JP4678065B2 - ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法 - Google Patents
ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4678065B2 JP4678065B2 JP2009256383A JP2009256383A JP4678065B2 JP 4678065 B2 JP4678065 B2 JP 4678065B2 JP 2009256383 A JP2009256383 A JP 2009256383A JP 2009256383 A JP2009256383 A JP 2009256383A JP 4678065 B2 JP4678065 B2 JP 4678065B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- cover member
- diaphragm
- chamber
- outer edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 32
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 53
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 50
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 230000008961 swelling Effects 0.000 claims description 16
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 182
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 24
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 14
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 13
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 13
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 12
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 9
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 8
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 7
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 5
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 239000001307 helium Substances 0.000 description 3
- 229910052734 helium Inorganic materials 0.000 description 3
- SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N helium atom Chemical compound [He] SWQJXJOGLNCZEY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 3
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 2
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 1
- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B53/00—Component parts, details or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B23/00 or F04B39/00 - F04B47/00
- F04B53/001—Noise damping
- F04B53/002—Noise damping by encapsulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B37/00—Pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B35/00
- F04B37/10—Pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B35/00 for special use
- F04B37/12—Pumps having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B35/00 for special use to obtain high pressure
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49229—Prime mover or fluid pump making
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
特許文献1に開示されたダンパ装置では、2枚の金属製ダイアフラムを接合してなるダンパ部材が流体室に設置されている。このダンパ部材のダンパ室には、大気圧以上の圧力の気体が封入されている。ダイアフラムは、皿状に形成され、可動部としての略円形の領域とその外周側に位置する非可動部としての領域とに分けられる。流体室内の燃料の圧力が変動すると、この圧力変動に応じて2枚のダイアフラムの可動部同士の相対的な位置が変位することでダンパ部材のダンパ室の容積が変化する。これにより、ダンパ部材は、流体室内の燃料の圧力脈動を減衰する効果を発揮する。
例えば、近年、燃費向上のために車両のアイドリングを一時的に停止させるといったことが行われている。この場合、流体室の状態が「非作動状態」から「作動開始時状態」へ移行する回数が増大する。また、エンジンの始動性向上のためにエンジン始動時に高圧ポンプへの燃料の供給圧を高めるといったことも行われている。この場合、流体室の状態が「非作動状態」から「作動開始時状態」へ移行するときのダイアフラムの可動部の変位の幅は、大きなものとなる。このような使用状況においては、ダンパ部材の耐用期間が特に短くなるおそれがある。ダンパ部材の耐用期間を長くするためには、例えばダイアフラムの材料を疲労限界の高い材料にするといったことが考えられる。しかしながら、ダイアフラムの材料として疲労限界の高い材料を用いた場合、ダンパ装置の製造コストが増大するという問題が生じる。
請求項3に記載の発明では、第1カバー部材の第1規制部は、第1外縁部から径内側へ延びる複数の腕部からなる。請求項4に記載の発明では、第2カバー部材の第2規制部は、第2外縁部から径内側へ延びる複数の腕部からなる。請求項5に記載の発明では、第1カバー部材の第1規制部は、第1外縁部から径内側へ延びて第1ダイアフラムの第1凹部を覆う形状に形成され、第1凹部側と反第1凹部側とを連通する複数の穴部を有する。請求項6に記載の発明では、第2カバー部材の第2規制部は、第2外縁部から径内側へ延びて第2ダイアフラムの第2凹部を覆う形状に形成され、第2凹部側と反第2凹部側とを連通する複数の穴部を有する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態は、ダンパ装置を車両の高圧ポンプに適用したものである。この高圧ポンプは、例えばディーゼルエンジンやガソリンエンジンのインジェクタに、図示しないデリバリパイプを経由して燃料を供給するものである。図2に示すように、高圧ポンプ10は、ハウジング11、プランジャ13、弁ボディ30、弁部材35、電磁駆動部70、およびダンパ装置200等を備えている。
ハウジング11は、導入通路111、吸入通路112、加圧室121および吐出通路114などを形成している。ハウジング11は、筒部15を有している。筒部15は、内部に導入通路111と吸入通路112とを連通する通路151を形成している。筒部15は、シリンダ14の中心軸と概ね垂直に形成されており、内径が途中で変化している。ハウジング11は、筒部15において内径が変化する部分に段差面152を形成している。筒部15に形成されている通路151には、弁ボディ30が設けられている。
弁部材35のガイド部37の内径は、ストッパ40の弁部材35側の端部より僅かに大きく設定されている。このため、弁部材35は、開弁方向または閉弁方向へ往復移動するとき、ガイド部37の内壁がストッパ40の外壁と摺動する。これにより、弁部材35は、開弁方向または閉弁方向への往復移動が案内される。
固定コア72と可動コア73との間に、スプリング22が設けられている。スプリング22は、可動コア73を弁部材35側へ付勢している。スプリング22が可動コア73を付勢する荷重は、スプリング21が弁部材35を付勢する荷重よりも大きい。すなわち、スプリング22は、可動コア73およびニードル38をスプリング21の荷重に抗して弁部材35側、すなわち弁部材35の開弁方向へ付勢している。これにより、コイル71に通電していないとき、固定コア72と可動コア73とは互いに離れている。そのため、コイル71に通電していないとき、可動コア73と一体のニードル38はスプリング22の荷重により弁部材35側へ移動するとともに、弁部材35は弁ボディ30の弁座34から離座している。このように、ニードル38は、スプリング22の荷重により円板部36に当接し、弁部材35を開弁方向へ押圧可能である。
ダンパ装置200は、図1(A)に示すように、ダンパハウジング201(ハウジング11)、蓋部材12、ダンパ部材203、第1カバー部材230、第2カバー部材240、第1支持部材250および第2支持部材260等により構成されている。
ダンパハウジング201は、ハウジング11の一部を構成している。ダンパハウジング201は、一端に開口202を有している。蓋部材12は、例えばステンレス等の金属から有底筒状に形成されている。蓋部材12は、開口側の端部がダンパハウジング201の外壁に溶接等によって接合され、ダンパハウジング201の開口202を塞いでいる。これにより、ダンパハウジング201と蓋部材12との間に流体室としての燃料室16が形成されている。
第2ダイアフラム220も、第1ダイアフラム210と同様の形状に形成され、第2凹部221と第2周縁部225とからなる。また、第2凹部221の略円板状の領域を円板部222とし、曲面状の領域を曲面部223とする。
同様に、第2カバー部材240も、略円環状の第2外縁部241、および第2外縁部241から径内側へ延びて形成される第2規制部242を有している。また、第2規制部242は、第2外縁部241から径内側へ延びる複数の腕部243からなり、腕部243のそれぞれは、第2外縁部241の内縁から第2外縁部241の一方の端面側へ折れ曲がって延びる支持部244と、支持部244の反第2外縁部241側端部から径内方向へ向かって第2外縁部241と略平行に延びる当接部245とからなる。
また、第1カバー部材230の第1規制部232および第2カバー部材240の第2規制部242は、ダンパ部材203側がフッ素樹脂によりコーティングされている。
上述した構成により、第1支持部材250と第2支持部材260とは、間にダンパ部材203、第1カバー部材230および第2カバー部材240を挟持し、これらの部材を燃料室16において支持するのである。
