JP4899425B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
−LGG/(2・Dt)≦tanθ≦LGG/(2・Dt)
であることを特徴とする。
LGG/(2・Dt)<|tanθ|≦LGG/Dt
であることを特徴とする。
T1>(Dt・T2)/LGG
かつ
−(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}≦tanθ≦(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}
であることを特徴とする。
T1>(Dt・T2)/LGG
かつ
(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}<|tanθ|≦(2・T2+LGG)/(T1+Dt)
であることを特徴とする。
−LFG/(2・Dt)≦tanθ≦LFG/(2・Dt)
であることを特徴とする。
LFG/(2・Dt)<|tanθ|≦LFG/Dt
であることを特徴とする。
T1>(Dt・T2)/LFG
かつ
−(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}≦tanθ≦(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}
であることを特徴とする。
T1>(Dt・T2)/LFG
かつ
(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}<|tanθ|≦(2・T2+LFG)/(T1+Dt)
であることを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図1に示すように、P型半導体基板21の内部にN型ウェル領域22が設けられている。N型ウェル領域22の内部には、例えば2つのトレンチ24が形成されている。トレンチ24は、N型ウェル領域22よりも浅い。
0<tanθ1≦LGG/(2・Dt) ・・・(1)
図20は、本発明の実施の形態2にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図20に示すように、実施の形態2の半導体装置は、図1に示す実施の形態1の半導体装置において、次のように読み替えたものである。第1ゲート酸化膜26、第2ゲート酸化膜27、第1ゲート電極28および第2ゲート電極29をそれぞれゲート酸化膜76、フィールド酸化膜77、ゲート電極78およびフィールド電極79と読み替える。
0<tanθ1≦LFG/(2・Dt) ・・・(2)
図39は、本発明の実施の形態3にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図39に示すように、実施の形態3の半導体装置は、図1に示す実施の形態1の半導体装置において、P型フローティング領域45を複数、例えば2つのP型フローティング領域46,47に分割し、トレンチ24の底部の中央部にP型フローティング領域がないようにしたものである。これらP型フローティング領域46,47は、P型の第1チャネル領域43およびP型の第2チャネル領域44の両方から離れている。
LGG/(2・Dt)<tanθ1≦LGG/Dt ・・・(3)
図45は、本発明の実施の形態4にかかる半導体装置の構成を示す断面図である。図45に示すように、実施の形態4の半導体装置は、図20に示す実施の形態2の半導体装置において、実施の形態3と同様に、P型フローティング領域45を複数、例えば2つのP型フローティング領域46,47に分割し、トレンチ24の底部の中央部にP型フローティング領域がないようにしたものである。
LFG/(2・Dt)<tanθ1≦LFG/Dt ・・・(4)
実施の形態5は、図1に示す実施の形態1の半導体装置の別の製造方法である。実施の形態5の製造プロセスについて図49および図50を参照しながら説明する。図49および図50は、工程順に製造段階の半導体装置の要部を示す縦断面図である。
のとき、
0<tanθ1≦LGG/(2・Dt) ・・・(5)
T1>(Dt・T2)/LGG
のとき、
0<tanθ≦(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)} ・・・(6)
実施の形態6は、図20に示す実施の形態2の半導体装置の別の製造方法である。実施の形態6の製造プロセスについて図51および図52を参照しながら説明する。図51および図52は、工程順に製造段階の半導体装置の要部を示す縦断面図である。
のとき、
0<tanθ≦LFG/(2・Dt) ・・・(7)
T1>(Dt・T2)/LFG
のとき、
0<tanθ≦(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)} ・・・(8)
実施の形態7は、図39に示す実施の形態3の半導体装置の別の製造方法である。実施の形態7の製造プロセスについて図53〜図55を参照しながら説明する。図53〜図55は、工程順に製造段階の半導体装置の要部を示す縦断面図である。
のとき、
LGG/(2・Dt)<tanθ1≦LGG/Dt ・・・(9)
T1>(Dt・T2)/LGG
のとき、
(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}<tanθ1≦(2・T2+LGG)/(T1+Dt) ・・・(10)
実施の形態8は、図45に示す実施の形態4の半導体装置の別の製造方法である。実施の形態8の製造プロセスについて図56〜図58を参照しながら説明する。図56〜図58は、工程順に製造段階の半導体装置の要部を示す縦断面図である。
のとき、
LFG/(2・Dt)<tanθ1≦LFG/Dt ・・・(11)
T1>(Dt・T2)/LFG
のとき、
(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}<tanθ1≦(2・T2+LFG)/(T1+Dt) ・・・(12)
