JP6527788B2 - Electromagnetic load drive - Google Patents
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Description
本発明は、電磁負荷駆動装置に関する。 The present invention relates to an electromagnetic load drive device.
従来、車両に搭載される各種機器の電子制御化が進んでおり、これに伴って、電気信号を機械的運動や油圧に変換するために、モータやソレノイドなどの電動アクチュエータが広く用いられるようになっている。また、これら電動アクチュエータや、それを制御する制御装置は、車載バッテリからスイッチングレギュレータなどの電源回路で電圧値を昇圧・降圧した電力を供給される。 In the past, there has been progress in electronically controlling various devices mounted on vehicles, and in conjunction with this, electric actuators such as motors and solenoids are widely used to convert electrical signals into mechanical motion and hydraulic pressure. It has become. In addition, the electric actuator and a control device for controlling the electric actuator are supplied with power obtained by boosting and stepping down a voltage value from a vehicle-mounted battery by a power supply circuit such as a switching regulator.
これら電動アクチュエータやスイッチングレギュレータなどでは、電磁負荷にエネルギーを供給する駆動回路を備えている。これらの駆動回路では、安全な動作を保証するために、電磁負荷や駆動回路に断線故障や短絡故障などが発生した場合、その故障状態を検出する機能が必要である。 The electric actuator, the switching regulator, and the like include a drive circuit that supplies energy to the electromagnetic load. In these drive circuits, in order to guarantee safe operation, when a disconnection failure or a short circuit failure occurs in the electromagnetic load or the drive circuit, a function of detecting the failure state is required.
例えば、駆動回路の故障状態の検出として、特許文献1では、「フライホイールダイオードとしてのショットキーバリアダイオードが何らかの原因でオープン状態に陥ったときにスイッチングレギュレータが劣化又は破壊されないように破壊防止機能を備えたスイッチングレギュレータ」が記載されている。
For example, as a detection of a failure state of a drive circuit,
しかし、特許文献1では、「降圧型スイッチングレギュレータは出力端子に接続されるフライホイールダイオードが何らかの原因によりオープン状態に陥るとなると検知トランジスタがオンしてスイッチングトランジスタにPWM駆動信号が供給されるのを停止させ、スイッチングトランジスタ及びその他の回路素子が劣化又は破壊されるのを防止することができる。」と記載されている。
However, in
このように、従来のフライホイールダイオードのオープン状態が検知可能な回路を備えた電磁負荷駆動装置では、オープン状態を検出すると、PWM駆動信号を停止させていた。しかし、降圧型スイッチングレギュレータを含む電磁負荷駆動装置及び、それを含むシステムでは、停止する前に安全な状態に遷移したり、データをメモリに書き込んだりする必要があり、故障検知後も継続した動作が必要である点が考慮されていなかった。 As described above, in the conventional electromagnetic load driving device having a circuit capable of detecting the open state of the flywheel diode, the PWM drive signal is stopped when the open state is detected. However, in the electromagnetic load driving device including the step-down switching regulator and the system including the same, it is necessary to transition to a safe state or write data to the memory before stopping, and the operation continues even after the failure detection. The point that was necessary was not considered.
上記課題に鑑みて、本発明の目的は、電磁負荷の逆起電力による故障を回避しつつ、還流電流の経路がオープン状態となった後も、継続して電磁負荷を駆動することができる電磁負荷駆動装置を提供することにある。 In view of the above problems, it is an object of the present invention to avoid the failure of the electromagnetic load due to the back electromotive force and to continuously drive the electromagnetic load even after the return current path is opened. To provide a load drive device.
上記目的を達成するために、本発明は、制御用端子を有し、前記制御用端子に印加される電圧に応じて電磁負荷への通電をオン/オフする第1のスイッチング素子と、前記電磁負荷に並列接続され、前記第1のスイッチング素子のオフ期間に前記電磁負荷の通電電流を還流する第1の還流回路と、前記第1の還流回路のオープン状態を検出する故障検出回路と、前記第1のスイッチング素子をオンするための第1の電圧又は前記第1のスイッチング素子をオフするための第2の電圧を前記制御用端子に印加するドライバと、を備え、前記ドライバは、前記第1のスイッチング素子のオフ期間に、前記オープン状態が検出された場合、前記制御用端子に印加する電圧を、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の範囲の第3の電圧に補正する。 In order to achieve the above object, the present invention has a first switching element which has a control terminal and turns on / off energization of an electromagnetic load according to a voltage applied to the control terminal, and the electromagnetic A first return circuit connected in parallel to a load and returning an electric current of the electromagnetic load during an off period of the first switching element; a failure detection circuit detecting an open state of the first return circuit; A driver for applying a first voltage for turning on the first switching element or a second voltage for turning off the first switching element to the control terminal; When the open state is detected in the off period of the first switching element, the voltage applied to the control terminal is set to a third voltage in the range between the first voltage and the second voltage. to correct.
本発明によれば、電磁負荷の逆起電力による故障を回避しつつ、還流電流の経路がオープン状態となった後も、継続して電磁負荷を駆動することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。 According to the present invention, it is possible to drive the electromagnetic load continuously even after the path of the return current is opened, while avoiding the failure due to the back electromotive force of the electromagnetic load. Problems, configurations, and effects other than those described above will be apparent from the description of the embodiments below.
以下の各実施形態では、還流電流の経路がオープン状態となった後も、継続して動作が可能な電磁負荷駆動装置の構成及び動作について説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。 In each of the following embodiments, the configuration and operation of the electromagnetic load drive device capable of operating continuously even after the path of the return current is open will be described. In the drawings, the same reference numerals indicate the same parts.
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による電磁負荷駆動装置100Aの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す電磁負荷駆動装置100Aは、直流電源の正極側VBと、直流電源の負極側GNDとに接続される。電磁負荷駆動装置100Aは、制御信号INによって制御され、LOAD端子とGNDの間に接続された電磁負荷101(誘導負荷)を電流ILで駆動する。
First Embodiment
FIG. 1 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic
電磁負荷駆動装置100Aは、NMOS(N-channel Metal Oxide Semiconductor)で構成されたスイッチング素子1と、電磁負荷101と並列に接続された還流回路2と、LOAD端子に接続され還流回路2のオープン状態を検出すると検出信号DETにH(High Level)を出力する故障検出回路3と、制御信号INと検出信号DETを入力としてスイッチング素子1のゲート端子HGATEを制御するプリドライバ4と、を備えている。
The electromagnetic
換言すれば、スイッチング素子1は、ゲート端子(制御用端子)を有し、ゲート端子に印加される電圧に応じて電磁負荷101への通電をオン/オフする。還流回路2は、電磁負荷101に並列接続され、スイッチング素子1のオフ期間に電磁負荷101の通電電流を還流する。故障検出回路3は、還流回路2のオープン状態を検出する。なお、プリドライバ4は、スイッチング素子1をオンするための第1の電圧又はスイッチング素子1をオフするための第2の電圧をゲート端子に印加する。
In other words, the
還流回路2は、ショットキーバリアダイオードなど、順方向バイアスを印加することに適したダイオードが用いられる。
As the
また、還流回路2はLOAD端子または、GNDとインピーダンスZopで接続されている。なお、Zopは本発明の動作及び効果を説明するために定義した、還流回路2及び還流回路2と配線との節点の間のインピーダンスであり、実際の基板や回路に実装される部品とは異なる。正常状態においては、インピーダンスZopによる電圧降下は、還流回路2の電圧降下と比較して小さく無視することが可能である。また、オープン状態では、Zop=∞である。
Further, the
図2は、図1の構成による電磁負荷駆動装置100Aの動作の一例を示すタイミングチャートである。
FIG. 2 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic
図2に示す正常状態では、制御信号INがHの時、HGATE−LOAD電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧が印加され、LOAD端子は電源VBからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ降下した電圧を出力し、電磁負荷101を流れる電流ILはIdrvと等しくなる。
In the normal state shown in FIG. 2, when the control signal IN is H, the rated voltage for turning on the
また、制御信号INがL(Low Level)の時、HGATE−LOAD電圧はスイッチング素子1をオフさせるための定格電圧が印加されると、電磁負荷101は逆起電力を発生し、還流動作となるため、還流回路2が還流電流Ifを電磁負荷101に出力する。LOAD端子はGNDから還流回路2における還流電流Ifで決まる電圧Vfだけ降下した電圧(−Vf)を出力し、電磁負荷101を流れる電流ILはIfと等しくなる。また、正常状態においては、故障検出回路3の出力である検出信号DETはLである。
In addition, when the control signal IN is L (Low Level), when the rated voltage for turning off the
次に時刻T0において、還流回路2に故障が発生し、インピーダンスZopが高くなると、還流電流IfによるLOAD端子の電圧降下は大きくなる。LOAD端子電圧が故障検出回路3の閾値Vdetとなると、故障検出回路3は検出信号DETにHを出力する。プリドライバ4は、故障検出信号DETがHになると、スイッチング素子1のゲート端子HGATEの電圧を上昇させる。この時、HGATE電圧は、LOAD端子電圧が故障検出回路3の検出閾値Vdetと等しくなるように制御される。
Next, at time T0, when a failure occurs in the
換言すれば、プリドライバ4は、スイッチング素子1のオフ期間に、オープン状態が検出された場合、ゲート端子(制御用端子)に印加する電圧を、スイッチング素子1をオンするための第1の電圧とスイッチング素子1をオフするための第2の電圧との間の範囲の第3の電圧に補正する。
In other words, when the open state is detected in the off period of switching
すなわち、電磁負荷101に流れる電流ILは、LOAD端子電圧がVdetになるように、還流回路2を流れる電流Iff(図2参照)とスイッチング素子1を流れる電流Idrvに分けられる。その時のスイッチング素子1のオン抵抗をRon1とすると、Ron1×Idrv=VB−Vdetが成立するRon1になるように、HGATE−LOAD電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧より低い電圧が印加される。この時、LOAD端子はGNDより低電圧のVdetとなるため、電磁負荷101が逆起電力により還流電流を発生し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費する動作は継続している。
That is, the current IL flowing through the
