JP3175930U - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】透過X線画像を用いずに、袋のシール領域を特定して、そこのシール不良を検査
することができる新たなX線検査装置を提供することを課題とする。
【解決手段】連包品にX線を照射する位置の上流側に設置されて連包品のシール部分を検
出する検出手段と、その検出手段からの検出信号に基づいて、検出されたシール部分がX
線の照射位置を通過する時間帯を算出する算出手段と、算出された時間帯の透過X線画像
に基づいて連包品のシール不良を判別する判別手段とを設ける。
【選択図】図4

Description

本考案は、包装された被検査物にX線を照射して、被検査物のシール部分における内容物
の噛み込みを検査するX線検査装置に関する。
工場で生産される即席麺等の加工食品には、粉末スープや薬味等が充填された小袋が同
封されることがある。この小袋は、加工食品に同封されるまでは、複数の小袋が一定ピッ
チで連続的に繋がった連包状態とされる。
この連包状態の小袋(以下、これを連包品という。)を製造するときは、袋の内容量に
過不足があってはならないので、下記特許文献1に開示されたX線検査装置では、連包品
にX線を照射して得られた透過X線画像から内容物の収納領域を特定し、その収納領域の
重量値を推定することにより、空袋や内容量の過不足を検出している。
また、個々の袋のシール不良を検査するものとしては、下記特許文献2〜4に記載のも
のがある。特許文献2に記載のX線検査装置では、透過X線画像から抽出した袋の外形に
基づいて袋のシール領域を特定し、そのシール領域の濃淡レベルから内容物の噛み込みを
判別している。また、特許文献3に記載のX線検査装置では、袋のサイズとシール幅を予
め設定しておき、その設定値と透過X線画像とに基づいてシール部分への内容物の噛み込
みを判定している。さらに、特許文献4に記載のX線検査装置では、袋の外縁から内容物
のエッジまでの長さを透過X線画像に基づいて算出し、その算出された長さに基づいて
シール部分への内容物の噛み込みを判定している。
WO2009/041393号公報 特許第3943099号公報 特許第3860154号公報 特開2010−286424号公報
ところが、これらの特許文献1〜4に開示された発明では、何れも透過X線画像から袋
の輪郭を特定することによってシール領域を特定しているが、個々の袋の輪郭や境界が不
鮮明な連包品については、透過X線画像からは、シール領域を特定することができないと
いう問題がある。また、特許文献1に開示された発明のように、透過X線画像から内容物
の収納領域を特定し、その収納領域から、それと隣接するシール領域を特定することも考
えられるが、連包品では、個々の袋の内容物が偏在したり、散在したりするので、内容物
の収納領域からシール領域を特定することも困難である。そのため、これらの特許文献1
〜4に記載された発明を用いたのでは、連包品のシール不良を検査できないという問題が
あった。
本考案は、こうした問題を解決するために、透過X線画像を用いずに袋のシール領域を
特定して、そこのシール不良を検査することができる新たなX線検査装置を提供すること
を課題とする。
上記課題を解決するために、本考案に係るX線検査装置は、シールされた袋が一定ピッ
チで連続的に連なった連包品をその長手方向に一定速度で搬送しながら連包品にX線を照
射して連包品のシール部分を検査するX線検査装置であって、前記連包品にX線を照射す
る位置の上流側に設置されて連包品のシール部分を検出する検出手段と、その検出手段か
らの検出信号に基づいて、検出されたシール部分がX線の照射位置を通過する時間帯を算
出する算出手段と、算出された時間帯の透過X線画像に基づいて連包品のシール不良を判
別する判別手段とを備えたことを特徴とする。
ここで使用される袋の形態としては、三方シール、四方シール、ピロー包装等、何れの
タイプの袋であっても構わないが、三方シール、四方シール等の搬送方向に沿う縦シール