(ダンパ部材製造工程)
ダンパ部材製造工程では、まず、第1ダイアフラム210および第2ダイアフラム220を、凹んだ面同士を向き合わせ、第1周縁部215と第2周縁部225とが接した状態にして、図示しない溶接装置の溶接室に設置する。続いて、ヘリウムガスまたはアルゴンガス、あるいはこれらの混合気体を溶接室に注入し、溶接室内の圧力を大気圧以上、かつ、高圧ポンプ10の作動時に燃料室16の圧力が「所定の範囲」で変動するときの前記「所定の範囲」の下限値よりも低い、「所定の圧力」にする。このときの「所定の圧力」としては、例えば数百MPaの圧力が設定される。その後、第1周縁部215の径外方向の端部と第2周縁部225の径外方向の端部とを周方向の全周に亘って溶接する。これにより、第1ダイアフラム210と第2ダイアフラム220との間に、密閉されたダンパ室205が形成される。
組み付け工程では、前記ダンパ部材製造工程にて製造したダンパ部材203を、他の部材とともにダンパハウジング201の内側へ設置する。具体的な手順としては、ダンパハウジング201の内側に、第2支持部材260、第2カバー部材240、ダンパ部材203、第1カバー部材230、第1支持部材250および皿ばね254を、この順で設置する。そして、蓋部材12によりダンパハウジング201の開口202を塞ぐとともに、蓋部材12の内壁とダンパハウジング201の外壁とを溶接する。これにより、各部材は、燃料室16において、ダンパハウジング201と第2支持部材260、第2支持部材260と第2外縁部241、第2外縁部241と第2周縁部225、第1周縁部215と第1外縁部231、第1外縁部231と突出部253、小径筒部251と皿ばね254、皿ばね254と蓋部材12とが、互いに接した状態となる(図1参照)。このとき、第1外縁部231、第1周縁部215、第2周縁部225および第2外縁部241は、皿ばね254の弾性力により、第1支持部材250と第2支持部材260との間に挟持され、互いに当接した状態である。
(1)吸入行程
プランジャ13が図2の下方へ移動するとき、コイル71への通電は停止されている。そのため、弁部材35は、スプリング22から力を受けている可動コア73と一体のニードル38により加圧室121側へ付勢されている。その結果、弁部材35は、弁ボディ30の弁座34から離座している。また、プランジャ13が図2の下方へ移動するとき、加圧室121の圧力は低下する。そのため、弁部材35が反加圧室121側の燃料から受ける力は、加圧室121側の燃料から受ける力よりも大きくなる。これにより、弁部材35には弁座34から離座する方向へ力が加わり、弁部材35は弁座34から離座する。弁部材35は、ガイド部37がストッパ40の段差面501に当接するまで移動する。弁部材35が弁座34から離座、すなわち開弁することにより、燃料室16の燃料は、導入通路111、通路151、環状燃料通路101、燃料通路102、および吸入通路112をこの順で経由して加圧室121に吸入される。また、このとき、燃料通路102の燃料は、管路42を通じて容積室41へ流入可能である。そのため、容積室41の圧力は、燃料通路102の圧力と同等になる。
プランジャ13が下死点から上死点に向かって上昇するとき、加圧室121から燃料室16側へ排出される低圧の燃料の流れにより、弁部材35には加圧室121側の燃料から弁座34に着座する方向へ力が加わる。しかし、コイル71に通電していないとき、ニードル38は、スプリング22の荷重により弁部材35側へ付勢されている。そのため、弁部材35は、ニードル38によって弁座34側への移動が規制される。また、弁部材35の加圧室121側壁面は、ストッパ40によって覆われている。これにより、加圧室121から燃料室16側へ排出される燃料の流れによる動圧が、弁部材35に直接作用することを抑制している。そのため、燃料の流れにより弁部材35に加わる閉弁方向への力が緩和される。
弁部材35が閉弁することにより、燃料通路100を流通する燃料の流れが遮断される。これにより、加圧室121から燃料室16へ低圧の燃料を排出する調量行程は終了する。プランジャ13が上昇するとき、加圧室121と燃料室16との間を閉鎖することにより、加圧室121から燃料室16へ戻される低圧の燃料の量が調整される。その結果、加圧室121で加圧される燃料の量が決定される。
加圧室121と燃料室16との間が閉鎖された状態でプランジャ13がさらに上死点に向けて上昇すると、加圧室121の燃料の圧力は上昇する。加圧室121の燃料の圧力が所定の圧力以上になると、吐出弁部90のスプリング94の荷重と弁座95の下流側の燃料から逆止弁92が受ける力とに抗して、逆止弁92は弁座95から離座する。これにより、吐出弁部90が開弁し、加圧室121で加圧された燃料は吐出通路114を通り高圧ポンプ10から吐出される。高圧ポンプ10から吐出された燃料は、図示しないデリバリパイプに供給されて蓄圧され、インジェクタに供給される。
上記の(1)から(3)の行程を繰り返すことにより、高圧ポンプ10は吸入した燃料を加圧して吐出する。燃料の吐出量は、電磁駆動部70のコイル71への通電タイミングを制御することにより調節される。
図4は、点線の左側において、高圧ポンプ10が作動を開始し燃料室16に燃料が流入したとき、すなわち燃料室16の状態が「作動開始時状態」のときのダンパ部材203の状態を示している。一方、図4の点線の右側においては、高圧ポンプ10の作動中、燃料室16の燃料の圧力が変動しているとき、すなわち燃料室16の状態が「作動中状態」のときのダンパ部材203の状態を示している。図4から、本実施形態では、燃料室16の状態が「作動開始時状態」および「作動中状態」のいずれの状態であっても、第1凹部211および第2凹部221の中央部は、第1規制部232および第2規制部242から離間した状態であることがわかる。
