアルカリ金属、アルカリ土類金属又はアンモニウム塩、 又は複数のこれらの塩の混合物又はペルオキシ−硫酸と1種以上のこれらの塩と の混合物を意味する。本発明による方法の別の有利な態様においては、使用する ペルオキシ−硫酸又はその塩を、硫酸又はその塩の濃厚水溶液とペルオキシ化合 物(例えば過酸化水素)の濃厚水溶液とを反応させることにより使用直前に調製 する。濃厚溶液は、10モル/リットル以上の濃度のH2SO,の溶液及び20 重量%以上の濃度のH2O,の溶液を意味する。
本発明による方法の第一工程は、好ましくは安定剤の存在下で実施する。公知の ペルオキシ化合物の安定剤が適する。そのような安定剤の例は、アルカリ土類金 属塩、特に可溶性マグネシウム塩、アルカリ金属ピロ燐酸塩及びメタ燐酸塩のよ うな可溶性無機燐酸塩及びポリ燐酸塩、酒石酸、くえん酸、グルコン酸、ジエチ レントリアミン五酢酸及びシクロヘキサンジアミン四酢酸及びそれらの可溶性塩 、ポリーα−ヒト冶キシアクリル酸及びそれらの可溶性塩のような有機ポリカル ボキシレート、及びエチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジエチレント リアミンペンタ(メチレンホスホン)酸及びシクロヘキサンジアミンテトラメチ レンホスホン酸及びそれらの可溶性塩のような有機ポリホスホネートである。
複数のこれらの安定剤の塩を混合物として組み合わせることも可能である。一般 的には、有機ポリカルボキシレート及びポリホスホネートを特に可溶性マグネシ ウム塩と組み合わせた場合に良好な結果が得られた。それぞれドライパルプ10 0g当たり0.02乃至0.2gのMg5Oa及び0.05乃至0.3gのDT PAの濃度の、MgSO4のような可溶性マグネシウム塩とジエチレントリアミ ン五酢酸(DTPA)との組み合わせか好ましい。
ペーパーバルブのペルオキシ−硫酸による処理工程は、一般的には大気圧条件下 及びペルオキシ−硫酸の効果的な消費を確実にするのに十分であると共に、セル ロースを分解させたり前記工程で使用される加熱手段のエネルギー費用に負担か かかりすぎたりしない程度の温度において実施する。85乃至95°Cの温度範 囲か好ましい。90℃の場合に最良の結果か得られた。
ペルオキシ−硫酸による処理工程の時間は、完全な反応を確実にするのに十分で なければならない。時間を長くしてもバルブの脱リグニン度又はその固有強度特 性に影響はないけれとも、バルブを加熱するための資本経費及びエネルギー費用 を制限するために、反応を完了させるのに必要な反応時間を越えることは薦めら れない。実際には、反応時間は選択した温度に関連し、温度が高ければ高いほど 時間は短くてもよい。85乃至130分が好ましく、一般的には十分である。
90乃至120分の場合に優れた結果が得られた。
本発明によれば、ペルオキシ−硫酸による処理工程は乾燥物質の12乃至25% のバルブコンシスチンシーで実施する。このコンシスチンシーは乾燥物質の14 乃至20%であるのが育利である。乾燥物質の15%のコンシスチンシーの場合 に優れた結果が得られた。
本発明による方法の処理の第二程はアルカリ性過酸化水素を用いる工程を含む。
この工程は、過酸化水素の水溶液をアルカリ性反応体に添加する伝統的なアルカ リ抽出工程と同様にして実施する。この工程で使用される過酸化水素の量は、バ ルブ中に存在する残存リグニンの量及びバルブの製造に使用した木材の種類に依 存する。一般的には、H2O2の量はドライパルプ100g当たり0.3乃至3 .0g1好ましくはドライパルプ100g当たり0.5乃至20gである。従っ て使用するアルカリの種類は、良好な効率と良好な溶解性を示すようなものでな ければならない。そのようなアルカリの例は水酸化ナトリウムの水溶液である。
アルカリ含量は、反応の終了時に過酸化物の完全な消費を確実にするように調整 し7なければならない。ドライパルプ100g当たりのNaOHとして表される アルカリが1乃至3gのアルカリ含量か適する。ドライパルプ100g当たり1 gの820□及びドライパルプ100g当たり2gのNaOHの場合に優れた結 果か得られた。
本発明による方法の別の態様においては、高い白色度を得ることか望ましい場合 には、第二の処理工程の後に一連の任意に含塩素反応体を含む伝統的なさらし工 程を実施してもよい。そのような工程の例は、二酸化塩素、次亜塩素酸ナトリウ ム、過酸化水素存在下又は不在下における苛性ソーダによる抽出である。例えば 、2つの追加の二酸化塩素−アルカリ性過酸化水素工程を実施する本発明による 方法の第三の工程を実施することも可能である。二酸化塩素を用いる第六の工程 を追加すると、容易に90°ISO白色度に達する。
