JPH057627Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057627Y2 JPH057627Y2 JP11389788U JP11389788U JPH057627Y2 JP H057627 Y2 JPH057627 Y2 JP H057627Y2 JP 11389788 U JP11389788 U JP 11389788U JP 11389788 U JP11389788 U JP 11389788U JP H057627 Y2 JPH057627 Y2 JP H057627Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- operating
- operating shaft
- inner shaft
- tilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えば或る物体の位置の計測や精
密工作機械においてある移動体の位置制御或いは
デイスプレイ装置においてカーソルを位置制御す
る場合等に用いて好適なジヨイステイツクコント
ローラに関する。
密工作機械においてある移動体の位置制御或いは
デイスプレイ装置においてカーソルを位置制御す
る場合等に用いて好適なジヨイステイツクコント
ローラに関する。
この考案は、操作軸が枢体中央部で全方向に傾
倒・回転自在に支持されたジヨイステイツクコン
トローラにおいて、枢体の底部に操作軸の先端部
と離間して設けられた傾倒・回転制限板と、その
先端部が選択的に係合する内軸手段を操作軸と一
体に設け、その内軸手段の操作により操作軸の傾
倒・回転範囲を制限又は解除するようすることに
より、傾斜・回転範囲を切換える際の手間を省く
と共にコストの低廉化を図るようにしたものであ
る。
倒・回転自在に支持されたジヨイステイツクコン
トローラにおいて、枢体の底部に操作軸の先端部
と離間して設けられた傾倒・回転制限板と、その
先端部が選択的に係合する内軸手段を操作軸と一
体に設け、その内軸手段の操作により操作軸の傾
倒・回転範囲を制限又は解除するようすることに
より、傾斜・回転範囲を切換える際の手間を省く
と共にコストの低廉化を図るようにしたものであ
る。
可変抵抗器等を変換器として外部に一体に組込
んだ従来のジヨイステイツクコントローラとして
例えば第7図及び第8図に示すようなものが提案
されている。すなわち第7図は従来のジヨイステ
イツクコントローラの横断面概略図、第8図はそ
の蓋を外して下方より見た概略図である。
んだ従来のジヨイステイツクコントローラとして
例えば第7図及び第8図に示すようなものが提案
されている。すなわち第7図は従来のジヨイステ
イツクコントローラの横断面概略図、第8図はそ
の蓋を外して下方より見た概略図である。
図において、1は操作軸であつて、延長軸2と
ツマミ3からなり、この操作軸1の延長軸2の中
央部に球状体のボール4を貫通させて固定し、こ
のボール4を枢体5の中心部で上側保持板6及び
下側保持板7により傾倒・回転自在に固定し、操
作軸1のツマミ3を操作することにより、その延
長軸2の先端部と係合した各揺動板8及び9を回
転することにより、それぞれの可変抵抗器等の変
換器10,11の軸を回動させて、操作軸1の傾
倒・回転角度に相応する電気的出力を各変換器1
0及び11より取り出すようにしている。なお、
12は枢体5の下側に取付けられる蓋である。
ツマミ3からなり、この操作軸1の延長軸2の中
央部に球状体のボール4を貫通させて固定し、こ
のボール4を枢体5の中心部で上側保持板6及び
下側保持板7により傾倒・回転自在に固定し、操
作軸1のツマミ3を操作することにより、その延
長軸2の先端部と係合した各揺動板8及び9を回
転することにより、それぞれの可変抵抗器等の変
換器10,11の軸を回動させて、操作軸1の傾
倒・回転角度に相応する電気的出力を各変換器1
0及び11より取り出すようにしている。なお、
12は枢体5の下側に取付けられる蓋である。
ここで操作軸1の傾倒角度は、上側保持板6の
傾斜面に延長軸2の周面を当てることにより制限
されるため、この上側保持板6の開口部を円形又
は方形等所定の形状にしたり或いはこの上側保持
板6の上側に傾倒・回転を制限する板を取り付け
て、一方向(X軸方向及びY軸方向)、2方向
(X軸方向及びY軸方向)に制限する方法等も用
いられている。
傾斜面に延長軸2の周面を当てることにより制限
されるため、この上側保持板6の開口部を円形又
は方形等所定の形状にしたり或いはこの上側保持
板6の上側に傾倒・回転を制限する板を取り付け
て、一方向(X軸方向及びY軸方向)、2方向
(X軸方向及びY軸方向)に制限する方法等も用
いられている。
ところが、上述の如き従来のジヨイステイツク
コントローラの場合、傾倒・回転が全方向のもの
を、一方向或いは二方向等所定方向への操作型と
して使いたいときは、その都度上側保持板或いは
傾倒・回転制限板を取り替える必要があり、手間
がかかると共にコスト的にも高価になる等の欠点
があつた。
コントローラの場合、傾倒・回転が全方向のもの
を、一方向或いは二方向等所定方向への操作型と
して使いたいときは、その都度上側保持板或いは
傾倒・回転制限板を取り替える必要があり、手間
がかかると共にコスト的にも高価になる等の欠点
があつた。
この考案は斯る点に鑑みてなされたもので、手
間をかけることなく容易に所定方向へ操作型とし
ても使用できる廉価なジヨイステイツクコントロ
ーラを提供するものである。
間をかけることなく容易に所定方向へ操作型とし
ても使用できる廉価なジヨイステイツクコントロ
ーラを提供するものである。
この考案によるジヨイステイツクコントローラ
は、操作軸20が枢体5中央部で全方向に傾倒・
回転自在に支持されたジヨイステイツクコントロ
ーラにおいて、操作軸20の先端部と離間して設
けられた傾斜・回転制限板25と、操作軸20の
内部を貫通し、その先端部が選択的に傾倒・回転
制限板25と係合する内軸手段21,24とを備
え、この内軸手段21,24の操作により操作軸
20の傾倒・回転範囲を制限又は解除するように
構成している。
は、操作軸20が枢体5中央部で全方向に傾倒・
回転自在に支持されたジヨイステイツクコントロ
ーラにおいて、操作軸20の先端部と離間して設
けられた傾斜・回転制限板25と、操作軸20の
内部を貫通し、その先端部が選択的に傾倒・回転
制限板25と係合する内軸手段21,24とを備
え、この内軸手段21,24の操作により操作軸
20の傾倒・回転範囲を制限又は解除するように
構成している。
操作軸20の内部を貫通し、その先端部が選択
的に傾倒・回転制限板25と係合する内軸手段2
1,24を設ける。そして、内軸手段の押し釦2
4を押せば内軸21の先端部が傾倒・回転制限板
25のガイド溝26と係合し、傾倒・回転範囲が
制限され操作軸20は所定方向への動きとなり、
押し釦24を押さなければ内軸21の先端部と傾
倒・回転制限板25のガイド溝26との係合が解
除されて、操作軸20は全方向に傾倒・回転自在
となる。これにより、従来の如く上側保持板や傾
倒・回転制限板を取り替える必要がないので、手
間が省け、コスト的にも廉価となる。
的に傾倒・回転制限板25と係合する内軸手段2
1,24を設ける。そして、内軸手段の押し釦2
4を押せば内軸21の先端部が傾倒・回転制限板
25のガイド溝26と係合し、傾倒・回転範囲が
制限され操作軸20は所定方向への動きとなり、
押し釦24を押さなければ内軸21の先端部と傾
倒・回転制限板25のガイド溝26との係合が解
除されて、操作軸20は全方向に傾倒・回転自在
となる。これにより、従来の如く上側保持板や傾
倒・回転制限板を取り替える必要がないので、手
間が省け、コスト的にも廉価となる。
以下、この考案の一実施例を第1図〜第6図に
基づいて詳しく説明する。なお、第1図〜第6図
において、第7図は及び第8図と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
基づいて詳しく説明する。なお、第1図〜第6図
において、第7図は及び第8図と対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本実施例では操作軸20を実質的に内軸21と
外軸22との2重軸で構成し、外軸22とその一
端に取付けられたツマミ23を上から下へ貫通さ
せてその中に内軸21を軸方向の移動ができるよ
うに設け、その一端に押し釦24を取り付ける。
外軸22はその中央部をボール4に固定する。
外軸22との2重軸で構成し、外軸22とその一
端に取付けられたツマミ23を上から下へ貫通さ
せてその中に内軸21を軸方向の移動ができるよ
うに設け、その一端に押し釦24を取り付ける。
外軸22はその中央部をボール4に固定する。
また、枢体5内の底部に傾倒・回転制限板25
を設ける。この傾倒・回転制限板25はここでは
例えば第4図に示すように2方向(X軸方向及び
Y軸方向)のガイド溝26を有する。
を設ける。この傾倒・回転制限板25はここでは
例えば第4図に示すように2方向(X軸方向及び
Y軸方向)のガイド溝26を有する。
また、内軸21と外軸22は第5図及び第6図
に示すように取付けられている。すなわち、第6
図Bに示すように外軸22の上方端部は凹形に切
り込まれて一対の係合突起22aが設けられ、こ
れに対応して内軸21側にも第5図及び第6図A
に示すように所定間隔で上下にVノツチ21aが
設けられる。また、内軸21の上側近傍にCリン
グ27が取付けられ、このCリング27と外軸2
2の上端との間に圧縮コイルバネ28が挿入され
る。
に示すように取付けられている。すなわち、第6
図Bに示すように外軸22の上方端部は凹形に切
り込まれて一対の係合突起22aが設けられ、こ
れに対応して内軸21側にも第5図及び第6図A
に示すように所定間隔で上下にVノツチ21aが
設けられる。また、内軸21の上側近傍にCリン
グ27が取付けられ、このCリング27と外軸2
2の上端との間に圧縮コイルバネ28が挿入され
る。
そして、第5図の如く押し釦24を圧縮コイル
バネ28の弾性力に抗して押し込むと、外軸22
の係合突起22aが内軸21の上側のVノツチ2
1aと係合して内軸21の移動が一時的にロツク
される。このとき内軸21の先端部は第1図に示
すように外軸22から大きく突き出して傾倒・回
転制限板25のガイド溝26に嵌合し、これによ
り操作軸20の操作範囲が制限される。つまり、
操作軸20の操作範囲はこのときX軸及びY軸方
向の2方向に制限される。
バネ28の弾性力に抗して押し込むと、外軸22
の係合突起22aが内軸21の上側のVノツチ2
1aと係合して内軸21の移動が一時的にロツク
される。このとき内軸21の先端部は第1図に示
すように外軸22から大きく突き出して傾倒・回
転制限板25のガイド溝26に嵌合し、これによ
り操作軸20の操作範囲が制限される。つまり、
操作軸20の操作範囲はこのときX軸及びY軸方
向の2方向に制限される。
次に第6図の如く押し釦24を押し戻すと、圧
縮コイルバネ28により内軸21が上方に押し上
げられ、外軸22の係合突起22aが内軸21の
下側のVノツチ21aと係合して内軸21の移動
が止まる。このとき内軸21の先端部は第2図に
示すように傾倒・回転制限板25のガイド溝26
から外れ、これにより操作軸20の操作範囲の制
限が解除される。つまり、操作軸20操作範囲は
このとき全方向に傾倒・回転自在となる。
縮コイルバネ28により内軸21が上方に押し上
げられ、外軸22の係合突起22aが内軸21の
下側のVノツチ21aと係合して内軸21の移動
が止まる。このとき内軸21の先端部は第2図に
示すように傾倒・回転制限板25のガイド溝26
から外れ、これにより操作軸20の操作範囲の制
限が解除される。つまり、操作軸20操作範囲は
このとき全方向に傾倒・回転自在となる。
なお、上述の実施例では傾倒・回転制限板25
による操作軸20の操作範囲は2方向の場合に付
いて説明したが、これに限定されず、一方向或い
は2方向以上の多方向としてもよい。
による操作軸20の操作範囲は2方向の場合に付
いて説明したが、これに限定されず、一方向或い
は2方向以上の多方向としてもよい。
上述の如くこの考案によれば、傾倒・回転制限
板を予め枢体内に組み込んでおき、操作軸上の押
し釦を操作することにより、操作釦の操作範囲を
容易に切換えるようにしたので、従来の如く上側
保持板や傾倒・回転制限板へ切り替える必要がな
く、もつて手間が省け、コスト的にも廉価とな
る。
板を予め枢体内に組み込んでおき、操作軸上の押
し釦を操作することにより、操作釦の操作範囲を
容易に切換えるようにしたので、従来の如く上側
保持板や傾倒・回転制限板へ切り替える必要がな
く、もつて手間が省け、コスト的にも廉価とな
る。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示す
横断面概略図、第3図はその蓋を取り外して下方
から見た概略図、第4図はこの考案の要部の斜視
図、第5図及び第6図はこの考案の要部の断面概
略図、第7図は従来例の横断面概略図、第8図は
その蓋を取り外して下方から見た概略図である。 4はボール、5は枢体、6は上側保持板、7は
下側保持板、8,9は揺動板、10,11は変換
器、20は操作軸、21は内軸、22は外軸、2
3はツマミ、24は押し釦、25は傾倒・回転制
限板、28は圧縮コイルバネである。
横断面概略図、第3図はその蓋を取り外して下方
から見た概略図、第4図はこの考案の要部の斜視
図、第5図及び第6図はこの考案の要部の断面概
略図、第7図は従来例の横断面概略図、第8図は
その蓋を取り外して下方から見た概略図である。 4はボール、5は枢体、6は上側保持板、7は
下側保持板、8,9は揺動板、10,11は変換
器、20は操作軸、21は内軸、22は外軸、2
3はツマミ、24は押し釦、25は傾倒・回転制
限板、28は圧縮コイルバネである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 操作軸が枢体中央部で全方向に傾倒・回転自在
に支持されたジヨイステイツクコントローラにお
いて、 上記枢体の底部に上記操作軸の先端部と離間し
て設けられた傾斜・回転制限板と、 上記操作軸
の内部を貫通し、その先端部が選択的に上記傾
倒・回転制限板と係合する内軸手段と を備え、該内軸手段の操作により上記操作軸の傾
倒・回転範囲を制限又は解除するようにしたこと
を特徴とするジヨイステイツクコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389788U JPH057627Y2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11389788U JPH057627Y2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0235211U JPH0235211U (ja) | 1990-03-07 |
JPH057627Y2 true JPH057627Y2 (ja) | 1993-02-25 |
Family
ID=31354153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11389788U Expired - Lifetime JPH057627Y2 (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057627Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019142522A1 (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 津田工業株式会社 | シフト装置 |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP11389788U patent/JPH057627Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0235211U (ja) | 1990-03-07 |
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