JP4704480B2 - 車両用衝突判定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突を判定して、例えばエアバック装置やシートベルト・プリテンショナ等の乗員保護装置を作動させる車両用衝突判定装置に関する。
従来、例えば車両に加わる加速度(或いは減速度)を検出する加速度センサを備えて、加速度センサから出力される加速度信号によって車両の加速度変化を検出すると共に、この加速度信号を時間について1次積分、或いは2次積分して、これらの積分値が所定の各閾値を超えた場合に、例えばエアバック装置やシートベルト・プリテンショナ等の乗員保護装置を起動させる車両用衝突判定装置が知られている。
このような車両用衝突判定装置によって衝突の発生が判定された場合、例えばエアバック装置は、インフレータ内でスクイブによりガス発生剤に点火して、インフレータよりガスを発生させ、このガスによってエアバックを膨らませて乗員と室内部品との2次衝突を抑制する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−191817号公報
ところで、上記従来技術の一例による車両用衝突判定装置では、衝突発生から短時間の中に衝突の状況を判別して乗員保護装置の作動を制御することが望まれている。
しかしながら、単に、加速度センサから出力される加速度信号の積分値に対する閾値を、衝突の発生を判定し易い値に変更するだけでは、乗員保護装置の作動を必要としない衝突に対しても乗員保護装置が作動させられてしまうという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、衝突の状況に応じた適正な衝突判定を短時間に行うことで、乗員保護装置を適切に作動させることが可能な車両用衝突判定装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明に係る車両用衝突判定装置は、車両の外周部に作用する加速度を検出する第1加速度検出手段と、該第1加速度検出手段よりも車両の内部側にずれた位置に作用する加速度を検出する第2加速度検出手段と、前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量を算出する第1移動量算出手段と、前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動速度変化を算出する第1移動速度変化算出手段と、前記第1加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量および乗員の移動速度変化の相関関係に対する第1衝突判定閾値を設定する第1衝突判定閾値設定手段と、前記第1移動量算出手段にて算出された乗員の移動量および前記第1移動速度変化算出手段にて算出された乗員の移動速度変化の相関関係が前記第1衝突判定閾値を超えたか否かを判定する第1衝突判定手段と、前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量を算出する第2移動量算出手段と、前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、加速度変化を算出する加速度変化算出手段と、前記第1加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量および加速度変化の相関関係に対する第2衝突判定閾値を設定する第2衝突判定閾値設定手段と、前記第2移動量算出手段にて算出された乗員の移動量および前記加速度変化算出手段にて算出された加速度変化の相関関係が前記第2衝突判定閾値を超えたか否かを判定する第2衝突判定手段と、前記第1及び第2衝突判定手段での判定結果に応じて乗員保護装置の動作を制御する制御信号を発生する制御信号発生手段と、を備え、前記第1衝突判定閾値設定手段は、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合には、前記乗員保護装置の内のエアバッグ装置とシートベルト・プリテンショナとで同一の前記第1衝突判定閾値を設定する一方、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知された場合には、前記同一の第1衝突判定閾値より作動を許可し易くなるように且つエアバッグ装置よりもシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるように、前記エアバッグ装置と前記シートベルト・プリテンショナとで異なる前記第1衝突判定閾値を設定し、前記第2衝突判定閾値設定手段は、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合には、前記乗員保護装置の内のエアバッグ装置とシートベルト・プリテンショナとで同一の前記第2衝突判定閾値を設定する一方、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知された場合には、前記同一の第2衝突判定閾値より作動を許可し易くなるように且つエアバッグ装置よりもシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるように、前記エアバッグ装置と前記シートベルト・プリテンショナとで異なる前記第2衝突判定閾値を設定する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る車両用衝突判定装置は、前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動速度変化を算出する第2移動速度変化算出手段と、前記第2移動速度変化算出手段にて算出された乗員の移動速度変化が所定の衝突判定領域内に到達したか否かを判定する衝突安定性判定手段とを備え、前記制御信号発生手段は、前記第1及び第2衝突判定手段での判定結果および前記衝突安定性判定手段での判定結果に応じて乗員保護装置の動作を制御する制御信号を発生することを特徴とする。
