JP5636958B2 - 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 - Google Patents
液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5636958B2 JP5636958B2 JP2010294473A JP2010294473A JP5636958B2 JP 5636958 B2 JP5636958 B2 JP 5636958B2 JP 2010294473 A JP2010294473 A JP 2010294473A JP 2010294473 A JP2010294473 A JP 2010294473A JP 5636958 B2 JP5636958 B2 JP 5636958B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- liquid developer
- radiation
- toner
- latent image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Description
請求項1に係る発明は、
ビニル系樹脂及びスチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂を含有するトナー粒子と、
放射線硬化材料と前記放射線硬化材料以外の非水溶媒との混合物又は前記放射線硬化材料単独で構成されたキャリア液と、
を含む液体現像剤である。
前記熱可塑性エラストマー樹脂は、スチレン骨格を有する単量体に由来する構成単位と、不飽和二重結合を有する構成単位と、の共重合体である、請求項1に記載の液体現像剤である。
請求項3に係る発明は、
前記熱可塑性エラストマー樹脂は、スチレン骨格を有する単量体に由来する構成単位と、不飽和二重結合を有する構成単位と、のブロック共重合体である、請求項1に記載の液体現像剤である。
請求項4に係る発明は、
前記トナー粒子全体に対する前記ビニル系樹脂の含有量が50質量%以上90質量%以下であり、かつ、前記トナー粒子全体に対する前記熱可塑性エラストマー樹脂の含有量が5質量%以上50質量%以下である、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の液体現像剤である。
前記キャリア液は、前記放射線硬化材料単独で構成された、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液体現像剤である。
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液体現像剤が収容された現像剤カートリッジである。
潜像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成工程と、
前記潜像保持体の表面に形成された前記潜像を、現像剤保持体の表面に保持された請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像工程と、
前記潜像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着工程と、
前記定着画像に放射線を照射する放射線照射工程と、
を有する、画像形成方法である。
前記トナー像及び前記放射線照射工程によって前記放射線が照射される前の前記定着画像の少なくとも一方に開始剤を添加する開始剤添加工程をさらに有する、請求項7に記載の画像形成方法である。
潜像保持体と、
前記潜像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
現像剤保持体を有し、前記潜像保持体の表面に形成された前記潜像を、前記現像剤保持体の表面に保持された請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像手段と、
前記潜像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着手段と、
前記定着画像に放射線を照射する放射線照射手段と、
を有する画像形成装置である。
前記トナー像及び前記放射線照射手段によって前記放射線が照射される前の前記定着画像の少なくとも一方に開始剤を添加する開始剤添加手段をさらに有する、請求項9に記載の画像形成装置である。
本実施形態に係る液体現像剤は、ビニル系樹脂及びスチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂を含有するトナー粒子と、放射線硬化材料と放射線硬化材料以外の非水溶媒との混合物又は放射線硬化材料単独で構成されたキャリア液と、を含む液体現像剤である。
本実施形態の液体現像剤は、上記特徴を有することにより、上記特徴を有さない場合(すなわち放射線硬化材料を含まない場合)に比べ、耐引っ掻き性の良好な画像が形成される。
そして本実施形態では、上記の可撓性を有するトナー粒子に加えて、放射線硬化材料を含むキャリア液を用いているため、画像に放射線を照射することにより放射線硬化材料が硬化することで、単に耐折り曲げ性が良好なだけでなく、耐引っ掻き性も良好な画像が得られると考えられる。
以下、上記液体現像剤を構成する成分についてさらに詳細に説明する。
トナー粒子は、上記の通り、少なくともビニル系樹脂及びスチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂を含有し、必要に応じて、着色剤、離型剤等のその他成分を含んでもよい。
ビニル系樹脂は、ビニル系単量体(ビニル基を有する単量体)を重合して得られる樹脂である。ビニル系単量体としては、例えば、スチレン系単量体、(メタ)アクリル酸エステル系単量体、及びその他のビニル系単量体が挙げられる。なお、「(メタ)アクリル」とはアクリル又はメタクリルのいずれかまたは両方であることを意味する。上記ビニル系樹脂は、これらのうち1種の単量体を重合した単独重合体であってもよく、2種以上の単量体を用いた共重合体であってもよい。