部分は、透過X線画像では、連包品の側縁として映し出されるから、その縦シール部分の
シール不良については、透過X線画像に基づいて検査することができる。これに対し、搬
送方向と直交する方向の横シール部分は、内容物が偏在したり、散在したりすると、透過
X線画像からは、特定することができない。そこで、前記検出手段で検出するシール部分
としては、連包品の搬送方向と直交する方向に施された横シール部分である。
そして、図1に示すように、横シール部分Sが検出される検出位置とX線照射位置との
距離L1は、一定であり、袋Bの搬送速度も既知であり、かつ一定であるから、それらの
設定条件から、横シール部分Sが図1の検出位置に到達してから何秒後にX線照射位置に
到達するかが算出できる。また、横シール部分SがX線照射位置を通過するときの所要時
間は、横シール部分Sが検出位置を通過するときの所要時間を前記検出手段で検出するこ
とにより求めることができる。あるいは、事前に設定された横シール部分Sの搬送方向に
沿う幅Wを連包品の搬送速度で割ることにより求めることができる。
そこで、一定速度で搬送される連包品の横シール部分Sが前記検出手段で検出された時
点から計時を開始し、その横シール部分SがX線照射位置へ到達すると、その時点から横
シール部分SのX線透過画像の読み込みを開始する。そして、前記所要時間が経過して、
横シール部分SがX線照射位置を通過し終わると、その間に読み込んだ透過X線画像に基
づいて、横シール部分Sのシール不良を検査する。したがって、袋と袋の境界が不鮮明な
連包品であっても、また、内容物の偏在や散在によって内容物の収納領域が特定できなく
ても、確実に横シール部分Sの透過X線画像を取得することができる。
前記検出手段としては、袋のタイプや仕様に応じて、種々の形式のものを採用すること
ができる。例えば、図2に示すように、個々の袋Bに1袋分の送りピッチを表すアイマー
クMが印刷されて、反射光でもってそれが検出できる場合は、投光器と受光器とからなる
後述のアイマークセンサでもって各袋のアイマークMを検出する。この場合には、アイ
マークMから横シール部分Sまでの距離Dと、横シール部分Sの幅Wとを事前に設定して
おく。そして、アイマークMが検出された時点では、横シール部分Sは、それより距離D
だけ後方に位置するから、その横シール部分SがX線照射位置に到達する時刻は、L2+
Dを搬送速度で割ることによって求めることができる。
また、アイマークMが印刷されていない場合は、例えば、超音波発信器と超音波受信器
との間に連包品を走行させ、その連包品を通過してきた超音波の強弱に基づいて、横シー
ル部分を検出する。図3は、連包品を通過してきた超音波の強弱の様子を示したものであ
る。この図から判るように、超音波を袋に照射すると、袋の横シール部分Sと内容物が収
納された部分Pとでは、超音波の減衰率が大きく異なる。この現象を利用して、各袋を通
過してきた超音波の強弱から横シール部分を検出する。この場合、発信器から袋に向けて
照射された超音波が再び発信器に戻らないようにするため、連包品の横シール部分に対し
て、斜めから超音波を照射する。そうすれば、反射波の影響を受けずに高精度な検出がで
きる。また、超音波センサで横シール部分を検出する場合は、図3に示すように、内容物
の収納領域Pから横シール部分Sへの遷移と、横シール部分Sから内容物の収納領域Pへ
の遷移は、超音波の強弱から判別できるので、前述のような横シール部分Sの幅Wを設定
しておかなくても、超音波センサからの信号レベルの強弱により、横シール部分Sが超音
波センサの検出位置に到達した時点と、その検出位置を通過する時点とを検出することが
できる。したがって、この到達時点と通過時点とから、横シール部分SがX線照射位置を
通過するときの所要時間と時間帯とを求めることができる。
本考案に係るX線検査装置によれば、連包品のシール部分を検出する検出手段からの信
号に基づいて、検出されたシール部分がX線照射位置を通過する時間帯を算出し、算出し