さらに、本発明に係る車両用衝突判定装置は、前記第1加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、前記衝突判定領域を設定する衝突判定領域設定手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る車両用衝突判定装置によれば、単に、第2加速度検出手段の検知結果のみに基づき乗員保護装置の動作を制御する場合に比べて、より早期のタイミングで衝突の有無および発生した衝突の状況を的確に把握して乗員保護装置を適切に作動させることができる。
また、本発明に係る車両用衝突判定装置によれば、加速度変化に比べて相対的に滑らかな変化を示す乗員の移動速度変化が所定の衝突判定領域内に到達したか否かを判定することによって、衝突判定の安定性および信頼性を判定することができ、乗員保護装置を、より一層、適切に作動させることができる。
さらに、本発明に係る車両用衝突判定装置によれば、衝突発生の有無に対する検知感度が相対的に高い第1加速度検出手段の検知結果に応じて、乗員の移動速度変化に対する衝突判定領域を設定することから、衝突判定の安定性および信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両用衝突判定装置を搭載した車両の構成図である。 本発明の一実施形態に係る車両用衝突判定装置の構成図である。 S−Vマップ上における衝突判定閾値の一例を示す図である。 S−Gマップ上における衝突判定閾値の一例を示す図である。 乗員移動速度変化ΔVに対する衝突判定閾値の一例を示す図である。 S−Vマップ上における衝突判定閾値を設定する処理を示すフローチャートである。 フロントクラッシュセンサから出力される加速度信号を時間について一次積分して得た積分値ΔVFCSに対する閾値#ΔVFCSの一例を示す図である。 S−Vマップ上における衝突判定閾値の一例を示す図である。 S−Gマップ上における衝突判定閾値を設定する処理を示すフローチャートである。 S−Gマップ上における衝突判定閾値の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用衝突判定装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態による車両用衝突判定装置10は、例えば図1に示すように、複数の加速度センサ、例えば車両の右前部と左前部に配置された2つのフロントクラッシュセンサ(L−FCS,R−FCS)11,11および車両の右側部と左側部に配置された2つのサイドインパクトセンサ(L−SIS,R−SIS)12,12からなる複数のサテライトセンサと、車両央部に配置された電子制御ユニット(ECU)20とを備えて構成され、各サテライトセンサから出力される加速度信号は電子制御ユニット20に入力されている。
そして、電子制御ユニット20は、例えば図2に示すように、加速度センサ(Gセンサ)21と、フィルタ処理部22と、SV用ΔVn算出部23と、SV用ΔSn算出部24と、SG用ΔSn算出部25と、ΔGn算出部26と、SG用ΔVn算出部27と、SV判定処理部28と、SG判定処理部29と、SG用ΔVn判定部30と、ΔVn閾値切替部31と、P/T論理積回路32と、P/T論理和回路33と、セーフィング論理積回路34と、P/T起動信号発生部35と、A/B論理積回路36と、A/B論理和回路37と、セーフィング論理積回路38と、A/B起動信号発生部39とを備えて構成されている。
加速度センサ21は、例えば車両の前後方向や左右方向に作用する加速度(あるいは減速度)の大きさに応じた電圧レベルの加速度信号Gを出力する。
フィルタ処理部22は、加速度センサ21から出力される加速度信号Gからノイズ成分である高周波成分を除去するローパスフィルタ(LPF)等を具備する。
SV用ΔVn算出部23は、フィルタ処理部22から出力される加速度信号Gを時間について一次積分して、例えば下記数式(1)に示すように、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動速度変化ΔVnを算出し、SV判定処理部28に出力する。
SV用ΔSn算出部24は、フィルタ処理部22から出力される加速度信号Gを時間について二次積分して、例えば下記数式(2)に示すように、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動量ΔSnを算出し、SV判定処理部28に出力する。
Figure 0004704480
Figure 0004704480
SG用ΔSn算出部25は、フィルタ処理部22から出力される加速度信号Gを時間について二次積分して、例えば上記数式(2)に示すように、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動量ΔSnを算出し、SG判定処理部29に出力する。