また、ビニル系樹脂の中でも、特に後述するスチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂との相溶性が良好なビニル系樹脂としては、例えばスチレン系単量体に由来する構成単位を含む樹脂が挙げられる。スチレン系単量体に由来する構成単位を含む樹脂の具体例としては、例えば、スチレン単量体の単重合体のほか、スチレン系単量体に由来する構成単位と(メタ)アクリル酸エステル系単量体に由来する構成単位とを含む共重合体等が挙げられる。
また、上記ビニル系重合体の分子量分布(Mw/Mn)としては、例えば2以上20以下の範囲が挙げられる。
なお、上記ビニル系重合体は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)で測定される分子量分布において、複数のピークや肩部をもっていてもよい。
スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂は、少なくともスチレン骨格を有する単量体(上記スチレン系単量体)に由来する構成単位を有する熱可塑性エラストマー樹脂である。熱可塑性エラストマー樹脂としては、例えば、常温(例えば25℃)においてゴムの性質を有し、高温において熱可塑性プラスチックと同様に軟化する性質を有するものが挙げられる。
また上記具体例において、例えば「水添ポリブタジエン」とは、ポリブタジエンの二重結合に水素を添加したものであることを示す。
極性基としては、例えば、ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基、アシル基等が挙げられる。
上記スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂がスチレン系単量体に由来する構成単位と不飽和二重結合を有する構成単位との共重合体である場合、不飽和二重結合を有する構成単位1つあたりにおける不飽和二重結合の数としては、例えば1以上3以下の範囲が挙げられる。
トナー粒子は、上記ビニル系樹脂及び上記スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂のほか、必要に応じて、他の樹脂、着色剤、離型剤、電荷制御剤、シリカ粉末、金属酸化物などその他成分を含有していてもよい。これらその他成分は、上記ビニル系樹脂及び上記スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂に混練するなどして内添してもよいし、トナー粒子を得たのち混合処理を施すなどして外添してもよい。なお、トナー粒子を透明のトナーとする場合は、着色剤を含まなくてもよい。
またトナー粒子は、トナー粒子のガラス転移温度を制御する添加剤として、又は後述する離型剤として、ポリエステル樹脂を含んでもよく、その場合におけるポリエステル樹脂の含有量としては、樹脂全体に対し、例えば5質量%未満の範囲が挙げられる。
イエローの顔料としては、例えば、縮合アゾ化合物、イソインドリノン化合物、アントラキノン化合物、アゾ金属錯化合物、メチン化合物、アリルアミド化合物に代表される化合物が挙げられる。
マゼンタの顔料としては、例えば、縮合アゾ化合物、ジケトピロロピロール化合物、アントラキノン、キナクリドン化合物、塩基染料レーキ化合物、ナフトール化合物、ベンズイミダゾロン化合物、チオインジゴ化合物、ペリレン化合物が挙げられる。
シアンの顔料としては、例えば、銅フタロシアニン化合物及びその誘導体、アントラキノン化合物、塩基染料レーキ化合物等が挙げられる。
黒の顔料としては、例えば、カーボンブラック、アニリンブラック、アセチレンブラック、鉄黒等が挙げられる。
本実施形態で用いるトナー粒子を製造する方法は特に限定されず、例えば、粉砕トナー、液中乳化乾燥トナー、又は重合トナーの製造方法で製造したトナーをキャリア液中で微粉砕して得られる。
具体的には、例えば、スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂及びビニル系樹脂を含む結着樹脂、着色剤、必要に応じて、他の添加剤をヘンシェルミキサー等の混合装置に投入して混合し、この混合物を二軸押出機等で溶融混練した後、ドラムフレーカー等で冷却し、ハンマーミル等の粉砕機で粗粉砕し、さらにジェットミル等の粉砕機で微粉砕した後、風力分級機等を用いて分級することにより、粉砕トナーが得られる。
また、例えば、スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂及びビニル系樹脂を含む結着樹脂、着色剤、必要に応じて、他の添加剤を酢酸エチル等の溶剤に溶解し、炭酸カルシウムのごとき分散安定剤が添加された水中に乳化/懸濁し、溶剤を除去した後、分散安定剤を除去して得られた粒子を濾過・乾燥することによって液中乳化乾燥トナーが得られる。
また、例えば、結着樹脂を形成する重合性単量体、着色剤、重合開始剤(例えば、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、イソプロピルパーオキシカーボネート、クメンハイドロパーオキサイド、2,4−ジクロリルベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド等)および他の添加剤などを含有する組成物を水相中に撹拌下で加えて造粒し、重合反応後、粒子を濾過・乾燥することによって重合トナーが得られる。
キャリア液は、上記の通り、放射線硬化材料単独であるか、又は放射線硬化材料と放射線硬化材料以外の非水溶媒との混合物である。上記放射線硬化材料及び非水溶媒は、それぞれ1種のみを用いてもよく、2種以上混合して用いてもよい。