22 ウェル領域
24 トレンチ
25,83,94 ドレイン領域
26,27,76 ゲート絶縁膜
28,29,78 ゲート電極
30 層間絶縁膜
31,33,81 ソース領域
35,36,85 ソース電極
41 第1メサ領域
42 第2メサ領域
43,44,93 チャネル領域
45 フローティング領域
77 フィールド酸化膜
79 フィールド電極
86 ドレイン電極
Claims (24)
- 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域および第2メサ領域で電流の引き出しを行う半導体装置であって、
半導体基板の表面層に形成されたウェル領域と、
前記ウェル領域内で、前記ウェル領域内に形成されたトレンチの底部に設けられた第1導電型のドレイン領域と、
第1メサ領域の表面層に設けられた第1導電型の第1ソース領域と、
前記第1ソース領域と前記ドレイン領域の間の前記第1メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記第1ソース領域および前記ドレイン領域の両方に接する第2導電型の第1チャネル領域と、
前記第1チャネル領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられた第1ゲート絶縁膜と、
前記第1ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられた第1ゲート電極と、
第2メサ領域の表面層に設けられた第1導電型の第2ソース領域と、
前記第2ソース領域と前記ドレイン領域の間の前記第2メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記第2ソース領域および前記ドレイン領域の両方に接する第2導電型の第2チャネル領域と、
前記第2チャネル領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられた第2ゲート絶縁膜と、
前記第2ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられた第2ゲート電極と、
前記ドレイン領域内で、前記トレンチの底部に設けられ、かつ前記第1チャネル領域および前記第2チャネル領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の両方に重なる第2導電型のフローティング領域と、
前記第1ソース領域に電気的に接続する第1ソース電極と、
前記第2ソース領域に電気的に接続する第2ソース電極と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域でソース電流の引き出しを行い、第2メサ領域でドレイン電流の引き出しを行う半導体装置であって、
半導体基板の表面層に形成されたウェル領域と、
前記ウェル領域内で、前記ウェル領域内に形成されたトレンチの底部に設けられた第1導電型の第1ドレイン領域と、
第1メサ領域の表面層に設けられた第1導電型のソース領域と、
前記ソース領域と前記第1ドレイン領域の間の前記第1メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記ソース領域および前記第1ドレイン領域の両方に接する第2導電型のチャネル領域と、
前記チャネル領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられたゲート電極と、
第2メサ領域の表面層に設けられた第1導電型の第2ドレイン領域と、
前記第2ドレイン領域と前記第1ドレイン領域の間の前記第2メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記第2ドレイン領域および前記第1ドレイン領域の両方に接する第1導電型の第3ドレイン領域と、
前記第3ドレイン領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられたフィールド絶縁膜と、
前記フィールド絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられたフィールド電極と、
前記第1ドレイン領域内で、前記トレンチの底部に設けられ、かつ前記チャネル領域および前記第3ドレイン領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記ゲート電極および前記フィールド電極の両方に重なる第2導電型のフローティング領域と、
前記ソース領域に電気的に接続するソース電極と、
前記第2ドレイン領域に電気的に接続する第2ドレイン電極と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域および第2メサ領域で電流の引き出しを行う半導体装置であって、
半導体基板の表面層に形成されたウェル領域と、
前記ウェル領域内で、前記ウェル領域内に形成されたトレンチの底部に設けられた第1導電型のドレイン領域と、
第1メサ領域の表面層に設けられた第1導電型の第1ソース領域と、
前記第1ソース領域と前記ドレイン領域の間の前記第1メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記第1ソース領域および前記ドレイン領域の両方に接する第2導電型の第1チャネル領域と、
前記第1チャネル領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられた第1ゲート絶縁膜と、
前記第1ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられた第1ゲート電極と、
第2メサ領域の表面層に設けられた第1導電型の第2ソース領域と、
前記第2ソース領域と前記ドレイン領域の間の前記第2メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記第2ソース領域および前記ドレイン領域の両方に接する第2導電型の第2チャネル領域と、