本発明による方法の別の態様は、酸素処理によるケミカルペーパーバルブの第一 の処理工程を先行させる方法である。この酸素処理は、ドライバルブの重量に対 するアルカリ化合物の重量が0.5乃至4.0%であるようなアルカリ化合物の 存在下で未さらしバルブを20〜1000kPaの間の圧力の気体状酸素と接触 させることにより実施する。第一工程の温度は、7o乃至130″C1好ましく は80乃至120℃に調整しなければならない。酸素処理の時間は、酸素とバル ブ中に存在するリグニンとの反応が完了するのに十分でなければならない。しか しながら、この反応時間は長すぎてもいけない。バルブのセルロース連鎖構造の 分解を引き起こすからである。実際には、30乃至120分、好ましくは4o乃 至80分に設定するであろう。90°C及び60分の温度及び時間の条件の組み 合わせで良好な結果か得られた。
酸素を用いる予備処理を本発明による2つの処理工程及びその後の従来のさらし 工程と組み合わせることもできる。
本発明による方法は、特に食品包装用のクラフト又は亜硫酸塩型のケミカルバル ブ、又はセミケミカル高品質バルブのさらしに適する。樹脂状の木材又は落葉性 の木材から得られるバルブにも同様に適する。
以下の実施例は、本発明の範囲を限定することなく本発明を説明するために提供 する。実施例IR及び2Rは本発明によるものではなく、参考のために提供する 。実施例3乃至5は本発明によるものである。
実施例IR(本発明によるものではない)クラフト蒸解を施したケミカルパイン バルブの試料(IsO標準247oにより測定した初期白色度29.3°rso  、5CAN標準C1二59により測定したに値276及び5CAN標準15: 62により測定したセルロースの重合度1350)を、ドライパルプに対して! 、4重量%のH2SO,と混合し、ポリエチレンバッグに入れた。次いて脱塩水 をバッグに導入し、バルブコンシスチンシーを乾燥物質の15%とし、次いでバ ッグを混練し、注意深く閉じた。次いで90″Cに温度自動調節された水浴中に 置き、反応を90分継続させた。この第一の処理工程の終了時にバルブのpHは 2.2であった。
反応後バッグをサーモスタットから取り出し、開いて、バルブをその乾燥重量の 40倍に対応する脱塩水で洗浄した。次いでバルブをプフナー濾過器で濾過し、 次いてポリエチレンバッグに入れて、ドライパルプ及び乾燥物質の15%のコニ /シスチンシーとなるように調整された量の脱塩水に対して1. 0重量%の過 酸化水素及び2.7重量%のNaOHと混合した。次いで、試料及び反応体を含 むポリエチレンバッグを、注意深く混練した後、90°Cに温度自動調節された 水浴中に浸漬した。120分の反応後、バルブをその乾燥重量の40倍に対応す る脱塩水で洗浄し、ブフナー濾過器で濾過した。次いで処理したバルブの白色度 をISO標準2470に記載されている作業方法に従って測定し、に値(残存リ グニン含量)をsc団標準C1・59に従って測定した。
測定結果は、白色度が42.9°ISOであり、に値が14.4であった。
次いで、全さらし工程A P、D、P2D2を以下の条件下で実施するために、 二酸化塩素、過酸化水素及び二酸化塩素による従来の三工程を同一作業技術によ り実施した。
a)工程D1 CIO□の量・トライバルブに対して4重tコンシスチンシー:乾燥物質の12 % 時間・ 150分 温度ニア0°C b)工程P2 。
H2O2の量、トライパルプに対して0.15重1NaOHの量ニドライパルプ に対して0.5重tコンシスチンシー:乾燥物質の12% 時間・ 120分 温度 70°C C)工程D2 C102の量 トライパルプに対して1重tコンンステンシー 乾燥物質の12 % 時間、120分 温度 70°C 以下の結果か得られた。
a)工程D1後。
白色度: 52.9°[5O b)工程P、後: 白色度: 64.1’ l5O C)工程D2後・ 白色度: 79.8°ISO に値:1.6 セルロースの重合度:1020 実施例2R(本発明によるものではない)第一の酸性工程においてドライパルプ に対して0.15%の割合の過酸化水素を添加し、その他の条件は全て同一のま まで実施例IRを再現した。結果は以下のとおりであった。
a)工程P1後: 白色度:44.2°ISO に値:13.3 b)工程D1後: 白色度: 59.6°l5O C)工程P2後。
白色度・66.4°l5O d)工程D2後。
白色度・82.0°ISO に値、1.4 セルロースの重合度 860 実施例3及び4(本発明によるもの) 第一の硫酸工程を、ドライパルプに対して0. 5重量%のカロー酸を用いるペ ルオキシ−硫酸工程と置換し、その他の条件は全て同一のままで実施例IRを再 現した。実施例4においては、安定剤として以下の物質も添加した。ペルオキシ −硫酸第一工程において、ドライパルプに対して02重量%のジエチレントリア ミン五酢酸(DTPA) 及びo、i重量%ノMg504゜結果は以下のとおり てあった。