図6(A)は、比較例のダンパ装置における中心Oと仮想平面Sとの距離を示したものである。図6(B)は、比較例のダンパ装置において中心Oと仮想平面Sとの距離が図6(A)に示すように変動するときの、ダンパ部材に生じる応力の変動について示したものである。図6(A)に示すように、比較例のダンパ装置では、燃料室16の状態が「非作動状態」のとき(t0)の中心Oと仮想平面Sとの距離はd+Δdである。そのため、燃料室16の状態が「非作動状態」(t0)から「作動開始時状態」(t1)に移行するときの中心Oの変位の幅は大きく、このときダンパ部材に生じる応力の変動幅(応力振幅)も大きなものとなる(図6(B)参照)。
本発明の第2実施形態による高圧ポンプの一部を図7に示す。第2実施形態では、第1カバー部材および第2カバー部材の形状が、第1実施形態と異なる。
第2実施形態では、第1カバー部材330は、例えば、ステンレス等の所定の剛性を有する金属をプレスまたは曲げ加工することにより形成されている。第1カバー部材330は、略円環状の第1外縁部331、および第1外縁部331から径内側へ延びて形成される第1規制部332を有している。本実施形態では、第1規制部332は、第1外縁部331から径内側へ延びて第1ダイアフラム210の第1凹部211を覆う形状に形成されている。すなわち、第1規制部332は、第1凹部211の形状に対応し、皿状に形成されている。第1規制部332は、第1外縁部331の内縁から第1外縁部331の一方の側へ筒状に立ち上がって形成される支持部334と、支持部334の反第1外縁部331側端部から径内方向へ向かって第1外縁部331と略平行に平面状に延びる当接部335とからなる。また、第1規制部332は、第1凹部211側と反第1凹部211側とを連通する大穴部336、および複数の小穴部337、長穴部338を有する。これにより、第1カバー部材330の反ダンパ部材203側の燃料は、大穴部336、小穴部337および長穴部338を経由してダンパ部材203側へ流通可能である。
第2実施形態の第2カバー部材は、第1カバー部材330と同一の形状のため、説明を省略する。
本発明の第3実施形態による高圧ポンプの一部を図8に示す。第3実施形態では、第1支持部材および第2支持部材の形状等が、第1実施形態と異なる。
図8(A)に示すように、第1支持部材350は、筒部351、上面部352および小径筒部353からなる。筒部351は、略円筒状に形成されている。上面部352は、筒部351の一方の端部から筒部351の径内側へ向かって延び、略円環状に形成されている。小径筒部353は、上面部352の内縁部から筒部351とは反対側へ向かって延び、略円筒状に形成されている。このように、第1支持部材350は、略筒状に形成されている。
対向する2つの抱持部356の内側の寸法は、ダンパ部材203の外径よりも大きく設定されている。また、対向する2つのクリップ爪部357の内側の寸法は、対向する第2係合部364の外側の寸法よりもわずかに小さく設定されている。そのため、第1係合部354と第2係合部364とが係合した状態では、クリップ爪部357は、第2係合部364に係止されている。
この組み付け工程は、ダンパ部材製造工程の後に行われる。この工程では、まず、第2支持部材360を下に置き、その上にダンパ部材203を載せる。続いて、第1係合部354と第2係合部364との位置を合わせ、第1支持部材350をダンパ部材203の上に載せる。これにより、クリップ爪部357が第2係合部364に接触する。
以上により、第1形成体500、第2形成体600およびダンパ部材203の組み付けが完了し、第1形成体500、第2形成体600およびダンパ部材203をサブアッセンブリ状態にすることができる。
図10に示すように、ダンパハウジング201の底部には、略円環状の段差部206が形成されている。段差部206の径は、第2支持部材360の筒部361の外径と概ね同じに設定されている。そのため、筒部361を段差部206の位置に合わせ、サブアッセンブリ状態の第1形成体500、第2形成体600およびダンパ部材203をダンパハウジング201内へ設置すると、筒部361は段差部206に嵌合する。これにより、第2支持部材360は、位置決めされ、設置後の径方向の移動が規制される。また、このとき、第2支持部材360の底面部362は、ダンパハウジング201の底部に接している。
本発明の第4実施形態による高圧ポンプの一部を図11に示す。
図11に示すように、第4実施形態では、第1支持部材350は、第3実施形態で示した第1係合部354(図8(A)参照)を有していない。また、第2支持部材360は、第3実施形態で示した第2係合部364(図8(A)参照)を有していない。第4実施形態は、第1係合部(354)および第2係合部(364)を有していない点以外、第3実施形態と同様の構成である。
本発明の第5実施形態による高圧ポンプの一部を図12に示す。
図12に示すように、第5実施形態では、第1支持部材350と第1カバー部材230とは別体に形成されている。また、第2支持部材360と第2カバー部材240とは別体に形成されている。それ以外の点は、第3実施形態と同様の構成である。
本発明の第6実施形態による高圧ポンプの一部を図13に示す。
図13に示すように、第6実施形態では、第1支持部材350と第1カバー部材230とは別体に形成されている。また、第2支持部材360と第2カバー部材240とは別体に形成されている。
対向する2つの抱持部238の内側の寸法は、ダンパ部材203の外径よりも大きく設定されている。また、対向する2つのクリップ爪部239の内側の寸法は、対向する第2係合部246の外側の寸法よりもわずかに小さく設定されている。そのため、第1係合部236と第2係合部246とが係合した状態では、クリップ爪部239は、第2係合部246に係止されている。
この組み付け工程は、ダンパ部材製造工程の後に行われる。この工程では、まず、第2カバー部材240を下に置き、その上にダンパ部材203を載せる。続いて、第1係合部236と第2係合部246との位置を合わせ、第1カバー部材230をダンパ部材203の上に載せる。これにより、クリップ爪部239が第2係合部246に接触する。