放射線硬化材料は、放射線の照射によって硬化する化合物であり、例えばラジカル性放射線硬化材料、カチオン性放射線硬化材料等が挙げられる。また放射線としては、例えば、紫外線、X線等の電磁波;電子線、中性子線等の粒子線;等が挙げられ、その中でも実用的な放射線としては例えば紫外線が挙げられる。なお、キャリア液が放射線硬化材料単独で構成される場合は、液体現像剤中において放射線硬化材料そのものが、トナー粒子を分散させるキャリア液としての役割を果たす。
そしてラジカル性紫外線硬化材料の具体例としては、例えば、ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート等のポリマー化合物;テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド、4−ヒドロキシブチルアクリレート、トリシクロデカンメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、N−ビニルピロリドン、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、EO−変性ビスフェノールAジアクリレート(東亜合成社製:M211B)等の単官能又は2管能モノマー化合物;ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート(東亜合成社製:M−450)、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート等の多官能モノマー;等が挙げられる。
また、ラジカル性放射線硬化材料のうち、電子線によって硬化するラジカル性電子線硬化材料としては、上記ラジカル性紫外線硬化材料の具体例と同様の化合物及び組成物が挙げられる。
また、カチオン性放射線硬化材料のうち、電子線によって硬化するカチオン性電子線硬化材料としては、上記カチオン性紫外線硬化材料の具体例と同様の化合物が挙げられる。
非水溶媒とは、水以外の溶媒を含むものをいい、水と水以外の溶媒との混合物でもよいが、水を積極的に含まない溶媒であってもよい。
非水溶媒としては、例えば、パラフィンオイル等の脂肪族系炭化水素溶媒(市販品では、松村石油社製モレスコホワイトMT−30P、モレスコホワイトP40、モレスコホワイトP70、エクソン化学社製アイソパーL、アイソパーMなど)、ナフテン系オイル等の炭化水素系溶媒(市販品では、エクソン化学社製 エクソールD80、エクソールD110、エクソールD130、日本石油化学社製 ナフテゾールL、ナフテゾールM、ナフテゾールH、Newナフテゾール160、Newナフテゾール200、Newナフテゾール220、NewナフテゾールMS−20Pなど)が挙げられ、それらの中に、トルエン等の芳香族化合物を含有させてもよい。
非水溶媒は、上記成分のうち、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよく、非水溶媒を2種以上混合して用いる場合、例えば、パラフィン系溶剤と植物油との混合系や、シリコーン系溶剤と植物油との混合系が挙げられる。
キャリア液の体積抵抗率としては、例えば1.0×1010Ω・cm以上1.0×1014Ω・cm以下の範囲が挙げられ、1.0×1010Ω・cm以上1.0×1013Ω・cm以下の範囲であってもよい。
キャリア液が放射線硬化材料単独で構成される形態の場合、例えば、キャリア液の体積抵抗率が上記範囲内となる放射線硬化材料を用いてもよい。具体的には、例えば、体積抵抗率が1.0×1010Ω・cm以上の放射線硬化材料(例えば、ラジカル性放射線硬化材料であるポリエチレングリコールジアクリレート等)を単独で用いる方法が挙げられる。また、キャリア液が放射線硬化材料単独で構成される形態において、体積抵抗率が1.0×109Ω・cm以下の放射線硬化材料(例えば、オキセタン、エポキシ化合物、環状エーテル等のカチオン性放射線硬化材料等)を用いる場合は、例えば、上記体積抵抗率が1,0×1010Ω・cm以上の放射線硬化材料と併用し、混合比を調整することで、キャリア液全体の体積抵抗率を上記範囲としてもよい。具体的には、例えば、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートと1,4−ブタンジオールジビニルエーテルとを併用した放射線硬化材料単独のキャリア液が挙げられ、その混合比としては、例えば、放射線硬化材料全体に対する3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートの含有量が10質量%以上30質量%以下となるような比率が挙げられる。
−開始剤−
液体現像剤は、上記トナー粒子及び上記キャリア液の他に、必要に応じて、上記放射線硬化材料の硬化反応を開始させる開始剤を含んでもよい。具体的には、例えば、放射線硬化材料として紫外線硬化材料を用いる場合、開始剤として光重合開始剤を用いてもよい。
なお本実施形態において開始剤を用いる場合、例えば画像を形成する過程において、トナー像又は放射線を照射する前の定着画像に対して開始剤を添加し、液体現像剤中には開始剤を含まない形態であってもよい。特に、キャリア液に溶解しにくい開始剤や、キャリア液に溶解して体積抵抗率を下げる開始剤を用いる場合は、液体現像剤に添加せず、現像によって形成されたトナー像等に直接添加してもよい。
放射線硬化材料としてラジカル性紫外線硬化材料を用いた場合における開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾイル安息香酸メチル、ベンジル、4−クロロベンゾフェノン、4−フェニルベンゾフェンン、4p−トリチオベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−2、2−ジメチルアセトフェノン、2、2−ジエトキシアセトフェノン、2、4、6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシホスフィンオキサイド、BASF社のルシリンTPOやルシリンTPO−L、チバスペシャルティーケミカルズのイルガキュアー1850、イルガキュアー1700、イルガキュアー819等が挙げられる。