実施例3 実施例4 a)工程P、後: 白色度、 。ISO: 42.5 41.7に値・ 13.0 13.5 b)工程D1後・ 白色度、 ’ ISO: 58.8 57.8C)工程P2後: 白色度、 ’ ISO: 71.2 70.7d)工程D2後: 白色度、 ’ ISO: 85.1 85.8に値: 1.1 1.1 セルロースの重合度: ’ 910 10200H及びO1重量%のMg5Oa と混合し、機械的攪拌系を具備するオートクレーブ中に置いた。次いで脱塩水を オートクレーブに導入し、バルブコンシスチンシーを乾燥物質の15%とし、気 体状酸素を600kPaの圧力下で導入した。温度を+10°Cに上昇させ、反 応を60分間攪拌しながら継続した。
反応後、オートクレーブを開いてバルブをその乾燥重量の40倍に対応する脱塩 水で洗浄した。次いてバルブをブフナー濾過器で濾過し、工程り、におけるCl O□の量をドライパルプ100g当たり3.0gとすること以外は実施例4の条 件と同一条件下で工程Ca P+ DI P2 D2の順にさらしを実施した。
結果は以下のとおりであった。
a)工程O後: 白色度、 ’ ISO+ 35.2 に値 15.8 b)工程Ca後: 白色度、 ’ [SO: 37.8 C)工程P1後・ 白色度、 ’ rso : 53.7 に数=7.5 d)工程D1後。
白色度、 ’ IsO: 71.8 e)工程P2後・ 白色度、 ’ ISO: 81.4 f)工程り、後: 白色度、 ’ ISO: 90.8 に値・ 0.5 国際調査報告 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP。
KP、 KR,LK、 MG、 MW、 No、 PL、 RO,RU、 SD 、 US (72)発明者 ローベレクト マルセルベルグー ベー1650 ベールセー ル ヘールヴエーク 32 (72)発明者 ヴランブー ジルベールベルグー ベー1160 ブリュッセ ル ショーセ ド ヴアーヴル 1816

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.酸性媒体中で塩素を用いるあるいは酸性媒体中で塩素及び二酸化塩素の組み 合わせを用いるいかなる脱リグニンの予備的な工程も含むことなくケミカルペー パーパルプをさらす方法において、ペルオキシ−硫酸を用いる処理及びアルカリ 性過酸化水素を用いる処理をこの順に含む2つの連続した工程でパルプに処理を 施し、ペルオキシ−硫酸を用いる工程を75乃至100℃の温度において70乃 至150分間、乾燥物質の12乃至25%のパルプコンシステンシーで実施する ことを特徴とする方法。
  2. 2.前記ペルオキシ−硫酸を用いる工程を安定剤の存在下で実施する請求の範囲 第1項記載の方法。
  3. 3.前記安定剤が可溶性マグネシウム塩及びジエチレントリアミン五酢酸の混合 物を含む請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。
  4. 4.前記ペルオキシ−硫酸を用いる工程を85乃至95℃の温度において85乃 至130分間、乾燥物質の14乃至20%のパルプコンシステンシーで実施する 請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の方法。
  5. 5.前記ペルオキシ−硫酸を用いる工程を90℃の温度において90分間、乾燥 物質の15%のパルプコンシステンシーで実施する請求の範囲第4項記載の方法 。
  6. 6.前記アルカリ性過酸化水素を用いる工程において、使用する過酸化水素の量 がドライパルプ100g当たり0.3乃至3.0g、好ましくはドライパルプ1 00g当たり0.5乃至2.0gである請求の範囲第1項乃至第5項のいずれか に記載の方法。
  7. 7.前記パルプを二酸化塩素、アルカリ性媒体中の過酸化水素及び二酸化塩素で この順に処理する3つの追加のさらし工程を実施する請求の範囲第1項乃至第6 項のいずれかに記載の方法。
  8. 8.前記さらし工程の前に、酸素を用いた予備的な脱リグニン工程を実施する請 求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.請求の範囲第1項乃至第8項のいずれかに記載の方法のクラフトパルプのさ らしへの適用。
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