以上により、第1カバー部材230、第2カバー部材240およびダンパ部材203の組み付けが完了し、第1カバー部材230、第2カバー部材240およびダンパ部材203をサブアッセンブリ状態にすることができる。
本発明の第7実施形態による高圧ポンプの一部を図14に示す。第7実施形態では、第1カバー部材および第2カバー部材の形状が第3実施形態と異なる。
図14に示すように、第7実施形態では、第1カバー部材(330)および第2カバー部材340は、それぞれ、第2実施形態で示した第1カバー部材330(図7参照)と同じ形状である。第7実施形態は、第1カバー部材(330)および第2カバー部材340の形状以外の点は、第3実施形態と同様の構成である。
上述の第3、5、6、7実施形態では、第1係合部および第2係合部を4つずつ形成する例を示した。これに対し、本発明の他の実施形態では、第1係合部および第2係合部は、それぞれ複数であれば4つに限らずいくつ形成してもよい。また、複数の第1係合部(第2係合部)は、ダンパ部材の周方向において、等間隔に限らず不等間隔で形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、第1ダイアフラムおよび第2ダイアフラムの円板部は、同心円状のひだを形成することにより、断面が波形の形状となるように形成されていてもよい。また、第1ダイアフラムの第1凹部および第2ダイアフラムの第2凹部は、皿状に限らず、例えば円錐状に形成されていてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、ダンパ部材のダンパ室に封入する気体の圧力は、大気圧以上であれば任意の圧力に設定できる。また、ダンパ室に封入する気体としては、ヘリウムガスまたはアルゴンガスに限らず、任意の種類の気体を選択してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
Claims (13)
- 一端に開口を有するダンパハウジングと、
前記開口を塞ぎ、前記ダンパハウジングとともに流体が流通可能な流体室を構成する蓋部材と、
前記流体室に設けられ、弾性変形可能な第1ダイアフラムおよび第2ダイアフラムからなり、前記第1ダイアフラムの第1周縁部と前記第2ダイアフラムの第2周縁部とを接合し、前記第1ダイアフラムの第1凹部と前記第2ダイアフラムの第2凹部との間に密閉されたダンパ室を形成するダンパ部材と、
前記第1ダイアフラムの反第2ダイアフラム側に設けられ、前記第1周縁部に当接する第1外縁部、および前記第1外縁部から径内側へ延びて形成される第1規制部を有する第1カバー部材と、
前記第2ダイアフラムの反第1ダイアフラム側に設けられ、前記第2周縁部に当接する第2外縁部、および前記第2外縁部から径内側へ延びて形成される第2規制部を有する第2カバー部材と、
前記第1カバー部材と前記蓋部材との間に設けられ、前記第1外縁部を前記第1周縁部側へ押圧する略筒状の第1支持部材と、
前記第2カバー部材と前記ダンパハウジングとの間に設けられ、前記第2外縁部を前記第2周縁部側へ押圧することで前記第1支持部材との間に前記第1外縁部、前記第1周縁部、前記第2周縁部および前記第2外縁部を挟持する略筒状の第2支持部材と、
を備え、
前記ダンパ部材の前記ダンパ室には、大気圧以上の所定の圧力の気体が封入されており、
前記第1規制部および前記第2規制部は、前記流体室の圧力が前記所定の圧力以下のとき、前記第1規制部が前記第1凹部に当接し、前記第2規制部が前記第2凹部に当接することで前記ダンパ部材の膨らみを規制するように形成されていることを特徴とするダンパ装置。 - 前記ダンパ部材の前記ダンパ室には、前記流体室の圧力が所定の範囲で変動するときの前記所定の範囲の下限値よりも低い、前記所定の圧力の気体が封入されており、
前記第1規制部および前記第2規制部は、前記流体室の圧力が前記所定の範囲で変動するとき、前記第1凹部および前記第2凹部の中央部からは離間した状態を保持するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。 - 前記第1規制部は、前記第1外縁部から径内側へ延びる複数の腕部からなることを特徴とする請求項1または2に記載のダンパ装置。
- 前記第2規制部は、前記第2外縁部から径内側へ延びる複数の腕部からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のダンパ装置。
- 前記第1規制部は、前記第1外縁部から径内側へ延びて前記第1凹部を覆う形状に形成され、前記第1凹部側と反第1凹部側とを連通する複数の穴部を有することを特徴とする請求項1、2または4に記載のダンパ装置。
- 前記第2規制部は、前記第2外縁部から径内側へ延びて前記第2凹部を覆う形状に形成され、前記第2凹部側と反第2凹部側とを連通する複数の穴部を有することを特徴とする請求項1、2、3または5に記載のダンパ装置。
- 前記第1カバー部材と前記第1支持部材とは、前記第1カバー部材の前記第1外縁部と前記第1支持部材の前記第1カバー部材側端部とが接合した状態で一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のダンパ装置。
- 前記第2カバー部材と前記第2支持部材とは、前記第2カバー部材の前記第2外縁部と前記第2支持部材の前記第2カバー部材側端部とが接合した状態で一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のダンパ装置。
- 前記第1支持部材は、径外側へ突出する第1係合部を複数有し、
前記第2支持部材は、前記第1係合部に対応する位置に、径外側へ突出する第2係合部を有し、