ΔGn算出部26は、フィルタ処理部22から出力される加速度信号Gを時間について一次積分して、例えば下記数式(3)に示すように、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの異なる時間区間(tp−2n≦t≦tp−n,tp−n≦t≦tp)での各積分値の差分(加速度変化)ΔGn、つまり積分値の時間変化を算出する。
SG用ΔVn算出部27は、フィルタ処理部22から出力される加速度信号Gを時間について一次積分して、例えば上記数式(1)に示すように、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動速度変化ΔVnを算出し、SG用ΔVn判定部30に出力する。
Figure 0004704480
SV判定処理部28は、乗員移動速度変化ΔVと乗員移動量ΔSとの相関関係を示すS−Vマップ(例えば、乗員移動量ΔSを横軸、乗員移動速度変化ΔVを縦軸とする直交座標)上において、乗員保護装置の作動許可または作動不許可を指定する各領域の境界値である衝突判定閾値を、サテライトセンサ(例えば、フロントクラッシュセンサ(L−FCSまたはR−FCS)11)にて所定の大きさの衝突が検知されたか否かに応じて、例えばエアバック装置やシートベルト・プリテンショナ等の複数の異なる乗員保護装置毎に設定する。そして、SV用ΔVn算出部23から入力される乗員移動速度変化ΔVnおよびSV用ΔSn算出部24から入力される乗員移動量ΔSnの相関関係が衝突判定閾値を超えたか否かを各乗員保護装置毎に判定し、例えばシートベルト・プリテンショナに対する衝突判定閾値を超えたと判定された場合には、真値「1」のP/T信号をP/T論理和回路33へ出力し、例えばエアバック装置に対する衝突判定閾値を超えたと判定された場合には、真値「1」のA/B信号をA/B論理和回路37へ出力する。
例えば図3に示すS−Vマップ上において、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Goff1(例えば、図3に示す点線Goff1)は、少なくとも乗員移動速度変化ΔVまたは乗員移動量ΔSが相対的に高い値となる領域でエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、例えば乗員保護装置の作動が不要とされる低速衝突(例えば、図3に示す破線C1)を排除することができる程度に高い値に設定されている。
そして、衝突判定閾値Goff1(例えば、図3に示す点線Goff1)に対して、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合にエアバック装置の作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−A/B1(例えば、図3に示す一点鎖線Gon−A/B1)およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−P/T1(例えば、図3に示す実線Gon−P/T1)は、少なくとも乗員移動速度変化ΔVまたは乗員移動量ΔSが、より低い値となる領域でエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、つまりエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるような値に設定されている。さらに、衝突判定閾値Gon−A/B1(例えば、図3に示す一点鎖線Gon−A/B1)に対して、衝突判定閾値Gon−P/T1(例えば、図3に示す実線Gon−P/T1)は、少なくとも乗員移動速度変化ΔVまたは乗員移動量ΔSが、より低い値となる領域でシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、つまりエアバック装置よりもシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるような値に設定されている。
SG判定処理部29は、乗員移動量ΔSと加速度変化ΔGとの相関関係を示すS−Gマップ(例えば、乗員移動量ΔSを横軸、加速度変化ΔGを縦軸とする直交座標)上において、乗員保護装置の作動許可または作動不許可を指定する各領域の境界値である衝突判定閾値を、サテライトセンサ(例えば、フロントクラッシュセンサ(L−FCSまたはR−FCS)11)にて所定の大きさの衝突が検知されたか否かに応じて、例えばエアバック装置やシートベルト・プリテンショナ等の複数の異なる乗員保護装置毎に設定する。そして、SV用ΔSn算出部24から入力される乗員移動量ΔSnおよびΔGn算出部26から入力される加速度変化ΔGnの相関関係が衝突判定閾値を超えたか否かを各乗員保護装置毎に判定し、例えばシートベルト・プリテンショナに対する衝突判定閾値を超えたと判定された場合には、真値「1」のP/T信号をP/T論理積回路32へ出力し、例えばエアバック装置に対する衝突判定閾値を超えたと判定された場合には、真値「1」のA/B信号をA/B論理積回路36へ出力する。
例えば図4に示すS−Gマップ上において、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Goff2(例えば、図4に示す点線Goff2)は、少なくとも乗員移動量ΔSまたは加速度変化ΔGが相対的に高い値となる領域でエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、例えば乗員保護装置の作動が不要とされる低速衝突(例えば、図4に示す破線C2)を排除することができる程度に高い値に設定されている。
そして、衝突判定閾値Goff2(例えば、図4に示す点線Goff2)に対して、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合にエアバック装置の作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−A/B2(例えば、図4に示す一点鎖線Gon−A/B2)およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−P/T2(例えば、図4に示す実線Gon−P/T2)は、少なくとも乗員移動速度変化ΔVまたは乗員移動量ΔSが、より低い値となる領域でエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、つまりエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるような値に設定されている。さらに、衝突判定閾値Gon−A/B2(例えば、図4に示す一点鎖線Gon−A/B2)に対して、衝突判定閾値Gon−P/T2(例えば、図4に示す実線Gon−P/T2)は、少なくとも乗員移動速度変化ΔVまたは乗員移動量ΔSが、より低い値となる領域でシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、つまりエアバック装置よりもシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるような値に設定されている。
SG用ΔVn判定部30は、SG用ΔVn算出部27にて算出された乗員移動速度変化ΔVnが、ΔVn閾値切替部31にて選択される所定のハイ側閾値VTH_HIまたはロー側閾値VTH_LOよりも大きいか否かを判定して、この判定結果が「YES」の場合には真値「1」のガード信号を、一方、この判定結果が「NO」の場合には偽値「0」のガード信号をP/T論理積回路32およびA/B論理積回路36に出力する。
ΔVn閾値切替部31は、サテライトセンサ(例えば、フロントクラッシュセンサ(L−FCSまたはR−FCS)11)にて所定の大きさの衝突が検知されたか否かに応じて、例えば図5に示す所定のハイ側閾値VTH_HIまたはロー側閾値VTH_LOを選択し、SG用ΔVn判定部30での判定にて参照される閾値として設定する。
例えば、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定するハイ側閾値VTH_HIは、例えば乗員保護装置の作動が不要とされる低速衝突(例えば、図5に示す破線C3)を排除することができる程度に高い値に設定されている。
そして、ハイ側閾値VTH_HIに対して、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定するロー側閾値VTH_LOは、乗員移動速度変化ΔVが、より低い値となる領域でシートベルト・プリテンショナの作動許可を指定するような値、つまりエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるような値に設定されている。
P/T論理積回路32は、SG判定処理部29から出力されるP/T信号とSG用ΔVn判定部30から出力されるガード信号との論理積により得られる信号をP/T信号としてP/T論理和回路33に出力する。
P/T論理和回路33は、SV判定処理部28から出力されるP/T信号とP/T論理積回路32から出力されるP/T信号との論理和により得られる信号をP/T信号としてセーフィング論理和回路34に出力する。
セーフィング論理積回路34は、例えば所定値以上の加速度(あるいは減速度)を検出した際に真値「1」のセーフィング信号を出力する機械式または電子式等のセーフィングセンサ10aから出力されるセーフィング信号とP/T論理和回路33から出力されるP/T信号との論理積により得られる信号をP/T信号としてP/T起動信号発生部35に出力する。
P/T起動信号発生部35は、セーフィング論理積回路34から出力されるP/T信号に応じて、シートベルト・プリテンショナを作動させるため指令信号を出力する。
A/B論理積回路36は、SG判定処理部29から出力されるA/B信号とSG用ΔVn判定部30から出力されるガード信号との論理積により得られる信号をA/B信号としてA/B論理和回路37に出力する。
A/B論理和回路37は、SV判定処理部28から出力されるA/B信号とA/B論理積回路36から出力されるA/B信号との論理和により得られる信号をA/B信号としてセーフィング論理積回路38に出力する。
セーフィング論理積回路38は、例えば所定値以上の加速度(あるいは減速度)を検出した際に真値「1」のセーフィング信号を出力する機械式または電子式等のセーフィングセンサ10aから出力されるセーフィング信号とA/B論理和回路37から出力されるA/B信号との論理積により得られる信号をA/B信号としてA/B起動信号発生部39に出力する。
A/B起動信号発生部39は、セーフィング論理積回路38から出力されるA/B信号に応じて、エアバック装置を作動させるための指令信号を出力する。
本実施の形態による車両用衝突判定装置10は上記構成を備えており、次に、この車両用衝突判定装置10の動作、特に、乗員移動速度変化ΔVと乗員移動量ΔSとの相関関係を示すS−Vマップ上および乗員移動量ΔSと加速度変化ΔGとの相関関係を示すS−Gマップ上において、各衝突判定閾値をフロントクラッシュセンサ11から出力される加速度信号に応じて設定する処理について説明する。
なお、以下に示すステップS01〜ステップS08でのS−Vマップに対する処理と、ステップS11〜ステップS22でのS−Gマップに対する処理とは、互いに独立して並列的に実行される。
先ず、図6に示すステップS01においては、上記数式(1)に示すように、加速度信号Gを時間について一次積分して、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動速度変化ΔVnを算出する。
次に、ステップS02においては、上記数式(2)に示すように、加速度信号Gを時間について二次積分して、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動量ΔSnを算出する。
次に、ステップS03においては、フロントクラッシュセンサ11から出力される加速度信号を時間について一次積分して得た積分値ΔVFCSが所定閾値#ΔVFCS以上となる衝突が検知されたか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合、例えば正面高速衝突FHや高速オフセット衝突OF(例えば図7に示す実線FHおよび一点鎖線OF)等の衝突を検知した場合には、後述するステップS05に進む、
一方、この判定結果が「NO」の場合、例えば低速衝突FL(例えば図7に示す点線FL)等の衝突を検知した場合には、ステップS04に進む。
ステップS04においては、S−Vマップ上の衝突判定閾値(S−VMapしきい値)として、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Goff1(例えば、図8に示す点線Goff1)を選択し、後述するステップS06に進む。
また、ステップS05においては、S−Vマップ上の衝突判定閾値(S−VMapしきい値)として、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合にエアバック装置の作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−A/B1(例えば、図8に示す一点鎖線Gon−A/B1)およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−P/T1(例えば、図8に示す実線Gon−P/T1)を選択し、ステップS06に進む。
そして、ステップS06においては、SV用ΔVn算出部23から入力される乗員移動速度変化ΔVnおよびSV用ΔSn算出部24から入力される乗員移動量ΔSnのS−Vマップ上での相関関係が、選択した各衝突判定閾値を超えたか否かを各乗員保護装置毎に判定する。
そして、ステップS07においては、ステップS06での判定結果に応じて各乗員保護装置(DEVICE)毎に駆動要求が発生したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS08に進み、乗員移動速度変化ΔVnおよび乗員移動量ΔSnのS−Vマップ上での相関関係が衝突判定閾値を超えたと判定された乗員保護装置に駆動要求を出力し、一連の処理を終了する。
また、図9に示すステップS11においては、上記数式(3)に示すように、加速度信号Gを時間について一次積分して、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの異なる時間区間(tp−2n≦t≦tp−n,tp−n≦t≦tp)での各積分値の差分(加速度変化)ΔGn、つまり積分値の時間変化を算出する。
次に、ステップS12においては、上記数式(2)に示すように、加速度信号Gを時間について二次積分して、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動量ΔSnを算出する。
次に、ステップS13においては、上記数式(1)に示すように、加速度信号Gを時間について一次積分して、現在時刻tpに対する所定の時間幅nの時間区間(tp−n≦t≦tp)での乗員移動速度変化ΔVnを算出する。
次に、ステップS14においては、フロントクラッシュセンサ11から出力される加速度信号を時間について一次積分して得た積分値ΔVFCSが所定閾値#ΔVFCS以上となる衝突が検知されたか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合、例えば正面高速衝突FHや高速オフセット衝突OF(例えば図7に示す実線FHおよび一点鎖線OF)等の衝突を検知した場合には、後述するステップS17に進む、
一方、この判定結果が「NO」の場合、例えば低速衝突FL(例えば図7に示す点線FL)等の衝突を検知した場合には、ステップS15に進む。
ステップS15においては、S−Gマップ上の衝突判定閾値(S−GMapしきい値)として、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Goff2(例えば、図10に示す点線Goff2)を選択する。
次に、ステップS16においては、乗員移動速度変化ΔVに対する衝突判定閾値(S−GMapガードΔVしきい値)として、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定するハイ側閾値VTH_HIを選択し、後述するステップS19に進む。
また、ステップS17においては、S−Gマップ上の衝突判定閾値(S−GMapしきい値)として、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合にエアバック装置の作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−A/B2(例えば、図10に示す一点鎖線Gon−A/B2)およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Gon−P/T2(例えば、図10に示す実線Gon−P/T2)を選択する。
次に、ステップS18においては、乗員移動速度変化ΔVに対する衝突判定閾値(S−GMapガードΔVしきい値)として、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合にエアバック装置の作動許可または作動不許可を指定するロー側閾値VTH_LOを選択し、ステップS19に進む。
そして、ステップS19においては、SG用ΔVn算出部27から入力される乗員移動速度変化ΔVnが、選択された所定のハイ側閾値VTH_HIまたはロー側閾値VTH_LOよりも大きいか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS20に進む。
そして、ステップS20においては、SV用ΔSn算出部24から入力される乗員移動量ΔSnおよびΔGn算出部26から入力される加速度変化ΔGnのS−Gマップ上での相関関係が、選択した各衝突判定閾値を超えたか否かを各乗員保護装置毎に判定する。
そして、ステップS21においては、ステップS20での判定結果に応じて各乗員保護装置(DEVICE)毎に駆動要求が発生したか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS22に進み、乗員移動量ΔSnおよび加速度変化ΔGnのS−Gマップ上での相関関係が衝突判定閾値を超えたと判定された乗員保護装置に駆動要求を出力し、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態による車両用衝突判定装置10によれば、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合にエアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動許可または作動不許可を指定する衝突判定閾値Goff1,Goff2を、乗員保護装置の作動が不要とされる低速衝突を排除することができる程度に高い値に設定することによって、不必要に乗員保護装置が起動されることを防止することができる。しかも、フロントクラッシュセンサ11にて所定の大きさの衝突が検知された場合には、エアバック装置およびシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるような値の衝突判定閾値Gon−A/B1,Gon−A/B2,Gon−P/T1,Gon−P/T2を設定することにより、例えば高速での衝突等であっても、衝突発生から衝突判定までに要する時間を短縮することができ、乗員保護装置を的確なタイミングで作動させることができる。さらに、複数の乗員保護装置毎に各衝突判定閾値Gon−A/B1,Gon−A/B2,Gon−P/T1,Gon−P/T2を設定することで、先ず、シートベルト・プリテンショナを作動させて乗員を初期拘束し、この後、エアバック装置を作動させることで、乗員保護性能を向上させることができる。
さらに、乗員移動量ΔSと加速度変化ΔGとの相関関係を示すS−Gマップ上において、乗員移動量ΔSnおよび加速度変化ΔGnの相関関係が衝突判定閾値を超えたか否かを各乗員保護装置毎に判定することで、発生した衝突の激しさと継続状況を判定することができ、加速度変化ΔGnに比べて、例えば振動等が抑制され、相対的に滑らかな変化を示す乗員移動速度変化ΔVnが所定のハイ側閾値VTH_HIまたはロー側閾値VTH_LOよりも大きいか否かを判定することによって、衝突判定の安定性および信頼性を判定することができ、乗員保護装置を、より一層、適切に作動させることができる。
なお、上述した実施形態においては、乗員保護装置として、エアバック装置およびシートベルト・プリテンショナを駆動制御するとしたが、これに限定されず、さらに、シートの位置状態や形状等を変更可能なシートデバイスを駆動制御してもよい。
なお、上述した実施形態において、SG用ΔVn算出部27は、ΔGn算出部26と同等の時間幅nにより加速度信号Gを一次積分するとしたが、これに限定されず、例えば、ΔGn算出部26での時間幅nよりも長い時間幅m(>n)の時間区間(tp−m≦t≦tp)での乗員移動速度変化ΔVmを算出し、SG用ΔVn判定部30に出力してもよい。この場合、加速度信号Gに振動成分が重畳される場合であっても、この振動成分の波長よりも長い時間幅mの時間区間で加速度信号Gを一次積分して得た乗員移動速度変化ΔVmにより衝突判定の安定性を、より一層、向上させることができる。
なお、上述した実施形態においては、S−Vマップ上およびS−Gマップ上に複数の異なる乗員保護装置毎に衝突判定閾値を設定するとしたが、これに限定されず、複数の異なる乗員保護装置毎に同等の衝突判定閾値を設定してもよい。
10 車両用衝突判定装置
11 フロントクラッシュセンサ(第1加速度検出手段)
12 サイドインパクトセンサ(第1加速度検出手段)
21 加速度センサ(第2加速度検出手段)
23 SV用ΔVn算出部(第1移動速度変化算出手段)
24 SV用ΔSn算出部(第1移動量算出手段)
25 SG用ΔSn算出部(第2移動量算出手段)
26 ΔGn算出部(加速度変化算出手段)
27 SG用ΔVn算出部(第2移動速度変化算出手段)
28 SV判定処理部(第1衝突判定閾値設定手段)
29 SG判定処理部(第2衝突判定閾値設定手段)
30 SG用ΔVn判定部(安定性判定手段)
31 ΔVn閾値切替部(衝突判定領域設定手段)
35 P/T起動信号発生部(制御信号発生手段)
39 A/B起動信号発生部(制御信号発生手段)
ステップS06 第1衝突判定手段
ステップS20 第2衝突判定手段
ステップS19 安定性判定手段

Claims (3)

  1. 車両の外周部に作用する加速度を検出する第1加速度検出手段と、
    該第1加速度検出手段よりも車両の内部側にずれた位置に作用する加速度を検出する第2加速度検出手段と、
    前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量を算出する第1移動量算出手段と、
    前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動速度変化を算出する第1移動速度変化算出手段と、
    前記第1加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量および乗員の移動速度変化の相関関係に対する第1衝突判定閾値を設定する第1衝突判定閾値設定手段と、
    前記第1移動量算出手段にて算出された乗員の移動量および前記第1移動速度変化算出手段にて算出された乗員の移動速度変化の相関関係が前記第1衝突判定閾値を超えたか否かを判定する第1衝突判定手段と、
    前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量を算出する第2移動量算出手段と、
    前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、加速度変化を算出する加速度変化算出手段と、
    前記第1加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動量および加速度変化の相関関係に対する第2衝突判定閾値を設定する第2衝突判定閾値設定手段と、
    前記第2移動量算出手段にて算出された乗員の移動量および前記加速度変化算出手段にて算出された加速度変化の相関関係が前記第2衝突判定閾値を超えたか否かを判定する第2衝突判定手段と、
    前記第1及び第2衝突判定手段での判定結果に応じて乗員保護装置の動作を制御する制御信号を発生する制御信号発生手段と、を備え、
    前記第1衝突判定閾値設定手段は、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合には、前記乗員保護装置の内のエアバッグ装置とシートベルト・プリテンショナとで同一の前記第1衝突判定閾値を設定する一方、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知された場合には、前記同一の第1衝突判定閾値より作動を許可し易くなるように且つエアバッグ装置よりもシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるように、前記エアバッグ装置と前記シートベルト・プリテンショナとで異なる前記第1衝突判定閾値を設定し、
    前記第2衝突判定閾値設定手段は、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知されていない場合には、前記乗員保護装置の内のエアバッグ装置とシートベルト・プリテンショナとで同一の前記第2衝突判定閾値を設定する一方、前記第1加速度検出手段にて所定の大きさの衝突が検知された場合には、前記同一の第2衝突判定閾値より作動を許可し易くなるように且つエアバッグ装置よりもシートベルト・プリテンショナの作動を許可し易くなるように、前記エアバッグ装置と前記シートベルト・プリテンショナとで異なる前記第2衝突判定閾値を設定する、
    ことを特徴とする車両用衝突判定装置。
  2. 前記第2加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、乗員の移動速度変化を算出する第2移動速度変化算出手段と、
    前記第2移動速度変化算出手段にて算出された乗員の移動速度変化が所定の衝突判定領域内に到達したか否かを判定する衝突安定性判定手段とを備え、
    前記制御信号発生手段は、前記第1及び第2衝突判定手段での判定結果および前記衝突安定性判定手段での判定結果に応じて乗員保護装置の動作を制御する制御信号を発生することを特徴とする請求項1に記載の車両用衝突判定装置。
  3. 前記第1加速度検出手段にて検出された加速度信号に基づき、前記衝突判定領域を設定する衝突判定領域設定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の車両用衝突判定装置。
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