JP5508234B2 - メカニカルキーユニット - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、ユーザによって把持されるグリップ部と、使用時においては前記グリップ部を端部として延出するキー部を備え、同キー部をキー穴に挿入した状態で前記グリップ部が操作されることで制御対象の制御が可能となるメカニカルキーユニットにおいて、前記グリップ部には不使用時において前記キー部を収納する収納溝が形成され、前記グリップ部は前記不使用時において電子キーの本体に装着され、前記キー部を回動可能に前記収納溝において支持する回転支持部を備え、前記キー部は前記回転支持部を通じて前記収納溝に沿う収納方向に延出する位置と、前記収納溝外における展開方向に延出する位置との間を回転変位し、前記展開方向に延出する位置にある前記キー部を、同キー部が延びる方向の軸を中心に前記グリップ部に対して回動可能とする回動構造と、前記回動構造を通じて回動した前記キー部を特定の位置にて固定する固定構造と、を備えたことをその要旨としている。
また、キー部は展開方向に延出する位置において回動構造を通じて軸回転可能である。そして、キー部は固定構造を通じて特定の位置に固定される。この特定の位置をキー部がキー穴に挿入された状態において、グリップ部が最も操作し易い位置となるように設定することで、メカニカルキーユニットの操作性が向上する。
以下、本発明にかかるメカニカルキーユニットを具体化した第1の実施形態について図1〜図7を参照して説明する。
メカニカルキーユニット20は、図1の下側に示すように、キー溝21aが形成されるキープレート21と、それを内部に収納するとともに使用時にはユーザに把持されるグリップ部31とを備える。
図2に示すように、グリップ部31の左側面及び左側上面は上下反転したT字状の保持孔34によって連通されている。保持孔34には左右反転したL字状のフック37が収容されている。フック37の取外操作部32は、保持孔34の左側面側の端部から外部に操作可能に露出している。フック37には、取外操作部32の右側に上下方向に延出する延出部35が形成されている。この延出部35は、保持孔34の上面側の端部から突出している。そして、延出部35の上端には左側に突出した係止部36が形成されている。係止部36の先端には傾斜面36aが形成されている。傾斜面36aは、左方向に向かうほど係止部36の厚みが小さくなるように傾斜している。
図2はメカニカルキーユニット20が本体部11に装着された状態である。この状態においては、係止部36の傾斜面36aと反対側の部分が係止穴15内において凸部16に係止している。この係止によって、メカニカルキーユニット20は本体部11に固定される。このとき、取外操作部32が右側に押し操作されると、コイルばね38の弾性力に抗して延出部35及び係止部36は右側に変位する。これにより、図2の2点鎖線で示すように、延出部35及び係止部36は凸部16に対して右側に離間していく。これにより、凸部16及び係止部36間の上記係止は解除される。ユーザは、上記係止が解除された状態、すなわち取外操作部32を押した状態を保持しつつ、メカニカルキーユニット20に対して下側への力を加える。これにより、図3に示すように、係止部36は係止穴15から、棒部39は板ばね19(屈曲部19a)を右側に押し退けつつ嵌合穴17から脱出していく。従って、メカニカルキーユニット20を本体部11から取り外すことができる。メカニカルキーユニット20を本体部11から取り外した状態において、ユーザは取外操作部32から手を離すと、取外操作部32はコイルばね38の弾性力により左方向へ変位して再び保持孔34から突出した状態となる。
図4に示すように、グリップ部31における係止部36が突出する面には収納溝40が形成されている。
図5に示すように、キープレート21が収納溝40内に位置しているときには、同キープレート21は、その長手方向が同図の左右方向である収納方向に沿っている。図6に示すように、解除操作部33が左側(キープレート21の反対側)にスライド操作されると、係止棒48はコイルばね49の弾性力に抗して左側に変位する。これにより、図6の矢印で示すように、係止棒48の右側端部は凹部46から退避していく。従って、図7に示すように、係止棒48及び凹部46間での嵌合状態は解除されて、トーションスプリング44の弾性力によってキープレート21は時計方向に回動する。キープレート21は、図7に示すように、収納方向に対して直交する展開方向に達したとき、その右側側面がグリップ部31の右上部において収納溝40側に突出する端部51に当接する。これにより、展開方向においてキープレート21の時計方向への回転が規制された状態に維持される。以上でキープレート21の展開が完了する。