その中でも特に、放射線硬化材料の硬化反応を促進させる働きが強く、黄変がない開始剤としては、例えばその構造中にリンを含む開始剤が挙げられ、具体的には、例えば、2、4、6−トリメチルベンゾイルフェニルエトキシホスフィンオキサイド等が挙げられる。
アミン系の増感剤としては、例えば、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、4、4−ジエチルアミノベンゾフェノン、2−ジメチルアミノエチル安息香酸、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアシル等が挙げられる。
液体現像剤は、既述のトナー粒子、キャリア液、及び必要に応じてその他の成分を、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル等の分散機を用いて混合し、粉砕して、トナー粒子をキャリア液中に分散することにより得られる。
なお、トナー粒子のキャリア液中への分散は分散機に限られず、ミキサーのごとく、特殊な攪拌羽根を回転させ分散してもよいし、ホモジナイザーとして知られるローター・ステーターの剪断力で分散してもよいし、超音波によって分散してもよい。
その後、得られた分散液を、例えば孔径100μmの膜フィルターを用いて濾過し、ゴミ及び粗大粒子を除去してもよい。
本実施形態の現像剤カートリッジは、上記本実施形態の液体現像剤が収容された現像剤カートリッジであり、例えば、現像剤カートリッジ内に貯留された液体現像剤が、供給管等を通じて、画像形成装置の現像装置に供給される。現像剤カートリッジは、現像剤カートリッジ内における液体現像剤の残量が無くなった際に交換するため、画像形成装置に着脱される構成としてもよい。
本実施形態の画像形成方法は、潜像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成工程と、潜像保持体の表面に形成された潜像を、現像剤保持体の表面に保持された上記本実施形態の液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像工程と、潜像保持体の表面に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着工程と、トナー像及び定着画像の少なくとも一方に放射線を照射する放射線照射工程と、を有する画像形成方法であり、必要に応じてトナー像及び放射線が照射される前の定着画像の少なくとも一方に開始剤を添加する開始剤添加工程を有していてもよい。
以下、本実施形態における、液体現像剤を用いた画像形成方法及び画像形成装置について、図面を参照しつつ説明する。
以下、この画像形成装置100の動作について簡単に説明する。
現像装置14は、現像ローラ14a(現像剤保持体)と現像剤貯蔵容器14bとを含んで構成される。現像ローラ14aは、現像剤貯蔵容器14bに貯蔵される液体現像剤24に一部が浸るようにして設けられる。尚、現像剤貯蔵容器14bには、図示しない液体現像剤カートリッジから液体現像剤24が供給される構成としてもよい。また、上記液体現像剤カートリッジは、液体現像剤24の残量が無くなった際に交換し得るよう画像形成装置に着脱される構成としてもよい。
トナー像に開始剤を添加する方法としては、例えば、トナー像を溶解しない溶剤に開始剤を溶解させた溶液を、例えば塗布又はスプレー散布等によりトナー像に添加する方法や、液体又は固体(例えば粉状の固体)の開始剤をそのまま、例えばスプレー散布等によりトナー像に添加する方法等が挙げられるが、これらの方法に限定されるものではない。
上記トナー像を溶解しない溶剤としては、例えば、ヘキサンとIPA(イソプロピルアルコール)との混合溶剤(例えばヘキサン/IPA混合比が10/1から5/1の範囲)が挙げられる。
また開始剤の添加量としては、例えば、トナー像に含まれる放射線硬化材料100質量部に対し、1質量部以上10質量部以下の範囲(開始剤を溶剤に溶解させた溶液を用いる場合は、溶液中に含まれる開始剤の質量が上記範囲となる量)が挙げられる。
なお本実施形態では、中間転写体16に転写されたトナー像に開始剤を添加しているが、現像装置14によってトナー像が形成された後から紫外線照射装置34によって紫外線が照射される前までの間に開始剤を添加すればよく、感光体10上のトナー像に開始剤を添加してもよいし、記録媒体に定着された定着画像29に開始剤を添加してもよい。
転写定着ローラ28は、中間転写体16とともに用紙30を挟み、中間転写体16上のトナー像を用紙30に密着させる。これによって用紙30にトナー像を転写し、用紙上にトナー像が定着され、定着画像29となる。トナー像の定着は、転写定着ローラ28に発熱体を設けて加圧及び加熱により行ってもよい。定着温度としては、例えば100℃以上180℃以下が挙げられる。
本実施形態では用紙30への転写と同時に定着を行っているが、転写工程と定着工程とを別々として、転写を行った後に定着を行ってもよい。
定着画像29に照射する紫外線の照射エネルギーとしては、十分に硬化する範囲であればよく、例えば10mJ/cm2以上5000mJ/cm2以下が挙げられる。紫外線の照射時間としては、例えば0.1秒以上60秒以下が挙げられる。
画像形成装置100に備えられる帯電装置20、露光装置12、現像装置14、中間転写体16、転写定着ローラ28、及び、クリーナ18は、例えば、すべてが感光体10の回転速度と同期をとって動作されていてもよい。
−液体現像剤1の調整−