た時間帯に読み込んだX線透過画像に基づいて、そのシール部分の良否を判定するので、
検査対象物が連包品であっても、各袋のシール部分の良否を判定することができる。
検出手段による検出位置とX線照射位置との関係図 袋にアイマークが付されている場合の検出位置とX線照射位置との関係図 連包品に超音波を照射したときの超音波透過量を示す図 本考案の一実施形態に係るX線検査装置の正面図 本考案の一実施形態に係る主要部の配置構成を示す斜視図 本考案の一実施形態に係るX線検査装置の制御ブロック図 HDDに格納されているパラメータの一例を示す表 X線検査装置の動作の一例を示すフローチャート 他の実施形態に係る説明図
以下、本考案の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図4は、本考案の一実施形態に係るX線検査装置1の正面図を示す。この図4において
、X線検査装置1の上流側には、連包品2を製造する図示しない包装機が設置され、その
包装機から排出されてくる連包品2は、プールボックス3と搬送ユニット4とを介してX
線検査装置1の検査室5内に導入される。検査室5内に導入された連包品2は、そこで
シール不良の検査や異物検査が行なわれ、検査の終了した連包品2は、下流側のガイド
ローラ6を介して図示しない折り畳み箱詰装置や巻取り装置に搬送される。
前記プールボックス3は、下流側のX線検査装置1と上流側の包装機との動作タイミン
グのずれを調整するためのもので、例えば、X線検査装置1が一時的に停止しても、その
間に包装機から排出される連包品2をこのプールボックス3内に蓄える。また、包装機が
一時的に停止した場合には、プールボックス3内に蓄えられた連包品2がX線検査装置1
内に送り込まれる。
前記搬送ユニット4は、上下一対のピンチローラ41、42と、その下流側と上流側に
それぞれ2個配置されたガイドローラ43と、前記ピンチローラ41、42を回転させる
モータ44(図6参照)とを備えている。そして、前記モータ44には、回転数を検出す
るエンコーダ45(図6参照)が取り付けられ、そのエンコーダ45からの回転数に基づ
いて上下のピンチローラ41、42が所定の回転数に制御される。これにより、ピンチ
ローラ41、42間に挟み込まれた連包品2が、一定速度でプールボックス3から引き出
されてX線検査装置1へ送り込まれる。
図5は、X線検査装置1の主要部の構成を示したものである。この図4、5において、
X線検査装置1は、検査室5の入口51と出口52との間に掛け渡されたベルトコンベア
7と、入口51側と出口52側に配置される図示しないX線遮蔽カーテンと、ベルトコン
ベア7の上方に設置されて、検査室5内にX線を照射するX線照射手段8と、ベルトコン
ベア7の上下のベルト間に配置されて、連包品2を透過したX線を捉えて電気信号として
出力するラインセンサ9とを備える。このラインセンサ9の設置位置が、X線照射位置と
なる。そして、これらの主要部は、図4に示す筐体10内に収納され、その筐体10は、
4本の支持脚11で支持される。また、筐体10の前面上部には、タッチパネル12が設
けられ、その下部には、主電源スイッチ13が設けられている。
ベルトコンベア7の入口51側には、連包品2のシール部分Sを検出する超音波発信器
21と超音波受信器22とからなる超音波センサ20(図6参照)が配置されている。こ
の超音波発信器21と超音波受信器22とは、連包品2を挟んで上下に対向配置されるが
、この実施形態では、超音波発信器21を連包品2の斜め上方に配置し、超音波受信器2
2を連包品2の下方に配置して、超音波発信器21から発射された超音波が、連包品2の
中央部分を斜め上方から下方に横切って超音波受信器22で受信されるようになっている
。また、場合によっては、この超音波センサ20を隣接するガイドローラ43の間に配置
しても良い。
また、この実施形態では、図2のアイマークMを検出する投光器31と受光器32とか
らなるアイマークセンサ30(図6参照)がベルトコンベア7の上方に配置される。連包
品2に印刷されるアイマークMは、ときには、搬送中の連包品2の裏面に来ることがある
。その場合には、ベルトコンベア7の入口51の下方に、あるいは、隣接するガイドロー
ラ43の間に配置する。
このように、シール部分を検出する検出手段として、超音波センサ20とアイマークセ
ンサ30とを設けたのは、連包品2の形態に応じてこれらを選択的に使い分けるためであ
る。また、超音波センサ20では、超音波が連包品2に照射される位置が検出位置となり
、アイマークセンサ30では、光がアイマークMに当る位置が検出位置となる。
図5のベルトコンベア7は、入口51側のローラ71と、出口52側のローラ72と、
ラインセンサ9の斜め下方に配置されたテンションローラ73と、それと近接して設けら
れた駆動ローラ74と、このテンションローラ73と駆動ローラ74との間をS字状に蛇
行した後、前後のローラ71、72間に掛け渡されるエンドレス状のベルト70と、駆動
ローラ74を回転させるコンベアモータ75(図6参照)とを備えている。そして、コン
ベアモータ75には、回転数を検出するエンコーダ76(図6参照)が取り付けられ、そ
のエンコーダ76からの回転数に基づいて、前記ベルト75が入口51側から出口52側
へ矢印方向に一定速度で周回するようになっている。
図6は、前記X線検査装置1の制御ブロック図を示したものである。この図において、
装置全体を制御するコンピュータ60は、CPU61、ROM62、RAM63、HDD
64を搭載している。CPU61は、ROM62やHDD64に格納された各種プログラ
ムを実行する。HDD64には、後述する検査プログラムとシール部分の検出プログラム
とが格納され、また、タッチパネル12から入力された後述のパラメータが格納されてい
る。また、初期値として、超音波センサ20やアイマークセンサ30の検出位置からX線
照射位置までの連包品2の走行距離L1、L2が格納され、検査結果もHDD64に保存
蓄積されるようになっている。そして、CPU61とこれらの記憶手段62〜64は、ア
ドレスバスやデータバスを介して相互に接続される。
前記コンピュータ60は、X線照射手段8、ラインセンサ9、タッチパネル12、超音
波センサ20、アイマークセンサ30、ピンチローラモータ44、エンコーダ45、ベル
トコンベアモータ75、エンコーダ76と接続されている。
コンピュータ60のHDD64には、ラインセンサ9で検出された信号を2次元の透過
X線画像に展開する画像生成モジュールと、その透過X線画像に基づいて横シール部分の
シール不良を検査する横シール検査モジュールと、縦シール部分のシール不良を検査する
縦シール検査モジュールと、内容物が収納された領域の異物検査を行なう異物検査モジ
ュールとが検査プログラムとして格納されている。そして、前記CPU61がこれらの検
査プログラムをHDD64から読み出して実行することにより、検出位置を通過した横
シール部分SがX線の照射位置に到達してからそこを通過するまでの時間帯を算出する算
出手段65と、算出された時間帯に読み込まれた透過X線画像に基づいて連包品2の横
シールの良否を判別する判別手段66とが機能する。
図7は、HDD64に格納されたパラメータの一例を示したもので、これらのパラメー
タは、タッチパネル12を操作することにより設定される。この図7において、スープ類
では、アイマークセンサを使用し、調味料では、超音波センサを使用することを意味して
いる。
次に、X線検査装置1の動作を図8に示すフローチャートに基づいて説明する。なお、
説明の便宜上、図7に示す各パラメータは、タッチパネル12の操作によって既に登録さ
れているものとする。また、連包品2も搬送ユニット4から引き出されて下流側のガイド
ローラ6までセットされ、主電源スイッチ13も操作されて、スタンバイ状態になってい
るとする。この状態において、タッチパネル12を操作して連包品の呼出番号を入力する
と、その呼出番号に対応するパラメータが、HDD64から読み出されてセットされる
(ステップS1、S2)。次に、タッチパネル12に表示されたスタートキーを操作して
運転を開始すると(ステップS3)、コンピュータ61は、X線照射手段8を起動してX
線の照射を開始し、続いて、ラインセンサ9の出力信号を入力してRAM63のワーキン
グエリア内に記憶する。それを、画像生成モジュールを使って2次元の透過X線画像に展
開してタッチパネル12に表示する(ステップS4、S5)。
続いて、超音波センサ20、あるいは、アイマークセンサ30からの出力を監視し、超
音波センサ20によって横シール部分Sが検出され、あるいは、アイマークセンサ30に
よってアイマークMが検出されると、タイムアップしたタイマーを探す(ステップS6、
S7)。このタイマーは、検出対象となった袋BがX線照射位置に到達するまでの時間を
計測するもので、コンピュータ61内のソフトタイマーで構成される。したがって、例え
ば、図1に示すように、検出位置からX線照射位置までに4個の袋Bが介在する場合は、
このソフトタイマーは、各袋Bに対してそれぞれ設けられる。
そして、初回は、タイムアップしたタイマーがないから、検査対象となった先頭の袋B
に対してタイマーをスタートさせる(ステップS8)。こうして、後続の袋Bが検出され
る度に、タイマーを順次スタートしていくが、最初のタイマーがタイムアップした後は、
ステップS9において、タイムアップしたタイマーに対して再スタートをかける。
続いて、ステップS10において、タイムアップした時点からの透過X線画像をシール
領域として格納し、シール部分SがX線照射位置を通過すると(ステップS11)、それ
までに格納したシール領域の透過X線画像に基づいてシール不良の検査を実行する(ステ
ップS12)。そして、シール不良が見つかれば、該当する袋Bが下流側の所定位置に到
達した時点で連包品2の搬送を止める。そして、シール不良とされた袋を連包品2から切
除した後、分断された連包品2を再び接続して運転を再開する(ステップS13、S1
4)。
一方、検査対象となった先頭の袋BがX線照射位置に到達した後は、次のタイマーがタ
イムアップするまでは、シール領域以外の透過X線画像を、内容物の収納領域Pとして特
定し、その収納領域Pについて異物検査を実行していく(ステップS15)。そして、異
物が見つかれば、同様に連包品2の搬送を止めて該当する袋を連包品2から切除する。
図9は、連包品2の各袋Bのシール部分Sと内容物の収納領域Pとの境界をより鮮明に
するための一例を示したもので、傾斜方向に配列した複数の偏芯ローラ80上を、連包品
2を搬送することによって、各袋Bに振動を与え、これによって各袋Bの内容物bを収納
領域Pの下方に偏在させて、後続のシール部分Sとの境界をより鮮明に際立たせるように
したものである。このようにすれば、シール部分を検出する検出手段として、例えば、連
包品2と接触してシール部分Sの段差を検出するローラ等を使用することができるし、ま
た、透過X線画像においても、シール領域と内容物の収納領域Pとを明確に区分けするこ
ともできる。
1 X線検査装置
2 連包品
8 X線照射手段
9 ラインセンサ
20 超音波センサ(検出手段)
30 アイマークセンサ(検出手段)
65 算出手段
66 判別手段

Claims (1)

  1. シールされた袋が一定ピッチで連続的に連なった連包品をその長手方向に一定速度で搬
    送しながら連包品にX線を照射して連包品のシール部分を検査するX線検査装置であって
    、前記連包品にX線を照射する位置の上流側に設置されて連包品のシール部分を検出する
    検出手段と、その検出手段からの検出信号に基づいて、検出されたシール部分がX線の照
    射位置を通過する時間帯を算出する算出手段と、算出された時間帯の透過X線画像に基づ
    いて連包品のシール不良を判別する判別手段とを備えたことを特徴とするX線検査装置。
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