(1)メカニカルキーユニット20は、そのキープレート21がグリップ部31の収納溝40に収納可能に構成されている。すなわち、グリップ部31は、その本来の取手機能のみならず、キープレート21を収納する機能を有する。よって、メカニカルキーユニット20、ひいてはそれを備える電子キー10をよりコンパクトに構成することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかるメカニカルキーユニットを具体化した第2の実施形態について図8〜図13を参照して説明する。この実施形態のメカニカルキーユニットは、キープレート21が展開方向においてその長手方向に延びる軸を中心に回転可能に構成されている点が上記第1の実施形態と異なっている。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
次に、メカニカルキーユニット20におけるキープレート21の収納及び展開時の作用について説明する。
(7)キープレート21は展開方向においてユーザ側に引っ張られると、その回動部66の軸を中心として回動可能となる。そして、90度回動させた後、キープレート21を収納溝40側に押し込むことで同キープレート21は両固定穴63を通じてその位置に固定される。これにより、展開方向におけるキープレート21及びグリップ部31の位置関係を、キーシリンダ50にキープレート21を挿入した際に、グリップ部31を介してキープレート21に最もトルクを加え易い状態とすることができる。
(第3の実施形態)
以下、本発明にかかるメカニカルキーユニットを具体化した第3の実施形態について図14〜図17を参照して説明する。この実施形態のメカニカルキーユニットは、キープレート21の展開態様が第2の実施形態と異なっている。以下、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図14に示すように、キープレート21が収納溝70にあるとき、ユーザは収納溝70の切欠部61に手指を差し入れて、キープレート21の両操作穴74に手指を引っ掛ける。この状態で、キープレート21を手前側(スライド板71と反対側)に引っ張る。これにより、図15に示すように、スライド板71はスライド穴72内を同図の左側に移動する。これにより、キープレート21は、収納溝70から外出するところ、連通軸73を中心とした回動が可能となる。そして、図17に示すように、キープレート21を展開方向まで回動させる。このとき、キープレート21はグリップ部31における収納溝70の開口の端面に接している。よって、キープレート21はグリップ部31との間での摩擦力によりその位置に保持される。この状態において、キープレート21をキーシリンダに挿入してグリップ部31を回動させることで車両ドアの施解錠が可能となる。上記と逆の工程を経ることでキープレート21をグリップ部31に収納することができる。
(9)キープレート21はそのキー溝21aが露出する態様で収納溝70に収納されている。使用する際には、ユーザはキープレート21をその短手方向において両側から摘みつつ、キープレート21を手前側に引き出す。そして、キープレート21を展開方向へ回動する。よって、例えばキープレート21の厚さ方向において両側から摘み出す構成に比して、キープレート21の展開が容易となる。
・第3の実施形態において、第2の実施形態と同様に固定穴を形成してもよい。この場合、固定穴は、例えば、図17においてキープレート21が展開方向にあるとき、キープレート21と接するグリップ部31に凹設される。すなわち、キープレート21は展開方向においてグリップ部31側に押し込まれる。これにより、キープレート21は固定穴に嵌合して、より確実にキープレート21の収納方向への戻りが規制される。
(イ)前記キー部が前記収納溝にあるとき、前記キー部及び前記グリップ部の境界部分にはユーザの手指を進入可能とした切欠部が形成されてなるメカニカルキーユニット。
(ハ)前記キー部は前記収納溝内においてその表面が露出する態様で収納されるとともに、前記回転支持部は前記キー部の厚さ方向に延び、前記キー部の厚さ方向において前記キー部を前記収納溝外にスライドさせるスライド構造を備えたメカニカルキーユニット。
Claims (2)
- ユーザによって把持されるグリップ部と、使用時においては前記グリップ部を端部として延出するキー部を備え、同キー部をキー穴に挿入した状態で前記グリップ部が操作されることで制御対象の制御が可能となるメカニカルキーユニットにおいて、
前記グリップ部には不使用時において前記キー部を収納する収納溝が形成され、
前記グリップ部は前記不使用時において電子キーの本体に装着され、
前記キー部を回動可能に前記収納溝において支持する回転支持部を備え、
前記キー部は前記回転支持部を通じて前記収納溝に沿う収納方向に延出する位置と、前記収納溝外における展開方向に延出する位置との間を回転変位し、
前記展開方向に延出する位置にある前記キー部を、同キー部が延びる方向の軸を中心に前記グリップ部に対して回動可能とする回動構造と、
前記回動構造を通じて回動した前記キー部を特定の位置にて固定する固定構造と、を備えたメカニカルキーユニット。 - 請求項1に記載のメカニカルキーユニットにおいて、
前記収納溝は前記グリップ部における前記電子キーの本体に装着される側の装着面に形成されるメカニカルキーユニット。
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