JP6162674B2 - コンパクト - Google Patents
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Description
この種の従来のコンパクトには、容器本体の後壁部にパフ(化粧用具)を受ける支持突片がヒンジピン廻りに回動自在にヒンジ係合され、蓋体を開方向に大きく回動させた際に、支持突片の後壁部が蓋体後端により圧接されて支持突片が開方向に回動するように構成されたものがある。この場合、蓋体を大きく開くと同時に支持突片が化粧用具収納凹部の底壁から上方に揺動して、パフが支持突片と共に上方に揺動して持ち上がるため、持ち上がった一端部を摘んでパフを容易に取り出して使用することができるようになっている(例えば特許文献1)。
また、後者の場合、部品数は増えないが、底壁に隙間が必要になるため、コンパクト自体が分厚くなるし、パフに加工を施すことが必要な場合もあり、この点から製造費用が高くなるという問題があった。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、上端が開口した化粧用具収納凹部7を備えるコンパクトであって、
化粧用具収納凹部7に収納した化粧用具9の一端側を下方押圧によって下方移動させて他端側を持ち上げるように、化粧用具収納凹部7の底壁17の一端側に下方に弾性変形可能な可動壁部29が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、可動壁部29はその一端部を支点に弾性変形により下方へ傾斜揺動自在とされ、可動壁部29の他端側に、化粧用具9が可動壁部29上を滑降するのを規制する滑降規制片35が突設されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記可動壁部29は、底壁17の一部を他の部分よりも弾性変形し易い弾性材で構成してなる点にある。
しかも、化粧用具収納凹部の底壁に可動壁形成溝を設けたり、底壁の一部を弾性変形し易い材料で構成したりすることによって、部品数を増やすことなく底壁に可動壁部を設けることができ、コンパクト自体が分厚くなるようなこともなくなり、安価に製造することができる。
図1及び図2は本発明の第1実施形態を示している。図1及び図2において、コンパクト1は、容器本体3と容器本体3の上端開口を開閉自在に塞ぐ蓋体4とを備えている。
容器本体3は、弾性を有する硬質合成樹脂等により左右に長い長方形状に形成されている。容器本体3の左右方向の一方側に、上端が開口した長方形の化粧料収納凹部6が形成され、他方側に、上端が開口した長方形の化粧用具収納凹部(パフ収納凹部)7が形成されている。化粧料収納凹部6に白粉等の化粧料が収納され、化粧用具収納凹部7に化粧用具であるパフ9が収納されている。
蓋体4の内面側に、鏡体27が設けられている。鏡体27はその鏡面を容器本体3側に向けた状態で蓋体4に埋設固定されている。
前記第1実施形態によれば、パフ9を使用して化粧をする場合、コンパクト1の蓋体4を開いた後、図2に示すように、化粧用具収納凹部7に収納したパフ9の後端側を指で下方に押圧すると、可動壁部29がその前端部(1点鎖線F1)を支点に弾性変形により下方へ傾斜揺動して、可動壁部29が化粧用具収納凹部7の下面よりも下方に突出し、これによりパフ29が可動壁部29の前端部(1点鎖線F1)を支点に揺動し、パフ9の後端側を下方移動させてパフ9の前端側が持ち上がる。
また、可動壁部29が下方へ傾斜揺動した際に、パフ9が可動壁部29上を後方に滑降するのを滑降規制片35によって規制することができるため、パフ9が滑降して可動壁部29から後方に突出するのを防止でき、下方へ傾斜揺動した可動壁部29が元の水平な状態に戻るときに、パフ9が可動壁部29と後壁12との間に挟まるのを未然に防止し得る。
しかも、化粧用具収納凹部7の底壁17に可動壁形成溝30を設けることによって、部品数を増やすことなく底壁17に可動壁部29を簡単に形成することができ、コンパクト1自体が分厚くなるようなこともなくなり、コンパクト1を安価かつ簡単に製造することができる。
第2実施形態の場合、化粧用具収納凹部7に収納したパフ9の後部を指で下方に押圧すると、可動壁部29がその前端部(1点鎖線F1)を支点に弾性変形により下方へ傾斜揺動すると共に、第2可動壁部34はその後端部(1点鎖線F1)を支点に可動壁部29に
連動して弾性変形によって前上がりに傾斜揺動し、これによりパフ9が可動壁部29の前端部(1点鎖線F1)を支点に揺動し、パフ9の後端側(一端側)を下方移動させてパフ9の前端側(他端側)が持ち上がり、その持ち上がったパフ9の前端部を指で摘んでパフ9を容易に取り出して使用できる。
図10及び図11は第6実施形態を示し、可動壁部29の後端部から左右両端部に亘って左右突出片51と後突出片52とを平面視コの字状に一体に上方突設したものであり、後突出片52がパフ9の滑降を規制する滑降規制片35とされている。その他の点は第1実施形態の場合と同様の構成である。
開口部55を塞いでいる。従って、底壁17は底壁本体54とカバー壁56と可動壁部29とを備えてなり、可動壁部29は、底壁17の一部を他の部分よりも弾性変形し易い弾性材で構成してなる。
また、前記実施形態では、化粧用具収納凹部7の底壁17の後端側に可動壁部29を設けているが、これに代え、底壁17の前端側に可動壁部29を設けるようにしてもよい。この場合、例えば、底壁17の前端側に平面視で後方が開口したコの字状の可動壁形成溝30を形成し、可動壁部29がその後端部を支点に弾性変形によって前下がりに傾斜揺動するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、容器本体3に化粧料収納凹部6と化粧用具収納凹部7とが左右に形成されているが、これに代え、容器本体3に化粧料収納凹部6と化粧用具収納凹部7とが前後に形成されていてもよいし、2段に形成されていてもよい。
また、本発明が適用される化粧用のコンパクト1は、化粧用具収納凹部7を備えていればよく、化粧料収納凹部6や鏡体27がないものであってもよい。
7 化粧用具収納凹部
9 パフ(化粧用具)
17 底壁
29 可動壁部
30 可動壁形成溝
35 滑降規制片
47 ストッパー
Claims (5)
- 上端が開口した化粧用具収納凹部(7)を備えるコンパクトであって、
化粧用具収納凹部(7)に収納した化粧用具(9)の一端側を下方押圧によって下方移動させて他端側を持ち上げるように、化粧用具収納凹部(7)の底壁(17)の一端側に下方に弾性変形可能な可動壁部(29)が設けられていることを特徴とするコンパクト。 - 前記底壁(17)に、一端部を残して可動壁部(29)の外周を囲繞するように可動壁形成溝(30)が設けられて、前記可動壁部(29)が底壁(17)の可動壁形成溝(30)の内側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンパクト。
- 可動壁部(29)はその一端部を支点に弾性変形により下方へ傾斜揺動自在とされ、可動壁部(29)の他端側に、化粧用具(9)が可動壁部(29)上を滑降するのを規制する滑降規制片(35)が突設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンパクト。
- 可動壁部(29)の他端側に、可動壁部(29)の下方揺動を規制するように化粧用具収納凹部(7)の可動壁部(29)以外の固定側に係合するストッパー(47)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンパクト。
- 前記可動壁部(29)は、底壁(17)の一部を他の部分よりも弾性変形し易い弾性材で構成してなることを特徴とする請求項1に記載のコンパクト。
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