JP7063295B2 - 物品搬送車 - Google Patents
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Description
本発明は、物品を収容する収容棚に沿って走行する走行台車と、前記走行台車に搭載されて、物品に接触する接触部を出退方向に沿って引退位置から突出位置に突出移動させて物品を前記収容棚に移載する移載装置と、を備えた物品搬送車に関する。
以下、背景技術について説明する。以下の説明において、かっこ書きの符号又は名称は、先行技術文献における符号又は名称とする。かかる物品搬送車の従来例が、特開2016-050112号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の物品搬送車は、移載装置(11)により移載されている物品に対して幅方向(棚横幅方向X)の両側に位置する一対の第1ガイド部(案内体28)を備えている。この第1ガイド部は、移載装置によって物品を収納棚(物品収納棚2)に移載する際に、物品を出退方向(棚前後方向Y)に案内する。
特許文献1では、移載装置が物品を移載する収容棚に一対の第2ガイド部が備えられている。この第2ガイド部は、移載装置により移載されている物品に対して幅方向の両側に位置して当該物品を移載方向に案内する。このように、収容棚に第2ガイド部を備えることで、物品を移載装置から収容棚に移載する場合に、第1ガイド部と第2ガイド部とによって物品を移載装置から収容棚に収容するまで案内することができる。しかし、走行台車の収容棚に対する停止位置が幅方向にずれた場合等には、これらのガイド部が妨げとなって、移載装置による物品の移載を適切に行えない場合がある。
つまり、一対の第2ガイド部における移載装置が存在する側の端部には、移載装置側へ向かうに従って互いに間隔が広がる方向に傾斜したガイド面が形成されており、一対の第2ガイド部に対して物品が幅方向にずれている場合に、第2ガイド部のガイド面によって物品を案内することで、物品を幅方向において一対の第2ガイド部に対して適切な位置に移動させることができる。しかし、移載中の物品は、第2ガイド部だけでなく、第1ガイド部によっても案内されており、幅方向への移動が規制されている。そのため、第1ガイド部と第2ガイド部との幅方向のずれが大きい場合等には、第1ガイド部と第2ガイド部とによって物品が挟まれ、移載装置によって収容棚に物品を適切に移載できない場合がある。
そこで、移載装置が収容棚に対して幅方向にずれている場合でも適切に物品を移載可能な物品搬送車の実現が望まれる。
上記に鑑みた、物品搬送車の特徴構成は、物品を収容する収容棚に沿って走行する走行台車と、前記走行台車に搭載されて、物品に接触する接触部を出退方向に沿って引退位置から突出位置に突出移動させて物品を前記収容棚に移載する移載装置と、を備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記出退方向に対して直交する方向を幅方向として、前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第1ガイド部と、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を変化させるガイド駆動装置と、前記ガイド駆動装置を制御する制御部と、を更に備え、前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を広げるように、前記ガイド駆動装置を制御する点にある。
上下方向に沿う上下方向視で前記出退方向に対して直交する方向を幅方向として、前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第1ガイド部と、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を変化させるガイド駆動装置と、前記ガイド駆動装置を制御する制御部と、を更に備え、前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を広げるように、前記ガイド駆動装置を制御する点にある。
この特徴構成によれば、接触部が引退位置から突出位置に移動する途中までは、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔は第1間隔であるため、一対の第1ガイド部によって物品を出退方向に適切に案内することができる。そして、接触部が引退位置から突出位置に移動する途中から後は、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔が第2間隔に広がる。そのため、第1ガイド部による物品の幅方向への移動に対する規制が緩和される。これにより、走行台車の収容棚に対する停止位置が幅方向にずれている場合等であって、収容棚の作用によって物品が幅方向に移動することがあったとしても、収容棚と第1ガイド部とによって物品が挟まれることを回避できる。従って、移載装置の収容棚に対する幅方向のずれが比較的大きい場合であっても適切に物品を移載可能となる。
1.実施形態
物品搬送車を複数備えた搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、搬送設備は、物品としての容器Wを収容する複数の収容棚1と、走行経路Rに沿って走行して容器Wを搬送する複数の物品搬送車2と、容器Wを上下方向Zに段積みした容器群WGを搬入及び搬出する搬入出部3と、を備えている。
物品搬送車を複数備えた搬送設備の実施形態について図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、搬送設備は、物品としての容器Wを収容する複数の収容棚1と、走行経路Rに沿って走行して容器Wを搬送する複数の物品搬送車2と、容器Wを上下方向Zに段積みした容器群WGを搬入及び搬出する搬入出部3と、を備えている。
〔収容棚〕
図2に示すように、収容棚1は、容器Wを支持する棚部11を上下方向Zに複数段備えている。棚部11には、段積みしていない容器Wが収容棚1の第1方向Xに並ぶ状態で複数支持される。図1に示すように、複数の収容棚1は、第1方向Xに沿う姿勢で設置されている。前面が互いに対向する2つの収容棚1は、第2方向Yに間隔を空けた状態で設置されている。これら2つの収容棚1の間には、棚間通路12が形成されており、棚間通路12は、物品搬送車2が走行する通路として用いられる。物品搬送車2が棚間通路12を走行するときは、物品搬送車2は収容棚1の前面に沿って走行する。ちなみに、後面が互いに対向する2つの収容棚1の間には棚間通路12は形成されていない。尚、収容棚1の長手方向に沿う方向を第1方向X、上下方向Z視で第1方向Xに対して直交する方向を第2方向Yと称している。
図2に示すように、収容棚1は、容器Wを支持する棚部11を上下方向Zに複数段備えている。棚部11には、段積みしていない容器Wが収容棚1の第1方向Xに並ぶ状態で複数支持される。図1に示すように、複数の収容棚1は、第1方向Xに沿う姿勢で設置されている。前面が互いに対向する2つの収容棚1は、第2方向Yに間隔を空けた状態で設置されている。これら2つの収容棚1の間には、棚間通路12が形成されており、棚間通路12は、物品搬送車2が走行する通路として用いられる。物品搬送車2が棚間通路12を走行するときは、物品搬送車2は収容棚1の前面に沿って走行する。ちなみに、後面が互いに対向する2つの収容棚1の間には棚間通路12は形成されていない。尚、収容棚1の長手方向に沿う方向を第1方向X、上下方向Z視で第1方向Xに対して直交する方向を第2方向Yと称している。