次に、還流回路2に故障が発生した状態で制御信号INがHになると、正常状態と同じ動作となる。すなわち、HGATE−LOAD電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧が印加されLOAD端子は電源VBからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ降下した電圧を出力する。LOAD端子電圧はGNDより高電圧となり、再び電磁負荷101にエネルギーを蓄えることで、電磁負荷駆動装置100Aは動作を継続できる。
Next, when the control signal IN becomes H in a state where a failure occurs in the
制御信号INがLで、還流回路2のインピーダンスZopが高い時に、電磁負荷101に流れる還流電流ILを、還流回路2に流すと、インピーダンスZopによる発熱が大きい。図1の電磁負荷駆動装置100Aによれば、還流回路2のインピーダンスZopが高い時に、還流電流ILを、スイッチング素子1と還流回路2に分散することで、発熱も分散し、放熱に寄与する面積も大きくなる。また、故障発生後も、電磁負荷101はエネルギーの充放電を繰りかえすことが出来るので、電磁負荷駆動装置100Aの電磁負荷駆動動作を継続できる。
When the control signal IN is L and the impedance Zop of the
〔故障検出回路の構成〕
図3は、本発明の第1の実施形態における故障検出回路3の構成の一例を示すブロック図である。図3に示す故障検出回路3は、NMOS31を備える。NMOS31は、ゲート端子をGNDに、ソース端子をLOAD端子に、ドレイン端子をDET信号の出力端子としてプリドライバ4に接続している。
[Configuration of Failure Detection Circuit]
FIG. 3 is a block diagram showing an example of the configuration of the
NMOS31の閾値電圧をVTHNとすると、図1における還流回路2のインピーダンスZopが高くなることで、LOAD端子電圧が降下し、GND電圧から−VTHNシフトした電圧になると、NMOS31が通電状態になり、NMOS31のドレイン端子からソース端子に電流が流れる。すなわち、GND電圧を0Vとすると、図2におけるVdet=−VTHNとなり、検出信号DETがHになるとプリドライバ4から故障検出回路3を経由してLOAD端子に電流が流れる状態となる。
Assuming that the threshold voltage of the
換言すれば、故障検出回路3は、スイッチング素子1のオフ時に、スイッチング素子1と電磁負荷101との接続点(LOAD端子)の電圧が閾値ΔV以上変化した場合に通電するNMOS31(半導体素子)を備える。
In other words, the
また、図3では故障検出回路3の構成要素として、NMOS31で説明したが、NPNトランジスタでも同じ効果が得られるし、LOAD端子電圧をモニタしてGND電圧と比較することが出来ればよい。
In addition, although the
〔故障検出回路の変形例1〕
図4は、本発明の第1の実施形態における故障検出回路3の構成の別の一例を示すブロック図である。図4に示す故障検出回路3は、NMOS31とレベルシフト回路32を備える。
[
FIG. 4 is a block diagram showing another example of the configuration of the
NMOS31は、ゲート端子はレベルシフト回路32を経由してGNDに、ソース端子をLOAD端子に、ドレイン端子をDET信号としてプリドライバ4と接続している。レベルシフト回路32のシフト電圧をVsht、NMOS31の閾値電圧をVTHNとすると、図4における還流回路2のインピーダンスZopが高くなることで、LOAD端子電圧が降下し、GND電圧からVsht−VTHNシフトした電圧になると、NMOS31が通電状態になり、NMOS31のドレイン端子からソース端子に電流が流れる。レベルシフト回路32のシフト電圧Vshtは制御信号CTRLで制御することで、故障検出回路3の検出閾値を調整することが出来る。また、検出閾値を調整することで、故障検出に対してヒステリシスを持たせることも出来る。
The gate terminal of the
このように、故障検出回路3は、制御信号CTRLに応じて閾値ΔVを変更するレベルシフト回路32を備える。
As described above, the
図5は、図4の構成における電磁負荷駆動装置100Aの動作の一例を示すタイミングチャートである。GND電圧を0Vとすると、図5におけるVdet1=Vsht−VTHNとなり、検出信号DETがHになるとプリドライバ4から故障検出回路3を経由してLOAD端子に電流が流れる状態である。
FIG. 5 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic
図4の故障検出回路3によれば、故障検出回路3の閾値Vdetを調整することが可能となり、故障状態におけるスイッチング素子1の電流値Idrvと、還流回路2の電流値Ifの分散比率を調整することが可能になる。なお、図4においては、Vsht>0であるが、Vsht<0の場合も閾値Vdetをシフトすることが可能である。
According to the
〔故障検出回路の変形例2〕
図6は、本発明の第1の実施形態における故障検出回路3の構成の別の一例を示すブロック図である。図6に示す故障検出回路3は、NMOS31と抵抗33を備える。NMOS31は、ゲート端子をGNDに、ソース端子を抵抗33を経由してLOAD端子に、ドレイン端子をDET信号の出力端子としてプリドライバ4と接続している。検出信号DETがHの時に流れる電流値をIdet、抵抗33の抵抗値をRdet、NMOS31の閾値電圧をVTHNとすると、図6における還流回路2のインピーダンスZopが高くなることで、NMOS31が通電状態となり、LOAD端子電圧は、GND電圧から−Idet×Rdet−VTHNシフトした電圧になる。抵抗33の抵抗値を制御信号CTRLで制御することで故障検出回路3の検出閾値を調整することが出来る。また、検出閾値を調整することで、故障検出に対してヒステリシスを持たせることが出来る。
[
FIG. 6 is a block diagram showing another example of the configuration of the
このように、NMOS31(半導体素子)と接続点(LOAD端子)とに接続され、制御信号CTRLに応じた抵抗値に切り替え可能な抵抗33は、レベルシフト回路を構成する。
Thus, the
図7は、図6の構成における電磁負荷駆動装置100Aの動作の一例を示すタイミングチャートである。GND電圧を0Vとすると、図7におけるVdet2=−Idet×Rdet−VTHNとなり、検出信号DET=Hはプリドライバ4から故障検出回路3を経由してLOAD端子に電流が流れる状態である。
FIG. 7 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic
図6の故障検出回路3によれば、故障検出回路3の閾値Vdetを調整することが可能となることで、故障状態におけるスイッチング素子1の電流値Idrvと、還流回路2の電流値Ifの分散比率を調整することが可能になる。
According to the
〔プリドライバの構成〕
図8は、本発明の第1の実施形態におけるプリドライバ4の構成の一例を示すブロック図である。図8に示すプリドライバ4は、PMOS(P-channel Metal Oxide Semiconductor)によるカレントミラー41と、バッファ回路42を備える。カレントミラー41は、検出信号DETの電流出力を入力して、スイッチング素子1のゲート端子HGATEへ電流を出力する。バッファ回路42は制御信号INを入力として、制御信号INのHレベルをスイッチング素子1をオンさせる定格電圧値に、制御信号INのLレベルをスイッチング素子1をオフさせる定格電圧値に変換して、ゲート端子HGATEに出力する。
[Configuration of pre-driver]
FIG. 8 is a block diagram showing an example of the configuration of the
図8のプリドライバの構成によれば、故障検出回路3の検出信号DETの電流出力を用いて、スイッチング素子1のゲート端子HGATEの電圧を上昇させることが出来るため、簡易な構成で、還流回路2のインピーダンスZopが大きい時に、スイッチング素子1をオンさせ、還流電流を分散することが出来る。
According to the configuration of the pre-driver of FIG. 8, the voltage of the gate terminal HGATE of the
〔プリドライバの変形例〕
図9は、本発明の第1の実施形態におけるプリドライバ4の構成の別の一例を示すブロック図である。図9に示すプリドライバ4は、バッファ回路42と、PMOSによるカレントミラー43と、電流から電圧に変換するための回路の一例として抵抗44(抵抗素子)とを備える。カレントミラー43は、図8のカレントミラー41と同様に、検出信号DETの電流信号を入力として、スイッチング素子1のゲート端子HGATEと、抵抗44に電流を出力する。抵抗44は、カレントミラー43の出力電流を電圧に変換し、電磁負荷駆動装置100Aの外部に検出信号DET_OUTとして出力する。
[Modification of pre-driver]
FIG. 9 is a block diagram showing another example of the configuration of the
図9のプリドライバ4によれば、図8の構成に加えて、還流回路2のインピーダンスZopが高くなったことを、電磁負荷駆動装置100Aの外部に通知することで、電磁負荷駆動装置100A以外の回路も故障状態に対する動作モードに移行することが出来る。
According to the
(第1の実施形態による電磁負荷駆動装置の変形例1)
図10は、本発明の第1の実施形態における電磁負荷駆動装置100Aの別の構成である電磁負荷駆動装置100Bの一例を示すブロック図である。図10に示す電磁負荷駆動装置100Bは、PMOSで構成されたスイッチング素子1Pと、電磁負荷101と並列に接続された還流回路2と、LOAD端子に接続し還流回路2のインピーダンスZopが高くなると検出信号DETにHを出力する故障検出回路3と、制御信号INと検出信号DETを入力としてスイッチング素子1のゲート端子HGATEを制御するプリドライバ4Pを備える。
(
FIG. 10 is a block diagram showing an example of an electromagnetic
プリドライバ4Pはバッファ回路42と、PMOSによるカレントミラー46と、NMOSによるカレントミラー47を備える。カレントミラー46は、故障検出回路3の検出信号DETの信号線と接続し、故障発生時にDETに通電する電流を入力として、カレントミラー47に出力する。カレントミラー47は、スイッチング素子1Pのゲート端子HGATEと接続し、カレントミラー46の出力電流を入力として、HGATEから電流をGNDに向けて流す。電磁負荷駆動装置100Bの他の構成要素は、電磁負荷駆動装置100Aと同じである。
The predriver 4P includes a
図11は、図10の構成による電磁負荷駆動装置100Bの動作の一例を示すタイミングチャートである。図11に示す正常状態では、制御信号INがHの時、HGATE−VB電圧はスイッチング素子1Pをオンさせるための定格電圧が印加され、LOAD端子は電源VBからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ降下した電圧(−Vf)を出力し、電磁負荷101を流れる電流ILはIdrvと等しくなる。
FIG. 11 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic
また、制御信号INがLの時、HGATE−VB電圧はスイッチング素子1Pをオフさせるための定格電圧が印加され、LOAD端子はGNDから還流回路2における還流電流Ifで決まる電圧Vfだけ降下した電圧を出力し、電磁負荷101を流れる電流ILはIfと等しくなる。正常状態においては、インピーダンスZopによる電圧降下はVfと比較して小さく、無視することが可能である。また、故障検出回路3の出力である検出信号DETはLである。
When the control signal IN is L, the HGATE-VB voltage is applied with a rated voltage for turning off the switching element 1P, and the LOAD terminal is a voltage which is dropped by a voltage Vf determined by the reflux current If in the
次に時刻T0において、還流回路2に故障が発生し、インピーダンスZopが高くなると、還流電流Ifによる還流回路2の降下電圧は大きくなる。LOAD端子電圧が故障検出回路3の閾値Vdetとなると、故障検出回路3は検出信号DETにHを出力する。プリドライバ4Pは、故障検出信号DETがHになると、スイッチング素子1Pのゲート端子HGATEの電圧を降下させる。この時、HGATE電圧は、LOAD端子電圧が故障検出回路3の検出閾値Vdetと等しくなるように制御された電圧値となる。
Next, at time T0, when a failure occurs in the
すなわち、制御信号INがLの時に、電磁負荷101の電流ILは、LOAD端子電圧がVdetになるように、還流回路2のIff(図11参照)とスイッチング素子1のIdrvに分けられる。その時のスイッチング素子1のオン抵抗をRon1とすると、Ron1×Idrv=VB−Vdetが成立するRon1になるように、HGATE−VB電圧はスイッチング素子1Pをオンさせるための定格電圧より絶対値が低い電圧が印加される。この時、LOAD端子はGNDより低電圧のVdetとなるため、電磁負荷101が逆起電力により還流電流を発生し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費する動作は継続している。
That is, when the control signal IN is L, the current IL of the
次に、還流回路2に故障が発生した状態で制御信号INがHになると、正常状態と同じ動作となる。すなわち、HGATE−VB電圧はスイッチング素子1Pをオンさせるための定格電圧が印加されLOAD端子は電源VBからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ降下した電圧を出力する。LOAD端子電圧はGNDより高電圧となり、再び電磁負荷101にエネルギーを蓄えることで、電磁負荷駆動装置100Bは動作を継続できる。
Next, when the control signal IN becomes H in a state where a failure occurs in the
図10の電磁負荷駆動装置100Bによれば、スイッチング素子がNMOSからPMOSに変わっても、還流回路2のインピーダンスZopが高い時、電磁負荷101に流れる電流ILを、還流回路2とスイッチング素子1に分散することで、発熱もスイッチング素子1と分散できる。また、故障発生後も、電磁負荷101はエネルギーの充放電を繰りかえすことが出来るので、電磁負荷駆動装置100Aの負荷駆動動作を継続できる。
According to the electromagnetic
(第1の実施形態による電磁負荷駆動装置の変形例2)
図12は、本発明の第1の実施形態による電磁負荷駆動装置100Aの変形例による電磁負荷駆動装置100Cの構成の一例を示すブロック図である。図12に示す電磁負荷駆動装置100Cは、直流電源の正極側VBと、直流電源の負極側GNDとに接続される。電磁負荷駆動装置100Cは、制御信号INによって制御され、LOAD端子とVBの間に接続された電磁負荷101を電流ILで駆動する。
(
FIG. 12 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic load drive device 100C according to a modification of the electromagnetic
電磁負荷駆動装置100Cは、NMOSで構成されたスイッチング素子1と、電磁負荷101と並列に接続された還流回路2と、LOAD端子に接続され還流回路2のインピーダンスZopが高くなると検出信号DETにHを出力する故障検出回路3Lと、制御信号INと検出信号DETを入力としてスイッチング素子1のゲート端子HGATEを制御するプリドライバ4Lと、を備えている。
The electromagnetic load driving device 100C is connected to the
故障検出回路3Lは、PMOS31Lを備える。PMOS31Lは、ゲート端子をVBに、ソース端子をLOAD端子に、ドレイン端子をDET信号の出力端子としてプリドライバ4Lと接続している。 The failure detection circuit 3L includes a PMOS 31L. The PMOS 31L has a gate terminal connected to the VB, a source terminal connected to the LOAD terminal, and a drain terminal connected to the predriver 4L as an output terminal of the DET signal.
