JP5057840B2 - スペクトル解析装置 - Google Patents
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Description
これらの従来の方法は、目標の計測値を得る前に、まず始めに、目標の数を推定する必要があり、S/N比(信号/雑音比)が大きい場合には有効であるが、そうでない場合には、信号数推定を誤判断する可能性がある。特に、実際の信号数よりも少ない数を推定してしまった場合には、後段処理にて目標の計測値に大きな誤差を持つという課題がある。
図1は、本発明の実施の形態1によるスペクトル解析装置の構成図である。このスペクトル解析装置は、信号発生器1、分配器2、パルス化器3、送信空中線4、受信空中線5、ミキサ6、A/D変換部7、相関処理部8、固有値解析部9、部分空間算出部10、評価スペクトル算出部11、ピーク検出部12、および統計処理部13で構成される。
相関処理部8は、デジタルベースバンド受信信号u(m、n、k)に対して、下式(1)のように相関処理を行う。
最後に、(7)では、(6)で出力された目標距離R(w)の数から信号数が決まる。
図7は、本発明の実施の形態2におけるスペクトル解析装置の構成図である。先の実施の形態1における図1の構成図と比較すると、本実施の形態2における図7の構成は、距離ゲート算出部14をさらに備えている点が異なっている。この距離ゲート算出部14は、スペクトル算出部の一部に相当する。
図9は、本発明の実施の形態3におけるスペクトル解析装置の構成図である。先の実施の形態1における図1の構成図と比較すると、本実施の形態3における図9の構成は、速度分離処理部15をさらに備えている点が異なっている。この速度分離処理部15は、スペクトル算出部の一部に相当する。
Claims (6)
- 送信波と、所定周期において観測された入力信号とを混合して周波数変換されたアナログ信号に対して、サンプリング処理を施すことでデジタル信号に変換し、前記所定周期ごとのデジタルベースバンド信号を生成するA/D変換部と、
前記A/D変換部で生成された前記所定周期ごとのデジタルベースバンド信号同士の相関処理を行い、共分散行列を算出する相関処理部と、
前記相関処理部で算出された前記共分散行列の固有値解析を行い、固有値および固有ベクトルを算出するとともに、隣り合う固有値の強度比が最も大きい固有値ペアに基づいて、算出する雑音部分空間行列の数をT種類(Tは、2以上の整数)と特定する固有値解析部と、
前記固有値解析部で算出された前記固有値および前記固有ベクトルから前記T種類の雑音部分空間行列を算出する部分空間算出部と、
前記部分空間算出部で算出された前記T種類の雑音部分空間ごとに評価スペクトルを算出する評価スペクトル算出部と、
前記評価スペクトル算出部で算出された前記評価スペクトルから前記T種類の雑音部分空間ごとにピーク検出値を求めるピーク検出部と
を有し、前記所定周期において観測された前記入力信号に対してスペクトル解析を行うスペクトル算出部と、
前記スペクトル算出部によるスペクトル解析結果から得られた前記T種類の雑音部分空間ごとの前記ピーク検出値に対して統計処理することにより、前記入力信号に含まれる測定対象の特徴量を得る統計処理部と
を備え、
前記スペクトル算出部は、サンプリング処理を行う際のサンプリング間隔からスペクトル解析を行う範囲を規定し、前記範囲内のスペクトル解析結果を出力し、
前記ピーク検出部は、前記T種類の雑音部分空間ごとに求めた前記ピーク検出値の距離に該当する想定距離を算出し、
前記統計処理部は、前記ピーク検出部で前記T種類の雑音部分空間ごとに算出された想定距離に対する前記統計処理として、
第1段階として、前記T種類のうちの第1の雑音部分空間に対して算出された想定距離の各点を中心として、所定の幅を持ったクラスタゲートを設定し、
第2段階として、前記T種類のうちの第2の雑音部分空間に対して算出された想定距離が、前記第1段階で設定した前記クラスタゲート内にあれば、前記クラスタゲート内の2点の平均値にクラスタゲート中心を再設定し、前記第1段階で設定した前記クラスタゲート外にあれば、前記第2の雑音部分空間に対して算出された前記想定距離の点を中心とした新たなクラスタゲートを設定し、
第3段階として、前記T種類のうちの第3の雑音部分空間に対して算出された想定距離から、前記T種類のうちの第Tの雑音部分空間に対して算出された想定距離まで、前記第2段階と同様のクラスタ処理を順次実施し、
第4段階として、前記第1段階から前記第3段階までの一連処理の結果、各クラスタゲート内に含まれている想定距離が複数ある場合には、目標と認識し、ゲート中心値を目標距離として出力し、
第5段階として、前記第4段階で出力された前記目標距離の数から前記特徴量としての信号数を求める
ことを特徴とするスペクトル解析装置。 - 請求項1に記載のスペクトル解析装置において、
前記スペクトル算出部は、前記A/D変換部で生成された前記所定周期ごとのデジタルベースバンド信号に対してフーリエ変換を実施することで、前記所定周期において観測された入力信号を所定の周波数成分ごとにそれぞれ分離する分離処理部をさらに有し、
前記相関処理部は、前記分離処理部によって分離された周波数成分ごとに、デジタルベースバンド信号同士の相関処理を行い、共分散行列を算出する
ことを特徴とするスペクトル解析装置。 - 請求項1または2に記載のスペクトル解析装置において、
前記スペクトル算出部は、スペクトル解析手法としてMUSIC法またはESPRIT法を用いることを特徴とするスペクトル解析装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスペクトル解析装置において、
前記スペクトル算出部でスペクトル解析される前記入力信号は、空間中に存在する測定対象からの放射波または前記測定対象に反射した反射波であることを特徴とするスペクトル解析装置。 - 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のスペクトル解析装置において、
前記スペクトル算出部でスペクトル解析される前記入力信号は、周波数が段階的等間隔に変化して空間に放射された送信パルス信号に対する測定対象からの反射波であることを特徴とするスペクトル解析装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のスペクトル解析装置において、
前記ピーク検出部は、前記想定距離の代わりに、前記T種類の雑音部分空間ごとに求めた前記ピーク検出値の角度に該当する想定角度を算出し、
前記統計処理部は、前記想定距離に対する前記統計処理により、空間中に存在する前記測定対象までの目標距離の数を求める代わりに、前記想定角度に対する統計処理により、空間中に存在する測定対象の目標角度の数を求め、前記目標角度の数から前記特徴量としての信号数を求める
ことを特徴とするスペクトル解析装置。
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