ビニル系樹脂1(スチレンアクリル樹脂、藤倉化成(株)製、商品名:FSR−051、重量平均分子量:38万)60部に、シアン顔料C.I.ピグメントブルー15:3(クラリアント(株)製)40部を加え、加圧ニーダーで混練した。この混練物を粗粉砕して、シアン顔料マスターバッチを作製した。
・スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂1(スチレンに由来する構成単位とブタジエンに由来する構成単位から成るスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、旭化成(株)製、商品名:タフプレンA製品、不飽和二重結合を有する構成単位中における不飽和二重結合の数:1):20部
・ビニル系樹脂2(スチレン−アクリル酸ブチル樹脂、藤倉化成(株)製、商品名:FSR−053、重量平均分子量32万):60部
・上記シアン顔料マスターバッチ:20部
・酢酸エチル:100部
・カチオン性紫外線硬化材料1(1,4−ブタンジオールジビニルエーテル):30部
・分散剤(商品名:ソルスパース20000、日本ルーブリゾール社製):0.1部
スチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂として、共役ジエンを水添した旭化成(株)製タフテックH1041(スチレン−エチレン・ブチレン共重合体、不飽和二重結合を有する構成単位の割合:0モル%):20部を用いた以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤2を得た。
キャリア液として、上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の放射線硬化材料を混合して用い、放射線硬化材料以外の非水溶媒を用いなかった以外は液体現像剤1と同様にして、液体現像剤3を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、2.0×1011Ω・cmであった。
・カチオン性紫外線硬化材料1(1,4−ブタンジオールジビニルエーテル):54重量部
キャリア液として、上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の放射線硬化材料を混合して用い、放射線硬化材料以外の非水溶媒を用いなかった以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤4を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、4.0×1011Ω・cmであった。
・ラジカル性紫外線硬化材料4(2−エチルヘキシルアクリレート):20部
キャリア液として、上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の放射線硬化材料を用い、放射線硬化材料以外の非水溶媒を用いなかった以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤5を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、3.0×1012Ω・cmであった。
キャリア液として、上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の成分を混合して用いた以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤6を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、3.7×1012Ω・cmであった。
・非水溶媒2(脂肪族炭化水素溶媒、商品名:モレスコホワイトP70、松村石油(株)製、初留点:310℃):40部
キャリア液として、上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の放射線硬化材料を用い、放射線硬化材料以外の非水溶媒を用いなかった以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤7を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、2,0×1010Ω・cmであった。
・カチオン性紫外線硬化材料3(オキセタン、商品名:OXT−212、東亞合成(株)製):5部
キャリア液として、上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の非水溶媒を用い、放射線硬化材料を用いなかった以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤8を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、5.5×1013Ω・cmであった。
・非水溶媒2(脂肪族炭化水素溶媒、商品名:モレスコホワイトP70、松村石油(株)製、初留点:310℃):70部
上記ビニル系樹脂1及びビニル系樹脂2を用いる代わりに、ポリエステル樹脂(重量平均分子量:21000、三洋化成社製、商品名:FS−4)を用い、キャリア液として上記非水溶媒1及び上記カチオン性紫外線硬化材料1を用いる代わりに、以下の非水溶媒を用い、放射線硬化材料を用いなかった以外は、液体現像剤1と同様にして、液体現像剤9を得た。得られた液体現像剤におけるキャリア液の体積抵抗率は、5.5×1013Ω・cmであった。
・非水溶媒2(脂肪族炭化水素溶媒、商品名:モレスコホワイトP70、松村石油(株)製、初留点:310℃):70部
図1に示す画像形成装置を用い、現像装置に得られた液体現像剤をセットし、3.5cm×3.5cmのトナー画像(トナー載り量:4g/m2)を形成して以下の評価を行った。定着温度は160℃において行い、紫外線照射強度は60mW/cm2、紫外線照射時間は1分(すなわち、紫外線照射エネルギーが3600mJ/cm2)で行った。また開始剤は、それぞれの実施例及び比較例において、以下のカチオン系開始剤溶液とラジカル系開始剤溶液とを表1に示す添加割合で、合計で厚さが3μmになるように添加した。