前記第2チャネル領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられた第2ゲート絶縁膜と、
前記第2ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられた第2ゲート電極と、
前記ドレイン領域内で、前記トレンチの底部に設けられ、かつ前記第1チャネル領域および前記第2チャネル領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記第1ゲート電極に重なる第2導電型の第1フローティング領域と、
前記ドレイン領域内で、前記トレンチの底部に設けられ、かつ前記第1チャネル領域および前記第2チャネル領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記第2ゲート電極に重なる第2導電型の第2フローティング領域と、
前記第1ソース領域に電気的に接続する第1ソース電極と、
前記第2ソース領域に電気的に接続する第2ソース電極と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域でソース電流の引き出しを行い、第2メサ領域でドレイン電流の引き出しを行う半導体装置であって、
半導体基板の表面層に形成されたウェル領域と、
前記ウェル領域内で、前記ウェル領域内に形成されたトレンチの底部に設けられた第1導電型の第1ドレイン領域と、
第1メサ領域の表面層に設けられた第1導電型のソース領域と、
前記ソース領域と前記第1ドレイン領域の間の前記第1メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記ソース領域および前記第1ドレイン領域の両方に接する第2導電型のチャネル領域と、
前記チャネル領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられたゲート電極と、
第2メサ領域の表面層に設けられた第1導電型の第2ドレイン領域と、
前記第2ドレイン領域と前記第1ドレイン領域の間の前記第2メサ領域内で、前記トレンチの側壁に沿って設けられ、かつ前記第2ドレイン領域および前記第1ドレイン領域の両方に接する第1導電型の第3ドレイン領域と、
前記第3ドレイン領域に沿って前記トレンチの側壁に設けられたフィールド絶縁膜と、
前記フィールド絶縁膜に沿って前記トレンチの内側に設けられたフィールド電極と、
前記第1ドレイン領域内で、前記トレンチの底部に設けられ、かつ前記チャネル領域および前記第3ドレイン領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記ゲート電極に重なる第2導電型の第1フローティング領域と、
前記第1ドレイン領域内で、前記トレンチの底部に設けられ、かつ前記チャネル領域および前記第3ドレイン領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記フィールド電極に重なる第2導電型の第2フローティング領域と、
前記ソース領域に電気的に接続するソース電極と、
前記第2ドレイン領域に電気的に接続する第2ドレイン電極と、
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記ウェル領域は第1導電型であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の半導体装置。
- 前記ウェル領域は第2導電型であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の半導体装置。
- 前記半導体基板は第1導電型であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
- 前記半導体基板は第2導電型であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の半導体装置。
- 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域および第2メサ領域で電流の引き出しを行う半導体装置を製造するにあたって、
半導体基板の表面層にウェル領域を形成する工程と、
前記ウェル領域の表面層にトレンチを形成して、前記半導体基板の表面層を第1メサ領域と第2メサ領域に分割する工程と、
前記第1メサ領域内の表面層、前記第2メサ領域内の表面層および前記トレンチの底部にそれぞれ第2導電型の第1チャネル領域、第2導電型の第2チャネル領域および第1導電型のドレイン領域の形成を行う工程と、
前記トレンチの、前記第1チャネル領域に沿う側壁および前記第2チャネル領域に沿う側壁にそれぞれ第1ゲート絶縁膜および第2ゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記第1ゲート絶縁膜および前記第2ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側にそれぞれ第1ゲート電極および第2ゲート電極を形成する工程と、
前記ドレイン領域内の前記トレンチの底部に、前記第1チャネル領域および前記第2チャネル領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の両方に重なる第2導電型のフローティング領域を、前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極をマスクとして不純物のイオン注入を行うことによって形成する工程と、
前記第1チャネル領域の表面層および前記第2チャネル領域の表面層にそれぞれ第1導電型の第1ソース領域および第1導電型の第2ソース領域を形成する工程と、
前記トレンチを層間絶縁膜で埋める工程と、
前記層間絶縁膜にコンタクトホールを開口し、該コンタクトホールを介して前記第1ソース領域および前記第2ソース領域にそれぞれ電気的に接続する第1ソース電極および第2ソース電極を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域および第2メサ領域で電流の引き出しを行う半導体装置を製造するにあたって、
半導体基板の表面層にウェル領域を形成する工程と、
前記ウェル領域内の表面層に第2導電型のチャネル領域の形成を行う工程と、
基板表面にトレンチパターンを有するエッチングマスクを形成し、該エッチングマスクを用いて前記ウェル領域の表面層にトレンチを形成して、前記半導体基板の表面層を第1メサ領域と第2メサ領域に分割することによって、前記ウェル領域内に形成される前記チャネル領域の表面層を第1メサ領域における第1チャネル領域と第2メサ領域における第2チャネル領域に分割する工程と、
前記トレンチの底部に第1導電型のドレイン領域の形成を行う工程と、
前記トレンチの、前記第1チャネル領域に沿う側壁および前記第2チャネル領域に沿う側壁にそれぞれ第1ゲート絶縁膜および第2ゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記第1ゲート絶縁膜および前記第2ゲート絶縁膜に沿って前記トレンチの内側にそれぞれ第1ゲート電極および第2ゲート電極を形成する工程と、
前記ドレイン領域内の前記トレンチの底部に、前記第1チャネル領域および前記第2チャネル領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の両方に重なる第2導電型のフローティング領域を、前記エッチングマスク、前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極をマスクとして不純物のイオン注入を行うことによって形成する工程と、
前記エッチングマスクを除去した後、前記第1チャネル領域の表面層および前記第2チャネル領域の表面層にそれぞれ第1導電型の第1ソース領域および第1導電型の第2ソース領域を形成する工程と、
前記トレンチを層間絶縁膜で埋める工程と、
前記層間絶縁膜にコンタクトホールを開口し、該コンタクトホールを介して前記第1ソース領域および前記第2ソース領域にそれぞれ電気的に接続する第1ソース電極および第2ソース電極を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域でソース電流の引き出しを行い、第2メサ領域でドレイン電流の引き出しを行う半導体装置を製造するにあたって、
半導体基板の表面層にウェル領域を形成する工程と、
前記ウェル領域の表面層にトレンチを形成して、前記半導体基板の表面層を第1メサ領域と第2メサ領域に分割する工程と、
前記第1メサ領域内の表面層に第2導電型のチャネル領域の形成を行う工程と、
前記第2メサ領域内の表面層に第1導電型の第1ドレイン領域の形成を行う工程と、
前記トレンチの底部に第1導電型の第2ドレイン領域の形成を行う工程と、
前記トレンチの、前記チャネル領域に沿う側壁および前記第1ドレイン領域に沿う側壁にそれぞれゲート絶縁膜およびフィールド絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜および前記フィールド絶縁膜に沿って前記トレンチの内側にそれぞれゲート電極およびフィールド電極を形成する工程と、
前記第2ドレイン領域内の前記トレンチの底部に、前記チャネル領域および前記第1ドレイン領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記ゲート電極および前記フィールド電極の両方に重なる第2導電型のフローティング領域を、前記ゲート電極および前記フィールド電極をマスクとして不純物のイオン注入を行うことによって形成する工程と、
前記第1チャネル領域の表面層に第1導電型のソース領域を形成する工程と、
前記トレンチを層間絶縁膜で埋める工程と、
前記層間絶縁膜にコンタクトホールを開口し、該コンタクトホールを介して前記ソース領域および前記第1ドレイン領域にそれぞれ電気的に接続するソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の表面層に形成されたトレンチによって該半導体基板の表面層が第1メサ領域と第2メサ領域に分割され、かつ第1メサ領域と第2メサ領域が交互に配置され、第1メサ領域でソース電流の引き出しを行い、第2メサ領域でドレイン電流の引き出しを行う半導体装置を製造するにあたって、
半導体基板の表面層にウェル領域を形成する工程と、
前記ウェル領域内の前記第1メサ領域となる領域の表面層に第2導電型のチャネル領域を形成し、前記ウェル領域内の前記第2メサ領域となる領域の表面層に第1導電型の第1ドレイン領域の形成を行う工程と、
基板表面にトレンチパターンを有するエッチングマスクを形成し、該エッチングマスクを用いて前記ウェル領域の表面層にトレンチを形成して、前記半導体基板の表面層を第1メサ領域と第2メサ領域に分割することによって、第1メサ領域における前記チャネル領域と第2メサ領域における前記第1ドレイン領域を分離する工程と、
前記トレンチの底部に第1導電型の第2ドレイン領域の形成を行う工程と、
前記トレンチの、前記チャネル領域に沿う側壁および前記第1ドレイン領域に沿う側壁にそれぞれゲート絶縁膜およびフィールド絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜および前記フィールド絶縁膜に沿って前記トレンチの内側にそれぞれゲート電極およびフィールド電極を形成する工程と、
前記第2ドレイン領域内の前記トレンチの底部に、前記チャネル領域および前記第1ドレイン領域の両方から離れるとともに、上方から見て前記ゲート電極および前記フィールド電極の両方に重なる第2導電型のフローティング領域を、前記エッチングマスク、前記ゲート電極および前記フィールド電極をマスクとして不純物のイオン注入を行うことによって形成する工程と、
前記エッチングマスクを除去した後、前記第1チャネル領域の表面層に第1導電型のソース領域を形成する工程と、