前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、対応する前記第1係合部と前記第2係合部とが係合することにより、前記第1カバー部材および前記第2カバー部材を介して前記ダンパ部材を保持することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のダンパ装置。 - 前記第1カバー部材は、径外側へ突出する第1係合部を複数有し、
前記第2カバー部材は、前記第1係合部に対応する位置に、径外側へ突出する第2係合部を有し、
前記第1カバー部材と前記第2カバー部材とは、対応する前記第1係合部と前記第2係合部とが係合することにより、間に前記ダンパ部材を保持することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のダンパ装置。 - 前記第1規制部および前記第2規制部は、前記ダンパ部材側がフッ素樹脂によりコーティングされていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のダンパ装置。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載のダンパ装置と、
前記流体室に連通する加圧室を有するハウジングと、
前記ハウジングに往復移動可能に支持され、往復移動することにより前記加圧室内の流体を加圧するプランジャと、
を備える高圧ポンプ。 - 請求項12に記載の高圧ポンプの製造方法であって、
前記ダンパ部材の前記ダンパ室に、大気圧以上、かつ、前記高圧ポンプ作動時に前記流体室の圧力が所定の範囲で変動するときの前記所定の範囲の下限値よりも低い、所定の圧力の気体を封入する工程を含むことを特徴とする高圧ポンプの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009256383A JP4678065B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-11-09 | ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法 |
US12/712,517 US8317501B2 (en) | 2009-02-25 | 2010-02-25 | Damper device, high pressure pump having the same and manufacturing method of the same |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009042247 | 2009-02-25 | ||
JP2009256383A JP4678065B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-11-09 | ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010223214A JP2010223214A (ja) | 2010-10-07 |
JP4678065B2 true JP4678065B2 (ja) | 2011-04-27 |
Family
ID=42631121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009256383A Active JP4678065B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-11-09 | ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8317501B2 (ja) |
JP (1) | JP4678065B2 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4353288B2 (ja) * | 2007-08-08 | 2009-10-28 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料ポンプ |
US8727752B2 (en) * | 2010-10-06 | 2014-05-20 | Stanadyne Corporation | Three element diaphragm damper for fuel pump |
JP5445441B2 (ja) * | 2010-12-23 | 2014-03-19 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
JP5195893B2 (ja) * | 2010-12-24 | 2013-05-15 | トヨタ自動車株式会社 | 高圧ポンプ |
JP5352646B2 (ja) * | 2011-01-27 | 2013-11-27 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 高圧ポンプ |
JP2012184757A (ja) * | 2011-03-08 | 2012-09-27 | Denso Corp | ダンパ装置およびこれを備えた高圧ポンプ |
JP5644615B2 (ja) * | 2011-03-22 | 2014-12-24 | 株式会社デンソー | パルセーションダンパおよびこれを備えた高圧ポンプ |
JP5673284B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-02-18 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
JP2013060945A (ja) * | 2011-08-23 | 2013-04-04 | Denso Corp | 高圧ポンプ |
JP5664604B2 (ja) * | 2011-08-23 | 2015-02-04 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
JP5821769B2 (ja) | 2012-04-24 | 2015-11-24 | 株式会社デンソー | ダンパ装置 |
DE102013212565A1 (de) * | 2013-06-28 | 2014-12-31 | Robert Bosch Gmbh | Kraftstoffhochdruckpumpe |
JP5979092B2 (ja) * | 2013-07-23 | 2016-08-24 | トヨタ自動車株式会社 | パルセーションダンパおよび高圧燃料ポンプ |
JP2015017619A (ja) * | 2014-10-27 | 2015-01-29 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
JP6527689B2 (ja) * | 2014-12-12 | 2019-06-05 | 株式会社不二工機 | ダイヤフラム及びそれを用いたパルセーションダンパ |
KR20160121010A (ko) * | 2015-04-09 | 2016-10-19 | 주식회사 현대케피코 | 연료의 맥동을 저감시키는 고압 연료펌프의 댐퍼구조체 |
GB201508608D0 (en) * | 2015-05-20 | 2015-07-01 | Delphi Int Operations Lux Srl | Fuel pump apparatus |
EP3330565B1 (en) * | 2015-07-31 | 2021-07-14 | Eagle Industry Co., Ltd. | Diaphragm damper device, holding member therefor, and production method for diaphragm damper device |
JP6434871B2 (ja) * | 2015-07-31 | 2018-12-05 | トヨタ自動車株式会社 | ダンパ装置 |
DE102015214812B4 (de) * | 2015-08-04 | 2020-01-23 | Continental Automotive Gmbh | Kraftstoffhochdruckpumpe |
DE102016200125B4 (de) * | 2016-01-08 | 2018-05-30 | Continental Automotive Gmbh | Kraftstoffhochdruckpumpe |
CN109715932B (zh) * | 2016-09-26 | 2021-03-30 | 伊格尔工业股份有限公司 | 金属膜片减振器 |
JP6769324B2 (ja) * | 2017-02-08 | 2020-10-14 | 株式会社デンソー | 高圧ポンプ |
DE102017213891B3 (de) * | 2017-08-09 | 2019-02-14 | Continental Automotive Gmbh | Kraftstoffhochdruckpumpe für ein Kraftstoffeinspritzsystem |
JP7146801B2 (ja) | 2017-11-24 | 2022-10-04 | イーグル工業株式会社 | メタルダイアフラムダンパ |
WO2019193836A1 (ja) * | 2018-04-06 | 2019-10-10 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 高圧燃料供給ポンプ |
CN111989479B (zh) | 2018-05-18 | 2022-07-26 | 伊格尔工业股份有限公司 | 减震器装置 |
US11242832B2 (en) | 2018-05-18 | 2022-02-08 | Eagle Industry Co., Ltd. | Structure for attaching metal diaphragm damper |
WO2019221261A1 (ja) | 2018-05-18 | 2019-11-21 | イーグル工業株式会社 | ダンパユニット |
JP7074563B2 (ja) * | 2018-05-18 | 2022-05-24 | イーグル工業株式会社 | ダンパ装置 |
WO2019225627A1 (ja) | 2018-05-25 | 2019-11-28 | イーグル工業株式会社 | ダンパ装置 |
KR102086703B1 (ko) * | 2018-07-25 | 2020-03-09 | (주)모토닉 | 연료레일 내의 맥동 저감을 위한 댐핑기구 |
JP7041956B2 (ja) * | 2018-09-20 | 2022-03-25 | 株式会社不二工機 | パルセーションダンパー |
JP7126696B2 (ja) * | 2018-09-20 | 2022-08-29 | 株式会社不二工機 | パルセーションダンパー |
KR102108164B1 (ko) * | 2018-12-26 | 2020-05-07 | 주식회사 현대케피코 | 고압펌프 |
US20220268265A1 (en) * | 2021-02-23 | 2022-08-25 | Delphi Technologies Ip Limited | Fuel pump and damper cup thereof |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004138071A (ja) * | 2002-10-19 | 2004-05-13 | Robert Bosch Gmbh | 流体システム内の圧力脈動を減衰するための装置 |
JP2005042554A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Hitachi Ltd | ダンパ機構及び高圧燃料供給ポンプ |