カチオン系開始剤溶液としては、開始剤である2−イソプロポキシ−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(東京化成(株)製)2.0部をオキセタンOXT212(東亞合成社製)100部へ溶解させた溶液を用いた。
またラジカル系開始剤溶液としては、開始剤であるIrgacure184(チバジャパン(株)製)0.5部をヘキサン/IPA(イソプロピルアルコール):5/1溶液:10部へ溶解させた。これに、重合促進剤として、トリエタノールアミン(東京化成工業(株)製):5.0部を加えた溶液をラジカル系開始剤溶液として用いた。
耐引っ掻き性は、ライナックス社製ひっかき試験器(加圧力0.5kg)を用いて引っかいた後、引っ掻き部分における画像濃度の低下を目視で観察し、評価した。評価結果は、◎:濃度低下がほとんど生じていない、○:濃度低下はあるが画像は残っている、△:下地が残り一部分が剥がれている、×:画像の大部分が剥がれているとした。
耐折り曲げ特性は、画像を内側にして用紙を折り曲げて広げ、折り曲げた部分を軽く拭きとった後の画像の破壊具合を目視で観察して評価した。評価結果は、◎:画像の剥がれがほとんど観察されない、○:軽微で不連続な画像の剥がれがある、△:不連続な破損、×:連続した破損とした。
12 露光装置
14 現像装置(現像手段)
14a 現像ローラ(現像剤保持体)
16 中間転写体
18 クリーナ
20 帯電装置(帯電手段)
24 液体現像剤
26 トナー像
28 転写定着ローラ(転写手段、定着手段)
29 定着画像
30 用紙(記録媒体)
32 開始剤添加装置
34 紫外線照射装置(放射線照射手段)
100 画像形成装置
Claims (10)
- ビニル系樹脂及びスチレン系の熱可塑性エラストマー樹脂を含有するトナー粒子と、
放射線硬化材料と前記放射線硬化材料以外の非水溶媒との混合物又は前記放射線硬化材料単独で構成されたキャリア液と、
を含む液体現像剤。 - 前記熱可塑性エラストマー樹脂は、スチレン骨格を有する単量体に由来する構成単位と、不飽和二重結合を有する構成単位と、の共重合体である、請求項1に記載の液体現像剤。
- 前記熱可塑性エラストマー樹脂は、スチレン骨格を有する単量体に由来する構成単位と、不飽和二重結合を有する構成単位と、のブロック共重合体である、請求項1に記載の液体現像剤。
- 前記トナー粒子全体に対する前記ビニル系樹脂の含有量が50質量%以上90質量%以下であり、かつ、前記トナー粒子全体に対する前記熱可塑性エラストマー樹脂の含有量が5質量%以上50質量%以下である、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の液体現像剤。
- 前記キャリア液は、前記放射線硬化材料単独で構成された、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液体現像剤。
- 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液体現像剤が収容された現像剤カートリッジ。
- 潜像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成工程と、
前記潜像保持体の表面に形成された前記潜像を、現像剤保持体の表面に保持された請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液体現像剤により現像してトナー像を形成する現像工程と、
前記潜像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写工程と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着工程と、
前記定着画像に放射線を照射する放射線照射工程と、
を有する、画像形成方法。 - 前記トナー像及び前記放射線照射工程によって前記放射線が照射される前の前記定着画像の少なくとも一方に開始剤を添加する開始剤添加工程をさらに有する、請求項7に記載の画像形成方法。
- 潜像保持体と、
前記潜像保持体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
現像剤保持体を有し、前記潜像保持体の表面に形成された前記潜像を、前記現像剤保持体の表面に保持された請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の液体現像剤により現像して、トナー像を形成する現像手段と、
前記潜像保持体の表面に形成された前記トナー像を記録媒体上に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写された前記トナー像を前記記録媒体に定着させて定着画像を形成する定着手段と、
前記定着画像に放射線を照射する放射線照射手段と、
を有する画像形成装置。 - 前記トナー像及び前記放射線照射手段によって前記放射線が照射される前の前記定着画像の少なくとも一方に開始剤を添加する開始剤添加手段をさらに有する、請求項9に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010294473A JP5636958B2 (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010294473A JP5636958B2 (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012141463A JP2012141463A (ja) | 2012-07-26 |
JP5636958B2 true JP5636958B2 (ja) | 2014-12-10 |
Family
ID=46677805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010294473A Expired - Fee Related JP5636958B2 (ja) | 2010-12-29 | 2010-12-29 | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5636958B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021201860A1 (en) * | 2020-04-01 | 2021-10-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Intermediate transfer member and method of production thereof |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5614304B2 (ja) * | 2011-01-24 | 2014-10-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 |
CN105765464A (zh) * | 2013-11-28 | 2016-07-13 | 佳能株式会社 | 紫外线固化型液体显影剂 |
JP6521742B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-05-29 | キヤノン株式会社 | カチオン重合性紫外線硬化型の液体現像剤の製造方法 |
JP6468947B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-02-13 | キヤノン株式会社 | 紫外線硬化型液体現像剤及びその製造方法 |
EP3306401B1 (en) | 2015-05-27 | 2020-11-11 | C/o Canon Kabushiki Kaisha | Recorded matter and image forming method |
JP6504917B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-04-24 | キヤノン株式会社 | 硬化型液体現像剤の製造方法 |
JP6505036B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-04-24 | キヤノン株式会社 | 紫外線硬化型液体現像剤 |
JP6505037B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-04-24 | キヤノン株式会社 | 紫外線硬化型液体現像剤 |
JP6504918B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2019-04-24 | キヤノン株式会社 | 液体現像剤及び液体現像剤の製造方法 |
JP6666038B2 (ja) * | 2015-05-27 | 2020-03-13 | キヤノン株式会社 | 液体現像剤 |
JP6614807B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2019-12-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
WO2018092902A1 (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | 硬化型液体現像剤 |
WO2018097090A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | キヤノン株式会社 | 硬化型液体現像剤及び硬化型液体現像剤の製造方法 |
WO2018097169A1 (ja) * | 2016-11-25 | 2018-05-31 | キヤノン株式会社 | 液体現像剤及び液体現像剤の製造方法 |
JP7444167B2 (ja) | 2019-07-02 | 2024-03-06 | 三菱ケミカル株式会社 | 液体現像剤、画像形成方法、液体現像剤カートリッジ及び画像形成装置 |
JP7400239B2 (ja) * | 2019-07-24 | 2023-12-19 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05165261A (ja) * | 1991-12-11 | 1993-07-02 | Ricoh Co Ltd | 静電写真用カラー液体現像剤 |
JP3683386B2 (ja) * | 1996-07-03 | 2005-08-17 | 株式会社リコー | 電子写真液体現像剤、その製造方法及び画像形成方法 |
JP2005265933A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像定着装置および、画像形成装置 |
JP4674530B2 (ja) * | 2005-11-14 | 2011-04-20 | セイコーエプソン株式会社 | 定着方法、定着装置および画像形成装置 |
JP4940701B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2012-05-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液体現像剤 |
JP2009145746A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 液体マグネトグラフィ用現像剤及び画像形成装置 |
JP5081642B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2012-11-28 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 液体現像剤、および液体現像剤を用いた画像形成装置 |
JP2011197317A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-12-29 JP JP2010294473A patent/JP5636958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021201860A1 (en) * | 2020-04-01 | 2021-10-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Intermediate transfer member and method of production thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012141463A (ja) | 2012-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5636958B2 (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
JP5636925B2 (ja) | 液体現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP5838848B2 (ja) | トナー、液体現像剤、現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法 | |
US20190107794A1 (en) | Liquid developer and method for producing liquid developer | |
JP2009145535A (ja) | 湿式現像剤 | |
JP2007034310A (ja) | トナーの製造方法、これを利用して製造されたトナー、画像形成方法及び画像形成装置 | |
EP2682816A1 (en) | Overcoat composition for electrophotography, electrophotographic image forming method and electrophotographic image forming apparatus | |
JP2011034073A (ja) | 画像形成方法 | |
JP5081642B2 (ja) | 液体現像剤、および液体現像剤を用いた画像形成装置 | |
JP2013174687A (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法 | |
JP6102644B2 (ja) | 液体現像剤 | |
JP2013246281A (ja) | プライマー、電子写真画像、電子写真画像の形成方法及び電子写真画像形成装置 | |
JP5672024B2 (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
JP5614304B2 (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、画像形成方法、及び画像形成装置 | |
CN101206417A (zh) | 制备调色剂的方法以及使用该方法制备的调色剂 | |
JP5915236B2 (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置および画像形成方法 | |
US20090111043A1 (en) | Environment-friendly toner for electrophotography and method of preparing the same | |
JP2005352363A (ja) | 液体現像剤、液体現像剤収容器、および画像形成方法、画像形成装置 | |
JP2013186412A (ja) | 液体現像剤、画像形成装置、プロセスカートリッジ、および画像形成方法 | |
JP2007079576A (ja) | トナーの製造方法、トナー、画像形成方法、画像形成装置 | |
JP6003035B2 (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
JP5867096B2 (ja) | 液体現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP5838849B2 (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP5673184B2 (ja) | 液体現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP2016142907A (ja) | 液体現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131121 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140701 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140901 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141007 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |