JP5478578B2 - 洗濯乾燥機 - Google Patents
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Description
洗濯乾燥機の状態確認及び初期設定を行う。
操作パネル48の表示器7を点灯し、操作ボタンスイッチ24bからの指示入力にしたがって洗濯/乾燥コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯/乾燥コースまたは前回実施の洗濯/乾燥コースを自動的に設定する。例えば、操作ボタンスイッチ24aを指示入力された場合は、乾燥の高仕上げコースを設定する。ここで、ヒータを使用する乾燥コースもしくは、時間を要するが消費電力量を低減できるヒータ(本実施例の加熱手段)を使用しない節電乾燥コースの何れかを、操作ボタン等の選択手段により適宜選択して設定する。
操作パネル48のスタートスイッチ24からの指示入力を監視して処理を分岐する。
センシング動作により負荷レベルを自動計測して、洗剤投入量の指標を表示した後、洗濯を実行する。このとき、負荷レベルの確認の後でも乾燥運転の変更は可能とする。洗濯は洗い,中間脱水,すすぎ,最終脱水を順次実行するが、通常のドラム式洗濯乾燥機と同様であるので、詳細な説明は省略する。
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。洗濯コースのみが設定されている場合は、運転を終了する。
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、高速脱水を実行する。高速脱水は、ファン49を中低速回転で運転し、昇圧により温度上昇した空気を回転ドラム29内に吹込み、衣類を温める。同時に、回転ドラム29を段階的に高速まで回転させ、温まった衣類から効果的に水分を脱水する(温度が上がると水の粘性が低下するため効率よく脱水できる)。
乾燥工程前半を実行する。ファン49は高速回転、回転ドラム29の正逆回転を繰り返し、回転ドラム29内の衣類の位置を入れ替えながら、断熱圧縮で温度上昇した空気をノズル部から衣類に吹き付ける。このとき送風ダクト20内で高湿空気から除湿された凝縮水は、送風ダクト40底部から外槽20背面部に向かって下り傾斜をなすジャバラホース52及び外槽側取付部53を通して速やかに排水孔37近まで除去できるため、凝縮水が温風に対して熱損失となることを回避できる。節電乾燥運転の場合、送風空気の温度上昇は、前述のように昇圧に伴う温度上昇とファン排熱回収が主な要因となる。このため、ファン効率を著しく低下させない範囲において、通常乾燥運転に対して、ファン49の回転数を高回転とする運転でも良い。またファン49の起動は、通常乾燥運転では加熱手段であるヒータ50の入力を伴うため、電流制御などによる回転数の上昇速度の調整が必要となる。これに対して節電乾燥運転では、前記調整の必要はなく、機器の損傷に至らない範囲において迅速に立ち上げるのが好ましい。
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
乾燥開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と初期温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が0.90〜0.95と判断し、ファン49を一端低速に落とし、給気弁を全開にする(送風ダクト側の風路は全閉)。
ファン49を高速回転に戻して、ドラム内の圧力を上げて、排水トラップの水封じを破る。
給気弁を半開にもどし、ファン49を再び高速回転として、乾燥工程後半を実行する。ステップS102において、ヒータ50を使用しない乾燥コースを選択されているか否かを確認して、もしヒータ50を使用するコースを選択している場合には、ヒータ50に通電する。
外槽下部排水口温度T1aと外気温度T2aを測定する(初期温度の設定)。
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
終了判定のための外槽下部排水口温度T1bと外気温度T2bを測定する。
排気開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
外槽下部排水口温度と外気温度の各々中間温度と終了判定温度との差を求め(ΔT1=T1a−T1b,ΔT2=T2a−T2b)、さらにそれらの温度差(ΔT1−ΔT2)が規定温度以上であるかどうかを確認して処理を分岐する。図11に、負荷レベルに対する規定温度テーブルの一例を示す。ヒータ50を使用した通常の乾燥運転では、温度レベルが高いため、各々の温度差ΔT1,ΔT2も大きく取れる。一方、本実施例の加熱手段であるヒータ50を使用しない節電乾燥では、乾燥が進んでもΔT1,ΔT2も小さい。このため、前者と同じ規定温度とすると、乾燥が実質おわっているのに終了判定を満たせないので、結果として乾燥運転を継続してしまう。時間も電力量もかさみ、無駄が生じてしまう。このため図11に示したように規定温度レベルを下げて、節電乾燥に対して適正なテーブルを用いる。
排気開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と終了温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が1.0以上となり乾燥が終了したと判断し、排水孔39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン49の回転数を下げて給水電磁弁28を開いて冷却水を流し、排水トラップ10の水封じを回復させる。このとき、ヒータを使用するコースを選択している場合には同時に本実施例の加熱手段であるヒータをOFFにする。
給水電磁弁28を開いてからの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
水位センサ44の圧力が規定の圧力になったかどうかを確認して処理を分岐する。
給水電磁弁28を開いてから規定の時間が経過した場合、もしくは水位センサ44の圧力が規定の圧力より大きくなった場合、排水トラップ10の水封じが回復したと判断し、ファン49を停止、モータ36を停止、吸気弁13を閉じ、給水電磁弁28を閉じて乾燥工程が終了する。
2 外枠
3 ドア
4 ベローズ
5 駆動回路
6 乾燥装置
7 表示器
8 排水弁
9 排水ホース
10 排水トラップ
11 吹出しノズル
11a 吹出しノズルの出口
12 循環空気
13 吸気弁
14 筐体内部空気
15 発光ダイオード
16 外部空気
17 オーバーフローホース
18 給気孔
19 ブザー
20 外槽
21 サスペンション
22 前面カバー
23 背面カバー
24,24a,24b スイッチ
25 操作ボタン入力回路
26 マイクロコンピュータ
27 フィルタダクト
28 給水電磁弁
29 回転ドラム
30 洗濯物
31 流体バランサー
32 モータ固定具
33 リフター
34 金属製フランジ
35 主軸
36 ドラム駆動用モータ
37 排水孔
38 パッキン
39 排水口
40 送風ダクト
41 制御装置
42 吸気口
43 ベース部
44 水位センサ
45 温度センサ
46 振動センサ
47 電源スイッチ
48 操作パネル
49 ファン
50 ヒータ
51 ファンモータ
52 ジャバラホース
53 ノズル部
54 切り替えダンパ
55 仕切り板
56 背面吹出し口
57 分岐ダクト
Claims (6)
- 外槽内に回転自在に配置され、乾燥時に内部が乾燥室となり、洗濯物を収容する内槽と、該内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持し外装を成す筐体と、空気を加熱する加熱手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段を備えた洗濯乾燥機において、乾燥全工程において前記加熱手段を使わず、前記送風手段により空気を前記内槽内の衣類に送風する運転と、前記加熱手段を使って、前記送風手段により空気を前記内槽内の衣類に送風する運転とを有し、前記加熱手段を使わない運転の場合、前記加熱手段を使う運転の場合と比べて、洗濯乾燥運転の最終脱水時における前記内槽の回転数を高くすることを特徴とする洗濯乾燥機。
- 外槽内に回転自在に配置され、乾燥時に内部が乾燥室となり、洗濯物を収容する内槽と、該内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持し外装を成す筐体と、空気を加熱する加熱手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段を備えた洗濯乾燥機において、乾燥全工程において前記加熱手段を使わず、前記送風手段により昇圧昇温した空気を、前記内槽内の衣類に送風する運転と、前記加熱手段を使って、より高温とした空気を前記内槽内の衣類に送風する運転とを選択する手段を有し、前記加熱手段を使わない運転の場合、前記加熱手段を使う運転の場合と比べて、洗濯乾燥運転の最終脱水時の所要時間を長くすることを特徴とする洗濯乾燥機。
- 外槽内に回転自在に配置され、乾燥時に内部が乾燥室となり、洗濯物を収容する内槽と、該内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持し外装を成す筐体と、空気を加熱する加熱手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段を備えた洗濯乾燥機において、乾燥全工程において前記加熱手段を使わず、前記送風手段により昇圧昇温した空気を、前記内槽内の衣類に送風する運転と、前記加熱手段を使って、より高温とした空気を前記内槽内の衣類に送風する運転とを選択する手段を有し、前記加熱手段を使わない運転の場合、前記加熱手段を使う運転の場合と比べて、前記送風手段のファンの乾燥開始から所定回転数に到達するまでの時間を短くしたことを特徴とする洗濯乾燥機。
- 請求項1記載の洗濯乾燥機において、所定の負荷以下のときに、前記加熱手段を使わない運転の場合、前記加熱手段を使った運転の場合と比べて、洗濯乾燥運転の最終脱水時における前記内槽の回転数の上限設定値を上げたことを特徴とする洗濯乾燥機。
- 請求項1乃至4記載の洗濯乾燥機において、少なくとも前記加熱手段を使わない乾燥運転の場合、前記送風手段により風速48m/s以上の風を前記内槽へ吹出し、衣類に吹き付けることを特徴とする洗濯乾燥機。
- 請求項1乃至5記載の洗濯乾燥機において、前記外槽から水を排出する排水ホースと、前記外槽からオーバーフローした水を排水するためのオーバーフローホースと、前記筐体内を通して前記筐体周囲外気を送風路内に導く吸気手段を備え、少なくとも前記加熱手段を使わない乾燥運転の一部工程において、前記吸気手段から前記筐体内を通して周囲空気を前記送風路内に導き、前記外槽内の空気を、前記オーバーフローホース及び前記排水ホースを通して外部へ排気することを特徴とする洗濯乾燥機。
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