JP2008286144A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Hitachi Ltd | 液体脈動ダンパ機構、および液体脈動ダンパ機構を備えた高圧燃料供給ポンプ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2501773A (en) * | 1946-05-14 | 1950-03-28 | Lou Son Dev Co | Surge damper for hydraulic systems |
US4278406A (en) * | 1979-11-07 | 1981-07-14 | R. W. Beckett Corporation | Electromagnetic pump |
JP3823060B2 (ja) * | 2002-03-04 | 2006-09-20 | 株式会社日立製作所 | 高圧燃料供給ポンプ |
JP4415884B2 (ja) * | 2005-03-11 | 2010-02-17 | 株式会社日立製作所 | 電磁駆動機構,電磁弁機構及び電磁駆動機構によって操作される吸入弁を備えた高圧燃料供給ポンプ,電磁弁機構を備えた高圧燃料供給ポンプ |
-
2009
- 2009-11-09 JP JP2009256383A patent/JP4678065B2/ja active Active
-
2010
- 2010-02-25 US US12/712,517 patent/US8317501B2/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004138071A (ja) * | 2002-10-19 | 2004-05-13 | Robert Bosch Gmbh | 流体システム内の圧力脈動を減衰するための装置 |
JP2005042554A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Hitachi Ltd | ダンパ機構及び高圧燃料供給ポンプ |
JP2008286144A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Hitachi Ltd | 液体脈動ダンパ機構、および液体脈動ダンパ機構を備えた高圧燃料供給ポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010223214A (ja) | 2010-10-07 |
US20100215529A1 (en) | 2010-08-26 |
US8317501B2 (en) | 2012-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4678065B2 (ja) | ダンパ装置、それを用いた高圧ポンプおよびその製造方法 | |
JP4726262B2 (ja) | ダンパ装置及びそれを用いた高圧ポンプ | |
US8430655B2 (en) | High-pressure pump | |
JP5644615B2 (ja) | パルセーションダンパおよびこれを備えた高圧ポンプ | |
JP5195893B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
US20160169173A1 (en) | Pulsation damper and high-pressure fuel pump | |
JP5664604B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP5892397B2 (ja) | パルセーションダンパ | |
JP5472395B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP2012031840A (ja) | リリーフ弁及びこれを用いた高圧ポンプ | |
JP5861900B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP5316956B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
JP2012132400A (ja) | 高圧ポンプ | |
JP2010185410A (ja) | ダンパ装置及びこれを用いた高圧ポンプ | |
US20220082072A1 (en) | Metal Diaphragm Metal Damper and Fuel Pump Provided With Same | |
JP2011220192A (ja) | パルセーションダンパ、これを用いた脈動低減装置及び高圧ポンプ | |
JP2015078701A (ja) | 高圧ポンプ | |
JP2020172901A (ja) | 高圧燃料供給ポンプ及び吸入弁機構 | |
JP5481406B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
US20220268265A1 (en) | Fuel pump and damper cup thereof | |
JP6520650B2 (ja) | 高圧ポンプ | |
WO2019193836A1 (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
JP2013050076A (ja) | 高圧ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110117 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4678065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |