JP6081313B2 - 建具 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に開示したように、左右の縦枠を取り付けた後に、一方の縦枠の開口部に上枠の一側端部を飲み込ませるように一旦挿入し、上枠の他側端部を持ち上げてスライド移動させることによって他方の縦枠の開口部に挿入して上枠を縦枠に取り付けるようにして建具枠を枠組みする建具が提案されている。
また、縦枠に上枠を取り付けるには、上枠を斜めにして一方の縦枠の開口部に挿入する第1の動作と、斜めの上枠を水平とする第2の動作と、水平とした上枠を移動して他方の縦枠の開口部に挿入する第3の動作との3つの動作が必要で、第3の動作は一方の縦枠の開口部から上枠が抜けないように注意深く行うために、建具枠を枠組みする作業が大変面倒で、時間がかかってしまう。
前記左右の縦枠は、互いに対向するよう内側に開口し、上枠の長手方向端部が上下方向に移動可能な内向凹部を有し、
前記左右の縦枠の上部に、当該縦枠の室内側面及び室外側面の上部を覆う縦枠キャップを、移動可能に取り付け、
前記上枠は、建具枠を取り付けるための、少なくとも縦内面、上内面を有する取付開口部の縦内面に固着して取り付けた左右の縦枠の内向凹部に、上下方向に移動できるように取り付け可能で、かつ上方に移動することで縦枠キャップと干渉して縦枠キャップとともに上方に移動可能とし、
前記上枠を取付開口部の上内面に固着具で固着して取り付けることで建具枠としたことを特徴とする建具である。
前記上枠支持部は常時上枠を落下しないように支持する支持姿勢で、上枠を縦枠の内向凹部に沿って下から上に移動することで、当該上枠が上枠支持部に接し、その上枠支持部を支持解放姿勢に変位し、かつ上枠が上枠支持部よりも上方に移動すると上枠支持部が支持姿勢に復帰するようにすることができる。
このようにすれば、上枠を縦枠の内向凹部に沿って上方に移動することで、上枠が上枠支持部と接して支持解放姿勢に変位し、上枠が上枠支持部よりも上方に移動すると上枠支持部は支持姿勢に復帰して上枠の落下を防止するので、上枠を取付開口部の上内面に固着具で固着して取り付ける際に、上枠を手で押さえる必要がなく、上枠を簡単に上内面に取り付けできる。
前記縦枠キャップは、前記凹陥部に上下方向に移動可能な取付部を有し、
前記取付部に上枠支持部を当該取付部を縦枠の凹陥部に取り付けた状態で、上枠支持部が内向凹部の底面よりも内側に突出するようにできる。
このようにすれば、取付部を凹陥部に嵌合することで縦枠キャップを縦枠に簡単に取り付けできると共に、上枠支持部を上枠側に突出して上枠を落下しないように支持できる。
上枠が縦枠の内向凹部に沿って上方に移動することで、上枠の上部が上枠当接部と当接し、上枠とともに縦枠キャップが上方に移動するようにできる。
このようにすれば、上枠とともに縦枠キャップを確実に上方に移動することができる。
前記上枠当接部が上枠の上面から上方に突出することがないようにできる。
このようにすれば、上枠と縦枠キャップを取付開口部の上内面に接して取り付けることが可能で、縦枠キャップ、上枠と取付開口部の上内面との間に隙間が生じることがないようにできる。
また、縦枠と上枠のコーナー部に生じた隙間は縦枠キャップで隠されるので、外観の見栄えが良い。
また、縦枠、上枠に枠組みのための加工をする必要がない。
外窓2は、アルミ合金製の窓枠2aにアルミ合金製の障子2bを引き違いに装着した引き違い窓である。
内窓3は、アルミ合金製の窓枠3aにアルミ合金製の障子3bを引き違いに装着した引き違い窓である。
この内窓3が本発明の建具で、窓枠3aが建具枠、障子3bが建具体である。
窓枠3aは左右の縦枠10,10と、上枠20と、下枠30とを枠組みしてある。
取付枠4は、左右の縦枠材40,40と、上枠材41と、下枠材42を方形状に連結してある。
取付枠4が本発明の取付開口部で、縦枠材40が縦内面、上枠材41が上内面、下枠材42が下内面である。
図3及び図4に示すように、左右の縦枠10は、本体部11と、本体部11の室内側端と室外側端とに設けた見付け方向の内側である互いに対向するよう内側に向かう室内側内向部12、室外側内向部13とで見付け方向の内側に開口した上・下枠取付用の内向凹部14を有している。
本体部11の見付け方向の内側の内側面11a、つまり内向凹部14の底面14aは、見込み方向に渡って略平坦面である。
本体部11の見込み方向両側寄りに一対の凹陥部15を有していると共に、見込み方向中間に凹溝16を有している。
凹陥部15は見付け方向の内側である内向凹部14と同じ内側に向けて開口し、かつ長手方向に連続し、開口縁には見込み方向に向かう突出片15aを有して開口縁の見付け寸法が小さくなっている。つまり、あり溝形状である。
凹溝16は見付け方向の外側に向けて開口し、かつ長手方向に連続している。
なお、見付け方向の外側とは縦枠40に取り付ける側で、見付け方向の内側とは縦枠40に取り付ける側と反対側で、左右の縦枠10の内向凹部14は相対向する。
本体部21には障子ガイド24が見付け方向の内側に向けて設けてあると共に、見付け方向の外側に向けて開口した凹溝25を有している。
上枠20は、長手方向端部が縦枠10の内向凹部14に上下方向に移動できるように取付け可能である。
この実施の形態では上下方向に移動可能で、かつ見込み方向には動かないように嵌合して取り付けてある。
下枠30は、長手方向端部が縦枠10の内向凹部14に上下方向に移動可能で、かつ見込み方向には動かないように嵌合して取り付けてある。
縦枠キャップ5は縦枠10の室内側内向部12の見付け方向の内側面12a及び室外側内向部13の見付け方向の内側面13aよりも内側に突出し、上枠20の室内側内向部22、室外側内向部23の長手方向端部、つまり上枠20の室内側面、室外側面の長手方向端部を覆うようにしてある。
縦枠キャップ5は上枠20と当接し、上枠20を縦枠10に沿って上方に移動することで縦枠キャップ5は縦枠10に沿って上枠20とともに上方に移動するようにしてある。
図6に示すように、左右の縦枠材40に左右の縦枠10を、その下端面が下枠材42に接し、かつ内向凹部14が相対向するように接し、固着具43で固着して取り付ける。
縦枠キャップ5は縦枠10の上端部にあらかじめ取り付ける。なお、縦枠10を縦枠材40に取り付けた後に縦枠キャップ5を取り付けても良い。
そして、上枠20を縦枠10の内向凹部14に沿って上方に移動し、縦枠キャップ5と干渉したら縦枠キャップ5とともにさらに上方に移動して図8に示すように、上枠20を取付枠4の上枠材41に接する。
この状態で上枠20を上枠材41に固着具44で固着して取り付ける。
つまり、施工現場において取付枠4の上枠材41と下枠材42との間の寸法(取付開口部の上下方向寸法)を測定(採寸)し、縦枠10をその寸法に合わせた長さに切断するが、測定誤差や切断長さの誤差のために縦枠10が上枠材41、下枠材42と干渉して縦枠材40に取り付けできないことがあるので、縦枠10を測定した寸法よりも短い長さに切断して上枠材41、下枠材42と干渉せずに縦枠10を縦枠材40に取り付けできるようにするので、前述のように上枠20を縦枠10の内向凹部14に沿って上方に移動して上枠材41に上枠20が接するようにしている。
図10に示すように、縦枠キャップ5は、縦枠10の本体部11の見込み寸法と同一長さで、本体部11の見付け寸法と同一幅の主体部50と、この主体部50の長手方向両端部に、幅方向一側方に向けて一体的に設けた室内側覆い部51、室外側覆い部52とで平面形状が略コ字形状のカバー部53を有している。
カバー部53の主体部50の長手方向両側寄りの下面には一対の取付部54が下向きに設けると共に、主体部50の長手方向中間の下面には中間取付部55が下向きに設けてある。
カバー部53の主体部50の幅方向一側面には、幅方向一側方に向かう上枠当接部56が長手方向に間隔を置いて一対設けてある。
上端部57aに幅方向他側方に向かう外力が負荷すると弾性変形して上端部57aが幅方向一側面54aと面一の支持解放姿勢となる。
これにより、図11に示す状態から上枠20を縦枠10の内向凹部14に沿って上方に移動することで、図12に示すように、上枠20の本体部21の上面21aが上枠支持部57と接して上枠支持部57に外力が負荷し、支持解放姿勢に弾性変形する。
そして、上枠20の本体部21が上枠支持部57を超えて上方に移動すると、図13に示すように上枠支持部57が支持姿勢に復帰し、本体部21の下面21bが上枠支持部57と対向し、上枠20から手を離すことで本体部21の下面21bが上枠支持部57に接し、上枠20を落下しないように支持する。
これにより、図13に示すように上枠支持部材57で支持されている上枠20を縦枠10の内向凹部14に沿って上方に移動することで、上枠20を縦枠10の内向凹部14に沿って上方に移動することで、上枠20の凹溝25に上枠当接部56が嵌まり込み、上枠20をさらに上方に移動すると図15に示すように、凹溝25の底面25aが上枠当接部56の下面56aに接して上枠20とともに縦枠キャップ5が上方に移動する。
例えば、間仕切りのように、左右の柱と天井と床で取付開口部とし、その左右の柱に縦枠10を取り付け、その左右の縦枠10に上枠30を取り付けて窓枠とする場合にも、前述のようにして枠組みできる。
この場合には、下枠30を用いないことがある。つまり、取付開口部は少なくとも縦内面と上内面を有すれば良い。
また、前述の実施の形態の内窓3は、アルミ合金製としたが樹脂製や、アルミ合金と樹脂の複合としても良い。
Claims (5)
- 左右の縦枠の上部間に渡って上枠を取り付けた建具枠を有した建具であって、
前記左右の縦枠は、互いに対向するよう内側に開口し、上枠の長手方向端部が上下方向に移動可能な内向凹部を有し、
前記左右の縦枠の上部に、当該縦枠の室内側面及び室外側面の上部を覆う縦枠キャップを、移動可能に取り付け、
前記上枠は、建具枠を取り付けるための、少なくとも縦内面、上内面を有する取付開口部の縦内面に固着して取り付けた左右の縦枠の内向凹部に、上下方向に移動できるように取り付け可能で、かつ上方に移動することで縦枠キャップと干渉して縦枠キャップとともに上方に移動可能とし、
前記上枠を取付開口部の上内面に固着具で固着して取り付けることで建具枠としたことを特徴とする建具。 - 前記縦枠キャップは、上枠支持部を有し、
前記上枠支持部は常時上枠を落下しないように支持する支持姿勢で、上枠を縦枠の内向凹部に沿って下から上に移動することで、当該上枠が上枠支持部に接し、その上枠支持部を支持解放姿勢に変位し、かつ上枠が上枠支持部よりも上方に移動すると上枠支持部が支持姿勢に復帰するようにした請求項1記載の建具。 - 前記縦枠の内向凹部の底面に、長手方向に連続し内向凹部と同じ内側に開口した凹陥部を有し、
前記縦枠キャップは、前記凹陥部に上下方向に移動可能な取付部を有し、
前記取付部に上枠支持部を当該取付部を縦枠の凹陥部に取り付けた状態で、上枠支持部が内向凹部の底面よりも内側に突出して設けた請求項2記載の建具。 - 前記縦枠キャップは、上枠の上部が当接する上枠当接部を有し、
上枠が縦枠の内向凹部に沿って上方に移動することで、上枠の上部が上枠当接部と当接し、上枠とともに縦枠キャップが上方に移動するようにした請求項1〜3いずれか1項記載の建具。 - 前記上枠の上面に、縦枠キャップの上枠当接部が嵌まり込む凹溝を形成し、
前記上枠当接部が上枠の上面から上方に突出することがないようにした請求項4記載の建具。
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