PMOS31Lの閾値電圧をVTHPとすると、図12における還流回路2のインピーダンスZopが高くなることで、LOAD端子電圧が上昇し、VB電圧からVTHP上昇した電圧になると、PMOS31Lが通電状態になり、PMOS31Lのソース端子からドレイン端子に電流が流れる。すなわち、Vdet=VB+VTHPとなり、検出信号DET=HはLOAD端子から故障検出回路3Lを経由してプリドライバ4Lに電流が流れる状態である。
Assuming that the threshold voltage of the PMOS 31L is VTHP, when the impedance Zop of the
プリドライバ4Lは、NMOSによるカレントミラー47と、PMOSによるカレントミラー46と、バッファ回路42を備える。カレントミラー47は、検出信号DETの電流出力を入力して、カレントミラー46へ電流を出力する。カレントミラー46は、カレントミラー47の出力電流を受けて、スイッチング素子1のゲート端子LGATEへ出力する。バッファ回路42は制御信号INを入力として、制御信号INのHレベルをスイッチング素子1のオンさせる定格電圧に、制御信号のLレベルをスイッチング素子1をオフさせる定格電圧値に、それぞれ変換して、ゲート端子LGATEに出力する。
The pre-driver 4L includes an NMOS current mirror 47, a PMOS
プリドライバ4Lの構成によれば、故障検出回路3Lの検出信号DETの電流出力を用いて、スイッチング素子1のゲート端子LGATEの電圧を上昇させるため、還流回路2のインピーダンスZopが高い時に、スイッチング素子1をオンさせ、還流電流を分散することが出来る。
According to the configuration of pre-driver 4L, the current output of detection signal DET of failure detection circuit 3L is used to raise the voltage of gate terminal LGATE of switching
図13は、図12の構成による電磁負荷駆動装置100Cの動作の一例を示すタイミングチャートである。図13に示す正常状態では、制御信号INがHの時、LGATE−GND電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧が印加され、LOAD端子はGNDからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ上昇した電圧を出力し、電磁負荷101を流れる電流ILはIdrvと等しくなる。
FIG. 13 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic load driving device 100C having the configuration of FIG. In the normal state shown in FIG. 13, when the control signal IN is H, a rated voltage for turning on the
また、制御信号INがLの時、LGATE−GND電圧はスイッチング素子1をオフさせるための定格電圧が印加され、LOAD端子はVBから還流回路2における還流電流Ifで決まる電圧Vfだけ上昇した電圧を出力し、電磁負荷101を流れる電流ILはIfと等しくなる。正常状態においては、インピーダンスZopによる電圧はVfと比較して小さく、無視することが可能である。また、故障検出回路3Lの出力である検出信号DETはLである。
When the control signal IN is L, the LGATE-GND voltage is applied with a rated voltage for turning off the
次に時刻T0において、還流回路2に故障が発生し、インピーダンスZopが高くなると、還流電流Ifによる還流回路2の電圧上昇は大きくなる。LOAD端子電圧が故障検出回路3Lの閾値VB+Vdetとなると、故障検出回路3Lは検出信号DETにHを出力する。プリドライバ4Lは、故障検出信号DETがHになると、スイッチング素子1のゲート端子LGATEの電圧を上昇させる。この時、HGATE電圧は、LOAD端子電圧が故障検出回路3Lの検出閾値VB+Vdetと等しくなるように制御された電圧値となる。
Next, at time T0, when a failure occurs in the
すなわち、制御信号IN=Lの時に、電磁負荷101の電流ILは、LOAD端子電圧がVdetになるように、還流回路2のIffとスイッチング素子1のIdrvに分けられる。その時のスイッチング素子1のオン抵抗をRon1とすると、Ron1×Idrv=VB+Vdetが成立するRon1になるように、LGATE電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧より低い電圧が印加される。この時、LOAD端子はVBより高電圧となるため、電磁負荷101が逆起電力による還流電流を発生し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費する動作を継続している。
That is, when the control signal IN = L, the current IL of the
次に、還流回路2に故障が発生した状態で制御信号INがHになると、正常状態と同じ動作となる。すなわち、LGATE−GND電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧が印加されLOAD端子はGNDからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ上昇した電圧を出力する。LOAD端子電圧はVBより低電圧となり、再び電磁負荷101にエネルギーを蓄えることで、電磁負荷駆動装置100Cは動作を継続できる。
Next, when the control signal IN becomes H in a state where a failure occurs in the
図12の電磁負荷駆動装置100Cによれば、電磁負荷101の接続が電源VBとLOAD端子の間に変わっても、還流回路2のインピーダンスZopが高い時、電磁負荷101に流れる電流ILを、還流回路2とスイッチング素子1に電流ILを分散することで、発熱もスイッチング素子1と分散できる。また、故障発生後も、電磁負荷101はエネルギーの充放電を繰りかえすことが出来るので、電磁負荷駆動装置100Aの負荷駆動動作を継続できる。また、故障検出回路3Lは、図4及び図6と同様にゲート端子のレベルシフト回路やソース端子の抵抗により閾値を調整することが可能である。
According to the electromagnetic load drive device 100C of FIG. 12, even if the connection of the
以上説明したように、本実施形態によれば、電磁負荷101の逆起電力による故障を回避しつつ、還流電流の経路がオープン状態となった後も、継続して電磁負荷101を駆動することができる。
As described above, according to the present embodiment, the
詳細には、本発明の第1の実施形態によれば、電磁負荷駆動装置100Aから100Cにおいて、還流回路2のインピーダンスZopが高くなったとき、スイッチング素子1またはスイッチング素子1Pのゲート電圧をオンさせるための定格電圧より絶対値の低い電圧を印加することで、スイッチング素子の種類や電磁負荷の接続位置によらず、電磁負荷駆動の動作を継続出来る。また、閾値を調整することで故障状態の検出感度を調整することが出来る。
Specifically, according to the first embodiment of the present invention, in the electromagnetic
(第2の実施形態)
図14は、本発明の第2の実施形態による電磁負荷駆動装置100Dの構成の一例を示すブロック図である。図14に示す電磁負荷駆動装置100Dは、直流電源の正極側VBと、直流電源の負極側GNDとに接続される。電磁負荷駆動装置100Dは、制御信号INによって制御され、LOAD端子とGNDの間に接続された電磁負荷101を電流ILで駆動する。
Second Embodiment
FIG. 14 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic load driving device 100D according to the second embodiment of the present invention. The electromagnetic load drive device 100D shown in FIG. 14 is connected to the positive electrode side VB of the DC power supply and the negative electrode side GND of the DC power supply. The electromagnetic load driving device 100D is controlled by the control signal IN, and drives the
電磁負荷駆動装置100Dは、NMOSで構成されたスイッチング素子1と、電磁負荷101と並列に接続された還流回路2と、スイッチング素子1のゲート端子HGATEに接続され還流回路2のオープン状態を検出すると検出信号DETにHを出力する故障検出回路3と、制御信号INと検出信号DETを入力としてスイッチング素子1のゲート端子HGATEを制御するプリドライバ4を備えている。
The electromagnetic load driving device 100D detects the open state of the
図15は、図14の構成における電磁負荷駆動装置100Dの動作の一例を示すタイミングチャートである。図15に示す正常状態では、図2と同じ動作であるため、説明を省略する。 FIG. 15 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic load drive device 100D in the configuration of FIG. In the normal state shown in FIG. 15, the operation is the same as that in FIG.
時刻T0において、還流回路2に故障が発生し、インピーダンスZopが高くなると、還流電流Ifによる還流回路2の電圧降下は大きくなる。制御信号がLの時は、スイッチング素子1をオフするための定格電圧をHGATE−LOADに印加するため、LOAD端子の電圧が降下すると、HGATEの電圧も降下する。HGATEの電圧が故障検出回路3の閾値Vdetとなると、故障検出回路3は検出信号DETにHを出力する。プリドライバ4は、故障検出信号DETがHになると、スイッチング素子1のゲート端子HGATEの電圧を上昇させる。この時、HGATE電圧は、LOAD端子電圧が故障検出回路3の検出閾値Vdetと等しくなるように制御された電圧値となる。
At time T0, when a failure occurs in the
すなわち、制御信号IN=Lの時に、電磁負荷101の電流ILは、HGATE端子電圧がVdetになるように、還流回路2のIff3とスイッチング素子1のIdrvに分けられる。その時のスイッチング素子1のオン抵抗をRon1とすると、Ron1×Idrv=VB−Vdetが成立するRon1になるように、HGATE−LOAD端子電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧より低い電圧が印加される。この時、HGATEとLOAD端子はGNDより低電圧となるため、電磁負荷101が逆起電力により還流電流を発生し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費する動作は継続している。
That is, when the control signal IN = L, the current IL of the
次に、還流回路2に故障が発生した状態で制御信号INがHになると、正常状態と同じ動作となる。すなわち、HGATE−LOAD端子電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧が印加されLOAD端子はVBからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ降下した電圧を出力し、電磁負荷101は電流Idrvと等しい電流ILで駆動され、再びエネルギーを蓄えることで、電磁負荷駆動装置100Dは動作を継続できる。
Next, when the control signal IN becomes H in a state where a failure occurs in the
ここで、故障検出回路3は、例えば、スイッチング素子1のオフ時に、ゲート端子(制御用端子)に印加される電圧が閾値ΔV以上変化した場合に通電する半導体素子を備える。プリドライバ4は、半導体素子の通電電流に基づいて、スイッチング素子1のゲート端子(制御用端子)に印加する電圧を、前記第3の電圧に補正する。
Here, the
図14の電磁負荷駆動装置100Dによれば、故障検出回路3がLOAD端子と接続することが困難な構成であっても、還流回路2のインピーダンスZopが高い時に、還流電流ILを、スイッチング素子1と還流回路2に分散することで、発熱も分散し、放熱に寄与する面積も大きくなる。また、故障発生後も、電磁負荷101はエネルギーの充放電を繰りかえすことが出来るので、電磁負荷駆動装置100Dの負荷駆動動作を継続できる。故障検出回路3がLOAD端子と接続することが困難な構成の一例としては、故障検出回路3とプリドライバ4が集積回路で構成され、スイッチング素子1と還流回路2がそれぞれ個別の部品で構成された場合などである。
According to the electromagnetic load drive device 100D of FIG. 14, even when the
(第2の実施形態による電磁負荷駆動装置の変形例)
図16は、本発明の第2の実施形態による電磁負荷駆動装置100Dの変形例による電磁負荷駆動装置100Eの構成の一例を示すブロック図である。電磁負荷駆動装置100Eは、NMOSで構成されたスイッチング素子1と、電磁負荷101と並列に接続された還流回路2と、スイッチング素子1のゲート端子HGATEにカソードを接続し、GNDにアノードを接続したダイオード36を故障検出回路3として、制御信号INを入力としてスイッチング素子1のゲート端子HGATEを制御するバッファ回路42をプリドライバ4として、備えている。
(Modification of the electromagnetic load drive device according to the second embodiment)
FIG. 16 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic
図16の構成における電磁負荷駆動装置100Eの動作の一例を図15のタイミングチャートを用いて説明する。正常状態及び、故障状態における制御信号INがHの状態は図14の構成における電磁負荷駆動装置100Dの動作の一例と同じであるため説明を省略する。
An example of the operation of the electromagnetic
時刻T0において還流回路2に故障が発生し、インピーダンスZopが高くなると、還流電流Ifによる還流回路2の電圧降下は大きくなる。制御信号がLの時は、スイッチング素子1のゲート端子HGATEは、スイッチング素子1をオフするための定格電圧を印加するため、LOAD端子と同電位になっており、LOAD端子の電圧が降下すると、HGATEの電圧も降下する。HGATEとGNDの電圧がダイオード36の順方向電圧Vfd36となると、GNDからHGATEに電流Ifd36が流れるため、スイッチング素子1のゲート端子HGATEの電圧を上昇させる。この時、HGATE−LOAD電圧は、HGATE−GND電圧がダイオード36の順方向電圧Vfd36と等しくなるように制御された電圧値となる。すなわち、図15におけるVdet=−Vfd36となるように動作する。
When a failure occurs in the
換言すれば、故障検出回路3は、スイッチング素子1のオフ時に、スイッチング素子1のゲート端子(制御用端子)に印加される電圧が閾値ΔV以上変化した場合に通電するダイオード36(半導体素子)を備える。プリドライバ4は、ダイオード36の通電電流に基づいて、スイッチング素子1のゲート端子に印加する電圧を、前記第3の電圧に補正する。
In other words, the
図16の電磁負荷駆動装置100Eによれば、故障検出回路3及び故障検出回路3の検出信号DETによるプリドライバ4の制御が困難な構成であっても、還流回路2のインピーダンスZopが高い時に、還流電流ILを、スイッチング素子1と還流回路2に分散することで、発熱も分散し、放熱に寄与する面積も大きくなる。また、故障発生後も、電磁負荷101はエネルギーの充放電を繰りかえすことが出来るので、電磁負荷駆動装置100Dの負荷駆動動作を継続できる。
According to the electromagnetic
故障検出回路3及び故障検出回路3の検出信号DETによるプリドライバ4の制御が困難な構成の一例としては、バッファ回路42と、スイッチング素子1と、還流回路2がそれぞれ個別の部品で構成された場合などである。このような場合であっても電磁負荷駆動装置100Dを、少ない追加部品で実現できる。
As an example of a configuration in which control of the
(第3の実施形態)
図17は、本発明の第3の実施形態による電磁負荷駆動装置100Fの構成の一例を示すブロック図である。図17に示す電磁負荷駆動装置100Fは、直流電源の正極側VBと、直流電源の負極側GNDとに接続される。電磁負荷駆動装置100Fは、制御信号INによって制御され、LOAD端子とGNDの間に接続された電磁負荷101を電流ILで駆動する。
Third Embodiment
FIG. 17 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic
電磁負荷駆動装置100Fは、NMOSで構成されたスイッチング素子1と、電磁負荷101と並列に接続された還流回路2と、還流回路2と並列に接続された第二の還流回路5と、LOAD端子に接続し還流回路2のオープン状態を検出すると検出信号DETにHを出力する故障検出回路3と、制御信号INと検出信号DETを入力としてスイッチング素子1のゲート端子HGATEを制御するプリドライバ4と、を備えている。第二の還流回路5は、還流回路2に比べて電流が流れにくい特性であり、正常状態では電流は流れない。
The electromagnetic
図18は、図17の構成における電磁負荷駆動装置100Fの動作の一例を示すタイミングチャートである。図18に示す正常状態では、第二の還流回路5の電流Id=0となり、図2のタイミングチャートと同じ動作になるため説明を省略する。
FIG. 18 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic
次に時刻T0において、還流回路2に故障が発生し、インピーダンスZopが高くなると、還流電流IfによるLOAD端子の電圧降下は大きくなり、第二の還流回路5にも電流Idf(図18参照)が流れる。LOAD端子電圧が故障検出回路3の閾値Vdetとなると、故障検出回路3は検出信号DETにHを出力する。プリドライバ4は、故障検出信号DETがHになると、スイッチング素子1のゲート端子HGATEの電圧を上昇させる。この時、HGATE電圧は、LOAD端子電圧が故障検出回路3の検出閾値Vdetと等しくなるように制御される。
Next, at time T0, when a failure occurs in the
すなわち、電磁負荷101に流れる電流ILは、LOAD端子電圧がVdetになるように、還流回路2を流れる電流Iff(図18参照)と、第二の還流回路5を流れる電流Idfと、スイッチング素子1を流れる電流Idrvに分けられる。その時のスイッチング素子1のオン抵抗をRon1とすると、Ron1×Idrv=VB−Vdetが成立するRon1になるように、HGATE電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧より低い電圧が印加される。この時、LOAD端子はGNDより低電圧のVdetとなるため、電磁負荷101が逆起電力により還流電流を発生し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費する動作は継続している。
That is, the current IL flowing through the
次に、還流回路2に故障が発生した状態で制御信号INがHになると、正常状態と同じ動作となる。すなわち、HGATE−LOAD電圧はスイッチング素子1をオンさせるための定格電圧が印加されLOAD端子は電源VBからスイッチング素子1のオン抵抗と駆動電流Idrvの積による電圧だけ降下した電圧を出力する。LOAD端子電圧はGNDより高電圧となり、再び電磁負荷101にエネルギーを蓄えることで、電磁負荷駆動装置100Fは動作を継続できる。
Next, when the control signal IN becomes H in a state where a failure occurs in the
図19は、本発明の第3の実施形態による還流回路2と第二の還流回路5の構成の一例を示すブロック図である。図19に示す電磁負荷駆動装置100Fは、スイッチング素子1と、故障検出回路3と、プリドライバ4が、同一のIC150に集積化され、還流回路2は、ショットキーバリアダイオード21からなり、第二の還流回路5は、PNダイオード51からなる。
FIG. 19 is a block diagram showing an example of the configuration of the
図18に示すように、還流回路2のインピーダンスZopが高くなった場合、第二の還流回路5により電流を流すことが出来る。しかし、図19に示す第二の還流回路5であるPNダイオード51は、IC150が基板実装前に静電気による電荷を放電する素子であり、ショットキーバリアダイオード21に比べて順方向電圧は大きいため、発熱も大きくなる。また、静電気による電荷の放電は短期間の現象のため、第二の還流回路5は大電流を常時通電可能な素子サイズや配線幅に満たない可能性もある。そのため、還流電流ILをスイッチング素子1と、還流回路2と、第二の還流回路5と、に分散することで効果がある。
As shown in FIG. 18, when the impedance Zop of the
〔還流回路と第二の還流回路の変形例〕
図20は、本発明の第3の実施形態による還流回路2と第二の還流回路5の別の構成の一例を示すブロック図である。図20に示す還流回路2はNMOSによるスイッチング素子22からなり、第二の還流回路5は、スイッチング素子22のボディダイオードからなる。図20に示す電磁負荷駆動装置100Fはスイッチング素子1と、故障検出回路3と、プリドライバ4と、スイッチング素子22と、スイッチング素子22のボディダイオード52が、同一のIC151に集積化されている。
[Modification of reflux circuit and second reflux circuit]
FIG. 20 is a block diagram showing an example of another configuration of the
図20に示す電磁負荷駆動装置100Fにおいては、第二の還流回路であるボディダイオード52は、還流回路であるスイッチング素子22の寄生素子である。スイッチング素子22の配線との接続点が故障することによりインピーダンスZopが高くなると、第二の還流回路52も同じようにインピーダンスZopが高くなるため、第1の実施形態と同様にスイッチング素子1による発熱の分散による効果が得られる。
In the electromagnetic
また、スイッチング素子22のゲート端子LGATEが、スイッチング素子22をオフにする電圧に固着した場合も、スイッチング素子1とボディダイオード52で電流を分散して動作を継続することが可能である。
In addition, even when the gate terminal LGATE of the switching element 22 is fixed to a voltage for turning off the switching element 22, it is possible to disperse the current by the switching
本実施形態の電磁負荷駆動装置によれば、第二の還流回路を備えた構成であっても、還流電流ILを、スイッチング素子1に電流ILを分散することで、発熱も分散し、放熱に寄与する面積も大きくなる。また、故障発生後も、電磁負荷101へのエネルギーの充放電を繰りかえすことが出来るので、電磁負荷駆動装置100Fの動作を継続できる。
According to the electromagnetic load drive device of the present embodiment, even in the configuration provided with the second reflux circuit, heat generation is also dispersed by dispersing the current IL in the
(第4の実施形態)
図21は、本発明の第4の実施形態による電磁負荷駆動装置100Gの構成の一例を示すブロック図である。図21に示す電磁負荷駆動装置100Gは、図1で説明した、スイッチング素子1と、還流回路2と、故障検出回路3と、プリドライバ4に加え、過温度検出回路6と反転論理回路61と、AND論理回路62を備える。
Fourth Embodiment
FIG. 21 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic load driving device 100G according to the fourth embodiment of the present invention. The electromagnetic load drive device 100G shown in FIG. 21 includes the
過温度検出回路6(温度センサ)は、電磁負荷駆動装置100G全体、または、スイッチング素子1や還流回路2の発熱源の温度を測定し、一定以上の温度を測定すると、過温度として検出信号DET_OVTにHを出力する。過温度検出回路6で過温度を検出すると、DET_OVTは、反転論理回路61とAND論理回路62を経由し、プリドライバ4の入力である制御信号IN0を制御信号INに関わらずLに固定する。他の構成要素は、プリドライバ4の入力が制御信号INから、AND論理回路62を経由した制御信号IN0に置き換わったこと以外は、図1と同じであるため説明を省略する。
The overtemperature detection circuit 6 (temperature sensor) measures the temperature of the entire electromagnetic load driving device 100G or the heat source of the
図22は、図21の構成における電磁負荷駆動装置100Gの動作の一例を示すタイミングチャートである。図22におけるタイミングチャートのうち、時刻T1までの動作は図2のタイミングチャート同じであるため説明を省略する。 FIG. 22 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic load driving device 100G in the configuration of FIG. Of the timing chart in FIG. 22, the operation up to time T1 is the same as the timing chart in FIG.
時刻T1において、過温度検出回路6が過温度を検出し、検出信号DET_OVTにHを出力すると、プリドライバ4の入力である制御信号IN0をLに固定するため、制御信号INに関わらずスイッチング素子1がオンする定格電圧を印加出来ない。電磁負荷駆動装置100Fは還流動作を継続し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費することで、スイッチング素子1が駆動する電流Idrvは減少し、HGATE−LOAD電圧は低下する。
At time T1, when the
換言すれば、プリドライバ4は、測定された電磁負荷駆動装置100Gの温度が所定温度以上の場合、スイッチング素子1をオフするための第2の電圧を制御用端子に印加する。
In other words, when the measured temperature of the electromagnetic load driving device 100G is equal to or higher than the predetermined temperature, the
時刻T2において、LOAD端子電圧が上昇して故障検出回路の閾値Vdet以上となると、検出信号DETがLとなり、HGATE−LOAD電圧は低下し、スイッチング素子1はオフとなる。時刻T2以降は、還流回路2によって電磁負荷101のエネルギーを消費し、時刻T3において、電磁負荷101の電流ILは0Aとなり電磁負荷駆動装置100Gは停止する。
At time T2, when the voltage at the LOAD terminal rises and becomes equal to or higher than the threshold Vdet of the failure detection circuit, the detection signal DET becomes L, the HGATE-LOAD voltage decreases, and the
図21の電磁負荷駆動装置100Gによれば、故障状態において、還流電流による発熱をスイッチング素子1と還流回路2に分散し、放熱面積の増加により温度上昇を抑制した電磁負荷駆動装置100Gにおいて、更に、過温度検出回路により保護することで、還流回路2のインピーダンスZopが高い状態においても電磁負荷駆動装置100Gを安全な範囲で動作を継続することが出来る。
According to the electromagnetic load drive device 100G of FIG. 21, in the failure state, the heat generation due to the reflux current is dispersed to the
(第5の実施形態)
図23は、本発明の第5の実施形態による電磁負荷駆動装置100Hの構成の一例を示すブロック図である。図23に示す電磁負荷駆動装置100Hは、直流電源の正極側VBと、直流電源の負極側GNDとに接続される。電磁負荷駆動装置100Hは、制御回路102が出力する制御信号INによって制御され、LOAD端子とGNDの間に接続された電磁負荷101を電流ILで駆動する。
Fifth Embodiment
FIG. 23 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic
換言すれば、電磁負荷駆動装置100Hは、プリドライバ4を制御するための制御信号INをプリドライバ4に送信する制御回路102をさらに備える。
In other words, the electromagnetic
電磁負荷駆動装置100Hは、図1で説明した、スイッチング素子1と、還流回路2と、故障検出回路3と、図9で説明したプリドライバ4を備える。プリドライバ4は、検出信号DETがHになるとDET_OUTをHにして制御回路102に出力する。本実施形態では図9に示すプリドライバのバッファ回路45によりDETがHになると、DET_OUTはHの状態を保持する。
The electromagnetic
換言すれば、プリドライバ4は、スイッチング素子1のオフ期間に、オープン状態が検出された場合、制御回路102にその旨を通知する。
In other words, when the open state is detected during the off period of the
図24は、図23の構成における電磁負荷駆動装置100Hの動作の一例を示すタイミングチャートである。図24におけるタイミングチャートのうち、時刻T1までの動作で、図2のタイミングチャートと同じ部分は説明を省略する。
FIG. 24 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic
時刻T0において、故障検出回路3が還流回路2のインピーダンスZopの故障を検出し、DETにHを出力すると、プリドライバ4はバッファ回路45でラッチしてDET_OUTをHにして制御回路102に出力する。制御回路102はDET_OUTがHになると、電磁負荷駆動装置100H及び、電磁負荷駆動装置100Hを含むシステムの停止準備期間に入る。停止準備期間のシステム動作の一例としてはシステム状態のメモリへの書き込みや、電源の停止シーケンスなどである。停止準備期間中は、還流電流をスイッチング素子1と還流回路2に分散して、電磁負荷駆動装置100Hの動作を継続する。
At time T0, when the
換言すれば、制御回路102は、プリドライバ4から通知があった場合、プリドライバ4の駆動を停止するための処理を行う。
In other words, when notified by the
時刻T1において、停止準備の終了信号または、一定期間の終了により、停止準備期間が終了すると、制御回路102は制御信号INをLに固定し、停止移行期間になる。停止移行期間では、電磁負荷駆動装置100Hは還流動作を継続し、電磁負荷101に蓄えられたエネルギーを消費することで、スイッチング素子1が駆動する電流Idrvは減少し、HGATE−LOAD電圧は低下する。
At time T1, when the stop preparation period ends due to an end preparation for the stop preparation or the end of the fixed period, the
時刻T2において、LOAD端子電圧上昇して故障検出回路の閾値Vdet以上となると、検出信号DETはLとなり、HGATE−LOAD電圧は低下し、スイッチング素子1はオフとなる。時刻T2以降は、還流回路2によって電磁負荷101のエネルギーを消費し、時刻T3において、電磁負荷101の電流ILが0Aとなり電磁負荷駆動装置100Hは停止する。
At time T2, when the voltage at the LOAD terminal rises and becomes equal to or higher than the threshold Vdet of the failure detection circuit, the detection signal DET becomes L, the HGATE-LOAD voltage decreases, and the
図23の電磁負荷駆動装置100Hによれば、還流回路2のインピーダンスZopが高い故障状態においても、還流回路2の発熱をスイッチング素子1に分散し、放熱面積の増加により温度上昇を抑制した電磁負荷駆動装置100Hにおいて、故障状態発生後もシステムが安全な状態で停止するまで動作を継続することが出来る。
According to the electromagnetic
(第6の実施形態)
第1の実施形態から第5の実施形態によれば、還流回路2のインピーダンスZopが高くなると、制御信号INがLの時、スイッチング素子1と還流回路2に電流を分散することで、電磁負荷駆動装置の動作を継続することが出来た。しかし、還流回路2のインピーダンスZopが小さければ、制御信号INがLの期間は、スイッチング素子1はオフしているが、インピーダンスZopが大きくなると還流電流により発熱が発生するため、スイッチング素子1の負荷が大きくなる。
Sixth Embodiment
According to the first to fifth embodiments, when the impedance Zop of the
図25は、本発明の第6の実施形態による電磁負荷駆動装置100Jの構成の一例を示すブロック図である。図25に示す電磁負荷駆動装置100Jは、スイッチング素子1と、還流回路2と、故障検出回路3と、プリドライバ4と、電流検出回路7を備える。
FIG. 25 is a block diagram showing an example of the configuration of an electromagnetic load driving device 100J according to the sixth embodiment of the present invention. An electromagnetic load drive device 100J shown in FIG. 25 includes a
電流検出回路7(電流センサ)は、電流測定素子71と、電流検出用閾値72と、コンパレータ73と、を備え、電磁負荷101に流れる電流ILを測定し、電流検出用閾値72以上の電流値であれば、DET_CURにHを出力する。電流測定素子71は、ホール素子やシャント抵抗等、電流が測定できる素子であればよい。また、図25に示すようにLOAD端子で電磁負荷101に流れる電流ILを測定しても良いし、スイッチング素子1電流Idrvを測定しても良い。故障検出回路3は、図4及び図6で示したようにCTRL端子により閾値を変更でき、CTRL端子はDET_CURと接続している。
The current detection circuit 7 (current sensor) includes a
図26は、図25に示す電磁負荷駆動装置100Jの動作の一例を示すタイミングチャートである。 FIG. 26 is a timing chart showing an example of the operation of the electromagnetic load driving device 100J shown in FIG.
時刻T0において、還流回路2のインピーダンスZopの故障が発生した時、負荷電流ILは電流検出用閾値72以上であるため、DET_CURにHを出力しており、動作は図2のタイミングチャートと同じであるため、説明を省略する。
When a failure occurs in the impedance Zop of the
時刻T1において、還流回路2のインピーダンスZopが高い時に、負荷電流ILが電流検出用閾値72以下になると、DET_CURにLを出力し、故障検出回路3はCTRL端子の制御により、検出閾値をVdetからVdet4(図26参照)に変更する。
At time T1, when the load current IL falls below the
換言すれば、レベルシフト回路32、33は、測定された電磁負荷101の通電電流が所定電流以下の場合、閾値ΔVを大きくするようにシフトする。
In other words, the
電流Ifが還流回路2とインピーダンスZopによって降下する電圧より、Vdet4が低い電圧のため、故障検出回路3の検出信号DETはLとなり、正常状態と同様の動作となる。但し、LOAD端子電圧は、還流回路2のインピーダンスZopの影響で、正常時の電圧より低い電圧となる。
Since the voltage Vdet4 is lower than the voltage at which the current If drops due to the
還流回路2のインピーダンスZopが高くても、電流ILが小さければ、還流回路2における発熱量も小さい。そのため、スイッチング素子1によって電流や発熱を分散する必要が無い。
Even if the impedance Zop of the
図25の電磁負荷駆動装置100Jによれば、電磁負荷101の電流ILが小さい場合、故障検出回路3の閾値を変更して、故障状態を検出しないことで、スイッチング素子1の負荷を低減することが可能である。変更した故障検出回路3の閾値Vdet4は、還流回路2が完全にオープン状態でインピーダンスZopが∞の時、LOAD端子電圧が低下し、スイッチング素子1の最大定格電圧以上となり、素子を破壊することを防止するための閾値である。これにより、電磁負荷駆動装置100Jを保護出来る。
According to the electromagnetic load drive device 100J of FIG. 25, when the current IL of the
また、Vdet4を設けず、スイッチング素子1に別のクランプ回路で保護を実施することで、電磁負荷101の電流ILが小さい時は、故障検出回路3の検出信号DETをマスクすることでも同様の効果が得られる。
Also, by providing protection to switching
また、図25では電流検出回路7のコンパレータ73で、電流測定回路71で測定した電流値と閾値72を比較したが、測定した電流値以外でも、電流フィードバックを有するシステムであれば、指示電流値を比較対象としても良い。
Further, in FIG. 25, the comparator 73 of the
(第7の実施形態)
図27は、本発明の第7の実施形態による電磁負荷駆動装置100Kと、電磁負荷駆動装置100Kを用いた車載制御装置200の構成の一例を示すブロック図である。図27に示す車載制御装置200は、電磁負荷駆動装置100Kと、電磁負荷101と、電流制御装置103を備える。
Seventh Embodiment
FIG. 27 is a block diagram showing an example of configurations of an electromagnetic
電磁負荷駆動装置100Kは、図25の電磁負荷駆動装置100Jと、図21で説明した過温度検出回路6(温度センサ)を備え、過温度検出回路6は、過温度状態を検出するとDET_OVTをHにして上位システム104に出力する。電流検出回路7は電流検出信号DET_CURに加え、電流測定装置71の電流測定結果CURMONを電流制御装置103に出力する。
The electromagnetic
電流制御装置103は、上位システム104から車載制御装置200に対する電流指示値と、電磁負荷101の電流ILの電流測定値CURMONを入力として、電流指示値と電流測定値CURMONが等しくなるように、電磁負荷駆動装置100Kに制御信号INを出力する。
The current control device 103 receives the current instruction value from the
換言すれば、電流制御装置103は、測定された電磁負荷101の通電電流が上位システム104から入力される電流指示値と等しくなるように、プリドライバ4を制御するための制御信号INをプリドライバ4に送信する。
In other words, the current control device 103 pre-drivers the control signal IN for controlling the
上位システム104は、例えば、車載制御装置200がリニアソレノイドドライバであれば、所望の油圧に制御するための電流値を出力する。本実施形態で説明していない構成要素は他の実施形態で説明した同符号の構成要素と同じであるため説明を省略する。
For example, when the on-
図28は、図27に示す車載制御装置200の動作の一例を示すタイミングチャートである。
FIG. 28 is a timing chart showing an example of the operation of the on-
時刻T0において、還流回路2のインピーダンスZopの故障が発生した時、負荷電流ILは電流検出用閾値72以上であるため、DET_CURはHを出力しており、動作は図2のタイミングチャートと同じであるため、説明を省略する。
At time T0, when a failure occurs in the impedance Zop of the
時刻T2において、温度上昇により過温度検出回路6が検出信号DET_OVTにHを出力すると、上位システム104は電流指示値を低い電流値に変更し、電流制御装置103によって制御信号INがHの期間が短くなり、電磁負荷101に流れる電流値ILは減少する。
At time T2, when the
換言すれば、電流制御装置103は、測定された電磁負荷駆動装置100Kの温度が所定温度以上の場合、上位システム104から入力される電流指示値より小さい電流になるように、プリドライバ4を制御するための制御信号INをプリドライバ4に送信する。
In other words, when the measured temperature of the electromagnetic
時刻T3において、電磁負荷101に流れる電流値ILが電流検出回路7の閾値72以下となりDET_CURにLを出力すると、故障検出回路3の閾値がVdetからVdet4に変更され、検出信号DETはLとなり、スイッチング素子1による還流電流の分散は無くなる。
At time T3, when the current value IL flowing through the
図27の車載制御装置200によれば、第4の実施形態で説明した過温度検出による保護方法に加え、電流を制限することでさらに電磁負荷駆動装置の動作を継続することが可能である。また、過温度検出回路6は、本実施形態で説明した過温度検出の閾値より高温の第二の過温度検出閾値を持ち、時刻T2以降で第二の過温度検出閾値以上となった場合、電流指示値を0Aにして停止することで、更なる保護の強化も可能である。
According to the on-
(第8の実施形態)
図29は、本発明の第8の実施形態として、本発明の電磁負荷駆動装置100Kを降圧型スイッチングレギュレータ300に適用した制御装置の一例を示すブロック図である。
Eighth Embodiment
FIG. 29 is a block diagram showing an example of a control device in which the electromagnetic
図29に示すスイッチングレギュレータ300は、本発明で説明した電磁負荷駆動装置100Kと、電磁負荷101と、平滑化容量106(コンデンサ、キャパシタ)と、出力電圧VDCと参照電圧VREFを入力として、出力電圧VDCが参照電圧VREFと等電圧になるように電磁負荷駆動装置100Aに制御信号INを出力する電圧制御回路105を備える。出力電圧VDCの端子は、スイッチングレギュレータの負荷107に接続される。
The
換言すれば、スイッチングレギュレータ300(電磁負荷駆動装置)は、電磁負荷101と、電磁負荷101に直列接続される平滑化容量106(コンデンサ)と、電圧制御回路105を備える。ここで、電圧制御回路105は、平滑化容量106に並列接続される負荷107に印加される電圧VDCが参照電圧VREFと等しくなるように、プリドライバ4を制御するための制御信号INをプリドライバ4に送信する。
In other words, the switching regulator 300 (electromagnetic load drive device) includes the
スイッチングレギュレータ300を車載電子制御ユニットに搭載した一例として、負荷107は、例えば、マイコンやアクチュエータの制御回路など、車載電子制御装置の電子回路が含まれる。
As an example in which the
また、電磁負荷駆動装置100Kは、本発明で説明した電磁負荷駆動装置のうち、電磁負荷101がVBと接続した100Cを除くすべての構成が適用可能である。
Further, as the electromagnetic
図29の降圧型スイッチングレギュレータ300によれば、電磁負荷駆動装置100Kの還流回路2のインピーダンスZopが故障状態により高くなった場合、故障状態を検出した後もVDCに所望の電圧を供給し続けることが可能である。また、電磁負荷駆動装置100Kが、故障検出信号DET_OUTまたは、過温度検出信号DET_OVTを出力した時、負荷107を低消費電流の動作に切替えるなどの制御により、VDCに所望の電圧の供給する期間をさらに継続することで、車両を安全に停止するまで、車載電子システムを動作させることが出来る。
According to the step-down
(第9の実施形態)
図30は、本発明の第9の実施形態として、本発明の車載制御装置200をハイサイド駆動のリニアソレノイドドライバ301に適用した例を示すブロック図である。
Ninth Embodiment
FIG. 30 is a block diagram showing an example in which the on-
図30に示すリニアソレノイドドライバ301は、車載制御装置200と、上位システム104と、車載制御装置200のLOAD端子とGNDの間に挿入された電磁負荷101と、容量106(コンデンサ、キャパシタ)を備える。リニアソレノイドドライバ301をATCU(Automatic Transmission Control Unit)に適用した場合、上位システム104は、例えばATCU搭載のマイコンであり、車両の走行状態を各種センサや通信で検知した結果を入力として、車両の走行状態にあった変速段となるように油圧を制御するために最適な電流指示値を演算し、出力する。車載制御装置200は、上位システム104から電流指示値を入力し、電磁負荷101に流れる電流ILを電流指示値と等しくなるように制御する。
The
また、電磁負荷101をVBと接続した場合のリニアソレノイドドライバ302を図31に示す。図31に示す車載制御装置200は、図30の電磁負荷駆動装置100Kに変わって、第1の実施形態で説明した電磁負荷駆動装置100Cに過温度検出回路6と電流検出回路7を追加した電磁負荷駆動装置100Lにより構成される。
Further, FIG. 31 shows a
換言すれば、車載制御装置200(電磁負荷駆動装置)は、電磁負荷の通電電流を測定する電流検出回路7(電流センサ)と、電磁負荷駆動装置100Lの温度を測定する過温度検出回路6(温度センサ)と、電流制御装置103をさらに備える。電流制御装置103は、測定された電磁負荷101の通電電流が上位システム104から入力される電流指示値に対応する電流になるように、プリドライバ4を制御するための制御信号INをプリドライバ4に送信する。
In other words, the on-vehicle control device 200 (electromagnetic load drive device) includes the current detection circuit 7 (current sensor) for measuring the current supplied to the electromagnetic load and the
また、電流制御装置103は、測定された電磁負荷駆動装置100Lの温度が所定温度以上の場合、測定された電磁負荷101の通電電流が電流指示値に対応する電流より小さくなるように、制御信号INを前記ドライバに送信する。
Further, when the measured temperature of the electromagnetic
本実施形態のハイサイド駆動のリニアソレノイドドライバ301及びローサイド駆動のリニアソレノイドドライバ302によれば、車載制御装置200の還流回路2のインピーダンスZopが以上状態により高くなった場合、故障状態を検出した後も電磁負荷101に所望の電流ILを供給し続けることで所望の変速段に制御することが可能である。
According to the high side drive
なお、車載制御装置200(電磁負荷駆動装置)は、電流検出回路7(電流センサ)、過温度検出回路6(温度センサ)のいずれかのみを備えるようにしてもよい。 The on-vehicle control device 200 (electromagnetic load drive device) may include only one of the current detection circuit 7 (current sensor) and the overtemperature detection circuit 6 (temperature sensor).
(第10の実施形態)
図32は、本発明の第10の実施形態として、本発明の電磁負荷駆動装置100Kをハイサイド駆動のインジェクタドライバ303に適用した例を示すブロック図である。
Tenth Embodiment
FIG. 32 is a block diagram showing an example in which the electromagnetic
図32に示すインジェクタドライバ303は、電磁負荷駆動装置100Kと、電磁負荷(インジェクタ)101と、電磁負荷駆動装置100KのLOAD端子と接続した逆流阻止ダイオード110と、帰還ダイオード111と、直流電源の正極側VBより高電位の電源VHから電源を供給されるスイッチング素子112と、電磁負荷101とGNDの間に挿入されたスイッチング素子113と、スイッチング素子112に流れる電流を測定する抵抗素子114と、スイッチング素子113に流れる電流を測定する抵抗素子115と、噴射パルス信号を入力としてインジェクタドライバを制御するインジェクタドライバ制御回路116を備える。
The
電磁負荷駆動装置100Kは、本発明で説明した電磁負荷駆動装置のうち、電磁負荷101がVBと接続した100Cを除くすべての構成が適用可能である。
図33は、図32に示すインジェクタドライバの動作の一例を示すタイミングチャートである。
Of the electromagnetic load driving device described in the present invention, all configurations of the electromagnetic
FIG. 33 is a timing chart showing an example of the operation of the injector driver shown in FIG.
時刻T0において、スイッチング素子112のゲート端子HGATEHと、スイッチング素子113のゲート端子LGATEをHにして、それぞれのスイッチング素子を通電状態にすると、時刻T1において、電源VHにより電磁負荷101に流れる電流ILはピーク電流IPとなる。
When the gate terminal HGATEH of the
時刻T1において、噴射弁がほぼ開弁状態になると、スイッチング素子112のゲート端子HGATEHと、スイッチング素子113のゲート端子LGATEをLにして、それぞれのスイッチング素子を非通電状態なると、電磁負荷駆動装置100Kの還流回路2と、帰還ダイオード111を経由して還流電流が流れる。
At time T1, when the injection valve is almost opened, the gate terminal HGATEH of the
時刻T2において、スイッチング素子113のゲート端子LGATEをHにすると、電磁負荷駆動装置100Kの還流回路2と、スイッチング素子113を経由して還流電流が流れる。
At time T2, when the gate terminal LGATE of the
時刻T3から時刻T4において、電磁負荷駆動装置100Kのスイッチング素子1のゲート端子HGATEのHとLを制御してインジェクタドライバ303は電磁負荷101の電流ILを一定値に保持する。この期間は、電磁負荷駆動装置100Kにおいて、電源VBから電磁負荷101へのエネルギーの供給と、還流回路2による還流電流の供給を繰り返す。
From time T3 to time T4, the
時刻T5において、電磁負荷駆動装置100Kの還流回路2のインピーダンスZopが高インピーダンスになった後について説明する。
A description will be given after the impedance Zop of the return
時刻T6において、正常状態と同様に、スイッチング素子112のゲート端子HGATEと、スイッチング素子113のゲート端子LGATEがともにHになり、電磁負荷101の電流ILに通電される。
At time T6, as in the normal state, both the gate terminal HGATE of the
時刻T7において、スイッチング素子112のゲート端子HGATEHと、スイッチング素子113のゲート端子LGATEをLになると、インピーダンスZopによりLOAD端子電圧が降下し、電磁負荷駆動装置100Kの故障検出回路3が検出信号DETにHを出力するため、電磁負荷101に流れる電流ILは、電磁負荷駆動装置100Kのスイッチング素子1と還流回路2により供給され、帰還ダイオード111に流れる。
At time T7, when the gate terminal HGATEH of the
時刻T8において、スイッチング素子113のゲート端子LGATEがHになると、電磁負荷101に流れる電流ILは、電磁負荷駆動装置100Kのスイッチング素子1と還流回路2により供給され、スイッチング素子113に流れる。
At time T8, when the gate terminal LGATE of the
時刻T9から時刻T10の期間において、電磁負荷駆動装置100Kのスイッチング素子1のゲート端子HGATEがHで無い期間は、還流電流が電磁負荷駆動装置100Kのスイッチング素子1と還流回路2により供給され、スイッチング素子113に流れる。
During the period from time T9 to time T10, during the period when the gate terminal HGATE of the
図32のインジェクタドライバ303によれば、電磁負荷駆動装置100Kの還流回路2のインピーダンスZopが故障状態により高くなった場合、故障状態を検出した後もインジェクタ電流の制御を継続することで、噴射弁の開弁制御を継続することが出来る。
According to the
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment, but includes various modifications. For example, the above-described embodiment is described in detail to explain the present invention in an easy-to-understand manner, and is not necessarily limited to one having all the described configurations. Further, part of the configuration of one embodiment can be replaced with the configuration of another embodiment, and the configuration of another embodiment can be added to the configuration of one embodiment. Moreover, it is possible to add, delete, and replace other configurations for part of the configurations of the respective embodiments.
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。例えば、本発明では、第2の実施形態以降では、スイッチング素子1はNMOSによる構成だが、PMOSでも同様の効果が得られる。また、第2の実施形態から第8の実施形態まで電磁負荷はGNDと接続しているが、VBと接続する場合についても、同様の効果が得られる。
Further, control lines and information lines indicate what is considered to be necessary for the description, and not all control lines and information lines in the product are necessarily shown. For example, in the present invention, in the second embodiment and later, the switching
また、本発明では、電流入力に対して電流出力を得る回路を全てカレントミラーで記載しているが、電流入力に対して電流出力を得る回路であれば、カレントミラー以外でも同様の効果が得られる。 Furthermore, in the present invention, all circuits that obtain current output with respect to current input are described as current mirrors, but any circuit that obtains current output with respect to current input can obtain the same effect except for current mirrors. Be
また、負荷駆動装置に記載の各構成要素は、全て同じ半導体チップに形成された集積回路でも、それぞれの構成要素が複数の部品に分割されていても良く限定されるものでは無い。 Further, each component described in the load driving device may be an integrated circuit formed entirely on the same semiconductor chip, or each component may be divided into a plurality of parts, and is not limited.
また、タイミングチャートに示した信号極性は、一例であり、これに限定するものではない。また、上記の各構成、は、それらの一部又は全部を、例えばひとつの集積回路で実現してもよいし、複数の集積回路で実現しても良い。 Further, the signal polarities shown in the timing chart are an example, and the present invention is not limited to this. Further, in each of the configurations described above, part or all of them may be realized by, for example, one integrated circuit, or may be realized by a plurality of integrated circuits.
また、上記の各構成、機能等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。 In addition, each of the configurations, functions, and the like described above may be realized by hardware by designing part or all of them, for example, by an integrated circuit. Further, each configuration, function, etc. described above may be realized by software by the processor interpreting and executing a program that realizes each function. Information such as a program, a table, and a file for realizing each function can be placed in a memory, a hard disk, a recording device such as an SSD (Solid State Drive), or a recording medium such as an IC card, an SD card, or a DVD.
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。 The embodiment of the present invention may have the following aspects.
(1)電磁負荷への通電をオン・オフ制御するスイッチ素子と、前記スイッチ素子のオフ時に前記電磁負荷の通電電流を還流する還流回路と、前記還流回路が高インピーダンス状態の異常を検出する異常検出回路と、を備え、前記異常検出回路によって異常が検出されたときに、前記スイッチ素子の制御用端子への印加電圧を、前記異常検出回路によって異常が検出されていないときの前記スイッチ素子のオン時よりも低い電圧に制御して、前記電磁負荷の駆動動作を継続する電磁負荷駆動装置。 (1) A switch element for controlling on / off of energization to an electromagnetic load, a reflux circuit for returning the energizing current of the electromagnetic load when the switch element is off, and an abnormality for detecting an abnormality in the high impedance state of the reflux circuit A detection circuit, wherein when an abnormality is detected by the abnormality detection circuit, a voltage applied to a control terminal of the switch element is detected when the abnormality is not detected by the abnormality detection circuit. The electromagnetic load drive device which continues the drive operation of the said electromagnetic load by controlling to a voltage lower than the time of one | on.
(2)電磁負荷への通電をオン・オフ制御するスイッチ素子と、前記スイッチ素子のオフ時に前記電磁負荷の通電電流を還流する還流回路と、前記電磁負荷の通電電流が一定値以下であれば電流検出信号を出力する電流検出回路と、を備え、前記電流検出信号が出力されたときに、前記スイッチ素子の制御用端子への印加電圧を、前記電流検出信号が出力されていないときの前記スイッチ素子のオン時よりも低い電圧に制御して、前記電磁負荷の駆動動作を継続する電磁負荷駆動装置。 (2) If a switch element for controlling on / off of energization to an electromagnetic load, a return circuit for returning an energization current of the electromagnetic load when the switch element is off, and an energization current of the electromagnetic load is a predetermined value or less A current detection circuit for outputting a current detection signal, wherein, when the current detection signal is output, the voltage applied to the control terminal of the switch element is the voltage when the current detection signal is not output. The electromagnetic load drive device which continues the drive operation of the said electromagnetic load by controlling to a voltage lower than the time of one | on of a switch element.
(3)(1)に記載の電磁負荷駆動装置において、前記電磁負荷駆動装置は、前記スイッチ素子の制御用端子への印加電圧を制御するプリドライバを備え、前記プリドライバは、前記還流回路の異常が発生したときに、前記スイッチ素子の制御用端子への印加電圧を、前記異常検出回路によって異常が検出されていないときの前記スイッチ素子のオン時よりも低い電圧に制御して、前記電磁負荷の還流電流または通電エネルギーを分散させることを特徴とする電磁負荷駆動装置。 (3) In the electromagnetic load driving device according to (1), the electromagnetic load driving device includes a pre-driver for controlling a voltage applied to a control terminal of the switch element, and the pre-driver includes the feedback circuit. When an abnormality occurs, the voltage applied to the control terminal of the switch element is controlled to a voltage lower than that at the time of turning on the switch element when the abnormality is not detected by the abnormality detection circuit. An electromagnetic load drive device characterized by dispersing a return current or energization energy of a load.
(4)(1)または(2)いずれか一項に記載の電磁負荷駆動装置において、前記制御用端子はゲート端子であり、前記スイッチ素子の完全なオン時よりも低い電圧は、前記スイッチ素子の完全なオン時よりも絶対値が低いゲート‐ソース間電圧であり、前記電磁負荷が逆起電力の発生を維持することができる電圧であることを特徴とする電磁負荷駆動装置。 (4) In the electromagnetic load drive device according to any one of (1) and (2), the control terminal is a gate terminal, and a voltage lower than that when the switch element is completely turned on is the switch element. An electromagnetic load driving device characterized in that the voltage between the gate and the source is lower than the absolute on time of the above, and the electromagnetic load is a voltage capable of maintaining the generation of a back electromotive force.
(5)(1)に記載の電磁負荷駆動装置において、前記異常検出回路は検出閾値を変更できることを特徴とする電磁負荷駆動装置。 (5) In the electromagnetic load drive device according to (1), the abnormality detection circuit can change the detection threshold.
(6)(1)に記載の電磁負荷駆動装置において、前記異常検出回路は、前記スイッチング素子と前記電磁負荷との節点の電圧で異常を判定すること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。 (6) The electromagnetic load drive device according to (1), wherein the abnormality detection circuit determines an abnormality based on a voltage at a node between the switching element and the electromagnetic load.
(7)(1)に記載の電磁負荷駆動装置において、前記異常検出回路は、前記スイッチング素子の制御用端子の電圧で故障を判定すること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。 (7) The electromagnetic load drive device according to (1), wherein the abnormality detection circuit determines a failure by a voltage of a control terminal of the switching element.
(8)(1)に記載の電磁負荷駆動装置において、前記異常検出回路から異常検出信号が出力されると、前記電磁負荷の通電電流を減少させること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。 (8) In the electromagnetic load drive device according to (1), when an abnormality detection signal is output from the abnormality detection circuit, the current flowing through the electromagnetic load is reduced.
(9)(1)乃至(7)いずれか一項に記載の電磁負荷駆動装置において、前記還流回路と並列に第二の還流回路を備えること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。 (9) In the electromagnetic load drive device according to any one of (1) to (7), a second reflux circuit is provided in parallel with the reflux circuit.
(10)(1)乃至(9)いずれか一項に記載の電磁負荷駆動装置において、前記電磁負荷駆動装置、前記スイッチング素子、または前記還流回路の温度が所定以上のときに過温度検出信号を出力する過温度検出回路を備え、前記過温度検出信号が出力されると、前記電磁負荷への通電を停止すること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。 (10) In the electromagnetic load drive device according to any one of (1) to (9), when the temperature of the electromagnetic load drive device, the switching element, or the return circuit is equal to or higher than a predetermined value An electromagnetic load driving device comprising: an over temperature detection circuit for outputting, and stopping the energization of the electromagnetic load when the over temperature detection signal is output.
(11)(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の電磁負荷駆動装置において、前記電磁負荷の出力電圧と定められた参照電圧とを入力として前記スイッチング素子のオンとオフを制御する信号を出力する電圧制御回路を備え、前記参照電圧と前記出力電圧とを等しくするように制御すること、を特徴とする電磁負荷駆動装置
(12)(1)乃至(10)のいずれか一項に記載の電磁負荷駆動装置において、前記電磁負荷の通電電流を測定する電流測定回路と、上位システムからの電流指示値と前記電流測定回路が測定した電流値を入力として前記スイッチング素子のオンとオフを制御する信号を出力する電流制御回路と、を備え、前記電流指示値と前記電磁負荷の通電電流が等しくなるように制御すること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。
(11) In the electromagnetic load drive device according to any one of (1) to (10), on / off of the switching element is controlled by using an output voltage of the electromagnetic load and a predetermined reference voltage as an input. An electromagnetic load drive device according to any one of (12) (1) to (10), comprising: a voltage control circuit that outputs a signal, and controlling the reference voltage and the output voltage to be equal. In the electromagnetic load driving device according to
(13)(10)に記載の電磁負荷駆動装置において、前記過温度検出回路の過温度検出信号が出力されると、前記電磁負荷の通電電流を減少させること、を特徴とする電磁負荷駆動装置。 (13) In the electromagnetic load drive device according to (10), when the over temperature detection signal of the over temperature detection circuit is output, the conduction current of the electromagnetic load is reduced. .
1…スイッチング素子
2…還流回路
3…故障検出回路
4…プリドライバ
5…第二の還流回路
6…過温度検出回路
7…電流検出回路
100A〜100L…電磁負荷駆動装置
101…電磁負荷
102…制御回路
103…電流制御装置
104…上位システム
105…電圧制御回路
106…平滑化容量
107…負荷
200…車載制御装置
300…スイッチングレギュレータ
301…ハイサイド駆動リニアソレノイドドライバ
302…ローサイド駆動リニアソレノイドドライバ
303…インジェクタドライバ
DESCRIPTION OF
Claims (13)
前記電磁負荷に並列接続され、前記第1のスイッチング素子のオフ期間に前記電磁負荷の通電電流を還流する第1の還流回路と、
前記第1の還流回路のオープン状態を検出する故障検出回路と、
前記第1のスイッチング素子をオンするための第1の電圧又は前記第1のスイッチング素子をオフするための第2の電圧を前記制御用端子に印加するドライバと、を備え、
前記ドライバは、
前記第1のスイッチング素子のオフ期間に、前記オープン状態が検出された場合、前記制御用端子に印加する電圧を、前記第1の電圧と前記第2の電圧との間の範囲の第3の電圧に補正する
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 A first switching element having a control terminal, which turns on / off energization to an electromagnetic load in accordance with a voltage applied to the control terminal;
A first return circuit connected in parallel to the electromagnetic load and returning the conduction current of the electromagnetic load during the off period of the first switching element;
A failure detection circuit that detects an open state of the first return circuit;
A driver for applying a first voltage for turning on the first switching element or a second voltage for turning off the first switching element to the control terminal;
The driver is
When the open state is detected during the off period of the first switching element, the voltage applied to the control terminal is a third voltage in a range between the first voltage and the second voltage. An electromagnetic load drive device characterized by correcting to a voltage.
前記故障検出回路は、
前記第1のスイッチング素子のオフ時に、前記第1のスイッチング素子と前記電磁負荷との接続点の電圧が閾値以上変化した場合に通電する半導体素子を備え、
前記ドライバは、
前記半導体素子の通電電流に基づいて、前記制御用端子に印加する電圧を、前記第3の電圧に補正する
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
The fault detection circuit
The semiconductor device includes a semiconductor element that is energized when a voltage at a connection point between the first switching element and the electromagnetic load changes by a threshold or more when the first switching element is off.
The driver is
An electromagnetic load driving device, wherein a voltage applied to the control terminal is corrected to the third voltage based on the conduction current of the semiconductor element.
前記故障検出回路は、
第1の制御信号に応じて前記閾値を変更するシフト回路をさらに備える
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 2,
The fault detection circuit
An electromagnetic load driver, further comprising: a shift circuit that changes the threshold according to a first control signal.
前記シフト回路は、
前記半導体素子と前記接続点とに接続され、前記第1の制御信号に応じた抵抗値に切り替え可能な抵抗である
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 3,
The shift circuit is
It is a resistance which is connected to the said semiconductor element and the said connection point, and can be switched to the resistance value according to the said 1st control signal. The electromagnetic load drive device characterized by the above-mentioned.
前記故障検出回路は、
前記第1のスイッチング素子のオフ時に、前記制御用端子に印加される電圧が閾値以上変化した場合に通電する半導体素子を備え、
前記ドライバは、
前記半導体素子の通電電流に基づいて、前記制御用端子に印加する電圧を、前記第3の電圧に補正する
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
The fault detection circuit
The semiconductor device includes a semiconductor element which is energized when a voltage applied to the control terminal changes by a threshold or more when the first switching element is turned off.
The driver is
An electromagnetic load driving device, wherein a voltage applied to the control terminal is corrected to the third voltage based on the conduction current of the semiconductor element.
前記第1の還流回路に並列接続される第2の還流回路をさらに備える
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
An electromagnetic load driver, further comprising a second return circuit connected in parallel to the first return circuit.
前記第1の還流回路は、
第2のスイッチング素子であり、
前記第2の還流回路は、
前記第2のスイッチング素子のボディダイオードである
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 6, wherein
The first reflux circuit is
A second switching element,
The second reflux circuit is
It is a body diode of said 2nd switching element. The electromagnetic load driver characterized by the above-mentioned.
前記電磁負荷駆動装置の温度を測定する温度センサをさらに備え、
前記ドライバは、
測定された前記電磁負荷駆動装置の温度が所定温度以上の場合、前記第2の電圧を前記制御用端子に印加する
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
It further comprises a temperature sensor for measuring the temperature of the electromagnetic load drive device,
The driver is
An electromagnetic load driving device characterized in that the second voltage is applied to the control terminal when the measured temperature of the electromagnetic load driving device is equal to or higher than a predetermined temperature.
前記ドライバを制御するための第2の制御信号を前記ドライバに送信する制御回路をさらに備え、
前記ドライバは、
前記第1のスイッチング素子のオフ期間に、前記オープン状態が検出された場合、前記制御回路にその旨を通知し、
前記制御回路は、
前記ドライバから通知があった場合、前記ドライバの駆動を停止するための処理を行う
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
The control circuit further includes a control circuit that transmits a second control signal to control the driver.
The driver is
If the open state is detected during the off period of the first switching element, the control circuit is notified of that fact;
The control circuit
A process for stopping driving of the driver is performed when notified by the driver.
前記電磁負荷の通電電流を測定する電流センサをさらに備え、
前記シフト回路は、
測定された前記電磁負荷の通電電流が所定電流以下の場合、前記閾値を大きくするようにシフトする
ことを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 3,
It further comprises a current sensor that measures the current flow of the electromagnetic load,
The shift circuit is
An electromagnetic load drive device characterized by shifting so as to increase the threshold value when the measured conduction current of the electromagnetic load is equal to or less than a predetermined current.
前記電磁負荷駆動装置の温度を測定する温度センサと、
測定された前記電磁負荷駆動装置の温度が所定温度以上の場合、上位システムから入力される電流指示値より小さい電流になるように、前記ドライバを制御するための第2の制御信号を前記ドライバに送信する電流制御装置と、
をさらに備えることを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
A temperature sensor for measuring the temperature of the electromagnetic load drive device;
When the measured temperature of the electromagnetic load driving device is equal to or higher than a predetermined temperature, a second control signal for controlling the driver is supplied to the driver such that the current is smaller than the current instruction value input from the host system. A current control device to transmit;
An electromagnetic load driving device further comprising:
前記電磁負荷と、
前記電磁負荷に直列接続されるコンデンサと、
前記コンデンサに並列接続される負荷に印加される電圧が参照電圧と等しくなるように、前記ドライバを制御するための第2の制御信号を前記ドライバに送信する電圧制御回路と、
をさらに備えることを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
Said electromagnetic load,
A capacitor connected in series to the electromagnetic load;
A voltage control circuit for transmitting to the driver a second control signal for controlling the driver such that a voltage applied to a load connected in parallel to the capacitor is equal to a reference voltage;
An electromagnetic load driving device further comprising:
前記電磁負荷の通電電流を測定する電流センサと、
測定された前記電磁負荷の通電電流が上位システムから入力される電流指示値と等しくなるように、前記ドライバを制御するための第2の制御信号を前記ドライバに送信する電流制御装置と、
をさらに備えることを特徴とする電磁負荷駆動装置。 The electromagnetic load drive device according to claim 1, wherein
A current sensor that measures the current flow of the electromagnetic load;
A current control device for transmitting, to the driver, a second control signal for controlling the driver such that the measured conduction current of the electromagnetic load is equal to a current indication value input from a host system;
An electromagnetic load driving device further comprising:
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