次に、収容棚1について説明を加えるが、棚間通路12に対して第2方向第1側Y1に隣接する収容棚1について説明する。以下、第2方向第1側Y1の反対側を第2方向第2側Y2、第1方向Xの一方側を第1方向第1側X1、その反対側を第1方向第2側X2と称する。また、棚間通路12に対して第2方向第2側Y2に隣接する収容棚1は、棚間通路12に対して第2方向第1側Y1に隣接する収容棚1と設置する向きが異なる点以外は同様に構成されているため説明は省略する。
図2及び図3に示すように、収容棚1は、移載装置24により移載されている容器Wに対して第1方向Xの両側に位置して当該容器Wを第2方向Yに案内する一対の第2ガイド部14を備えている。この一対の第2ガイド部14は、棚部11に備えられている。一対の第2ガイド部14の夫々は、容器Wを案内する第2ガイド面F2を構成する部分として、第2並行部14Aと第2傾斜部14Bとを備えている。第2並行部14Aは、第2方向Yと平行な方向に沿う第2ガイド面F2を形成する部分である。第2傾斜部14Bは、第2方向第2側Y2に向かうに従って第1方向Xに互いに離れる方向に沿うように傾斜した第2ガイド面F2を形成する部分である。第2傾斜部14Bは、第2ガイド部14の第2方向第2側Y2の端部に備えており、第2並行部14Aに対して第2方向第2側Y2に第2並行部14Aと連続する状態で備えられている。図15にも示すように、第2並行部14Aは、容器Wの第2方向Yの長さよりも長く形成され、収容位置にある容器Wに対して第2方向第1側Y1と第2方向第2側Y2との双方に突出するように延在している。
〔容器〕
図6に示すように、容器Wは、底部の周縁部に沿って側壁部を立設させて形成されており、上面が開口した箱形状に形成されている。また、容器Wは、物品搬送車2の移載装置24が容器Wを移載する場合に移載装置24の係合部46が係合する被係合部5を有している。図15に示すように、被係合部5は、容器Wが収容棚1に収容されている状態において、容器Wにおける第2方向第2側Y2を向く面に配置されている。本実施形態では、被係合部5は、移載装置24が下方から係合可能に形成されている。被係合部5に移載装置24が下方から係合することで、容器Wを移載装置24によって第2方向Yに移動させることが可能となっている。更に、容器Wが収容棚1に収容されている状態において、容器Wにおける第1方向第1側X1や第1方向第2側X2に向く面には、突起部6(リブ)が備えられている。突起部6に持ち上げ機構25が下方から係合することで、容器Wを持ち上げ機構25によって持ち上げることが可能となっている。
図6に示すように、容器Wは、底部の周縁部に沿って側壁部を立設させて形成されており、上面が開口した箱形状に形成されている。また、容器Wは、物品搬送車2の移載装置24が容器Wを移載する場合に移載装置24の係合部46が係合する被係合部5を有している。図15に示すように、被係合部5は、容器Wが収容棚1に収容されている状態において、容器Wにおける第2方向第2側Y2を向く面に配置されている。本実施形態では、被係合部5は、移載装置24が下方から係合可能に形成されている。被係合部5に移載装置24が下方から係合することで、容器Wを移載装置24によって第2方向Yに移動させることが可能となっている。更に、容器Wが収容棚1に収容されている状態において、容器Wにおける第1方向第1側X1や第1方向第2側X2に向く面には、突起部6(リブ)が備えられている。突起部6に持ち上げ機構25が下方から係合することで、容器Wを持ち上げ機構25によって持ち上げることが可能となっている。
容器Wの上端部と別の容器Wの下端部とが上下方向Zに嵌合可能に構成されており、容器Wは、上下方向Zに段積み可能に構成されている。ちなみに、段積みした容器Wは、容器Wの底部と当該容器Wの上方に段積みした別の容器Wの底部との間に収容空間が形成されるようになっており、容器Wに収容物を収容した状態で容器Wを段積み可能に構成されている。
〔搬入出部〕
図1に示すように、搬入出部3は、搬入部16と搬出部18とを備えている。搬入部16には、複数の容器Wが上下方向Zに段積みされた容器群WGが搬入される。この搬入部16に搬入された容器群WGを構成する容器Wは、物品搬送車2により複数の収容棚1に収納される。また、物品搬送車2は、複数の収容棚1から取り出した容器Wを上下方向Zに段積みして容器群WGを形成し、その容器群WGを搬出部18に搬送する。
図1に示すように、搬入出部3は、搬入部16と搬出部18とを備えている。搬入部16には、複数の容器Wが上下方向Zに段積みされた容器群WGが搬入される。この搬入部16に搬入された容器群WGを構成する容器Wは、物品搬送車2により複数の収容棚1に収納される。また、物品搬送車2は、複数の収容棚1から取り出した容器Wを上下方向Zに段積みして容器群WGを形成し、その容器群WGを搬出部18に搬送する。
〔物品搬送車〕
図2及び図3に示すように、物品搬送車2は、収容棚1に沿って走行する走行台車21と、走行台車21に搭載されて、容器Wを収容棚1との間で移載する移載装置24と、を備えている。移載装置24は、容器Wに接触する接触部としての係合部46を出退方向Aに沿って引退位置から突出位置に移動させて容器Wを移載装置24から収容棚1に移載する。また、移載装置24は、係合部46を出退方向Aに沿って突出位置から引退位置に移動させて容器Wを収容棚1から移載装置24に移載する。
図2及び図3に示すように、物品搬送車2は、収容棚1に沿って走行する走行台車21と、走行台車21に搭載されて、容器Wを収容棚1との間で移載する移載装置24と、を備えている。移載装置24は、容器Wに接触する接触部としての係合部46を出退方向Aに沿って引退位置から突出位置に移動させて容器Wを移載装置24から収容棚1に移載する。また、移載装置24は、係合部46を出退方向Aに沿って突出位置から引退位置に移動させて容器Wを収容棚1から移載装置24に移載する。
次に、物品搬送車2について説明を加えるが、図2及び図3に示すように、物品搬送車2が棚間通路12に位置する状態に基づいて方向を定義して説明する。つまり、物品搬送車2が走行する方向を第1方向Xとして説明する。また、移載装置24によって容器Wを第2方向第1側Y1にある収容棚1との間で移載する場合は、出退方向Aは第2方向Yとなり、幅方向Bは第1方向Xとなる。つまり、幅方向Bは、上下方向Z視で出退方向Aに対して直交する方向となる。また、この場合は、第2方向第1側Y1が突出側A1となり、第2方向第2側Y2が引退側A2となる。なお、以下の説明では、突出側A1を向いて右側を幅方向第1側B1、突出側A1を向いて左側を幅方向第2側B2とする(図7、図16参照)。
物品搬送車2は、走行台車21及び移載装置24に加えて、移載装置24を走行台車21に対して旋回させる旋回装置26(図4参照)と、移載装置24及び旋回装置26を支持して上下方向Zに沿って移動する昇降体27と、を備えている。更に本実施形態では、物品搬送車2は、支持領域22に容器Wを段積み状態で支持するコンベヤ23と、支持領域22に段積みされた容器群WGの内の任意の高さの容器Wをそれより下の容器Wに対して持ち上げる持ち上げ機構25と、を備えている。図3に示すように、物品搬送車2は、更に、移載装置24により移載されている容器Wに対して第1方向X(幅方向B)の両側に位置して当該容器Wを第2方向Y(出退方向A)に案内する一対の第1ガイド部28と、一対の第1ガイド部28の第2方向Yの間隔を変化させるガイド駆動装置29と、ガイド駆動装置等の駆動装置を制御する制御部H(図9参照)と、を備えている。
コンベヤ23は、第2方向Yに沿って容器群WGを搬送するように設置されている。そのため、物品搬送車2の第2方向Yに搬入部16が隣接するように物品搬送車2を停止させた状態で、コンベヤ23を作動させることで、搬入部16の容器群WGをコンベヤ23上に搬送することができる。また、物品搬送車2の第2方向Yに搬出部18が隣接するように物品搬送車2を停止させた状態で、コンベヤ23を作動させることで、コンベヤ23上の容器群WGを搬出部18へ搬送することができる。
昇降体27は、第2モータ51の駆動により、第2マスト52に沿って上下方向Zに移動する。移載装置24は、旋回装置26を介して昇降体27に支持されており、昇降体27が上下方向Zに沿って移動することで、移載装置24及びこの移載装置24に備えられた係合部46が上下方向Zに沿って移動する。つまり、第2モータ51は、係合部46を昇降させる駆動部として機能する。
図4に示す旋回装置26は、上下方向Z視での係合部46の出退方向Aを変更するように、移載装置24を走行台車21に対して旋回させる。本実施形態では、移載装置24は昇降体27に支持されており、旋回装置26は、第3モータ53の駆動により、移載装置24を昇降体27に対して上下方向Zに沿う旋回軸心P1周りに旋回させることで、移載装置24を走行台車21に対して旋回させるように構成されている。そして、旋回装置26により係合部46の出退方向Aを変更することで、移載装置24の状態が、突出側A1が第2方向第1側Y1となり且つ引退側A2が第2方向第2側Y2となる第1棚移載状態(図3参照)と、第1棚移載状態から旋回軸心P1周りに180度回転させて、突出側A1が第2方向第2側Y2となり且つ引退側A2が第2方向第1側Y1となる第2棚移載状態と、第1棚移載状態から旋回軸心P1周りに90度回転させて、突出側A1が第1方向第2側X2となり且つ引退側A2が第1方向第1側X1となる段積み移載状態と、に変化する。第1棚移載状態は、物品搬送車2に対して第2方向第1側Y1にある収容棚1との間で容器Wを移載する状態である。第2棚移載状態は、物品搬送車2に対して第2方向第2側Y2にある収容棚1との間で容器Wを移載する状態である。段積み移載状態は、支持領域22との間で容器Wを移載する状態である。
また、走行台車21を収容棚1に対して第2方向Yに隣接する位置に停止させた状態で、走行台車21の走行方向に沿う方向が第1方向Xに対して傾斜している場合には、出退方向Aが第2方向Yと平行になるように、旋回装置26により移載装置24を旋回させる。すなわち、旋回装置26は、移載装置24の出退方向Aの旋回軸心P1周りのずれを調整する機能も果たす。
〔移載装置〕
図4及び5に示すように、移載装置24は、容器Wに接触する接触部としての係合部46と、係合部46を出退方向Aに沿って移動させる移載駆動部47と、容器Wの底面を下方から支持する支持体48と、を備えている。移載装置24は、移載駆動部47によって係合部46を出退方向Aに沿って引退位置(図4及び図11参照)から突出位置(図15参照)に突出移動させて、容器Wを移載装置24から収容棚1に移載する。また、移載装置24は、移載駆動部47によって係合部46を出退方向Aに沿って突出位置から引退位置に引退移動させて、容器Wを収容棚1から移載装置24に移載する。このように、移載装置24は、係合部46を出退方向Aに沿って出退移動させて、容器Wを移載装置24と収容棚1との間で移載する。
図4及び5に示すように、移載装置24は、容器Wに接触する接触部としての係合部46と、係合部46を出退方向Aに沿って移動させる移載駆動部47と、容器Wの底面を下方から支持する支持体48と、を備えている。移載装置24は、移載駆動部47によって係合部46を出退方向Aに沿って引退位置(図4及び図11参照)から突出位置(図15参照)に突出移動させて、容器Wを移載装置24から収容棚1に移載する。また、移載装置24は、移載駆動部47によって係合部46を出退方向Aに沿って突出位置から引退位置に引退移動させて、容器Wを収容棚1から移載装置24に移載する。このように、移載装置24は、係合部46を出退方向Aに沿って出退移動させて、容器Wを移載装置24と収容棚1との間で移載する。
移載駆動部47は、係合部46を支持する第1出退部56と、第1出退部56を出退方向Aに沿って移動可能に支持する第2出退部57と、第2出退部57を出退方向Aに沿って移動可能に支持する基部58と、基部58に対して第2出退部57を出退方向Aに移動させる第4モータ59(図9参照)と、第2出退部57の移動に第1出退部56を連動させる出退連動部60と、を有している。移載駆動部47は、第4モータ59の駆動により第2出退部57を基部58に対して突出側A1に移動させることで、この第2出退部57の移動に連動して第1出退部56が第2出退部57に対して突出側A1に移動するように構成されている。また、移載駆動部47は、第4モータ59の駆動により第2出退部57を基部58に対して引退側A2に移動させることで、この第2出退部57の移動に連動して第1出退部56が第2出退部57に対して引退側A2に移動するように構成されている。
移載駆動部47は、更に、基部58を昇降部32に対して出退方向Aに沿って移動させる第5モータ61を有している。移載駆動部47は、第5モータ61の駆動によって昇降体27に対して基部58を突出側A1に移動させ且つ第4モータ59の駆動によって第1出退部56を突出側A1に移動させることで、係合部46を突出位置に移動させる。また、移載駆動部47は、第5モータ61の駆動によって昇降体27に対して基部58を引退側A2に移動させ且つ第4モータ59の駆動によって第1出退部56を引退側A2に移動させることで、係合部46を引退位置に移動させる。そして、支持体48は基部58に固定されており、移載駆動部47は、第5モータ61の駆動によって昇降体27に対して基部58を出退方向Aに沿って移動させることで、この基部58と一体的に支持体48を出退方向Aに沿って第1位置(図11参照)及び第2位置(図12参照)に移動させる。
〔軸支部〕
図7及び図8に示すように、係合部46と移載駆動部47との接続部に、係合部46を上下方向Zに沿う回転軸心P2回りに回転可能に支持する軸支部63が設けられている。本実施形態では、軸支部63は、係合部46を回転可能に支持する軸支部本体63Aに加えて、係合部46と移載駆動部47との相対回転に対して回転抵抗を与える抵抗部64と、係合部46を所定の回転位相に復帰させる復帰操作部65と、を有している。本例では、軸支部63は、係合部46と第1出退部56との接続部に設けられている。
図7及び図8に示すように、係合部46と移載駆動部47との接続部に、係合部46を上下方向Zに沿う回転軸心P2回りに回転可能に支持する軸支部63が設けられている。本実施形態では、軸支部63は、係合部46を回転可能に支持する軸支部本体63Aに加えて、係合部46と移載駆動部47との相対回転に対して回転抵抗を与える抵抗部64と、係合部46を所定の回転位相に復帰させる復帰操作部65と、を有している。本例では、軸支部63は、係合部46と第1出退部56との接続部に設けられている。
抵抗部64は、係合部46に接触する接触部材67と、接触部材67を係合部46に押し付ける方向に付勢する付勢部材68と、付勢部材68を保持する保持部材69と、を備えている。本実施形態では、係合部46には、上下方向Zに貫通する挿通孔46Aが形成されている。そして、保持部材69は、第1出退部56に固定され且つ挿通孔46Aに対して上下方向Zに挿通された棒状部69Aと、当該棒状部69Aの上端部に設けられて上下方向Zに交差する方向に広がる拡径部69Bと、を有している。保持部材69の拡径部69Bと接触部材67との間に、コイルスプリングにより構成された付勢部材68が圧縮状態で配置されており、付勢部材68と係合部46との間に接触部材67が介在している。抵抗部64は、付勢部材68の付勢力により接触部材67を係合部46に押し付けることで、係合部46に対して回転抵抗を与えている。
復帰操作部65は、係合部46が回転位相の基準位置である基準位相からずれている場合に、係合部46の回転位相を基準位相に復帰させる操作を行う。本実施形態では、復帰操作部65は、係合部46が突出位置から引退位置に移動した場合において係合部46が基準位相からずれている場合に、係合部46に対して接触し、当該係合部46の回転位相が基準位相となるように係合部46の姿勢を規制する。本実施形態では、復帰操作部65は、係合部46に対して引退側A2から接触するように構成されている。ここでは、復帰操作部65は、第1操作部65Aと第2操作部65Bとを有している。そして、第1操作部65Aは、係合部46における回転軸心P2に対して幅方向第1側B1にある第1被操作部46Bに対して引退側A2から当接する。第2操作部65Bは、係合部46における回転軸心P2に対して幅方向第2側B2にある第2被操作部46Cに対して引退側A2から当接する。これにより、例えば図16に示すように、第2操作部65Bは、係合部46の回転位相が基準位相から平面視で反時計回りにずれている場合には、第2被操作部46Cに対して引退側A2から当接することで、係合部46を時計回りに回転させ、基準位相に復帰させる。第1操作部65Aは、係合部46の回転位相が基準位相から平面視で時計回りにずれている場合には、第1被操作部46Bに対して引退側A2から当接することで、係合部46を反時計回りに回転させ、基準位相に復帰させる。このように、復帰操作部65は、係合部46が突出位置から引退位置に移動した場合において係合部46の回転位相が基準位相からずれている場合に、第1操作部65A又は第2操作部65Bが係合部46に対して引退側A2から当接することで、係合部46の回転位相を基準位相に復帰させる。本実施形態では、係合部46における被係合部5に係合する係合端部46Dは、上下方向Zに沿う板状に形成されており、基準位相は、係合端部46Dが幅方向Bと平行となる位相とされている。
〔第1ガイド部〕
図4及び図5に示すように、一対の第1ガイド部28は、互いの間隔を、一対の第2ガイド部14の幅方向B(第1方向X)の間隔に対応した第1間隔(図4参照)と、この第1間隔より広い第2間隔(図5参照)と、に変化可能に構成されている。本実施形態では、一対の第1ガイド部28のそれぞれは、上下方向Zに沿う揺動軸心P3周りに揺動するように構成されており、この揺動により第1間隔と第2間隔とに変化する。揺動軸心P3は、出退方向Aにおける第1ガイド部28の中央位置であるガイド中央位置よりも引退側A2に配置されている。従って、一対の第1ガイド部28の突出側A1の端部が、揺動軸心P3周りの互いに離間する方向に揺動することにより第2間隔となり、揺動軸心P3周りの互いに接近する方向に揺動することにより第1間隔となる。
図4及び図5に示すように、一対の第1ガイド部28は、互いの間隔を、一対の第2ガイド部14の幅方向B(第1方向X)の間隔に対応した第1間隔(図4参照)と、この第1間隔より広い第2間隔(図5参照)と、に変化可能に構成されている。本実施形態では、一対の第1ガイド部28のそれぞれは、上下方向Zに沿う揺動軸心P3周りに揺動するように構成されており、この揺動により第1間隔と第2間隔とに変化する。揺動軸心P3は、出退方向Aにおける第1ガイド部28の中央位置であるガイド中央位置よりも引退側A2に配置されている。従って、一対の第1ガイド部28の突出側A1の端部が、揺動軸心P3周りの互いに離間する方向に揺動することにより第2間隔となり、揺動軸心P3周りの互いに接近する方向に揺動することにより第1間隔となる。
一対の第1ガイド部28の夫々は、容器Wを案内する第1ガイド面F1を構成する部分として、第1並行部28Aと第1傾斜部28Bとを備えている。第1並行部28Aは、一対の第1ガイド部28の間隔が第1間隔である状態で、出退方向Aと平行な方向に沿う第1ガイド面F1を形成する部分である。第1傾斜部28Bは、一対の第1ガイド部28の間隔が第1間隔である状態で、突出側A1に向かうに従って幅方向Bに互いに離れる方向に沿うように傾斜した第1ガイド面F1を形成する部分である。第1傾斜部28Bは、第1ガイド部28の突出側A1の端部に設けられており、第1並行部28Aに対して突出側A1に第1並行部28Aと連続する状態で設けられている。本実施形態では、一対の第1ガイド部28が第1間隔である状態では、一対の第1並行部28Aにおける互いに対向する第1ガイド面F1は出退方向Aと平行な姿勢となっている。また、一対の第1ガイド部28が第2間隔である状態では、一対の第1並行部28Aにおける第1ガイド面F1は突出側A1へ向かうに従って互いに離間するように出退方向Aに対して傾斜した姿勢となっている。
ガイド駆動装置29は、一対の第1ガイド部28のガイド中央位置よりも突出側A1に連結されている。説明を加えると、図4、図5、及び図15に示すように、ガイド駆動装置29は、第6モータ71と、第6モータ71の駆動により回転する回転体72と、回転体72に連結された一対のリンク体73と、を備えている。一対のリンク体73は、基端部が回転体72に連結され、先端部が第1ガイド部28のガイド中央位置よりも突出側A1の部分に連結されている。ガイド駆動装置29は、第6モータ71の駆動により回転体72を回転させて一対のリンク体73を押引操作することにより、一対の第1ガイド部28を揺動軸心P3周りに揺動させるように構成されている。
〔持ち上げ機構〕
図6に示すように、持ち上げ機構25は、容器Wを支持する支持部31と、支持部31を支持して上下方向Zに沿って移動する昇降部32と、容器Wを案内する第3ガイド部33と、を備えている。昇降部32は、第1モータ36(図9参照)の駆動により、走行台車21に立設された第1マスト37(図2参照)に沿って上下方向Zに移動する。
図6に示すように、持ち上げ機構25は、容器Wを支持する支持部31と、支持部31を支持して上下方向Zに沿って移動する昇降部32と、容器Wを案内する第3ガイド部33と、を備えている。昇降部32は、第1モータ36(図9参照)の駆動により、走行台車21に立設された第1マスト37(図2参照)に沿って上下方向Zに移動する。
支持部31は、上下方向Z視で支持領域22の容器Wの突起部6と重なる支持位置(図6参照)と、上下方向Z視で支持領域22の容器Wと重ならない退避位置(図示せず)と、に移動自在に構成されている。持ち上げ機構25は、支持部31を退避位置とすることで、昇降部32を上下方向Zに移動させるときに支持部31が支持領域22の容器群WGに接触することを回避できる。
そして、持ち上げ機構25は、支持領域22の容器群WGのうちの任意の容器Wに対応する高さに昇降部32を移動させた状態で、支持部31を退避位置から支持位置に移動させ、その後、昇降部32を上昇させる。これにより、任意の容器Wの突起部6に支持部31が係合し、任意の容器Wを持ち上げることができる。このとき、任意の容器Wより上に他の容器Wが段積みされている場合は、任意の容器Wと共にこれより上に段積みされている容器Wを持ち上げることができる。このように、持ち上げ機構25は、支持領域22に段積みされている容器群WGの内の任意の容器W及び任意の容器Wより上の容器Wを纏めて持ち上げることができる。
このように持ち上げ機構25により任意の容器W及び任意の容器Wより上の上記Wを纏めて持ち上げた状態で、段積み移載状態の移載装置24によって、移載装置24から支持領域22に容器Wを移載することが可能となっていると共に、支持領域22から移載装置24に容器Wを移載することが可能となっている。持ち上げ機構25は、容器Wを持ち上げた状態で、支持領域22に容器Wが存在しない場合はコンベヤ23上に容器Wを降ろすことができ、支持領域22に容器Wが存在する場合は、その容器Wに段積みするように容器Wを降ろすことができる。
〔制御部〕
制御部Hは、容器Wを移載装置24から収容棚1に移載して容器Wを収容棚1に収容する収容制御と、容器Wを収容棚1から移載装置24に移載して容器Wを収容棚1から取り出す取出制御と、を実行する。
制御部Hは、容器Wを移載装置24から収容棚1に移載して容器Wを収容棚1に収容する収容制御と、容器Wを収容棚1から移載装置24に移載して容器Wを収容棚1から取り出す取出制御と、を実行する。
制御部Hは、収容制御において係合部46が引退位置から突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第1間隔から第2間隔に変化させるように、ガイド駆動装置29を制御する。本実施形態では、制御部Hは、移載装置24により移載されている容器Wにおける突出側A1(収容棚側)の端部である棚側端部WAが第2ガイド部14に案内される状態となった後に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第1間隔から第2間隔に変化させるように、ガイド駆動装置29を制御する。より詳細には、制御部Hは、図13に示すように、移載装置24により移載されている容器Wにおける棚側端部WAと、第2ガイド部14における第2並行部14Aの突出側A1の端部と、が出退方向Aにおいて同じ位置となる開始状態となった場合に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔の第1間隔から第2間隔への変化を開始させるように、ガイド駆動装置29を制御する。
また、制御部Hは、取出制御において係合部46が突出位置から引退位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第2間隔から第1間隔に変化させるように、ガイド駆動装置29を制御する。本実施形態では、制御部Hは、係合部46を突出位置から引退位置に移動を開始してから完了するまでの間において上記開始状態(図13参照)となった場合に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第2間隔から第1間隔への変化を開始させるように、ガイド駆動装置29を制御する。
本実施形態では、係合部46が引退位置から開始状態となるまでの係合部46の出退方向Aの移動量や、係合部46が突出位置から開始状態となるまでの係合部46の出退方向Aの移動量は、予め設定されている。そこで、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔の第1間隔から第2間隔への変化を開始させる基準となる、係合部46の出退方向Aの位置である開き変化開始位置を予め設定しておくことができる。同様に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔の第2間隔から第1間隔への変化を開始させる基準となる、係合部46の出退方向Aの位置である閉じ変化開始位置を予め設定しておくことができる。そして、制御部Hは、係合部46を引退位置から突出位置へ移動を開始してから完了するまでの間に、係合部46の出退方向Aの位置が開き変化開始位置に到達したと判断した場合に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔の第1間隔から第2間隔への変化を開始させるように、ガイド駆動装置29を制御する。また、制御部Hは、係合部46を突出位置から引退位置へ移動を開始してから完了するまでの間に、係合部46の出退方向Aの位置が閉じ変化開始位置に到達したと判断した場合に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔の第2間隔から第1間隔への変化を開始させるように、ガイド駆動装置29を制御する。このように、制御部Hは、係合部46の出退方向Aへの移動に連動して一対の第1ガイド部28の間隔を変化させるように、ガイド駆動装置29を制御する。尚、本実施形態では、開き変化開始位置及び閉じ変化開始位置は、図13に示すように、容器Wにおける棚側端部WAと、第2ガイド部14における第2並行部14Aの突出側A1の端部と、が出退方向Aにおいて同じ位置となる状態において係合部46が存在する位置としている。
図10に示す収容制御のフローチャート、及び、図11から図15の動作説明図に基づいて、制御部Hの収容制御について説明する。収容制御を実行する場合、図11に示すように、係合部46は引退位置にあり、支持体48は第1位置にあり、一対の第1ガイド部28は第1間隔となっている。
収容制御では、まず、収容棚1における容器Wを収容する位置に対応する目標停止位置に移載装置24を移動させるように、走行台車21及び昇降台を制御すると共に、移載装置24が第1棚移載状態又は第2棚移載状態となるように旋回装置26を制御する(S1)。次に、移載駆動部47による支持体48の第1位置から第2位置への移動を開始する(S2)。その後、支持体48が図12に示す第2位置に到達したことに伴って支持体48の移動を終了させる(S3)。また、この支持体48の移動の終了と同時に、移載駆動部47による係合部46の突出移動を開始する(S3)。そして、移載駆動部47よる係合部46の突出移動を開始してから当該突出移動が終了するまでの間で、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第1間隔から第2間隔に変更する(S4)。具体的には、図13に示すように、容器Wにおける棚側端部WAと、第2ガイド部14における第2並行部14Aの突出側A1の端部と、が出退方向Aにおいて同じ位置となった際に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔の第1間隔から第2間隔への変化を開始させる。そして、図14に示すように、係合部46及び容器Wの移動中に、対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔が第2間隔となる。その後、図15に示すように、係合部46が突出位置に移動するに伴って移載駆動部47よる係合部46の突出移動を終了させる(S5)。これにより、容器Wが収容棚1に収容される。そして、この後は、昇降部32を下降させて係合部46の被係合部5に対する係合を解除した後、移載駆動部47により、支持体48を第2位置から第1位置へ移動させると共に、係合部46を突出位置から引退位置まで移動させる(S6)。
取出制御では、収容棚1における容器Wを収容する位置に対応する目標停止位置に移載装置24を移動させるように、走行台車21及び昇降体27を制御すると共に、移載装置24が第1棚移載状態又は第2棚移載状態となるように旋回装置26を制御する。その後、収容制御とは逆の手順を実行して、容器Wを収容棚1から移載装置24に移載する。移載装置24により、移載装置24と支持領域22との間で容器Wに移載する場合は、移載装置24の状態を段積み移載状態とすること以外は、移載装置24と収容棚1との間で容器Wを移載する場合と同様に移載装置24を動作させるため、説明は省略する。
2.その他の実施形態
次に、物品搬送車のその他の実施形態について説明する。
次に、物品搬送車のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、一対の第1ガイド部28を上下方向Zに沿う揺動軸心P3周りに揺動させることで、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第1間隔と第2間隔とに変化させる構成を例として説明した。しかし、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を変化させる構成は適宜変更してもよい。例えば、一対の第1ガイド部28の双方を幅方向Bにスライド移動させることで、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を変化させるようにしてもよい。また、一対の第1ガイド部28の双方を幅方向Bの外側に転倒させるように出退方向Aに沿う軸心周りに揺動させることで、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第1間隔から第2間隔に変化させるようにしてもよい。
(2)上記の実施形態では、物品搬送車2が旋回装置26を備え、係合部46の出退方向Aを変更可能な構成を例として説明した。しかし、収容棚1が物品搬送車2に対して第1方向Xの一方側にのみに設置されている場合や、係合部46を第1方向第1側X1と第1方向第2側X2との双方に突出可能な場合等には、物品搬送車2が旋回装置26を備えない構成であってもよい。
(3)上記実施形態では、係合部46における被係合部5に係合する係合端部46Dが板状に形成された構成を例として説明したが、係合端部46Dの形状は適宜変更してもよい。例えば、係合端部46Dの形状を、上下方向Zに沿う棒状等、他の形状に形成してもよい。
(4)上記実施形態では、係合部46と移載駆動部47との接続部に軸支部63を設け、移載駆動部47に対して係合部46を回転可能に接続した構成を例として説明した。しかし、係合部46と移載駆動部47との接続部の構成は適宜変更してもよい。例えば、係合部46と移載駆動部47との接続部に軸支部63を設けずに、係合部46が上下方向Zに沿う回転軸心P2周りに回転しないように固定された構成であってもよい。また、係合部46と移載駆動部47との接続部に軸支部63を設けた場合であって、抵抗部64に代えて、係合部46の回転位相が基準位相に弾性復帰するように係合部46を付勢する弾性体を備えた構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、制御部Hが係合部46の出退方向Aへの移動量に応じて一対の第1ガイド部28の間隔を変化させる構成とし、係合部46の出退方向Aの移動に連動して一対の第1ガイド部28の間隔を変化させた。しかし、一対の第1ガイド部28の間隔の変化を係合部46の出退方向Aの移動に連動させなくてもよい。例えば、容器W又は係合部46の位置を検出するセンサを設けて、このセンサの検出情報に基づいて、容器W又は係合部46の位置が規定の位置になったことに応じて一対の第1ガイド部28の間隔を変化させる構成としてもよい。
(6)上記実施形態では、制御部Hの制御により、係合部46の出退方向Aの移動に連動して一対の第1ガイド部28の間隔を変化させる構成を例として説明した。しかしこれには限定されず、移載装置24が、係合部46の出退方向Aの移動と一対の第1ガイド部28の間隔を変化とを機械的に連動させる連動機構を備える構成としても好適である。このような連動機構は、例えば、ギヤ機構、カム機構、リンク機構等を用いて構成することができる。そして、連動機構は、移載駆動部47によって係合部46が引退位置から突出位置に移動する動作に連動させて、当該移動を開始してから完了するまでの間に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第1間隔から第2間隔に変化させるように、一対の第1ガイド部28を駆動する構成とされるとよい。
(7)上記実施形態では、取出制御において係合部46が突出位置から引退位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第2間隔から第1間隔に変化させる構成を例として説明した。しかし、取出制御において一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を変化させるタイミングは、係合部46の移動中には限定されない。例えば、係合部46が突出位置から引退位置に移動した後に、一対の第1ガイド部28の幅方向Bの間隔を第2間隔から第1間隔に変化させる構成としてもよい。
(8)上記実施形態では、物品としての容器Wに接触する接触部が、容器Wの被係合部5に係合する係合部46である構成を例として説明した。しかし、移載装置24の接触部の構成はこれには限定されない。例えば、移載装置24の接触部が、物品の底面を下方から掬い上げて支持した状態で物品を出退方向Aに移動させるフォーク等とされていても良い。或いは、移載装置24の接触部が、物品の引退側A2又は突出側A1の側面を押圧して物品を出退方向Aに移動させる押圧部とされていても良い。
(9)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
3.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した物品搬送車の概要について説明する。
以下、上記において説明した物品搬送車の概要について説明する。
物品搬送車は、物品を収容する収容棚に沿って走行する走行台車と、前記走行台車に搭載されて、物品に接触する接触部を出退方向に沿って引退位置から突出位置に突出移動させて物品を前記収容棚に移載する移載装置と、を備え、
上下方向に沿う上下方向視で前記出退方向に対して直交する方向を幅方向として、前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第1ガイド部と、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を変化させるガイド駆動装置と、前記ガイド駆動装置を制御する制御部と、を更に備え、前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を広げるように、前記ガイド駆動装置を制御する。
上下方向に沿う上下方向視で前記出退方向に対して直交する方向を幅方向として、前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第1ガイド部と、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を変化させるガイド駆動装置と、前記ガイド駆動装置を制御する制御部と、を更に備え、前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を広げるように、前記ガイド駆動装置を制御する。
本構成によれば、接触部が引退位置から突出位置に移動する途中までは、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔は第1間隔であるため、一対の第1ガイド部によって物品を出退方向に適切に案内することができる。そして、接触部が引退位置から突出位置に移動する途中から後は、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔が第2間隔に広がる。そのため、第1ガイド部による物品の幅方向への移動に対する規制が緩和される。これにより、走行台車の収容棚に対する停止位置が幅方向にずれている場合等であって、収容棚の作用によって物品が幅方向に移動することがあったとしても、収容棚と第1ガイド部とによって物品が挟まれることを回避できる。従って、移載装置の収容棚に対する幅方向のずれが比較的大きい場合であっても適切に物品を移載可能となる。
ここで、前記上下方向視での前記接触部の前記出退方向を変更するように、前記移載装置を前記走行台車に対して旋回させる旋回装置を更に備えると好適である。
本構成によれば、移載装置の出退方向を変更することで、異なる方向にある収容棚に対して物品を移載できる。また、収容棚に対する走行台車の傾斜が比較的大きい場合であっても、旋回装置により移載装置を旋回させることで、接触部の出退方向を収容棚の方向に合わせ、適切に物品を移載可能とすることができる。また、旋回装置により移載装置を旋回させた後でも、移載装置の収容棚に対する回転位相のずれが残っている場合も有り得る。しかし、本構成によれば、収容棚の作用によって物品が幅方向に移動する場合があったとしても、接触部が引退位置から突出位置に移動する途中から後は、第1ガイド部による物品の幅方向への移動に対する規制が緩和されているため、収容棚と第1ガイド部とによって物品が挟まれることを回避できる。従って、移載装置の収容棚に対する回転位相のずれが比較的大きい場合であっても適切に物品を移載可能となる。
また、前記収容棚は、前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第2ガイド部を備えており、前記ガイド駆動装置は、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を、一対の前記第2ガイド部の前記幅方向の間隔に対応した第1間隔と、前記第1間隔より広い第2間隔と、に変化させるよう構成され、前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を前記第1間隔から前記第2間隔に変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御すると好適である。
本構成によれば、収容棚に第2ガイド部を備えることで、物品を移載装置から収容棚に移載する場合に、第1ガイド部と第2ガイド部とによって物品を案内することができる。また、走行台車の収容棚に対する停止位置が幅方向にずれたことで、第2ガイド部の作用によって物品が幅方向に移動することがあったとしても、接触部が引退位置から突出位置に移動する途中から後は、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔が、一対の第2ガイド部の幅方向の間隔に対応した間隔より広くなり、第1ガイド部による物品の幅方向への移動に対する規制が緩和される。そのため、第1ガイド部と第2ガイド部とによって物品が挟まれることを回避でき、移載装置の収容棚に対する幅方向のずれが比較的大きい場合であっても適切に物品を移載可能となる。
また、前記制御部は、前記移載装置により移載されている物品における前記収容棚側の端部である棚側端部が前記第2ガイド部に案内される状態となった後に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を前記第1間隔から前記第2間隔に変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御すると好適である。
本構成によれば、物品を移載装置から収容棚に移載する場合に、第1ガイド部と第2ガイド部とで連続的に物品を案内することができる。また、物品が第2ガイド部に案内される状態となった後に、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔を広げて規制を緩和するため、第1ガイド部と第2ガイド部とによって物品が挟まれることも適切に回避できる。従って、移載装置の収容棚に対する幅方向のずれが比較的大きい場合であっても、第1ガイド部と第2ガイド部とで物品を適切に案内しつつ移載可能となる。
また、前記移載装置は、更に、前記接触部を前記出退方向に沿って前記突出位置から前記引退位置に引退移動させて物品を前記収容棚から前記移載装置に移載するように構成され、前記制御部は、前記接触部を前記突出位置から前記引退位置に移動を開始してから完了するまでの間に又は前記接触部の前記突出位置から前記引退位置への移動が完了した後に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を前記第2間隔から前記第1間隔に変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御すると好適である。
本構成によれば、接触部が突出位置から引退位置に移動する途中又は接触部の移動が完了するまでは、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔は第2間隔となっているため、第1ガイド部による物品の幅方向への移動に対する規制が緩和された状態となっている。従って、収容棚と第1ガイド部とによって物品が挟まれることを回避でき、移載装置の収容棚に対する幅方向のずれが比較的大きい場合であっても適切に物品を移載可能となる。
また、前記移載装置は、前記接触部に加えて、前記接触部を前記出退方向に沿って前記引退位置から前記突出位置に突出移動させる移載駆動部を備え、前記接触部と前記移載駆動部との接続部に、前記接触部を前記上下方向に沿う回転軸心回りに回転可能に支持する軸支部が設けられていると好適である。
本構成によれば、移載装置によって物品を移載している途中で、物品が上下方向視で移載装置に対して傾いた場合であっても、物品に接触している接触部を物品に追従して回転軸心周りに回転させることができる。そのため、物品と接触部とが接触している箇所に過大な負荷が作用することを抑制できる。
また、前記軸支部は、前記接触部と前記移載駆動部との相対回転に対して回転抵抗を与える抵抗部を有すると好適である。
本構成によれば、接触部の移載駆動部に対する回転位相を、物品に接触するのに適した姿勢に保持することができるため、物品に対する接触を適切に行い易くなる。
また、一対の前記第1ガイド部は、前記上下方向に沿う揺動軸心周りに揺動するように構成され、前記ガイド駆動装置は、前記出退方向における前記第1ガイド部の中央位置であるガイド中央位置よりも、前記出退方向における前記収容棚が存在する側である突出側に連結され、前記揺動軸心は、前記ガイド中央位置よりも、前記突出側とは反対側である引退側に配置されていると好適である。
本構成によれば、ガイド駆動装置によって、一対の第1ガイド部を揺動軸心周りに揺動させることで、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔を第1間隔と第2間隔とに変化させることができる。これにより、一対の第1ガイド部を幅方向にスライド移動させて幅方向の間隔を変化させる場合に比べて、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔を変化させるための構成の簡素化を図ることができる。
また、前記制御部は、前記接触部の前記出退方向への移動に連動して一対の前記第1ガイド部の間隔を変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御すると好適である。
本構成によれば、例えば、実際の物品の位置をセンサによって検出し、当該物品が所定の位置まで移動した場合に一対の第1ガイド部の間隔を変化させる構成に比べて、一対の第1ガイド部の間隔を変化させるタイミングのずれを低減できると共に、一対の第1ガイド部の幅方向の間隔を変化させるための構成の簡素化を図ることができる。
本開示に係る技術は、物品を収容する収容棚に沿って走行する走行台車と、物品を収容棚に移載する移載装置と、を備えた物品搬送車に利用することができる。
1:収容棚
2:物品搬送車
14:第2ガイド部
21:走行台車
24:移載装置
26:旋回装置
28:第1ガイド部
29:ガイド駆動装置
46:係合部(接触部)
47:移載駆動部
63:軸支部
64:抵抗部
A:出退方向
A1:突出側
A2:引退側
B:幅方向
H:制御部
P3:揺動軸心
W:容器(物品)
WA:棚側端部
Z:上下方向
2:物品搬送車
14:第2ガイド部
21:走行台車
24:移載装置
26:旋回装置
28:第1ガイド部
29:ガイド駆動装置
46:係合部(接触部)
47:移載駆動部
63:軸支部
64:抵抗部
A:出退方向
A1:突出側
A2:引退側
B:幅方向
H:制御部
P3:揺動軸心
W:容器(物品)
WA:棚側端部
Z:上下方向
Claims (9)
- 物品を収容する収容棚に沿って走行する走行台車と、
前記走行台車に搭載されて、物品に接触する接触部を出退方向に沿って引退位置から突出位置に突出移動させて物品を前記収容棚に移載する移載装置と、を備えた物品搬送車であって、
上下方向に沿う上下方向視で前記出退方向に対して直交する方向を幅方向として、
前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第1ガイド部と、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を変化させるガイド駆動装置と、前記ガイド駆動装置を制御する制御部と、を更に備え、
前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を広げるように、前記ガイド駆動装置を制御する、物品搬送車。 - 前記上下方向視での前記接触部の前記出退方向を変更するように、前記移載装置を前記走行台車に対して旋回させる旋回装置を更に備える、請求項1に記載の物品搬送車。
- 前記収容棚は、前記移載装置により移載されている物品に対して前記幅方向の両側に位置して当該物品を前記出退方向に案内する一対の第2ガイド部を備えており、
前記ガイド駆動装置は、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を、一対の前記第2ガイド部の前記幅方向の間隔に対応した第1間隔と、前記第1間隔より広い第2間隔と、に変化させるよう構成され、
前記制御部は、前記接触部が前記引退位置から前記突出位置に移動を開始してから完了するまでの間に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を前記第1間隔から前記第2間隔に変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御する、請求項1又は2に記載の物品搬送車。 - 前記制御部は、前記移載装置により移載されている物品における前記収容棚側の端部である棚側端部が前記第2ガイド部に案内される状態となった後に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を前記第1間隔から前記第2間隔に変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御する、請求項3に記載の物品搬送車。
- 前記移載装置は、更に、前記接触部を前記出退方向に沿って前記突出位置から前記引退位置に引退移動させて物品を前記収容棚から前記移載装置に移載するように構成され、
前記制御部は、前記接触部を前記突出位置から前記引退位置に移動を開始してから完了するまでの間に又は前記接触部の前記突出位置から前記引退位置への移動が完了した後に、一対の前記第1ガイド部の前記幅方向の間隔を前記第2間隔から前記第1間隔に変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御する、請求項3又は4に記載の物品搬送車。 - 前記移載装置は、前記接触部に加えて、前記接触部を前記出退方向に沿って前記引退位置から前記突出位置に突出移動させる移載駆動部を備え、
前記接触部と前記移載駆動部との接続部に、前記接触部を前記上下方向に沿う回転軸心回りに回転可能に支持する軸支部が設けられている、請求項1から5のいずれか一項に記載の物品搬送車。 - 前記軸支部は、前記接触部と前記移載駆動部との相対回転に対して回転抵抗を与える抵抗部を有する、請求項6に記載の物品搬送車。
- 一対の前記第1ガイド部は、前記上下方向に沿う揺動軸心周りに揺動するように構成され、
前記ガイド駆動装置は、前記出退方向における前記第1ガイド部の中央位置であるガイド中央位置よりも、前記出退方向における前記収容棚が存在する側である突出側に連結され、
前記揺動軸心は、前記ガイド中央位置よりも、前記突出側とは反対側である引退側に配置されている、請求項1から7のいずれか一項に記載の物品搬送車。 - 前記制御部は、前記接触部の前記出退方向への移動に連動して一対の前記第1ガイド部の間隔を変化させるように、前記ガイド駆動装置を制御する、請求項1から8のいずれか一項に記載の物品搬送車。
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