前記トレンチを層間絶縁膜で埋める工程と、
前記層間絶縁膜にコンタクトホールを開口し、該コンタクトホールを介して前記ソース領域および前記第1ドレイン領域にそれぞれ電気的に接続するソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間隔をLGGとし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとすると、
−LGG/(2・Dt)≦tanθ≦LGG/(2・Dt)
であることを特徴とする請求項9または10に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間隔をLGGとし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとすると、
LGG/(2・Dt)<|tanθ|≦LGG/Dt
であることを特徴とする請求項9または10に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間隔をLGGとし、前記エッチングマスクの厚さをT1とし、前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の厚さをそれぞれT3とし、前記第1ゲート絶縁膜および前記第2ゲート絶縁膜の厚さをそれぞれT4とし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとし、前記T3と前記T4の和をT2とすると、
T1>(Dt・T2)/LGG
かつ
−(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}≦tanθ≦(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}
であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記第1ゲート電極と前記第2ゲート電極との間隔をLGGとし、前記エッチングマスクの厚さをT1とし、前記第1ゲート電極および前記第2ゲート電極の厚さをそれぞれT3とし、前記第1ゲート絶縁膜および前記第2ゲート絶縁膜の厚さをそれぞれT4とし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとし、前記T3と前記T4の和をT2とすると、
T1>(Dt・T2)/LGG
かつ
(2・T2+LGG)/{2・(T1+Dt)}<|tanθ|≦(2・T2+LGG)/(T1+Dt)
であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記ゲート電極と前記フィールド電極との間隔をLFGとし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとすると、
−LFG/(2・Dt)≦tanθ≦LFG/(2・Dt)
であることを特徴とする請求項11または12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記ゲート電極と前記フィールド電極との間隔をLFGとし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとすると、
LFG/(2・Dt)<|tanθ|≦LFG/Dt
であることを特徴とする請求項11または12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記ゲート電極と前記フィールド電極との間隔をLFGとし、前記エッチングマスクの厚さをT1とし、前記ゲート電極および前記フィールド電極の厚さをそれぞれT3とし、前記ゲート絶縁膜および前記フィールド絶縁膜の厚さをそれぞれT4とし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとし、前記T3と前記T4の和をT2とすると、
T1>(Dt・T2)/LFG
かつ
−(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}≦tanθ≦(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}
であることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記トレンチの深さをDtとし、前記ゲート電極と前記フィールド電極との間隔をLFGとし、前記エッチングマスクの厚さをT1とし、前記ゲート電極および前記フィールド電極の厚さをそれぞれT3とし、前記ゲート絶縁膜および前記フィールド絶縁膜の厚さをそれぞれT4とし、前記フローティング領域を形成するために不純物のイオン注入を行う際のチルト面と前記トレンチの側壁面に平行な面とのなす角度をθとし、前記T3と前記T4の和をT2とすると、
T1>(Dt・T2)/LFG
かつ
(2・T2+LFG)/{2・(T1+Dt)}<|tanθ|≦(2・T2+LFG)/(T1+Dt)
であることを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。 - 前記ウェル領域は第1導電型であることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記ウェル領域は第2導電型であることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体基板は第1導電型であることを特徴とする請求項9〜22のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記半導体基板は第2導電型であることを特徴とする請求項9〜22のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
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